JP2001179956A - インクセット並びにこれを用いたインクジェット記録方法及び記録物 - Google Patents

インクセット並びにこれを用いたインクジェット記録方法及び記録物

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JP2001179956A
JP2001179956A JP37062399A JP37062399A JP2001179956A JP 2001179956 A JP2001179956 A JP 2001179956A JP 37062399 A JP37062399 A JP 37062399A JP 37062399 A JP37062399 A JP 37062399A JP 2001179956 A JP2001179956 A JP 2001179956A
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ink
ink composition
light
pigment
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Tsuyoshi Sano
強 佐野
Shuichi Kataoka
修一 片岡
Koichi Murayama
浩一 村山
Kiyohiko Takemoto
清彦 竹本
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクの浸透性及び定着性が良好で、ザ
ラツキのない高品質な画像を得ることのできるインクセ
ット並びにこれを用いたインクジェット記録方法及び記
録物を提供すること。 【解決手段】 相互に同一色であるが色の濃度の異なる
濃インク組成物及び淡インク組成物を含有するインクセ
ットであって、前記淡インク組成物の表面張力を、前記
濃インク組成物の表面張力よりも低いものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクセット及び
これを用いたインクジェット記録方法並びに記録物に関
し、詳しくは、インクの浸透性及び定着性が良好で、ザ
ラツキのない高品質な画像を得ることのできるインクセ
ット、及びこれを用いたインクジェット記録方法並びに
記録物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔させ、
紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法であ
る。この方法は、比較的安価な装置で高解像度、高品位
な画像を高速で印刷可能であるという特徴を有する。
【0003】近年、このようなインクジェット記録方法
により、複数のカラーインク組成物を用いてカラー画像
を形成することが行われている。一般に、カラー画像の
形成は、イエローインク組成物、マゼンタインク組成
物、及びシアンインク組成物の三色や、これにブラック
インク組成物を加えた四色、更に同一色でありながら色
の濃淡(着色剤の濃度)により彩色の種類を分類し、こ
れら濃淡インク組成物を含むインクセットによって行わ
れている。
【0004】しかし、このようなカラー画像の形成に用
いられる従来のインクセットは、濃淡インク組成物の表
面張力に関連したインクの濡れ性の影響により、インク
が記録媒体に浸透し難いため、インクの定着性が悪く、
記録媒体の表面にインクが盛り上がって散乱、乾燥した
状態である「ザラツキ」が生じてしまい、未だ充分な高
品質な画像が得られていないのが実状である。
【0005】従って、本発明の目的は、インクの浸透性
及び定着性が良好で、ザラツキのない高品質な画像を得
ることのできるインクセット及びこれを用いたインクジ
ェット記録方法及び記録物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、濃淡インク組成物を含有するインクセットで
あって、淡インク組成物の表面張力と濃インク組成物の
表面張力とが一定の関係にあるインクセットが、前記目
的を達成し得ることを知見した。
【0007】本発明は、前記知見に基づきなされたもの
で、相互に同一色であるが色の濃度の異なる濃インク組
成物及び淡インク組成物を含有するインクセットであっ
て、前記淡インク組成物の表面張力が、前記濃インク組
成物の表面張力よりも低いことを特徴とするインクセッ
トを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクセットにつ
いて詳細に説明する。
【0009】本発明のインクセットは、相互に同一色で
あるが色の濃度の異なる濃インク組成物及び淡インク組
成物を含有するものである。ここで「相互に同一色」と
いうのは、相互に同一の着色剤を使用し、これを分散さ
せるための分散剤との重量比の違いにより、インク組成
物中の着色剤の濃度が異なるインク組成物同士を同一色
に含ませる意味である。
【0010】そして、前記淡インク組成物の表面張力
(以下、表面張力Aという)は、前記濃インク組成物の
表面張力(以下、表面張力Bという)よりも低い。この
ように、表面張力Aが表面張力Bよりも低い濃淡インク
組成物を含む本発明のインクセットを用いると、インク
が記録媒体に浸透し易く、インクの定着性が良好で、ザ
ラツキのない高品質な画像が得られる。この理由は定か
ではないが、インクジェット記録ヘッドのノズルより吐
出されたインクが記録媒体に着弾した時に生ずるインク
と記録媒体との濡れ性の違いに起因すると推察される。
【0011】本発明のインクセットを用いると、図1に
示すように、記録媒体にインクセットが着弾した後、イ
ンクセットが記録媒体に浸透しながら定着していく。こ
れに対し、従来のインクを用いると、図2に示すよう
に、記録媒体にインクが着弾した後、インクが記録媒体
にあまり浸透せず、記録媒体の表面にインクが盛り上が
ってしまい、更には散乱する。
【0012】本発明のインクセットに含まれる濃淡イン
ク組成物に係る前記表面張力Aと前記表面張力Bとの差
(表面張力B−表面張力A)は、好ましくは0.1〜5
N・m−1であり、更に好ましくは0.2〜3N・m
−1である。
【0013】また、前記濃インク組成物の表面張力は、
20〜40N・m−1、特に25〜35N・m−1であ
ることが好ましく、前記淡インク組成物の表面張力は、
18〜35N・m−1、特に23〜34N・m−1であ
ることが好ましい。
【0014】前記濃淡インク組成物の表面張力は、例え
ば、後述する界面活性剤や浸透剤を適量含有させたり、
着色剤としての顔料に表面処理を施す等により適宜調整
することができ、前述の好ましい範囲内とすることがで
きる。
【0015】ここで、前記濃淡インク組成物の表面張力
は、例えば、Face自動表面張力計「CPVP−Z」
(協和界面科学株式会社製)により測定することができ
る。
【0016】前記濃淡インク組成物には、通常、着色剤
として顔料が含まれ、分散剤として樹脂が含まれる。
【0017】前記顔料としては、特に制限されるもので
はなく、所望の色を発色し得る無機顔料、有機顔料のい
ずれも使用することができる。本発明のインクセットに
おいては、前記濃インク組成物が、シアンインク組成物
及び/又はマゼンタインク組成物であり、前記淡インク
組成物が、ライトシアンインク組成物及び/又はライト
マゼンタインク組成物であることが好ましい。即ち、濃
淡インク組成物として、シアンインク組成物とライトシ
アンインク組成物との組合せを用いるか、マゼンタイン
ク組成物とライトマゼンタインク組成物との組合せを用
いるか、又はこれら両者を用いることが好ましい。従っ
て、顔料としては、これら各組成物の発色顔料であるシ
アン顔料及びマゼンタ顔料が好適に用いられる。
【0018】前記シアン顔料としては、C.I.ピグメ
ントブルー15:3、15:4及び60等が好ましく用
いられ、特にC.I.ピグメントブルー15:3が好ま
しい。また、前記マゼンタ顔料としては、C.I.ピグ
メントレッド122、202、209及びC.I.ピグ
メントバイオレッド19等が好ましく用いられ、特に
C.I.ピグメントレッド122が好ましい。これらの
シアン顔料及びマゼンタ顔料はそれぞれ一種単独で用い
てもよく、二種以上を混合して用いてもよい。
【0019】顔料の添加量は、前記濃インク組成物中に
は、好ましくは1.0〜5.0重量%、更に好ましくは
1.5〜4.5重量%であり、前記淡インク組成物中に
は、好ましくは0.1〜1.5重量%、更に好ましくは
0.2〜1.2重量%である。
【0020】本発明においては、これらの顔料は、前述
の分散剤としての樹脂または界面活性剤で水性媒体中に
分散させて得られた顔料分散液としてインクに添加する
ことができる。分散剤としての樹脂としては、顔料分散
液を調製するのに慣用されている樹脂、例えば高分子樹
脂を使用することができる。
【0021】前記高分子樹脂としては、(メタ)アクリ
ル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン系
樹脂、塩化ビニル系樹脂、(メタ)アクリル−スチレン
系樹脂、ブタジエン系樹脂、スチレン系樹脂、架橋(メ
タ)アクリル樹脂、架橋スチレン樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹
脂等が挙げられ、これらのうち、特に(メタ)アクリル
−スチレン系樹脂が好ましい。
【0022】前記(メタ)アクリル−スチレン系樹脂
は、更に、水溶性であることが好ましく、その分子量が
1,000〜15,000、特に3,000〜10,0
00であることが好ましく、その酸価が50〜200、
特に70〜150であることが好ましい。
【0023】樹脂の添加量は、前記濃インク組成物の場
合には、固形分換算で顔料100重量部に対して、好ま
しくは10〜100重量部、更に好ましくは20〜80
重量部であり、前記淡インク組成物場合には、固形分換
算で顔料100重量部に対して、好ましくは10〜10
0重量部、更に好ましくは20〜100重量部である。
【0024】また、前記界面活性剤としては、アセチレ
ングリコール類(オルフィンY、STG並びにサーフィ
ノール82、104、440、465及び485(何れ
もAir Products and Chemicals Inc.製)等が好ましく
用いられる。本発明においては、界面活性剤として、こ
のアセチレングリコール類を用いることで、濃淡各イン
ク組成物の表面張力を容易に制御することができ、本発
明の効果を向上させることができる。また、界面活性剤
として、アニオン性界面活性剤(例えば、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアン
モニウム塩等)、非イオン性界面活性剤(例えば、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシ
エチレンアルキルアミド等)を用いてもよい。これらは
単独又は二種以上を混合して用いることができる。
【0025】界面活性剤の添加量は、前記濃インク組成
物中、好ましくは0.01〜2.0重量部であり、更に
好ましくは0.1〜1.0重量部であり、また、前記淡
インク組成物中、好ましくは0.01〜3.5重量部で
あり、更に好ましくは0.1〜2.0重量部である。こ
のような範囲の量で界面活性剤を用いること、又は界面
活性剤の種類を選択することで、前記淡インク組成物の
表面張力を前記濃インク組成物の表面張力よりも低いも
のとすることが容易にでき、インクの浸透性及び定着性
が一層良好で、よりザラツキのない高品質な画像を得る
ことができる。このように、本発明においては、界面活
性剤によって、濃淡各インク組成物の表面張力を制御
し、インクの記録媒体への浸透性を選択的に制御し、画
質を向上させることができる。
【0026】前記水性媒体としては、水又は有機溶媒が
用いられる。
【0027】前記水性媒体として水を用いる場合、水
は、前記濃淡各インク組成物中に各成分の残量として添
加される。
【0028】前記水性媒体として有機溶媒を用いる場
合、該有機溶媒としては、低沸点有機溶剤及び高沸点有
機溶剤の何れも好ましく用いられる。前記低沸点有機溶
剤の好ましい例としては、メタノール、エタノール、n
−プロピルアルコール、iso-プロピルアルコール、n−
ブタノール、sec-ブタノール、tert-ブタノール、iso-
ブタノール、n−ペンタノール等が挙げられる。特に一
価アルコールが好ましい。これらの低沸点有機溶剤は、
インク組成物の乾燥時間を短くする効果があるため好ま
しい。また、前記高沸点有機溶剤の好ましい例として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオグ
リコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン等の多価アル
コール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、
トリエチレングリコールモノブチルエーテル等の多価ア
ルコールのアルキルエーテル類、尿素、2−ピロリド
ン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン、トリエタノールアミン等が挙げ
られる。
【0029】低沸点有機溶剤の添加量は、前記濃淡各イ
ンク組成物中、好ましくは0.5〜10重量%、更に好
ましくは1.5〜6重量%である。また、高沸点有機溶
剤の添加量は、前記濃淡各インク組成物中、好ましくは
0.5〜40重量%、更に好ましくは2〜20重量%で
ある。
【0030】本発明においては、前記濃淡各インク組成
物は、前述した分散剤としての樹脂を分散相として用
い、水を連続相として用いた樹脂エマルジョンを含むこ
とが好ましい。前記樹脂は、親水性部分と疎水性部分と
を併せ持つ重合体であるのが好ましい。また、これらの
樹脂の粒子径はエマルジョンを形成する限り特に制限さ
れないが、150nm以下が好ましく、更に好ましくは
5〜100nmである。
【0031】これらの樹脂エマルジョンは、樹脂モノマ
ーを、場合によって界面活性剤とともに水中で分散重合
することによって得ることができる。例えば、(メタ)
アクリル系樹脂又はスチレン−(メタ)アクリル系樹脂
のエマルジョンは、(メタ)アクリル酸エステル、又は
(メタ)アクリル酸エステル及びスチレンを、界面活性
剤とともに水中で分散重合させることによって得ること
ができる。樹脂成分と界面活性剤との混合の割合(重量
比)は、10:1〜5:1とするのが好ましい。界面活
性剤の使用量が前記範囲にあることでより良好なインク
組成物の耐水性、浸透性が得られる。界面活性剤は特に
制限されないが、好ましい例としては前記の界面活性剤
が挙げられる。
【0032】また、分散相成分としての樹脂と連続相成
分としての水との割合は、樹脂100重量部に対して、
水が好ましくは60〜400重量部、更に好ましくは1
00〜200重量部である。
【0033】このような樹脂エマルジョンとして、公知
の樹脂エマルジョンを用いることも可能であり、例えば
特公昭642−1426号公報、特開平3−56573
号公報、特開平3−79678号公報、特開平3−16
0068号公報、特開平4−18462号公報等に記載
の樹脂エマルジョンをそのまま用いることができる。
【0034】また、市販の樹脂エマルジョンを使用する
ことも可能であり、例えば、マイクロジェルE−100
2、E−5002(スチレン−アクリル系樹脂エマルジ
ョン、日本ペイント株式会社製)、ボンコート4001
(アクリル系樹脂エマルジョン、大日本インキ化学工業
株式会社製)、ボンコート5454(スチレン−アクリ
ル系樹脂エマルジョン、大日本インキ化学工業株式会社
製)、SAE−1014(スチレン−アクリル系樹脂エ
マルジョン、日本ゼオン株式会社製)、サイビノールS
K−200(アクリル系樹脂エマルジョン、サイデン化
学株式会社製)等が挙げられる。
【0035】前記濃淡各インク組成物は、樹脂エマルジ
ョンを、その樹脂成分がインク組成物の0.1〜40重
量%、特に1〜25重量%となるよう含有するのが好ま
しい。樹脂エマルジョンは、着色剤としての顔料の浸透
を抑制し、記録媒体への定着を促進する効果を有する。
また、樹脂エマルジョンの種類によっては記録媒体上で
インク像表面に皮膜を形成し、印字物の耐擦性を向上さ
せることができる。
【0036】前記濃淡各インク組成物は、樹脂エマルジ
ョン形態の熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。ここ
で、熱可塑性樹脂とは、軟化温度が通常50〜250
℃、好ましくは60〜200℃のものである。ここで、
軟化温度という語は、熱可塑性樹脂のガラス転移点、融
点、粘性率が1011〜1012ポアズになる温度、流
動点、樹脂エマルジョンの形態にある場合にその最低造
膜温度(MFT)のうち最も低い温度を忌みするものと
する。本発明のインクセットを用いて印字画像を記録す
る方法の加熱工程では、記録媒体を熱可塑性樹脂の軟化
温度以上の温度で加熱する。また、これらの樹脂は、軟
化又は溶融温度以上に加熱され、冷却された際に、強固
な耐水性、耐擦性のある膜を形成するものが好ましい。
【0037】前記濃淡各インク組成物は、無機酸化物コ
ロイド(無機酸化物ゾルともいう)を含むこともでき
る。このような無機酸化物コロイドとしては、市販のも
のを利用することも可能である。
【0038】また、前記濃淡各インク組成物は、多価ア
ルコールの炭素数3以上のアルキルエーテル誘導体を更
に含むことができる。
【0039】また、前記濃淡各インク組成物は、更に、
糖類を含有してもよい。
【0040】前記濃淡インク組成物には、その他、必要
に応じて、pH調整剤、防腐剤、防かび剤等を添加する
ことも可能である。
【0041】本発明のインクセットには、前記濃淡イン
ク組成物以外に、通常のインク組成物を含有することが
できる。そのようなインク組成物としては、イエローイ
ンク組成物、ブラックインク組成物が好ましい。これら
のインク組成物に使用される成分としては、通常インク
組成物に使用される着色剤、分散剤等を特に制限なく用
いることができる。
【0042】前記イエローインク組成物及び前記ブラッ
クインク組成物の着色剤としては、それぞれイエローイ
ンク顔料及びブラックインク顔料が好適に用いられる。
該イエローインク顔料としては、C.I.ピグメントイ
エロー74、93、109、110、128、138、
150、151、154、155、180、185等が
挙げられ、該ブランクインク顔料としては、カーボンブ
ラック等が挙げられる。
【0043】更に、本発明のインクセットには、C.
I.ピグメントオレンジ36、43等のオレンジインク
顔料を含むオレンジインク組成物や、C.I.ピグメン
トグリーン7、36等のグリーンインク顔料を含むグリ
ーンインク組成物等を必要に応じて含有することができ
る。
【0044】本発明のインクセットを用いることによ
り、ザラツキがなく、高品質な画像記録物を提供するこ
とができる。
【0045】本発明のインクセットは、各種の印字方式
に適用することができるが、特にインクジェット記録方
式に好ましく用いることができる。
【0046】また、インク組成物の液滴を吐出し、該液
滴を記録媒体に付着させて印字を行うインクジェット記
録方法で、前記インク組成物として、前述した本発明の
インクセットのインク組成物を用いる方法によれば、記
録媒体に対するインクの浸透性及び定着性が良好で、ザ
ラツキのない高品質な画像を得ることができる。
【0047】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの例によって何等限定され
るものではない。尚、特に断りの無い限り、「%」は
「重量%」を意味する。実施例1 インクセットA 下記〜のインク組成物からなるインクセットAを調
製した。尚、Lmはライトマゼンタ、Lcはライトシア
ンの淡インクを意味する。 (;マゼンタインク組成物) C.Iピグメントレッド122 3.4% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 1.3%(固形分) グリセリン 15% トリエタノールアミン 0.5% エチレングリコール 4% サーフィノール465 1% (商品名、Air Products and Chemicals Inc. 製のアセチレングリコール類、 以下同じ) トリエチレングリコールモノブチルエーテル 4% 2−ピロリドン 4% 純水 残量 (;Lmインク組成物) C.Iピグメントレッド122 0.9% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 0.4%(固形分) グリセリン 18% ジエチレングリコール 5% エチレングリコール 5% オルフィンSTG 1% (商品名、Air Products and Chemicals Inc. 製のアセチレングリコール類、 以下同じ) トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5% 2−ピロリドン 4% 純水 残量 (;シアンインク組成物) C.Iピグメントブルー15:3 2.4% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 0.9%(固形分) グリセリン 10% エチレングリコール 5% トリエタノールアミン 0.8% サーフィノール465 1% 2−ピロリドン 4% 純水 残量 (;Lcインク組成物) C.Iピグメントブルー15:3 0.6% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 0.3%(固形分) グリセリン 20% ジエチレングリコール 8% トリエタノールアミン 0.7% オルフィンSTG 1.2% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 6% 2−ピロリドン 6% 純水 残量 (;ブラックインク組成物) カーボンブラック 3.4% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 1.5%(固形分) グリセリン 15% エチレングリコール 3% トリエタノールアミン 0.7% サーフィノール465 1.5% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 7% 2−ピロリドン 4% 純水 残量 (;イエローインク組成物) C.Iピグメントイエロー128 4.1% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 1.8%(固形分) グリセリン 12% ジエチレングリコール 2% トリエタノールアミン 0.7% サーフィノール465 1% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8% 2−ピロリドン 2% 純水 残量
【0048】実施例2 インクセットB 下記I〜VIのインク組成物からなるインクセットBを調
製した。 (I;マゼンタインク組成物) C.Iピグメントレッド122 3.0% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 1.1%(固形分) グリセリン 13% ジエチレングリコール 5% サーフィノール465 0.5% ジエチレングリコールモノブチルエーテル 4% 純水 残量 (II;Lmインク組成物) C.Iピグメントレッド122 0.8% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 0.4%(固形分) グリセリン 20% エチレングリコール 5% トリエタノールアミン 0.7% サーフィノール465 1.2% ジエチレングリコールモノブチルエーテル 8% 2−ピロリドン 2% 純水 残量 (III;シアンインク組成物) C.Iピグメントブルー15:3 2.1% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 0.6%(固形分) グリセリン 13% エチレングリコール 5% トリエタノールアミン 0.8% サーフィノール465 0.6% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5% 純水 残量 (IV;Lcインク組成物) C.Iピグメントブルー15:3 0.5% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 0.2%(固形分) グリセリン 18% エチレングリコール 9% トリエタノールアミン 0.7% サーフィノール465 1.5% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5% 2−ピロリドン 3% 純水 残量 (V;ブラックインク組成物) カーボンブラック 3.4% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 1.5%(固形分) グリセリン 15% エチレングリコール 3% トリエタノールアミン 0.7% サーフィノール465 1.1% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 7% 2−ピロリドン 4% 純水 残量 (VI;イエローインク組成物) C.Iピグメントイエロー128 4.1% 分散剤(スチレン−アクリル酸共重合体) 1.8%(固形分) グリセリン 12% ジエチレングリコール 2% トリエタノールアミン 0.7% サーフィノール465 1% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 8% 2−ピロリドン 2% 純水 残量 〔表面張力試験〕調製した実施例1及び2のインクセッ
トA及びBにおける各インク組成物の表面張力を測定
し、その結果を以下に示す。尚、表面張力は、Face
自動表面張力計「CPVP−Z」(協和界面科学株式会
社製)により測定した。
【0049】 (インクセットA) 表面張力(N・m−1) マゼンタインク組成物 33.5 Lmインク組成物 30.1 シアンインク組成物 32.8 Lcインク組成物 30.6 ブラックインク組成物 32.1 イエローインク組成物 33.4 (インクセットB) 表面張力(N・m−1) マゼンタインク組成物 34.5 Lmインク組成物 31.9 シアンインク組成物 33.8 Lcインク組成物 32.0 ブラックインク組成物 32.5 イエローインク組成物 33.4 〔印刷評価試験〕実施例1のインクセットA及び実施例
2のインクセットBそれぞれを、インクジェットプリン
タPM−770C(セイコーエプソン株式会社製)に設
置し、これを用いて、インクジェット専用記録媒体(セ
イコーエプソン株式会社製、専用光沢フィルム)に印刷
した。吐出インク量は1/720dpi当り0.022
μgとし、解像度は720×720dpiとした。
【0050】その結果、得られた印刷物は、良好な画像
であり、特に人肌や風景写真のような比較的淡い色で構
成されている部分がザラツキのない滑らかな画像であっ
た。
【0051】
【発明の効果】本発明のインクセットは、インクの浸透
性及び定着性が良好で、ザラツキのない高品質な画像を
得ることのできるものである。
【0052】また、本発明のインクジェット記録方法に
よれば、記録媒体に対するインクの浸透性及び定着性が
良好で、ザラツキのない高品質な画像を得ることができ
る。
【0053】また、本発明の記録物は、ザラツキがな
く、高品質な画像が形成されたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクセットのインクが記録媒体に着
弾した後、浸透、定着していく様子を示す概略図であ
る。
【図2】従来のインクが記録媒体に着弾した後、浸透、
定着していく様子を示す概略図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 インク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 浩一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 竹本 清彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 ED07 FC02 2H086 BA55 BA59 BA60 BA62 4J039 AD03 AD10 BA04 BC09 BE01 BE22 BE28 CA06 CA07 EA15 EA16 EA17 EA19 EA21 EA43 EA48 GA24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に同一色であるが色の濃度の異なる
    濃インク組成物及び淡インク組成物を含有するインクセ
    ットであって、 前記淡インク組成物の表面張力が、前記濃インク組成物
    の表面張力よりも低いことを特徴とするインクセット。
  2. 【請求項2】 前記淡インク組成物の表面張力と、前記
    濃インク組成物の表面張力との差が、0.1〜5N・m
    −1である請求項1記載のインクセット。
  3. 【請求項3】 前記濃インク組成物及び前記淡インク組
    成物は何れも、着色剤としての顔料及び分散剤としての
    樹脂を含む請求項1又は2記載のインクセット。
  4. 【請求項4】 前記淡インク組成物は界面活性剤を0.
    01〜3.5重量%含有し、前記濃インク組成物は界面
    活性剤を0.01〜2.0重量%含有する請求項1〜3
    の何れかに記載のインクセット。
  5. 【請求項5】 前記濃インク組成物及び前記淡インク組
    成物は何れも、界面活性剤として、アセチレングリコー
    ル類を含む請求項1〜4の何れかに記載のインクセッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記濃インク組成物がシアンインク組成
    物及び/又はマゼンタインク組成物であり、前記淡イン
    ク組成物がライトシアンインク組成物及び/又はライト
    マゼンタインク組成物である請求項1〜5の何れかに記
    載のインクセット。
  7. 【請求項7】 前記シアンインク組成物及び前記ライト
    シアンインク組成物の着色剤が何れもシアン顔料であ
    り、前記マゼンタインク組成物及び前記ライトマゼンタ
    インク組成物の着色剤が何れもマゼンタ顔料である請求
    項6記載のインクセット。
  8. 【請求項8】 前記シアン顔料がC.I.ピグメントブ
    ルー15:3、15:4及び60からなる群より選択さ
    れた一種以上であり、前記マゼンタ顔料がC.I.ピグ
    メントレッド122、202、209及びC.I.ピグ
    メントバイオレッド19からなる群より選択された一種
    以上である請求項7記載のインクセット。
  9. 【請求項9】 更に、イエローインク組成物及び/又は
    ブラックインク組成物を含有する請求項1〜8の何れか
    に記載のインクセット。
  10. 【請求項10】 前記イエローインク組成物の着色剤が
    C.I.ピグメントイエロー74、93、109、11
    0、128、138、150、151、154、15
    5、180及び185からなる群より選択された一種以
    上のイエロー顔料であり、前記ブラックインク組成物の
    着色剤がカーボンブラックである請求項9記載のインク
    セット。
  11. 【請求項11】 インク組成物の液滴を吐出し、該液滴
    を記録媒体に付着させて印字を行うインクジェット記録
    方法であって、 前記インク組成物として、請求項1〜10記載の何れか
    に記載のインクセットのインク組成物を用いることを特
    徴とするインクジェット記録方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10の何れかに記載のイン
    クセットを用いて、又は請求項11記載のインクジェッ
    ト記録方法によって、記録されたことを特徴とする記録
    物。
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