JP2000313169A - カラーインクジェット記録方法およびその装置 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法およびその装置

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JP2000313169A
JP2000313169A JP12506199A JP12506199A JP2000313169A JP 2000313169 A JP2000313169 A JP 2000313169A JP 12506199 A JP12506199 A JP 12506199A JP 12506199 A JP12506199 A JP 12506199A JP 2000313169 A JP2000313169 A JP 2000313169A
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ink
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different color
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JP12506199A
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Hiroko Hayashi
広 子 林
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 紙および専用記録紙のいずれにも良好なカラ
ー画像、とりわけ粒子感のない良好な画像が実現できる
インクジェット記録方法及び記録装置の提供。 【解決手段】記録媒体として専用紙を用いる場合、イエ
ローインク、色濃度の異なる2種のマゼンタインク及び
色濃度の異なる2種のシアンインクを用いるが、普通紙
を用いる場合には、イエローインク、色濃度の異なる2
種のマゼンタインクのいずれか一方、及び色濃度の異な
る2種のシアンインクのいずれか一方のインクを用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、カラーインクジェット記録方法に関する。
【0002】背景技術 インクジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔
させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法
である。この方法は、比較的安価な装置で高解像度、高
品位な画像を高速で印刷可能であるという特徴を有す
る。
【0003】インクジェット記録に使用されるインク組
成物は、水を主成分とし、これに着色成分および目詰ま
り防止等の目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したもの
が一般的である。このようなインクジェット記録方法に
用いられるインク組成物には、長期保存中に物性が変化
しないこと、ヘッドノズル孔を目詰まらせないこと、画
像濃度が高いこと、画像に耐摩擦性、耐光性及び耐水性
があることなどが求められている。
【0004】インクジェット記録方法によりカラー画像
を印刷する場合、複数のカラーインク組成物を用意す
る。一般に、カラー画像の形成は、イエローインク組成
物、マゼンタインク組成物、およびシアンインク組成物
の三色、さらにブラックインク組成物を加えた四色によ
って行われている。このようなカラー画像の形成に用い
られるインク組成物には、それ自体が良好な発色性を有
していることに加え、複数のインク組成物と組み合わせ
たときに、良好な中間色を発色することが求められる。
【0005】さらに最近、インクジェット記録装置は写
真画質を実現するという点において注目を集め、期待が
なされている。インクジェット記録方法にあっては、単
位面積あたりに打ち込むインク滴の数を変化させること
によって、中間調を表現している。ここで、記録媒体上
のドットの視認性を改良し、さらにインク組成物の有し
ている発色性および良好な彩度を最大限発揮させる専用
の記録媒体との組み合わせによって写真に匹敵する印刷
画像が得られる。
【0006】インク組成物の特性を最大限に発揮させる
ことを目標に開発、設計されてきた記録媒体にあって、
写真画質を実現するために改良すべき点として挙げられ
ているのは、視認性すなわち粒状感である。これを改良
するために、色濃度の異なる二種のインク組成物、とり
わけマゼンタインク組成物およびシアンインク組成物に
おいてこのような二種のインク組成物を用意し、イエロ
ーインク組成物およびブラックインク組成物とともに印
刷を行うことが行われている。具体的には、低濃度部は
薄いインク組成物により、高濃度部に変化するに従って
薄いインク組成物および濃いインク組成物の量を変化さ
せ、中間調を実現するのである。さらに、インク滴の吐
出量を小さくし、視認性を改良することも試みられてい
る。
【0007】写真画質は専用の記録媒体のみだけではな
く、普通紙においても求められる特性である。しかし、
専用紙において良好な画像が実現できる方法が、普通紙
においても必ずしも高い画像品質を与えないことが観察
された。
【0008】
【発明の概要】本発明者等は、上記のような専用紙には
良好な画像が実現できても、普通紙には良好な画像が実
現できない原因が、上記五色または六色のインク組成物
を専用紙の場合のみならず、普通紙にあっても同様に用
いていることにあるとの知見を得た。すなわち、普通紙
には上記五色または六色のインク組成物を専用紙と同様
の条件で印字することが不利であり、むしろイエローイ
ンク組成物、色濃度の異なる二種のマゼンタインク組成
物のいずれか、および色濃度の異なる二種のシアンイン
ク組成物のいずれかの三色、さらにこれにブラックイン
ク組成物を加えた四色を用いて印刷を行うよう印刷条件
の切り替えを行うことが望ましいとの知見を得た。
【0009】従って、本発明は、普通紙および専用記録
紙のいずれにも良好なカラー画像、とりわけ粒状感のな
い良好な画像が実現できるインクジェット記録方法およ
びそのための装置の提供をその目的としている。
【0010】そして、本発明によるインクジェット記録
方法は、色濃度の異なる二種のマゼンタインク組成物
と、色濃度の異なる二種のシアンインク組成物とを少な
くとも含んでなるインクセットを用いて記録を行うイン
クジェット記録方法であって、記録媒体としてインク受
容層またはコート層を表面に有した記録媒体を用いる場
合、色濃度の異なる二種のマゼンタインク組成物、およ
び色濃度の異なる二種のシアンインク組成物を用い、記
録媒体として普通紙を用いる場合、色濃度の異なる二種
のマゼンタインク組成物のいずれか一方、および色濃度
の異なる二種のシアンインク組成物のいずれか一方のイ
ンク組成物を用いることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明によるインクジェット記録
装置は、上記本発明によるインクジェット記録方法を実
施するための装置であって、前記インクセットのインク
組成物の液滴を吐出する手段と、記録媒体を保持する手
段とを備え、記録媒体としてインク受容層またはコート
層を表面に有した記録媒体を用いる場合、色濃度の異な
る二種のマゼンタインク組成物、および色濃度の異なる
二種のシアンインク組成物を用い、かつ記録媒体として
普通紙を用いる場合、色濃度の異なる二種のマゼンタイ
ンク組成物のいずれか一方、および色濃度の異なる二種
のシアンインク組成物のいずれか一方のインク組成物を
用いるよう制御する手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の具体的説明】インクセット 本発明によるインクジェット記録方法は、インク組成物
の液滴を吐出し記録媒体に付着させて印字を行うインク
ジェット記録方法を基本とする。
【0013】そして、インク組成物として、イエローイ
ンク組成物、色濃度の異なる二種のマゼンタインク組成
物、および色濃度の異なる二種のシアンインク組成物、
さらにブラックインク組成物とをさらに含んでなるイン
クセットを用いる。
【0014】また、記録媒体としては、いわゆる普通紙
と、インク受容層またはコート層を表面に有した記録媒
体とを用いている。
【0015】そして、記録媒体としてインク受容層また
はコート層を表面に有した記録媒体を用いる場合、イエ
ローインク組成物、色濃度の異なる二種のマゼンタイン
ク組成物、および色濃度の異なる二種のシアンインク組
成物を用い、かつ記録媒体として普通紙を用いる場合、
イエローインク組成物、色濃度の異なる二種のマゼンタ
インク組成物のいずれか一方、および色濃度の異なる二
種のシアンインク組成物のいずれか一方のインク組成物
を用いる。つまり、普通紙と、インク受容層またはコー
ト層を表面に有した記録媒体との場合で用いるインク組
成物の組み合わせを変える。なお、ここでインクセット
がブラックインク組成物を含んでなるものであるとき、
ブラックインク組成物は、記録媒体が紙、インク受容層
またはコート層を表面に有した記録媒体のいずれの場合
も印刷に用いられる。
【0016】このようなインク組成物の組み合わせの変
更により、普通紙において問題とされた、彩度の低下、
透明性の劣化、明度の低下による画質の不鮮明さ(ぼや
けた感じ)を解消することが可能となった。普通紙にお
いて、インク滴量を小さくすることは一定の効果が得ら
れたが、色濃度の小さなインク組成物と色濃度の大きな
インク組成物とをもとに用いることによって記録媒体に
打ち込まれるインク量が増大する。記録媒体が普通紙で
ある場合、インク組成物の量が多いと、インク組成物の
液体成分により紙の繊維が伸縮し、紙が波を打ったよう
な状態になってしまうことが観察された。また、打ち込
まれるインク量の増大は、インクの紙の裏方向への浸透
を促し、これにより発色性、彩度が著しく劣化してしま
うものと考えられた。特に、このような劣化は、他の色
との相互のにじみ、すなわち混色の発生を抑制するよう
設計されているカラーインク組成物において顕著であ
り、画像は透明性が失われ、明度が劣化し、ぼやけた感
じの画質となってしまうことが観察された。本発明によ
れば、上記のような問題点を有効に防止することができ
る。
【0017】本発明の好ましい態様によれば、記録媒体
が紙である場合、マゼンタインク組成物およびシアンイ
ンク組成物として、色濃度の大きなインク組成物をいず
れの色においても用いることが、発色性、彩度、画質の
鮮明性の観点から好ましい。
【0018】記録媒体へ吐出されるインク滴量は適宜決
定されてよいが、本発明の好ましい態様によれば、記録
媒体に吐出される最小吐出インク滴量は13ng以下で
あることが好ましく、より好ましくは6ng以下であ
る。
【0019】また、本発明において記録媒体に最小吐出
インク適量によって形成されるドット径は小さいことが
好ましく、具体的には80nm以下であることが好まし
く、より好ましくは60nm以下である。
【0020】インク組成物 本発明によるインクジェット記録方法において用いられ
るインク組成物は、基本的に、着色剤と、水と、水溶性
有機溶媒とを少なくとも含んでなる。
【0021】そして、マゼンタインク組成物と、シアン
インク組成物とについては、それぞれ同一または類似の
着色剤を含み、かつ色濃度の異なる二種のインク組成物
とされる。ここで、色濃度が異なるとは、同一の着色剤
の場合インク組成物中の着色剤の濃度が異なることを意
味し、また類似の着色剤の場合インク組成物により形成
される色の明度が異なることを意味する。
【0022】イエローインク組成物の着色剤としては、
下記のものが挙げられる。すなわち、C.I.アシッド
イエロー1、3、11、17、19、23、25、2
9、36、38、40、42、44、49、59、6
1、70、72、75、76、78、79、98、9
9、110、111、127、131、135、14
2、162、164、165、C.I.ダイレクトイエ
ロー1、8、11、12、24、26、27、33、3
9、44、50、55、58、85、86、87、8
8、89、98、110、132、142、144、
C.I.リアクティブイエロー1、2、3、4、6、
7、11、12、13、14、15、16、17、1
8、22、23、24、25、26、27、37、4
2、C.I.フードイエロー3、4、C.I.ソルベン
トイエロー15、19、21、30、109、C.I.
ピグメントイエロー23等が挙げられる。
【0023】マゼンタインク組成物の着色剤としては、
下記のものが挙げられる。すなわち、C.I.アシッド
レッド1、6、8、9、13、14、18、26、2
7、32、35、37、42、51、52、57、7
5、77、80、82、85、87、88、89、9
2、94、97、106、111、114、115、1
17、118、119、129、130、131、13
3、134、138、143、145、154、15
5、158、168、180、183、184、18
6、194、198、209、211、215、21
9、249、252、254、262、265、27
4、282、289、303、317、320、32
1、322、C.I.ダイレクトレッド1、2、4、
9、11、13、17、20、23、24、28、3
1、33、37、39、44、46、62、63、7
5、79、80、81、83、84、89、95、9
9、113、197、201、218、220、22
4、225、226、227、228、229、23
0、231、C.I.リアクティブレッド1、2、3、
4、5、6、7、8、11、12、13、15、16、
17、19、20、21、22、23、24、28、2
9、31、32、33、34、35、36、37、3
8、39、40、41、42、43、45、46、4
9、50、58、59、63、64、C.I.ソルビラ
イズレッド1、C.I.フードレッド7、9、14、
C.I.ピグメントレッド41、48、54、57、5
7、58、63、68、81等が挙げられる。
【0024】ここで、色濃度が異なる二種のマゼンタイ
ンク組成物は、上記の本発明による効果が得られる範囲
で適宜決定されてよいが、同一の着色剤の場合、色濃度
の大きなインク組成物にあってはインク組成物へのその
添加量が1.0〜6.0重量%の範囲であり、色濃度の
小さなインク組成物にあってはインク組成物へのその添
加量が0.2〜2.5重量%の範囲であることが好まし
い。
【0025】シアンインク組成物の着色剤としては、下
記のものが挙げられる。すなわち、C.I.アシッドブ
ルー1、7、9、15、22、23、25、27、2
9、40、41、43、45、54、59、60、6
2、72、74、78、80、82、83、90、9
2、93、100、102、103、104、112、
113、117、120、126、127、129、1
30、131、138、140、142、143、15
1、154、158、161、166、167、16
8、170、171、182、183、184、18
7、192、199、203、204、205、22
9、234、236、249、C.I.ダイレクトブル
ー1、2、6、15、22、25、41、71、76、
77、78、80、86、87、90、98、106、
108、120、123、158、160、163、1
65、168、192、193、194、195、19
6、199、200、201、202、203、20
7、225、226、236、237、246、24
8、249、C.I.リアクティブブルー1、2、3、
4、5、7、8、9、13、14、15、17、18、
19、20、21、25、26、27、28、29、3
1、32、33、34、37、38、39、40、4
1、43、44、46、C.I.ソルビライズバットブ
ルー1、5、41、C.I.バットブルー29、C.
I.フードブルー1、2、C.I.ベイシックブルー
9、25、28、29、44、C.I.ピグメントブル
ー1、17等が挙げられる。
【0026】ここで、色濃度が異なる二種のシアンイン
ク組成物は、上記の本発明による効果が得られる範囲で
適宜決定されてよいが、同一の着色剤の場合、色濃度の
大きなインク組成物にあってはインク組成物へのその添
加量が1.0〜6.0重量%の範囲であり、色濃度の小
さなインク組成物にあってはインク組成物へのその添加
量が0.2〜2.5重量%の範囲であることが好まし
い。
【0027】ブラックインク組成物の着色剤としては、
下記のものが挙げられる。すなわち、C.I.アシッド
ブラック1、2、7、24、26、29、31、48、
50、51、52、58、60、62、63、64、6
7、72、76、77、94、107、108、10
9、110、112、115、118、119、12
1、122、131、132、139、140、15
5、156、157、158、159、191、C.
I.ダイレクトブラック17、19、22、32、3
5、38、51、56、62、71、74、75、7
7、94、105、106、107、108、112、
113、117、118、132、133、146、1
54、168、171、195、C.I.リアクティブ
ブラック1、3、4、5、6、8、9、10、12、1
3、14、18、C.I.ソルビライズバットブラック
1、C.I.フードブラック2等が挙げられる。
【0028】本発明の好ましい態様によれば、上記着色
剤が顔料である場合、この顔料は分散剤または界面活性
剤で水性媒体中に分散させて得られた顔料分散液として
インクに添加されるのが好ましい。好ましい分散剤とし
ては、顔料分散液を調製するのに慣用されている分散
剤、例えば高分子分散剤を使用することができる。
【0029】分散剤の好ましい例としては、カチオン性
分散剤、アニオン性分散剤、ノニオン性分散剤などが挙
げられる。アニオン性分散剤の例としては、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸−アクリロニトリ
ル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合
体、アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合
体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタク
リル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸ア
ルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸−ア
クリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−α−メ
チルスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−α−メ
チルスチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステ
ル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ビニルナ
フタレン−マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−エチレン
共重合体、酢酸ビニル−脂肪酸ビニルエチレン共重合
体、酢酸ビニル−マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビ
ニル−クロトン酸共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸共
重合体が挙げられる。さらにアニオン性界面活性剤の例
としては、ドデシルベンゼルスルホン酸ナトリウム、ラ
ウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエー
テルサルフェートのアンモニウム塩などが挙げられ、ノ
ニオン性界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミドなどが挙げられ、これらを単独または二種以上
を混合して用いることができる。本発明の好ましい態様
によれば、分散剤としてスチレン−(メタ)アクリル酸
系水溶性樹脂の利用が好ましい。
【0030】本発明においてインク組成物に含まれる水
溶性有機溶媒の例としては高沸点有機溶媒が挙げられ
る。高沸点有機溶媒は、インク組成物の乾燥を防ぐこと
によりヘッドの目詰まりを防止する。高沸点有機溶媒の
好ましい例としては、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサント
リオール、チオグリコール、ヘキシレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パンなどの多価アルコール類;エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、トリエチエレングリコールモ
ノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチル
エーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル
などの多価アルコールのアルキルエーテル類、尿素、2
−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン、トリエタノールアミ
ンなどがあげられる。高沸点有機溶媒の添加量は特に限
定されないが、好ましくは0.1〜30重量%程度であ
り、より好ましくは0.5〜20重量%程度である。
【0031】また、インク組成物は、水溶性有機溶媒と
して低沸点有機溶剤を含んでいてもよい。低沸点有機溶
剤の好ましい例としては、メタノール、エタノール、n
−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコール、
n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタ
ノール、iso−ブタノール、n−ペンタノールなどが
あげられる。特に一価アルコールが好ましい。低沸点有
機溶剤は、インクの乾燥時間を短くする効果がある。
【0032】本発明の好ましい態様によれば、インク組
成物は浸透剤を含んでいてもよい。浸透剤としては、ア
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面
活性剤等の各種界面活性剤、メタノール、エタノール、
iso−プロピルアルコール等のアルコール類、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノブチルエーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテルなどがあげられる。特に、ジ
エチレンぐるコールモノブチルエーテルまたはトリエチ
レングリコールモノブチルエーテルの利用が好ましい。
上記浸透剤の添加量は適宜決定されてよいが、1〜20
重量%程度が好ましく、より好ましくは1〜10重量%
程度である。
【0033】さらに浸透剤の例としては、下記式(I)
で表わされるアセチレングリコール類が挙げられる。
【化2】 (式中、0≦m+n≦50、R1 、R2 、R3 、および
4 は独立してアルキル基である)
【0034】上記式で表されるアセチレングリコール類
として市販されているものを利用することも可能であ
り、その具体例としてはオルフィンY、サーフィノール
82、サーフィノール440、サーフィノール465、
サーフィノール485(いずれも製造:Air Pro
ducts and Chemicals.Inc.)
等がある。特に、サーフィノール465の利用が好まし
い。これらは単独でまたは2種類以上添加しても良い。
これら浸透剤の添加量は0.1〜5重量%程度が好まし
く、より好ましくは0.5〜2重量%の範囲である。
【0035】本発明において用いられるインク組成物
は、上記成分に加えて、必要に応じて、pH調整剤、防
腐剤、防かび剤等を添加しても良い。
【0036】記録媒体 本発明に用いられる記録媒体は、基本的にインク受容層
および/またはコート層と基材とから構成される。
【0037】インク受容層またはコート層は、いわゆる
水溶性樹脂から構成され、インク組成物を吸収、膨潤し
て画像を形成するもの、または微粒子を含んでなり、イ
ンク組成物中の着色剤を該微粒子自体が吸着し、または
微粒子と微粒子の空隙に保持し、画像を形成するものの
いずれであってもよい。さらに、本発明による記録媒体
においては、このインク受容層は透明であっても実質的
に不透明であってもよい。
【0038】本発明の好ましい態様によれば、インク受
容層が水溶性樹脂から構成される場合、好ましい水溶性
樹脂の例としては、ポリビニルアルコール、変性ポリビ
ニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースなどのセルロース系樹脂、ポリビ
ニルピロリドン、デンプン、カゼイン、ゼラチン、ポリ
アクリルアミド、スチレン−ブタジエン共重合ラテック
ス、カルボキシル変性スチレンブタジエン共重合ラテッ
クス、アクリルエマルジョンなどが挙げられる。
【0039】また、インク受容層が微粒子を含んでなる
ものである場合、インク受容層は、基本的に顔料および
結着剤を主成分として好ましくは形成される。ここで、
顔料としては、例えばシリカ、コロイダルシリカ、クレ
ー、マイカ、膨潤性雲母、タルク、カオリン、ケイソウ
土、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウ
ム、合成ゼオライト、アルミナ、リトポン、サチンホワ
イト等の顔料及び、有機または無機の着色顔料が挙げら
れる。また、結着剤としては、例えば、アクリル系樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン−
ブタジエン共重合樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン
共重合樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、水溶性ポリ
ビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、そ
の他のビニル系樹脂、アミド系樹脂、酸化澱粉、カゼイ
ン、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、
シリコーン系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン
変性フェノール樹脂、アルキド樹脂、クマロン−インデ
ン樹脂等の水溶性樹脂および水性エマルジョン樹脂が挙
げられる。また、本発明の好ましい態様によれば、微粒
子を含んでなるインク受容層は、アルミナゾル、すなわ
ちアルミナ水和物、最も好ましくは擬ベーマイト、から
なる多孔質層として形成されてよい(例えば、特開平2
−276670号、特開平2−139275号、特開平
6−297831号)。
【0040】本発明におけるインク受容層の組成は、イ
ンク吸収性、インク乾燥性、記録画像の鮮明性などを考
慮して適宜決定されてよい。
【0041】本発明による記録媒体のインク受容層に
は、記録媒体の特性を改善する他の成分が添加されてよ
い。例えば、インク受容層の耐水性の向上、インクの滲
み防止機能を付与するためにメラミンホルムアルデヒド
樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、アクリルアミド系樹
脂、グリオキザール、炭酸ジルコニウムアンモニウム等
の耐水化剤を添加してもよい。更に、光安定化剤(例え
ば、ヒンダートアミン系光安定化剤)、酸化防止剤、ク
エンチャ剤などが添加されてもよい。また、インクジェ
ット記録用紙の生産性、記録特性、あるいは保存安定性
をより高めるための、分散剤、蛍光染料、pH調整剤、
消泡剤、湿潤剤、防腐剤などを加えてもよい。更に、本
発明による記録媒体に記録を行うインク組成物は、紫外
線吸収剤を含んでいてもよい。
【0042】本発明による記録媒体の基材としては、光
沢層または後記するインク受容層を支持でき、記録媒体
としての強度を有するものでれば特に限定されず、透明
性、不透明性いずれであってもい。不透明性基材として
は、布、木材、金属板、紙などが挙げられ、更に後記す
る透明性基材を不透明化処理したものを利用することも
できる。
【0043】本発明による記録媒体は、例えば次のよう
に製造することがでる。上記インク受容層またはコート
層の成分を適当な溶剤に溶解または分散させて塗工液を
調製し、この塗工液を基材に塗布することにより製造さ
れてよい。塗工液の塗布は、例えばロールコーティング
法、ブレードコーティング法、エアナイフコーティング
法、ロッドバーコーティング法、グラビアコーティング
法、コンマコーティング法、ダイコーティング法などの
方法を利用して実施することができる。
【0044】
【実施例】本発明を以下の実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。
【0045】インク組成物の調製 下記の表に記載の組成を有するインク組成物を調製し
た。なお、表中において次の略号を用いた。 Bk:ブラックインク組成物 Y:イエローインク組成物 M:色濃度の大きなマゼンタインク組成物 LM:色濃度の小さなマゼンタインク組成物 C:色濃度の大きなシアンインク組成物 CM:色濃度の小さなシアンインク組成物 TEGmBE:トリエチレングリコールモノブチルエー
テル DEGmBE:ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル TEA:トリエタノールアミン さらに、オルフィンE1010は信越化学工業社製アセ
チレングリコール系界面活性剤を、プロキセルXLはゼ
ネカ社製防腐剤である。
【0046】
【表1】
【0047】評価試験1 インクジェットプリンタMJ−750C(セイコーエプ
ソン株式会社製)のドライバーを改造し、色濃度の小さ
なマゼンタインク組成物および色濃度の小さなシアンイ
ンク組成物を使用しなくとも印刷が可能なようにした。
このプリンタを用いて、高精度カラーデジタル標準画像
データ(ISO/JIS−SICD)の画像名称ポート
レート(サンプル番号1,画像の認識番号N1)を印刷
した。ここで、記録媒体として表中に示される記録媒体
を用いたが、スーパーファイン専用紙または光沢紙の場
合、全てのインク組成物により印刷を行い、Xerox
P、Reymat、およびHammermill Co
py Plusの場合は、色濃度の小さなマゼンタイン
ク組成物および色濃度の小さなシアンインク組成物を用
いずに印刷を行った。得られた画像のドット径を計測
し、さらにその画像品質を次の基準で評価した。 評価A:粒状感がなく、非常にきれいな画像である 評価B:やや粒状感を感じるが、実用上問題ないきれい
な画像である 評価C:粒状感を感じるが、画質としては許容できる 評価D:粒状感が顕著であり、ざらついた感じを受ける
【0048】評価試験2 評価試験1で得られた画像を次の基準で評価した。 評価A:発色性が高く鮮明であり、非常にクリアーな画
像である 評価B:発色性および鮮明性においてやや劣るが、実用
上問題のないクリアーな画像である 評価C:発色性および鮮明性に劣るが、画質としては許
容できる 評価D:発色性および鮮明性に劣り、沈んだ感じの画像
で実用に耐えない
【0049】評価試験3 評価試験1と同様のプリンタを用いて、色再現性範囲を
評価する標準パターンを印刷した。得られた画像の明度
40以下の色再現範囲は全色再現範囲に対す7る大きさ
を次の基準で評価した。 評価A:明度40以下の色再現範囲は全色再現範囲日し
て5%以上である。 評価B:明度40以下の色再現範囲は全色再現範囲日し
て2%超過5%未満である。 評価C:明度40以下の色再現範囲は全色再現範囲日し
て2%以下である。
【0050】以上の結果は下記の表に示される通りであ
った。なお、表中において4色とは、色濃度の小さなマ
ゼンタインク組成物および色濃度の小さなシアンインク
組成物を用いずに印刷を行った場合であり、6色とは6
色全てのインク組成物を用いて印刷を行った場合であ
る。
【0051】
【表2】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色濃度の異なる二種のマゼンタインク組成
    物と、色濃度の異なる二種のシアンインク組成物とを少
    なくとも含んでなるインクセットを用いて記録を行うイ
    ンクジェット記録方法であって、 記録媒体としてインク受容層またはコート層を表面に有
    した記録媒体を用いる場合、色濃度の異なる二種のマゼ
    ンタインク組成物、および色濃度の異なる二種のシアン
    インク組成物を用い、 記録媒体として普通紙を用いる場合、色濃度の異なる二
    種のマゼンタインク組成物のいずれか一方、および色濃
    度の異なる二種のシアンインク組成物のいずれか一方の
    インク組成物を用いることを特徴とする、記録方法。
  2. 【請求項2】前記インクセットが、イエローインク組成
    物および/またはブラックインク組成物をさらに含んで
    なるものであり、イエローインク組成物および/または
    ブラックインク組成物を記録媒体が普通紙、インク受容
    層またはコート層を表面に有した記録媒体のいずれの場
    合も用いる、請求項1に記載のインクジェット記録方
    法。
  3. 【請求項3】記録媒体に吐出される最小吐出インク滴量
    が13ng以下である、請求項1または2に記載のイン
    クジェット記録方法。
  4. 【請求項4】最小吐出インク滴量により記録媒体上に形
    成されるドット径が80nm以下である、請求項1〜3
    のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】前記インク組成物が浸透剤を含んでなるも
    のである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインク
    ジェット記録方法。
  6. 【請求項6】前記浸透剤が、多価アルコールの低級アル
    キルエーテルおよび/またはアセチレングリコール類で
    ある、請求項5に記載のインクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】前記多価アルコールの低級アルキルエーテ
    ルの添加量が1〜20重量%である、請求項6に記載の
    インクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】前記アセチレングリコール類の添加量が
    0.1〜5重量%である、請求項6に記載のインクジェ
    ット記録方法。
  9. 【請求項9】前記多価アルコールの低級アルキルエーテ
    ルが、ジエチレングリコールモノブチルエーテルまたは
    トリエチレングリコールモノブチルエーテルである、請
    求項6または7に記載のインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】前記アセチレングリコール類が、下記式
    (I)で表わされるものである、請求項6または8に記
    載のインクジェット記録方法。 【化1】 (式中、0≦m+n≦50、R1 、R2 、R3 、および
    4 は独立してアルキル基である)
  11. 【請求項11】請求項1〜11のいずれか一項に記載の
    インクジェット記録方法によって印刷が行われた、記録
    物。
  12. 【請求項12】請求項1〜10のいずれか一項に記載の
    インクジェット記録方法を実施するインクジェット記録
    装置であって、 前記インクセットのインク組成物の液滴を吐出する手段
    と、 記録媒体を保持する手段とを備え、 記録媒体としてインク受容層またはコート層を表面に有
    した記録媒体を用いる場合、色濃度の異なる二種のマゼ
    ンタインク組成物、および色濃度の異なる二種のシアン
    インク組成物を用い、かつ記録媒体として普通紙を用い
    る場合、色濃度の異なる二種のマゼンタインク組成物の
    いずれか一方、および色濃度の異なる二種のシアンイン
    ク組成物のいずれか一方のインク組成物を用いるよう制
    御する手段とを備えてなることを特徴とする、装置。
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Cited By (4)

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JP2003026973A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録用インク組成物と浸透性評価方法

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