JP2001179144A - 導電ロールのコーティングマスキング用部材および製造方法 - Google Patents

導電ロールのコーティングマスキング用部材および製造方法

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JP2001179144A
JP2001179144A JP36849499A JP36849499A JP2001179144A JP 2001179144 A JP2001179144 A JP 2001179144A JP 36849499 A JP36849499 A JP 36849499A JP 36849499 A JP36849499 A JP 36849499A JP 2001179144 A JP2001179144 A JP 2001179144A
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outer diameter
masking
rubber roll
cylindrical portion
coating
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JP36849499A
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Masatoshi Nakagawa
昌俊 中川
Hiroshi Ono
博 小野
Eiichi Sato
栄一 佐藤
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Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフト部への塗膜の付着を阻止するととも
に、前記ゴムロールの両端縁に塗料の盛り上がり部が形
成されるのを阻止すること。 【解決手段】 シャフト1の中央部に成形、加硫された
ゴムロール2の上端のシャフト部11に被着される穴部
31と前記ゴムロール2の外径より細い筒状部30と該
筒状部30の上端に形成された筒状部の外径より大きな
径のフランジ部32とを備えたマスキング用キャップ3
と、前記ゴムロール2の下端のシャフト部12に被着さ
れる穴部41と、前記ゴムロール2の外径より細い筒状
部40とコンベアに装着される装着部42とを備えたマ
スキング用受け治具4とから成る導電ロールのコーティ
ングマスキング用部材および製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャフトの中央部
に成形、加硫されたゴムロールに導電性塗料が塗布され
るゴムロールの製造方法において用いられるゴムロール
のシャフト部をマスキングする導電ロールのコーティン
グマスキング用部材およびゴムロールの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の導電ロールのコーティングマスキ
ング用部材および製造方法(特開平2−261561、
特開平10−177290)は、図8および図9に示さ
れるようにシャフトの中央部に成形、加硫されたゴムロ
ールRの両端のシャフト部Sに、前記ゴムロールRの外
径より細い外径の樹脂製のマスキングキャップMを被着
して、垂直状態で塗料槽の塗料P中に浸漬して、前記ゴ
ムロールRの外周に塗料を塗布するものであり、塗布乾
燥後前記マスキングキャップMが取り外されるものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の導電ロール
のコーティングマスキング用部材および製造方法は、前
記ゴムロールRの両端のシャフト部Sに、前記ゴムロー
ルRの外径より細い外径の樹脂製の前記マスキングキャ
ップMを被着して、垂直状態で塗料槽の塗料P中に浸漬
するものであるので、図6に示されるように前記ゴムロ
ールRの両端縁が最大外径部の端部に当たるため、該ゴ
ムロールRの両端縁に塗料の盛り上がり部が形成される
という問題があった。
【0004】そこで本発明者は、シャフトの中央部に成
形、加硫されたゴムロールの両端の少なくとも一方のシ
ャフト部に、前記ゴムロールの外径以下の外径の筒状部
の一部に形成された筒状部の外径より大きな径の大径部
を備えたマスキング用部材を被着して塗装するという本
発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結
果、前記シャフト部への塗膜の付着を阻止するととも
に、前記ゴムロールの両端縁に塗料の盛り上がり部が形
成されるのを阻止するという目的を達成する本発明に到
達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の導電ロールのコーティングマスキング用
部材は、シャフトの中央部に成形、加硫されたゴムロー
ルの両端の少なくとも一方のシャフト部に被着される穴
部と、前記ゴムロールの外径以下の外径の筒状部と、該
筒状部の一部に形成された筒状部の外径より大きな径の
大径部とを備えたマスキング用部材より成るものであ
る。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)の導
電ロールのコーティングマスキング用部材は、前記第1
発明において、前記マスキング用部材が、前記筒状部の
先端に筒状部の外径より大きな径のフランジ部が一体的
に形成され、前記ゴムロールの一方のシャフト部に前記
穴部が被着されているマスキング用キャップより成るも
のである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)の導
電ロールのコーティングマスキング用部材は、前記第2
発明において、前記マスキング用部材が、前記ゴムロー
ルの外径より小さな外径の前記筒状部の先端に筒状部の
外径より大きな径のフランジ部が一体的に形成され、前
記ゴムロールの一方のシャフト部に前記穴部が被着され
ている縦断面略π字形状の合成樹脂製のマスキング用キ
ャップより成るものである。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)の導
電ロールのコーティングマスキング用部材は、前記第2
発明において、前記マスキング用部材が、前記ゴムロー
ルの外径と同一の外径の前記筒状部の先端に筒状部の外
径より大きな径のフランジ部が一体的に突出形成され、
前記ゴムロールの一方のシャフト部に前記穴部が被着さ
れている縦断面略π字形状の合成樹脂製のマスキング用
キャップより成るものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)の導
電ロールのコーティングマスキング用部材は、前記第3
発明において、前記マスキング用部材が、前記ゴムロー
ルの他方のシャフト部に前記ゴムロールの外径以下の外
径の前記筒状部の一端に形成された前記穴部が被着さ
れ、前記筒状部の他端に形成された穴部がコンベア上の
回転治具のシャフト部に装着されるマスキング用受け治
具を備えているものである。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)の導
電ロールの製造方法は、コンベア上において回転する回
転治具のシャフト部に他端に形成された穴部が装着され
たマスキング用受け治具の筒状部の一端に形成された穴
部にゴムロールの下方のシャフト部が挿入され、前記ゴ
ムロールの上方のシャフト部に、前記ゴムロールの外径
より小さな外径の筒状部の先端に筒状部の外径より大き
な径のフランジ部が一体的に形成されたマスキング用キ
ャップが被着され、回転している前記ゴムロールの外周
壁全体に上下動する塗装装置によって導電性塗料が塗布
されるものである。
【0011】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
導電ロールのコーティングマスキング用部材は、シャフ
トの中央部に成形、加硫されたゴムロールの両端の少な
くとも一方のシャフト部に、前記ゴムロールの外径以下
の外径の筒状部の一部に形成された筒状部の外径より大
きな径の大径部を備えたマスキング用部材を被着して塗
装するので、前記シャフト部への塗膜の付着を阻止する
とともに、前記マスキング用部材の前記大径部に塗料の
盛り上がり部が形成されるようにして、前記ゴムロール
の少なくとも一方の端縁に塗料の盛り上がり部が形成さ
れるのを阻止するという効果を奏する。
【0012】上記構成より成る第2発明の導電ロールの
コーティングマスキング用部材は、前記第1発明におい
て、前記マスキング用部材を構成する前記マスキング用
キャップによって、前記筒状部の先端に一体的に形成さ
れた筒状部の外径より大きな径の前記フランジ部に塗料
の盛り上がり部が形成されるようにして、前記ゴムロー
ルの少なくとも一方の端縁に塗料の盛り上がり部が形成
されるのを阻止するという効果を奏する。
【0013】上記構成より成る第3発明の導電ロールの
コーティングマスキング用部材は、前記第2発明におい
て、前記マスキング用部材を構成する縦断面略π字形状
の合成樹脂製の前記マスキング用キャップによって、前
記ゴムロールの外径より小さな外径の前記筒状部の先端
に一体的に形成された前記筒状部の外径より大きな径の
フランジ部に塗料の盛り上がり部が形成されるようにし
て、前記ゴムロールのの少なくとも一方の端縁に塗料の
盛り上がり部が形成されるのを阻止するという効果を奏
する。
【0014】上記構成より成る第4発明の導電ロールの
コーティングマスキング用部材は、前記第2発明におい
て、前記マスキング用部材を構成する縦断面略π字形状
の合成樹脂製の前記マスキング用キャップによって、前
記ゴムロールの外径と同一の外径の前記筒状部の先端に
一体的に突出形成された筒状部の外径より大きな径のフ
ランジ部に塗料の盛り上がり部が形成されるようにし
て、前記ゴムロールの両端縁の外周壁と前記マスキング
用キャップの外周壁が同一外径で連続するため前記ゴム
ロールの両端縁の塗料の盛り上がり部が形成されるのを
有効に阻止するという効果を奏する。
【0015】上記構成より成る第5発明の導電ロールの
コーティングマスキング用部材は、前記第3発明におい
て、前記マスキング用部材が備えるコンベア上の回転治
具のシャフト部に前記筒状部の他端に形成された前記穴
部が装着された前記マスキング用受け治具の前記筒状部
の一端に形成された前記穴部に前記ゴムロールの他方の
シャフト部が被着されるので、前記ゴムロールの他方の
前記シャフト部への塗膜の付着を阻止するとともに、前
記ゴムロールの下端縁に塗料の盛り上がり部が形成され
るのを阻止するという効果を奏する。
【0016】上記構成より成る第6発明の導電ロールの
製造方法は、コンベア上において回転する回転治具のシ
ャフト部に他端に形成された穴部が装着されたマスキン
グ用受け治具の筒状部の一端に形成された穴部にゴムロ
ールの下方のシャフト部が挿入され、前記ゴムロールの
上方のシャフト部に、前記ゴムロールの外径より小さな
外径の筒状部の先端に筒状部の外径より大きな径のフラ
ンジ部が一体的に形成されたマスキング用キャップが被
着され、回転している前記ゴムロールの外周壁全体に上
下動する塗装装置によって導電性塗料が塗布されるの
で、前記シャフト部への塗膜の付着を阻止するととも
に、前記マスキング用部材の前記フランジに塗料の盛り
上がり部が形成されるようにして、前記ゴムロールの両
端縁に塗料の盛り上がり部が形成されるのを阻止すると
いう効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0018】(第1実施形態)本第1実施形態の導電ロ
ールのコーティングマスキング用部材は、図1ないし図
4に示されるようにシャフト1の中央部に成形、加硫さ
れたゴムロール2の上端のシャフト部11に被着される
穴部31と前記ゴムロール2の外径より細い筒状部30
と該筒状部30の上端に形成された筒状部の外径より大
きな径のフランジ部32とを備えたマスキング用キャッ
プ3と、前記ゴムロール2の下端のシャフト部12に被
着される穴部41と、前記ゴムロール2の外径より細い
筒状部40とコンベアに装着される装着部42とを備え
たマスキング用受け治具4とから成るものである。
【0019】前記マスキング用キャップ3は、前記ゴム
ロール2の外径より小さな外径の前記筒状部30の上端
に筒状部の外径より大きな径のフランジ部32が一体的
に形成され、前記ゴムロール2の上方のシャフト部11
に前記穴部31が被着されている縦断面略π字形状の合
成樹脂製の部材より成る。
【0020】前記マスキング用受け治具4は、前記ゴム
ロール2の下方のシャフト部12に前記ゴムロール2の
外径より細い前記筒状部40の上端に形成された前記穴
部41が被着され、前記筒状部40の下端に形成された
装着部42としての穴部がコンベア5上の回転治具51
のシャフト部52に装着されている。
【0021】すなわち前記回転治具51は、図3および
図4に示されるようにコンベア5を構成するチェーンコ
ンベア50上に回転自在に一定間隔で配設され、前記チ
ェーンコンベア50の斜め上方に固定配設されたチェー
ン53に係合するスプロケット54が前記回転治具51
と一体的に配設されているので、前記チェーンコンベア
50の移動により前記チェーン53に係合するスプロケ
ット54が回転することにより、前記回転治具51およ
び前記マスキング用受け治具4を介して前記ゴムロール
2を回転駆動するものである。
【0022】本第1実施形態における導電ロールの製造
方法は、前記コンベア5上において回転する回転治具5
1のシャフト部52に他端に形成された穴部42が装着
されたマスキング用受け治具4の前記筒状部40の一端
に形成された穴部41に前記ゴムロール2の下方のシャ
フト部12が挿入され、前記ゴムロール2の上方のシャ
フト部11に、前記ゴムロール2の外径より小さな外径
の筒状部30の先端に筒状部の外径より大きな径のフラ
ンジ部32が一体的に形成されたマスキング用キャップ
3が被着され、回転している前記ゴムロール2の外周壁
全体に上下動する塗装装置6によって導電性塗料が塗布
されるものである。
【0023】前記塗装装置6は、図4に示されるように
垂直に延在配設されたガイド62に沿って上下動自在に
配設されたスライダユニット63に配設された静電塗装
ガン61によって構成され、前記ガイド62が配設され
た支柱64の上下に配設された一対のスプロケット65
に巻装された反対側にバランス用のカウンタウエイト6
61が配設されたローラチェーン66によって、前記静
電塗装ガン61が配設された前記スライダユニット63
が上下に往復動するように構成されている。
【0024】前記支柱64の下方に配設されたスプロケ
ット65には一体的に小径のスプロケット653と減速
機67のスプロケット671とがローラチェーン672
によって連結され、前記減速機67がカップリング68
を介してACサーボモータ69に回転連絡しており、該
ACサーボモータ69の正逆回転により、前記静電塗装
ガン61が配設された前記スライダユニット63の上下
の往復動が実現されるように構成されている。
【0025】上記構成の本第1実施形態における導電ロ
ールの製造装置による製造方法について、以下に述べ
る。前記ゴムロール2は、シャフト1の中央部に成形、
加硫されるものである。すなわち外径8mmのステンレ
スシャフト1の両端から8.5mmまでの範囲に亘り外
径14mmの軸方向の両端にC1の面取りが施されたゴ
ムロール2が成形、加硫される。
【0026】前記ゴムロール2の下端のシャフト12
が、前記コンベヤ5に回転自在に植設された外径12m
mのステンレスまたは前記アルミ製の受け治具4の上端
の内径8mmおよび軸方向8.2mmの凹部41に挿入
されるとともに、 前記ゴムロール2の上端のシャフト
11に外径11mmで内径8mmおよび軸方向8.5m
mの孔部31が形成され略π字形状縦断面形状の樹脂製
のマスキングキャップ3が装着される。
【0027】このゴムロール2が塗装ステーションに移
動して、前記チェーン53に係合するスプロケット54
によって回転運動が付与されるとともに、前記ガイド6
2に沿って上下動する前記スライダユニット63ととも
に上下動する前記静電塗装ガン61によって外表面全体
に導電性塗料の塗装が施されるものである。
【0028】上記作用を奏する本第1実施形態の導電ロ
ールのコーティングマスキング用部材は、前記シャフト
1の中央部に成形、加硫された前記ゴムロール2の上端
のシャフト部11に、前記ゴムロール2の外径より細い
外径の筒状部30の上端に形成された筒状部30の外径
より大きな径のフランジ部32を備えたマスキング用キ
ャップ3を被着して塗装するので、前記シャフト部11
への塗膜の付着を阻止するという効果を奏する。
【0029】また本第1実施形態の導電ロールのコーテ
ィングマスキング用部材は、図5に示されるように前記
マスキング用キャップ3の前記フランジ部32に塗装膜
60の盛り上がり部321が形成されるようにして、図
6に示される従来における前記ゴムロールRの少なくと
も上端縁に塗料の盛り上がり部Fが形成されるのを阻止
して、前記ゴムロール2に被着した塗装膜60を一様に
するという効果を奏する。
【0030】さらに本第1実施形態の導電ロールのコー
ティングマスキング用部材は、前記コンベア5上の前記
回転治具51のシャフト部52に前記筒状部40の下端
に形成された前記穴部42が装着された前記マスキング
用受け治具4の前記筒状部40の上端に形成された前記
穴部41に前記ゴムロール2の下方のシャフト部12が
被着されるので、前記ゴムロール2の下方の前記シャフ
ト部12への塗膜の付着を阻止するとともに、前記ゴム
ロール2の下端縁に塗料の盛り上がり部が形成されるの
を阻止するという効果を奏する。
【0031】また本第1実施形態の導電ロールの製造方
法は、前記コンベア5上において回転する前記回転治具
51の前記シャフト部52に、下端に形成された前記穴
部42が装着されたマスキング用受け治具4の前記筒状
部40の上端に形成された前記穴部41に前記ゴムロー
ル2の下方のシャフト部12が挿入され、前記ゴムロー
ル2の上方のシャフト部11に、前記ゴムロール2の外
径より小さな外径の筒状部30の上端に筒状部の外径よ
り大きな径の前記フランジ部32が一体的に形成された
前記マスキング用キャップ3が被着され、回転している
前記ゴムロール2の外周壁全体に上下動する塗装装置6
によって導電性塗料が塗布されるので、前記ゴムロール
2の両端の前記シャフト部11、12への塗膜の付着を
阻止するとともに、前記マスキング用キャップ3の前記
フランジ32に塗料の盛り上がり部321が形成される
ようにして、前記ゴムロール2の両端縁に塗料の盛り上
がり部F(図6)が形成されるのを阻止するという効果
を奏する。
【0032】(第2実施形態)本第2実施形態の導電ロ
ールのコーティングマスキング用部材は、図7に示され
るようにマスキング用キャップ3の筒状部33の外径を
前記ゴムロール2の外径と同一にする点が、前記第1実
施形態との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明
する。
【0033】本第2実施形態における前記マスキング用
部材は、前記ゴムロール2の外径と同一の外径の前記筒
状部33の上端に筒状部33の外径より大きな径のフラ
ンジ部34が一体的に突出形成され、前記ゴムロール2
の上方のシャフト部11に前記穴部31が被着されてい
る縦断面略π字形状の合成樹脂製のマスキング用キャッ
プ3より成るものである。
【0034】本第2実施形態の導電ロールのコーティン
グマスキング用部材は、前記マスキング用部材を構成す
る縦断面略π字形状の合成樹脂製の前記マスキング用キ
ャップ3によって、前記ゴムロール2の外径と同一の外
径の前記筒状部33の上端に一体的に突出形成された筒
状部の外径より大きな径の前記フランジ部34に塗料の
盛り上がり部341が形成されるようにして、前記ゴム
ロール2の両端縁の外周壁と前記マスキング用キャップ
3の外周壁が同一外径で連続するため前記ゴムロールの
両端縁の塗装膜60の盛り上がり部が形成されるのを有
効に阻止して、図7に示されるように軸方向全体に亘り
一様な厚さの塗装膜60を形成するという効果を奏す
る。
【0035】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の導電ロールのコーティ
ングマスキング用部材を示す縦断面図である。
【図2】本第1実施形態の導電ロールのコーティングマ
スキング用部材を示す斜視図である。
【図3】本第1実施形態の導電ロールの製造方法に用い
られるゴムロールの回転移動機構を示す斜視図である。
【図4】本第1実施形態の導電ロールの製造方法に用い
られる塗装装置を示す側面図である。
【図5】本第1実施形態のコーティングマスキング用部
材における塗料の盛り上がり部を説明するための部分拡
大断面図である。
【図6】従来のコーティングマスキング用部材における
塗料の盛り上がり部を説明するための断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態のコーティングマスキン
グ用部材および塗料の盛り上がり部を説明するための部
分拡大断面図である。
【図8】従来の第1の導電ロールのコーティングマスキ
ング用部材および製造方法を示す断面図である。
【図9】従来の第2の導電ロールのコーティングマスキ
ング用部材および製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 ゴムロール 3 マスキング用キャップ 4 マスキング用受け治具 11、12 シャフト部 31、41 穴部 30、40 筒状部 32 フランジ部 42 装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 栄一 三重県鈴鹿市伊船町1900番地 鈴鹿富士ゼ ロックス株式会社内 Fターム(参考) 4D073 AA01 CA04 DB03 DB19 DB25 DB26 DB31 DB40 DB43 DD32 DD37 4D075 AA09 AA35 AA55 AA65 AA67 AD12 BB81Z CA47 DA10 DB35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトの中央部に成形、加硫されたゴ
    ムロールの両端の少なくとも一方のシャフト部に被着さ
    れる穴部と、前記ゴムロールの外径以下の外径の筒状部
    と、該筒状部の一部に形成された筒状部の外径より大き
    な径の大径部とを備えたマスキング用部材より成ること
    を特徴とする導電ロールのコーティングマスキング用部
    材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記マスキング用部材が、前記筒状部の先端に筒状部の
    外径より大きな径のフランジ部が一体的に形成され、前
    記ゴムロールの一方のシャフト部に前記穴部が被着され
    ているマスキング用キャップより成ることを特徴とする
    導電ロールのコーティングマスキング用部材。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記マスキング用部材が、前記ゴムロールの外径より小
    さな外径の前記筒状部の先端に筒状部の外径より大きな
    径のフランジ部が一体的に形成され、前記ゴムロールの
    一方のシャフト部に前記穴部が被着されている縦断面略
    π字形状の合成樹脂製のマスキング用キャップより成る
    ことを特徴とする導電ロールのコーティングマスキング
    用部材。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記マスキング用部材が、前記ゴムロールの外径と同一
    の外径の前記筒状部の先端に筒状部の外径より大きな径
    のフランジ部が一体的に突出形成され、前記ゴムロール
    の一方のシャフト部に前記穴部が被着されている縦断面
    略π字形状の合成樹脂製のマスキング用キャップより成
    ることを特徴とする導電ロールのコーティングマスキン
    グ用部材。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記マスキング用部材が、前記ゴムロールの他方のシャ
    フト部に前記ゴムロールの外径以下の外径の前記筒状部
    の一端に形成された前記穴部が被着され、前記筒状部の
    他端に形成された穴部がコンベア上の回転治具のシャフ
    ト部に装着されるマスキング用受け治具を備えているこ
    とを特徴とする導電ロールのコーティングマスキング用
    部材。
  6. 【請求項6】 コンベア上において回転する回転治具の
    シャフト部に他端に形成された穴部が装着されたマスキ
    ング用受け治具の筒状部の一端に形成された穴部にゴム
    ロールの下方のシャフト部が挿入され、 前記ゴムロールの上方のシャフト部に、前記ゴムロール
    の外径より小さな外径の筒状部の先端に筒状部の外径よ
    り大きな径のフランジ部が一体的に形成されたマスキン
    グ用キャップが被着され、 回転している前記ゴムロールの外周壁全体に上下動する
    塗装装置によって導電性塗料が塗布されることを特徴と
    する導電ロールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007193079A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Konica Minolta Business Technologies Inc ローラの製造方法とそれにより造られた現像ローラ、及び画像形成装置
CN104384054A (zh) * 2014-10-21 2015-03-04 昌进特(天津)电子有限公司 一种用于喷涂线体支架的保护套管

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