JP2001177559A - 電子メール装置、電子メールシステム、及び電子メールプログラムが記憶されたプログラム製品 - Google Patents

電子メール装置、電子メールシステム、及び電子メールプログラムが記憶されたプログラム製品

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JP2001177559A
JP2001177559A JP35555599A JP35555599A JP2001177559A JP 2001177559 A JP2001177559 A JP 2001177559A JP 35555599 A JP35555599 A JP 35555599A JP 35555599 A JP35555599 A JP 35555599A JP 2001177559 A JP2001177559 A JP 2001177559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封された電子メールを送信者側が容易且つ
迅速に把握できる電子メールシステムを提供すること。 【解決手段】 サーバ10は各クライアントPC20に
よるログアウト時刻をその使用者とともにログアウト情
報記憶部1222に記憶し、且つクライアントPC20
で開封されたメールの情報をクライアントPC20から
取得しメール管理情報記憶部1211に記憶する。そし
て、新しくログインしたクライアントPC20がある
と、そのクライアントPC20のログイン者が送信し前
回のログアウト時刻以降に開封された電子メールをメー
ル管理情報記憶部1211から取得し、開封メールリス
トをクライアントPC20に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メール装
置、電子メールシステム、及びプログラム製品に係り、
詳細には、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
やインターネット等の各種ネットワークを介して電子メ
ールの送受信が行われる電子メール装置、電子メールシ
ステム、及びプログラム製品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社内LANやインターネット、イ
ントラネット等によるネットワークを利用して電子メー
ルを送受信することが広く行われている。このような電
子メールの送受信は、送信される電子メールをその電子
メール情報と共に格納し、着信先端末装置からの要求に
よって電子メールを送信するようになっており、各端末
装置では、送受信した電子メールに関する各種記録を確
認することができる。例えば、送信した電子メールを宛
先の受信者(着信先端末装置)が開封したか否かについ
ても確認することができるようになっている。
【0003】図10は、電子メール送信者「山田五郎」
による電子メールの送信リストを表示した「電子メール
一覧」画面を表したものである。この図10に示される
ように、送信リストSLには、送信番号、受信者名(宛
先)、送信日時、電子メールの見出し等が一覧表示され
るようになっている。そして電子メールの送信者は、送
信した電子メールが受信者によって開封されたか否かを
確認する場合、送信リストSLから該当する電子メール
を指定し(反転表示させ)、画面下欄に配置された「電
子メール情報」キーIKをマウスクリック等により選択
することで、確認することができる。
【0004】例えば、電子メール送信者が電子メール
「TOEIC申し込みの件」の項目と、「電子メール情
報」キーをマウスクリックすると、図11に示されるよ
うに、表示装置の画面下側に電子メールの管理情報MI
が表示される。電子メール送信者「山田五郎」は、この
電子メールの管理情報MIに含まれる開封日時や、簡易
返事から、電子メール受信者「山田純子」によって開封
されたか否かを確認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えばこの電
子メール送信者が朝出社してその日の仕事の予定を立て
る場合などにおいて、前日に送信した複数の電子メール
の開封状況を確認することが必要になる場合がある。こ
のような場合、送信した電子メール毎に「電子メール情
報」をクリックして電子メールの管理情報から個別に開
封状況を確認する必要があり、送信電子メールが複数あ
る場合には同一の操作を繰り返す必要があり、煩雑であ
った。
【0006】そこで、本発明はこのような従来技術の課
題を解決するためになされたもので開封された送信電子
メールを容易に素早く把握できるようにすることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数の端末装置がネットワーク接続され、送信元端
末装置から着信先端末装置宛の電子メールを付属する電
子メール情報と共に取得し、着信先端末装置からの電子
メール開封要求に応じて当該着信先端末装置宛の電子メ
ールを送信する電子メール装置であって、着信先端末装
置による電子メールの開封状況をその開封時刻と共に管
理する開封状況管理手段と、各端末装置による第1の処
理を監視し、その処理が行われた時間を管理する第1処
理時間管理手段と、各端末装置による第2の処理が行わ
れたことを監視する第2処理監視手段と、この第2処理
監視手段で第2の処理が確認された端末装置が送信した
電子メールのうち、前記第1処理時間管理手段で管理さ
れている当該端末装置による第1の処理が行われた時間
から、前記第2の処理までの間に開封された電子メール
の電子メール情報リストを当該端末装置に送信する開封
リスト送信手段と、を電子メール装置に具備させて前記
目的を達成する。請求項2に記載の発明では、請求項1
記載の電子メール装置において、前記電子メール情報リ
ストを、着信先端末装置順に並び替えるソート手段を備
え、前記開封リスト送信手段は、前記ソート手段により
並び替えられた電子メール情報リストを送信する。請求
項3記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の電
子メール装置において、前記第1処理時間管理手段は、
各端末装置によるログアウトを第1の処理として監視
し、そのログアウト時間を管理し、前記第2処理監視手
段は、各端末装置によるログインを第2処理として監視
する。請求項4記載の電子メールシステムでは、請求項
1、請求項2又は請求項3に記載した電子メール装置
と、この電子メール装置にネットワークを介して接続さ
れた複数の端末装置から構成される電子メールシステム
であって、前記端末装置は、前記ネットワークを介して
前記電子メール装置に電子メールを送信する電子メール
送信手段と、自装置宛の電子メールを前記電子メール装
置から受信する電子メール受信手段と、第2の処理の際
に前記電子メール装置から送信される電子メール情報リ
ストを表示する表示装置とを備える、ことにより前記目
的を達成する。
【0008】請求項5に記載の発明では、複数の端末装
置がネットワーク接続され、送信元端末装置から着信先
端末装置宛の電子メールを付属する電子メール情報と共
に取得し、着信先端末装置からの電子メール開封要求に
応じて当該着信先端末装置宛の電子メールを送信する電
子メールプログラムであって、着信先端末装置による電
子メールの開封状況をその開封時刻と共に管理する開封
状況管理機能と、各端末装置による第1の処理を監視
し、その処理が行われた時間を管理する第1処理時間管
理機能と、各端末装置による第2の処理が行われたこと
を監視する第2処理監視機能と、この第2処理監視機能
で第2の処理が確認された端末装置が送信した電子メー
ルのうち、前記第1処理時間管理機能で管理されている
当該端末装置による第1の処理が行われた時間から、前
記第2の処理までの間に開封された電子メールの電子メ
ール情報リストを当該端末装置に送信する開封リスト送
信機能と、を実現するための電子メールプログラムが記
憶されたプログラム製品により、前記目的を達成する。
また、前記開封状況管理機能と、前記第1処理時間管理
機能と、前記第2処理監視機能と、前記開封リスト送信
機能と、を実現するための電子メールプログラムが記憶
された記憶媒体、電子メールプログラム伝送媒体、電子
メールプログラム搬送波、電子メールプログラム信号と
してもよい。前記プログラム製品とは、プログラムを備
えた又はプログラムが物理的に存在する各種製品をい
い、該当する製品としては、電子メールプログラムによ
る前記各機能を実現する記憶媒体、サーバシステムコン
ピュータ、ネットワークコンピュータ、コンピュータシ
ステム、コンピュータ、ワープロ、その他の製品が挙げ
られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、図1から図9を参照して詳細に説明する。図1は本
発明の電子メールシステムの一実施形態を示す全体構成
図である。この図1に示すように、本実施形態の電子メ
ールシステムは、本発明の電子メール装置の一実施形態
及び本発明のプログラム製品の一実施形態としてのサー
バ10、及び、送信元端末装置及び着信先端末装置とし
てのクライアントPC20を備えており、各クライアン
トPC20はサーバ10にLANケーブル等を介した有
線でまたは無線で接続されている。そして、サーバ10
が、クライアントPC20に対して、イントラネット中
におけるファイルサーバ、及びメールサーバとして機能
するようになっている。
【0010】サーバ10は、装置全体を制御するための
制御部11を備えている。この制御部11には、データ
バス等のバスライン18を介して、記憶部12、表示装
置15、入力装置としてのキーボード16やマウス1
7、及びクライアントインターフェイス19(以下「ク
ライアントI/F19」)を備えている。
【0011】制御部11は、CPU111、ROM11
2、及びRAM113を備えている。CPU111は、
ROM112から各種プログラムを読み込んで、RAM
113をワーキングエリアとして、各クライアントPC
20とのデータの送受信、その他のサーバ10の動作を
制御したり、所定の演算を行う中央処理装置である。
【0012】ROM112は、CPU111がサーバ1
0の各種制御や演算を行うための各種プログラムやデー
タが予め格納されたリードオンリーメモリである。RO
M112には、キーボードから入力された仮名文字列を
漢字混り文に変換する仮名漢字変換機能、クライアント
PC20から電子メールを付属する電子メール情報とと
もに取得し、クライアントPC20からの電子メール開
封要求に応じて当該クライアントPC20宛の電子メー
ルを配信するメール配信機能、クライアントPC20に
よる電子メールの開封状況をその開封時刻と共に管理す
る開封状況管理機能、各クライアントPC20による第
1の処理としてのログアウト処理を監視し、その処理が
行われた時刻を管理する第1処理時間管理機能と、各ク
ライアントPC20による第2の処理としてのログイン
処理が行われたことを監視する第2処理監視機能と、こ
の第2処理監視機能でログインが確認されたクライアン
トPC20が送信した電子メールのうち、前記第1処理
時間管機能において管理されている当該クライアントP
C20によるログアウト処理が行われた時刻から、前記
ログイン処理までの間に開封された電子メールの電子メ
ール情報リスト(開封リスト)を当該クライアントPC
20に送信する開封リスト送信機能と、を実現するため
の電子メールプログラム、その他のプログラムが格納さ
れ、本発明のプログラム製品の一実施形態として機能す
る。
【0013】RAM113は、CPU111にワーキン
グメモリとして使用されるランダムアクセスメモリであ
る。
【0014】記憶部12は、クライアントPC20から
送信されてきた電子メールについての管理を行うため
に、送信されてきた電子メールについての情報を記憶管
理するメール管理部121と、クライアントPC20か
らログインするメールの送受信者(使用者)の情報を管
理記憶するクライアント管理部122とを備えている。
メール管理部121は、メール管理情報記憶部1211
と、クライアントPC20から送信されてきたメールを
管理するメール本文記憶部1212とを備えている。
【0015】メール管理情報記憶部1211には、クラ
イアントPC20によるメールの開封状況がその開封時
刻と共に記憶される。これにより、メール管理情報記憶
部1211は、このメール管理情報記憶部1211に記
憶されるデータを更新する制御部11と共に、クライア
ントPC20によるメールの開封状況をその開封時刻と
共に管理する開封状況管理手段として機能する。
【0016】図2は、メール管理情報記憶部1211に
記憶される内容を概念的に示す図である。この図2に示
すように、メール管理情報記憶部1211には、各クラ
イアントPC20にログインし電子メールを送信した送
信者毎に、各送信メールについての送信番号、宛先(受
信者名)、送信日時、見出し、受信日時、開封状況、及
び開封日時が、送信メール毎に対応して格納される。送
信番号は、各送信者毎に、サーバ10に送信された順番
に各送信メールに付与される通し番号である。この送信
番号は、クライアントPC20において電子メールが作
成されサーバ10に送信された時に、送信番号付与手段
として機能する制御部11によって、付与される。
【0017】また、宛先は各送信メールの相手先(受信
者)名であり、送信日時は、クライアントPC20から
送信された電子メールをサーバ10が受信した月日及び
時刻であり、見出しは電子メールの作成時に送信者によ
って付された当該電子メールのタイトルである。宛先、
送信日時、及び見出しは、電子メールがクライアントP
C20からサーバ10に送信されてきた時に、電子メー
ルのヘッダ情報から検索される。受信日時は、電子メー
ルがサーバ10から宛先のクライアントPC20に送信
された月日及び時刻である。開封状況は、サーバ10か
ら着信先のクライアントPC20に受信された電子メー
ルについて、着信先のクライアントPC20においてメ
ールの本文が表示(開封)されたか、未開封かのいずれ
であるかを表すものである。また、開封日時(開封月日
及び開封時刻)は、クライアントPC20に送信された
電子メールの本文が開封された月日及び時刻である。こ
れらの開封状況及び開封日時は、電子メールが開封され
たクライアントPC20から送信される開封情報に基づ
いて、開封状況更新手段としての制御部11により更新
される。
【0018】メール本文記憶部1212には、クライア
ントPC20において作成されサーバ10へと送信され
てきた電子メールについて、メール管理情報記憶部12
11と同一の送信番号、ヘッダ情報、メール本文、及び
フッタ情報が宛先毎に格納される。ヘッダ情報及びフッ
タ情報には、各電子メールのヘッダやフッタに含まれる
情報が、その電子メールの送信番号に対応して格納され
る。ヘッダに含まれる情報としては、送信メールの送信
者、送信日時、見出し、テキスト形式、バイナリデータ
のテキストデータへのエンコード形式、その他従来より
メールのヘッダに含まれている情報が挙げられる。
【0019】このクライアント管理部122は、固定情
報記憶部1221とログアウト情報記憶部1222とを
備えている。固定情報記憶部1221には、クライアン
トPC20にログインしてメールを送受信する送受信者
(使用者)がイントラネットにログインするために必要
な照合情報(ID番号やパスワード等)、役職名等、各
使用者に関する情報が、各使用者に対応して格納され
る。図3は、ログアウト情報記憶部1222に格納され
るデータを概念的に示す図である。この図3に示すよう
に、ログアウト情報記憶部1222には、各クライアン
トPC20において使用者がログアウトしたログアウト
時刻(月日及び時間)が使用者に対応して記憶される。
このログアウト時刻は、同じ使用者がログアウトする毎
に更新され、最後にログアウトした時刻のみが格納され
る。ログアウト情報記憶部1222は、各クライアント
PC20の使用者による第1の処理としてのログアウト
時刻を管理する第1処理時間管理手段の一部として機能
する。
【0020】表示装置15は、例えばCRTや液晶ディ
スプレイ等が使用される。この表示装置15には、メー
ル管理部121やクライアント管理部122のデータの
管理状況、サーバ10全体の制御状態等が表示される。
キーボード16は、かな文字を入力するためのかなキー
やテンキー、各種機能を実行するための機能キー、カー
ソルキー、等の各種キーが配置されている。マウス17
は、ポインティングデバイスであり、表示装置15に表
示されるコマンドやアイコン等をクリックすることで対
応する機能の指定等を行う入力装置である。キーボード
16やマウス17は、サーバ10の操作、クライアント
PC20の使用者のIDやパスワード等の固定情報の入
力や訂正等に使用される。
【0021】クライアントI/F19は、ケーブルを介
してクライアントPC20を接続するためのインターフ
ェイスである。このクライアントI/F19を介して、
制御部11は、第1処理時間管理手段及び第2処理監視
手段として、クライアントPC20のログアウト(第1
の処理)時刻やログイン(第2の処理)時刻を監視しす
る。また、開封リスト送信手段として、クライアントP
C20においてログイン処理が行われた場合に、ログイ
ンした使用者が送信した電子メールのうち、この使用者
がクライアントPC20により前回ログアウトしてか
ら、今回ログインするまでの間に開封された電子メール
の電子メール情報リスト(開封リスト)を今回ログイン
したクライアントPC20に送信する。
【0022】次に、クライアントPC20の構成につい
て説明する。図4は、上記サーバ10と接続ケーブルを
介して接続され、電子メールの送受信を行う送信元端末
及び着信先端末としてのクライアントPC20の構成を
表したブロック図である。クライアントPC20は、図
4に示すように、装置全体を制御するための制御部21
を備えている。この制御部21には、データバス等のバ
スライン28を介して、入力装置としてのキーボード2
2やマウス23、表示装置24、印刷装置25、記憶装
置26、記憶媒体駆動装置27、ネットワークインター
フェイス(ネットワークI/F)29が接続されてい
る。
【0023】制御部21は、CPU211、ROM21
2、RAM213を備えている。CPU211は、RO
M212から各種プログラムを読み込んで、RAM21
3をワーキングエリアとして、サーバ10との電子メー
ル、開封情報、開封リストその他のデータの送受信、ク
ライアントPC20内の各種装置の動作の制御、及び所
定の演算を行う中央処理装置である。ROM212は、
CPU211が各種制御や演算を行うための各種プログ
ラムやデータが予め格納されたリードオンリーメモリで
ある。RAM213は、CPU211がワーキングメモ
リとして使用するランダムアクセスメモリであり、サー
バ10から送信されてきた開封リストや、作成中若しく
は作成済みの電子メールや受信した電子メールのヘッ
ダ、本文及びフッタ等を一時記憶させるためのエリア、
その他の各種エリアが確保されるようになっている。
【0024】キーボード22は、かな文字を入力するた
めのかなキーやテンキー、各種機能を実行するための機
能キー、カーソルキー、等の各種キーが配置されてい
る。マウス23は、ポインティングデバイスであり、表
示装置24に表示されるコマンドやアイコン等をクリッ
クすることで対応する機能の指定を行う入力装置であ
る。このキーボード22からの入力やマウス23による
ポインティングによって、ログイン及びログアウト、電
子メールの本文の作成、電子メールのサーバ10との送
受信命令の入力等を行う。
【0025】表示装置24は、CRTや液晶ディスプレ
イ等が使用される。この表示装置24には、ID及びパ
スワードを入力してイントラネットへログインするログ
イン用画面、電子メールを作成しサーバ10へ送信した
り、サーバ10からメールを受信し開封する電子メール
用画面、送信した電子メールについてサーバ10から受
信した開封リストを表示する開封リスト表示画面、イン
トラネットからログアウトするログアウト用画面等の各
種画面が表示される。印刷装置25は、表示装置24に
表示されたメール一覧、メール情報、メール開封状況、
作成、発信若しくは受信されたメール本文等を印刷する
ためのものである。この印刷装置25としては、レーザ
プリンタ、ドットプリンタ、インクジェットプリンタ、
ページプリンタ等の各種印刷装置が使用される。
【0026】記憶装置26は、読み書き可能な記憶媒体
と、その記憶媒体に対してプログラムやデータ等の各種
情報を読み書きするための駆動装置で構成されている。
この記憶装置26に使用される記憶媒体としては、主と
してハードディスクが使用されるが、後述の記憶媒体駆
動装置27で使用される各種記憶媒体のうちの読み書き
可能な記憶媒体を使用するようにしてもよい。記憶装置
26には、仮名漢字変換辞書261、プログラム格納部
262、データ格納部263等を有している。
【0027】プログラム格納部262には、キーボード
から入力された仮名文字列を仮名漢字変換辞書261を
利用して漢字混り文に変換する仮名漢字変換機能、サー
バ10へ電子メールを付属する電子メール情報とともに
出力し、サーバ10からログインした受信者宛の電子メ
ールを受信するメール送受信機能、受信した電子メール
のうち開封されたものについての情報(開封情報)とし
て、開封された電子メールとその宛先(受信者)、及び
開封日時をサーバ10へ送信する開封情報送信機能、ロ
グイン時に、ログインした使用者(ログイン者)が送信
者となっている電子メールについての開封リストをサー
バ10から受信する開封状況受信機能、受信した開封リ
ストを表示装置24に表示する開封リスト表示機能等の
機能をクライアントPC20に実現するための電子メー
ルプログラム、その他のプログラムが格納されている。
データ格納部263には、作成途中のメール、作成し未
送信のメール、送信したメールについて、作成日時、更
新日時、送信日時、宛先、メール本体その他のメールの
情報、メール発信先アドレス等のデータが格納されてい
る。
【0028】記憶媒体駆動装置27は、CPU211が
外部の記憶媒体からコンピュータプログラムや文書を含
むデータ等を読み込むための駆動装置である。記憶媒体
に記憶されているコンピュータプログラム等には、上述
の記憶装置26のプログラム格納部に記憶される各種プ
ログラムや仮名漢字変換辞書261、データ格納部26
3に格納される各種データ等を含むことができる。ここ
で、記憶媒体とは、コンピュータプログラムやデータ等
が記憶される記憶媒体をいう。記憶媒体駆動装置27に
使用される記憶媒体としては、主としてCD−ROMや
フロッピーディスク等が使用される。記憶媒体駆動装置
27は、これらの各種記憶媒体からプログラムやデータ
を読み込む他に、フロッピーディスクのような書き込み
可能な記憶媒体に対してRAM213や記憶装置26に
格納されているデータ等を書き込むことが可能である。
【0029】クライアントPC20では、制御部21の
CPU211が、記憶媒体駆動装置27にセットされた
外部の記憶媒体からコンピュータプログラムを読み込ん
で、記憶装置26の各部に格納(インストール)する。
そして、各種処理を実行する場合、記憶装置26から該
当プログラムをRAM213に読み込み実行するように
なっている。但し、記憶装置26からではなく、記憶媒
体駆動装置27により外部の記憶媒体から直接RAM2
13にプログラムを実行することもできる。
【0030】ネットワークI/F29は、ケーブルを介
してサーバ10に接続するためのインターフェイスであ
る。このネットワークI/F29を介して、制御部21
はメール送受信手段としてサーバ10へ電子メールを付
属する電子メール情報とともに出力したり、サーバ10
からログインした受信者宛の電子メールを受信する。ま
た、開封情報送信手段として、受信した電子メールのう
ち開封されたものについて、その宛先(受信者)、及び
開封日時をサーバ10へ送信し、開封リスト受信手段と
してログインした使用者が送信者となっているメールに
ついての開封リストをサーバ10から受信する。
【0031】次に、上述のような構成の電子メールシス
テムにおける各処理について説明する。上述の電子メー
ルシステムにおいて、サーバ10は、クライアントPC
20から電子メールを付属する電子メール情報とともに
取得し、クライアントPC20からの要求に応じて当該
クライアントPC20でログインした使用者宛の電子メ
ールを配信するメール配信処理、クライアントPC20
に送信した電子メールの開封状況をその開封時刻と共に
管理する開封状況管理処理、各クライアントPC20に
よるログアウト処理及び各クライアントPC20による
ログイン処理を監視し、ログイン処理が行われた場合
に、ログイン者が送信した電子メールのうち、ログイン
者が前回ログアウトした時刻から今回のログインまでの
間に開封された電子メールの電子メール情報リストを、
ログイン処理の行われたクライアントPC20に送信す
る開封リスト送信処理の各処理を、常時行っている。
【0032】図5は、本実施形態の電子メールシステム
のサーバ10におけるメール配信処理の流れを示すフロ
ーチャートである。この図5に示すように、メール配信
処理においては、サーバ10の制御部11は、クライア
ントPC20から電子メールが送信されて来るかどうか
を監視している(ステップ11)。そして、電子メール
の送信が有った場合(ステップ11;Y)には、送信さ
れてきた電子メールについての情報をメール管理情報記
憶部1211に格納する(ステップ13)。電子メール
の送信者、送信番号、宛先、送信日時、見出しは電子メ
ールのヘッダから把握し、送信番号、宛先、送信日時、
見出しを送信者に対応させて格納する。また、受信日時
及び開封日時にはデータを入れず、また開封状況は未開
封とする。更に制御部11は、送信されてきたメール
を、メール本文記憶部1212に格納する(ステップ1
5)。
【0033】また、制御部11は、クライアントPC2
0から、電子メールの受信要求があるかどうかを監視し
ている(ステップ17)。そして、クライアントPC2
0から電子メールが送信されてこない場合(ステップ1
1;N)、及び送信されてきた電子メールをメール本文
記憶部1212に格納した後(ステップ15後)に、電
子メールの受信要求が有ると(ステップ17;Y)、こ
の受信要求があったクライアントPC20にログインし
ている使用者(受信要求者)を固定情報記憶部1221
の照合情報から把握し、受信要求者宛であって受信日時
のデータが入っていない電子メールをメール管理情報記
憶部1211から探し出す。受信要求者宛の電子メール
がある場合(ステップ19;Y)には、この送信番号の
メールをメール本文記憶部1212から取得してクライ
アントPC20へ送信する。そしてメール本文記憶部1
212からこの電子メールのデータを削除するととも
に、メール管理情報記憶部1211の該当する電子メー
ルの受信日時を格納する(ステップ21)。受信要求者
宛の電子メールがメール管理情報記憶部1211に無い
場合(ステップ19;N)には、電子メールが無い旨を
表すデータを送信する(ステップ23)。
【0034】クライアントPC20から電子メールの受
信要求がない場合(ステップ17;N)、及びクライア
ントPC20に受信要求に応じて電子メールを送信した
場合(ステップ21後)やメールが無い旨のデータを送
信した場合(ステップ23後)には、制御部11は、キ
ーボード16等から配信処理の終了命令が入力されるか
どうか(ステップ25)を監視し、配信処理終了命令が
あった場合(ステップ25;Y)には、配信処理を終了
する。配信処理終了命令がない場合(ステップ25;
N)には、ステップ11に戻って、再び最初からの処理
を繰り返す。
【0035】図6は、本実施形態の電子メールシステム
のサーバ10における開封状況管理処理の流れを示すフ
ローチャートである。制御部11は、図5に示す配信処
理とともに、開封状況管理処理を並行して行う。開封状
況管理処理においては、制御部11は、図6に示すよう
に、クライアントPC20から開封情報が送信されてく
るかどうかを監視している(ステップ31)。この開封
情報は、クライアントPC20の受信要求に基づいてサ
ーバ10から送信されたメールについて、クライアント
PC20側で開封した場合に、クライアントPC20か
ら送信される。この開封情報には、開封した電子メール
の送信番号、及び、開封した月日と時刻(開封日時)が
含まれている。開封情報が送信されてくると、制御部1
1は、送信されてきた開封情報のデータに基づいて、メ
ール管理情報記憶部1211に格納されている開封状況
データを書き換える(ステップ33)。即ち、開封情報
に含まれる送信番号に対応した開封状況を未開封から開
封に更新するとともに、開封日時を開封情報のデータか
ら調べて埋め込む。
【0036】クライアントPC20から開封情報の送信
がない場合(ステップ31;N)、及び開封情報に基づ
いてメール管理情報記憶部1211のデータを更新した
後(ステップ33後)は、制御部11は、キーボード1
6等から開封状況管理処理の終了命令が入力されるかど
うか(ステップ35)を監視する。そして、開封状況管
理処理終了命令があった場合(ステップ35;Y)に
は、開封状況管理処理を終了する。開封状況管理処理の
終了命令がない場合(ステップ35;N)には、ステッ
プ31に戻って、再び最初からの処理を繰り返す。
【0037】図7は、本実施形態の電子メールシステム
のサーバ10における開封リスト送信処理の流れを示す
フローチャートである。サーバ10は、図5に示す配信
処理や図6に示す開封状況管理処理と並行して開封リス
ト送信処理を行う。開封リスト送信処理として、制御部
11は、図7に示すように、ログインされているクライ
アントPC20のログアウトを監視している(ステップ
51)。そして、ログアウトするクライアントPC20
がある場合(ステップ51;Y)には、そのクライアン
トPC20にログインしていた使用者とそのログアウト
時刻(月日及び時刻)を取得し、ログアウト情報記憶部
1222にログアウトした使用者(ログアウト者)とロ
グアウト時刻とを対応させ格納する(ステップ53)。
【0038】また、制御部11は、ログインするクライ
アントPC20があるかどうかを監視している(ステッ
プ55)。そして、ログアウトするクライアントPC2
0が無い場合(ステップ51;N)及びログアウトする
クライアントPC20についてログアウト情報記憶部1
222へのデータの格納を終えた状態において(ステッ
プ53後)、ログインするクライアントPC20がある
場合(ステップ55;Y)には、そのクライアントPC
20からログインした使用者(ログイン者)をログイン
IDと固定情報記憶部1221のデータから把握し、こ
のログイン者の前回のログアウト時刻をログアウト情報
記憶部1222のデータから検出する(ステップ5
7)。
【0039】前回のログアウト時刻を検出すると、制御
部11は、メール管理情報記憶部1211に格納される
このログイン者宛の電子メールの開封状況データから、
ログイン者が前回ログアウトしてから今回ログインする
までの時間に開封された開封メールを抽出する(ステッ
プ59)。このメールは、メール管理情報記憶部121
1に格納される開封状況のデータが開封となっているも
のとして抽出できる。そして、開封メールがあった場合
(ステップ61;Y)には、開封メールについてのデー
タを抽出し、受信先(宛名)毎に並べ替えて開封リスト
データを作成する(ステップ63)。本実施形態では、
受信者名をあいうえお順に並べ替えている。尚、本実施
形態では、開封メールについてのデータを抽出し開封メ
ールについてのデータ(開封リストデータ)を作成して
いるが、開封されたメールと開封されていないメールの
両方を含む開封状況リストデータを作成しても良い。図
8は、開封リストデータの内容を概念的に表した図であ
る。この図8に示すように、開封リストデータには、ロ
グイン者が前回ログアウトしてから今回ログインするま
での時間に開封された開封メールについて、送信番号、
受信者、開封時刻、及び見出しが含まれている。
【0040】開封リストデータを作成した後は、この開
封リストデータを、ステップ51においてログインした
クライアントPC20に送信し、メール管理情報記憶部
1211のデータから、開封リストデータに含まれる電
子メールのデータを削除する(ステップ65)。また、
ステップ59において開封メールが無かった場合(ステ
ップ61;N)には、ログインしたクライアントPC2
0に、開封メールが無かった旨を表すデータをクライア
ントPC20に送信する(ステップ67)。クライアン
トPC20からのログインが無かった場合(ステップ5
5;N)、開封リストデータを送信した後(ステップ6
5後)、及び開封メールがない旨のデータを送信した後
(ステップ67後)は、制御部11は、キーボード16
等から開封リスト送信処理の終了命令が入力されるかど
うかを監視し(ステップ69)、開封リスト送信処理の
終了命令があった場合(ステップ69;Y)には、開封
リスト送信処理を終了する。開封リスト送信処理の終了
命令がない場合(ステップ69;N)には、ステップ5
1に戻って、再び最初から開封リスト送信処理を繰り返
す。
【0041】続いて、本実施形態の電子メールシステム
においてクライアントPC20のログイン時の動作につ
いて説明する。サーバにおいて作成された開封リスト
は、クライアントPC20においてログイン処理の一環
として受信される。
【0042】図9は、クライアントPC20のログイン
処理の流れを表すフローチャートである。この図9に示
すように、クライアントPC20の制御部21は、ログ
インしていない状態においては、表示装置24にログイ
ンID及びパスワード入力用の画面を表示し、ログイン
IDとパスワードの入力に待機している(ステップ7
1)。そして、ログインIDとパスワードが入力される
と(ステップ73)、このログインID及びパスワード
をサーバ10へ送信し、通信を確立してネットワークへ
ログインする(ステップ75)。ネットワークへログイ
ンすると、サーバ10においてログインIDからログイ
ン者が検出され、ログイン者が送信したメールであっ
て、前回にログアウトしてからステップ71でログイン
するまでの間に受信者により開封された電子メールが調
べられ、開封された電子メールがある場合には、この開
封メールについての開封リストデータ(図8)が送信さ
れてくる。また、開封された電子メールが無い場合に
は、開封されたメールが無いことを表すデータが送信さ
れてくる(ステップ77)。
【0043】開封リストデータまたは開封メールがない
旨のデータを受信すると、制御部21は、開封リストデ
ータを受信した場合にはこの開封リストデータに基づい
て開封リストを表示装置24に表示させる。また、開封
メールがない旨のデータを受信した場合には、「新しく
開封されたメールはありません。」等のコメントを表示
装置24に表示し、ログイン処理を終了する。
【0044】このように、本実施形態では、サーバ10
が、配信した電子メールについての開封、未開封をクラ
イアントPC20から受信し、開封状況をメール管理情
報記憶部1211に格納しており、開封された電子メー
ルについてリスト化した開封リストデータをクライアン
トPC20に送信する。そして、クライアントPC20
において、送信されてきた開封リストデータに基づいた
開封リストを表示する。従って、本実施形態によると、
開封されたメールについて一覧して容易に素早く把握す
ることができる。本実施形態によると、サーバ10は、
クライアントPC20へのログイン者について、ログイ
ンしていない間に開封されたメールについて開封リスト
データをクライアントPC20に送信するので、開封さ
れたことを知らない可能性の高い送信メールについて、
効率的に把握することができる。
【0045】本実施形態によると、クライアントPC2
0からのログインがあった場合に、サーバ10がログイ
ン者を検出してそのログイン者の前回のログアウト以降
に開封された開封メールのリストのデータを自動的に送
信するので、少ない操作で、容易に素早く開封メールを
把握することができる。
【0046】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば本実施形態では、サー
バ10において、開封されたメールについての開封リス
トデータが作成され(ステップ63)クライアントPC
20に送信され(ステップ63、ステップ65)、クラ
イアントPC20において開封されたメールについての
リストが表示装置24に表示される(ステップ79)よ
うになっているが、開封されたメールと開封されていな
いメールの両方を含む開封状況リストデータを作成し、
クライアントPC20に送信しても良い。この場合、ク
ライアントPC20において、開封されたメールを抽出
して開封されたメールについてのリストを表示装置24
に表示しても、開封されたメールと未開封のメールの両
方について、開封状況を含むリストを表示装置24に表
示しても良い。開封されたメールと未開封のメールの両
方について表示する場合、開封されたメールと未開封の
メールがソーティングされ別々に表示されるようにする
こともできる。これにより、ログイン者は開封されたメ
ールと開封されていないメールを迅速に把握することが
できる。
【0047】また、上述の実施形態及び変形例では、ク
ライアントPC20では、ログイン直後に開封リストが
表示されるが、ログイン後クライアントPC20で作業
している間も所定操作によって開封リストを表示できる
ようにしてもよい。この場合、新たに送信メールが開封
されたときにサーバから新たに開封されたメールについ
てのデータをクライアントPC20に送信し、クライア
ントPC20では、例えば表示装置24の画面上の一部
に「送信メールが開封されました。」というアイコンを
表示し、このアイコンがクリックされることで開封され
たメールのリストが表示されるようにしてもよい。これ
により、クライアントはログイン後の作業中も送信メー
ルの開封状況を新規に確認できる。
【0048】上述の実施形態及び各変形例では、メール
管理情報記憶部1211に格納されるデータが、メール
本文記憶部1212に格納されるメールのヘッダのデー
タと共通している部分があるので、メール管理情報記憶
部1211に、ヘッダのデータを全て含めて格納し、メ
ール本文記憶部1212には、メールの本文のデータの
みを格納するようにしてもよい。また、上述の実施形態
及び各変形例では、第1の処理としてのログアウト処理
以降に開封された送信メールのリストが表示されるが、
第1の処理はログアウトに限定されるものではなく、例
えば以前にサーバ10からクライアントPC20へ開封
リストデータを送信した時刻や、クライアントPC20
の表示装置24に開封リストデータを表示した時刻を第
1の処理としてサーバ10にクライアントPCの使用者
毎に格納しておき、この時刻以降に開封されたメールに
ついての開封状況を表示するようにしてもよい。
【0049】上述の実施形態及び各変形例においては、
サーバ10がソート手段として機能し、サーバ10にお
いて、電子メールの送信者別の開封リストのデータが作
成され、クライアントPC20にはログイン者が送信し
た電子メールについてのみの開封リストが開封リストデ
ータとして送信されるが、サーバ10にはソート手段を
備えず、開封された全てのメールについての開封リスト
のデータをサーバ10から送信し、クライアントPC2
0にソート手段を備え、ログイン者が送信したメールに
ついての開封リストのデータを抽出し表示させるように
してもよい。
【0050】上述の実施形態及び各変形例においては、
サーバ10が並べ替え手段として機能し、ログイン者が
送信者となっている電子メールについての開封情報がサ
ーバ10において受信先(宛名)毎に並べ替えられて開
封リストが作成されているが、この並べ替えは受信先毎
ではなく、開封順や送信順としてもよい。また、受信先
毎や開封順等をクライアントPC20側で選択してサー
バに送信し、サーバ10においてクライアントPC20
側の選択結果に従って並べ替えが行われるようにしても
よい。更に、これらの並べ替えは、サーバ10ではな
く、クライアントPC20によって行われるようにして
もよい。
【0051】上述の実施形態及び各変形例においては、
送信メールを監視し送信されてきた電子メールをメール
本文記憶部1212に格納する送信メール格納処理(ス
テップ11〜ステップ15)に続いて、メールの受信要
求を監視し要求に応じてメール本文記憶部1212内の
メールを送信するメール配信処理(ステップ17〜ステ
ップ21)が行われるようになっているが、送信メール
格納処理とメール配信処理とは個別に独立して行うよう
にしてもよい。また、上述の実施形態及び各変形例にお
いては、ログインされているクライアントPC20のロ
グアウトを監視しログアウトの情報(ログアウトした使
用者とそのログアウト時刻)をログアウト情報記憶部1
222に格納するログアウト管理処理(ステップ51〜
ステップ53)に続いて、クライアントPC20のログ
インを監視し開封リストのデータを作成し送信するログ
イン処理監視及び開封リスト送信処理(ステップ55〜
ステップ65,67)が行われているが、ログアウト管
理処理と、ログイン処理監視及び開封リスト処理とは個
別に独立して行うようにしてもよい。
【0052】サーバ10においてもクライアントPC2
0と同様に記憶装置や、記憶媒体駆動装置を備え、これ
らの記憶装置や記憶媒体を本発明のプログラム製品の一
実施形態として、これらから各種プログラムを読み出し
て各処理を行うようにしてもよい。サーバは、メールサ
ーバのみとして機能するものであってもよい。また、フ
ァイル共有サーバ及びプリンタサーバのうちの一方又は
両方の機能を兼ねるものとしてもよい。
【0053】上述のシステムはイントラネットであり、
サーバ10は、ダイヤルアッププロキシサーバやダイヤ
ルアップルータを備え、外部との通信を所定範囲で行え
るようになっている。そしてサーバ10は、クライアン
トPC20から送信されたメールについて、自ホスト宛
かどうかを判断し、自ホスト宛の送信メールについての
み、上述のような処理を行うようになっている。しか
し、本発明のシステムやサーバは、外部との通信を行わ
ないLANやそのサーバ、インターネットシステムやそ
のメールサーバとすることもできる。
【0054】なお、以上の実施形態において説明した、
各装置、各部、各動作、各処理等に対しては、それらを
含む上位概念としての各手段(〜手段)により、実施形
態を構成することが可能である。例えば、「メールのヘ
ッダから、そのメールの送信者、送信番号、宛先、送信
日時、見出しを把握し、メール管理情報記憶部1211
に、送信番号、宛先、送信日時、見出しを送信者に対応
させて格納する(ステップ13)。」との記載に対し
て、メールのヘッダから、そのメールの送信者、送信番
号、宛先、送信日時、見出しを把握し、メール管理情報
記憶部1211に、送信番号、宛先、送信日時、見出し
を送信者に対応させて格納するメール情報格納手段を、
制御部11とは別に構成するようにしてもよい。同様
に、その他各種動作に対して「〜(動作)手段」等の上
位概念で実施形態を構成するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0055】以上説明したように、本発明によれば、開
封された送信メールを素早くかつ一目で把握することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メールシステムの一実施形態を示
す全体構成図である。
【図2】サーバのメール管理情報記憶部に記憶される内
容を概念的に示す図である。
【図3】サーバのログアウト情報記憶部に格納されるデ
ータを概念的に示す図である。
【図4】クライアントPCの構成を表したブロック図で
ある。
【図5】サーバにおけるメール配信処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図6】サーバにおける開封状況管理処理の流れを示す
フローチャートである。
【図7】サーバにおける開封リスト送信処理の流れを示
すフローチャートである。
【図8】開封リストデータの内容を概念的に表した図で
ある
【図9】クライアントPCのログイン処理の流れを表す
フローチャートである。
【図10】従来の電子メールシステムおいてクライアン
トPCにメールの受信者名等が表示されているリスト画
面である。
【図11】従来の電子メールシステムにおいてクライア
ントPCによる受信者名等が表示されているリストか
ら、受信者がメールを開封しているかどうかを表示する
メール情報を表示させた画面である。
【符号の説明】
10 サーバ 11 制御部 12 記憶部 121 メール管理部 1211 メール管理情報記憶部 1212 メール本文記憶部 122 クライアント管理部 1221 固定情報記憶部 1222 ログアウト情報記憶部 15 表示装置 17 マウス 18 バス 19 クライアントI/F 20 クライアントPC 21 制御部 22 キーボード 23 マウス 24 表示装置 25 印刷装置 26 記憶装置 261 仮名漢字変換辞書 262 プログラム格納部 263 データ格納部 27 記憶媒体駆動装置 28 バス 29 ネットワークI/F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置がネットワーク接続さ
    れ、送信元端末装置から着信先端末装置宛の電子メール
    を付属する電子メール情報と共に取得し、着信先端末装
    置からの電子メール開封要求に応じて当該着信先端末装
    置宛の電子メールを送信する電子メール装置であって、 着信先端末装置による電子メールの開封状況をその開封
    時刻と共に管理する開封状況管理手段と、 各端末装置による第1の処理を監視し、その処理が行わ
    れた時刻を管理する第1処理時間管理手段と、 各端末装置による第2の処理が行われたことを監視する
    第2処理監視手段と、 この第2処理監視手段で第2の処理が確認された端末装
    置が送信した電子メールのうち、前記第1処理時間管理
    手段で管理されている当該端末装置による第1の処理が
    行われた時刻から、前記第2の処理までの間に開封され
    た電子メールの電子メール情報リストを当該端末装置に
    送信する開封リスト送信手段と、を具備することを特徴
    とする電子メール装置。
  2. 【請求項2】 前記電子メール情報リストを、着信先端
    末装置順に並び替えるソート手段を備え、 前記開封リスト送信手段は、前記ソート手段により並び
    替えられた電子メール情報リストを送信することを特徴
    とする請求項1に記載の電子メール装置。
  3. 【請求項3】 前記第1処理時間管理手段は、各端末装
    置によるログアウトを第1の処理として監視し、そのロ
    グアウト時間を管理し、 前記第2処理監視手段は、各端末装置によるログインを
    第2処理として監視することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の電子メール装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    した電子メール装置と、 この電子メール装置にネットワークを介して接続された
    複数の端末装置から構成される電子メールシステムであ
    って、 前記端末装置は、前記ネットワークを介して前記電子メ
    ール装置に電子メールを送信する電子メール送信手段
    と、自装置宛の電子メールを前記電子メール装置から受
    信する電子メール受信手段と、第2の処理の際に前記電
    子メール装置から送信される電子メール情報リストを表
    示する表示装置とを備えることを特徴とする電子メール
    システム。
  5. 【請求項5】 複数の端末装置がネットワーク接続さ
    れ、送信元端末装置から着信先端末装置宛の電子メール
    を付属する電子メール情報と共に取得し、着信先端末装
    置からの電子メール開封要求に応じて当該着信先端末装
    置宛の電子メールを送信する電子メールプログラムであ
    って、 着信先端末装置による電子メールの開封状況をその開封
    時刻と共に管理する開封状況管理機能と、 各端末装置による第1の処理を監視し、その処理が行わ
    れた時間を管理する第1処理時間管理機能と、 各端末装置による第2の処理が行われたことを監視する
    第2処理監視機能と、 この第2処理監視機能で第2の処理が確認された端末装
    置が送信した電子メールのうち、前記第1処理時間管理
    機能で管理されている当該端末装置による第1の処理が
    行われた時間から、前記第2の処理までの間に開封され
    た電子メールの電子メール情報リストを当該端末装置に
    送信する開封リスト送信機能と、を実現するための電子
    メールプログラムが記憶されたプログラム製品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038592A1 (ja) * 2002-10-28 2004-05-06 Actis Corporation 電子メール制御プログラム及び電子メール制御システム
WO2005122032A1 (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Shin Den Den Network Co., Ltd. 学校教育総合情報配信システム
JP2009175900A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Fujitsu Ltd メール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システム

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