JP3430969B2 - 電子メール送信方法及び電子メール送信装置並びに電子メール送信用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

電子メール送信方法及び電子メール送信装置並びに電子メール送信用プログラムを記憶した記憶媒体

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JP3430969B2
JP3430969B2 JP12968599A JP12968599A JP3430969B2 JP 3430969 B2 JP3430969 B2 JP 3430969B2 JP 12968599 A JP12968599 A JP 12968599A JP 12968599 A JP12968599 A JP 12968599A JP 3430969 B2 JP3430969 B2 JP 3430969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを送信
する方法及び装置に関し、特に、重複した用件を多人数
に送信する際に好適な電子メール送信方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを介した電子メール
による連絡手段が商用,私用を問わず社会的なインフラ
として広く浸透している。特に、研究やビジネスの分野
において多人数である企画を進行させている場合には、
電子メールは、電話と異なり、相手の不在時であっても
必要な連絡を取ることができ、また、ファクシミリより
も手軽であるため、広く使用されている。すなわち、電
話のように同時刻に双方が在席して連絡を取り合う必要
がなく、また、ファクシミリ送信よりも短時間で作業が
完了するため、同一内容の電子メールを多数人に一括送
信することが行われている。
【0003】かかる電子メールの一括送信は、主に、電
子メールプログラムの実行によって表示される送信メー
ルの作成画面において、通常、TO欄(宛先メールアド
レスを記入する欄)に、「,」区切り等にて、送信先そ
れぞれのメールアドレスを順次記入することで、その作
成された電子メールの内容が、前記TO欄記載の送信先
それぞれに一括送信される。例えば、「TO:a1@bbb.co.j
p, a2@bbb.co.jp, a3@bbb.co.jp, …」等の要領であ
る。かかる送信メールの内容は、通常、その控えがデー
タとして保存される。
【0004】また、メーリングリストという仕組みがあ
り、これは、予め登録されているメンバーに対して、一
つのメールアドレスに電子メールを送信すると、メール
サーバーが振り分けを行い、予め登録されているメンバ
ー全員に当該電子メールを送信するものである。
【0005】このような同一内容の電子メールを多数人
に一括送信する手法では、以下のような不都合が生じ
る。すなわち、確認別にある人には知らせるべきではな
い内容がある場合には、一括送信を利用することができ
ず、この場合、個別にメールを送信しなければならな
い。例えば、複数の用件a,b,cが記載された1通の
電子メール(文書データ)を、複数送信先A,B,C,
…に対して送信するとする。このとき、送信先Aには用
件aを、送信先Bには用件bを、送信先Cには用件c
を、秘密としておきたい場合がある。かかる場合、送信
先Aには用件b,cのみを、送信先Bには用件a,cの
みを、送信先Cには用件a,bのみを、記載した電子メ
ールをそれぞれ作成して、個別に送信する必要がある。
【0006】また、その個別送信された文書の内容は、
もともとは一通の電子メールに記載されていた内容であ
って、それが送信先毎に用件aであったり要件bであっ
たりする。ゆえに、送信された用件aの電子メール,用
件bの電子メール,…のそれぞれは、個別に電子メール
データ又は文書データとしてコンピュータのハードディ
スク装置等の記録装置に記録保存される必要があり、そ
の記録容量を短期間で極めて大量に消費してしまう。
【0007】これに対し、特開平06−291779号
公報には、同報送信において、その基本となる文書デー
タの一部分を選択し、この基本となる文書データに別の
文書データを追加記載する等の種々の変更を加えた文書
データを所望の送信先に同報送信する電子メールシステ
ムが開示されている。この従来例では、基本となる文書
データに送信宛先毎に異なる文書データを追加しつつ多
数の宛先へ送信することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例では、基本となる文書データの一部を宛先毎に変更
するものであるため、例えば、ある企画に関するすべて
の用件を記載しておき、各用件を必要な宛先へ送信す
る、といった処理を行うことができない。すなわち、上
記従来例では、重複して連絡しべき事項が錯綜している
ときに、不要な重複を排除することが難しい、という不
都合があった。また、このような状態では、一般的なメ
ール送信ソフトを使用する場合も、1通ずつ電子メール
を作成しなければならず、すると、必要な宛先に必要な
事項のすべてを送信する用意ができたか否かの確認が煩
雑となってしまう、という不都合があった。
【0009】また、すべての連絡事項を記載しておき、
メール本文内にそれぞれ宛先を記載するのでは、用件別
の秘密を保つことができず、さらに、本来送信する必要
のないデータを送信することとなるため、インターネッ
トやLANに不要なトラフィックを生じさせてしまう、
という不都合があった。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、特に、多数の宛先に重複して連絡すべ
き事項と個別に連絡すべき事項が錯綜しているときであ
っても、その整理を支援しつつ必要最小限のデータのみ
を送信及び保存できる電子メール送信方法及び装置を提
供することを、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、複数
の用件データに区切られた文書データが作成される文書
データ作成工程と、この文書データ作成工程にて作成さ
れた文書データ中の各用件データにセクション名を定義
するセクション名定義工程と、複数のメールアドレスに
対してそれぞれ送信するセクション名を関連させるリン
ク設定工程と、このリンク設定工程にて各メールアドレ
ス毎に指定されたセクションを合成して当該メールアド
レスへ送出するセクション別送出工程とを備えた、とい
う構成を採っている。これにより前述した目的を達成し
ようとするものである。
【0012】まず、複数の用件データ毎の文書データが
作成される。そして、セクション名定義工程にて、これ
にセクション名を定義する。これにより、文書データ
は、複数のセクションの集合となる。続いて、リンク設
定工程は、複数のメールアドレスに対して送信するセク
ションのセクション名を関連させる。メールアドレス
は、アドレス帳などに格納されているメールアドレスの
うち必要なアドレスを選択させる構成としてもよいし、
また、すべてのメールアドレスを入力してもらう方式と
してもよいし、さらには、すでに受信しているメールに
関して当該「一括送信」での返信を行う旨が指示される
と、当該受信メールの送信元のメールアドレスを次々と
リストに追加するようにしてもよい。何らかの手法で送
信すべきメールアドレスの一覧が生成されると、リンク
設定工程にて各メールアドレスにセクション名が付され
る。1つのメールアドレスに対して、1つ又は1つ以上
のセクション名が定義される。リンク設定工程にて、送
信すべきすべてのメールアドレスにセクション名を定義
されると、セクション別送出工程が、各メールアドレス
に定義されたセクションの内容を合成して各メールアド
レスに送出する制御をする。このため、ユーザは、多数
人に連絡すべきすべての事項を記載した後に、各メール
アドレス毎に用件を示すセクションを関連させると、全
員に個別の連絡がなされる。そして、誰に対してどの用
件を送信するかを、メールアドレスとセクションの関連
で管理できるため、錯綜する連絡事項の整理が容易とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の
実施の一形態に係る電子メール送信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0014】本電子メール送信装置は、ハードウェアと
して、本装置全体の実行制御を行う中央演算処理装置1
0(Micro Processor Unit:以下、「MPU10」とい
う。)と、データ入力を行うためのキーボード,指示入
力を行うためのマウス等の装置からなる入力部16と、
基本ソフト(Operating System:以下、「O/S」とい
う。)又は電子メール送信プログラムと、それらの実行
に必要な種々のデータ,パラメータ等を記憶する第1記
憶手段19aと、O/S又は電子メール,テキスト文書
その他の文書データを記憶することがある第2記憶手段
19bと、電子メールプログラムの実行に必要なワーキ
ングエリアを提供するRAM(Random Access Memory)
等の第3記憶手段20と、モニター装置,プリンタ装
置,スピーカ等の出力部18を接続可能で、MPU10
の指令に基づいて表示出力信号,印刷出力信号,音声出
力信号等を適宜出力する出力インターフェース部17と
からなる。
【0015】第1記憶手段19aは、O/S又は電子メ
ール送信プログラムと、それらの実行に必要な種々のデ
ータ,パラメータ等を記憶することがあるコンピュータ
読取り可能な不揮発性の記録媒体であり、具体的には、
ROM(Read Only Memory),磁気ディスク(Flexible
Disk / Floppy Disk),ハードディスク(Hard DiskDr
ive),CD−ROM(Compact Disc-ROM),DVD−
ROM(Digital Video Disc-ROM),DVD−RAM
(Digital Video Disc-RAM),光磁気ディスク(Magnet
o-Optical Disk),EPROM(Erasable Programmabl
e Read Only Memory),EEPROM(Electrically E
rasable Programmable Read Only Memory),フラッシ
ュメモリ,スマートカード(登録商標),スマートメモ
リ(登録商標),コンパクトフラッシュカードその他の
どのような記録媒体でもよい。一般的には、ハードディ
スクを使用する。第2記憶手段19bは、O/S又は電
子メール,テキスト文書その他の文書データを記憶する
同様の構成である。
【0016】第3記憶手段20は、電子メールプログラ
ムの実行に必要なワーキングエリアを提供したり、その
実行に必要なデータや各種演算結果をを一時的に蓄積,
記憶することがあるコンピュータ読取り可能な記録媒体
であり、具体的には、SIMM,DIMM,SDRA
M,EDO等の読出及び書込可能なRAM(Random Acc
ess Memory)となるが、ハードディスク等を利用するこ
ともある。
【0017】本発明では、第1記憶手段19aと第2記
憶手段19bとを同一の記録媒体として形成することが
ある。また、その同一の記録媒体として形成されたもの
を、単に「電子メール記録部19」ともいう。該電子メ
ール記録部19は、作成した文書データ(電子メールデ
ータに限定されず,テキストデータ,ワープロ文書デー
タその他のいかなる文書に係るデータをも含むものとす
る)が保存記録される。また、文書データがプリンタ等
の印刷手段18aに印刷される際は、そのスプールデー
タが一時記録されたり、送信先の電子メールのアドレス
リストデータが設定記録されたり、その他の種々の設定
値が設定記録される。
【0018】入力部16は、本発明の電子メール送信装
置におけるテキストデータ及び適宜の指令コマンドを入
力する装置である。例えば、ライトパッド等のペンタイ
プ入力装置からなるペン入力手段16a(液晶画面上方
に設けるいわゆるタッチパネルでもよい)や,キーボー
ド,マウス等のデバイス入力手段16bや,マイクから
入力される音声信号を音声合成LSI等で解析してテキ
ストデータ又は各種指令コマンドに変換する音声入力手
段16cのいずれか又はこれらの組み合わせが適用でき
る。この入力部16は、MPU10に適宜テキストデー
タ又は各種指令コマンドを伝送する。その際、規格又は
非規格に関わらず、入力部16を接続可能なコネクタ,
ケーブル,ピンジャックその他の物理的インターフェー
スを提供する入力インターフェース部15を設けること
があり、バスBを介してMPU10とデータ伝送を行う
構成とすることがある。
【0019】出力部18は、本発明の電子メール送信装
置におけるモニター装置,プリンタ装置等の出力装置で
ある。例えば、キャラクタディスプレイ,ブラウン管,
液晶表示装置,プラズマディスプレイ装置等の表示装置
からなる表示手段18aや、インクジェットプリンタ,
ラインプリンタ,レーザープリンタ,ページプリンタ,
サーマルプリンタ,スタンドアローン型プリンタ,ネッ
トワークプリンタその他のいかなるプリンタからなる印
刷手段18bや,音声出力信号を音声合成LSI等で解
析して人間が聞取り可能となるような音声として出力す
る音声合成装置や単に音声出力信号を音声に変換して音
声出力するスピーカ等の音声出力手段18cのいずれか
又はこれらの組み合わせが適用できるが、これらに限定
されない。この出力部18はMPU10によって適宜出
力制御される。その際は、規格又は非規格に関わらず、
出力部18を接続可能なコネクタ,ケーブル,ピンジャ
ックその他の物理的インターフェースを提供する出力イ
ンターフェース部17を設けることがあり、バスBを介
してMPU10とデータ伝送を行う構成とすることがあ
る。
【0020】出力インターフェース部17は、例えば、
表示手段18aを接続するときは、モニター接続用のコ
ネクタ又はケーブルで実現する。また、その他画像処理
ボードやVRAMボード(Video RAM)等によっても実
現できる。また、印刷手段18bを接続するときは、D
−sub 25pin,アンフェノール 36pin,ハ
ーフピッチ36pin,ミニDIN 8pin,US
B,RS422,セントロニクスその他のコネクタ又は
ケーブルで実現することができる。更に、LAN(Loca
l Area Network),WAN(Wide Area network)等の
ネットワークNに接続してネットワークプリンタに出力
するための10BASE−T,10BASE−5,トラ
ンシーバケーブル,LANカードその他のいかなるコネ
クタ,ケーブル,ネットワークアダプタカードで実現す
ることがあるが、これらに限定されない。
【0021】本明細書において、「ネットワークN」と
は、LAN,WAN,リモートアクセス,公衆回線交換
網(PSTN: Public Switched Telephone Network),専
用線網,インターネット,パソコン通信網その他のいか
なる構成の電気通信網をも含む概念とする。
【0022】次に、電子メール記録部19に格納される
電子メールプログラムの実行に基づく各機能部について
説明する。図1において、文書データ作成部11は、特
に電子メール文書を作成,編集,保存するメール作成手
段11aと、電子メール以外の文書を作成,編集,保存
する文書作成手段のいずれか又は双方からなる。
【0023】そして、文書データ作成部11で作成され
る文書データ本文中において選択された一部を「セクシ
ョン」と設定するセクション設定手段12aを設ける。
更に、任意の送信先メールアドレスを入力部16から入
力,編集,追加,削除,変更,選択,指定できる送信先
指定手段12bを設ける。本明細書では、セクション設
定手段12aと送信先指定手段12bとを「データ指定
部12」と総称することがある。また、データ指定部1
2によってそれぞれ設定又は指定等された種々のデータ
は、電子メール記録部19にコンピュータ読取り可能に
て記録保存されることがある。
【0024】次に、セクション設定手段12aで設定さ
れた文書データ本文の内容の一部(以下、「セクション
データ」という。)と、該セクションデータが送信され
るべき宛先のメールアドレスとを、対応付けて(紐付け
て)設定記憶するリンク設定部13を設ける。該リンク
設定部13は、誰に(どのメールアドレスに)、どのセ
クションデータ(単数,複数を問わない)を送信するか
について、入力部16からの指示入力に基づいて対応付
けを行い、その対応付けをリンクデータとして電子メー
ル記録部19にコンピュータ読取り可能にて設定保存す
る。その際、データベースとして設定保存してもよい。
【0025】メール送出部14は、ネットワークNに接
続されて電子メールを送信する。具体的には、ネットワ
ークNに存在する図示しないメールサーバー又はDNS
(ドメインネームサーバー)等に問い合わせを実行し、
送信先メールアドレスのドメインに対応するネットワー
クアドレス(IPアドレス等)を取得する。そして、そ
のネットワークアドレスが、送信される電子メールのヘ
ッダ情報に含められて、その電子メールが送信される。
【0026】メール送出部14は、一括して複数の電子
メールをネットワークNに送出することがある。その
際、メール送出部14は、電子メール記録部19に記録
されたリンクデータを逐次読み出して、これから送信す
る送信先メールアドレスに対してどのセクションデータ
に係る内容(用件)を読出して電子メールデータを形成
するかについて、MPU10に問い合わせを行う。
【0027】MPU10は、電子メール送信プログラム
に基づいて、これから送信される送信先メールアドレス
に対応するリンクデータを電子メール記録部19から読
み出す。そして、MPU10は対応するセクションデー
タを読み出して、送信される電子メールの本文中に含め
るようメール送出部14を制御する。該メール送出部1
4は、電子メールを送信する都度、その送信先メールア
ドレス,発信者メールアドレス,主題,テキストデータ
形式,送信時刻その他のヘッダ情報と、読み出されたセ
クションデータ(複数でもよい)と、該当する場合は発
信者氏名,会社名その他のフッタ情報とから電子メール
データを構成する。
【0028】即ち、1件目の電子メールが送信される際
は、その電子メールの送信先アドレスに対応付けられた
セクションデータの全てが読み出されて、1通の電子メ
ールとして送信される。2件目以降の電子メールが送信
される際も、以上の過程が繰り返され、逐次電子メール
データが構成されて送信される。
【0029】その送信された電子メールは、従来であれ
ば送信された内容のままで控えとして記録保存される
が、本発明の電子メール送信装置では、その送信された
内容のままの控えとしての電子メールデータは保存しな
い。即ち、文書データ作成部11で作成又は保存された
文書データと、該文書データに設定された各セクション
と、対応するリンクデータとが電子メール記録部19に
記録保存されるのみである。
【0030】次に、図2は、電子メール記録部19(又
は第2記憶手段19b)に記録保存または設定記録され
る各データとその対応の関係を示す。まず、セクション
設定手段12aで設定されるセクションのそれぞれは、
対応する文書データの内容の一部(例えば用件毎)の開
始論理アドレス及び終了論理アドレスとともに、セクシ
ョンテーブル19b1に逐次設定記録される。例えば、
入力部16からの指示入力により、文書データ本文の内
容中で選択された1番目の所定範囲であるセクション1
は、その文書データ本文の論理アドレスが01BFから
025Dまでであることが設定記録される。このとき、
その範囲に含まれるテキストデータ(用件データ)を論
理アドレスに替えて、又はともに設定記録することがあ
る。
【0031】次に、送信先指定手段12bで指定される
メールアドレスのそれぞれは、メールアドレステーブル
19b2として電子メール記録部19に設定記録される
ことがある。具体的には、送信先指定手段19b2は、
入力部16からの入力によって、新規なメールアドレス
を追加登録したり、既に登録されているメールアドレス
を編集し,削除し,変更し,複製し,複写し又は貼付け
たり、クリック等の動作に応じて指定又は選択されたメ
ールアドレスが適宜読み出されるように構成される。
【0032】そして、セクションテーブル19b1と送
信先指定手段19b2とは、リンク設定部13にて相互
に対応付けられる。具体的には、例えば、文書データ本
文の論理アドレスが01BFから025Dの範囲に記録
されているセクション1と設定された用件データ「パッ
チ投入,ログ監視,ファイル更新」は、送信先1「xxx@
nec.co.jp」と送信先3「zzz@nec.co.jp」とに対応付け
られている(図3参照)。同様に、文書データ本文の論
理アドレスが02C4から02FBの範囲に記録されて
いるセクション2と設定された用件データ「センター連
絡,コマンド投入,ログ監視」は、送信先1「xxx@nec.
co.jp」と送信先2「yyy@nec.co.jp」とに対応付けられ
ている。同様に、文書データ本文の論理アドレスが04
A5から0511の範囲に記録されているセクション3
と設定された用件データ「本社対応,顧客対応,ベンダ
ー対応」は、送信先2「yyy@nec.co.jp」と送信先3「z
zz@nec.co.jp」とに対応付けられている。
【0033】上記のような対応付けに係るデータを、本
明細書では特に「リンクデータ」と呼称することがあ
る。そのリンクデータは、リンク設定部13の要求に基
づいてMPU10の指令によって電子メール記録部19
に設定記録される。その設定記録の態様は、図3のよう
に、送信先を主キー(又はインデックス)にして、それ
に対応するセクションの番号を格納するタイプの第1リ
ンクテーブル19b3や、セクションを主キー(又はイ
ンデックス)にして、送信先を格納するタイプの第2リ
ンクテーブル19b4として、電子メール記録部19に
設定記録されることがあるが、かかる構造には限定され
ない。
【0034】リンクデータは、送信される文書データ毎
に記憶領域が割り当てられて設定記録される。したがっ
て、異なる文書データについては、同じ「セクション
1」,「セクション2」等のインデックスを使用してい
ても、何ら混同,混乱,誤検出等することなく、確実に
文書データ毎にリンクデータを設定記録することができ
る。
【0035】次に、本発明の電子メール送信装置におい
て、実際に、文書データを作成して、セクションを設定
し、その作成された電子メールを送信するまでの一連の
動作態様の一形態について、図4乃至図6に基づいて説
明する。図4及び図5は本発明の電子メール送信プログ
ラムの実行フローチャート,図6は本発明の電子メール
送信プログラムが起動されたときの、文書データ作成画
面の表示の一形態を示す。MPU10の指令に基づき、
文書データ作成部11が、いわゆるウィンドウとしての
表示領域30を表示するための表示出力信号を出力イン
ターフェース部17に出力する(S100)。該出力イ
ンターフェース部17に表示手段18aが接続されてい
れば、その表示手段18aに表示領域30が表示される
(S101)。
【0036】その表示領域30は、大きく分けて3つの
フレームにて構成される(S102)。操作者から見て
一番左側は、セクションの設定を指示入力するためのセ
クション領域(セクション名表示領域)30aである。
操作者から見て中央は、送信する電子メールの本文をタ
イプ入力等する本文領域(文書データ表示領域)30b
である。操作者から見て一番右側は、本文領域30bで
入力した内容の一部又は全部を電子メールとして送信し
たい相手のメールアドレスが表示される送信先領域(メ
ールアドレス表示領域)30cである。
【0037】まず、本文領域30bをフォーカスし、キ
ーボード,マウス等の入力部16から入力可能な状態と
する(S103)。次に、送信先全員に共通な内容とし
ての頭書き、例えば「システム第1グループの○○○で
す。以下の作業を依頼致します。」とキーボードからタ
イプ入力する。このとき、マイク等から入力される音声
を認識してテキストデータに変換し、入力する構成とし
てもよい。また、本文の下方位置に、「以上、よろしく
お願いいたします。」という送信先全員に共通する結語
を入力する。
【0038】次に、送信先によってまちまちとなる用件
の内容を一通り入力する(S104,文書データ作成工
程)。例えば、ある者に対して依頼したい作業として、
「パッチ投入,ログ監視,ファイル更新」と入力する。
その入力された依頼内容を「用件1データ30b1」と
する。同様に、別の者に対して依頼したい作業として、
「センター連絡,コマンド投入,ログ監視」と入力す
る。その入力された依頼内容を「用件2データ30
2」とする。更に別の者に対して依頼したい作業とし
て、「本社対応,顧客対応,ベンダー対応」と入力す
る。その入力された依頼内容を「用件3データ30
3」とする。以降、用件データの入力に制限はない。
【0039】そして、本文の入力が終了したら、セクシ
ョンを設定する(S105,セクション名定義工程)。
例えば、セクション領域30aにおいて、入力部16か
らの指示入力によって、本文の内容を論理的に分割した
い始点と終点とを具体的に指定する。このとき、表示さ
れているマウスポインタPを、マウス等の入力部16で
セクション領域30a内にドラッグして該当範囲を指示
入力するようにしてもよい(図6参照)。また、キーボ
ードからの指示入力又はデータ入力によっても該当範囲
を指示入力できる構成とすることもあるが、好ましくは
これらの両方が常に使用できる構成とする。設定された
各セクションは、セクションテーブル19b1に設定記
録される(S106)。
【0040】このようにして、順次セクションを設定し
たとすると、セクション設定手段12aは、設定された
セクションのそれぞれをGUI(Graphical User Inter
face)で作業者に容易に認識せしめるための第1セクシ
ョン識別子30a1,第2セクション識別子30a2,第
3セクション識別子30a3,…を表示するよう表示制
御することがある(図7参照,S107)。これらの各
セクション識別子30a1,30a2,30a3,…は、
例えば矢印としたり、ボタンを形象するアイコンを表示
したり、太い直線としたり、その他いかなる文字,図
形,記号,ボタン,アイコン等の態様をも取り得るもの
とする。
【0041】ここで、送信先によって見せたい部分、見
せたくない部分があれば、セクション領域30aにて、
マウス等の入力部16で該当範囲をドラッグして反転さ
せ、その始点と終点とからセクション設定を行う構成と
することがある。また、本文中下方位置に記載すること
がある「以上、よろしくお願いいたします。」の結語の
部分については、送信先の全てに記述されるように電子
メール記録部19に設定記憶する構成とすることがある
し、逆に、設定で記述しないようにする構成としてもよ
い。
【0042】次に、送信先指定手段12bは、送信先領
域30cに、電子メール記録部19に設定記録されてい
る送信先候補としてのメールアドレスをそれぞれ表示す
る(図7参照,S108)。ここでは、キーボード等の
入力部16からの入力によって、新規なメールアドレス
を追加登録したり、既に登録されているメールアドレス
を編集し,削除し,変更し,複製し,複写し又は貼付け
たり、クリック等の動作に応じて指定又は選択されたメ
ールアドレスを適宜読み出すこともできる。
【0043】次に、設定された各セクションと、任意の
送信先メールアドレスのそれぞれとの対応付けについて
説明する。以下、説明の簡単のため、送信先メールアド
レス「xxx@nec.co.jp」を第1送信先30c1と、送信先
メールアドレス「yyy@nec.co.jp」を第2送信先30c2
と、送信先メールアドレス「zzz@nec.co.jp」を第3送
信先30c3とする。
【0044】まず、用件1データ30b1が第1セクシ
ョンとして設定されたとする〔図8(A)参照〕。対応
する第1セクション識別子30a1を、入力部16から
の指示入力によって、送信先領域30cの送信したい宛
先メールアドレス上にドラッグする〔図8(B)参照,
S109〕。これにより、リンク設定部13は、用件1
データ30b1(第1セクション)が、第1送信先30
1に送信されるべき内容であると判断して、両者を対
応付け、そのリンクデータを電子メール記録部19に設
定記録するよう、MPU10に要求する。該MPU10
は、電子メール記録部19の空き容量が不足している等
の特別な事情がある場合を除いて、そのリンクデータを
設定記録する(S110,リンク設定工程)。そのリン
クデータに特に異常が認められなければ、送信先指定手
段12bは、送信先領域30cにおいて、第1送信先3
0c1の下方位置に、第1セクションが対応付けられた
旨を表示する制御を行う(S111)。
【0045】次に、対応する第1セクション識別子30
1を、入力部16からの指示入力によって、送信先領
域30cの送信したい宛先メールアドレス上にドラッグ
する〔図9(A)参照,S109〕。これにより、リン
ク設定部13は、用件1データ30b1(第1セクショ
ン)が、第3送信先30c3に送信されるべき内容であ
ると判断して、両者を対応付け、そのリンクデータを電
子メール記録部19に設定記録するよう、MPU10に
要求する。該MPU10は、電子メール記録部19の空
き容量が不足している等の特別な事情がある場合を除い
て、そのリンクデータを設定記録する(S110)。そ
のリンクデータに特に異常が認められなければ、送信先
指定手段12bは、送信先領域30cにおいて、第1送
信先30c 1の下方位置に、第1セクションが対応付け
られた旨を表示する制御を行う〔図9(B)参照,S1
11〕。
【0046】次に、対応する第2セクション識別子30
2を、入力部16からの指示入力によって、送信先領
域30cの送信したい宛先メールアドレス上にドラッグ
する〔図10(A)参照,S109〕。これにより、リ
ンク設定部13は、用件2データ30b2(第2セクシ
ョン)が、第1送信先30c1に送信されるべき内容で
あると判断して、両者を対応付け、そのリンクデータを
電子メール記録部19に設定記録するよう、MPU10
に要求する。該MPU10は、電子メール記録部19の
空き容量が不足している等の特別な事情がある場合を除
いて、そのリンクデータを設定記録する(S110)。
そのリンクデータに特に異常が認められなければ、送信
先指定手段12bは、送信先領域30cにおいて、第1
送信先30c1の下方位置に、第2セクションが対応付
けられた旨を表示する制御を行う〔図10(B)参照,
S111〕。
【0047】次に、対応する第2セクション識別子30
2を、入力部16からの指示入力によって、送信先領
域30cの送信したい宛先メールアドレス上にドラッグ
する〔図11(A)参照,S109〕。これにより、リ
ンク設定部13は、用件2データ30b2(第2セクシ
ョン)が、第2送信先30c2に送信されるべき内容で
あると判断して、両者を対応付け、そのリンクデータを
電子メール記録部19に設定記録するよう、MPU10
に要求する。該MPU10は、電子メール記録部19の
空き容量が不足している等の特別な事情がある場合を除
いて、そのリンクデータを設定記録する(S110)。
そのリンクデータに特に異常が認められなければ、送信
先指定手段12bは、送信先領域30cにおいて、第2
送信先30c2の下方位置に、第2セクションが対応付
けられた旨を表示する制御を行う〔(図11(B)参
照,S111〕。
【0048】次に、対応する第3セクション識別子30
3を、入力部16からの指示入力によって、送信先領
域30cの送信したい宛先メールアドレス上にドラッグ
する〔図12(A)参照,S109〕。これにより、リ
ンク設定部13は、用件3データ30b3(第3セクシ
ョン)が、第2送信先30c2に送信されるべき内容で
あると判断して、両者を対応付け、そのリンクデータを
電子メール記録部19に設定記録するよう、MPU10
に要求する。該MPU10は、電子メール記録部19の
空き容量が不足している等の特別な事情がある場合を除
いて、そのリンクデータを設定記録する(S110)。
そのリンクデータに特に異常が認められなければ、送信
先指定手段12bは、送信先領域30cにおいて、第2
送信先30c2の下方位置に、第3セクションが対応付
けられた旨を表示する制御を行う〔図12(B)参照,
S111〕。
【0049】次に、対応する第3セクション識別子30
3を、入力部16からの指示入力によって、送信先領
域30cの送信したい宛先メールアドレス上にドラッグ
する〔図13(A)参照,S109〕。これにより、リ
ンク設定部13は、用件3データ30b3(第3セクシ
ョン)が、第3送信先30c3に送信されるべき内容で
あると判断して、両者を対応付け、そのリンクデータを
電子メール記録部19に設定記録するよう、MPU10
に要求する。該MPU10は、電子メール記録部19の
空き容量が不足している等の特別な事情がある場合を除
いて、そのリンクデータを設定記録する(S110)。
そのリンクデータに特に異常が認められなければ、送信
先指定手段12bは、送信先領域30cにおいて、第3
送信先30c3の下方位置に、第3セクションが対応付
けられた旨を表示する制御を行う〔図13(B)参照,
S111〕。
【0050】以上のようにして対応付けられた文書デー
タ本文の各セクションと送信先メールアドレスとは、そ
れぞれが独立して電子メール記録部19に保存記録され
る(S112)。例えば、第1送信先30c1に送信さ
れる電子メールは、図14(A)のように、まとまった
一つの電子メールデータとして電子メール記録部19に
保存記録されるのではなく、ヘッダ部分と,頭書き部分
と,該当すればフッタ部分だけが電子メールデータとし
て保存記録されるのみである。
【0051】即ち、この場合では、対応する用件1デー
タ30b1(第1セクション)及び用件2データ30b2
(第2セクション)は、図6において作成した用件1,
用件2,用件3,…全ての用件データを含んだ基の文書
データにセクションとして対応付けされている。したが
って、別個独立して、用件1データ30b1(第1セク
ション)及び用件2データ30b2(第2セクション)
を電子メールデータ本文の中に含めて記録保存する必要
はない。
【0052】以上のようにして作成される第1送信先3
0c1,第2送信先30c2及び第3送信先30c3宛て
の電子メールは、例えば送信先領域30cの下方位置に
設けることがある送信ボタン30dがマウス等の入力部
16で指示入力されると(S113)、その送信先毎
に、セクション設定されたセクションデータがリンクテ
ーブル19b3又は19b4から読み出され(抽出さ
れ)、送信される電子メールを第3記憶手段20に合
成,作成される(S114,セクション別送出工程)。
そして、ネットワークN上の図示しないメールサーバー
とのプロトコル(SMTP,RFC821その他のいか
なるメール送信プロトコルも含む)において送信可能な
状態になり次第、その電子メールのそれぞれが順次メー
ルサーバーに送出される(S115セクション別送出工
程)。
【0053】通常、送信ボタン30dをマウス等の入力
部16で1回のみ指示入力することで、電子メール記録
部19に多数記録保存されている送信するべき電子メー
ルのそれぞれが、漸次送出される(S116)。一通の
電子メールを送出完了する時間は極めて短いので、多数
の電子メールを送出する場合でも、見かけ上、殆ど一斉
に送信されることとなる(又は見かけ上同報送信される
ことになる)。
【0054】このようにして送信された電子メールのそ
れぞれは、前述のように別個独立して、送信先別の用件
データをその本文中に含む電子メールデータとして電子
メール記録部19に記録保存する必要はない。例えば、
図6又は図7等に示した送信先領域30cで、マウス等
の入力部16から送信先メールアドレスをクリックする
ことで(S117)、その送信先に送信した電子メール
の内容が、図14に示すような態様で表示手段18aに
表示出力されるよう、出力インターフェース部17に表
示出力信号を出力制御することがある(S118)。
【0055】より具体的には、第1送信先30c1がク
リックされた場合、まずヘッダにはそのメールアドレス
を表示する。本文には、他の電子メールと共通な頭書き
の内容と、対応付けられた第1セクション(用件1デー
タ30b1)及び第2セクション(用件2データ30
2)のみが電子メール記録部19から読み出されて、
全体として一通の電子メールデータ40aとして表示さ
れる〔図14(A)参照〕。
【0056】同様に、第2送信先30c2がクリックさ
れた場合、まずヘッダにはそのメールアドレスを表示す
る。本文には、他の電子メールと共通な頭書きの内容
と、対応付けられた第2セクション(用件2データ30
2)及び第3セクション(用件3データ30b3)のみ
が電子メール記録部19から読み出されて、全体として
一通の電子メールデータ40bとして表示される〔図1
4(B)参照〕。
【0057】同様に、第3送信先30c3がクリックさ
れた場合、まずヘッダにはそのメールアドレスを表示す
る。本文には、他の電子メールと共通な頭書きの内容
と、対応付けられた第1セクション(用件1データ30
1)及び第3セクション(用件3データ30b3)のみ
が電子メール記録部19から読み出されて、全体として
一通の電子メールデータ40cとして表示される〔図1
4(C)参照〕。
【0058】ここで、ネットワークNに送出される前
の、対応付けが終えられた電子メールのそれぞれも、図
14のように、送信された後における表示と同様な態様
で表示されることがある(S119)。その表示方法
は、送信された場合と同一であり、このようにすること
で、相手に送信する前に、画面で内容を視覚的に確認す
ることができる。
【0059】以上記載した電子メールの送信処理は、コ
ンピュータ(演算装置)にて電子メール送信プログラム
を実行することで実現され、該電子メール送信プログラ
ムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて提供され
ることがある。ここで、記録媒体の一例を図15に示
す。即ち、電子メール送信プログラムは、ハードディス
ク53、CD−ROM,MO,DVD−ROM,DVD
−RAM,PD等の円盤状記録媒体54、フロッピーデ
ィスク55、RAM,ROM等のメモリチップ51、E
PROM,EEPROM,スマートカード(登録商
標),スマートメディア(登録商標),フラッシュメモ
リ,コンパクトフラッシュカードその他の書換可能なカ
ード型ROM52等に記録保存することができ、コンピ
ュータ読取り可能である。
【0060】そして、円盤状記録媒体54からデータを
読み取る図示しないディスクドライブ装置又はフロッピ
ーディスク55からデータを読み取る図示しないフロッ
ピードライブ装置から、図示しないSCSIポート(ケ
ーブル),USBポート(ケーブル),IEEE139
4ポート(ケーブル)等を経由して、デスクトップ型コ
ンピュータ50に電子メール送信プログラムを転送する
こともできる。この場合は、そのデスクトップ型コンピ
ュータ50に内臓又は外付けされるハードディスク53
等の記録媒体に、電子メール送信プログラムが記録(コ
ピー)される構成とすることがある。
【0061】このような記録媒体に記録されることがあ
る電子メール送信プログラムは、コンピュータ読み取り
可能であり、該コンピュータは、例えば、パーソナルコ
ンピュータ,デスクトップ型コンピュータ,ノートブッ
ク型コンピュータ,モバイルコンピュータ,ラップトッ
プコンピュータ,ポケットコンピュータ,サーバーコン
ピュータ,クライアント端末,ワークステーション,ホ
ストコンピュータ,汎用コンピュータその他のいかなる
コンピュータであってもよい。
【0062】上述したように本実施形態によると、メー
ルアドレスに関連付けられたセクションを合成して送信
するため、送信先毎に送信したい用件を所望の送信先メ
ールアドレスと対応付けて設定記憶することができ、こ
のため、電子メールが送信される際に、その宛先に対応
付けされた所定の用件のみが送信されるので、一度の送
信で、送信先のそれぞれに対応する用件のみを伝えるこ
とができる。即ち、まず、セクション設定手段12aに
て送信先毎に送信したい用件データ30b1,30b2
30b3,…をセクションデータとして任意に設定記憶
することができる。そして、リンク設定部13にて、設
定記憶されたセクションデータのそれぞれを所望の送信
先30c1,30c2,30c3,…に対応するメールア
ドレスとそれぞれ対応付けて設定記憶することができ
る。その結果、電子メールが送信される際に、その送信
先30c1,30c2,30c3,…のそれぞれに対応し
て対応付けられた所定の用件のみが送信されるので、一
度の送信で、送信先のそれぞれに対応する用件のみを確
実に相手に伝えることができる。
【0063】さらに、メールを送信時にメールを合成し
て送信するため、合成前のメール本文及びセクションと
メールアドレスの関連のみを記憶すると、送信した電子
メールデータを個別に電子メール記録部19に保存する
必要がないので、ハードディスク等の記録媒体の記録容
量を極めて効率良く使用することができる。即ち、メー
ル送出部14が、送信先メールアドレスのそれぞれに対
応して、リンク設定部13の設定記憶する対応付けを読
み出して、一又は二以上のセクションデータを電子メー
ルとして送信する構成としたことによって、作成した文
書データから、送信先のそれぞれに対して1通ずつ電子
メールを生成しなくても、リンク設定部13の設定記憶
する対応付けを辿っていくことで、各送信先に対応する
必要な用件のみを電子メールの本文に含ませることがで
きる。
【0064】その結果、送信先件数分の電子メールデー
タ全てをハードディスク等の電子メール記録部19に記
録保存する必要がなくなって、極めて効率良く資源を利
用することができるという、優れた利点がある。更に、
その記録容量を節約することができる結果、本電子メー
ル送信装置の駆動速度を低下させることなく、良好に電
子メールの作成,編集,送信,閲覧等を行うことができ
るという優れた利点もある。
【0065】また、例えば図9に示すように、メール本
文を表示する領域と、セクションの定義又はセクション
名を表示する領域と、メールアドレスを表示する領域と
を設け、そして、メールアドレスを表示する領域の各メ
ールアドレス毎にセクション名を関連づけたため、設定
されたセクションの該当部分と、該セクションに対応す
る用件の内容と、その用件に対応付けられた送信先電子
メールアドレスとの対応関係を容易に把握することがで
き、すると、多数の宛先に重複した連絡を行う際に電子
メールを容易に整理しつつ作成することができる。
【0066】即ち、一のウィンドウ内に、例えばフレー
ムで仕切られた異なる3つの領域30a,30b,30
cを形成するため、どの部分をセクションとして設定し
たかということが一のフレームに明瞭に表示され、そし
て、設定された各セクションに対応する用件としてのセ
クションデータも一のフレームに明瞭に表示される。更
に、送信先メールアドレスも一のフレームに明瞭に表示
されるので、送信先毎に対応する用件のみを本文に含ん
だ電子メールを、その送信先それぞれに、より確実に送
信することができる。そして、セクションとして設定し
た部分と、そのセクションに対応する用件の内容と、送
信先のメールアドレスとをウィンドウ別に管理すること
ができるので、特に17インチ等のモニタ等を使用して
いる場合には、任意の位置にウィンドウを配置して操作
することにより、送信先毎に対応する用件のみを本文に
含んだ電子メールを、その送信先それぞれに、より確実
に送信することができる
【0067】どの用件をセクションとして設定したか、
また、どの相手先にどの用件を対応付けたかを、作業者
が視覚的に且つ容易に確認することができるので、本来
その相手先には送信されるべきでない用件を、誤ってそ
の相手に送信してしまうというような錯誤が生じる余地
を著しく減少させ、又はなくすことができる。このた
め、送信される用件の中に秘密の程度の高い内容が含ま
れている場合でも、極めて高いセキュリティを確保しつ
つ、送信先毎に対応する用件のみを本文に含んだ電子メ
ールを、その送信先それぞれに、より確実に送信するこ
とができる。
【0068】また、キーボード,マウス等としての入力
部16を設け、セクション設定手段12aは、入力部1
6からの指示入力に基づいて文書データの本文から用件
データ30b1,30b2,30b3,…を第1セクショ
ン,第2セクション,…等のセクションデータとしてそ
れぞれ設定記憶する例では、マウス,キーボード等から
用件データ30b1,30b2,30b3,…の部分を指
定(選択)して、それぞれセクションとして設定するこ
とができる。その結果、特別な専用端末に依存しなくて
も、日常操作することの多い、いわゆるパーソナルコン
ピュータ等の一般的な電子計算端末で本発明の電子メー
ル送信装置を容易に実現することができる。
【0069】さらに、リンク設定部13が、マウス,キ
ーボード等の入力部16からの指示入力に基づいて、送
信前の電子メールの内容や送信後の電子メールの内容を
モニタに表示させる例では、作業者は、まず電子メール
の送信前に、各送信先に適切な内容の用件のみが含まれ
ているかを視覚的に確認することができ、誤りがあれば
文書データ作成部11によって適宜編集し直すことがで
きる。更に、作業者は送信後にも電子メールの内容を確
認することができるため、内容の二重チェックも可能に
なる他、誰にどの用件を送信したかということの履歴
を、マウス等の入力部16でその送信先をクリック等す
ることで容易に知ることができ、簡易な構造のデータベ
ースとしても利用できるという極めて優れた利点があ
る。
【0070】そして、メール本文とセクションの定義並
びにセクション名とメールアドレスとのリンク情報を記
憶する例では、送信した電子メールデータを個別に電子
メール記録部19に保存する必要がないので、ハードデ
ィスク等の記録媒体の記録容量を極めて効率良く使用で
きる。即ち、送信先メールアドレスのそれぞれに、セク
ションデータを対応付けて設定記憶する構成としたこと
によって、作成した文書データから、送信先のそれぞれ
に対して1通ずつ電子メールを生成しなくても、リンク
設定部13の設定記憶する対応付けを辿っていくこと
で、各送信先に対応する必要な用件のみを電子メールの
本文に含ませることができる。
【0071】その結果、送信先件数分の電子メールデー
タ全てをハードディスク等の電子メール記録部19に記
録保存する必要がなくなって、極めて効率良く資源を利
用することができるという、優れた利点がある。更に、
その記録容量を節約することができる結果、本電子メー
ル送信装置の駆動速度を低下させることなく、良好に電
子メールの作成,編集,送信,閲覧等を行うことができ
る。
【0072】また、出力インタフェース部が、送信先別
のメールの内容を表示する送信先別表示領域を備え、文
書データ作成部が、メールアドレス毎に指定されたセク
ションを合成して送信先別表示領域へ表示させる機能を
備える例では、セクションを単位に各メールアドレス毎
に割り当てた送信内容の全文を例えばあるウィンドウ等
の送信先別表示領域に表示させるため、送信内容を通読
して確認することができる。また、メールアドレス表示
領域に表示されるメールアドレスの横に、通読での確認
を行ったことを示すマークを付するようにしてもよい。
【0073】この例では、さらに、文書データ作成部
が、送信先別表示領域に表示されたメールアドレス毎の
送信内容に変更が加えられた場合にはメール本文の更新
又は当該メールアドレス宛の送信内容のみの更新の選択
指示に従って一方の内容を更新する機能を備えるとよ
い。すなわち、送信内容に訂正すべき内容が発見された
時には、当該セクションの内容自体を訂正し、他のすべ
ての送信先への送信内容を訂正すべき場合と、当該メー
ルアドレスである送信先に対してのみ送信内容を訂正す
べき場合とが想定される。従って、送信先別表示領域に
送信内容を表示している時に編集がなされた場合には、
更新の対象を例えば2つのボタンのうち一方を選択する
ようなインターフェイスにて更新対象の選択を受け付け
る。これによっても、重複した用件を多数人に送信する
場合の送信内容の整理を支援する。そして、特定のメー
ルアドレスのみの変更と指令された場合には、当該編集
された内容をメール本文の新たなセクションと定義し、
当該メールアドレスへ引用するセクション名を変更する
と良い。すると、この更新を受け付ける処理を行って
も、各メールアドレス毎に送信内容を記憶する必要がな
くなる。
【0074】このように、文書データ作成部が、メール
アドレス毎に指定されたセクションを合成して送信先別
表示領域へ表示させる例では、送信前の電子メールの内
容や送信後の電子メールの内容をモニタに表示させるこ
とができるので、作業者は、まず電子メールの送信前
に、各送信先に適切な内容の用件のみが含まれているか
を視覚的に確認することができ、誤りがあれば文書デー
タ作成部11によって適宜編集し直すことができる。ま
た、作業者は送信後にも電子メールの内容を確認するこ
とができるので、内容の二重チェックも可能になる他、
簡易な構造のデータベースとしても利用できる。
【0075】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され機能する
ので、これによると、リンク設定工程にて、送信すべき
すべてのメールアドレスにセクション名を定義され、セ
クション別送出工程にて、各メールアドレスに定義され
たセクションの内容を合成して各メールアドレスに送出
する制御をするため、ユーザは、多数人に連絡すべきす
べての事項を記載した後に、各メールアドレス毎に用件
を示すセクションを関連させると、全員に個別の連絡を
行うことができ、そして、誰に対してどの用件を送信す
るかを、メールアドレスとセクションの関連で管理でき
るため、錯綜する連絡事項の整理が容易となり、また、
本文と各メールアドレスに対するセクションの関連のみ
を記憶しておくだけで、各メールアドレスに送信した内
容を把握できるため、保存するときに使用する記憶容量
も少なくなり、また、不要に重複した内容を全員に送信
することがないため、インターネット上のトラフィック
を不要に増加させることもなく、従って、多数の宛先に
重複して連絡すべき事項と個別に連絡すべき事項が錯綜
しているときであっても、その整理を支援しつつ必要最
小限のデータのみを送信及び保存できる、という従来に
ない優れた電子メール送信方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】データ指定部とリンク設定部とによる、各テー
ブルの制御態様を示す概略図である。
【図3】リンク設定部の作用を示す概略図である。
【図4】本発明の電子メール送信プログラムの実行フロ
ーチャートである。
【図5】本発明の電子メール送信プログラムの実行フロ
ーチャートである。
【図6】電子メール送信プログラム起動後の表示領域
で、セクションを設定する際の一例を示す概略図であ
る。
【図7】セクション設定を終えた後の表示領域の一例を
示す概略図である。
【図8】図8(A)は第1セクションを指定するときの
表示領域の表示態様の一例を示す概略図であり、図8
(B)は第1セクションと第1送信先とを対応付ける態
様の一例を示す概略図である。
【図9】図9(A)は第1セクションを指定するときの
表示領域の表示態様の一例を示す概略図であり、図9
(B)は第1セクションと第3送信先とを対応付ける態
様の一例を示す概略図である。
【図10】図10(A)は第2セクションを指定すると
きの表示領域の表示態様の一例を示す概略図であり、図
10(B)は第2セクションと第1送信先とを対応付け
る態様の一例を示す概略図である。
【図11】図11(A)は第2セクションを指定すると
きの表示領域の表示態様の一例を示す概略図であり、図
11(B)は第2セクションと第2送信先とを対応付け
る態様の一例を示す概略図である。
【図12】図12(A)は第3セクションを指定すると
きの表示領域の表示態様の一例を示す概略図であり、図
12(B)は第3セクションと第2送信先とを対応付け
る態様の一例を示す概略図である。
【図13】図13(A)は第3セクションを指定すると
きの表示領域の表示態様の一例を示す概略図であり、
(B)は第3セクションと第3送信先とを対応付ける態
様の一例を示す概略図である。
【図14】図14(A)は第1送信先に送出される(又
は送信した)電子メールの内容の表示態様の一例を示す
概略図であり、図14(B)は第2送信先に送出される
(又は送信した)電子メールの内容の表示態様の一例を
示す概略図であり、図14(C)は第3送信先に送出さ
れる(又は送信した)電子メールの内容の表示態様の一
例を示す概略図である。
【図15】本発明の電子メール送信プログラムが記録さ
れることがある記録媒体の取り得る態様の一例を示す概
略図である。
【符号の説明】
11 文書データ作成部 12a セクション設定手段 13 リンク設定部 14 メール送出部 16 入力部 17 出力インターフェース部 18 出力部 30 表示領域 30a,30b,30c 領域 30a1,30a2,30a3 セクション識別子 30b1,30b2,30b3 用件データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 3/14 H04L 12/54 H04L 12/58

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の用件データに区切られた文書デー
    タが作成される文書データ作成工程と、この文書データ
    作成工程にて作成された文書データ中の前記各用件デー
    タにセクション名を定義するセクション名定義工程と、
    複数のメールアドレスに対してそれぞれ送信するセクシ
    ョン名を関連させるリンク設定工程と、このリンク設定
    工程にて各メールアドレス毎に指定されたセクションを
    合成して当該メールアドレスへ送出するセクション別送
    出工程とを備え、 前記リンク設定工程の前に、前記文書データを文書デー
    タ表示領域に,前記複数のメールアドレスをメールアド
    レス表示領域に,前記文書データ表示領域に表示される
    文書への前記セクション名の定義に対応したセクション
    識別子をセクション名表示領域に,表示し、 前記リンク設定工程が、前記セクション名表示領域に表
    示されたセクション識別子が前記複数メールアドレス表
    示領域に表示された各メールアドレス上にドラッグされ
    たときに当該メールアドレスに当該セクション名を関連
    させる、 ことを特徴とする電子メール送信方法。
  2. 【請求項2】 複数の用件がブロックを単位に用件デー
    タとして記述された文書データを作成すると共に保持す
    る文書データ作成部と、この文書データ作成部によって
    作成された文書に前記用件データを単位にセクション名
    を定義するセクション設定部と、このセクション設定部
    によってセクションが定義された用件データを複数のメ
    ールアドレスへ送信する制御をするメール送出制御部と
    を備え、前記文書データ作成部に、複数のメールアドレスの一覧
    に対して各メールアドレス毎に1又は2以上の前記セク
    ションを関連させるリンク設定部を備えると共に、前記
    文書データ作成部にて保持する文書データを表示する文
    書データ表示領域と,前記複数のメールアドレスを表示
    するメールアドレス表示領域と,前記文書データ表示領
    域に表示される文書への前記セクション名の定義に対応
    したセクション識別子を表示するセクション名表示領域
    と,を備える出力インタフェース部を併設し、 この出力インタフェース部に、マウスを有する入力部を
    併設し、 前記リンク設定部が、前記入力部にて、前記セクション
    名表示領域に表示されたセクション識別子が前記複数メ
    ールアドレス表示領域に表示された各メールアドレス上
    にドラッグされたときに当該メールアドレスに当該セク
    ション名を関連させるリンク入力機能を備え、 前記メール送出制御部が、前記メールアドレス毎に指定
    されたセクションを合成して当該メールアドレスに送出
    するセクション別送出機能を備えたことを特徴とする電
    子メール送信装置。
  3. 【請求項3】 前記リンク設定部は、前記入力部からの
    指示入力に基づいて前記文書データの本文から前記用件
    データを第1セクション,第2セクション,…等の前記
    セクションデータとしてそれぞれ設定記憶することを特
    徴とする請求項記載の電子メール送信装置。
  4. 【請求項4】 前記出力インタフェース部が、送信先別
    のメールの内容を表示する送信先別表示領域を備え、 前記文書データ作成部が、前記メールアドレス毎に指定
    されたセクションを合成して前記送信先別表示領域へ表
    示させる機能を備えたことを特徴とする請求項記載の
    電子メール送信装置。
  5. 【請求項5】 演算装置を使用して電子メールを送信さ
    せるためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、 当該プログラムは前記演算装置を動作させる指令とし
    て、複数の用件データに区切られた文書データをユーザ
    の入力に従って作成させる文書データ作成指令と、この
    文書データ作成指令にて作成された文書データ中の前記
    各用件データにセクション名を定義させるセクション名
    定義指令と、複数のメールアドレスに対してそれぞれ送
    信するセクション名を関連させるリンク設定指令と、こ
    のリンク設定工程にて各メールアドレス毎に指定された
    セクションを合成して当該メールアドレスへ送出させる
    セクション別送出指令とを備え、 前記文書データを文書データ表示領域に,前記複数のメ
    ールアドレスをメールアドレス表示領域に,前記文書デ
    ータ表示領域に表示される文書への前記セクション名の
    定義に対応したセクション識別子をセクション名表示領
    域に,表示する指令を備えると共に、 前記リンク設定指令が、前記セクション名表示領域に表
    示されたセクション識別子が前記複数メールアドレス表
    示領域に表示された各メールアドレス上にドラッグされ
    たときに当該メールアドレスに当該セクション名を関連
    させる、 ことを特徴とする電子メール送信用プログラム
    を記憶した記憶媒体。
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