JP2001177557A - インターネット網に接続可能な電話通信装置と主電話制御装置とipアドレスを管理する方法 - Google Patents

インターネット網に接続可能な電話通信装置と主電話制御装置とipアドレスを管理する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPアドレスの枯渇を防止し、電話機の接続
が容易な電話通信装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、各内線電話機のニックネーム
として共通のグローバルなドメイン名を利用し、また主
電話制御装置は内線電話機個別にそのドメイン名と識別
情報を含むユニークなニックネームと対応づけてIPア
ドレスを管理することで、ニックネームで指定して電話
機を接続できるようにし、LANやIPの知識が無くて
も電話機の接続ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット網
に接続可能なボタン電話装置に関し、特にローカルエリ
アネットワーク(LAN)やISDNなどのネットワー
クに接続された複数の電話機とそれら電話機を制御する
主電話制御装置とを有する電話通信装置と、その電話通
信装置において複数の内線電話機に対してIPアドレス
を設定し管理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット網を経由して電話
通信を可能とする、いわゆるIP電話機が開発されてい
る。インターネットによる電話通信では、従来の回線交
換網による回線交換手順とは異なり、インターネットに
適用したTCP/IP(トランスファ・コントロール・
プロトコル/インターネットプロトコル)に基づく通信
が実行され、IP電話機は、そのプロトコルに基づいて
動作する。すなわち、発信側IP電話機は、IPにより
パケット化された情報により発信、着信先IP電話機間
で通話を行う。
【0003】また、インターネットによる通信では、送
信先IPアドレスを指定してパケットを送る必要があ
り、発信側IP電話機は着信先IP電話機に対し、送信
先(着信先)IPアドレスを指定して接続要求する。
【0004】一方で、IP電話機間で直接にインターネ
ット通信を行うには、インターネット網に、すべてのI
P電話機に割り当てられるIPアドレスが管理されてい
なければならない。IPアドレスは、全世界でただ1つ
のグローバルIPアドレスとして登録されたものでなけ
ればならない。
【0005】しかし、インターネット端末数の増加によ
り登録すべきIPアドレスが足らなくなると言うIPア
ドレスの枯渇の問題や、IPアドレスが増えることによ
るIPアドレスの登録管理の面倒さの問題があり、IP
アドレスがすべてのIP電話機に割り当てられることが
困難となってくる課題が生じる。
【0006】たとえば、複数のIP電話機がLANを経
由してインターネット網に接続される場合、LAN内の
すべてのIP電話機がインターネット網を経由して通信
を行うには、すべてのIP電話機毎に個別のIPアドレ
ス(グローバルIPアドレス)が設定される。しかし、
この場合には上記のようなIPアドレス枯渇の問題が生
じる。
【0007】これに対処するため、LAN内の各IP電
話機にグローバルIPアドレスでないプライベートIP
アドレスを付与してLAN内で管理する方法がある。こ
の場合、ネットワーク・アドレス・トランスレータ(N
AT)をLANとインターネット網との間に接続し(正
確にはNATの機能を有するルータを接続し)、各IP
電話機に割り当てたプライベートIPアドレスをインタ
ーネットに接続するためのグローバルIPアドレスに変
換する機能をNATに持たせることである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、NATを有する
ルータは、外部から内部インフラ(LAN)の端末に直
接にアクセスされないようセキュリティーを確保するた
めのファイアーウォールとなっている。したがって、N
ATの利用によりLAN内のIP電話機から外部のIP
電話機へ直接にアクセスすることは可能であるが、LA
Nの外側の網のIP電話機からLAN内のIP電話機に
直接にアクセスできない。しかし、相手発信者によって
は、直接にLAN内のIP電話機に着信させても良い場
合があるが、従来はそれができない。また、発信者が送
信先アドレスとしてLAN内のIP電話機のプライベー
トIPアドレスを知っていたとしても、それはインター
ネット網に登録されていないアドレスであるので、イン
ターネット通信することはできない。
【0009】また、LANを介して複数のIP電話機を
内線電話機として収容する場合に、LANおよびIPの
知識が必要で、そのような知識がある人しかIP電話機
をLANに接続することができないという問題があっ
た。本発明の第1の目的は、複数の電話機とそれらを制
御する主電話制御装置から成りIPアドレス(グローバ
ルIPアドレス)の枯渇を防止できる電話通信装置およ
びその主電話制御装置を提供することにある。
【0010】本発明の第2に目的は、特にLANやIP
の知識が無くても電話機を接続できる主電話制御装置を
提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、第1及び第2の目
的を達成できるよう、主電話制御装置により複数の電話
機のIPアドレスを設定し管理する方法を提供すること
にある。
【0012】本発明の第4の目的は、電話機毎にグロー
バルIPアドレスを設定しなくてもインターネット網か
ら電話通信装置の各電話機に直接にアクセスすることを
可能にした電話通信装置およびその主電話制御装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による主電話制御
装置は、複数の電話機による電話通信を制御し、前記複
数の電話機を、インターネット網に接続するローカルネ
ットワークを介して接続する。その構成は、前記複数電
話機に個別にプライベートなIPアドレスを割り当て、
前記電話機に個別のニックネーム毎に前記IPアドレス
を管理する管理回路(図1、図7の122、130)
と、前記IPアドレスを利用して前記電話機との間の通
信及び前記インターネット網との間の通信を制御するた
めの制御回路(図1、図7の110)とを含み、前記ニ
ックネームは、前記電話機に共通に使用され前記インタ
ーネット網に登録されたグローバルなドメイン名と前記
電話機を識別するための識別情報とを有することを特徴
とする。
【0014】本発明は、各内線電話機のニックネームと
して主電話制御装置に割り当てられたグローバルなドメ
イン名を利用し、また主電話制御装置は内線電話機個別
にそのドメイン名を含むユニークなニックネームと対応
づけてIPアドレスを管理する。
【0015】このようにニックネームにグローバルなド
メイン名を有することにより外部からアドレス検索がで
き、この効果でインターネットを介した通話時の相手探
しが容易になる。本発明は、またIPアドレスの枯渇の
防止にもなる。
【0016】本発明において、具体的に管理回路は、複
数電話機に個別にプライベートなIPアドレスを割り当
てるIPアドレス割り当て回路(図1、図7の122)
と、IPアドレス割り当て回路により割り当てられたI
Pアドレスをニックネーム毎に記憶する記憶手段(図
1、図7の130)とを含む。さらに制御回路は、割り
当てられたIPアドレスを前記電話機に通知することを
特徴とする。
【0017】本発明では、ニックネーム中の識別情報
は、たとえば、ユーザ識別部と前記電話機の内線番号を
示す内線番号識別部とを有する。
【0018】これにより、ユーザ識別部と前記電話機の
内線番号をニックネームの代わりに指定してIPアドレ
スを管理できるようになる。
【0019】一方、本発明による電話通信装置は、複数
の電話機と、前記複数の電話機による電話通信を制御
し、前記複数の電話機を、インターネット網に接続する
ローカルネットワークを介して接続した主電話制御装置
とを有する。主電話制御装置は、前記複数電話機に個別
にプライベートなIPアドレスを割り当て、前記電話機
に個別のニックネーム毎に前記IPアドレスを管理する
管理回路と、前記IPアドレスを利用して前記電話機と
の間の通信及び前記インターネット網との間の通信を制
御するための制御回路とを含む。
【0020】さらに前記ニックネームは、前記電話機に
共通に使用され前記インターネット網に登録されたグロ
ーバルなドメイン名と前記電話機を識別するための識別
情報とを有することを特徴とする。
【0021】また、本発明によるIPアドレスの管理方
法は、複数の電話機による電話通信を制御し、前記複数
の電話機を、インターネット網に接続するローカルネッ
トワークを介して接続した主電話制御装置によって、前
記複数の電話機に対するIPアドレスを設定し管理する
方法である。
【0022】その特徴は、前記複数電話機に個別にプラ
イベートなIPアドレスを割り当て、前記電話機に個別
のニックネーム毎に前記IPアドレスを管理し、前記ニ
ックネームに、前記電話機に共通に使用され前記インタ
ーネット網に登録されたグローバルなドメイン名と前記
電話機を識別するための識別情報とを使用することにあ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の電話通信装置の実施の形態
を示すブロック図である。ここでは電話通信装置が、複
数の内線電話機を収容するボタン電話装置であることを
想定する。
【0025】図1に示すように、ボタン電話装置は、ロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)1に接続された電
話機200、201とそれら電話機を制御する主電話制
御装置100とを有する。LAN1には、10BASE
−Tや100BASE−TX等の周知のLANが使用さ
れる。
【0026】ルータ3はLAN1とインターネット網2
との間に接続された、周知のファイアーウォールであ
る。電話機200、201は、主電話制御装置100に
収容される、いわゆる内線電話機であるが、LANの通
信機能を持っている。内線電話機の個数は図1のように
2つに限定せず、それ以上でも良い。
【0027】本発明の実施の形態は、主電話制御装置1
00が電話機200、201に個別のニックネームに対
してIPアドレスや内線番号の管理を行う。
【0028】ニックネームには、(呼称)(電話番号)
@(ドメイン名)の順で配列した、たとえば、「kobaya
shi100@soho-ip.abc.co.jp」が使用される。ここで、呼
称「kobayashi」は各電話機の利用者の呼称、電話番号
「100」は電話機の内線番号、ドメイン名「soho-ip.ab
c.co.jp」は主電話制御装置100のドメイン名であ
る。
【0029】電話機のニックネーム中のそのドメイン名
は、グローバルIPアドレス(世界的にユニークなアド
レス)としてインターネット網に登録されるものが使用
される。ドメイン名以外の呼称及び内線番号の部分は、
電話機を識別するための識別情報である。このように本
発明の実施の形態は、電話機200、201のニックネ
ームとして主電話制御装置100に割り当てられたグロ
ーバルなドメイン名を利用し、また主電話制御装置10
0は電話機個別にそのドメイン名と識別情報からなるニ
ックネームと対応づけてIPアドレスを管理する。
【0030】したがって、主電話制御装置100でニッ
クネーム毎にIPアドレスが割り当てられ、管理される
から、LANやIPのコードを知らなくても、ニックネ
ームによって電話機の管理ができる。
【0031】また、ニックネームにグローバルなドメイ
ン名を有することにより外部からアドレス検索ができ、
この効果でインターネットを介した通話時の相手探しが
容易になる。
【0032】すなわち、主電話制御装置100は、グロ
ーバルなドメイン名を含むニックネームで電話機のIP
アドレスを管理するので、インターネット網側からはド
メイン名から電話機を検索することができる。
【0033】また、インターネットを経由した外部の発
信者は、ニックネームによって通話相手を指定すること
(電話機200、201を個別に指定すること)で、ニ
ックネーム中のグローバルなドメイン名でインターネッ
ト網に接続できる。
【0034】本発明の実施の形態では、インターネット
網に電話機毎にグローバルIPアドレスを設定する必要
が無く、主電話制御装置100のグローバルIPアドレ
ス(ドメイン名)のみを登録すればよいので、IPアド
レスの枯渇に対応できる。次に図1の構成について説明
する。図1において、主電話制御装置100は、LAN
上の電話機200と電話機201をLANインタフェー
ス(I/F)回路120を介して内線収容する。
【0035】さらに、主電話制御装置100は、インタ
ーネット通信のためのTCP/IPの各プロトコルを実
行し電話通信全体を制御する制御回路110と、制御回
路110の指示で電話機200、201毎のIPアドレ
ス(このIPアドレスはプライベートIPアドレス)を
割り当てるIPアドレス割り当て回路122と、LAN
1から受信されるIPパケットのヘッダを解析するヘッ
ダ解析回路121と、電話機毎のニックネームに対する
プライベートIPアドレスと内線番号の対応関係を記憶
する内線テーブル131を含むメモリ回路132とを有
する。
【0036】電話機200、201は、LAN1に対す
るインタフェース回路の他、主電話制御装置100のI
Pアドレス割り当て回路122によって割り当てられた
IPアドレスを受信して記憶する手段、主電話制御装置
100から通知される内線テーブルを記憶する手段、ニ
ックネームまたは呼称(ユーザ識別部)または内線番号
を発生し主電話制御装置100に通知する手段を有す
る。電話機200、201は、ニックネームを通知する
とき、予め定めたヘッダ後にニックネーム付けてIPパ
ケットを構成し主電話制御装置100に送信する。
【0037】(IPアドレス割り当て動作(その
1)):電話機200(または201)がLAN1に接
続されるときに、LANの通信プロトコルにより主電話
制御装置100との間で同期が確立すると、LANイン
タフェース回路120でそれが検出され、制御回路11
0に通知される。
【0038】これにより制御回路110は、非動作状態
であった電話機200が動作状態になったことを検知
し、IPアドレス割り当て回路122にIPアドレス割
り当て指示を出す。
【0039】その指示によりIPアドレス割り当て回路
122は、新しく動作状態になった電話機200に対す
るIPアドレス(「XXX.XXX.XXX.001」(Xは任意の数)
のようなプライベートIPアドレス)を発生し、それを
制御回路110に送る。この場合、IPアドレスは、電
話機が動作状態から非動作状態になる毎にIPアドレス
割り当て回路122により自動的に採番され新しいIP
アドレスとして設定される。
【0040】次に制御回路112は、電話機200に割
り当てたIPアドレスを予め記憶された電話機200の
ニックネームと対応づけ、内線番号と共に図2に示す内
線テーブル131に登録する。
【0041】さらに制御回路110は、割り当てられた
IPアドレス(図2中のIPアドレス)を内線番号とニ
ックネームと共にLANインタフェース回路120を介
して電話機200に通知する。これにより電話機200
は新しく設定されたIPアドレスを自電話機の送信元I
Pアドレスとして記憶し、それに対応する内線番号とニ
ックネームも記憶する。
【0042】なお、主電話制御装置100は、IPアド
レスだけを電話機200に通知しても良い。
【0043】以上のように、電話機200がLAN1に
接続されて動作状態になる毎に、主電話制御装置100
が電話機200に新しいIPアドレス(プライベートI
Pアドレス)を割り当て記憶し、さらにそれを通知する
ことで、各電話機に対するIPアドレスの自動割り当て
が完了する。
【0044】自動割り当てにあたり、あらかじめさだめ
たユニークな番号順に自動割り当ての内線番号が割り当
てられても良い。たとえば、macアドレスの若い順に
ソートして内線番号を割り当てても良い。ネームのアイ
ウエオ順にソートして内線番号を割り当てても良い。
【0045】ここで、主電話制御装置100の内線テー
ブル131に予めニックネームが記憶されていない場
合、IPアドレスを割り当てるときにIPアドレス割り
当て回路122は電話機200に対するニックネームと
して、たとえば、入力回路123によって入力されて発
生したものを使用する。入力回路123は、キーボード
やマウスなどの入力手段の他、コンピュータでも良い。
【0046】この実施の形態では、電話機をLAN1上
で移動させても、自動的にIPアドレスが割り当てられ
それがニックネーム毎に内線テーブル内に書き込まれる
ので、その電話機使用者の電話機としていつでも使用で
きる。
【0047】(IPアドレス割り当て動作(その
2)):本発明の実施の形態では、ニックネームを入力
回路250だけでなく、電話機200、201で発生し
図2の内線テーブル131に登録させることもできる。
【0048】この場合、電話機200(または201)
は、ニックネームの登録要求を発生する。ここで、ニッ
クネームの登録要求の発生は、電話機の操作パネルの入
力回路からの信号でも、主電話制御装置100が前述の
IPアドレス割り当て動作でIPアドレスを通知してき
たときでも良い。あるいは、登録要求が一定時間毎に電
話機内で発生するものでも良い。
【0049】あるいは、電源投入時に登録要求する、ニ
ックネーム設定時に登録要求するものでも良い。また、
停電時に一斉に登録要求すると、装置負荷が上がるの
で、ランダムに時差を発生させて要求の衝突を避ける機
構を電話機が含んでいても良い。
【0050】電話機200は、ニックネームの登録要求
により予め記憶されたIPアドレスを送信元IPアドレ
スとする図3に示すパケットを登録要求メッセージとし
て作成し、IPパケットとして主電話制御装置100に
送信する。ここで、予め記憶されたIPアドレスとは、
前述のIPアドレス割り当て動作(その1)において主
電話制御装置100から通知されたIPアドレスであっ
てもよいが、インターネット網2のDHCPサーバから
ルータ3を経由して取り込んだIPアドレスであっても
よい。
【0051】図3のパケットにおいて、IPアドレス部
310は主電話制御装置100のローカルIPアドレス
と送信元IPアドレスを含み、予め定めたヘッダ部31
1は、ニックネーム登録を行うための登録要求などの識
別情報、データ長などの制御情報を含む。
【0052】ニックネーム部312は、電話機200内
に予め記憶された、あるいは入力回路のボタン操作によ
り発生し新たに設定されたニックネームである。ニック
ネーム部312は、電話機200の使用者の呼称に対応
するユーザ識別部300と、電話機200の内線番号に
対応する内線番号識別部301と、主電話制御装置10
0のグローバルIPアドレスのドメイン名に対応するド
メイン名識別部302とが順次配列したものである。
【0053】図3に示すパケットがLANインタフェー
ス回路120で受信されると、ヘッダ解析回路121は
図3のヘッダ部311を持つパケットを検出し、そのパ
ケットを制御回路110に送信する。
【0054】次に制御回路110は、図3に示すIPパ
ケット(登録要求メッセージ)のIPアドレス部310
内の発信元IPアドレス(電話機200のIPアドレ
ス)とニックネーム部312を取り出し、そのIPアド
レスを引数としてメモリ回路130内の内線テーブル1
31にニックネームと内線番号(ニックネームから取り
出された番号)を上書き登録する。
【0055】これにより、本発明の実施の形態では、電
話機からIPパケット(登録要求メッセージ)で通知さ
れるニックネームにより主電話制御装置100の内線テ
ーブル131を書き換えることができる。
【0056】図3のニックネーム部312のうち、ドメ
イン名識別部302はグローバルなドメイン名であるた
めドメイン名が変化しない限り変えることができない。
ユーザ識別部300の呼称と内線番号識別部301の内
線番号は自由に変えることができる。
【0057】また、電話機200からニックネーム中の
呼称または内線番号のみを変更したい場合、図3のIP
パケット(登録要求メッセージ)中のニックネーム部3
12は、フルニックネームでなくても、ユーザ識別部3
00のみ、あるいは内線番号識別部302のみでも良
い。この実施の形態では、電話機の配置変更等により使
用者の電話機が変わっても、登録要求メッセージを電話
機から送信することで、新たに設置された電話機のニッ
クネームや内線番号をIPアドレスに対して内線テーブ
ル131内に登録し直すことができる。あるいは、電話
機200、201は、IPアドレスが主電話制御装置1
00から通知されたときに、自分のニックネームを登録
要求メッセージにより送信し、内線テーブル131にニ
ックネームを登録することも可能である。
【0058】また、電話機の故障により、別な電話機を
購入しても、前の電話機に設定していたものと同一のニ
ックネームを有する図3のパケットを主電話制御装置1
00が電話機から受信することで、メモリ回路130の
内線テーブル131に登録される。したがって、使用者
にとって電話機の更新が容易になる。
【0059】また、電話機から自分のニックネームを指
定して内線テーブル131に登録し直すことで自分の電
話機として内線テーブルを書き換えることができる。こ
の場合、複数の電話機について同一のニックネームある
いは同一の呼称(ユーザ識別部)を内線テーブル131
に登録するようにすれば、複数の電話機を同一使用者の
電話機として設定できる。
【0060】(電話機の履歴登録について):本発明の
実施の形態では、メモリ回路130に電話機の通話履歴
が登録される。通話履歴は、制御回路110によって作
成される。
【0061】図1のメモリ部130の履歴情報テーブル
132には、電話機200、201のニックネーム毎に
通話毎の通信相手、通話料や通話時間等の履歴情報が記
憶される。図4は、その履歴情報を含む履歴情報テーブ
ルを示し、履歴情報は、ニックネーム毎に履歴情報テー
ブル132に記憶されている。図4に示すように、電話
機のIPアドレスと内線番号と合わせて記憶しても良
い。
【0062】これにより電話機が移動することによりI
Pアドレス割り当て回路122がIPアドレスを変更し
ても、その電話機の履歴情報はニックネーム毎に常に管
理され履歴情報テーブル132に記憶されるので、IP
アドレスの変更にかかわらず電話機毎(ニックネーム
毎)に履歴管理ができる。
【0063】(内線通話動作について):次に、電話機
200から電話機201への発信通話動作を説明する。
【0064】最初、電話機200は、どの電話と通信し
たいかを示す予め定めた第2のヘッダをもったIPパケ
ットを接続要求メッセージとして発生する。
【0065】図5はこのとき電話機200が発生するI
Pパケットを示す。このパケットは、パケット送信先の
主電話制御装置100のIPアドレスと電話機200の
送信元IPアドレスとを有するIPアドレス部410
と、電話発呼要求を示す予め定めた第2のヘッダ部41
1と、ニックネーム部412とを有する。ニックネーム
部412は、接続先の電話機201の情報である。
【0066】そのニックネーム部412として、ユーザ
識別部300と内線番号識別部301とドメイン名識別
部302とを有する第1のパターン、ユーザ識別部30
0だけの第2のパターン、あるいは内線番号だけの第3
のパターンのいずれのパターンでもよい。
【0067】電話機200から予め定めた第2のヘッダ
をもった接続要求メッセージのパケット(図5)をLA
Nインタフェース回路120を介して受信し、ヘッダ解
析回路121は予め定めた第2のヘッダを有するパケッ
ト(接続要求メッセージ)の場合、ニックネーム部41
2から検出したニックネームかユーザ識別部か内線番号
を制御回路110に届ける。
【0068】すなわち、受信した接続要求メッセージの
ニックネーム部412が第1のパターンの場合、ニック
ネームが制御回路110に送られ、第2のパターンの場
合、ユーザ識別部300の呼称が、また第3のパターン
の場合、内線番号識別部301の内線番号がそれぞれ制
御回路110に送信される。
【0069】制御回路110は、接続先電話機201の
ニックネームかユーザの呼称か内線番号に基づいて内線
テーブル131に確認し、それぞれに対応する接続先電
話機201のIPアドレスを内線テーブル131から取
得する。もし、複数のIPアドレスに対して同じニック
ネームか呼称か内線番号が内線テーブル131から確認
されると、それらに複数のIPアドレスを取得する。こ
のとき、接続先電話機は複数となる。
【0070】取得したIPアドレスを送信先IPアドレ
スとして、制御回路110は接続先電話機201に着信
通知パケットをIP(インターネットプロトコル)に基
づいて作成し、LANインタフェース回路120を介し
て接続先電話機201に送信し、電話機201を応答待
ち状態(呼び出し音を鳴らすようにする)にする。
【0071】電話機200は、電話機201の応答後に
RTPプロトコル(音声、画像データをリアルタイムで
転送するための標準プロトコル)に基づいて通話を行
う。RTPプロトコルによる通話状態になると、音声を
含む通話パケットが、電話機200と電話機201との
間で主電話制御装置100を経由せずに直接にやりとり
される。この場合、各電話機は、送信先IPアドレスを
通話相手電話機のIPアドレスに設定することで音声の
IPパケットを届ける。
【0072】以上のように、発信側電話機は、着信させ
たい相手電話機のニックネーム以外に、相手使用者の呼
称、あるいは内線番号を指定し図5のIPパケット(接
続要求メッセージ)の載せて送信することにより、通話
できるので、発信形態が広がる。
【0073】(内線テーブルの転送):本発明の実施の
形態では、内線テーブル131に登録された図2の内線
テーブルを制御回路110が読み出し、LANインタフ
ェース回路120を介して電話機200に転送すること
ができる。これにより、電話機200には、他の電話機
に対応する内線テーブルが自動的に通知され記憶され
る。したがって、電話機200は、他の電話機への内線
発信時に送信先IPアドレスとしてそのテーブルを利用
することができる。
【0074】なお、図2の内線テーブルは、電話機から
の内線テーブル転送要求のパケットをLANインタフェ
ース回路120が受け付け、ヘッダ解析回路121がそ
のパケットを検出したとき制御回路110が内線テーブ
ル131から読み出して電話機へ送信すると良い。
【0075】(電話機200、201の構成):ここ
で、電話機200、201の構成について説明する。図
6は電話機200(201)の構成を示すブロック図で
ある。電話機200(201)は、LAN1に接続しL
ANの通信プロトコルを実行するLANインタフェース
回路210と、TCP/IPを実行し全体を制御する制
御回路220と、前述したRTPプロトコルを制御する
RTP制御回路221と、通話時の音声を扱う音声パケ
ット変換回路211と、送話回路212と、受話回路2
13と、制御回路220に接続された記憶回路230
と、操作回路240と、表示回路250とを有する。
【0076】音声パケット変換回路211は、送話回路
212からの音声信号を符号化し、さらにパケット化し
て制御回路220に送る。また、制御回路220からの
音声パケットを取り出し復号化して受話回路213に送
る。
【0077】制御回路220は、TCP/IPに基づい
て音声パケットや他の情報パケットをIPパケット化し
てLANインタフェース回路210に送り、また、LA
Nインタフェース回路210からのIPパケットを解析
して所定の処理を行うよう各部を制御する。
【0078】たとえば、制御回路220は、主電話制御
装置100のIPアドレス割り当て部122によって割
り当てられたIPアドレスや、内線番号、ニックネーム
を受信して記憶回路230に記憶する制御、主電話制御
装置100から通知される内線テーブルの情報を記憶回
路230に記憶する制御を行う。また、割り当てられた
IPアドレスやニックネームを表示回路250に表示さ
せる機能も有する。
【0079】さらに、操作回路240のボタン操作、キ
ーボード操作によりニックネームを発生すると、制御回
路220はそのニックネームを主電話制御装置100に
通知するよう制御する。この場合、制御回路220は、
予め定めたヘッダ後にニックネーム付けて図3または図
5に示すパケットを構成し、LANインタフェース回路
210を介して主電話制御装置100に送信させる。
【0080】また、着信通知パケットの検出により制御
回路220は、呼び出し音をならす制御も行う。
【0081】(効果):以上説明したように本発明の実
施の形態によれば、以下の効果が得られる。
【0082】(1)1台の主電話制御装置100で複数
の人にユニファイドサービスが提供できる。
【0083】(2)同じ電話機に対するIPアドレスが
変わっても、利用者単位で正しい履歴や管理情報が残せ
る。
【0084】(3)1台の電話機に、1つのニックネー
ムの場合、その電話機をネットワーク上で移動してもそ
の人の電話として使える。
【0085】(4)電話機が故障して交換しても、同じ
ニックネームを使うとユーザ単位の管理が継続できる。
【0086】(5)複数の電話機があって、席を移動し
ても、ニックネームを入れることで自分の電話機として
使え、ユニファイドサービスの提供が受けられる。
【0087】(外部電話機との通話):本発明の実施の
形態の特徴は、前述したように電話機200、201の
グローバルIPアドレスをインターネット網に登録しな
いで、インターネット網に接続する外部の電話機が電話
機200、201を指定して通話できることである。
【0088】ニックネームにグローバルなドメイン名を
有することにより外部からアドレス検索ができ、この効
果でインターネットを介した通話時の相手探しが容易に
なる。
【0089】ここで、外部電話機との通話動作について
図7を参照して詳しく説明する。
【0090】図7は外部電話機との通話を説明するため
の本発明の実施の形態のブロック図である。
【0091】図7において、IP通信機能を有する電話
機510がインターネット網2に接続されている。電話
機510は、インターネット網2に直接接続されていて
も、LANを経由して接続されていても良い。また、ダ
イヤルアップ接続のようにダイヤルアップにより一時的
にインターネット網に接続されるものであっても良い。
【0092】ネームサーバ501は、ドメイン・ネーム
・システム(DNS)サーバやCHATなどのIPアド
レスおよびドメイン名を管理しているサーバでインター
ネット網2に接続されている。その他の構成は、図1と
同様である。
【0093】電話機510は、ネームサーバ501から
送信先装置のドメイン名を検索し受け取ることができ
る。
【0094】図8は電話機510から電話機200に対
し発信するときの電話機510、ネームサーバ501、
ルータ3、主電話制御装置100および電話機200の
動作シーケンスを示す図である。
【0095】最初、電話機510はインターネット網2
を介してネームサーバ501をアクセスしアドレス要求
を行う。これに対し、ネームサーバ501はIPアドレ
スを返し、電話機510は接続先のIPアドレスのドメ
イン名を検索する。なお、もし電話機510は接続先の
電話機200のニックネームを知っていればこの手順は
不要である。
【0096】電話機510は、電話機200のニックネ
ームを入力すると、その中のドメイン名を取り出し、送
信先IPアドレスとし、接続要求のための第2のヘッダ
を有するIPパケットを接続要求メッセージとして作成
して送信する。この場合、送信先IPアドレスは、主電
話制御装置100のグローバルドメイン名「soho-ip.ab
c.co.jp」となる。
【0097】電話機200のニックネーム「kobayashi1
00@soho-ip.abc.co.jp」は、図5のIPパケットのニッ
クネーム部412に挿入されて送信される。なお、電話
機510は、ニックネーム部412に、フルニックネー
ムでなく、ユーザ識別部300のみ、内線番号識別部3
01のみを入れて送信しても良い。
【0098】接続要求メッセージであるIPパケット
は、主電話制御装置100に接続するルータ3に到達す
る。ルータ3は、ローカルアドレスで主電話制御装置1
00を指定し、接続要求のIPパケットを送る。
【0099】そのIPパケットはLANインタフェース
回路120を介して受信され、ヘッダ解析回路121は
IPパケットの第2のヘッダによりそのパケットを検出
し、ニックネーム部412から検出したニックネームか
ユーザ識別番号か内線番号を制御回路110に届ける。
【0100】制御回路110は、接続先電話機201の
ニックネームかユーザ識別部の呼称か内線番号に基づい
て内線テーブル131に確認し、接続先電話機200の
IPアドレスを取得する。
【0101】次に取得したIPアドレスを送信先IPア
ドレスとして指定することで制御回路110は、接続先
電話機200に着信通知パケットをIPに基づいて作成
し、LANインタフェース回路120を介して通知す
る。これにより電話機200の制御回路220(図6)
が着信応答待ち状態になり、呼び出し音を鳴らす。
【0102】これに対し、電話機200が応答すると、
その応答が制御回路110で検出され、LANインタフ
ェース回路120から発信元の電話機510にインター
ネット網2を通じて通知される。
【0103】これにより電話機510は、音声を含む通
話IPパケットによる通話を行う。
【0104】音声を含む通話IPパケットは、電話機5
10と電話機200との間で主電話制御装置100のL
ANインタフェース回路120及び制御回路110を経
由してやりとりされる。この場合、各電話機は、送信先
IPアドレスを相手電話機のIPアドレスに設定するこ
とで音声のパケットを届ける。
【0105】なお、発信側電話機510は、着信先の電
話機200のニックネームを知らず設定できない場合、
ネームサーバ501から検索したドメイン名をもとに、
接続要求のIPパケット(図5)のニックネーム部41
2にドメイン名識別部(主電話制御装置100のドメイ
ン名)のみを付与して送信する。これにより、主電話制
御装置100の制御回路110は、そのドメイン名が電
話機200と201のニックネームとして共通に記憶さ
れていることを認識するので、すべての電話機に着信通
知パケットを送信する。この場合には、最初に呼び出し
に応答した電話機が着信側となる。
【0106】図8において、通話が終了すると、電話機
510からIP切断指令のパケットが送信され、回線切
断動作に移行する。
【0107】(第2の実施の形態):次に本発明の第2
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0108】図9は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。本実施の形態のボタン電話装置の主電
話制御装置300と400は、図1及び図7のボタン電
話装置の主電話制御装置100にさらに内線テーブルを
電子メールで送受信する機能を備えたものである。すな
わち、IPによる電子メールプロトコルを実行する電子
メール回路310と410がそれぞれ追加されている。
【0109】また、主電話制御装置300は、LAN1
を経由して常時インターネット網2に接続されている
が、主電話制御装置400はインターネット網2にダイ
ヤルアップ接続される。なお、図9では、主電話制御装
置400の内線電話機は省略されている。
【0110】主電話制御装置400は、ダイヤルアップ
回線に接続されるので、ダイレクトにはインターネット
網2から着信できない。したがって、この実施の形態で
は、電子メール機能によって内線テーブルの転送を行っ
ている。
【0111】次に主電話制御装置300から400への
内線テーブルのメール転送動作について説明する。
【0112】主電話制御装置300において、電子メー
ル回路310から制御回路110に転送指示があると、
制御回路110は内線テーブル131から図2の内線テ
ーブルを読み出し電子メール回路310に転送する。こ
れにより電子メール回路310は、内線テーブルの情報
を電子メール情報としてLANインタフェース回路12
0、LAN1およびルータ3を経由してインターネット
網2のメールサーバ600に送信する。メールサーバ5
02は、受信した内線テーブルの電子メール情報を格納
する。
【0113】その後、メールサーバ502は、プッシュ
型メールを実行し、主電話制御装置400がメール受信
可能であれば、格納された内線テーブルの電子メール情
報を主電話制御装置400のインタフェース回路120
に送信する。ここで、インタフェース回路120は、ダ
イヤルアップ接続に適したものである。
【0114】その電子メール情報はインタフェース回路
120から電子メール回路410に受信され、内線テー
ブルとして制御回路110に渡される。これにより、制
御回路110は、主電話制御装置300の内線テーブル
を内線テーブル131に格納する。
【0115】次に主電話制御装置400から300への
内線テーブルのメール転送動作について説明する。
【0116】主電話制御装置400において、電子メー
ル回路410から制御回路110に転送指示があると、
制御回路110は、インターネット網2にダイヤルアッ
プ接続するようインタフェース回路120を制御する。
【0117】ダイヤルアップによりインターネット網2
に接続されると、制御回路110は内線テーブル131
から図2の内線テーブルを読み出し電子メール回路41
0に転送する。これにより電子メール回路410は、内
線テーブルの情報を電子メール情報としてインタフェー
ス回路120を経由してインターネット網2のメールサ
ーバ600に送信する。メールサーバ502は、受信し
た内線テーブルの電子メール情報を格納する。
【0118】その後、メールサーバ502は、格納され
た内線テーブルの電子メール情報を主電話制御装置30
0のLANインタフェース回路120にルータ3及びL
AN1を介して送信する。
【0119】その電子メール情報はLANインタフェー
ス回路120から電子メール回路310に受信され、内
線テーブルとして制御回路110に渡される。これによ
り、制御回路110は、主電話制御装置400の内線テ
ーブルを内線テーブル131に格納する。
【0120】この第2の実施の形態によれば、主電話制
御装置の内線テーブルを互いに交換することができる。
【0121】これにより、主電話制御装置400の内線
電話機から主電話制御装置300の図示しない内線電話
機に発信するとき、その電話機200、201のニック
ネームを内線電話機から入力して接続要求することがで
きる。この場合の接続動作は、前述した外部電話機との
通話の動作に対応する。
【0122】ただし、主電話制御装置300の各電話機
から主電話制御装置400の内線電話機へのインターネ
ット網による接続要求は、主電話接続装置400がダイ
ヤルアップ回線に接続されているのでできない。
【0123】なお、第2の実施の形態の変形例として、
電子メールプロトコルの代わりにインターネットのLD
AP(ライト・ウェイト・ディレクトリ・アクセス・プ
ロトコル:RFC2251から2256で規定されてい
る)を使って内線テーブルを転送しても良い。
【0124】(他の変形例):以上説明した実施の形態
において、主電話制御装置100、300、400は、
いずれもボタン電話装置の1つの構成要素として機能し
ているが、同一の機能を有するものであれば、ターミナ
ルアダプタや他のマルチメディアスイッチに構成されて
いても良い。
【0125】また、内線電話機や外部電話機は、電話専
用機でなくても、特許請求の範囲に記載された電話機と
しては電話機能を有する他の通信装置やコンピュータな
どのデータ処理装置などを含むものである。
【0126】また、電話機と主電話制御装置とを接続す
るローカルネットワークは、LANに限らず、他の有線
ローカルネットワークや無線信号による無線ローカルネ
ットワークでも良い。後者の場合、電話機や主電話制御
装置に無線ローカルネットワークに対応した通信プロト
コルを実行する無線通信手段が必要となる。
【0127】主電話制御装置のメモリ回路は、情報記憶
媒体であれば何でも良い。
【0128】ニックネームのユーザ識別部の(呼称)
は、電話機の使用者名に対応する名称のみならず、主電
話制御装置100のネームたとえば、「総務」としてニ
ックネームを作成しても良い。これで、ニックネームは
「総務100@soho−ip.abc.co.jp」
となり、部門がわかりやすくなる。このニックネームを
電話機200の表示に「総務100」と出るとさらにわ
かりやすさが増す。また、通信先に「総務100」とネ
ームが送信できるので、そのように使ってもよい。
【0129】呼称に相当するユーザ識別部300は、そ
の部分をさらに分けて扱っても良い。たとえば、「交換
機名+ユーザ名」に分けても良い。これにより、総務交
換機配下なら「総務 小林」、営業交換機配下なら「営
業 小林」と表記でき、ユーザの識別性が上がる。
【0130】さらに、同じ電話番号に対して、複数のニ
ックネームが付いても良い。たとえば「総務 小林10
0@・・・」や「総務 田中100@・・・」として、
複数人で1台の電話機をシェアして使っても良い。」 また、ニックネームとしてメールで扱えるアドレス形式
が使用され電話機毎に付与されるので、ショートメール
の自動伝送サービス等のメール連携のアプリケーション
を各電話機および主電話制御装置の制御回路に備えるこ
とで、システム起動時から提供(電話機へのメールアカ
ウント登録無く自動設定)できるメリットが得られる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各内線
電話機のニックネームとして主電話制御装置に割り当て
られたグローバルなドメイン名を利用し、また主電話制
御装置は内線電話機個別にそのドメイン名を含むユニー
クなニックネームと対応づけてIPアドレスを管理する
ことにより、IPアドレスの枯渇の問題を解決する。
【0132】したがって、主電話制御装置100でニッ
クネーム毎にIPアドレスが割り当てられ、管理される
から、LANやIPのコードを知らなくても、ニックネ
ームによって電話機の管理ができる。
【0133】また、ニックネームにグローバルなドメイ
ン名を有することにより外部からアドレス検索ができ、
この効果でインターネットを介した通話時の相手探しが
容易になる。
【0134】つまり、ドメイン名をISPから割り当て
られたものを使うとインターネット上のどのネームサー
バからも検索でき、ドメイン名で示された、主電話制御
装置までだれだれを呼びたいとする問い合わせが来る。
最後の電話機端末識別は、主電話制御装置で行うため、
その先のアドレスは、インターネット上から割り当てら
れた物でなくて良い。
【0135】この為、接続してすぐ使える(アドレスの
申請不要・アドレス自動設定の2面から来る)、アドレ
ス管理が簡単であり、またインターネット上の電話から
検索できるので、接続性が上がる。
【0136】また、本発明では、IPアドレス割り当て
手段で、LAN上の内線電話機のIPアドレスを管理す
る場合、ニックネームで電話機毎のIPアドレスを管理
することで、 以下の効果を奏する。
【0137】(1)電話機の電源ON/OFFやLAN
からの抜き差し、座席移動やフローア移動、回線傷害等
が有って、自動でのIPアドレスアサインが変わっても
電話機の利用者をニックネームで、電話機を特定出来
る。 (2)1台の電話装置で複数の人にユニファイドサービ
スが提供できる。
【0138】(3)同じ電話機に対するIPアドレスが
変わっても、利用者単位で正しい履歴や管理情報が残せ
る。
【0139】(4)1台の電話機に、1つのニックネー
ムの場合、その電話機をネットワーク上で移動してもそ
の人の電話として使える。
【0140】(5)電話機が故障して交換しても、同じ
ニックネームを使うとユーザ単位の管理が継続できる。
【0141】(6)複数の電話機があって、席を移動し
ても、ニックネームを入れることで自分の電話きとして
つかえ、ユニファイドサービスの提供が受けられる。
【0142】本発明では、また、ニックネームとして、
(呼称)(電話番号)@(ドメイン名)ように識別情報
にグローバルドメイン名を付けた形態を使うことで、メ
ール連携のアプリケーションを容易に設定できるメリッ
トが得られる。
【0143】さらに、本発明では、インターネットを経
由した外部の発信者は、ニックネームによってインター
ネットを介し相手を指定すること(内線電話機を個別に
指定すること)ができる。
【0144】本発明では、さらにLDAPや電子メール
による転送通信機能を備えることにより、ニックネーム
を含む内線テーブルを、インターネット介してダイレク
ト送信出来ない装置へ、LDAPや電子メールを介して
伝え、常時回線がつながっていない主電話制御装置との
間でも容易に、インターネットを介した接続が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話通信装置の第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1の主電話制御装置のメモリ回路に格納され
る内線テーブルの内容を示す図である。
【図3】図1の電話機で作成される登録要求時のIPパ
ケットを説明するための図である。
【図4】図1の主電話制御装置のメモリ回路に格納され
る履歴情報テーブルの内容を示す図である。
【図5】図1の電話機で作成される相手電話機との接続
要求時のIPパケットを説明するための図である。
【図6】図1の電話通信装置の電話機の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図1の電話通信装置において外部電話機との接
続を示すブロック図である。
【図8】外部電話機との通信シーケンスを示すシーケン
ス図である。
【図9】本発明の電話通信装置の第2の実施の形態を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 LAN 2 インターネット網 3 ルータ 100 主電話制御装置 200 電話機 201 電話機 110 制御回路 120 LANインタフェース回路 121 ヘッダ解析回路 122 IPアドレス割り当て回路 123 入力回路 130 メモリ回路 131 内線テーブル 132 履歴情報テーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HD08 HD09 JT01 KA05 LA08 5K033 CB02 CB09 DA06 5K051 AA09 BB01 CC02 DD03 EE02 HH18 JJ04 KK10 5K101 KK00 LL00 LL05 MM03 NN21 PP03 9A001 CZ03 CZ04 JJ25

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話機による電話通信を制御し、
    前記複数の電話機を、インターネット網に接続するロー
    カルネットワークを介して接続した主電話制御装置にお
    いて、 前記複数電話機に個別にプライベートなIPアドレスを
    割り当て、前記電話機に個別のニックネーム毎に前記I
    Pアドレスを管理する管理回路と、 前記IPアドレスを利用して前記電話機との間の通信及
    び前記インターネット網との間の通信を制御するための
    制御回路と、 を含み、前記ニックネームは、前記電話機に共通に使用
    され前記インターネット網に登録されたグローバルなド
    メイン名と識別情報とを有することを特徴とする主電話
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記管理回路は、 前記複数電話機に個別にプライベートな前記IPアドレ
    スを割り当てるIPアドレス割り当て回路と、 前記IPアドレス割り当て回路により割り当てられた前
    記IPアドレスを前記ニックネーム毎に記憶する記憶手
    段と、 を含み、さらに前記制御回路は、割り当てられた前記I
    Pアドレスを前記電話機に通知することを特徴とする請
    求項1に記載された主電話制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ニックネームの前記識別情報は、ユ
    ーザ識別部と前記電話機の内線番号を示す内線番号識別
    部とを有することを特徴とする請求項2に記載された主
    電話制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前記ニックネーム毎に
    前記IPアドレスと前記電話機の内線番号とを記憶する
    ことを特徴とする請求項3に記載された主電話制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記ニックネーム毎に
    前記IPアドレスと前記電話機の内線番号と通信の履歴
    情報とを記憶することを特徴とする請求項3に記載され
    た主電話制御装置。
  6. 【請求項6】 前記電話機から前記ニックネームを含む
    登録要求メッセージを受信する受信手段をさらに含み、
    前記制御回路は受信した前記登録要求メッセージ中の前
    記ニックネームを前記電話機のIPアドレスに対応して
    前記記憶手段に格納するよう制御することを特徴とする
    請求項2から5のいずれか1つに記載された主電話制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記電話機から前記ユーザ識別部または
    前記内線番号を含む登録要求メッセージを受信する受信
    手段をさらに含み、前記制御回路は受信した前記登録要
    求メッセージ中の前記ユーザ識別部の情報または前記内
    線番号識別部の内線番号を前記電話機のIPアドレスに
    対応して前記記憶手段に格納するよう制御することを特
    徴とする請求項3から5のいずれか1つに記載された主
    電話制御装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の電話機の中の発信側電話機か
    ら相手電話機の前記ニックネームか前記ユーザ識別部か
    前記内線番号識別部を含む接続要求メッセージを受信す
    る受信手段をさらに含み、前記制御回路は、前記接続要
    求メッセージ中の前記ニックネームか前記ユーザ識別部
    の情報か前記内線番号識別の内線番号に基づき前記記憶
    手段から前記相手電話機の前記IPアドレスを取得し、
    前記発信側電話機と前記相手電話機との通話を行うよう
    制御することを特徴とする請求項3から5のいずれか1
    つに記載された主電話制御装置。
  9. 【請求項9】 前記インターネット網を経由して発信側
    の電話機から相手電話機の前記ニックネームか前記ユー
    ザ識別部か前記内線番号識別部を含む接続要求メッセー
    ジを受信する受信手段を含み、前記制御回路は、接続要
    求メッセージ中の前記ニックネームか前記ユーザ識別部
    の情報か前記内線番号識別の内線番号に基づき前記記憶
    手段から前記相手電話機の前記IPアドレスを取得し、
    前記発信側電話機と前記相手電話機との通話を行うよう
    制御することを特徴とする請求項3から5のいずれか1
    つに記載された主電話制御装置。
  10. 【請求項10】 前記受信手段は、前記ローカルネット
    ワークのインタフェース回路と、前記登録要求メッセー
    ジを認識する回路とを有することを特徴とする請求項6
    または7に記載された主電話制御装置。
  11. 【請求項11】 前記受信手段は、前記ローカルネット
    ワークのインタフェース回路と、前記接続要求メッセー
    ジを認識する回路とを有することを特徴とする請求項8
    または9に記載された主電話制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ニックネームを入力する入力手段
    をさらに含み、前記制御回路は前記入力手段から入力さ
    れた前記ニックネームを前記記憶手段に格納するよう制
    御することを特徴とする請求項2に記載された主電話制
    御装置。
  13. 【請求項13】 さらに前記記憶手段に記憶された前記
    IPアドレスに対する前記ニックネームの対応テーブル
    を前記インターネット網を介して他の通信装置に転送す
    るための通信回路を含むことを特徴とする請求項2に記
    載された主電話制御装置。
  14. 【請求項14】 複数の電話機と、前記複数の電話機に
    よる電話通信を制御し、前記複数の電話機を、インター
    ネット網に接続するローカルネットワークを介して接続
    した主電話制御装置とを有する電話通信装置において、 前記主電話制御装置は、 前記複数電話機に個別にプライベートなIPアドレスを
    割り当て、前記電話機に個別のニックネーム毎に前記I
    Pアドレスを管理する管理回路と、 前記IPアドレスを利用して前記電話機との間の通信及
    び前記インターネット網との間の通信を制御するための
    制御回路と、 を含み、前記ニックネームは、前記電話機に共通に使用
    され前記インターネット網に登録されたグローバルなド
    メイン名と識別情報とを有することを特徴とする電話通
    信装置。
  15. 【請求項15】 前記管理回路は、 前記複数電話機に個別にプライベートな前記IPアドレ
    スを割り当てるIPアドレス割り当て回路と、 前記IPアドレス割り当て回路により割り当てられた前
    記IPアドレスを前記ニックネーム毎に記憶する記憶手
    段と、 を含み、さらに前記制御回路は、割り当てられた前記I
    Pアドレスを前記電話機に通知することを特徴とする請
    求項14に記載された電話通信装置。
  16. 【請求項16】 前記各電話機は、前記制御回路によ
    り、割り当てられた前記IPアドレスを記憶する手段を
    有することを特徴とする請求項14に記載された電話通
    信装置。
  17. 【請求項17】 前記ニックネームの前記識別情報は、
    ユーザ識別部と前記電話機の内線番号を示す内線番号識
    別部とを有することを特徴とする請求項16に記載され
    た電話通信装置。
  18. 【請求項18】 前記電話機は、前記ニックネームの登
    録時に、前記ニックネームか前記ユーザ識別部か前記内
    線番号識別部を付加したパケットを前記主電話制御装置
    に送信する手段を有することを特徴とする請求項17に
    記載された電話通信装置。
  19. 【請求項19】 前記電話機は、相手電話機との接続時
    に、相手電話機に対応する前記ニックネームか前記ユー
    ザ識別部か前記内線番号識別部を付加した接続要求のた
    めのパケットを前記主電話制御装置に送信する手段を有
    することを特徴とする請求項17に記載された電話通信
    装置。
  20. 【請求項20】 複数の電話機による電話通信を制御
    し、前記複数の電話機を、インターネット網に接続する
    ローカルネットワークを介して接続した主電話制御装置
    によって、前記複数の電話機に対するIPアドレスを設
    定し管理する方法において、 前記複数電話機に個別にプライベートなIPアドレスを
    割り当て、前記電話機に個別のニックネーム毎に前記I
    Pアドレスを管理することを特徴とし、 前記ニックネームに、前記電話機に共通に使用され前記
    インターネット網に登録されたグローバルなドメイン名
    と識別情報とを使用することを特徴とするIPアドレス
    の管理方法。
  21. 【請求項21】 さらに、割り当てた前記IPアドレス
    を前記電話機に通知することを特徴とする請求項20に
    記載されたIPアドレスの管理方法。
  22. 【請求項22】 前記ニックネームの前記識別情報は、
    ユーザ識別部と前記電話機の内線番号を示す内線番号識
    別部とを有することを特徴とする請求項20に記載され
    たIPアドレスの管理方法。
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