JP2001177269A - 防虫ブッシュを内蔵した電子機器筐体 - Google Patents

防虫ブッシュを内蔵した電子機器筐体

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JP2001177269A
JP2001177269A JP35851599A JP35851599A JP2001177269A JP 2001177269 A JP2001177269 A JP 2001177269A JP 35851599 A JP35851599 A JP 35851599A JP 35851599 A JP35851599 A JP 35851599A JP 2001177269 A JP2001177269 A JP 2001177269A
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JP
Japan
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insect
housing
bush
water
electronic device
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Pending
Application number
JP35851599A
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English (en)
Inventor
Yukio Nagaoka
幸雄 長岡
Yasushi Kimura
靖 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器設置後、外部からケ−ブル等を導入す
る気密部とそれ以外の部署から成る筺体において、それ
以外の部署における水抜き、防蟻性能をもつコンパクト
で安価な電子機器筺体の開発。 【解決手段】筺対本体10を気密の必要な部分とケ−ブル
等を導入して水の侵入の可能性あるの部分に区分し、気
密部分と、そうでない部分との接続は紡水ケ−ブルクラ
ンプ80等によって行い、筺体本体10をコンパクトにする
とともに、水の侵入のおそれのある部分には防虫ブッシ
ュ110を組込むことにより、従来の二重壁構造の筺体と
同様の機能がもてるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機器内に外からケ−
ブルを導入することが必要な電子機器筐体や機器内から
ガスの発生が予定される電子機器筺体に関するもので、
ケ−ブルを伝って電子機器筐体に侵入する水分やガスの
排出、ならびに水、ガスを排出する穴等から小さな虫が
侵入すると予想される電子機器筺体において他の制限か
ら外壁等で二重壁構造に出来にくい電子機器筺体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の防水、防虫、対策をした電子機器
に関する事例が特願平6−274309号(通信装置用キャビネ
ット)に記載されている。
【0003】従来の防水、防虫対策をした筐体は密閉筺
体の外周に間隔をおいてル−バのある外側板等で囲った
二重壁構造のものが多く、このため電子機器筺体の外形
寸法が大きく、高価になるとともに、ケ−ブル等の導入
工事の工数がかかる等の課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、電
子筐体の外側にさらにル−バのある外側板を付けて二重
壁構造にして防水や防虫対策を実施するため、電子機器
筺体が大きくなる。さらに機構が複雑で重く高価である
わりに作業性にかけるまた機器内から発生するガスにつ
いては対策出来ない。
【0005】本発明は、このような課題を解決すべく電
子機器筐体内のケ−ブル等導入する部分をしきって気密
の必要な部分とは別部屋とし、ケ−ブル等伝って侵入す
る水を排出し、ガスが発生する部屋においてはガスの排
出が可能で且つ防虫をかねた小さな穴のあるブッシュを
数個組込むことにより機構がシンプルで安価な電子機器
筐体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電子機器筐
体内部の水の貯まりやすい部分やガスの貯まりやすい部
分と気密を要する部分とを仕切部によって区分し、水や
ガスの貯まりやすい区分の部署にに丸い穴を設け、その
穴に小さな虫が入れないないような穴を多数有するブッ
シュを組込むことにより、水抜き、ガス抜き兼防虫が達
成されるとともにコンパクトで安価に電子機器筺体を製
造することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。
【0008】図1〜図7を用いてに本発明の防虫ブッシ
ュを取り付けた電子機器筐体の構造と、防虫ブッシュの
形状を説明する。
【0009】図1は本発明の実施例の電子機器の扉を開
いた状態の斜視図の1例を示す。
【0010】図2は本発明の防虫ブツシュを扉を外した
電子機器筺体に組込む分解図、図3は防虫ブッシュの斜
視図を示す。
【0011】図1の電子機器筺体100は筺体本体10と扉1
1、ステイ20から構成されている。筺体本体10は仕切30
と31によって気密を要する中央部とそうでない部分にわ
けられている。左側の部屋40には、筺体本体10の外側か
らケ−ブル60がグロメット70を通過して組込まれ、部屋
40内の部品に接続された後、仕切30に取付けられた防水
ケ−ブルクランプ80を通して筺体本体10の中央部の部品
に接続される。仕切31によって分けられた右側の部屋41
にはバッテリ−等90が組込まれている。扉11は蝶番13に
より筺体本体10に回転自在に取付けられており、扉11に
組込まれたパツキン(図示されていない)により、扉11を
筺体本体10に閉めた時仕切30、31により電子機器筺体10
0は3つの部屋40、41、42に分離される。部屋40にはグ
ロメツト70(本グロメットは薄いゴム膜をつき破りケ−
ブルを通すタイプ)を通してケ−ブル60が筺体本体10の
外から組込まれることにより、ケ−ブルを伝って水滴が
侵入することがある。又部屋41はバッテリ−から発生す
るガスを電子機器筺体外へ排出する必要がある。このた
め図2に示すように筺体本体10の右側、左側の部屋40、
41には防虫ブッシュ110を各部屋の4隅に組込み水抜
き、ガス抜き兼防虫が出来るようにしてある。この防虫
ブッシュ110の形状は図3、図4に示すように円筒形状
をしており、内側に突起120をもち、且つ小さな穴130か
ら構成される部品である。突起120は侵入した水滴が球
状に成りにくいように表面張力の接触角が小さくなるよ
うにしてある。又穴130は小さな蟻等が侵入出来ないく
らい小さな穴(0.5mm未満)である。
【0012】このように構成された電子機器筺体100は
据えつけ後、外からケ−ブルを電子機器筺体内に引込む
作業が発生する部屋40とガスが発生する部屋41には水や
ガスを抜き且つ防虫ができる防虫ブッシュ110を組込、
電子パッケ−ジ等が組込まれ気密が必要な部屋42とは防
水ケ−ブルクランプ80を通して接続しているため、電子
機器筺体として必要な機能を発揮するとともに必要外の
水分は防虫ブッシュを介して電子機器筺体100外へ排出
する。また図5に示す防虫ブツシュ111のように円筒形
状である必要はなく目的に合わせて変更することも可能
である。
【0013】尚防虫ブッシュ110を筺体本体10に組込ん
だ状態の拡大断面図を図6に示す。防虫ブッシュ110は
部屋40、41内に図のように水等が貯まり易い4隅に、筺
体本体10が傾いて設置されても水が抜けるよう組込まれ
防虫ブッシュの突起120が部屋40、41の内側を向くよう
に方向をきめて組む。また防虫ブツシュ110の端面が筺
体本体10の内側の面より飛出さない様に組込む。
【0014】また図5に示す防虫ブツシュ111を組込、
ガスを抜く機構例を図7に示す。ガス抜きの防虫ブッシ
ュ111は設置状態の筺体本体10の上面に取付けられ雨避
けのためにさらに箱状のカバ−140を取付けている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にによれ
ば、電子機器筐体内に侵入した水が抜けやすく、且つ防
虫を兼ねた防虫ブツシュの組込により、必要個所のみ気
密にし、電子機器筺体設置後にケ−ブル等導入する部分
とを区分することにより、コンパクトで安価な電子機器
筺体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子機器筺体の斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例の筺体本体へ防虫ブッシュを組
込む斜視図である。
【図3】本発明の実施例の防虫ブッシュ斜視図である。
【図4】本発明の実施例の防虫ブツシュの断面図であ
る。
【図5】本発明の1実施例の防虫ブッシュの斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施例の防虫ブッシュの筺体本体への
組込詳細断面図である。
【図7】本発明の実施例の防虫ブッシュの筺体本体への
組込断面図である。
【符号の説明】
10…筺体本体、11…扉、13…蝶番、20…ステ
イ、30・31…仕切、40・41・42…部屋、60
…ケ−ブル、70…グロメット、80…紡錘ケ−ブルク
ランプ、90…バッテリ−等、100…電子機器筺体、
110…防虫ブッシュ、111…防虫ブッシュ、120
…突起、130…穴、140…カバ−。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB02 AB33 BA06 BB02 BB12 BB16 BB19 BB22 BC05 BD03 BD05 EC11 ED04 ED16 ED28 FA02 GA02 GA22 GA29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器内に導入されるケ−ブル等により電
    子機器内に水が侵入する筺体において、水分が表面張力
    によって球状に成りにくくした突起と虫の侵入を防ぐ小
    さな穴を設けたことを特徴とする防虫ブッシュを電子機
    器内の水が貯まりやすい隅々へ取付けることにより防虫
    ブッシュを介して侵入した水を排出することを特徴とし
    た電子機器筺体。
  2. 【請求項2】 バツテリ−等を内蔵しガスの発生が予定
    される電子機器筺体において、ガスのたまりやすい隅々
    に前記防虫ブッシュを取付けることにより、ガスを排出
    することを特徴とする電子機器筺体。
JP35851599A 1999-12-17 1999-12-17 防虫ブッシュを内蔵した電子機器筐体 Pending JP2001177269A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036825A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Bunka Shutter Co Ltd 送信機
JP2009276324A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Yazaki Corp ガスメータ
JP2013140860A (ja) * 2011-12-29 2013-07-18 Dx Antenna Co Ltd 電子機器筐体の通気構造
JP2013172056A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Anritsu Keiki Kk ケースの防滴構造、携帯可能な温度計測器用ケース、及びケースの防滴方法
CN104540362A (zh) * 2014-12-31 2015-04-22 宁波隆兴电信设备制造有限公司 一种室外箱

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