JP2001176830A - 半導体装置の裏面研削方法 - Google Patents

半導体装置の裏面研削方法

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JP2001176830A
JP2001176830A JP36122499A JP36122499A JP2001176830A JP 2001176830 A JP2001176830 A JP 2001176830A JP 36122499 A JP36122499 A JP 36122499A JP 36122499 A JP36122499 A JP 36122499A JP 2001176830 A JP2001176830 A JP 2001176830A
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ground
semiconductor
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Masashi Toda
真史 遠田
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップ状態の半導体装置の裏面研削の際に個々
のチップに発生する反り量を均一化・最小化し、反り方
向、反り傾向を均等化することができる半導体装置の裏
面研削方法を提供する。 【解決手段】砥石の研削面と当該研削面に対向するテー
ブル61a上に配置された複数の半導体チップ60の裏
面とを接触させ相対移動させて当該半導体チップ60の
裏面を研削する半導体装置の裏面研削方法であって、砥
石の研削面による複数の半導体装置の裏面の研削によっ
て裏面に発生するソーマークS−MKの裏面内における
形成方向がそれぞれ略等しくなるように、各半導体チッ
プを前記テーブル61a上に配列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の裏面
を平面研削して半導体装置を所定の厚さにする半導体装
置の裏面研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の薄型加工は、ウェーハ状態
での薄型加工については従来から行われており、チップ
が実装された基板の薄型化、積層実装工法の応用による
実装基板の薄型化、基板への半導体装置内層化による実
装基板の薄型化への要素技術として開発され、現在及び
将来の3次元高密度実装技術にとってなくてはならない
技術である。しかし、半導体装置の種類は多岐に渡り、
1社であらゆる半導体装置を量産しているメーカーはご
く限られており、通常は、ある社で製造された実装基板
の中に使用されている半導体装置は複数の社で製造され
たものであることが多い。すなわち、多くの社では半導
体装置をトレイに収納された状態の半導体チップを複数
の他社から供給され、これらの半導体チップを基板に実
装して自社製品を組み立てている。通常、種々の理由で
半導体装置をウェーハ状態でユーザに供給することは行
われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような背景か
ら、半導体装置をウェーハから分離したチップ状態で薄
型加工し、薄型の半導体チップにして供給することが注
目されてきている。しかしながら、たとえば、特開平6
−283758号公報に記載されているように、半導体
チップを薄型加工すると、デバイス面(素子形成面)側
と裏面側に発生する応力の差によって、反りを発生す
る。半導体チップをさらに薄型化する場合、たとえば、
半導体チップの厚さを25〜50μm程度まで加工しよ
うとした場合には、半導体チップの大きさ、デバイス面
の構成、保護膜の厚さなどによるが、半導体チップの厚
さが50μm程度になると反り量が1mmを越える場合
もある。従来の半導体チップの薄型加工においては、半
導体チップの厚さが元厚が600〜700μm程度から
一般的には200〜400μm程度への薄型加工であ
り、発生する反り量は数十μmレベルでありこの反り量
が問題となるレベルではなかったが、薄型化した半導体
チップの反り量が大きくなると、半導体チップのハンド
リング、基板への実装の際に大きな支障となり、さら
に、薄型加工時に発生する割れ・欠けによる歩留まり低
下の原因になる。また、半導体チップの厚さを50μm
程度まで薄型化した際に発生する反り量は、半導体チッ
プ毎に異なり、また、反りの方向や反りの傾向が半導体
チップ毎に異なるため、半導体チップのハンドリング、
基板への実装作業をさらに困難にするという不利益が存
在した。一方、ウェーハ状態の半導体装置であれば、裏
面研削加工後にエッチングあるいはポリッシングなどの
加工を施すことにより、裏面を鏡面加工することが比較
的容易であり、鏡面加工されれば、抗折強度向上、反り
低減につながる。しかし、チップ状態の半導体装置にお
いては、周辺部のダレ、端面からの浸食、加工コストが
増大する等の理由から、裏面研削加工後に上記のような
エッチングあるいはポリッシングなどの2次加工を行う
ことが難しい。
【0004】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであって、チップ状態の半導体装置の裏面研削の際
に個々のチップに発生する反り量を均一化・最小化し、
反り方向、反り傾向を均等化することができる半導体装
置の裏面研削方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、砥石の研削面
と当該研削面に対向するテーブル上に配置された複数の
チップ状態の半導体装置の裏面とを接触させ相対移動さ
せて当該半導体装置の裏面を研削する半導体装置の裏面
研削方法であって、前記研削面による前記複数の半導体
装置の裏面の研削によって前記裏面に発生する研削痕の
当該裏面内における形成方向がそれぞれ略等しくなるよ
うに、前記各半導体装置を前記テーブル上に配列する。
【0006】好適には、前記複数の半導体装置の裏面に
作用する加工圧力が略均等化されるように前記複数の半
導体装置を前記テーブル上に配列する。
【0007】前記テーブル上における前記半導体装置の
配置密度を略等しくする構成により、加工圧力を略均等
化することができる。
【0008】あるいは、前記加工圧力差が相対的に大き
く発生する領域にダミーチップを配置する構成とするこ
とでも、加工圧力を略均等化することができる。
【0009】具体的には、前記半導体装置の前記テーブ
ル上における配列を、前記テーブル上に前記半導体装置
の裏面よりも十分に広い面積をもつ被研削対象物を保持
させ当該被研削対象物の被研削面を研削したときに形成
される研削痕の分布に近似した配列とする。
【0010】前記砥石および前記テーブルを所定の向き
に回転させ、かつ、前記砥石の回転中心が前記テーブル
の回転中心を通るように相対移動させて前記半導体装置
の裏面の研削を行い、前記テーブル上に前記半導体装置
の裏面よりも十分に広い面積をもつ被研削対象物を保持
させ当該被研削対象物の被研削面を研削したときに、当
該被研削面に形成される研削痕は、前記被研削面の回転
中心から半径方向に湾曲しながら放射状に伸びている。
【0011】上記のように形成される研削痕に対して
は、前記複数の半導体装置を前記テーブルの回転中心か
ら半径方向に沿って放射状に配列する構成とすることが
できる。
【0012】また、上記のように形成される研削痕に対
して、前記複数の半導体装置を前記テーブルの回転中心
から半径方向に沿って同心円状に配列する構成とするこ
とも可能である。
【0013】また、上記のように形成される研削痕に対
しては、前記テーブルの中心部側と外周部側における前
記半導体装置の配置密度を略均等化する構成とすること
で、各半導体装置に作用する加工圧力を均等化できる。
【0014】また、前記テーブルの中心部側と外周部側
にダミーチップを配置する構成とすることでも各半導体
装置に作用する加工圧力を均等化できる。
【0015】本発明は、前記半導体装置の厚さを元々の
厚さが600μm〜700μm程度から数十μm程度ま
で薄く加工するような研削加工に好適である。
【0016】本発明は、砥石の研削面と当該研削面に対
向するテーブル上に配置された複数のチップ状態の半導
体装置の裏面とを接触させ相対移動させて当該半導体装
置の裏面を研削する半導体装置の裏面研削方法であっ
て、前記複数の半導体装置の裏面に作用する加工圧力が
略均等化されるように前記複数の半導体装置を前記テー
ブル上に配列する。
【0017】本発明では、研削面による半導体装置の裏
面の研削によって裏面に形成される研削痕の当該裏面内
における形成方向がそれぞれ略等しくなると、半導体装
置の裏面に形成される研削痕の形成方向と反りの方向や
反り量とは相関があることから、研削加工されたチップ
状の各半導体装置の反り方向および反り量が均等化され
ることになる。さらに、本発明では、加工圧力が略均等
化されるように半導体装置をテーブル上に配列すること
で、各半導体装置の裏面の研削量が均等化され、このこ
とによっても反り量が均等化されることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。第1の実施形態 まず、本発明の半導体装置の裏面研削方法について説明
する前に、ウェーハの裏面を平面研削した際に裏面に発
生する研削痕(ソーマーク:saw mark)について説明す
る。図1は、ウェーハの裏面を研削するための研削装置
の一例を示す構成図である。図1に示すように、研削装
置1は、円形状の研削面50aをもつ砥石50と、砥石
50を保持し回転軸52を中心に回転する保持部材51
と、ウェーハ40を保持する回転テーブル61と、回転
テーブル61のテーブル面61a上に設けられたウェー
ハWを吸着保持する多孔質真空チャック62とを備えて
いる。
【0019】保持部材51は、砥石50の研削面50a
を矢印C1およびC2の向き、すなわち、ウェーハ40
の表面に接近および離隔させる向き(矢印C1およびC
方向)に駆動する。なお、実際には、保持部材51は、
荒仕上げ用および仕上げ用の砥石50をそれぞれ保持す
るように2台設けられている。
【0020】回転テーブル61は、図示しない駆動機構
によって所定の向きに回転駆動され、内部に多孔質真空
チャック62に通ずる管路61bを備えており、この管
路61bを通じて真空引きされる。さらに、回転テーブ
ル61は、図示しない移動機構(回転機構)によって荒
仕上げ用および仕上げ用の砥石50に対してそれぞれ移
動位置決め可能となっている。多孔質真空チャック62
は、回転テーブル61の管路61bを通じて真空引きさ
れると、多孔質真空チャック62上に保持されたウェー
ハ40を真空吸着によってチャッキングする。なお、ウ
ェーハ40は、IC等の素子が形成された面が多孔質真
空チャック62に接触し、素子が形成されていない裏面
が砥石50の研削面50aに対向する側に配置される。
【0021】砥石50は、たとえば、ダイアモンド等か
らなる砥粒が結合材によって固定されたものであり、研
削面50aに露出した砥粒がウェーハ40に接触移動す
ることにより、ウェーハ40の裏面を研削する。ウェー
ハ40は、たとえば、シリコン基板から形成されてい
る。
【0022】上記構成の研削装置1では、図2に示すよ
うに、砥石50を矢印R2の向きに所定の回転数で回転
させ、ウェーハ40を矢印R1の向きに回転させる。砥
石50およびウェーハ40の回転の向きは同じである。
また、砥石50とウェーハ40とは、砥石50の直径が
ウェーハ40の直径の約半分となっており、両者の回転
中心Oおよび50bを偏心させ、砥石50がウェーハ4
0の全面を研削可能な位置に位置決めされる。また、砥
石50の回転数は、荒仕上用の砥石を用いた荒仕上げ時
には、たとえば、4800rpm程度、仕上げ用の砥石
を用いた仕上げ時には、5500rpm程度であり、ウ
ェーハ40の回転数は荒仕上時には100rpm、仕上
げ時には、80rpm程度である。次いで、砥石50を
保持した保持部材51を図1に示した矢印C2方向に下
降させ、多孔質真空チャック62にチャッキングされた
ウェーハ40に対して切り込み方向に所定の送り速度で
切り込み研削加工する。
【0023】このとき、砥石50の切り込み方向の送り
速度は、たとえば、荒仕上げ時は比較的大きな送り速度
とし、仕上げ時は送り速度を相対的に小さくする。ま
た、荒仕上げ時と仕上げ時と送り速度で段階的に変更し
てもよい。また、荒仕上加工を行った後、回転テーブル
61を仕上げ用の砥石50に位置決めして研削加工す
る。
【0024】砥石50の研削面50aによるウェーハ4
0の裏面の研削加工によって、ウェーハ40は薄型化さ
れるとともに、ウェーハ40の裏面の加工面には、たと
えば、図3に示すように、ソーマークS−MKが形成さ
れる。このソーマークS−MKは、上記のような研削加
工によって、被研削面であるウェーハ40の裏面の回転
中心Oから半径方向に湾曲しながら放射状に伸びてい
る。このソーマークS−MKは、砥粒の番手を細かくす
れば薄くなるが、消えることはなく、ウェーハ40の裏
面を鏡面にするには、ポリッシング、あるいはエッチン
グによりウェーハ40の裏面を加工する必要がある。
【0025】図4は本発明の半導体装置の裏面研削方法
に用いる研削装置の一例を示す構成図である。本発明の
半導体装置の裏面研削方法では、ウェーハ40に形成さ
れた状態の半導体装置の裏面を研削加工するのではな
く、ウェーハ40から、たとえば、ダイシング装置によ
って個々のチップに分離した状態の半導体チップの裏面
を研削加工して薄型化する。このような研削加工には、
上記した構成の研磨装置1を用いることが可能である
が、半導体チップの裏面の研削量が比較的大きい場合に
は、図4に示すような構成の研削装置を用いることが好
ましい。
【0026】図4に示す研削装置11は、図1に示した
研削装置1と同様に、円形状の研削面50aをもつ砥石
50と、砥石50を保持し回転軸52を中心に回転する
保持部材51と、回転テーブル61とを備えている。さ
らに、研削装置11は、回転テーブル61と連結部材6
7によって連結された真空チャック部65と、真空チャ
ック部65に延伸リング66によって固定された裏面保
護用テープ69と、裏面保護用テープ69と回転テーブ
ル61のテーブル面61aの間に設けられたバックプレ
ート68とを備えている。
【0027】バックプレート68は、たとえば、SUS
材から形成されており、回転テーブル61のテーブル面
61aと略同形状を有する。裏面保護用テープ69は、
ウェーハ40から個々のチップに分離された半導体チッ
プ60の素子形成面を保護するためのものであり、裏面
保護用テープ69の外周部は裏面保護用テープ69に均
等な張力が作用するように延伸リング66によって引き
延ばされた状態で真空チャック部65にチャッキングさ
れている。裏面保護用テープ69は、たとえば、比較的
軟質な樹脂材料からフィルム状に成形されたものであ
り、バックプレート68上に半導体チップ60の素子形
成面を直接載置すると、半導体チップ60に形成された
素子が破壊されるおそれがあり、これを防ぐためのもの
である。
【0028】上記構成の研削装置11では、図2に示し
たのと同様に、砥石50を矢印R2の向きに所定の回転
数で回転させ、ウェーハ40を矢印R1の向きに回転さ
せ、砥石50を保持した保持部材51を図3に示した矢
印C2方向に下降させ、裏面保護用テープ69に保持さ
れた半導体チップ60の裏面に対して所定の送り速度で
切り込み、研削加工する。
【0029】砥石50の研削面50aによる半導体チッ
プ60の裏面の研削加工によって、半導体チップ60は
薄型化されるとともに、半導体チップ60の裏面の加工
面には、上記したと同様のソーマークS−MKが形成さ
れる。
【0030】たとえば、図5に示すように、回転テーブ
ル61のテーブル面61aに対して半導体チップ60を
賽の目状に配列した場合に、研削加工された半導体チッ
プ60の裏面には、たとえば、図6に示すようなソーマ
ークS−MKが形成される。図6からわかるように、テ
ーブル面61aにおける半導体チップ60の位置によっ
て、半導体チップ60の裏面に形成されるソーマークS
−MKの形成方向がそれぞれ異なることがわかる。
【0031】ここで、上記のような研削加工によって半
導体チップ60の裏面に形成されるソーマークS−MK
と薄型化された半導体チップ60に発生する反りとの関
係について図7を参照して説明する。図7(a)に示す
ように、研削加工前の半導体チップ60の厚さH0 は、
たとえば、600μm〜700μm程度あり、この半導
体チップ60を、たとえば、図7(b)に示すように、
上記の研削加工を行って加工後の厚さH1 が25μm〜
50μm程度まで薄くすると、半導体チップ60には反
りが発生する。この半導体チップ60の反りは、主に、
半導体チップ60の素子形成面60a側とこれと反対側
の裏面60b側に発生する応力の差によって発生する。
【0032】一方、図7(b)に示すような半導体チッ
プ60の反りは、個々の半導体チップ60の裏面に形成
されたソーマークS−MKの形成方向が揃っていない
と、反り量、反り方向、反り傾向が半導体チップ60毎
に違う状態となる。すなわち、半導体チップ60の反り
は、個々の半導体チップ60の裏面に形成されたソーマ
ークS−MKの形成方向と強い相関を持っている。
【0033】たとえば、反り量、反り方向、反り傾向が
半導体チップ60毎に異なると、たとえば、半導体チッ
プ60を平面上に載置した状態での半導体チップ60の
姿勢がそれぞれ異なったり、半導体チップ60の形状が
それざれ異なった状態となるので、半導体チップ60を
ハンドリングする際や、基板に実装する際に大きな支障
となる。
【0034】このことから、半導体チップ60の裏面に
形成されるソーマークS−MKの形成方向を略等しくな
るように研削加工すれば、半導体チップ60毎の反り
量、反り方向、反り傾向を略均等化できることがわか
る。
【0035】次に、本発明の半導体装置の裏面研削方法
の一実施形態について説明する。図8は、上記の研削装
置11の回転テーブル61のテーブル面61a上にバッ
クプレート68および裏面保護用テープ69を介して複
数の半導体チップ60を配置した状態を示す図である。
図8において、半導体チップ60は、素子形成面側が裏
面保護用テープ69に接触する向きになっている。さら
に、半導体チップ60は、図3において示したように、
ウェーハ40の裏面を研削加工することによって形成さ
れるソーマークS−MKの形成方向に沿って配列されて
いる。すなわち、矩形状の半導体チップ60の長手方向
の向きは、回転テーブル61のテーブル面61aの回転
中心61bから半径方向に湾曲しながら放射状に伸びる
周方向に沿って等間隔に位置する曲線上に略等間隔で配
列されている。なお、このときのソーマークS−MKの
形成方向は、ウェーハ40の裏面の研削加工を行って事
前に調査しておく。
【0036】上記のように半導体チップ60を回転テー
ブル61のテーブル面61a上に配列し、回転テーブル
61を回転させるとともに砥石50の研削面50aを回
転させ、切り込み方向に所定の送り速度で切り込んで研
削加工を行う。
【0037】図9は、回転テーブル61のテーブル面6
1aに図8に示したように配列された半導体チップ60
の裏面を研削加工することによって半導体チップ60の
裏面に形成されるソーマークS−MKを示す図である。
図9に示すように、半導体チップ60の裏面に形成され
たソーマークS−MKの形成方向は、各半導体チップ6
0の裏面内において略均等化されている。
【0038】以上のように、本実施形態によれば、ウェ
ーハ40からチップ状に分離された半導体チップ60の
裏面に形成されるソーマークS−MKの形成方向を略均
等化できる。この結果、半導体チップ60の厚さを、た
とえば、600μm〜700μm程度から25μm〜5
0μm程度まで薄くしても、ソーマークS−MKの形成
方向と強い相関のある半導体チップ60毎の反り量、反
り方向、反り傾向を略均等化でき、半導体チップ60を
ハンドリングする際や、基板に実装する際に半導体チッ
プ60の反り量、反り方向、反り傾向の違いによる不具
合の発生を抑制することができる。
【0039】第2実施形態 上述した実施形態では、回転テーブル61のテーブル面
61aに半導体チップ60を図8に示したように配列す
ることにより、各半導体チップ60の裏面に形成される
ソーマークS−MKの形成方向を略均等化できた。しか
しながら、図8に示す回転テーブル61のテーブル面6
1aの回転中心61b付近と外周側とでは、半導体チッ
プ60の配置密度が異なる。すなわち、回転テーブル6
1のテーブル面61aの外周側領域に配置された半導体
チップ60の配置密度は、テーブル面61aの回転中心
61b側に配置された半導体チップ60の配置密度より
も低い。
【0040】上記のように、半導体チップ60の配置密
度が回転中心側と外周側とで異なると、複数の半導体チ
ップ60を砥石50の研削面50aで同時に研削加工し
た際に、半導体チップ60の配置密度が低いテーブル面
61aの外周側領域に配置された半導体チップ60の裏
面に作用する加工圧力は、半導体チップ60の配置密度
が高い回転テーブル61のテーブル面61aの回転中心
側領域に配置された半導体チップ60に作用する加工圧
力よりも大きくなり、両者の間には加工圧力に差が生ず
る。
【0041】各半導体チップ60間で加工圧力に差が生
じると、加工圧力が大きく作用する半導体チップ60の
裏面の研削量が増加する。このことが原因で、研削加工
されて薄型化された半導体チップ60の反り量、反り傾
向が異なってしまうことがある。すなわち、テーブル面
61aの回転中心61b側に配置された半導体チップ6
0とテーブル面61aの外周側領域に配置された半導体
チップ60とで反り量、反り傾向が異なってしまう。さ
らに、外周側領域に配置された半導体チップ60に大き
な加工圧力が作用するため、外周部に配置された半導体
チップ60に割れ・欠けが発生しやすくなる。
【0042】本実施形態では、この加工圧力の差に起因
する、テーブル面61aの回転中心61b側に配置され
た半導体チップ60とテーブル面61aの外周側領域に
配置された半導体チップ60との反り量、反り傾向の違
いの発生を抑制するために、たとえば、半導体チップ6
0の配列を図10に示すような配列とする。図10にお
いて、複数の半導体チップ60は、回転テーブル61の
テーブル面61aに、図3において示したように、ウェ
ーハ40の裏面を研削加工することによって形成される
ソーマークS−MKの形成方向に沿って配列されてい
る。
【0043】これに加えて、回転テーブル61のテーブ
ル面61aの外周側には、たとえば、ソーマークS−M
Kの形成方向に沿った一連の曲線L1、L2で挟まれる
領域にさらに半導体チップ60がソーマークS−MKの
形成方向に沿って配置されている。すなわち、本実施形
態では、回転テーブル61のテーブル面61aの外周側
に配置される半導体チップ60の配置密度を高めて、回
転テーブル61のテーブル面61aの回転中心側に配置
された半導体チップ60の配置密度と略等しくなるよう
にしている。
【0044】上記のように、回転テーブル61のテーブ
ル面61a内で、半導体チップ60の配置密度が略均等
化されるように半導体チップ60を配置して砥石50の
研削面50aで同時に研削加工することで、たとえば、
図11に示すように、半導体チップ60の裏面に形成さ
れたソーマークS−MKの形成方向は、各半導体チップ
60の裏面内において略均等化される。さらに、半導体
チップ60の間で加工圧力差が少なくなり、特に、回転
テーブル61のテーブル面61aの回転中心側と外周側
の領域の半導体チップ60間で加工圧力差が少なくな
り、外周側の領域の半導体チップ60の反り量、反り傾
向が異なったり、割れ・欠けが発生しやすくなるといっ
た不具合の発生を抑制することができる。
【0045】第3実施形態 上述した第2の実施形態で説明したように、回転テーブ
ル61のテーブル面61aの外周側に配置される半導体
チップ60の配置密度と回転中心側に配置された半導体
チップ60の配置密度と略等しくして研削加工を行って
も、外周側の半導体チップ60の割れ・欠けの改善が十
分ではない場合もありうる。本実施形態では、このよう
な場合に、回転テーブル61のテーブル面61aの外周
側に配置される半導体チップ60の反り量、反り傾向の
異なり、および割れ・欠けの改善をするために、回転テ
ーブル61のテーブル面61a内の構成を、たとえば、
図12に示すような構成とする。
【0046】図12において、回転テーブル61のテー
ブル面61aの回転中心61b付近には、回転中心61
bと同心円状のダミーチップ63を配置し、回転テーブ
ル61のテーブル面61aの外周部には、回転中心61
bと同心の環状に形成されたダミーチップ64を配置し
ている。さらに、回転テーブル61のテーブル面61a
のダミーチップ63とダミーチップ64とで挟まれる領
域には、複数の半導体チップ60は、その長手方向の向
きが、図3において示したように、ウェーハ40の裏面
を研削加工することによって形成されるソーマークS−
MKの形成方向に沿って配列されている。
【0047】ダミーチップ63およびダミーチップ64
は、複数の半導体チップ60と同じ高さを有しており、
半導体チップ60のベース材と同材料で形成することが
できる。これらのダミーチップ63およびダミーチップ
64は、半導体チップ60を砥石50の研削面50aで
同時に研削加工した際に、砥石50の研削面50aから
加工圧力を受けるため、複数の半導体チップ60のう
ち、回転テーブル61のテーブル面61aの外周側に配
置された半導体チップ60に特に大きな加工圧力が作用
するのを防ぐことができる。この結果、回転テーブル6
1のテーブル面61aの外周側に配置される半導体チッ
プ60の反り量、反り傾向が異なったり、割れ・欠けが
発生しやすくなるのを防ぐことができる。
【0048】以上、本発明の種々の実施の形態について
説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されな
い。たとえば、半導体チップ60の配置は理想的にはソ
ーマークS−MKに沿った配置とすべきであるが、擬似
的に単なる放射状、或いは同心円状配置とすることで
も、ある程度の反り量低減、反り傾向の統一を図ること
ができる。
【0049】また、上述した実施形態では、ソーマーク
S−MKが研削加工によって、被研削面であるウェーハ
40の裏面の回転中心Oから半径方向に湾曲しながら放
射状に伸びるように形成される場合において、チップに
分離された半導体チップ60をこのソーマークS−MK
に沿って回転テーブル61のテーブル面61aに配列す
る構成としたが、研削方法によってはソーマークS−M
Kの形成方向は上述した実施形態の場合のようにならな
い場合もある。このような場合にも、半導体チップ60
の向きを形成されると予想されるソーマークS−MKの
形成方向に沿って配列することにより、上述した実施形
態と同様の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、対象とする半導体装置
におけるソーマーク方向と反り量、反り傾向を事前に調
査しておくことにより、反りに対して最適な配置でチッ
プ状半導体装置を研削加工することができる。これによ
り、エッチングあるいはポリッシングなどの2次加工な
しにチップ状半導体装置の反り量の最小化と均一化、反
り傾向と反り方向の統一化が実現できる。また、本発明
によれば、チップ状の半導体装置の反り状態が改善され
ることにより、チップ実装、チップのハンドリングが安
定し、製造歩留まりを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェーハの裏面を研削するための研削装置の一
例を示す構成図である。
【図2】砥石50によってウェーハ40の裏面を研削す
る様子を示す図である。
【図3】ウェーハ40の裏面の研削加工によって形成さ
れるソーマークの一例を示す図である。
【図4】半導体チップの裏面を研削するための研削装置
の一例を示す構成図である。
【図5】半導体チップを回転テーブル上に賽の目状に配
列させた状態を示す図である。
【図6】回転テーブル上に賽の目状に配列された半導体
チップの裏面を研削加工して形成されるソーマークの一
例を示す図である。
【図7】半導体チップ60の裏面の研削加工によって半
導体チップ60の発生する反りを説明するための図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施形態に係る半導体チップの
配列方法を示す図である。
【図9】図8に示す配列の導体チップの裏面を研削加工
して形成されるソーマークの一例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る半導体チップ
の配列方法を示す図である。
【図11】図10に示す配列の導体チップの裏面を研削
加工して形成されるソーマークの一例を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る半導体チップ
の配列方法を示す図である。
【図13】図12に示す配列の導体チップの裏面を研削
加工して形成されるソーマークの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,11…研削装置、40…ウェーハ、60…半導体チ
ップ、61…回転テーブル、61a…テーブル面、6
3,64…ダミーチップ、S−MK…ソーマーク。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石の研削面と当該研削面に対向するテー
    ブル上に配置された複数のチップ状態の半導体装置の裏
    面とを接触させ相対移動させて当該半導体装置の裏面を
    研削する半導体装置の裏面研削方法であって、 前記研削面による前記複数の半導体装置の裏面の研削に
    よって前記裏面に発生する研削痕の当該裏面内における
    形成方向がそれぞれ略等しくなるように、前記各半導体
    装置を前記テーブル上に配列する半導体装置の裏面研削
    方法。
  2. 【請求項2】前記複数の半導体装置の裏面に作用する加
    工圧力が略均等化されるように前記複数の半導体装置を
    前記テーブル上に配列する請求項1に記載の半導体装置
    の裏面研削方法。
  3. 【請求項3】前記テーブル上における前記半導体装置の
    配置密度を略等しくする請求項1に記載の半導体装置の
    裏面研削方法。
  4. 【請求項4】前記加工圧力差が相対的に大きく発生する
    領域にダミーチップを配置する請求項1に記載の半導体
    装置の裏面研削方法。
  5. 【請求項5】前記半導体装置の前記テーブル上における
    配列を、前記テーブル上に前記半導体装置の裏面よりも
    十分に広い面積をもつ被研削対象物を保持させ当該被研
    削対象物の被研削面を研削したときに形成される研削痕
    の分布に近似した配列とする請求項1に記載の半導体装
    置の裏面研削方法。
  6. 【請求項6】前記砥石および前記テーブルを所定の向き
    に回転させて前記半導体装置の裏面の研削を行う請求項
    1に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  7. 【請求項7】前記テーブル上に前記半導体装置の裏面よ
    りも十分に広い面積をもつ被研削対象物を保持させ当該
    被研削対象物の被研削面を研削したときに、当該被研削
    面に形成される研削痕は、前記被研削面の回転中心から
    半径方向に湾曲しながら放射状に伸びている請求項6に
    記載の半導体装置の裏面研削方法。
  8. 【請求項8】前記複数の半導体装置を前記テーブルの回
    転中心から半径方向に沿って放射状に配列する請求項7
    に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  9. 【請求項9】前記複数の半導体装置を前記テーブルの回
    転中心から半径方向に沿って同心円状に配列する請求項
    7に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  10. 【請求項10】前記半導体装置の厚さを、元々の厚さが
    600μm〜700μm程度から数十μm程度まで薄く
    加工する請求項1に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  11. 【請求項11】前記テーブルの中心部側と外周部側にお
    ける前記半導体装置の配置密度を略均等化する請求項7
    に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  12. 【請求項12】前記テーブルの中心部側と外周部側にダ
    ミーチップを配置する請求項7に記載の半導体装置の裏
    面研削方法。
  13. 【請求項13】砥石の研削面と当該研削面に対向するテ
    ーブル上に配置された複数のチップ状態の半導体装置の
    裏面とを接触させ相対移動させて当該半導体装置の裏面
    を研削する半導体装置の裏面研削方法であって、 前記複数の半導体装置の裏面に作用する加工圧力が略均
    等化されるように前記複数の半導体装置を前記テーブル
    上に配列する半導体装置の裏面研削方法。
  14. 【請求項14】前記テーブル上における前記半導体装置
    の配置密度を略等しくする請求項13に記載の半導体装
    置の裏面研削方法。
  15. 【請求項15】前記加工圧力差が相対的に大きく発生す
    る領域にダミーチップを配置する請求項13に記載の半
    導体装置の裏面研削方法。
  16. 【請求項16】前記研削面による前記複数の半導体装置
    の裏面の研削によって前記裏面に発生する研削痕の当該
    裏面内における形成方向がそれぞれ略等しくなるよう
    に、前記各半導体装置を前記テーブル上に配列する請求
    項13に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  17. 【請求項17】前記テーブル上に前記半導体装置の裏面
    よりも十分に広い面積をもつ被研削対象物を保持させ当
    該被研削対象物の被研削面を研削したときに、当該被研
    削面に形成される研削痕は、前記被研削面の回転中心か
    ら半径方向に湾曲しながら放射状に伸びている請求項1
    3に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  18. 【請求項18】前記テーブルの中心部側と外周部側にお
    ける前記半導体装置の配置密度を略均等化する請求項1
    7に記載の半導体装置の裏面研削方法。
  19. 【請求項19】前記テーブルの中心部側と外周部側にダ
    ミーチップを配置する請求項17に記載の半導体装置の
    裏面研削方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6951800B2 (en) 2001-10-19 2005-10-04 Fujitsu Limited Method of making semiconductor device that has improved structural strength
JP2009166150A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Denso Corp ウェハの製造方法
JP2009184074A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Sd Future Technology Co Ltd 研磨装置
JP2013193204A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 K & J:Kk 半導体パッケージスリミング装置及び方法

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