JP2003273053A - 平面研削方法 - Google Patents

平面研削方法

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JP2003273053A
JP2003273053A JP2002070773A JP2002070773A JP2003273053A JP 2003273053 A JP2003273053 A JP 2003273053A JP 2002070773 A JP2002070773 A JP 2002070773A JP 2002070773 A JP2002070773 A JP 2002070773A JP 2003273053 A JP2003273053 A JP 2003273053A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
grinding
edge
back surface
cut
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Application number
JP2002070773A
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English (en)
Inventor
Kazuya Fukuda
和哉 福田
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Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Publication date
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Priority to CNA038002582A priority patent/CN1509495A/zh
Priority to US10/471,030 priority patent/US20040097084A1/en
Priority to KR10-2003-7012077A priority patent/KR20040089438A/ko
Priority to EP03744040A priority patent/EP1484792A4/en
Priority to TW092105371A priority patent/TWI263556B/zh
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板の裏面研削時において,周縁部に
生じるチッピングや基板の破損を抑制可能な平面研削方
法を提供すること。 【解決手段】 半導体基板の裏面を平面研削する平面研
削方法であって:半導体基板の周縁部を周方向に沿って
切断して,裏面に対して略垂直な垂直切断面または裏面
側から表面側にかけて外側に傾斜した傾斜切断面を形成
する周縁部切断工程と;周縁部が切断された半導体基板
の裏面を垂直切断面または傾斜切断面を残存させながら
平面研削する裏面研削工程と;を含むことを特徴とする
平面研削方法が提供される。かかる構成により,裏面研
削時に鋭角形状となりうる箇所を予め除去して,裏面研
削用の面取り加工を行うことができる。このため,裏面
研削時には,研削に伴う負荷を鋭角形状ではないエッジ
で受けることができるので,周縁部に生ずるチッピング
や半導体基板の割れを抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,平面研削方法にか
かり,特に,半導体基板の裏面を研削する平面研削方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,表面に半導体素子が形成された半
導体基板の厚さを薄くするために,グラインダーなどを
用いて半導体基板の裏面全体を平面研削する裏面研削が
行われている。さらに,近年では,ICなどの半導体チ
ップの小型化・薄型化に伴い,半導体基板を研削して2
00〜300μm程度の極薄にすることが求められてお
り,中には100μm以下の厚さにまで研削する場合も
ある。
【0003】ところで,半導体基板は,各工程間での移
送時に生じるチッピングなどを防止するため面取り加工
が施されており,図11(a)に示すように半導体基板
の周縁部が例えば丸い形状(R形状)となっている。か
かる半導体基板を裏面研削すると,図11(b)に示す
ように周縁部の裏面側がR形状から徐々に鋭角形状に変
化してしまう。このような周縁部の鋭角化は,半導体基
板が薄くなるにつれ,より顕著になる。さらに,半導体
基板が薄くなると,基板自体の抗折強度も極端に低下し
てしまう。このため,かかる周縁部の鋭角形状の箇所
に,裏面研削による負荷や後工程での衝撃がわずかでも
加わると,簡単にチッピングが発生してしまい,かかる
チッピングが起点となり半導体基板が割れやすいという
問題があった。
【0004】そこで,このような問題の解決方法とし
て,特開平8−37169号公報に記載のように,半導
体基板の裏面側の周縁部を研削して傾斜面を形成した上
で裏面研削する平面研削方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ような平面研削方法では,周縁部を研削砥石で研削する
際に,周縁部が研削砥石の圧接力に耐えられず,周縁部
を研削することで却って半導体基板にチッピングや割れ
を発生させてしまうという問題があった。
【0006】本発明は,従来の平面研削方法が有する上
記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的
は,半導体基板の周縁部に生じるチッピングや基板の破
損を防止して,半導体基板の裏面を好適に研削すること
の可能な,新規かつ改良された平面研削方法を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点によれば,半導体基板の裏面を
平面研削する平面研削方法であって:半導体基板の周縁
部を周方向に沿って切断して,裏面に対して略垂直な垂
直切断面または裏面側から表面側にかけて外側に傾斜し
た傾斜切断面を形成する,周縁部切断工程と;周縁部が
切断された半導体基板の裏面を,垂直切断面または傾斜
切断面を残存させながら平面研削する,裏面研削工程
と;を含むことを特徴とする,平面研削方法が提供され
る。
【0008】かかる構成により,周縁部切断工程では,
半導体基板の裏面側の周縁部のエッジ角度を,少なくと
も90°以上にすることができる。即ち,裏面研削時に
鋭角形状となりうる箇所を予め除去して,半導体基板の
裏面側に裏面研削用の面取り加工を行うことができる。
このため,裏面研削工程では,裏面研削が進行し半導体
基板が薄くなっても,研削に伴う負荷を鋭角形状ではな
いエッジで受けることができるので,周縁部に生ずるチ
ッピングや半導体基板の割れを抑制できる。さらに,半
導体基板の周縁部を切断することで上記裏面研削用の面
取り加工を行うので,加工速度が早い上に,従来の研削
による面取り加工のように過負荷を与えて却ってチッピ
ングを発生させてしまうことがなく,加工精度が向上す
る。
【0009】なお,半導体基板の表面とは,回路(半導
体素子)が形成された側の面をいい,一方,半導体基板
の裏面とは,回路が形成された面(即ち,表面)とは反
対側の面をいう。
【0010】さらに,上記周縁部切断工程では,傾斜切
断面を形成する,如く構成すれば,裏面研削工程では,
研削に伴う負荷をエッジ角度が鈍角であるエッジで受け
ることができるので,周縁部に生ずるチッピングや半導
体基板の割れをより好適に抑制できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
【0012】(第1の実施の形態)まず,本発明の第1
の実施形態にかかる平面研削方法について説明する。本
実施形態にかかる平面研削方法の特徴は,被加工物であ
る半導体基板を裏面研削する前に,当該半導体基板の周
縁部を略垂直に切断して垂直切断面を形成することにあ
る。そこで,以下では,まず,半導体基板の周縁部を切
断する切断装置と,半導体基板の裏面を研削する平面研
削装置の構成について説明し,次いで,本実施形態にか
かる平面研削方法の動作フローについて詳細に説明する
こととする。
【0013】まず,図1に基づいて,本実施形態にかか
る切断装置の構成について説明する。なお,図1は,本
実施形態にかかる切断装置であるダイシング装置10の
構成を示す正面図である。
【0014】切断装置は,半導体基板の周縁部を周方向
に沿って切断して,半導体基板の裏面側のエッジが鋭角
形状とならないような切断面を形成する機能を有し,例
えば,図1(a)に示すように,切削ユニット11とチ
ャックテーブル18とを具備するダイシング装置(ダイ
シングソー,ダイサーともいう。)10で構成できる。
なお,切断装置としては,かかるダイシング装置10の
例に限定されるものではない。
【0015】切削ユニット11は,例えばリング形状を
有する極薄のブレード12と,ブレード12を挟持する
フランジ14と,例えば電動モータ(図示せず)の回転
駆動力をブレード12に伝達するスピンドル16とを有
する。かかる切削ユニット11は,高速回転するブレー
ド12を加工面に切り込ませて切削することにより,加
工面に極薄のカーフを形成することができる。なお,切
削時には各種ノズル(図示せず。)により加工点付近に
切削水が供給される。
【0016】被加工物である半導体基板20は,例えば
シリコン等からなる例えば8インチの半導体ウェハであ
り,例えば略円盤形状を有する。この半導体基板20に
は,回路が形成された表面側に保護テープ22が貼り付
けられている。この保護テープ22は,例えばグライン
ディングテープ,UV硬化型テープなどの粘着テープで
あり,半導体基板20の回路面が接触等により破損する
ことを防止する機能を有する。
【0017】また,チャックテーブル18は,かかる半
導体基板20を例えば裏面(回路が形成された面とは反
対側の面)を上向きにして載置・固定する機能を有す
る。このチャックテーブル18は,例えば,上面に真空
吸着手段(図示せず。)を有しており,半導体基板20
を真空吸着して安定的に保持することができる。さら
に,かかるチャックテーブル18は,半導体基板20を
保持した状態で例えば水平方向に回転可能であり,半導
体基板20を切削ユニット11に対して回転させること
ができる。
【0018】このような構成のダイシング装置10は,
高速回転するブレード12を半導体基板20の裏面側の
周縁部に切り込ませながら,チャックテーブル18を例
えば1回転させることにより,半導体基板20の周縁部
を周方向に沿って切断して切断面を形成することができ
る。なお,この際の切断速度は,チャックテーブル18
の回転速度に依存し,例えば5°/secである。
【0019】さらに,このダイシング装置10は,図1
(b)に示すように,スピンドル16を任意の角度だけ
傾斜可能に構成されており,半導体基板20に対して切
削ユニット11全体を傾斜させて,ブレード12と加工
面とのなす角(以下では,切断角度という。)θを例え
ば90度以外の角度にすることができる。かかる構成に
より,スピンドル16を傾斜させた状態で半導体基板2
0の周縁部を切断し,傾斜した切断面を形成することも
可能である。
【0020】次に,図2に基づいて,本実施形態にかか
る平面研削装置の構成について説明する。なお,図2
は,本実施形態にかかる平面研削装置30の構成を示す
正面図である。
【0021】図2に示すように,本実施形態にかかる平
面研削装置30は,例えば立軸回転テーブル型のインフ
ィード平面研削盤(グラインダーともいう。)である。
この平面研削装置30は,主として,研削用の砥石32
と,砥石32を保持する砥石保持部34と,砥石32を
回転させるスピンドル36と,半導体基板20を載置・
固定するチャックテーブル38とを有する。
【0022】砥石32は,例えば略リング形状を有する
研削砥石(グライディングホイールともいう。)であ
り,ダイヤモンド等からなる砥粒を各種の結合材で固め
て形成される。かかる砥石32を回転させながら被加工
物に押圧することにより,砥石32の作用面(刃先)と
被加工物との間に幾何学的な干渉を起こさせて,加工面
を削り取ることができる。
【0023】また,砥石保持部34は,例えば下部で砥
石32を保持して固定する機能を有し,例えば上部でス
ピンドル36に固設されている。このスピンドル36
は,例えば電動モータ(図示せず。)が発生する回転駆
動力を,砥石保持部34を介して砥石32に伝達する機
能を有し,砥石32を例えば5000〜5500rpm
などの回転数で回転させることができる。さらに,例え
ばスピンドル36の上部には,砥石送り手段(図示せ
ず。)が設けられており,砥石32を半導体基板20に
対して例えば垂直方向に昇降できる。
【0024】また,チャックテーブル38は,砥石保持
部34と例えば垂直方向に対向配置されるテーブルであ
り,例えば上面に設けられた真空吸着手段(図示せ
ず。)により半導体基板20を真空吸着して固定でき
る。これにより,半導体基板20は,裏面が例えば上に
向いた状態で,砥石32の作用面に対して対向配置され
ることとなる。さらに,このチャックテーブル38は,
例えば水平方向に回転可能に構成されているので,載置
した半導体基板20を例えば80〜120rpmなどの
回転数で回転させることができる。なお,かかる半導体
基板20の回転と上記砥石32の回転とは独立したもの
であり,相互の回転数を自由に調整することができる。
また,本実施形態における双方の回転方向は,図2に示
すように同一方向であるが,かかる例に限定されず,例
えば,相互に逆方向に回転させてもよい。なお,以上の
ようなチャックテーブル38を,上記のダイシング装置
10のチャックテーブル18としても機能するよう構成
してもよい。
【0025】以上のような構成の平面研削装置30は,
半導体基板20および砥石32の双方を回転させなが
ら,砥石32を所定の送り速度で軸送りして,砥石32
作用面を半導体基板20の裏面に押圧することにより,
例えば,半導体基板20を目的の厚さとなるまで連続的
に平面研削(即ち,インフィード研削)することができ
る。
【0026】次に,図3および図4に基づいて,本実施
形態にかかる平面研削方法の動作フローについて詳細に
説明する。なお,図3は,本実施形態にかかる平面研削
方法の動作フローを示すフローチャートであり,図4
は,本実施形態にかかる平面研削方法の各工程における
半導体基板20の形状等を示す断面図である。
【0027】図3に示すように,まず,ステップS10
では,半導体基板20の表面に保護テープ22が貼り付
けられる(ステップS10)。図4(a)に示すよう
に,半導体基板20は,各工程間で半導体基板20を移
送する際に周縁部が破損することを防止すべく,例えば
前工程であるウェハ製造工程において,周縁部が例えば
滑らかな丸い形状(R形状)となるよう面取り処理が施
されている。また,この半導体基板20は,前工程であ
るウェハ処理工程において,表面側に複数の回路(半導
体素子)24が形成されている。本ステップでは,かか
る半導体基板20の表面に保護テープ22が貼り付けら
れる。これにより,後続のステップにおいて,切削くず
の付着や他部材との接触などにより回路24が破損する
ことを防止できる。保護テープ22が貼り付けられた半
導体基板20は,ダイシング装置10のチャックテーブ
ル18上に例えば裏面を上向きにして載置される。
【0028】次いで,ステップS12では,上記ダイシ
ング装置10を用いて,半導体基板20の周縁部が垂直
に切断される(ステップS12:周縁部切断工程)。図
4(b)に示すように,高速回転するブレード12が,
半導体基板20の裏面側の周縁部に切り込ませられる。
この際,スピンドル16が傾けられていないので,ブレ
ード12と加工面(裏面)とは略垂直である。即ち,切
断角度θが約90°である。また,ブレード12の切り
込み深さは,半導体基板20を完全に切断することが可
能な深さであることが好ましい。
【0029】さらに,このようにブレード12を切り込
ませた状態で,チャックテーブル18(図示せず。)を
所定の回転数(例えば,5°/sec)で回転させるこ
とにより,半導体基板20の周縁部が周方向に沿って連
続的に切断される。その後,チャックテーブル18が例
えば一回転すると,半導体基板20の全外周における切
断が終了し,図4(c)に示すように,半導体基板20
の周縁部には,半導体基板20の裏面および表面に対し
て例えば略垂直な切断面(以下では,垂直切断面とい
う。)40が形成される。この垂直切断面40と裏面と
のなす角(即ち,周縁部の裏面側エッジがなす角度であ
るエッジ角度)αは,約90°である。かかる垂直切断
面40を形成することにより,半導体基板20の周縁部
は,例えば,R形状が完全に除去され,断面が例えば略
コの字形のエッジ形状となる。
【0030】さらに,ステップS14では,半導体基板
20が移送される(ステップS14)。上記ステップS
12で周縁部が切断された半導体基板20は,平面研削
装置30のチャックテーブル38上に移送され,裏面を
例えば上向きにして載置される。なお,上述したよう
に,平面研削装置30のチャックテーブル38をダイシ
ング装置10のチャックテーブル18として利用可能に
構成すれば,半導体基板20を移送する必要がなくな
り,本ステップを省略できる。
【0031】その後,ステップS16では,上記平面研
削装置30を用いて,半導体基板20が裏面研削される
(ステップS16:裏面研削工程)。図4(d)に示す
ように,回転する砥石32を例えば垂直方向に軸送りし
て,半導体基板20の裏面に押圧することにより,半導
体基板20の裏面が徐々に平面研削される。かかる裏面
研削を,半導体基板20が目的の厚さとなるまで連続的
に行うことにより,極薄の半導体基板20(例えば,厚
さが300μm)が形成される。
【0032】かかる裏面研削中は,常に,エッジ角度α
を約90°に維持することができる。即ち,周縁部の裏
面側のエッジ形状が一貫して変わらず,従来のように半
導体基板20が薄くなるにつれ裏面側のエッジ形状が鋭
角形状となることがない。このため,裏面研削に伴う砥
石32の負荷を,シャープエッジではなく,エッジ角度
αが約90°と比較的大きいエッジで受けることができ
るので,研削中の周縁部の強度が高まり,チッピングの
発生や半導体基板20の割れを抑制することができる。
【0033】(第2の実施の形態)次に,本発明の第2
の実施形態にかかる平面研削方法について説明する。第
2の実施形態にかかる平面研削方法は,上記第1の実施
形態にかかる平面研削方法と比して,周縁部切断工程に
おける切断角度θが異なる点で相違するのみであり,そ
の他の機能構成は第1の実施形態の場合と略同一である
ので,その説明は省略する。
【0034】以下に,図5および図6に基づいて,本実
施形態にかかる平面研削方法の動作フローについて詳細
に説明する。なお,図5は,本実施形態にかかる平面研
削方法の動作フローを示すフローチャートであり,図6
は,本実施形態にかかる平面研削方法の各工程における
半導体基板20の形状等を示す断面図である。
【0035】図5に示すように,まず,ステップS20
では,半導体基板20の表面に保護テープ22が貼り付
けられる(ステップS20)。本ステップは,上記第1
の実施形態にかかる平面研削方法におけるステップS1
0と略同一であるので,詳細な説明は省略する。
【0036】次いで,ステップS22では,上記ダイシ
ング装置10を用いて,半導体基板20の周縁部が斜め
に切断される(ステップS22:周縁部切断工程)。図
6(b)に示すように,高速回転するブレード12が,
半導体基板20の裏面側の周縁部に切り込ませられる。
この際,スピンドル16が水平方向から下向きに所定角
度(例えば8°)傾けられているため,切断角度θは9
0°より小さい(例えば82°)。また,ブレード12
の切り込み深さは,半導体基板20を完全に切断するこ
とが可能な深さであることが好ましい。
【0037】さらに,このようにブレード12を切り込
ませた状態で,チャックテーブル18(図示せず。)を
所定の回転数(例えば,5°/sec)で回転させるこ
とにより,半導体基板20の周縁部が周方向に沿って連
続的に切断される。その後,チャックテーブル18が例
えば一回転すると,半導体基板20の全外周における切
断が終了し,図6(c)に示すように,半導体基板20
の周縁部には,半導体基板20の裏面および表面に対し
て傾斜した切断面(傾斜切断面)50が形成される。こ
の傾斜切断面50と裏面とのなす角(即ち,エッジ角
度)αは,約(180°−θ)であり,鈍角(例えば約
98°)となる。かかる傾斜切断面50を形成すること
により,半導体基板20の周縁部は,例えば,R形状が
完全に除去され,半導体基板20の裏面側から表面側に
下るような傾斜面を有するエッジ形状となる。これによ
り,半導体基板20の外周面が略テーパー状の傾斜曲面
となり,半導体基板20は全体として例えば略円錐台形
状をなすこととなる。
【0038】さらに,ステップS24では,半導体基板
20が移送される(ステップS24)。本ステップは,
上記第1の実施形態にかかる平面研削方法におけるステ
ップS14と略同一であるので,詳細な説明は省略す
る。
【0039】その後,ステップS26では,上記平面研
削装置30を用いて,半導体基板20が裏面研削される
(ステップS26:裏面研削工程)。図6(d)に示す
ように,回転する砥石32を例えば垂直方向に軸送りし
て,半導体基板20の裏面に押圧することにより,半導
体基板20の裏面が徐々に平面研削される。かかる裏面
研削を,半導体基板20が目的の厚さとなるまで連続的
に行うことにより,極薄の半導体基板20(例えば,厚
さが300μm)が形成される。
【0040】かかる裏面研削中は,常に,エッジ角度α
を鈍角(例えば98°)に維持することができる。即
ち,周縁部の裏面側のエッジ形状が一貫して変わらず,
従来のように半導体基板20が薄くなるにつれ裏面側の
エッジ形状が鋭角形状となることがない。このため,裏
面研削に伴う砥石32の負荷を,シャープエッジではな
く,エッジ角度αが鈍角であるエッジで受けることがで
きるので,上記第1の実施形態の場合と比しても,研削
中の周縁部の強度がより高まり,チッピングの発生や割
れをさらに抑制することができる。
【0041】以上説明したように,上記第1および第2
の実施形態にかかる平面研削方法では,ダイシング装置
10によって半導体基板20の周縁部を垂直または斜め
に切断することにより,裏面研削時に鋭角形状となりう
る箇所を予め除去して,裏面研削用の面取りを行うこと
ができる。さらに,上記実施形態では,かかる裏面研削
用の面取りをする際に,従来のように半導体基板20裏
面の周縁部を例えば研削装置によって研削加工するので
はなく,例えばダイシング装置10を用いて切断加工す
る構成が特徴である。かかる構成により,研削加工より
切断加工の方が周縁部に与える負荷が小さいので,従来
のように当該研削加工が原因で却ってチッピングを発生
させることもなく,好適に裏面研削用の面取りを行うこ
とができる。
【0042】従って,例えば厚さ300μm以下の極薄
の半導体基板20を形成する場合であっても,半導体基
板20のチッピングや割れを抑制して好適に裏面研削で
きるので,歩留まりを向上させることができる。
【0043】さらに,垂直切断面40または傾斜切断面
50を形成するために要する時間は,当該研削加工によ
り傾斜面を形成するために要する時間と比して,大幅に
短いので,生産効率の向上を図ることもできる。
【0044】(実施例)次に,上記第1および第2の実
施形態にかかる平面研削方法に基づいて,平面研削試験
を行った結果について説明する。かかる平面研削試験で
は,半導体基板20の周縁部を切断して異なる4つのエ
ッジ形状に整形し,各エッジ形状を有する半導体基板2
0を裏面研削することにより裏面側のエッジに生じたチ
ッピングの大きさを複数回測定した。
【0045】まず,表1に基づいて,各エッジ形状につ
いて説明する。表1に示すように,エッジ形状は,上
記第2の実施形態に基づくエッジ形状であり,半導体基
板20周縁部の裏面側のエッジ角度αが鈍角(98°)
である場合である。また,エッジ形状は,上記第1の
実施形態に基づくエッジ形状であり,エッジ角度αが約
90°である場合である。また,エッジ形状は,エッ
ジ角度αが比較的大きい鋭角である場合であり,エッジ
形状は,エッジ角度αが比較的小さい鋭角である場合
であり,双方とも周縁部には裏面研削用の面取り加工を
行っていない。
【0046】
【表1】
【0047】次に,試験条件について説明する。いずれ
のエッジ形状の場合も,標準的なビトリファイドボンド
を用いた粒度40/60μmの砥石32を用いて,8イ
ンチ半導体ウェハを標準的な研削条件で裏面研削し,仕
上げ厚さを300μmとした。また,エッジ形状およ
びエッジ形状を整形する際には,ダイシング装置10
による半導体基板20の切断速度を5°/secとし
た。また,エッジ形状を整形する際には,スピンドル
16の傾斜角度を8°(切断角度θを82°)として,
傾斜切断面50を形成した。
【0048】次に,図7〜10および表2に基づいて,
試験結果について説明する。なお,図7〜図10は,各
エッジ形状を有する半導体基板20の研削後に,裏面側
エッジに生じた平均的なチッピングの例を示す顕微鏡写
真(倍率:×50)である。また,表2は,かかるチッ
ピングの幅W,水平方向の深さD,垂直方向の深さHの
平均値と,水平方向の深さDの最大値の測定結果を示す
表である。
【0049】
【表2】
【0050】図7〜図10および表2に示すように,エ
ッジ角度αが小さくなるにつれ,チッピングは,幅W,
水平方向の深さD,垂直方向の深さHとも,大きくなっ
ていることが分かる。
【0051】より詳細には,エッジ角度αが最も大きい
98°であるエッジ形状の場合は,例えば,水平方向
の深さDの平均値が28.5μm,水平方向の深さDの
最大値が47μmとなっており,発生したチッピングが
最も小さい。また,エッジ角度αが2番目に大きい90
°であるエッジ形状の場合は,例えば,水平方向の深
さDの平均値が29.0μm,水平方向の深さDの最大
値が47μmとなっており,エッジ形状の場合と同程
度で発生したチッピングが小さい。
【0052】これに対し,エッジ角度αが最も小さいエ
ッジ形状の場合は,例えば,水平方向の深さDの平均
値が49.3μm,水平方向の深さDの最大値が69μ
mとなっており,発生したチッピングが最も大きく,エ
ッジ形状の場合と比して,約1.5倍以上である。
【0053】このような試験結果によれば,上記本発明
の実施形態に基づくエッジ形状およびエッジ形状の
場合には,裏面研削時にエッジに生ずるチッピングを大
幅に抑制できているといえる。従って,周縁部切断工程
で周縁部のエッジ角度αを90度以上にする裏面研削用
の面取り加工を行うことにより,裏面研削工程において
半導体基板20を極薄に裏面研削する際の加工精度を高
め,その結果,製品の歩留まりを向上させることができ
るといえる。
【0054】以上,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施形態および実施例について説明したが,本発明
はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求
の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の
変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,
それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するも
のと了解される。
【0055】例えば,上記実施形態では,被加工物であ
る半導体基板20として,シリコンからなる半導体ウェ
ハの例を挙げたが,かかる例に限定されず,シリコン以
外の各種化合物半導体などからなる半導体基板20であ
ってもよい。
【0056】また,上記実施形態では,周縁部切断工程
においてダイシング装置10を用いたが,本発明はかか
る例に限定されず,半導体基板20の周縁部を切断可能
な各種の切断装置を用いてもよい。
【0057】また,上記実施形態では,ダイシング装置
10のスピンドル16を傾けて切削することで半導体基
板20の傾斜切断面50を形成したが,本発明はかかる
例に限定されない。例えば,ダイシング装置10のチャ
ックテーブル18を傾けることで,傾斜切断面50を形
成可能に構成してもよい。
【0058】また,上記実施形態では,表面に回路(半
導体素子)24が形成された後の半導体基板20の周縁
部を切断したが,本発明はかかる例に限定されない。例
えば,表面に回路24が形成される前に,予め半導体基
板20の周縁部を切断しておいてもよい。即ち,上記周
縁部切断工程を,半導体素子等を形成するウェハ処理工
程前に行ってもよい。
【0059】また,上記実施形態では,周縁部切断工程
後,半導体基板20を移送した直後に,裏面研削工程を
行ったが,本発明はかかる例に限定されず,周縁部切断
工程と裏面研削工程の間に,各種の工程を行ってもよ
い。例えば,周縁部切断工程後に,半導体基板20を個
々の半導体チップに分割するダイシング工程を行い,そ
の後に裏面研削工程を行って半導体チップを極薄にする
よう構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように,本発明にかかる平
面研削方法によれば,半導体基板の周縁部に垂直切断面
または傾斜切断面を形成することによって,裏面研削用
の面取り加工を施すことができる。このため,裏面研削
時には,裏面側の周縁部に生ずるチッピングや半導体基
板の割れを抑制して加工精度を高めることができるの
で,歩留まりの向上が図れる。
【0061】また,裏面研削用の面取り加工を行う際に
は,半導体基板の裏面側の周縁部を切断加工するので,
研削加工する場合と比べて,周縁部に与える負荷を低減
できる。このため,裏面研削用の面取り加工時において
も,チッピングを抑制し加工精度を高めることができ
る。さらに,かかる面取り加工に要する時間を大幅に低
減できるので,生産効率の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,第1の実施形態にかかる切断装置であ
るダイシング装置の構成を示す正面図である。
【図2】図2は,第1の実施形態にかかる平面研削装置
の構成を示す正面図である。
【図3】図3は,第1の実施形態にかかる平面研削方法
の動作フローを示すフローチャートである。
【図4】図4は,第1の実施形態にかかる平面研削方法
の各工程における半導体基板の形状等を示す断面図であ
る。
【図5】図5は,第2の実施形態にかかる平面研削方法
の動作フローを示すフローチャートである。
【図6】図6は,第2の実施形態にかかる平面研削方法
の各工程における半導体基板の形状等を示す断面図であ
る。
【図7】図7は,本実施例にかかるエッジ形状を有す
る半導体基板の研削後に,裏面側エッジに生じた平均的
なチッピングの顕微鏡写真である。
【図8】図8は,本実施例にかかるエッジ形状を有す
る半導体基板の研削後に,裏面側エッジに生じた平均的
なチッピングの顕微鏡写真である。
【図9】図9は,本実施例にかかるエッジ形状を有す
る半導体基板の研削後に,裏面側エッジに生じた平均的
なチッピングの顕微鏡写真である。
【図10】図10は,本実施例にかかるエッジ形状を
有する半導体基板の研削後に,裏面側エッジに生じた平
均的なチッピングの顕微鏡写真である。
【図11】図11は,従来の平面研削方法にかかる半導
体基板の形状等を示す断面図である。
【符号の説明】
10 : ダイシング装置 12 : ブレード 16 : スピンドル 18 : チャックテーブル 20 : 半導体基板 22 : 保護テープ 30 : 平面研削装置 32 : 砥石 38 : チャックテーブル 40 : 垂直切断面 50 : 傾斜切断面 θ : 切断角度 α : エッジ角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の裏面を平面研削する平面研
    削方法であって:前記半導体基板の周縁部を周方向に沿
    って切断して,前記裏面に対して略垂直な垂直切断面ま
    たは前記裏面側から表面側にかけて外側に傾斜した傾斜
    切断面を形成する,周縁部切断工程と;前記周縁部が切
    断された半導体基板の裏面を,前記垂直切断面または前
    記傾斜切断面を残存させながら平面研削する,裏面研削
    工程と;を含むことを特徴とする,平面研削方法。
  2. 【請求項2】 前記周縁部切断工程では,前記傾斜切断
    面を形成することを特徴とする,請求項1に記載の平面
    研削方法。
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