JP2001176597A - 交換可能なフェルールを有する電気コネクター - Google Patents
交換可能なフェルールを有する電気コネクターInfo
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/58—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
- H01R13/5804—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable comprising a separate cable clamping part
- H01R13/5816—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable comprising a separate cable clamping part for cables passing through an aperture in a housing wall, the separate part being captured between cable and contour of aperture
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】種々の出口ケーブル構造部を収容するために接
触子ハウジングの出口端部に交換可能なフェルールを有
する電気コネクターに関する。 【解決手段】電気コネクターを製造する方法であって、
電気コネクターシェルを提供するステップと、フェルー
ルを選択するステップとを有する。電気コネクターシェ
ルは、電気的接触子ハウジングをその中に保持するため
のチャンバーを備えている。シェルは、ケーブル出口部
を有していて、電気的接触子ハウジング内で集束してい
る電気ケーブルがそのケーブル出口部を通ってシェルを
出られるようになっている。選択されたフェルールは、
シェルのケーブル出口部に設けられている。選択された
フェルールは、電気コネクターの予め定められた特性に
従って異なったフェルールから選択される。
触子ハウジングの出口端部に交換可能なフェルールを有
する電気コネクターに関する。 【解決手段】電気コネクターを製造する方法であって、
電気コネクターシェルを提供するステップと、フェルー
ルを選択するステップとを有する。電気コネクターシェ
ルは、電気的接触子ハウジングをその中に保持するため
のチャンバーを備えている。シェルは、ケーブル出口部
を有していて、電気的接触子ハウジング内で集束してい
る電気ケーブルがそのケーブル出口部を通ってシェルを
出られるようになっている。選択されたフェルールは、
シェルのケーブル出口部に設けられている。選択された
フェルールは、電気コネクターの予め定められた特性に
従って異なったフェルールから選択される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクターに
関し、特に、種々の出口ケーブル構造部を収容するため
に接触子ハウジングの出口端部に交換可能なフェルール
を有する電気コネクターに関する。
関し、特に、種々の出口ケーブル構造部を収容するため
に接触子ハウジングの出口端部に交換可能なフェルール
を有する電気コネクターに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術において、接続ケーブルの接
続用に使用される電気ケーブルコネクターは、特に、コ
ネクターと、このコネクター内で集束（ｔｅｒｍｉｎａ
ｔｅ）しているケーブル出口との間のインターフェース
（すなわち、ケーブル出口）において、一般に特別注文
された構造を有している。米国特許第５、１９９、９０
３号は、従来のコネクターの１つの例を開示していて、
２つの後部シェルを有する後部シェル装置がコネクター
の周りで互いに係合されている。各後部シェル部材は、
コネクター内で集束しているケーブルにクリンプされて
いる他の例として、ひずみ逃がし部材を有している。他
の例が米国特許第５、２４４、４１５号に開示されてい
て、シールドされた電気コンピュータケーブルコネクタ
ーは、シールドされたチャンバーを形成するシールドさ
れた基部とシールドされたカバーとを有していて、ケー
ブルがシールドされたチャンバーの一端部に収容されて
いる。上述の例から明らかなように、従来のコネクター
において、電気ケーブルコネクターの前端部での接触子
（たとえば、ピンまたは容器）のパターンはほぼ標準化
されている。しかしながら、コネクターの残りの部分の
構造は、特にケーブル出口において、コネクター内で集
束しているケーブルの数、コネクターがシールドされて
いるかシールドされていないか、またはコネクターがケ
ーブルひずみ逃がしのある手段と協働していないかどう
か、のようなファクターに依存して大きく変えられる。
続用に使用される電気ケーブルコネクターは、特に、コ
ネクターと、このコネクター内で集束（ｔｅｒｍｉｎａ
ｔｅ）しているケーブル出口との間のインターフェース
（すなわち、ケーブル出口）において、一般に特別注文
された構造を有している。米国特許第５、１９９、９０
３号は、従来のコネクターの１つの例を開示していて、
２つの後部シェルを有する後部シェル装置がコネクター
の周りで互いに係合されている。各後部シェル部材は、
コネクター内で集束しているケーブルにクリンプされて
いる他の例として、ひずみ逃がし部材を有している。他
の例が米国特許第５、２４４、４１５号に開示されてい
て、シールドされた電気コンピュータケーブルコネクタ
ーは、シールドされたチャンバーを形成するシールドさ
れた基部とシールドされたカバーとを有していて、ケー
ブルがシールドされたチャンバーの一端部に収容されて
いる。上述の例から明らかなように、従来のコネクター
において、電気ケーブルコネクターの前端部での接触子
（たとえば、ピンまたは容器）のパターンはほぼ標準化
されている。しかしながら、コネクターの残りの部分の
構造は、特にケーブル出口において、コネクター内で集
束しているケーブルの数、コネクターがシールドされて
いるかシールドされていないか、またはコネクターがケ
ーブルひずみ逃がしのある手段と協働していないかどう
か、のようなファクターに依存して大きく変えられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の電
気ケーブルコネクターの後部シェルおよび他の構成要素
は、異なったケーブル出口構造を収容するために特別注
文される。それ故、実質的に同一の接触子インターフェ
ースパターンを有する従来のケーブルコネクターのファ
ミリーは、それにもかかわらず異なった後部シェル、お
よび／または、ケーブル出口構成要素を有している。電
気ケーブルコネクター間に共通性がないことは、コネク
ターの同一ファミリーであっても、実質的に同一の機能
を達成するために異なったコネクター部品を製造する結
果（たとえばコネクターの後部シェル）となる。これ
は、ついで、スケールメリットによるコスト減少の利点
を制限することにより、従来のコネクターのコスト上昇
につながる。さらに、各異なった部品用に制限された使
用は、部品のそのようなタイプと交換可能な特性を有す
るコネクター用にのみ、ケーブルコネクターの製造を複
雑にし、コネクターが組み立てられる時間が増加しそし
て棚卸コストが上昇する。本発明はこれらのコネクター
の問題を克服するもので、以下により詳細に述べる。
気ケーブルコネクターの後部シェルおよび他の構成要素
は、異なったケーブル出口構造を収容するために特別注
文される。それ故、実質的に同一の接触子インターフェ
ースパターンを有する従来のケーブルコネクターのファ
ミリーは、それにもかかわらず異なった後部シェル、お
よび／または、ケーブル出口構成要素を有している。電
気ケーブルコネクター間に共通性がないことは、コネク
ターの同一ファミリーであっても、実質的に同一の機能
を達成するために異なったコネクター部品を製造する結
果（たとえばコネクターの後部シェル）となる。これ
は、ついで、スケールメリットによるコスト減少の利点
を制限することにより、従来のコネクターのコスト上昇
につながる。さらに、各異なった部品用に制限された使
用は、部品のそのようなタイプと交換可能な特性を有す
るコネクター用にのみ、ケーブルコネクターの製造を複
雑にし、コネクターが組み立てられる時間が増加しそし
て棚卸コストが上昇する。本発明はこれらのコネクター
の問題を克服するもので、以下により詳細に述べる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の方法によ
れば、電気コネクターを製造する方法が提供される。こ
の方法は、電気コネクターシェル（ｓｈｅｌｌ）を提供
し、そしてシェルに配置される金具のようなフェルール
（ｆｅｒｒｕｌｅ）を選択するステップを有している。
電気コネクターシェルは、電気的接触子ハウジングをそ
の内部に収容するためのチャンバーを有している。シェ
ルはケーブル出口部を有していて、電気的接触子ハウジ
ング内で集束している電気ケーブルがシェルのケーブル
出口部を通ってシェルから出られる。選択されたフェル
ールは、シェルのケーブル出口部に配置されている。選
択されたフェルールは、電気コネクターの予め定められ
た特性に従って異なったフェルールから選択される。
れば、電気コネクターを製造する方法が提供される。こ
の方法は、電気コネクターシェル（ｓｈｅｌｌ）を提供
し、そしてシェルに配置される金具のようなフェルール
（ｆｅｒｒｕｌｅ）を選択するステップを有している。
電気コネクターシェルは、電気的接触子ハウジングをそ
の内部に収容するためのチャンバーを有している。シェ
ルはケーブル出口部を有していて、電気的接触子ハウジ
ング内で集束している電気ケーブルがシェルのケーブル
出口部を通ってシェルから出られる。選択されたフェル
ールは、シェルのケーブル出口部に配置されている。選
択されたフェルールは、電気コネクターの予め定められ
た特性に従って異なったフェルールから選択される。
【０００５】本発明の第２の方法によれば、電気コネク
ターを組み立てる方法が提供される。電気コネクター
は、電気ケーブルを集束するための電気コネクターをそ
の中に保持したシェルを有している。この方法は、ケー
ブル出口部を有するシェルを提供し、フェルールを選択
し、そして選択されたフェルールをシェルのケーブル出
口部に挿入する各ステップを備えている。電気コネクタ
ー内で集束している電気ケーブルは、ケーブル出口部を
通ってシェルを出る。フェルールは、ひずみ逃がしフェ
ルール、単一のケーブル出口フェルール、複数のケーブ
ル出口フェルール、シールドされたフェルール、または
非導電性のフェルールの少なくとも１つから、電気コネ
クターの予め定められた特性に従って選択される。
ターを組み立てる方法が提供される。電気コネクター
は、電気ケーブルを集束するための電気コネクターをそ
の中に保持したシェルを有している。この方法は、ケー
ブル出口部を有するシェルを提供し、フェルールを選択
し、そして選択されたフェルールをシェルのケーブル出
口部に挿入する各ステップを備えている。電気コネクタ
ー内で集束している電気ケーブルは、ケーブル出口部を
通ってシェルを出る。フェルールは、ひずみ逃がしフェ
ルール、単一のケーブル出口フェルール、複数のケーブ
ル出口フェルール、シールドされたフェルール、または
非導電性のフェルールの少なくとも１つから、電気コネ
クターの予め定められた特性に従って選択される。
【０００６】本発明の第１の実施例によれば、電気コネ
クターが提供される。電気コネクターは、接触子ハウジ
ングがその中に設けられたチャンバーを有するシェルを
有している。接触子ハウジングは、シェルに接続された
ケーブルの導電体が集束するのに適している。シェル
は、ケーブル出口部を有していて、そこを通ってケーブ
ルがシェルを出る。電気コネクターは、ケーブル出口部
に保持された交換可能なフェルール部を有している。異
なった交換可能なフェルール部が、コネクターの異なっ
たケーブル出口構造部用に使用される。
クターが提供される。電気コネクターは、接触子ハウジ
ングがその中に設けられたチャンバーを有するシェルを
有している。接触子ハウジングは、シェルに接続された
ケーブルの導電体が集束するのに適している。シェル
は、ケーブル出口部を有していて、そこを通ってケーブ
ルがシェルを出る。電気コネクターは、ケーブル出口部
に保持された交換可能なフェルール部を有している。異
なった交換可能なフェルール部が、コネクターの異なっ
たケーブル出口構造部用に使用される。
【０００７】本発明の第２の実施例によれば、電気コネ
クターが提供される。電気コネクターは、外側のシェル
と、電気的接触子ハウジングと、フェルール部とを有し
ている。電気的接触子ハウジングは、外側のシェルの接
続端部で外側のシェルに設けられている。シェルはその
後端部にケーブル出口部を有し、電気的接触子ハウジン
グ内に集束している電気ケーブルがケーブル出口部を通
ってシェルを出る。フェルール部は、シェルのケーブル
出口部に保持されている。ケーブル出口部に保持された
フェルール部は、電気コネクターのあらかじめ定められ
た特性に従って異なったフェルール部から選択される。
本発明の上述の態様および他の態様は、添付した図面と
関連して以下の記述において説明される。
クターが提供される。電気コネクターは、外側のシェル
と、電気的接触子ハウジングと、フェルール部とを有し
ている。電気的接触子ハウジングは、外側のシェルの接
続端部で外側のシェルに設けられている。シェルはその
後端部にケーブル出口部を有し、電気的接触子ハウジン
グ内に集束している電気ケーブルがケーブル出口部を通
ってシェルを出る。フェルール部は、シェルのケーブル
出口部に保持されている。ケーブル出口部に保持された
フェルール部は、電気コネクターのあらかじめ定められ
た特性に従って異なったフェルール部から選択される。
本発明の上述の態様および他の態様は、添付した図面と
関連して以下の記述において説明される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１を参照すると、本発明の態様
を結合した電気コネクター１０の分解斜視図が示されて
いる。本発明は、図面に示されたいくつかの実施例を参
照して述べられるけれども、本発明は、実施例の他の多
くの形状に具現化できることを理解しなければならな
い。さらに、適切なあらゆる寸法または要素のタイプあ
るいは材料でもできる。
を結合した電気コネクター１０の分解斜視図が示されて
いる。本発明は、図面に示されたいくつかの実施例を参
照して述べられるけれども、本発明は、実施例の他の多
くの形状に具現化できることを理解しなければならな
い。さらに、適切なあらゆる寸法または要素のタイプあ
るいは材料でもできる。
【０００９】さらに図１を参照すると、電気ケーブルコ
ネクター１０は、全体的に、外側すなわち後部シェル１
２と、電気的接触子１６を保持する接触子ハウジング１
４とを有している。接触子ハウジング１４はコネクター
１０が組み立てられたとき、後部シェル１２の内部に配
置される。電気ケーブルすなわちワイヤー１００、たと
えば、コンピュータを周辺機器（図示せず）に接続する
ためのデータ搬送ケーブルは、接触子ハウジング１４内
に集束している。各ケーブル１００の電気導電体１０２
は、接触子ハウジング１４内でたとえば印刷回路基板
（図示せず）を使用して公知の技法を用いて、直接また
間接的に対応する接触子１６に直接接続されている。電
気ケーブルコネクター１０は、後部シェル１２のケーブ
ル出口部２０に設けられたフェルール部材１８を有す
る。図２に示されたように、フェルール部材１８は、ひ
ずみ逃がしのように作用し、電気ケーブル１００をコネ
クター１０の後部シェル１２に保持する。電気ケーブル
コネクター１０の接触子１６は、補足的コネクターすな
わちポート（ｐｏｒｔ）、たとえば、周辺装置の適切な
Ｉ／Ｏポートに係合され、それによってケーブル１００
を装置に接続する。さらに、ケーブル１００の反対側
は、適切などのような集束計画を有することもできる。
ネクター１０は、全体的に、外側すなわち後部シェル１
２と、電気的接触子１６を保持する接触子ハウジング１
４とを有している。接触子ハウジング１４はコネクター
１０が組み立てられたとき、後部シェル１２の内部に配
置される。電気ケーブルすなわちワイヤー１００、たと
えば、コンピュータを周辺機器（図示せず）に接続する
ためのデータ搬送ケーブルは、接触子ハウジング１４内
に集束している。各ケーブル１００の電気導電体１０２
は、接触子ハウジング１４内でたとえば印刷回路基板
（図示せず）を使用して公知の技法を用いて、直接また
間接的に対応する接触子１６に直接接続されている。電
気ケーブルコネクター１０は、後部シェル１２のケーブ
ル出口部２０に設けられたフェルール部材１８を有す
る。図２に示されたように、フェルール部材１８は、ひ
ずみ逃がしのように作用し、電気ケーブル１００をコネ
クター１０の後部シェル１２に保持する。電気ケーブル
コネクター１０の接触子１６は、補足的コネクターすな
わちポート（ｐｏｒｔ）、たとえば、周辺装置の適切な
Ｉ／Ｏポートに係合され、それによってケーブル１００
を装置に接続する。さらに、ケーブル１００の反対側
は、適切などのような集束計画を有することもできる。
【００１０】コネクターの後部シェル１２は、全体的に
上部シェル部２２と下部シェル部２４とを有している。
各シェル部２２、２４は、好ましくは、一体の部材で金
属のような導電性材料で作られている。他の実施例にお
いて、後部シェルの上部シェル部と下部シェル部は、適
切なプラスチックのような絶縁材料で作られている。後
部シェル１２の好ましくは雌雄同体的上部シェル部２２
と下部シェル部２４とは、適切な機械的ファスナー２
３、たとえば、後部シェルの一方の部分２２、２４の孔
を通って導入され、他方の部分の穴とねじ係合的に合致
する機械的ねじによって接続されている。上部シェル部
２２と下部シェル部２４とは、全体的にチャンネル構造
を有している。各シェル部２２、２４は、前方部２８、
３０と、フェルール部にかかる後方部３２、３４とを有
している。シェル部の前方部２８、３０は、後方部３
２、３４よりも大きくすることができる。上部シェル部
２２と下部シェル部２４とが一体に組み立てられた場
合、前方部２８、３０は、前方開口部３８を有するチャ
ンバー３６を規定する。シェル部２２、２４の後方部３
２、３４は、後部シェル１２のケーブル出口部２０を形
成する。後部シェル１２の後端部４４における開口部４
２は、ケーブル出口通路４６を介してチャンバー３６と
連通している。上部シェル部２２と下部シェル部２４と
は、チャンバー３６に実質的に固定された接触子ハウジ
ング１４を配置して保持するために、着座面および位置
付け溝のような位置付けの特徴を有している。上部シェ
ル部２２と下部シェル部２４とは、また、ケーブルコネ
クター１０を対になる係合ポート（図示せず）に固定す
るために使用されるねじを切られたファスナーをその中
に移動可能に保持するための適切な外部フランジを設け
ることができる。後方部３２、３４において、各シェル
部２２、２４は、後部シェル１２が組み立てられた場合
（図２参照）、ケーブル出口部２０のフェルール保持部
４８を規定する着座面２１を有している。図１に示され
たように、本発明の第１の好ましい実施例において、フ
ェルール保持部４８は、その中に形成された予め定めら
れた数のチャンネル５０Ｕ、５０Ｌを有している。図１
を通して、４つのチャンネル５０Ｕ、５０Ｌが示されて
いて、上部シェル部と下部シェル部とは、適切な数のチ
ャンネルを設けられる。着座面５２Ｕ、５２Ｌは、フェ
ルール１８を支持するために、好ましくはチャンネル５
０Ｕ、５０Ｌの対向する側に設けられている。
上部シェル部２２と下部シェル部２４とを有している。
各シェル部２２、２４は、好ましくは、一体の部材で金
属のような導電性材料で作られている。他の実施例にお
いて、後部シェルの上部シェル部と下部シェル部は、適
切なプラスチックのような絶縁材料で作られている。後
部シェル１２の好ましくは雌雄同体的上部シェル部２２
と下部シェル部２４とは、適切な機械的ファスナー２
３、たとえば、後部シェルの一方の部分２２、２４の孔
を通って導入され、他方の部分の穴とねじ係合的に合致
する機械的ねじによって接続されている。上部シェル部
２２と下部シェル部２４とは、全体的にチャンネル構造
を有している。各シェル部２２、２４は、前方部２８、
３０と、フェルール部にかかる後方部３２、３４とを有
している。シェル部の前方部２８、３０は、後方部３
２、３４よりも大きくすることができる。上部シェル部
２２と下部シェル部２４とが一体に組み立てられた場
合、前方部２８、３０は、前方開口部３８を有するチャ
ンバー３６を規定する。シェル部２２、２４の後方部３
２、３４は、後部シェル１２のケーブル出口部２０を形
成する。後部シェル１２の後端部４４における開口部４
２は、ケーブル出口通路４６を介してチャンバー３６と
連通している。上部シェル部２２と下部シェル部２４と
は、チャンバー３６に実質的に固定された接触子ハウジ
ング１４を配置して保持するために、着座面および位置
付け溝のような位置付けの特徴を有している。上部シェ
ル部２２と下部シェル部２４とは、また、ケーブルコネ
クター１０を対になる係合ポート（図示せず）に固定す
るために使用されるねじを切られたファスナーをその中
に移動可能に保持するための適切な外部フランジを設け
ることができる。後方部３２、３４において、各シェル
部２２、２４は、後部シェル１２が組み立てられた場合
（図２参照）、ケーブル出口部２０のフェルール保持部
４８を規定する着座面２１を有している。図１に示され
たように、本発明の第１の好ましい実施例において、フ
ェルール保持部４８は、その中に形成された予め定めら
れた数のチャンネル５０Ｕ、５０Ｌを有している。図１
を通して、４つのチャンネル５０Ｕ、５０Ｌが示されて
いて、上部シェル部と下部シェル部とは、適切な数のチ
ャンネルを設けられる。着座面５２Ｕ、５２Ｌは、フェ
ルール１８を支持するために、好ましくはチャンネル５
０Ｕ、５０Ｌの対向する側に設けられている。
【００１１】図１をさらに参照すると、接触子ハウジン
グ１４は、一般的にプラスチックのような適切な絶縁性
材料で形成されている。接触子ハウジング１４は、全体
的にその中に形成され、例えばピンコネクターまたは容
器コネクターのような適切な接触子１６を保持するた予
め定められた数のチャンネル６０を有している。チャン
ネル６０と接触子１６とは予め定められたパターンでハ
ウジング内に配置されていて、対応する接触子１６に接
続された導電体１０２をハウジングの後部を通って通過
できるように、ハウジング１４を通って延びている。接
触子ハウジング１４の外面６２は、後部シェル１２のチ
ャンバー３６内に位置付け態様をする面を有するので、
上部シェル部２２と下部シェル部２４とが接触子ハウジ
ング１４の周りに組み立てられた場合、接触子ハウジン
グ１４はコネクター１０に固定的に保持される。接触子
ハウジング１４の前部６４は、コネクター１０を係合コ
ネクターすなわちポート（図示せず）と整列するため
に、たとえば角度を付けられた側部（図示せず）のよう
な反対的態様（ｐｏｌａｒｉｚｉｎｇ ｆｅａｔｕｒ
ｅ）を有している。
グ１４は、一般的にプラスチックのような適切な絶縁性
材料で形成されている。接触子ハウジング１４は、全体
的にその中に形成され、例えばピンコネクターまたは容
器コネクターのような適切な接触子１６を保持するた予
め定められた数のチャンネル６０を有している。チャン
ネル６０と接触子１６とは予め定められたパターンでハ
ウジング内に配置されていて、対応する接触子１６に接
続された導電体１０２をハウジングの後部を通って通過
できるように、ハウジング１４を通って延びている。接
触子ハウジング１４の外面６２は、後部シェル１２のチ
ャンバー３６内に位置付け態様をする面を有するので、
上部シェル部２２と下部シェル部２４とが接触子ハウジ
ング１４の周りに組み立てられた場合、接触子ハウジン
グ１４はコネクター１０に固定的に保持される。接触子
ハウジング１４の前部６４は、コネクター１０を係合コ
ネクターすなわちポート（図示せず）と整列するため
に、たとえば角度を付けられた側部（図示せず）のよう
な反対的態様（ｐｏｌａｒｉｚｉｎｇ ｆｅａｔｕｒ
ｅ）を有している。
【００１２】図３の（Ａ）〜図３の（Ｃ）は、異なった
変更可能なフェルール１８Ａ〜８Ｃの例を示していて、
ケーブル１００を電気ケーブルコネクター１０内に保持
するために、本発明の第１の好ましい実施例に従って使
用される。図３の（Ａ）〜図３の（Ｃ）において、類似
する部品は類似する符号を付してある。以下の説明は、
特に示さない限りほぼ図３の（Ａ）を参照する。好まし
い実施例において、フェルール１８Ａは、フェルールが
コネクター１０の後部シェル１２内に挿入された場合、
背中合わせに積層される実質的に対称的な部分６６Ａ、
６８Ａを有している。それに代わる実施例において、フ
ェルールは、図３の（Ｃ）に示されたような一体の部
材、または、いくつかの適切な数の部分を有している。
各フェルール部６６Ａ、６８Ａは、一般に、側部支持部
７４Ａ、７５Ａ間にさし渡された中央部材７０Ａ、７２
Ａを有している。予め定められた数のケーブル保持溝７
６Ａ、７８Ａが、中央部材７０Ａ、７２Ａに設けられて
いる。ケーブル保持溝７６Ａ、７８Ａは、後部シェルの
ケーブル出口部２０に形成されたチャンネルと５０Ｕ、
５０Ｌと整合するために設けられている。
変更可能なフェルール１８Ａ〜８Ｃの例を示していて、
ケーブル１００を電気ケーブルコネクター１０内に保持
するために、本発明の第１の好ましい実施例に従って使
用される。図３の（Ａ）〜図３の（Ｃ）において、類似
する部品は類似する符号を付してある。以下の説明は、
特に示さない限りほぼ図３の（Ａ）を参照する。好まし
い実施例において、フェルール１８Ａは、フェルールが
コネクター１０の後部シェル１２内に挿入された場合、
背中合わせに積層される実質的に対称的な部分６６Ａ、
６８Ａを有している。それに代わる実施例において、フ
ェルールは、図３の（Ｃ）に示されたような一体の部
材、または、いくつかの適切な数の部分を有している。
各フェルール部６６Ａ、６８Ａは、一般に、側部支持部
７４Ａ、７５Ａ間にさし渡された中央部材７０Ａ、７２
Ａを有している。予め定められた数のケーブル保持溝７
６Ａ、７８Ａが、中央部材７０Ａ、７２Ａに設けられて
いる。ケーブル保持溝７６Ａ、７８Ａは、後部シェルの
ケーブル出口部２０に形成されたチャンネルと５０Ｕ、
５０Ｌと整合するために設けられている。
【００１３】図３（Ａ）〜図３（Ｃ）から分かるよう
に、異なった交換可能なフェルール１８Ａ〜８Ｃは、コ
ネクターから出る異なった数のケーブル１００に一致す
るために、予め定められた異なった数のケーブル保持溝
を有している。たとえば、１つの異なったフェルール１
８Ａは、図３（Ａ）に示された好ましい実施例のケーブ
ル出口部２０に収容される全体のケーブルに対応する８
つの溝７６Ａ、７８Ａ（４つが頂部フェルール部６６Ａ
に、４つが底部フェルール部６８Ａに）を有して設けら
れる。２つ目のフェルール１８Ｂは、図３（Ｂ）に示さ
れたように、対称的な構成の４つの溝を有する。他の実
施例において、他のフェルールは、コネクターのケーブ
ル出口部に保持されたケーブルの数と構成に一致する対
称的または非対称的構成の（たとえば、底部よりも多い
数の溝が頂部に設けられているか、またはその反対のよ
うな）、適切な数のケーブル保持溝を有することができ
る。ケーブル保持溝７６Ａ、７８Ａ、７６Ｂ、７８Ｂ、
７６Ｃ、７８Ｃの深さと半径とは、異なったフェルール
１８Ａ〜１８Ｃの間で変更することができる。例示によ
れば、フェルール１８Ａの溝７６Ａ、７８Ａの深さは、
図１に示されたような外側の編まれたよろい鞘（ｂｒａ
ｉｄｅｄ ａｒｍｏｒ ｓｈｅａｔｈｉｎｇ）を有する
与えられた寸法のケーブル１００の外側に一致するよう
に寸法が定められている。他方のフェルール１８Ｂは、
与えられた寸法のよろいのないケーブルを収容するため
に寸法が定められた比較的狭い溝７６Ｂ、７８Ｂを有し
ている。好ましくは、異なった交換可能なフェルール
（図示しない）は、異なった対応する寸法のよろいを着
せられた、またはよろいのないケーブルを収容するため
に設けられている。フェルール１８Ａのケーブル保持溝
７６Ａ、７８Ａの深さは、電気ケーブル１００に異なっ
たひずみ逃がし力を発生するために、フェルール１８Ｂ
の溝７６Ｂ、７８Ｂとは異なっている。
に、異なった交換可能なフェルール１８Ａ〜８Ｃは、コ
ネクターから出る異なった数のケーブル１００に一致す
るために、予め定められた異なった数のケーブル保持溝
を有している。たとえば、１つの異なったフェルール１
８Ａは、図３（Ａ）に示された好ましい実施例のケーブ
ル出口部２０に収容される全体のケーブルに対応する８
つの溝７６Ａ、７８Ａ（４つが頂部フェルール部６６Ａ
に、４つが底部フェルール部６８Ａに）を有して設けら
れる。２つ目のフェルール１８Ｂは、図３（Ｂ）に示さ
れたように、対称的な構成の４つの溝を有する。他の実
施例において、他のフェルールは、コネクターのケーブ
ル出口部に保持されたケーブルの数と構成に一致する対
称的または非対称的構成の（たとえば、底部よりも多い
数の溝が頂部に設けられているか、またはその反対のよ
うな）、適切な数のケーブル保持溝を有することができ
る。ケーブル保持溝７６Ａ、７８Ａ、７６Ｂ、７８Ｂ、
７６Ｃ、７８Ｃの深さと半径とは、異なったフェルール
１８Ａ〜１８Ｃの間で変更することができる。例示によ
れば、フェルール１８Ａの溝７６Ａ、７８Ａの深さは、
図１に示されたような外側の編まれたよろい鞘（ｂｒａ
ｉｄｅｄ ａｒｍｏｒ ｓｈｅａｔｈｉｎｇ）を有する
与えられた寸法のケーブル１００の外側に一致するよう
に寸法が定められている。他方のフェルール１８Ｂは、
与えられた寸法のよろいのないケーブルを収容するため
に寸法が定められた比較的狭い溝７６Ｂ、７８Ｂを有し
ている。好ましくは、異なった交換可能なフェルール
（図示しない）は、異なった対応する寸法のよろいを着
せられた、またはよろいのないケーブルを収容するため
に設けられている。フェルール１８Ａのケーブル保持溝
７６Ａ、７８Ａの深さは、電気ケーブル１００に異なっ
たひずみ逃がし力を発生するために、フェルール１８Ｂ
の溝７６Ｂ、７８Ｂとは異なっている。
【００１４】再度例示によれば、フェルール１８Ａは、
比較的深い溝ケーブル保持溝７６Ａ、７８Ａを有してい
て、それ故、より詳細には後述するが、比較的狭い溝７
６Ｂ、７８Ｂを有しているフェルール１８Ｂよりも小さ
いひずみ逃がし力をケーブル１００に発生する。さら
に、コネクター１０とともに使用されるいくつかの変更
可能なフェルール１８Ａ、１８Ｂは、鋼、アルミニュー
ム、または銅合金のような適切な導電性材料から作られ
る。他の変更可能なフェルール１８Ｃは、プラスチック
のような適切な絶縁性材料から作られる。
比較的深い溝ケーブル保持溝７６Ａ、７８Ａを有してい
て、それ故、より詳細には後述するが、比較的狭い溝７
６Ｂ、７８Ｂを有しているフェルール１８Ｂよりも小さ
いひずみ逃がし力をケーブル１００に発生する。さら
に、コネクター１０とともに使用されるいくつかの変更
可能なフェルール１８Ａ、１８Ｂは、鋼、アルミニュー
ム、または銅合金のような適切な導電性材料から作られ
る。他の変更可能なフェルール１８Ｃは、プラスチック
のような適切な絶縁性材料から作られる。
【００１５】図４を参照すると、本発明の第２の好まし
い実施例による電気ケーブルコネクター２１０のケーブ
ル出口部２２０の部分的斜視図が示されている。特別な
点を除いて、電気ケーブルコネクター２１０は、図４の
類似する部分が図１と２のそれらと類似する数を有する
ように、実質的に図１と２に示された電気ケーブルコネ
クター１０と類似している。ケーブル出口部２２０は、
電気ケーブル２００がコネクターの後部シェル２１２を
出る後方開口部２４２に設けられている。フェルール
は、ケーブル２００と後部シェル２１２とを保持するた
めに後方開口部２４２内に設けられている。ケーブル出
口部２２０の後方開口部２４２は、好ましくは、ほぼ矩
形の形状を有しているが、開口部は他の適切な形状を有
している。開口部２４２の側部は、実質的に平坦であ
る。図５Ａ〜図５Ｂは、コネクター２１０のケーブル出
口部２２０に使用される異なった交換可能なフェルール
２１８Ａ、２１８Ｂの例を示している。コネクター２１
０は、明らかに、上述したコネクター１０に使用された
のと類似するフェルールを使用することができるが、し
かし、後方開口部２４２の反対の方向に配置されてい
る。この好ましい実施例において、異なった交換可能な
フェルール２１８Ａ、２１８Ｂは、頂部と底部のフェル
ール部２６６Ａ、２６８Ａ、２６６Ｂ、２６８Ｂを有し
ている。フェルール２１８Ａ、２１８Ｂは、ケーブル出
口部２２０の後方開口部２４２と緊密に嵌合する構造を
形成するための寸法に定められている。頂部と底部のフ
ェルール部２６６Ａ、２６８Ａ、２６６Ｂ、２６８Ｂ
は、フェルール部の内端部２８０Ａ、２８２Ａ、２８０
Ｂ、２８２Ｂに形成されたケーブル保持溝２７６Ａ、２
７８Ａ、２７６Ｂ、２７８Ｂを有している。異なったフ
ェルールの溝の深さは、異なった寸法のケーブル（たと
えば、よろいを着せられた、またはよろいのない）を収
容するために、あるいは、与えられた寸法のケーブルに
異なったひずみ逃がし力を発生するために異なってい
る。溝に突出部（図示せず）を設けるような、ひずみ逃
がし力を調整する他の方法が可能である。異なったフェ
ルール２１８Ａ、２１８Ｂは、同様にすでに開示したよ
うに、金属または非導電性の材料から作られる。
い実施例による電気ケーブルコネクター２１０のケーブ
ル出口部２２０の部分的斜視図が示されている。特別な
点を除いて、電気ケーブルコネクター２１０は、図４の
類似する部分が図１と２のそれらと類似する数を有する
ように、実質的に図１と２に示された電気ケーブルコネ
クター１０と類似している。ケーブル出口部２２０は、
電気ケーブル２００がコネクターの後部シェル２１２を
出る後方開口部２４２に設けられている。フェルール
は、ケーブル２００と後部シェル２１２とを保持するた
めに後方開口部２４２内に設けられている。ケーブル出
口部２２０の後方開口部２４２は、好ましくは、ほぼ矩
形の形状を有しているが、開口部は他の適切な形状を有
している。開口部２４２の側部は、実質的に平坦であ
る。図５Ａ〜図５Ｂは、コネクター２１０のケーブル出
口部２２０に使用される異なった交換可能なフェルール
２１８Ａ、２１８Ｂの例を示している。コネクター２１
０は、明らかに、上述したコネクター１０に使用された
のと類似するフェルールを使用することができるが、し
かし、後方開口部２４２の反対の方向に配置されてい
る。この好ましい実施例において、異なった交換可能な
フェルール２１８Ａ、２１８Ｂは、頂部と底部のフェル
ール部２６６Ａ、２６８Ａ、２６６Ｂ、２６８Ｂを有し
ている。フェルール２１８Ａ、２１８Ｂは、ケーブル出
口部２２０の後方開口部２４２と緊密に嵌合する構造を
形成するための寸法に定められている。頂部と底部のフ
ェルール部２６６Ａ、２６８Ａ、２６６Ｂ、２６８Ｂ
は、フェルール部の内端部２８０Ａ、２８２Ａ、２８０
Ｂ、２８２Ｂに形成されたケーブル保持溝２７６Ａ、２
７８Ａ、２７６Ｂ、２７８Ｂを有している。異なったフ
ェルールの溝の深さは、異なった寸法のケーブル（たと
えば、よろいを着せられた、またはよろいのない）を収
容するために、あるいは、与えられた寸法のケーブルに
異なったひずみ逃がし力を発生するために異なってい
る。溝に突出部（図示せず）を設けるような、ひずみ逃
がし力を調整する他の方法が可能である。異なったフェ
ルール２１８Ａ、２１８Ｂは、同様にすでに開示したよ
うに、金属または非導電性の材料から作られる。
【００１６】図６を参照すると、以下に示すような電気
ケーブルコネクター１０を製造するための方法を模式的
にあらわしたフローチャートが示されている。図６のブ
ロックＰ１において、ケーブル１００はコネクター１０
の接触子ハウジング１４内に集束されている。ケーブル
１００をハウジング１４に集束することは、一般に、ケ
ーブルの裸の導電体１０２を曝すために、シールド（よ
ろいを着せられたケーブル用の外側の編まれた鞘のよう
な）とケーブル１００の絶縁材を剥がすことによって達
成される。裸の導電体１０２は、適切な手段（クリンピ
ングのような）によって対応する接触子に接続されてい
て、接触子はハウジングの後面を通して接触子ハウジン
グ１４のチャンネル内に挿入される。たとえば絶縁体配
置接触子を使用することによって、導電体１０２を接触
子に接続する方法も使用される。ブロックＰ２におい
て、後部シェル１２は、接触子ハウジング１４の周りに
組み込まれる。接触子ハウジング１４は、シェル（ｓｈ
ｅｌｌ）の前方開口部３８に向かって面した接触子ハウ
ジングの前部６４を持ったシェル部２２、２４の１つ内
に設けられている。２つのシェル部２２、２４は、後部
シェル１２を接触子ハウジング１４の周りに近接するよ
うに一体にもたらされる。ケーブル１００は、ケーブル
出口部２０を通って伸び、後方開口部４２を通って後部
シェル１２を出て、接触子ハウジング１４内で集束す
る。
ケーブルコネクター１０を製造するための方法を模式的
にあらわしたフローチャートが示されている。図６のブ
ロックＰ１において、ケーブル１００はコネクター１０
の接触子ハウジング１４内に集束されている。ケーブル
１００をハウジング１４に集束することは、一般に、ケ
ーブルの裸の導電体１０２を曝すために、シールド（よ
ろいを着せられたケーブル用の外側の編まれた鞘のよう
な）とケーブル１００の絶縁材を剥がすことによって達
成される。裸の導電体１０２は、適切な手段（クリンピ
ングのような）によって対応する接触子に接続されてい
て、接触子はハウジングの後面を通して接触子ハウジン
グ１４のチャンネル内に挿入される。たとえば絶縁体配
置接触子を使用することによって、導電体１０２を接触
子に接続する方法も使用される。ブロックＰ２におい
て、後部シェル１２は、接触子ハウジング１４の周りに
組み込まれる。接触子ハウジング１４は、シェル（ｓｈ
ｅｌｌ）の前方開口部３８に向かって面した接触子ハウ
ジングの前部６４を持ったシェル部２２、２４の１つ内
に設けられている。２つのシェル部２２、２４は、後部
シェル１２を接触子ハウジング１４の周りに近接するよ
うに一体にもたらされる。ケーブル１００は、ケーブル
出口部２０を通って伸び、後方開口部４２を通って後部
シェル１２を出て、接触子ハウジング１４内で集束す
る。
【００１７】ブロックＰ３において、フェルール１８Ａ
〜１８Ｂは、コネクター１０の予め定められた特性に従
って、異なった交換可能なフェルールから選択される。
例示的に、フェルールは、コネクターのシェル１２から
出ているケーブル１００の数に対応する適切な数のケー
ブル保持溝を有するように選択される。８つのケーブル
１００がシェルを出ている場合、８つのケーブル保持溝
７６７Ａ、７６Ｂを有するフェルール１８がブロックＰ
２で選択される。さらに、コネクター１０が係合構成要
素すなわち装置に係合されている場合に、コネクターが
接地された後部シェル１２を有しているような場合のよ
うな、コネクター１０が電気的に絶縁されたコネクター
である場合、導電性のフェルール１８ＡはブロックＰ３
内で選択される。導電性のフェルール１８Ａは、このよ
うにしてＥＭＩブリッジを提供し、ケーブル１００の編
まれた鞘をコネクター１０またはコネクター１０の他の
適切な構成要素に短絡する。あるいは、ケーブル１００
がコネクター１０の後部シェル１２から絶縁されなけれ
ばならないような場合に、非導電性の材料で作られたフ
ェルール１８ＣがブロックＰ３またはＰ６で選択される
ようにしてもよい。上述に加えて、フェルールは、ブロ
ックＰ３において、後部シェル１２を出るケーブル１０
０に十分なひずみ逃がし力を提供するために、異なった
交換可能なフェルールから選択される。したがって、仮
に比較的大きいひずみ逃がし力が望ましいと認められる
場合、比較的狭いケーブル保持溝を持ったフェルールが
選択される。あるいは、比較的小さいひずみ逃がし力が
望ましいと認められる場合、比較的深いケーブル保持溝
７６Ａ、７８Ａを持ったフェルール１８Ａが選択され
る。図６のＰ４において、選択されたフェルール１８Ａ
は、後部シェル領域２２、２４のフェルール保持領域に
配置される。
〜１８Ｂは、コネクター１０の予め定められた特性に従
って、異なった交換可能なフェルールから選択される。
例示的に、フェルールは、コネクターのシェル１２から
出ているケーブル１００の数に対応する適切な数のケー
ブル保持溝を有するように選択される。８つのケーブル
１００がシェルを出ている場合、８つのケーブル保持溝
７６７Ａ、７６Ｂを有するフェルール１８がブロックＰ
２で選択される。さらに、コネクター１０が係合構成要
素すなわち装置に係合されている場合に、コネクターが
接地された後部シェル１２を有しているような場合のよ
うな、コネクター１０が電気的に絶縁されたコネクター
である場合、導電性のフェルール１８ＡはブロックＰ３
内で選択される。導電性のフェルール１８Ａは、このよ
うにしてＥＭＩブリッジを提供し、ケーブル１００の編
まれた鞘をコネクター１０またはコネクター１０の他の
適切な構成要素に短絡する。あるいは、ケーブル１００
がコネクター１０の後部シェル１２から絶縁されなけれ
ばならないような場合に、非導電性の材料で作られたフ
ェルール１８ＣがブロックＰ３またはＰ６で選択される
ようにしてもよい。上述に加えて、フェルールは、ブロ
ックＰ３において、後部シェル１２を出るケーブル１０
０に十分なひずみ逃がし力を提供するために、異なった
交換可能なフェルールから選択される。したがって、仮
に比較的大きいひずみ逃がし力が望ましいと認められる
場合、比較的狭いケーブル保持溝を持ったフェルールが
選択される。あるいは、比較的小さいひずみ逃がし力が
望ましいと認められる場合、比較的深いケーブル保持溝
７６Ａ、７８Ａを持ったフェルール１８Ａが選択され
る。図６のＰ４において、選択されたフェルール１８Ａ
は、後部シェル領域２２、２４のフェルール保持領域に
配置される。
【００１８】ブロックＰ３とＰ４とは、図６においてブ
ロックＰ２の下側に示されているが、ブロックＰ３とＰ
４とに関連したステップは、ファスナー２３による後部
シェル１２の締結に先立って、どのような適切な時に
（たとえば、ブロックＰ２と同時にまたはそれに先立っ
て）でも達成される（図１参照）。ねじ式ファスナー２
３は、シェル部２２、２４を一体に引き、フェルール保
持領域において選択されたフェルール１８Ａとケーブル
１００とを、着座面８０Ａ、８２Ａ（図３の（Ａ））が
コネクター１０の対応するシェル部２２、２４に対して
着座されるまで一体に圧縮する。この位置において、シ
ェル１２を出ているケーブル１００は、フェルール１８
Ａの対応する溝７６Ａ、７８Ａとシェル１２の溝５０
Ｕ、５０Ｌとに締結される。フェルール１８Ａとシェル
１２との間の締結作用は、フェルール１８Ａに保持され
たケーブル１００にひずみ逃がし力を発生する。フェル
ール１８Ａとシェル１２との間の締結作用は、フェルー
ルの溝７６Ａ、７８Ａに着座したケーブル１００の編ま
れた鞘と金属フェルール１８Ａとの間の電気的接続を実
行する。さらに、側部支持部７４Ａ、７６Ａに対する後
部シェル部分２２、２４の締結は、フェルール１８Ａと
後部シェル１２との間の電気的接続を実行する。それ
故、フェルール１８Ａは、シールドされたコネクター１
０用のＥＭＩブリッジとして機能する。
ロックＰ２の下側に示されているが、ブロックＰ３とＰ
４とに関連したステップは、ファスナー２３による後部
シェル１２の締結に先立って、どのような適切な時に
（たとえば、ブロックＰ２と同時にまたはそれに先立っ
て）でも達成される（図１参照）。ねじ式ファスナー２
３は、シェル部２２、２４を一体に引き、フェルール保
持領域において選択されたフェルール１８Ａとケーブル
１００とを、着座面８０Ａ、８２Ａ（図３の（Ａ））が
コネクター１０の対応するシェル部２２、２４に対して
着座されるまで一体に圧縮する。この位置において、シ
ェル１２を出ているケーブル１００は、フェルール１８
Ａの対応する溝７６Ａ、７８Ａとシェル１２の溝５０
Ｕ、５０Ｌとに締結される。フェルール１８Ａとシェル
１２との間の締結作用は、フェルール１８Ａに保持され
たケーブル１００にひずみ逃がし力を発生する。フェル
ール１８Ａとシェル１２との間の締結作用は、フェルー
ルの溝７６Ａ、７８Ａに着座したケーブル１００の編ま
れた鞘と金属フェルール１８Ａとの間の電気的接続を実
行する。さらに、側部支持部７４Ａ、７６Ａに対する後
部シェル部分２２、２４の締結は、フェルール１８Ａと
後部シェル１２との間の電気的接続を実行する。それ
故、フェルール１８Ａは、シールドされたコネクター１
０用のＥＭＩブリッジとして機能する。
【００１９】本発明の第２の好ましい実施例によるコネ
クター２１０（図４参照）を製造する方法は、上述し図
６に示されたものと実質的に同一である。電気ケーブル
２００は、ブロックＰ１とブロックＰ２において接触子
ハウジング（図示せず）内で集束されていて、接触子ハ
ウジングは、その中で集束し出口部２２０を通ってシェ
ル２１２を出るケーブルと後部シェル２１内に配置され
ている。ブロックＰ３において、所望のフェルール２１
８Ａ、２１８Ｂは、ケーブル出口部２２０内に複数のケ
ーブル２００とその構成要素とを収容するために、所望
のひずみ逃がし力をケーブル出口部２２０に提供するた
めに、そしてケーブル鞘をシェルに電気的に接続する
か、あるいはケーブル２００をシェルから絶縁する異な
った変更可能なフェルールから選択される。図４に示さ
れたように、この実施例において、フェルール２１８Ａ
は、上部フェルール部２６６Ａと下部フェルール部２６
８Ａとの間に設けられたケーブル２００を持ったシェル
２１２のフェルール保持領域２４２内に挿入される（図
６のブロックＰ４）。後部シェル２１２が、シェルの上
部領域と下部領域とを接続するファスナー（図示せず）
を包むことによって閉成された場合、ケーブル２００
は、フェルール２１８Ａの保持溝内に締結される。締結
作用は、ケーブル２００にひずみ逃がし力を発生し、ケ
ーブル２００の編まれた鞘と金属フェルール２１８Ａと
の間の電気的接続を実行し、そしてさらに、フェルール
２１８Ａの側部とシェル２１２との間の電気的接続を実
行する。
クター２１０（図４参照）を製造する方法は、上述し図
６に示されたものと実質的に同一である。電気ケーブル
２００は、ブロックＰ１とブロックＰ２において接触子
ハウジング（図示せず）内で集束されていて、接触子ハ
ウジングは、その中で集束し出口部２２０を通ってシェ
ル２１２を出るケーブルと後部シェル２１内に配置され
ている。ブロックＰ３において、所望のフェルール２１
８Ａ、２１８Ｂは、ケーブル出口部２２０内に複数のケ
ーブル２００とその構成要素とを収容するために、所望
のひずみ逃がし力をケーブル出口部２２０に提供するた
めに、そしてケーブル鞘をシェルに電気的に接続する
か、あるいはケーブル２００をシェルから絶縁する異な
った変更可能なフェルールから選択される。図４に示さ
れたように、この実施例において、フェルール２１８Ａ
は、上部フェルール部２６６Ａと下部フェルール部２６
８Ａとの間に設けられたケーブル２００を持ったシェル
２１２のフェルール保持領域２４２内に挿入される（図
６のブロックＰ４）。後部シェル２１２が、シェルの上
部領域と下部領域とを接続するファスナー（図示せず）
を包むことによって閉成された場合、ケーブル２００
は、フェルール２１８Ａの保持溝内に締結される。締結
作用は、ケーブル２００にひずみ逃がし力を発生し、ケ
ーブル２００の編まれた鞘と金属フェルール２１８Ａと
の間の電気的接続を実行し、そしてさらに、フェルール
２１８Ａの側部とシェル２１２との間の電気的接続を実
行する。
【００２０】本発明は、ケーブル１００、２００をコネ
クターの後部シェル１２、２１２に保持するため、交換
可能なフェルール１８Ａ〜１８Ｃ、２１８Ａ〜２１８Ｂ
と協働する電気ケーブルコネクター１０、２１０を提供
する。電気ケーブルコネクターに使用された交換可能な
フェルールは、たとえば、ケーブル１００、２００の配
置と寸法は後部シェルから出るように、ひずみ逃がし力
はコネクターによってケーブル１００、２００に提供さ
れ、どのような電気シールドも後部シェルによって提供
されるようなコネクター１０、２１０の１つまたはそれ
以上の特徴と対応する。相応して、本発明において、後
部シェル１２、２１２のようなコネクター１０、２１０
の構成要素は、本発明のコネクター１０、２１０の間で
共通な構造を有しているが、しかし、コネクター１０、
２１０は、異なった変更可能なフェルール１８Ａ〜１８
Ｃ、２１８Ａ〜２１８Ｂから適切なフェルールを使用す
ることによって異なったケーブル出口構造を収容するこ
とができる。
クターの後部シェル１２、２１２に保持するため、交換
可能なフェルール１８Ａ〜１８Ｃ、２１８Ａ〜２１８Ｂ
と協働する電気ケーブルコネクター１０、２１０を提供
する。電気ケーブルコネクターに使用された交換可能な
フェルールは、たとえば、ケーブル１００、２００の配
置と寸法は後部シェルから出るように、ひずみ逃がし力
はコネクターによってケーブル１００、２００に提供さ
れ、どのような電気シールドも後部シェルによって提供
されるようなコネクター１０、２１０の１つまたはそれ
以上の特徴と対応する。相応して、本発明において、後
部シェル１２、２１２のようなコネクター１０、２１０
の構成要素は、本発明のコネクター１０、２１０の間で
共通な構造を有しているが、しかし、コネクター１０、
２１０は、異なった変更可能なフェルール１８Ａ〜１８
Ｃ、２１８Ａ〜２１８Ｂから適切なフェルールを使用す
ることによって異なったケーブル出口構造を収容するこ
とができる。
【００２１】それ故、本発明において、共通の後部シェ
ル１２、２１２は、沢山のケーブル出口構造を有するコ
ネクターに使用される。これは、本発明のコネクター１
０、２１０間の共通性を最大化するのに対し、電気ケー
ブル１００、２００へのコネクターの製造と装着におい
て、労力、時間、およびコストの節約を導くコネクター
の柔軟性と多機能性とを維持する。従来のコネクターと
比較すると、コネクターは他の点では実質的に類似して
いるけれども、異なった後部シェルが異なったケーブル
出口構造用に使用される。したがって、従来のコネクタ
ーにおいて、異なった後部シェルは、実質的に同一の電
気ケーブルコネクター用に製造される。ケーブル出口領
域の不一致を除いて基本的には同一の従来のコネクター
間の共通性のこの欠如は、異なった工具が異なった後部
シェルを製造するのに使用されるような、製造コストの
増加の結果となる。さらに、異なった後部シェルの製造
は、本発明のような共通の後部シェルを使用して異なっ
たフェルールを単に製造するよりも、非常により多くの
コストとなる。本発明は、従来のコネクターと比較し
て、低いコストでより多くの柔軟性と多機能性を持った
コネクターを有する。
ル１２、２１２は、沢山のケーブル出口構造を有するコ
ネクターに使用される。これは、本発明のコネクター１
０、２１０間の共通性を最大化するのに対し、電気ケー
ブル１００、２００へのコネクターの製造と装着におい
て、労力、時間、およびコストの節約を導くコネクター
の柔軟性と多機能性とを維持する。従来のコネクターと
比較すると、コネクターは他の点では実質的に類似して
いるけれども、異なった後部シェルが異なったケーブル
出口構造用に使用される。したがって、従来のコネクタ
ーにおいて、異なった後部シェルは、実質的に同一の電
気ケーブルコネクター用に製造される。ケーブル出口領
域の不一致を除いて基本的には同一の従来のコネクター
間の共通性のこの欠如は、異なった工具が異なった後部
シェルを製造するのに使用されるような、製造コストの
増加の結果となる。さらに、異なった後部シェルの製造
は、本発明のような共通の後部シェルを使用して異なっ
たフェルールを単に製造するよりも、非常により多くの
コストとなる。本発明は、従来のコネクターと比較し
て、低いコストでより多くの柔軟性と多機能性を持った
コネクターを有する。
【００２２】種々のコネクターを製造するために必要な
部品の数をさらに減少するために、図７と図８とは、本
発明の他の実施例を示している。各異なった数の溝を持
ったフェルールを有するよりも、フェルール４１８Ａ、
４１８Ｂは、予め定められた数の溝４７６Ａ、４７６Ｂ
を有して使用される（代表的には、ケーブル／ワイヤー
の最大数がいずれのコネクターにも使用されている）。
詳細な応用が少ないワイヤー／ケーブルを必要としなけ
ればならず、それ故、プラグ４９０Ａ、４９０Ｂは使用
されていない溝を封止するために使用される。プラグ４
９０は、ワイヤー／ケーブルに類似した寸法を有する本
体部を備えることができる。プラグ４９０Ａ、４９０Ｂ
は、プラグ４９０Ａ、４９０Ｂが使用されていない溝か
ら出るのを阻止するために拡大された頭部を有してい
る。プラグ４９０Ａ、４９０Ｂは、導電性または非導電
性いずれかの適切な材料で作られる。
部品の数をさらに減少するために、図７と図８とは、本
発明の他の実施例を示している。各異なった数の溝を持
ったフェルールを有するよりも、フェルール４１８Ａ、
４１８Ｂは、予め定められた数の溝４７６Ａ、４７６Ｂ
を有して使用される（代表的には、ケーブル／ワイヤー
の最大数がいずれのコネクターにも使用されている）。
詳細な応用が少ないワイヤー／ケーブルを必要としなけ
ればならず、それ故、プラグ４９０Ａ、４９０Ｂは使用
されていない溝を封止するために使用される。プラグ４
９０は、ワイヤー／ケーブルに類似した寸法を有する本
体部を備えることができる。プラグ４９０Ａ、４９０Ｂ
は、プラグ４９０Ａ、４９０Ｂが使用されていない溝か
ら出るのを阻止するために拡大された頭部を有してい
る。プラグ４９０Ａ、４９０Ｂは、導電性または非導電
性いずれかの適切な材料で作られる。
【００２３】上述した記述は、本発明を例示したもので
あることを理解しなければならない。種々の変更および
修正が、本発明から逸脱しないでこの分野の当業者によ
って考案できる。したがって、本発明は、添付した請求
の範囲の範疇内に入るようなそのような全ての変更、修
正および変化を包含するために企図されている。
あることを理解しなければならない。種々の変更および
修正が、本発明から逸脱しないでこの分野の当業者によ
って考案できる。したがって、本発明は、添付した請求
の範囲の範疇内に入るようなそのような全ての変更、修
正および変化を包含するために企図されている。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電気ケ
ーブルコネクターの製造と装着において、労力、時間、
およびコストの節約を導くコネクターの柔軟性と多機能
性とを維持する。従来のコネクターと比較すると、コネ
クターは他の点では実質的に類似しているけれども、異
なった後部シェルが異なったケーブル出口構造用に使用
される。また、本発明は、従来のコネクターと比較し
て、低いコストでより多くの柔軟性と多機能性を持った
コネクターを有する。
ーブルコネクターの製造と装着において、労力、時間、
およびコストの節約を導くコネクターの柔軟性と多機能
性とを維持する。従来のコネクターと比較すると、コネ
クターは他の点では実質的に類似しているけれども、異
なった後部シェルが異なったケーブル出口構造用に使用
される。また、本発明は、従来のコネクターと比較し
て、低いコストでより多くの柔軟性と多機能性を持った
コネクターを有する。
【図１】本発明の第１の好ましい実施例に従った本発明
の態様による電気コネクターの分解斜視図。
の態様による電気コネクターの分解斜視図。
【図２】図１に示された電気コネクターを組み立てた状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図３】図３の（Ａ）から図３の（Ｃ）は、図１に示さ
れた電気コネクターに使用される交換可能な異なったフ
ェルールを各示した斜視図。
れた電気コネクターに使用される交換可能な異なったフ
ェルールを各示した斜視図。
【図４】本発明の第２の好ましい実施例によるケーブル
出口を有する図１の電気コネクターの部分的斜視図。
出口を有する図１の電気コネクターの部分的斜視図。
【図５】図５の（Ａ）から図５の（Ｂ）は、図４に示さ
れた電気コネクターに使用される交換可能な異なったフ
ェルールを各示した斜視図。
れた電気コネクターに使用される交換可能な異なったフ
ェルールを各示した斜視図。
【図６】本発明による電気ケーブルコネクターを製造す
るための方法を模式的にあらわしたフローチャート。
るための方法を模式的にあらわしたフローチャート。
【図７】本発明のさらに他の実施例による電気コネクタ
ーのフェルールを示す斜視図。
ーのフェルールを示す斜視図。
【図８】本発明のさらに他の実施例による電気コネクタ
ーのフェルールを示す斜視図。
ーのフェルールを示す斜視図。
１０……電気ケーブルコネクター １２……後部シェル １４……接触子ハウジング １６……接触子 １８、１８Ａ、２１８Ａ、２１８Ｂ……フェルール ２０、２２０……ケーブル出口部 ２２……上部シェル部 ２３……ファスナー ２４……下部シェル部 ２８、３０……前方部 ３２、３４……後方部 ４２……開口部 ４４……後端部 ４８……フェルール保持部 ５０Ｕ、５０Ｌ、６０……チャンネル ５２Ｕ、５２Ｌ……着座面 ６６Ａ、６６Ｂ、２６６Ａ、２６６Ｂ、２６８Ａ、２６
８Ｂ、……フェルール部 ７０Ａ、７２Ａ……中央部材 ７４Ａ、７５Ａ……側部支持部 ７６Ａ、７６Ｂ、７６Ｃ、７８Ａ、７８Ｂ、７８Ｃ……
溝 １００、２００……ケーブル １０２……導電体 ２７６Ａ、２７６Ｂ、２７８Ａ、２７８Ｂ……ケーブル
保持溝 ２４２……後方開口部 ４９０Ａ、４９０Ｂ……プラグ
８Ｂ、……フェルール部 ７０Ａ、７２Ａ……中央部材 ７４Ａ、７５Ａ……側部支持部 ７６Ａ、７６Ｂ、７６Ｃ、７８Ａ、７８Ｂ、７８Ｃ……
溝 １００、２００……ケーブル １０２……導電体 ２７６Ａ、２７６Ｂ、２７８Ａ、２７８Ｂ……ケーブル
保持溝 ２４２……後方開口部 ４９０Ａ、４９０Ｂ……プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レイモンド・エー・ブサッコ アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 18436、レイク・アライアル、ヒル・スト リート 30
Claims (19)
- 【請求項１】 電気コネクターを製造する方法であっ
て、この方法は：電気的接触子ハウジングをその中に保
持するためのチャンバーを有する電気コネクターシェル
を設けるステップを備え、シェルは、電気的接触子ハウ
ジング内で集束しているケーブルがそこを通ってシェル
を出ることを可能にするケーブル出口部を有し；シェル
のケーブル出口部に配置されるべきフェルールを選択す
るステップとを備え；フェルールは、電気コネクターの
予め定められた特性に従って異なったフェルールから選
択されることを特徴とする電気コネクターを製造する方
法。 - 【請求項２】 電気コネクターの予め定められた特性
は、シェルのケーブル出口部を通ってシェルを出る電気
ケーブルの数であり、選択されたフェルールは、シェル
を出る電気ケーブルの数に対応する溝が配置されたケー
ブル出口部を有することを特徴とする請求項１記載の方
法。 - 【請求項３】 電気コネクターの予め定められた特性
は、電気コネクターが電気的にシールドされたコネクタ
ーであることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項４】 電気コネクターの予め定められた特性
は、電気ケーブルのシールドが電気コネクターシェルか
ら電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項１記
載の方法。 - 【請求項５】 選択されたフェルールは、ひずみ逃がし
フェルールであることを特徴とする請求項１記載の方
法。 - 【請求項６】 異なったフェルールは、電気ケーブルに
ひずみ逃がし力を発生するための異なったひずみ逃がし
フェルールを有し、シェルのケーブル出口部に配置され
た場合ひずみ逃がしフェルールの異なった１つは異なっ
たひずみ逃がし力を発生し、選択されたフェルールは、
選択されたあらかじめ定められたひずみ逃がしをシェル
のケーブル出口部の電気ケーブルに有するために、異な
ったひずみ逃がしフェルールから選択されることを特徴
とする請求項１記載の方法。 - 【請求項７】 ひずみ逃がしフェルールの異なった１つ
は、電気ケーブルを保持するためにその中に形成された
少なくとも１つのチャンネルを有し、異なったひずみ逃
がしフェルールの対応する１つにおけるチャンネルは、
異なった深さを有していて、シェルのケーブル出口部の
電気ケーブルに配置された場合に異なったひずみ逃がし
力を電気ケーブルに発生することを特徴とする請求項６
記載の方法。 - 【請求項８】 その中に電気ケーブルを集束するための
電気的接触子ハウジングを保持するシェルを有する電気
コネクターを構築する方法であって：電気接触子ハウジ
ングで集束する電気ケーブルがそこを通ってシェルを出
るケーブル出口部を有するシェルを設けるステップと；
ひずみ逃がしフェルール、単一のケーブル出口フェルー
ル、複数のケーブル出口フェルール、シールドされたフ
ェルール、または非導電性のフェルールの少なくとも１
つから、電気コネクターのあらかじめ定められた特性に
したがってフェルールを選択するステップと；選択され
たフェルールをシェルのケーブル出口部に挿入するステ
ップと；を備えたことを特徴とする電気コネクターを構
築する方法。 - 【請求項９】 接触子ハウジングがその中に設けられた
チャンバーを有するシェルを備えた電気コネクターにお
いて、接触子ハウジングはシェルに接続されたケーブル
の導電体を集束するのに適していて、シェルはそこを通
ってケーブルがシェルを出るケーブル出口部を有してい
て：シェルのケーブル出口部に保持された変更可能なフ
ェルール部を有する電気コネクターであって、異なった
変更可能なフェルール部がコネクターの異なったケーブ
ル出口構造用に使用されることを特徴とする電気コネク
ター。 - 【請求項１０】 異なった変更可能なフェルール部は、
ひずみ逃がしフェルール、単一のケーブル出口フェルー
ル、複数のケーブル出口フェルール、シールドされたフ
ェルール、または非導電性のフェルールの少なくとも１
つを有することを特徴とする請求項９記載の電気コネク
ター。 - 【請求項１１】 異なった変更可能なフェルール部は、
電気的にシールドされたケーブル出口構造用の導電性の
材料で作られた少なくとも１つのひずみ逃がしフェルー
ル部、および、ケーブル出口構造用の非導電性の材料で
作られた変更可能なフェルール部を備え、シェルを出る
ケーブルは、ケーブルのシールドが電気的にシェルから
絶縁されていてケーブルに保持されていることを特徴と
する請求項９記載の電気コネクター。 - 【請求項１２】 異なった変更可能なフェルール部は、
下部フェルール領域と上部フェルール領域とを有する変
更可能なフェルール部を備え、シェルを出るケーブルは
下部フェルール領域と上部フェルール領域との間に設け
られていることを特徴とする請求項９記載の電気コネク
ター。 - 【請求項１３】 ケーブル出口部は、シェルの後端部に
設けられていて、少なくとも１つの異なったケーブル出
口構造は、シェルの後部からケーブル出口部を通って出
る複数のケーブルを有することを特徴とする請求項９記
載の電気コネクター。 - 【請求項１４】 各異なった変更可能なフェルール部
は、その中にシェルを出る電気ケーブルを保持するため
の少なくとも１つの開口部を備えていて、異なった変更
可能なフェルール部は、第２のフェルール部の開口部と
は異なった寸法の開口部を有する少なくとも１つのフェ
ルール部を有し、第１のフェルールがケーブル出口部に
保持されている場合、第１のフェルール部は、第２のフ
ェルール部がコネクターのケーブル出口部に保持されて
いる場合にシェルを出るケーブルにケーブル出口部のひ
ずみ逃がし力とは異なったひずみ逃がし力を発生するこ
とを特徴とする請求項９記載の電気コネクター。 - 【請求項１５】 電気コネクターであって：外側のシェ
ルを有し；外側のシェルの接続端部で外側のシェルに設
けられた電気的接触子ハウジングを有し、シェルはその
後端部にケーブル出口部を有し、電気的接触子ハウジン
グ内に集束している電気ケーブルがケーブル出口部を通
ってシェルを出て；シェルのケーブル出口部に保持され
たフェルール部を有し、ケーブル出口部に保持されたフ
ェルール部は、電気コネクターのあらかじめ定められた
特性に従って異なったフェルール部から選択されること
を特徴とする電気コネクター。 - 【請求項１６】 電気コネクターのあらかじめ定められ
た特性は、電気コネクターがシールドされたコネクター
であることを特徴とする請求項１５記載の電気コネクタ
ー。 - 【請求項１７】 電気コネクターのあらかじめ定められ
た特性は、ケーブルのシールドがコネクターのシェルか
ら電気的に絶縁されるようにするために、ケーブルがケ
ーブル出口部に保持されていることを特徴とする請求項
１５記載の電気コネクター。 - 【請求項１８】 あらかじめ定められた特性は、コネク
ターが、ケーブル出口部を通ってシェルを出る複数の電
気ケーブルを有し、ケーブル出口部に保持されたフェル
ール部が、シェルを出る電気ケーブルの数に対応する溝
に設けられたケーブルを有することを特徴とする請求項
１５記載の電気コネクター。 - 【請求項１９】 キットであって：その中にフェルール
を収容するのに適した開口部を有するシェルと；前記シ
ェル内の複数の接触子と；を有する電気コネクターと；
前記接触子に接続されたワイヤーを有する少なくとも１
つのケーブルであって、前記開口部で前記シェルを出る
ケーブルと；複数のフェルールであって、各前記開口部
に設けることが可能であり、前記コネクターに異なった
あらかじめ定められた特性を提供するのに適したフェル
ールと；を備えたことを特徴とするキット。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/437,349 US6354878B1 (en) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | Electrical connector with interchangeable ferrule |
| US09/437349 | 1999-11-09 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=23736071
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000340737A Withdrawn JP2001176597A (ja) | 1999-11-09 | 2000-11-08 | 交換可能なフェルールを有する電気コネクター |
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|---|---|
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| EP (1) | EP1100158A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001176597A (ja) |
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