JP2001176274A - 光メモリ素子 - Google Patents

光メモリ素子

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JP2001176274A
JP2001176274A JP35154199A JP35154199A JP2001176274A JP 2001176274 A JP2001176274 A JP 2001176274A JP 35154199 A JP35154199 A JP 35154199A JP 35154199 A JP35154199 A JP 35154199A JP 2001176274 A JP2001176274 A JP 2001176274A
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resin
layer
core
cladding
optical memory
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JP35154199A
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Hiroshi Ishihara
啓 石原
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価かつ早期に製造でき、限られた体積でよ
り大容量の情報を保持できる光メモリ素子を提供する。 【解決手段】 基体の少なくとも一面に、樹脂製クラッ
ド層と樹脂製コア層からなりかつ両層の界面に凹凸部が
設けられてなる樹脂製クラッド/コア部材が2以上直接
積層されてなることを特徴とする光メモリ素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光メモリ素子に関
し、特に、光導波路デバイスを用いた光メモリ素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、予め所定の散乱光を生じるように
パターンが刻まれた平面型の光導波路中に光を導入し、
光導波面の外部に画像を結像させる技術が提案されてい
る(IEEE Photon. Technol. Lett., Vol.9, pp.95
8-960, July 1997等参照)。即ち、例えば、図7に模
式的に示すように、光導波路として機能するように、屈
折率や膜厚を調整されたコア層101と、このコア層1
01を挟む形でその両側(両面部)に設けられた(第
1、第2の)クラッド層102とを備えてなるカード型
スラブ型光導波路デバイス100において、コア層10
1とクラッド層102との界面に微細な凹凸が存在して
いた場合、コア層(光導波路)101にレンズ103を
介して光(レーザ光)を導入すると、導入光の一部がそ
の凹凸部分で散乱し、散乱光がクラッド層102を通じ
て外部に出てくる。
【0003】従って、光導波面(光導波路101)から
所定距離に特定の画像が結像するような光の散乱強度と
位相とを計算し、その計算に応じた微細な凹凸パターン
を予めコア層101に刻み込んでおけば、光導波面の外
部に所望の画像を結像させることができる。つまり、コ
ア層101は情報の記録層として機能することになる。
【0004】そして例えば、光導波面の外部に出てきた
散乱光を上記所定距離に設置したCCD受像機104に
より受光して、結像画像を2次元のディジタルパターン
(例えば明暗の2値パターン、もしくは明度(グレイス
ケール)による多値のパターン等)化してディジタル信
号化すれば、既存のディジタル画像処理装置(図示省
略)で結像画像に対し、所望の画像処理を実施すること
ができる。
【0005】また、例えば、上記のクラッド層102/
コア層101/クラッド層102を繰り返し積層して、
光導波路(記録層)101を複数個積層した場合、或る
光導波路101で散乱した光は、別の光導波路101を
横切ることになるが、通常、コア層101とクラッド層
102の屈折率差が極めて小さいので、その散乱光が別
の光導波路101に形成された凹凸で再散乱することは
殆ど無く、結像画像が乱れることはない。従って、積層
数に比例して数多くの画像やパターンを結像できること
になる。
【0006】つまり、光導波路デバイス100はその積
層数に比例した容量を有する光メモリ素子(ROM等の
記録媒体)として使用できるのである。なお、この光メ
モリ素子は、理論上では、1層で約1ギガバイト程度の
容量を持たせることができ、100層程度まで積層する
ことが可能であるといわれており、将来的には動画像の
記録等に十分対応できる大容量ROMとして使用される
ことが有望視されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、光導
波路デバイス100のコア層101における上記の微細
な凹凸パターンは、例えば、次のような手法で形成され
る。即ち、まず(第1の)クラッド層102となる平板
状のガラス等の上にフォトレジストを塗布し、光あるい
は電子線等の露光とその現象によりそのガラス(クラッ
ド層102)上に、結像させたい像に応じたピット(凹
凸パターン)を形成する。
【0008】その後、その凹凸パターン上にコア層10
1を形成する。これにより、凹凸パターンの形成された
コア層101が作製され、このコア層101上にさらに
第2のクラッド層102を形成することにより、1層分
の光導波路デバイス(光メモリ素子)100が作製され
る。これを繰り返すことによって、多層構造の光メモリ
素子(以下、「多層光メモリ」ということがある。)が
作製される。
【0009】しかしながら、このような露光と現像とを
用いた手法では、1層分の光メモリ素子100の作製に
非常に時間及びコストがかかってしまうので、大容量の
多層光メモリを作成するには、膨大な時間とコストがか
かるという課題がある。本発明はこのような課題に鑑み
創案されたもので、コア層及びクラッド層を樹脂製にす
ることで、上記の凹凸パターンを簡易に形成できるよう
にして、光メモリ素子を容易かつ安価に実現できるよう
にするとともに、限られた体積でより大容量の情報を保
持できる光メモリ素子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、基体の
少なくとも一面に、樹脂製クラッド層と樹脂製コア層か
らなりかつ両層の界面に凹凸部が設けられてなる樹脂製
クラッド/コア部材が2以上積層されてなる光メモリ素
子に存する(請求項1)。好ましい構成は、基体の一面
に上記樹脂製クラッド/コア部材が2以上積層されてな
り、かつ該基体の他の一面に、該積層された樹脂製クラ
ッド/コア部材と同等の収縮率を有する樹脂層が設けら
れてなる光メモリ素子である(請求項2)。または、基
体の一面に上記樹脂製クラッド/コア部材が2以上積層
されてなり、かつ該基体の他の一面に、樹脂製クラッド
層が設けられてなる光メモリ素子である(請求項3)。
【0011】また、好ましくは、基体が遮光性を有する
(請求項4)。或いは、基体と樹脂製クラッド/コア部
材の間に遮光性被膜が設けられてなる(請求項5)。別
の好ましい構成は、基体の両面に、上記樹脂製クラッド
/コア部材が2以上積層されてなる光メモリ素子である
(請求項6)。本発明の光メモリ素子(請求項1)によ
ると、コア層とその両面部に積層されるクラッド層とが
いずれも樹脂製なので、従来のようにフォトレジストの
露光と現像とを用いることなく、スタンパの転写により
凹凸のついたコア層を簡単に形成することができる。従
って、個々の光導波部材を極めて容易に短期間で大量生
産することが可能となり、この光導波部材を多層に積層
した多層構造の光メモリ素子を安価かつ早期に提供する
ことができる。
【0012】また、1層のクラッド層がその両側のコア
層のクラッド層を兼ね、さらに各光導波部材間の接着剤
及び基体を不要としたので、多層光メモリの厚みをさら
に薄くして小型化を図ることができる。本発明の光メモ
リ素子(請求項2、3)によると、基体の両面部におい
て、コア層及びクラッド層による収縮力と樹脂層の収縮
力とが同等に働くので、基体の両面部間の収縮バランス
が確保されて、基体ひいては多層光メモリの反曲を最小
限に抑制することができる。また、収縮バランスをとる
ための樹脂層が1層なので、多層光メモリの小型化にも
寄与する。好ましくは該樹脂層としてクラッド層を用い
る。
【0013】本発明の光メモリ素子(請求項4、5)に
よると、基体が遮光性を有するか、或いは、基体と樹脂
製クラッド/コア部材の間に遮光性被膜が設けられてな
るため、コア層に光を導波させた際、上記の凹凸部で散
乱した散乱光がクラッド層で導波してしまうことが無
い。従って信号光への干渉を抑えノイズが少なく精細な
画像の得られる光メモリ素子の実現性に大きく寄与す
る。
【0014】本発明の光メモリ素子(請求項6)による
と、基体層の両面部において、樹脂製のクラッド層及び
樹脂製のコア層による収縮力がそれぞれ同等に働くの
で、樹脂製基体層の両面部間の収縮バランスが確保され
て、樹脂製基体層ひいては光メモリ素子の反曲を最小限
に抑制することができる。また基体の両面に光導波部材
を積層するため、多層光メモリの厚みをさらに薄くして
小型化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明につ
いて詳細に説明を行う。本発明の光メモリ素子は、基体
の少なくとも一面に、クラッド層とコア層からなり、か
つ両層の界面に凹凸が設けられてなる樹脂製クラッド/
樹脂製コア部材が2以上積層されてなる。
【0016】[第1実施形態の説明]まず、第1実施形
態の光メモリ素子とその製造方法について、図1及び図
2に示す模式的側面図を用いて説明する。図1に、基体
の一面に、樹脂製クラッド層と樹脂製コア層からなり、
かつ両層の界面に凹凸部が設けられて成る樹脂製クラッ
ド/コア部材が、2以上積層されてなる光メモリ素子を
示す。なお、光メモリ素子の最上層に積層される部材
は、樹脂製クラッド/樹脂製コア部材ではなく、パター
ンのないスタンパ上で硬化させたクラッド部材が好まし
い。
【0017】始めに、図2(A)に示すように、表面に
結像させたい画像(情報)に応じた所望の凹凸パターン
(凹凸形状;ピット)の刻まれたスタンパ1上に、所定
の膜厚となるようにコア剤(液状コア樹脂)2を塗布す
る。このコア剤2には、本実施形態では、紫外線(UV
光)を照射することにより硬化する紫外線硬化性樹脂剤
から成るものを使用し、このようにスタンパ1へ塗布し
た後、紫外線を照射して完全に硬化させることで樹脂製
のコア層2を形成する。
【0018】次に、このようにコア剤2を完全硬化させ
た後、図2(B)に示すように、その上に、コア層2よ
りも屈折率の小さい紫外線硬化性樹脂剤から成るクラッ
ド剤(液状クラッド樹脂)3を塗布し、紫外線照射によ
り硬化させてコア層2よりも屈折率の小さい樹脂製クラ
ッド層3aを形成する。その後、図2(C)に示すよう
に、上記のクラッド層3a上に、クラッド剤3aと同じ
クラッド剤3bを塗布し、その上から基体となる樹脂フ
ィルム(樹脂製フィルム部材)4を、例えばローラ等を
用いて加圧しながら貼着(ラミネート)していく。つま
り、クラッド層3aにクラッド剤3bを介して樹脂フィ
ルム4をラミネートする。
【0019】かかる状態で、紫外線を照射してクラッド
剤3bを硬化させれば、クラッド層3aと同じ材質のク
ラッド層3bが形成されると共に、樹脂フィルム4の接
着が行われる。ここで、クラッド層3a,3bはいずれ
も同じクラッド剤から成るので、1層分のクラッド層3
として機能する。そして、図2(D)に示すように、ス
タンパ1から、上記のコア層2とクラッド層3(3a,
3b)と樹脂フィルム4とを一体に剥離(分離)する。
【0020】次に、図2(E)に示すように、次層の所
望の凹凸パターンが刻まれたスタンパ1’上に同様にコ
ア層2’、クラッド層3a’をそれぞれ塗布、紫外線照
射による硬化により形成する。その後、図2(F)に示
すように、上記クラッド層3a’上に、クラッド剤3
a’と同じクラッド剤3b’を塗布し、その上から、上
記部材234を貼着する。紫外線照射により、クラッド
剤3b’を硬化した後、図2(G)に示すように、スタ
ンパ1’から、上記のコア層2’とクラッド層3’(3
a’、3b’)と部材234とを一体に剥離する。
【0021】以上のプロセスを繰り返すことにより、図
1に示すような、基体の少なくとも一面に、樹脂製クラ
ッド層と樹脂製コア層からなり、かつ両層の界面に凹凸
部が設けられて成る樹脂製クラッド/樹脂製コア部材
が、2つ以上積層されてなる光メモリ素子が形成され
る。なお、光メモリ素子の最上層に積層される部材は、
樹脂製クラッド/樹脂製コア部材ではなく、パターンの
ないスタンパ上で硬化させたクラッド部材が好ましい。
【0022】[第2実施形態の説明]次に、第2実施形
態の光メモリ素子とその製造方法について、図3及び図
4に示す模式的側面図を用いて説明する。図3に、基体
の一面に上記樹脂製クラッド/コア部材が2以上積層さ
れてなり、かつ該基体の他の一面に、該積層された樹脂
製クラッド/コア部材と同等の収縮率を有する樹脂層が
設けられてなる光メモリ素子を示す。
【0023】始めに、図4(A)に示すように、表面に
結像させたい画像(情報)に応じた所望の凹凸パターン
(凹凸形状;ピット)の刻まれたスタンパ1上に、所定
の膜厚となるようにコア剤(液状コア樹脂)2を塗布す
る。このコア剤2には、本実施形態では、紫外線(UV
光)を照射することにより硬化する紫外線硬化性樹脂剤
から成るものを使用し、このようにスタンパ1へ塗布し
た後、紫外線を照射して完全に硬化させることで樹脂製
のコア層2を形成する。
【0024】次に、このようにコア剤2を完全硬化させ
た後、図4(B)に示すように、その上に、コア層2よ
りも屈折率の小さい紫外線硬化性樹脂剤から成るクラッ
ド剤(液状クラッド樹脂)3を塗布し、紫外線照射によ
り硬化させてコア層2よりも屈折率の小さい樹脂製クラ
ッド層3aを形成する。その後、図4(C)に示すよう
に、上記のクラッド層3a上に、クラッド剤3aと同じ
クラッド剤3bを塗布し、その上から基体となる樹脂フ
ィルム(樹脂製フィルム部材)4を、例えばローラ等を
用いて加圧しながら貼着(ラミネート)していく。つま
り、クラッド層3aにクラッド剤3bを介して樹脂フィ
ルム4をラミネートする。
【0025】かかる状態で、紫外線を照射してクラッド
剤3bを硬化させれば、クラッド層3aと同じ材質のク
ラッド層3bが形成されると共に、樹脂フィルム4の接
着が行われる。ここで、クラッド層3a,3bはいずれ
も同じクラッド剤から成るので、1層分のクラッド層3
として機能する。そして、図4(D)に示すように、樹
脂フィルム4上に、クラッド剤5を塗布し、紫外線照射
により硬化させる。そして、図4(E)に示すように、
スタンパ1から、上記のコア層2とクラッド層3(3
a,3b)と樹脂フィルム4とクラッド層5とを一体に
剥離(分離)する。
【0026】次に、図4(F)に示すように、次層の所
望の凹凸パターンが刻まれたスタンパ1’上に同様にコ
ア層2’、クラッド層3a’をそれぞれ塗布、紫外線照
射による硬化により形成する。その後、図4(G)に示
すように、上記クラッド層3a’上に、クラッド剤3
a’と同じクラッド剤3b’を塗布し、その上から、上
記部材2345を貼着する。紫外線照射により、クラッ
ド剤3b’を硬化した後、部材2345上にクラッド剤
5’を塗布し、紫外線照射により硬化させる。そして図
4(H)に示すように、スタンパ1’から、上記のコア
層2’とクラッド層3’(3a’、3b’)と部材23
45とクラッド層5’とを一体に剥離する。
【0027】以上のプロセスを繰り返すことにより、図
3に示すような、基体の一面に、樹脂製クラッド層と樹
脂製コア層からなりかつ両層の界面に凹凸部が設けられ
て成る樹脂製クラッド/コア部材が2以上積層されてな
り、該樹脂基体の他の一面にクラッド層が設けられてな
る光メモリ素子が形成される。一般に硬化樹脂は硬化時
に収縮するため、樹脂フィルムの一方の側だけにコア/
クラッド部材を積層していくと、光メモリ素子がカール
(反曲)してしまう。そこで、本実施形態の様に、フィ
ルムの一面にコア/クラッド部材を積層し、もう一面に
クラッド剤を積層することにより、フィルムの両側の収
縮がバランスし、素子のカールを抑えることができる。
なお、フィルムの、コア/クラッド部材を積層する面と
反対側に積層する樹脂は、樹脂製クラッド/樹脂製コア
部材と同等の収縮率を有する樹脂であれば必ずしもクラ
ッド剤である必要はない。ただし、材料選択の容易性を
考えればクラッド剤を用いるのが望ましい。
【0028】[第3実施形態の説明]次に、第3実施形
態の光メモリ素子とその製造方法について、図5及び図
6に示す模式的側面図を用いて説明する。図5に、基体
の両面に、樹脂製クラッド層と樹脂製コア層からなりか
つ両層の界面に凹凸部が設けられて成る樹脂製クラッド
/コア部材が、2以上積層されてなる光メモリ素子を示
す。
【0029】始めに、図6(A)に示すように、表面に
結像させたい画像(情報)に応じた所望の凹凸パターン
(凹凸形状;ピット)の刻まれたスタンパ1上に、所定
の膜厚となるようにコア剤(液状コア樹脂)2を塗布す
る。このコア剤2には、本実施形態では、紫外線(UV
光)を照射することにより硬化する紫外線硬化性樹脂剤
から成るものを使用し、このようにスタンパ1へ塗布し
た後、紫外線を照射して完全に硬化させることで樹脂製
のコア層2を形成する。
【0030】次に、このようにコア剤2を完全硬化させ
た後、図6(B)に示すように、その上に、コア層2よ
りも屈折率の小さい紫外線硬化性樹脂剤から成るクラッ
ド剤(液状クラッド樹脂)3を塗布し、紫外線照射によ
り硬化させてコア層2よりも屈折率の小さい樹脂製クラ
ッド層3aを形成する。その後、図6(C)に示すよう
に、上記のクラッド層3a上に、クラッド剤3aと同じ
クラッド剤3bを塗布し、その上から基体となる樹脂フ
ィルム(樹脂製フィルム部材)4を、例えばローラ等を
用いて加圧しながら貼着(ラミネート)していく。つま
り、クラッド層3aにクラッド剤3bを介して樹脂フィ
ルム4をラミネートする。
【0031】かかる状態で、紫外線を照射してクラッド
剤3bを硬化させれば、クラッド層3aと同じ材質のク
ラッド層3bが形成されると共に、樹脂フィルム4の接
着が行われる。ここで、クラッド層3a,3bはいずれ
も同じクラッド剤から成るので、1層分のクラッド層3
として機能する。そして、図6(D)に示すように、ス
タンパ1から、上記のコア層2とクラッド層3(3a,
3b)と樹脂フィルム4とを一体に剥離(分離)する。
【0032】次に、図6(E)に示すように、次層の所
望の凹凸パターンが刻まれたスタンパ1’上に同様にコ
ア層2’、クラッド層3a’をそれぞれ塗布、紫外線照
射による硬化により形成する。その後、図6(F)に示
すように、上記クラッド層3a’上に、クラッド剤3
a’と同じクラッド剤3b’を塗布し、その上から、上
記部材234を上下反転させ、樹脂フィルム4がクラッ
ド剤3b’に接するように貼着する。紫外線照射によ
り、クラッド剤3b’を硬化した後、図6(G)に示す
ように、スタンパ1’から、上記のコア層2’とクラッ
ド層3’(3a’、3b’)と部材432とを一体に剥
離する。
【0033】以上のプロセスを繰り返すことにより、図
5に示すような、基体の両面に、樹脂製クラッド層と樹
脂製コア層からなり、かつ両層の界面に凹凸部が設けら
れて成る樹脂製クラッド/コア部材が、2以上積層され
てなる光メモリ素子が形成される。一般に硬化樹脂は硬
化時に収縮するため、樹脂フィルムの一方の側だけにコ
ア/クラッド部材を積層していくと、光メモリ素子がカ
ール(反曲)してしまう。そこで、本実施形態の様に、
フィルムの両面にコア/クラッド部材を積層することに
よって、フィルムの両側の収縮がバランスし、光メモリ
素子のカールを抑えることができる。
【0034】なお、片面に樹脂製コア/クラッド部材を
複数積層したのち他面への積層を行ってもよいが、両面
に1部材ずつ交互に設けていくと、カール(反曲)をよ
り抑えることができ好ましい。また、以上説明した第1
実施形態、第2実施形態、第3実施形態の光メモリ素子
同士をさらに、接着剤により積層することによっても、
さらに多層の光メモリ素子として機能する素子を得るこ
とができる。接着剤としては、例えば硬化後にクラッド
層として機能するクラッド剤を使用すればよい。
【0035】以上の説明において、コア剤には、塗布時
には液体で、その後、硬化させることのできる樹脂であ
ればどのような樹脂を適用してもよいが、好適な物質と
しては、例えば、紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂
や熱硬化性樹脂等が挙げられる。ただし、上述のごとく
スタンパによる転写を行なう場合には、光硬化性樹脂を
適用するのが好ましく、例えば、アクリル系,エポキシ
系,チオール系の各樹脂などが好ましい。
【0036】また、上記のクラッド剤は、透明で屈折率
がコア剤よりも僅かに小さい物質(樹脂)であれば何で
も良いが、各種樹脂製のクラッド剤を塗布すると簡便で
ある。光硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等から成るクラッド
剤は樹脂フィルムとの接着性に優れ、好適である。ま
た、コア剤、クラッド剤の塗布方法には、例えば、スピ
ンコート法,ブレードコート法,グラビアコート法,ダ
イコート法等があるが、塗布膜厚と均一性を満足すれば
どのような塗布方法を用いてもよい。
【0037】本発明において、基体は、光メモリ素子を
保持する基体として機能する物質であれば樹脂、金属な
ど各種のものが用いられるが、製造工程上、貼着(ラミ
ネート)を行うなど柔軟性が要求される場合は、樹脂製
の基体とするのが好ましい。各種の硬化性樹脂を塗布後
硬化させたり、樹脂を溶剤に溶かして塗布し乾燥させた
りして樹脂製基体としてもよいが、樹脂フィルムを用い
ると、スタンパー上への貼着、剥離を繰り返して行いや
すく、生産性、作業性の点で好ましい。
【0038】樹脂フィルムには、具体的には、ポリカー
ボネート,アートン(JSR社製)などの非晶質ポリオ
レフィン,PET(ポリエチレンテレフタレート),P
EN(ポリエチレンナフタレート)等の光学特性に優れ
る(PENはさらに耐熱性にも優れる)熱可塑性の樹脂
フィルムが好適(特に、上記のPETやPENはいずれ
も均一な厚みのフィルムを得られやすいので好適)で、
これらのいずれかを熱延伸或いは溶媒キャスト等の方法
で、例えば100μm以下の厚さにしたものがよい。
【0039】また、一般に樹脂フィルムは、その製造工
程で、無機粒子等の光学的には散乱体として機能するも
のがフィルム内に混入される。フィルム内の散乱体によ
る光の散乱が信号の読み取りに際し問題になる場合、フ
ィルムの片面にのみコア/クラッド部材が積層されてい
る態様であれば、フィルムとして遮光性フィルムを用い
るか、もしくはフィルムとコア/クラッド部材の間に遮
光膜を設けることが好ましい。これにより、樹脂フィル
ム内への光の伝搬、もしくはフィルム内での散乱光の信
号光への干渉を防ぐことができる。
【0040】基体そのものを遮光性とすることが、光メ
モリ素子の小型化が図れ、製造工程も簡素化できるため
より好ましい。上記遮光性フィルム及び遮光膜として
は、例えばカーボンを樹脂中に練りこんだり、色素を添
加したりして作製したPETフィルムなどが挙げられ
る。なお、該遮光フィルムまたは該遮光膜が作用する波
長域については、再生に用いる導入光の波長を遮光する
ことができれば十分であり、可視光域全てを遮光する必
要はない。遮光性能については、フィルム厚さ方向で、
90%以上の光を遮断することができればよいが、99
%以上の光を遮断することができればより望ましい。
【0041】なお、コア層,クラッド層の膜厚について
は、コア層,クラッド層が光導波路として機能するだけ
の膜厚であればよく、例えば、使用光波長域が可視光の
波長域であれば、コア層はおおよそ0.5〜3.0μm
程度になると考えられる。この場合、クラッド層の膜厚
に関しては特に制限は無いが、全体の厚みを薄くするこ
とを考慮すれば、100μm以下にするのが好ましい。
あえて下限を規定するなら、0.1μm以上になると思
われる。
【0042】クラッド層は上記説明のように2層に分け
て形成するのが、膜厚が安定して好ましいが、1層とし
て形成してもよい。また、上記では、樹脂フィルムとし
て、枚葉のフィルムを用いた方式を説明したが、連続フ
ィルムによる実施も可能である。フィルム上へのコア、
クラッド剤のダイコーター、マイクログラビア、バーコ
ータ等による塗布、スタンパを加圧した状態でのコア、
クラッド剤の硬化、等のプロセスを組み合わせることに
より、基体上にコア/クラッド部材を積層した構造体を
作製することができる。また、スタンパとしてロールに
巻き取り可能な形に加工したロールスタンパを用いるこ
とにより、スタンパからの転写プロセスの生産性を向上
させることも可能である。
【0043】上述のごとく構成された光メモリ素子で
は、例えば、或る光導波路のコア層に光を入力すると、
その入力光が界面の凹凸部分で散乱し、その散乱光は上
下方向のそれぞれに伝搬してゆき最終的に光メモリ素子
の両面部から外部へ放出される。以上のように、本実施
形態によれば、積層されたコア層とクラッド層とがいず
れも樹脂製で、しかも、凹凸の形成されるコア層(コア
剤)に光や熱等で硬化しうる硬化性樹脂を用いているの
で、従来のようにフォトレジストの露光,現像処理等を
用いなくても、スタンパからの転写によって、コア層と
クラッド層との界面に容易に所望形状の凹凸を形成する
ことが可能になる。
【0044】また、クラッド層の膜厚を例えば10μm
程度にすることによって、100層積層時にも素子の膜
厚を1mm程度に抑えることが可能となり、多層構造の
実用的な光メモリ素子を製造することが可能となる。従
って、多層構造の光メモリ素子の大量生産が可能にな
り、光メモリ素子を従来よりも容易に(短期間で)且つ
安価に提供することができる。
【0045】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではなく、その要
旨を超えない限り適用可能である。表面に画像情報に応
じた凹凸形状を有する、金属ニッケルからなるスタンパ
上に、コア層となるアクリル系紫外線硬化樹脂(屈折率
n=1.4894)を塗布した後、紫外線を照射して硬
化させ、1.8μm厚のコア層を形成した。
【0046】このコア層上に、アクリル系紫外線硬化樹
脂からなるクラッド剤(屈折率n=1.4880)を塗
布した後、紫外線を照射して硬化させ、14μm厚のク
ラッド層を形成した。このクラッド層上に5μm厚のク
ラッド剤を塗布した後、厚さ100μmのアートンフィ
ルム(日本合成ゴム社製)を、ゴムローラーで圧着しな
がら、ゆっくりと貼着した。この上から紫外線を照射し
て、フィルム部材をコア/クラッド層と接着した。
【0047】さらに該フィルム部材の上にクラッド剤を
塗布した後、紫外線を照射して硬化させ、14μm厚の
クラッド層を形成した。そして、スタンパからコア層と
クラッド層とアートンフィルムとクラッド層とを一体に
分離した。(これを第1部材と呼ぶ。) なお、形成したコア層、クラッド層の屈折率はそれぞれ
1.5300、1.5225であった。
【0048】次に、次層の凹凸パターンを有するスタン
パ上に、同様に1.8μm厚のコア層、14μm厚のク
ラッド層を形成した。そして該クラッド層上に、5μm
厚のクラッド剤を介して第1部材を貼着した。さらに第
1部材上に14μm厚のクラッド層を設け、スタンパか
ら、コア層とクラッド層と第1部材とクラッド層とを一
体に分離した。(これを第2部材と呼ぶ。)この工程を
もう一度繰り返した。(この結果得られた部材を第3部
材と呼ぶ。)次に、パターンのないスタンパ上に、14
μm厚のクラッド層を形成し、該クラッド層上に第3部
材を5μm厚のクラッド剤を介して貼着し、さらに該第
3部材上に14μm厚のクラッド層を設けた。最後に、
スタンパから、クラッド層と第3部材とクラッド層とを
一体に分離し、光メモリ素子を作製した。
【0049】以上の工程の結果、アートンフィルムの一
方の面上に、3層の1.8μm厚のコア層がそれぞれ1
9μm厚のクラッド層に挟まれた構造が構成された。ま
た、アートンフィルムの他の面上には、収縮バランス用
に合計56μm厚のクラッド層が設けられた。これを、
ダイシングソーを用いて、縦約2cm、横約3cmの大
きさに切断し、このサンプルの所定の方向からレーザー
光を導入し評価を行った。
【0050】レーザー光は、波長が680nm、強度が
約5mWの半導体レーザーで、レンズを組み合わせて光
束が縦が約10μm、横が約1cmに絞って、この光束
がコア層に導入されるように調整を行った。この結果、
レーザー光はコア層内を伝播し、凹凸によってわずかに
散乱された光はコア層と垂直方向に透過して、結像し
た。この像を光学顕微鏡を介して観察し、所期の画像
(テストパターン)であることを確認した。また、3層
ある各コア層には異なる画像が記録されており、レーザ
ー光を導入するコア層を変えることによってこれらの画
像が互いに影響を与えることなく、独立に読み出せるこ
とを確認した。
【0051】
【発明の効果】以上記述したように、本発明の光メモリ
素子(請求項1)によると、コア層とその両面部に積層
されるクラッド層とがいずれも樹脂製なので、従来のよ
うにフォトレジストの露光と現像とを用いることなく、
スタンパの転写により凹凸のついたコア層を簡単に形成
することができる。従って、個々の光導波部材を極めて
容易に短期間で大量生産することが可能となり、この光
導波部材を多層に積層した多層構造の光メモリ素子を安
価かつ早期に提供することができる。
【0052】また、1層のクラッド層がその両側のコア
層のクラッド層を兼ね、さらに各光導波部材間の接着剤
及び基体を不要としたので、多層光メモリの厚みをさら
に薄くして小型化を図ることができる。本発明の光メモ
リ素子(請求項2、3)によると、基体の両面部におい
て、コア層及びクラッド層による収縮力と樹脂層の収縮
力とが同等に働くので、基体の両面部間の収縮バランス
が確保されて、基体ひいては多層光メモリの反曲を最小
限に抑制することができる。また、収縮バランスをとる
ための樹脂層が1層なので、多層光メモリの小型化にも
寄与する。
【0053】本発明の光メモリ素子(請求項4、5)に
よると、基体が遮光性を有するか、或いは、基体と樹脂
製クラッド/コア部材の間に遮光性被膜が設けられてな
るため、コア層に光を導波させた際、上記の凹凸部で散
乱した散乱光がクラッド層で導波してしまうことが無
い。従ってノイズが少なく精細な画像の得られる光メモ
リ素子の実現性に大きく寄与する。
【0054】本発明の光メモリ素子(請求項6)による
と、基体層の両面部において、樹脂製のクラッド層及び
樹脂製のコア層による収縮力がそれぞれ同等に働くの
で、樹脂製基体層の両面部間の収縮バランスが確保され
て、樹脂製基体層ひいては光メモリ素子の反曲を最小限
に抑制することができる。また基体の両面に光導波部材
を積層するため、多層光メモリの厚みをさらに薄くして
小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態としての光メモリ素子
の構造を説明するための模式的側面図である。
【図2】 A〜Gはいずれも、本発明の第1実施形態と
しての光メモリ素子の製造方法を説明するための模式的
側面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態としての光メモリ素子
の構造を説明するための模式的側面図である。
【図4】 A〜Gはいずれも、本発明の第2実施形態と
しての光メモリ素子の製造方法を説明するための模式的
側面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態としての光メモリ素子
の構造を説明するための模式的側面図である。
【図6】 A〜Hはいずれも、本発明の第3実施形態と
しての光メモリ素子の製造方法を説明するための模式的
側面図である。
【図7】 従来の光メモリ素子の動作原理を説明するた
めの模式的斜視図である。
【符号の説明】
1、1’ スタンパ 2、2’ コア剤(液状コア樹脂;コア層) 3、3a、3b、3’、3a’、3b’ クラッド剤
(液状クラッド樹脂;クラッド層) 4 樹脂フィルム(基体) 5、5’ クラッド剤(液状クラッド樹脂;クラッド層
(収縮バランス用)) 234、432、2345 積層体 100 光導波路デバイス 101 コア層(記録層) 102 クラッド層 103 レンズ 104 CCD受像器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の少なくとも一面に、樹脂製クラッ
    ド層と樹脂製コア層からなりかつ両層の界面に凹凸部が
    設けられてなる樹脂製クラッド/コア部材が2以上積層
    されてなることを特徴とする光メモリ素子。
  2. 【請求項2】 基体の一面に上記樹脂製クラッド/コア
    部材が2以上積層されてなり、かつ該基体の他の一面
    に、該積層された樹脂製クラッド/コア部材と同等の収
    縮率を有する樹脂層が設けられてなる請求項1に記載の
    光メモリ素子。
  3. 【請求項3】 基体の一面に上記樹脂製クラッド/コア
    部材が2以上積層されてなり、かつ該基体の他の一面
    に、樹脂製クラッド層が設けられてなる請求項1記載の
    光メモリ素子。
  4. 【請求項4】 基体が遮光性を有する請求項1乃至3の
    いずれかに記載の光メモリ素子。
  5. 【請求項5】 基体と樹脂製クラッド/コア部材の間に
    遮光性被膜が設けられてなる請求項1乃至3のいずれか
    に記載の光メモリ素子。
  6. 【請求項6】 基体の両面に、上記樹脂製クラッド/コ
    ア部材が2以上積層されてなる請求項1記載の光メモリ
    素子。
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