JP2001175484A - ジョブスケジュール方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ジョブスケジュール方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2001175484A
JP2001175484A JP35842399A JP35842399A JP2001175484A JP 2001175484 A JP2001175484 A JP 2001175484A JP 35842399 A JP35842399 A JP 35842399A JP 35842399 A JP35842399 A JP 35842399A JP 2001175484 A JP2001175484 A JP 2001175484A
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job class
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Yoshihisa Suzuki
良尚 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者によって指定された複数のジョブクラ
スに基づくジョブのスケジュール、および以前に実行さ
れたジョブのジョブクラスを引き継いだジョブのスケジ
ュールを行うことにより、ジョブが実行待ちになりにく
くすると共に、複数のジョブを順次に実行する場合の順
序性を保証する。 【解決手段】 ジョブ投入時、ジョブクラス指定手段2
3により複数のジョブクラスを指定し、ジョブスケジュ
ール時、ジョブクラス検索手段13が、指定されたジョ
ブクラスの中から多重度に空きがあるジョブクラスを1
つ選択してジョブをスケジュールする。また、ジョブ投
入時、ジョブクラス指定手段23によりジョブクラスの
継続を指定し、ジョブスケジュール時、ジョブクラス検
索手段13が、同一利用者が前回に投入したジョブのジ
ョブクラスを取得し、そのジョブクラスにジョブをスケ
ジュールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオペレーティングシ
ステムのジョブ管理技術に関し、特に、ジョブが実行待
ちになる可能性を少ないものとすることができるジョブ
スケジュール技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにおけるバッチジョブの処
理では、ジョブはその特性によっていくつかのジョブク
ラスに分類され、各ジョブクラス毎にジョブ実行多重度
が設定されている。ところで、ジョブクラスを指定する
場合、従来は、利用者がジョブの特性を判断し、1つの
ジョブクラスを指定するのが一般的であるが、ジョブク
ラスの指定を自動的に行う技術もいくつか提案されてい
る。
【0003】特開平9−69054号公報に記載されて
いるジョブクラス判定方式は、ジョブクラスの指定を自
動的に行えるようにするため、CPU占有率ファイル
と、システム稼働情報ファイルと、ジョブクラス判定手
段と、ジョブスケジュール手段と、ジョブディスパッチ
手段と、システム稼働情報収集手段とから構成されてい
る。
【0004】このような構成を有するジョブクラス判定
方式では、ジョブが投入されると、ジョブクラス判定手
段が、CPU占有率ファイルに格納されている当該ジョ
ブのCPU占有率とシステム全体のCPU占有率との平
均値を比較することにより1つのジョブクラスを判定す
る。その後、ジョブスケジュール手段およびジョブディ
スパッチ手段によりジョブが実行され、システム稼働情
報収集手段により実行されたジョブのシステム稼働情報
がシステム稼働情報ファイルに収集される。尚、CPU
占有率は、システム稼働情報をもとに定期的にジョブク
ラス判定手段により計算されCPU占有率ファイルに格
納される。これにより、投入されたジョブの適切なジョ
ブクラスが自動的に判定されるため利用者がジョブクラ
スを指定する手間を省くことができる。
【0005】特開平5−313921号公報のジョブ実
行制御方式は、JCL処理部と、ジョブ実行制御部と、
ジョブ実行部と、実行実績集計部と、プログラム管理テ
ーブルとから構成されている。
【0006】このような構成を有するジョブ実行制御方
式では、処理したプログラム毎に実行実績を集計しプロ
グラム管理テーブルに登録しておき、ジョブが入力され
ると当該ジョブで処理するプログラムの実行実績を検索
し、それに基づいてジョブのスケジュールを調整する。
これにより同一ジョブクラスのジョブについても、その
ジョブの特性ごとに最適に処理することが可能となる。
【0007】特開昭64−67630号公報のジョブス
ケジューリング制御方式は、ジョブ登録処理部と、ジョ
ブスケジューラと、イニシエータと、ジョブ終了処理部
と、ジョブスケジュール機構と、予測TAT比率,目標
TAT比率などからなるジョブスケジュール管理テーブ
ルとから構成されている。
【0008】このような構成を有するジョブスケジュー
リング制御方式では、イニシエータに割り当てられたジ
ョブが終了し空きイニシエータが発生したときに、ジョ
ブスケジュール機構によりジョブクラス毎に算出された
予測TAT比率と目標TAT比率との相対値が最も大き
なジョブクラスが選択され、その中で最も優先度の高い
ジョブが空きイニシエータに割り当てられジョブが実行
される。また、ジョブスケジュール管理テーブルは、ジ
ョブが投入される毎あるいはジョブが終了する毎にジョ
ブスケジュール機構により更新される。これにより、ジ
ョブクラス毎のTAT比率目標値を設定するのみで目標
となるTAT比率を達成される。
【0009】特開昭62−184543号公報のジョブ
スケジュール方式では、ジョブの規模別にジョブクラス
を持っており、投入されたジョブの実行JCLを解析し
てジョブの規模を判定し、その規模に対応するジョブク
ラスに投入されたジョブを登録するようになっている。
これによりジョブの規模とターンアラウンドタイムとの
比例関係を維持できるとともに、大規模ジョブばかりが
同時に実行されることでリソースの競合が発生しシステ
ムのスループットが低下する事態を防ぐことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の技術では以下のような問題点がある。
【0011】第1の問題点は、障害時に情報採取するジ
ョブなどの緊急性が高くジョブクラスにはとらわれない
ジョブであっても、ジョブが実行待ちになる可能性があ
る、ということである。
【0012】その理由は、利用者がジョブクラスを指定
する場合であっても、自動的にジョブクラスを指定する
場合であっても、指定するジョブクラスの数は1つだけ
であり、ジョブクラスの指定に、各ジョブクラスの現在
の実行多重度が考慮されないためである。
【0013】第2の問題点は、複数のジョブを投入順に
実行させなければならない場合、利用者の負担が大きな
ものになるということである。
【0014】その理由は、ジョブクラスを自動的に決定
する技術では、順次に実行すべきジョブを予め全て投入
しておくと、全ジョブに対してジョブクラスが決定され
てしまい、最大多重度「1」のジョブクラスと特定でき
ずに並列に実行されてしまう場合があるため、1つのジ
ョブの終了を確認した後に、次のジョブを投入するとい
う作業を利用者が行わなければならないからである。ま
た、利用者がジョブクラスを指定する技術では、順次に
実行する全てのジョブそれぞれに対して、同一ジョブク
ラスを指定しなければならないからである。このような
作業は、非常に集中力を要し、利用者に負担が大きなも
のになる。
【0015】そこで、本発明の目的は、障害時に情報収
集するジョブなどの、緊急性が高くジョブクラスにはと
らわれないジョブが実行待ちになる危険性をなるべく少
なくすることにある。
【0016】本発明の他の目的は、複数のジョブを投入
順に実行させなければならない場合、利用者の負担を低
減できるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のジョブスケジュ
ール方法は、障害時に情報収集するジョブなどの、緊急
性が高くジョブクラスにはとらわれないジョブが実行待
ちになる危険性をなるべく少なくするため、ジョブの投
入時、該ジョブを実行するジョブクラスの候補を複数指
定し、前記ジョブのスケジュール時、前記指定された複
数の候補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを1
つ選択して前記ジョブをスケジュールする。
【0018】この方法を実施するのに好適な装置とし
て、本発明のジョブスケジュール装置は、ジョブの投入
時、該ジョブを実行するジョブクラスの候補を複数指定
するジョブクラス指定手段と、前記ジョブのスケジュー
ル時、前記ジョブクラス指定手段によって指定された複
数の候補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを1
つ選択して前記ジョブをスケジュールするジョブスケジ
ュール手段とを備えている。
【0019】また、本発明のジョブスケジュール方法
は、複数のジョブを投入順に実行させなければならない
場合、利用者の負担を低減できるようにするため、ジョ
ブの投入時、該ジョブを実行するジョブクラスの候補を
複数指定するか、該ジョブを実行するジョブクラスの候
補であって且つ多重度が1のジョブクラスを指定する
か、或いはジョブクラスの継続を指定し、前記ジョブの
スケジュール時、ジョブクラスの候補が指定されている
場合は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラ
スを1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブ
クラスの継続が指定されている場合は、前記ジョブを投
入した利用者が前回投入したジョブのスケジュール先と
同じジョブクラスに前記ジョブをスケジュールする。
【0020】この方法を実施するのに好適な装置とし
て、本発明のジョブスケジュール装置は、ジョブの投入
時、該ジョブを実行するジョブクラスの候補を複数指定
するか、該ジョブを実行するジョブクラスの候補であっ
て且つ多重度が1のジョブクラスを指定するか、或いは
ジョブクラスの継続を指定するジョブクラス指定手段
と、前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指
定手段によってジョブクラスの候補が指定されている場
合は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラス
を1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブク
ラスの継続が指定されている場合は、前記ジョブを投入
した利用者が前回投入したジョブのスケジュール先と同
じジョブクラスに前記ジョブをスケジュールするジョブ
スケジュール手段とを備えている。
【0021】また、本発明のジョブスケジュール方法
は、複数のジョブを投入順に実行させなければならない
場合、利用者の負担を低減できるようにするため、ジョ
ブの投入時、該ジョブを実行するジョブクラスの候補を
複数指定するか、該ジョブを実行するジョブクラスの候
補であって且つ多重度が1のジョブクラスを指定する
か、或いはジョブクラスの継続を指定し、前記ジョブの
スケジュール時、ジョブクラスの候補が指定されている
場合は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラ
スを1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブ
クラスの継続が指定されている場合は、前記ジョブが投
入された端末装置から前記ジョブの直前に投入されたジ
ョブのスケジュール先と同じジョブクラスに前記ジョブ
をスケジュールする。
【0022】この方法を実施するのに好適な装置とし
て、本発明のジョブスケジュール装置は、ジョブの投入
時、該ジョブを実行するジョブクラスの候補を複数指定
するか、該ジョブを実行するジョブクラスの候補であっ
て且つ多重度が1のジョブクラスを指定するか、或いは
ジョブクラスの継続を指定するジョブクラス指定手段
と、前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指
定手段によってジョブクラスの候補が指定されている場
合は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラス
を1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブク
ラスの継続が指定されている場合は、前記ジョブが投入
された端末装置から前記ジョブの直前に投入されたジョ
ブのスケジュール先と同じジョブクラスに前記ジョブを
スケジュールするジョブスケジュール手段とを備えてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、プログラム制御により動作するコンピュータ1
と、操作卓などの端末装置2と、記録媒体3とから構成
されている。
【0025】端末装置2は、入力部21と、表示部22
とから構成され、入力部21は、ジョブクラス指定手段
23を含んでいる。
【0026】ジョブクラス指定手段23は、端末装置2
からジョブを投入する際に、利用者が上記ジョブを実行
するジョブクラスの候補を指定するために使用する手段
であり、例えば、入力部21に設けられたキー等がこれ
にあたる。ジョブクラスの指定は単一のクラスだけでな
く複数クラスの指定が可能であり、指定されたジョブク
ラスを示す値は、例えばジョブ制御文に組み込まれる。
【0027】コンピュータ1は、ジョブ入力手段11
と、ジョブスケジュール手段12と、ジョブクラス検索
手段13と、ジョブ実行手段14と、ジョブ情報テーブ
ル15と、ジョブクラス管理テーブル16とを含んでい
る。これらの手段はそれぞれ概略つぎのような機能を有
する。
【0028】ジョブ入力手段11は、端末装置2から投
入されたジョブを入力し、ジョブ情報テーブル15に今
回投入されたジョブに関する情報を格納する機能を有す
る。ジョブ情報テーブル15に登録されるジョブに関す
る情報は、ジョブ生起番号,ジョブ名,ジョブクラス
(ジョブクラス指定手段23によって指定されたジョブ
クラス),利用者名,端末装置名等を含んでいる。ま
た、ジョブ入力手段11は、各ジョブに関する情報をジ
ョブ情報テーブル15に格納する場合、ジョブ生起番号
順に格納する。
【0029】ジョブクラス管理テーブル16には、各ジ
ョブクラスそれぞれの、優先度と、最大多重度(同時に
実行できるジョブ数)と、実行多重度(現在実行されて
いるジョブ数)とが格納される。
【0030】ジョブスケジュール手段12は、投入され
たジョブを実行するジョブクラスを、ジョブクラス検索
手段13を用いて選択する機能や、上記投入されたジョ
ブをジョブクラス検索手段13で選択されたジョブクラ
スにスケジュールする機能を有する。
【0031】ジョブクラス検索手段13は、ジョブ情報
テーブル15に格納されているジョブクラス(ジョブク
ラス指定手段23によって指定されたジョブクラス)
と、ジョブクラス管理テーブル16の内容とに基づい
て、ジョブクラス指定手段23によって指定されたジョ
ブクラスの候補の中から、多重度に空きがある最も優先
度の高いジョブクラスを、実際にジョブを実行するジョ
ブクラスとして選択する機能を有する。
【0032】ジョブ実行手段14は、ジョブスケジュー
ル手段12によってスケジュールされたジョブを実行す
る機能や、ジョブの開始時にジョブクラス管理テーブル
16上の当該ジョブのジョブクラスの実行多重度をイン
クリメントし、ジョブの終了時に同実行多重度をデクリ
メントする機能を有する。
【0033】記録媒体3は、ディスク,半導体メモリ,
その他の記録媒体であり、コンピュータ1をジョブスケ
ジュール装置として機能させるためのプログラムが記録
されている。このプログラムは、コンピュータ1によっ
て読み取られ、コンピュータ1の動作を制御すること
で、コンピュータ1上にジョブ入力手段11,ジョブス
ケジュール手段12,ジョブクラス検索手段13,ジョ
ブ実行手段14を実現する。
【0034】次に、図1を参照して本実施の形態の全体
の動作について詳細に説明する。
【0035】まず、利用者が端末装置2よりジョブを投
入する。このとき利用者は、ジョブクラス指定手段23
を用いて上記ジョブを実行するジョブクラスの候補を複
数指定する。
【0036】投入されたジョブは、ジョブ入力手段11
によりコンピュータ1に入力される。ジョブ入力手段1
1は、投入されたジョブのジョブ生起番号,ジョブ名,
ジョブクラス(ジョブクラス指定手段23によって指定
されたジョブクラス),利用者名,端末装置名などをジ
ョブ情報テーブル15に格納する。
【0037】次に、ジョブスケジュール手段12が、ジ
ョブクラス検索手段13に対して、ジョブを特定するた
めの情報(例えば、ジョブ名)を含むジョブクラス選択
依頼を渡し、上記ジョブのスケジュール先とするジョブ
クラスの選択を依頼する。
【0038】これに応答してジョブクラス検索手段13
は、ジョブ情報テーブル15の内容とジョブクラス管理
テーブル16の内容とに基づいて、ジョブクラス指定手
段23によって指定された複数のジョブクラスの候補の
中から、多重度に空きがある最も優先度の高いジョブク
ラスを選択し、ジョブスケジュール手段12に返却す
る。尚、ジョブクラス検索手段13の詳細な処理は、後
で説明する。
【0039】ジョブクラス検索手段13からジョブクラ
スが返却されると、ジョブスケジュール手段12は、返
却されたジョブクラスにジョブをスケジュールする。
【0040】ジョブスケジュール手段12によってスケ
ジュールされたジョブは、ジョブ実行手段14によって
実行される。ここで、ジョブ実行手段14は、ジョブの
開始時にジョブクラス管理テーブル16の当該ジョブの
ジョブクラスの実行多重度をインクリメントする。同様
にジョブ実行手段14は、ジョブの終了時に同実行多重
度をデクリメントする。
【0041】次に、図2の流れ図を参照してジョブクラ
ス検索手段13の処理を詳細に説明する。
【0042】ジョブクラス検索手段13は、ジョブスケ
ジュール手段12からジョブを特定するための情報を含
むジョブクラス選択依頼が渡されると、まずジョブ情報
テーブル15の上記ジョブに対応するジョブクラス領域
よりジョブクラスの指定値を取得する(S21)。
【0043】次に、ジョブクラス検索手段13は、S2
1で取得したジョブクラスの内の、最も優先順位が高い
ジョブクラスの情報(最大多重度,実行多重度)をジョ
ブクラス管理テーブル16から検索する(S22)。
【0044】そして、検索した情報が「最大多重度>実
行多重度」である場合(S23でyes)は、当該ジョ
ブクラスでのジョブの実行が可能であるため、実行する
ジョブクラスを当該クラスに決定しジョブ情報テーブル
15のジョブクラス領域に上書きの形で格納する(S2
4)。また、S24においては、ジョブスケジュール手
段12に決定したジョブクラスを返却する処理も行う。
【0045】これに対して、検索した情報が「最大多重
度=実行多重度」である場合(S23でno)は、当該
ジョブクラスにおいてのそれ以上のジョの実行はできな
いので、次に優先度の高いジョブクラスの情報を検索
(S27)し、再びS23の処理を行う。ここで、指定
されたジョブクラスの情報を全て検索しても、「最大多
重度>実行多重度」となるジョブクラスを見つけ出すこ
とができなかった場合、即ち指定された全てのジョブク
ラスの実行多重度が一杯であった場合(S25でye
s)は、ジョブを実行することはできないため、当該ジ
ョブを図示を省略したスケジュール待ち行列につなぎ、
スケジュール待ち状態にする(S26)。尚、ジョブク
ラス検索手段13は、ジョブ実行手段14がジョブの実
行を終了すると、スケジュール待ち行列の先頭に繋がれ
ているジョブを対象にして図2に示す処理を行う。
【0046】次に、具体例を用いて本実施の形態の動作
を説明する。
【0047】今、例えば、ジョブクラス管理テーブル1
6の内容が図3に示すものであったとする。即ち、ジョ
ブクラスAは優先度3,最大多重度1,実行多重度1
で、ジョブクラスBは優先度1,最大多重度2,実行多
重度2で、ジョブクラスCは優先度2,最大多重度1
0,実行多重度4であったとする。この状態において、
利用者が、ジョブクラス指定手段23を用いてジョブク
ラスの候補としてジョブクラス“A,B,C”を指定
し、ジョブを投入したとすると、次のような処理が行わ
れる。
【0048】まず、ジョブ入力手段11によりジョブが
入力され、ジョブ情報テーブル15に今回投入されたジ
ョブに関する情報が格納される。ジョブクラス指定手段
23により指定されたジョブクラスの候補は“A,B,
C”であるので、ジョブ情報テーブル15の上記ジョブ
のジョブクラス領域には“A,B,C”が格納される。
【0049】次にジョブスケジュール手段12によりジ
ョブがスケジュールされる際に、ジョブクラス検索手段
13により、ジョブクラス管理テーブル16に格納され
ているジョブクラス“A,B,C”の情報が検索され、
ジョブを実行させるジョブクラスが決定される。
【0050】ここでジョブクラス検索手段13では、ま
ずジョブ情報テーブル15からジョブクラスの指定値を
取得する(図2,S21)。この例では“A,B,C”
が取得される。次にジョブクラス検索手段13では、指
定されたジョブクラスの内、最も優先度の高いジョブク
ラスを検索する(S22)。図3のジョブクラス管理テ
ーブル16のジョブクラス優先度を見ると、ジョブクラ
スBが最も優先度が高く、続いてC、Aの順になってい
る。ここでジョブクラス”B”の最大多重度は2であ
り、実行多重度も2であるため、ジョブクラス”B”で
は多重度に空きがないことがわかる(S23でno)。
ジョブクラスは“A,B,C”と指定され、検索したジ
ョブクラスは“B”のみであるため(S25でno)、
ジョブクラス検索手段13は、次に優先度の高いジョブ
クラス“C”に関する情報を検索する(S27)。ジョ
ブクラス“C”の最大多重度は10であり、実行多重度
は4であるため、ジョブクラス“C”では多重度に空き
がありジョブの実行が可能である(S23でyes)。
従って、ジョブを実行するジョブクラスは“C”と決定
する(S24)。このときジョブ情報テーブル15のジ
ョブクラス領域に決定したジョブクラス“C”を上書き
の形で格納すると共に、ジョブスケジュール手段12に
ジョブクラス“C”を通知する。
【0051】当該ジョブはジョブスケジュール手段12
によりジョブクラス“C”にスケジュールされ、ジョブ
実行手段14により実行される。ジョブ実行手段14で
はジョブの開始時に、ジョブクラス管理テーブル16中
のジョブクラス“C”の実行多重度をインクリメントし
て“5”とする。そして、当該ジョブの終了時にジョブ
クラス“C”の実行多重度をデクリメントする。
【0052】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態が備
えている機能に加え、複数のジョブを投入した際のジョ
ブの実行順序を、利用者に余り負担をかけずに保証でき
るようにする機能を備えている。このような機能を備え
ている本発明の第2の実施の形態は、図1に示したジョ
ブクラス検索手段13に、図4の流れ図に示す処理を行
わせ、且つ利用者がジョブクラス指定手段23を用い
て、今回投入したジョブのスケジュール先を、同利用者
が前回投入した他のジョブのスケジュール先のジョブク
ラスにすることを指定(ジョブクラス継続指定)できる
ようにすることにより実現される。また、本実施の形態
の記録媒体3に記録されているプログラムは、コンピュ
ータ1によって読み取られ、コンピュータ1の動作を制
御することにより、コンピュータ1上に、ジョブ入力手
段11,ジョブスケジュール手段12,図4の流れ図に
示す処理を行うジョブクラス検索手段13,ジョブ実行
手段14を実現する。
【0053】次に、第2の実施の形態の動作について詳
細に説明する。
【0054】利用者は、実行順序を投入順にしなければ
ならない複数のジョブを投入する場合、ジョブクラス指
定手段23を用いて、次のような指定を行う。第1番目
に投入するジョブについては、多重度が“1”のジョブ
クラスを1つ或いは複数指定する。第2番目以降に投入
するジョブについては“ジョブクラス継続”を指定す
る。
【0055】ジョブ入力手段11は、端末装置2から第
1番目のジョブが投入されると、ジョブ情報テーブル1
5に当該ジョブに関する情報を登録する。この場合、第
1番目のジョブのジョブクラス領域には、ジョブクラス
指定手段23によって指定されたジョブクラスの指定値
が格納される。
【0056】その後、ジョブスケジュール手段12が、
ジョブクラス検索手段13に対して、第1番目のジョブ
を特定するための情報を含むジョブクラス選択依頼を渡
し、上記ジョブのスケジュール先とするジョブクラスの
選択を依頼する。
【0057】これにより、ジョブクラス検索手段13
は、図4の流れ図に示す処理を行う。S41では、ジョ
ブ情報テーブル15の上記ジョブに対応するジョブクラ
ス領域に“ジョブクラス継続”が格納されているか否か
を判断する。この例の場合は、“ジョブクラス継続”は
格納されておらず、ジョブクラスの指定値が格納されて
いるので、S41の判断結果はnoとなる。S41の判
断結果がnoとなると、図2の流れ図に示したS21〜
S27と同様の処理を行う(S49)。但し、本実施の
形態では、S21で取得したジョブクラスの指定値が、
1つのジョブクラスしか示していない場合は、そのジョ
ブクラスの実行多重度に空きがなくとも、そのジョブク
ラスを第1番目のスケジュール先のジョブクラスとす
る。そして、S49において、第1番目のジョブのスケ
ジュール先のジョブクラスを決定できた場合は、ジョブ
クラス検索手段13は、ジョブ情報テーブル15の上記
ジョブのジョブクラス領域に決定したジョブクラスを上
書きの形で格納すると共に、ジョブスケジュール手段1
2に決定したジョブクラスを返却し、決定できなかった
場合は、第1番目のジョブをスケジュール待ちにする。
【0058】ジョブ実行手段14は、ジョブスケジュー
ル手段12によってスケジュールされた第1番目のジョ
ブを実行する。尚、ジョブ実行手段14は、第1番目の
ジョブの実行開始時に、ジョブクラス管理テーブル16
の第1番目のジョブが割り当てられたジョブクラスの実
行多重度をインクリメントし、実行終了時に同実行多重
度をデクリメントする。
【0059】端末装置2から“ジョブクラス継続”が指
定された第2番目のジョブが投入された場合は、ジョブ
入力手段11は、ジョブ情報テーブル15に第2番目の
ジョブに関する情報を格納する。この場合、第2番目の
ジョブのジョブクラス領域には、“ジョブクラス継続”
が格納される。
【0060】次に、ジョブスケジュール手段12が、ジ
ョブクラス検索手段13に対して、第2番目のジョブを
特定するための情報を含むジョブクラス選択依頼を渡
し、上記ジョブのスケジュール先とするジョブクラスの
選択を依頼する。
【0061】これにより、ジョブクラス検索手段13
は、先ず、図4の流れ図に示すS41の処理を行う。こ
の例の場合は、ジョブ情報テーブル15の第2番目のジ
ョブに対応するジョブクラス領域には“ジョブクラス継
続”が格納されているので、S41の判断結果はyes
となる。
【0062】S41の判断結果がyesとなると、ジョ
ブクラス検索手段13は、ジョブ情報テーブル15から
第2番目のジョブの利用者名を取得する(S42)。次
にジョブクラス検索手段13は、ジョブ情報テーブル1
5の最終エントリの1つ前のエントリを検索する(S4
3)。ジョブ情報テーブル15には、コンピュータ1に
投入されたジョブに関する情報がジョブ生起番号順に並
んで格納されているため、最終エントリの直前のエント
リから逆に検索することで当該利用者が前回に投入した
ジョブに関する情報が格納されているエントリを探し出
すことができる。
【0063】検索したジョブ情報テーブル15のエント
リ中の利用者名が第2番目のジョブの利用者名と同じで
ある場合(S44でyes)は、検索したエントリが当
該利用者が前回に投入した第1番目のジョブの情報を示
すエントリであるため、検索したエントリ中のジョブク
ラスを当該ジョブのジョブクラスとして決定し、そのジ
ョブクラスをジョブスケジュール手段12に返却すると
共に、ジョブ情報テーブル15に格納されている第2番
目のジョブのジョブクラス情報を“ジョブクラス継続”
から今回決定したジョブクラスに変更する(S45)。
但し、検索したエントリ中に複数のジョブクラスが示す
情報が格納されている場合は、第1番目のジョブがまだ
スケジュールされていないので、第2番目のジョブをス
ケジュール待ち状態にする。
【0064】これに対して、検索したエントリの利用者
名が当該ジョブの利用者名と異なる(S44でno)場
合、ジョブ情報テーブル15からその1つ前のエントリ
を検索(S48)し、利用者名を調べる(S44)。こ
こで、ジョブ情報テーブル15の全てのエントリを検索
し同一利用者名が見つからなかった場合(S46でye
s)は、以前に当該利用者でのジョブの投入がなかった
ものとし、システム定義で定められた多重度が“1”の
ジョブクラスに決定する(S47)。また、S47にお
いては、決定したジョブクラスをジョブスケジュール手
段12に返却する処理、及びジョブ情報テーブル15に
格納されている上記ジョブのジョブクラス情報を上記決
定したジョブクラスに変更する処理も行う。
【0065】尚、ジョブクラス検索手段13は、利用者
が“ジョブクラス継続”を指定して投入した第3番目以
降のジョブについても同様の処理を行う。
【0066】次に、具体例を挙げて本実施の形態の動作
を説明する。
【0067】今、例えば、ジョブ情報テーブル15の第
1番目〜第3番目のエントリに、図5に示すように、3
つのジョブに関する情報が格納され、且つジョブクラス
管理テーブル16の内容が図3に示す状態になっている
時に、利用者名“USER02”の利用者が“ジョブク
ラス継続”を指定してジョブ名“JOB04”のジョブ
を投入したとする。
【0068】ジョブ名“JOB04”のジョブが投入さ
れると、ジョブ入力手段11は、ジョブ情報テーブル1
5の第4番目のエントリにそのジョブに関する情報を格
納する。このジョブは、利用者“USER02”によっ
て“ジョブクラス継続”が指定されているので、第4番
目のエントリのジョブクラス領域には“継続”が格納さ
れる(図6参照)。
【0069】ジョブ入力手段11の処理が終了すると、
ジョブスケジュール手段12が、ジョブクラス検索手段
13に対して、ジョブJOB04のスケジュール先のジ
ョブクラスを選択することを依頼する。
【0070】この依頼を受けると、ジョブクラス検索手
段13は、図4の流れ図に示す処理を行う。この例の場
合、ジョブクラスの選択が依頼されたジョブJOB04
は、利用者によって“ジョブクラス継続”が指定されて
いるので(S41でyes)、ジョブクラス検索手段1
3は、ジョブ情報テーブル15から上記ジョブJOB0
4の利用者名を取得する(S42)。この例では、“U
SER02”が取得される。
【0071】次にジョブクラス検索手段13は、ジョブ
情報テーブル15の最終エントリの直前のエントリ(第
3番目のエントリ)を検索する(S43)。図6のジョ
ブ情報テーブル15を見ると、上記エントリのジョブJ
OB03の利用者名は“USER01”である。当該ジ
ョブJOB04の利用者名は一致しなく(S44でn
o)、ジョブ情報テーブル15には検索していないエン
トリが残されている(S46でno)ため、ジョブクラ
ス検索手段13は、ジョブ情報テーブル15の1つ前の
エントリを検索する(S48)。このエントリのジョブ
JOB02の利用者名は“USER02”であり、当該
ジョブJOB04の利用者名と一致するため(S44で
yes)、ジョブJOB02のスケジュール先のジョブ
クラス“A”を当該ジョブJOB04のスケジュール先
のジョブクラスとして決定し、ジョブ情報テーブル15
のジョブJOB04に関するジョブクラスを“継続”か
ら“A”へ変更すると共に、依頼元のジョブスケジュー
ル手段12へジョブクラス“A”を返却する。
【0072】ジョブスケジュール手段12はジョブクラ
ス“A”が返却されると、ジョブJOB04をジョブク
ラス“A”にスケジュールする。
【0073】当該ジョブJOB04は、ジョブクラス
“A”にスケジュールされたが、ジョブクラス“A”の
実行多重度に空きがない(図3参照)ため、実行待ちと
なり、現在ジョブクラス“A”で実行中のジョブJOB
02が終了した後に、ジョブ実行手段14によって実行
される。
【0074】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態が備えて
いる機能に加え、複数のジョブを投入した際のジョブの
実行順序を、利用者に余り負担をかけずに保証できるよ
うにする機能を備えている。このような機能を備えてい
る本発明の第3の実施の形態は、図1に示したジョブク
ラス検索手段13に、図7の流れ図に示す処理を行わ
せ、且つ利用者がジョブクラス指定手段23を用いて、
今回投入するジョブのスケジュール先を、今回ジョブを
投入した端末装置から直前に投入された他のジョブのス
ケジュール先のジョブクラスにすることを指定(ジョブ
クラス継続指定)できるようにすることにより実現され
る。尚、本実施の形態の記録媒体3に記録されているプ
ログラムは、コンピュータ1によって読み取られ、コン
ピュータ1の動作を制御することで、コンピュータ1上
にジョブ入力手段11,ジョブスケジュール手段12,
図7の流れ図に示す処理を行うジョブクラス検索手段1
3,ジョブ実行手段14を実現する。
【0075】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。本実施の形態と第2の実施の形態とでは、ジョブク
ラス検索手段13の処理の一部が異なるだけであり、そ
の違いは、図4の流れ図のS42,S44の代わりに図
7の流れ図のS42a,S44aの処理を行うようにし
た点だけであるので、ここでは、S42a,S44aの
処理についてのみ説明する。
【0076】S42aでは、ジョブクラス検索手段13
が、ジョブ情報テーブル15から今回投入されたジョブ
の端末装置名を取得する処理を行う。S44aでは、S
42aで取得した端末装置名と、現在検索対象にしてい
るジョブ情報テーブル15のエントリに格納されている
端末装置名とを比較し、両者が等しい場合(判断結果が
yes)は、S45の処理を行い、不一致の場合(判断
結果がno)は、S46の処理を行う。
【0077】尚、第2,第3の実施の形態では、同一利
用者が前回投入した他のジョブのスケジュール先のジョ
ブクラス,同一端末装置から前回投入された他のジョブ
のスケジュール先のジョブクラスを、今回投入したジョ
ブのスケジュール先のジョブクラスとするようにした
が、既に投入されているジョブの内の、利用者が指定し
たジョブ名のジョブのスケジュール先のジョブクラス
を、今回投入したジョブのスケジュール先のジョブクラ
スとするようにすることもできる。また、第2,第3の
実施の形態では、ジョブ情報テーブル15の全エントリ
を検索対象にしているが、検索対象とするジョブの時刻
やジョブ生起番号を限定し、ジョブ情報テーブル15の
検索対象エントリを限定することも可能である。
【0078】
【発明の効果】第1の効果は、障害時に情報採取するジ
ョブなどの緊急性が高くジョブクラスにはとらわれない
ジョブの実行でおいては、ジョブがスケジュール待ちと
なりにくいことにある。
【0079】その理由は、ジョブを実行するジョブクラ
スの候補を複数指定し、複数の候補の中から多重度が空
いているジョブクラスを選択してジョブをスケジュール
するようにしているためである。
【0080】第2の効果は、複数のジョブを順次に実行
する場合、利用者の負担を低減することができるという
ことにある。
【0081】その理由は、最初に投入するジョブにおい
て多重度“1”のジョブクラスを指定しておけば、第2
番目以降のジョブにおいては“ジョブクラス継続”を指
定するだけで、最初に投入されたジョブが実行されるジ
ョブクラスを引き継いで実行することが可能であるため
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるジョブクラ
ス検索手段13の処理例を示す流れ図である。
【図3】ジョブクラス管理テーブル16の内容例を示す
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるジョブクラ
ス検索手段13の処理例を示す流れ図である。
【図5】ジョブ情報テーブル15の内容例を示す図であ
る。
【図6】ジョブ情報テーブル15の内容例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるジョブクラ
ス検索手段13の処理例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ 11…ジョブ入力手段 12…ジョブスケジュール手段 13…ジョブクラス検索手段 14…ジョブ実行手段 15…ジョブ情報テーブル 16…ジョブクラス管理テーブル 2…端末装置 21…入力部 22…表示部 23…ジョブクラス指定手段 3…記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定し、 前記ジョブのスケジュール時、前記指定された複数の候
    補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを1つ選択
    して前記ジョブをスケジュールすることを特徴とするジ
    ョブスケジュール方法。
  2. 【請求項2】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行す
    るジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョブ
    クラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指定
    し、 前記ジョブのスケジュール時、ジョブクラスの候補が指
    定されている場合は、該候補の中から多重度に空きがあ
    るジョブクラスを1つ選択して前記ジョブをスケジュー
    ルし、ジョブクラスの継続が指定されている場合は、前
    記ジョブを投入した利用者が前回投入したジョブのスケ
    ジュール先と同じジョブクラスに前記ジョブをスケジュ
    ールすることを特徴とするジョブスケジュール方法。
  3. 【請求項3】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行す
    るジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョブ
    クラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指定
    し、 前記ジョブのスケジュール時、ジョブクラスの候補が指
    定されている場合は、該候補の中から多重度に空きがあ
    るジョブクラスを1つ選択して前記ジョブをスケジュー
    ルし、ジョブクラスの継続が指定されている場合は、前
    記ジョブが投入された端末装置から前記ジョブの直前に
    投入されたジョブのスケジュール先と同じジョブクラス
    に前記ジョブをスケジュールすることを特徴とするジョ
    ブスケジュール方法。
  4. 【請求項4】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するジョブクラス指定手段
    と、 前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指定手
    段によって指定された複数の候補の中から多重度に空き
    があるジョブクラスを1つ選択して前記ジョブをスケジ
    ュールするジョブスケジュール手段とを備えたことを特
    徴とするジョブスケジュール装置。
  5. 【請求項5】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するジョブクラス指定手段
    と、 各ジョブクラスの最大多重度と実行多重度とが格納され
    るジョブクラス管理テーブルと、 前記ジョブクラス指定手段によって複数のジョブクラス
    の候補が指定されたジョブに対して、前記ジョブクラス
    管理テーブルを参照することにより、前記複数の候補の
    中から多重度に空きがあるジョブクラスを1つ選択する
    ジョブクラス検索手段と、 該ジョブクラス検索手段で選択されたジョブクラスに前
    記ジョブをスケジュールするジョブスケジュール手段
    と、 該ジョブスケジュール手段によってスケジュールされた
    ジョブの開始時及び終了時、前記ジョブクラス管理テー
    ブルに格納されている前記ジョブのジョブクラスの実行
    多重度を更新するジョブ実行手段とを備えたことを特徴
    とするジョブスケジュール装置。
  6. 【請求項6】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行す
    るジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョブ
    クラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指定
    するジョブクラス指定手段と、 前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指定手
    段によってジョブクラスの候補が指定されている場合
    は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを
    1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブクラ
    スの継続が指定されている場合は、前記ジョブを投入し
    た利用者が前回投入したジョブのスケジュール先と同じ
    ジョブクラスに前記ジョブをスケジュールするジョブス
    ケジュール手段とを備えたことを特徴とするジョブスケ
    ジュール装置。
  7. 【請求項7】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行す
    るジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョブ
    クラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指定
    するジョブクラス指定手段と、 各ジョブクラスの最大多重度と実行多重度とが格納され
    るジョブクラス管理テーブルと、 投入された各ジョブそれぞれの、利用者名及びスケジュ
    ールされたジョブクラスがジョブの投入順が分かる形で
    格納されるジョブ情報テーブルと、 前記ジョブクラス指定手段によってジョブクラスの候補
    が指定されたジョブについては、前記ジョブクラス管理
    テーブルを参照することにより、前記ジョブクラス指定
    手段によって指定されたジョブクラスの候補の中から多
    重度に空きがあるジョブクラスを1つ選択し、前記ジョ
    ブクラス指定手段によってジョブクラスの継続が指定さ
    れたジョブについては、前記ジョブ情報テーブルを参照
    することにより、前記ジョブを投入した利用者が前回投
    入したジョブのスケジュール先と同じジョブクラスを選
    択するジョブクラス検索手段と、 該ジョブクラス検索手段で選択されたジョブクラスに前
    記ジョブをスケジュールするジョブスケジュール手段
    と、 該ジョブスケジュール手段によってスケジュールされた
    ジョブの開始時及び終了時、前記ジョブクラス管理テー
    ブルに格納されている前記ショブのジョブクラスの実行
    多重度を更新するジョブ実行手段とを備えたことを特徴
    とするジョブスケジュール装置。
  8. 【請求項8】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行す
    るジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョブ
    クラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指定
    するジョブクラス指定手段と、 前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指定手
    段によってジョブクラスの候補が指定されている場合
    は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを
    1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブクラ
    スの継続が指定されている場合は、前記ジョブが投入さ
    れた端末装置から前記ジョブの直前に投入されたジョブ
    のスケジュール先と同じジョブクラスに前記ジョブをス
    ケジュールするジョブスケジュール手段とを備えたこと
    を特徴とするジョブスケジュール装置。
  9. 【請求項9】 ジョブの投入時、該ジョブを実行するジ
    ョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行す
    るジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョブ
    クラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指定
    するジョブクラス指定手段と、 各ジョブクラスの最大多重度と実行多重度とが格納され
    るジョブクラス管理テーブルと、 投入された各ジョブそれぞれの、端末装置名及びスケジ
    ュールされたジョブクラスがジョブの投入順が分かる形
    で格納されるジョブ情報テーブルと、 前記ジョブクラス指定手段によってジョブクラスの候補
    が指定されたジョブについては、前記ジョブクラス管理
    テーブルを参照することにより、前記ジョブクラス指定
    手段によって指定されたジョブクラスの候補の中から多
    重度に空きがあるジョブクラスを1つ選択し、前記ジョ
    ブクラス指定手段によってジョブクラスの継続が指定さ
    れたジョブについては、前記ジョブ情報テーブルを参照
    することにより、前記ジョブが投入された端末装置から
    前記ジョブの直前に投入されたジョブのスケジュール先
    と同じジョブクラスを選択するジョブクラス検索手段
    と、 該ジョブクラス検索手段で選択されたジョブクラスに前
    記ジョブをスケジュールするジョブスケジュール手段
    と、 該ジョブスケジュール手段によってスケジュールされた
    ジョブの開始時及び終了時、前記ジョブクラス管理テー
    ブルに格納されている前記ショブのジョブクラスの実行
    多重度を更新するジョブ実行手段とを備えたことを特徴
    とするジョブスケジュール装置。
  10. 【請求項10】 ジョブの投入時、該ジョブを実行する
    ジョブクラスの候補を複数指定するジョブクラス指定手
    段を備えたコンピュータに、 前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指定手
    段によって指定された複数の候補の中から多重度に空き
    があるジョブクラスを1つ選択して前記ジョブをスケジ
    ュールする処理を行わせるためのプログラムを記録した
    機械読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 ジョブの投入時、該ジョブを実行する
    ジョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行
    するジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョ
    ブクラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指
    定するジョブクラス指定手段を備えたコンピュータに、 前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指定手
    段によってジョブクラスの候補が指定されている場合
    は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを
    1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブクラ
    スの継続が指定されている場合は、前記ジョブを投入し
    た利用者が前回投入したジョブのスケジュール先と同じ
    ジョブクラスに前記ジョブをスケジュールする処理を行
    わせるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 ジョブの投入時、該ジョブを実行する
    ジョブクラスの候補を複数指定するか、該ジョブを実行
    するジョブクラスの候補であって且つ多重度が1のジョ
    ブクラスを指定するか、或いはジョブクラスの継続を指
    定するジョブクラス指定手段を備えたコンピュータに、 前記ジョブのスケジュール時、前記ジョブクラス指定手
    段によってジョブクラスの候補が指定されている場合
    は、該候補の中から多重度に空きがあるジョブクラスを
    1つ選択して前記ジョブをスケジュールし、ジョブクラ
    スの継続が指定されている場合は、前記ジョブが投入さ
    れた端末装置から前記ジョブの直前に投入されたジョブ
    のスケジュール先と同じジョブクラスに前記ジョブをス
    ケジュールする処理を行わせるためのプログラムを記録
    した機械読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

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JP2008004125A (ja) * 2007-09-03 2008-01-10 Hitachi Ltd 負荷制御方法および装置並びにその処理プログラム
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