JP2001173663A - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

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JP2001173663A
JP2001173663A JP35968699A JP35968699A JP2001173663A JP 2001173663 A JP2001173663 A JP 2001173663A JP 35968699 A JP35968699 A JP 35968699A JP 35968699 A JP35968699 A JP 35968699A JP 2001173663 A JP2001173663 A JP 2001173663A
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Yukihiro Akaha
幸広 赤羽
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NSK Ltd
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
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    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリースの漏出が生じにくい転がり軸受を提
供する。 【解決手段】 外輪2と、内輪3と、前記両輪2,3の
間に介在された玉4と、玉4を両輪2,3の間に保持す
る樹脂製の冠形保持器5と、外輪2に取り付けられて両
輪2,3の間に介在された弾性ゴムと金属製の芯金とか
らなる接触形のシール6とを備え、両輪2,3の間でシ
ール6の内側にグリースを充填した深溝玉軸受1におい
て、冠形保持器5とシール6のリップ部6aとの間の最
小すきま11を、冠形保持器5の内径面と内輪3の外径
面との間の最小すきま10よりも大とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり軸受に係
り、特に、グリースの漏出が生じにくい転がり軸受に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の転がり軸受の一例である深溝玉軸
受20を、図5及び図6を参照して説明する。図5は、
従来の深溝玉軸受20の構造を示す断面図であり、図6
の(a),(b),及び(c)は、深溝玉軸受20が備
えている冠形保持器25の、それぞれ平面図,(a)の
A−A線断面図,及び(a)のB−B線断面展開図であ
る。
【0003】深溝玉軸受20は、外輪22と、内輪23
と、外輪22と内輪23との間に転動自在に配設された
複数の玉24と、複数の玉24を保持する樹脂製の冠形
保持器25と、弾性ゴムと金属製の芯金とからなる接触
形のシール26と、から構成されている。シール26は
外輪22のシールみぞ22aに取り付けられていて、そ
のリップ部26aは内輪23に滑り接触している。ま
た、複数の玉24は、深溝玉軸受20の円周方向にわた
って互いに等間隔をあけた状態で、冠形保持器25(ポ
ケット25a)により転動自在に保持されている。そし
て、外輪22と内輪23とシール26とで囲まれた空間
にはグリース(図示せず)が充填され、シール26によ
り深溝玉軸受20内部に密封されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したような従来の深溝玉軸受20では、下記のように
推測されるメカニズムにより、使用中に深溝玉軸受20
内部のグリースが流動して、深溝玉軸受20から漏出す
る可能性があった。 1)内部に封入されたグリースが、深溝玉軸受20の回
転により玉24に付着する。 2)玉24に付着したグリースは、冠形保持器25のポ
ケット25aで掻き落とされ、冠形保持器25の内径面
側(内輪23に近い側)に溜まる。なお、グリースは冠
形保持器25の外径面側(外輪22に近い側)にも溜ま
るが、深溝玉軸受20が回転した際の遠心力により該グ
リースは外輪22側へ移動するので、溜まる量は少量で
あり問題ない。特に、外輪22が回転する場合には、そ
の傾向が強い。 3)冠形保持器25の内径面側に溜まったグリースは、
冠形保持器25のつの25bを有する側(玉24と接す
る側であり、図5及び図6の(b)における右側であ
る。)と、つの25bを有していない側(シール26に
向き合う側であり、図5及び図6の(b)における左側
である。なお、以降は背面側と記す。)との2方向に別
れて押し出される。なお、つの25bを有する側に押し
出されたグリースは、つの25bの間を通り外輪22側
へ移動するので問題ない。 4)冠形保持器25の背面側に押し出されたグリース
は、その一部は冠形保持器25の背面(シール26に向
き合う面)とシール26の内側面との間を通り外輪22
側へ移動し、他部は内輪23のシールみぞ23a方向へ
移動する。 5)内輪23のシールみぞ23a方向へ移動したグリー
スは、シール26のリップ部26aが障害となりその付
近に溜る。 6)シール26のリップ部26a付近に溜まったグリー
スが所定量(ただし、使用される環境条件等により異な
る)に達すると、リップ部26aがグリースにより押し
上げられて、該グリースが深溝玉軸受20の外部に漏出
する。
【0005】そこで、本発明は上記のような従来の転が
り軸受が有する問題点を解決し、グリースの漏出が生じ
にくい転がり軸受を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成からなる。すなわち本発明
の転がり軸受は、外輪と、内輪と、前記両輪の間に介在
された転動体と、前記転動体を前記両輪の間に保持する
保持器と、前記外輪に取り付けられて前記両輪の間に介
在されたシールとを備え、前記両輪の間で前記シールの
内側にグリースを充填した転がり軸受において、前記保
持器と前記シールのリップ部との間の最小すきまを、前
記保持器の内径面と前記内輪の外径面との間の最小すき
まよりも大としたことを特徴とする。
【0007】このような構成であれば、シールのリップ
部が障害となりにくいので、シールのリップ部付近のグ
リースが、前記保持器の内径面と前記内輪の外径面との
間を通って前記外輪側へ移動しやすいから、シールのリ
ップ部付近に溜まりにくい。その結果、シールのリップ
部付近に溜まるグリースの量が少なくなり、グリースが
前記転がり軸受の外部に漏出することが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る転がり軸受の実施の
形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の転がり軸受の第一実施形態である深溝玉軸受1の構
造を示す断面図であり、図2の(a),(b),及び
(c)は、深溝玉軸受1が備えている冠形保持器5の、
それぞれ平面図,(a)のA−A線断面図,及び(a)
のB−B線断面展開図である。
【0009】深溝玉軸受1は、外輪2と、内輪3と、外
輪2と内輪3との間に転動自在に配設された複数の玉4
と、複数の玉4を保持する樹脂製の冠形保持器5と、弾
性ゴムと金属製の芯金とからなる接触形のシール6と、
から構成されている。シール6は外輪2のシールみぞ2
aに取り付けられていて、そのリップ部6aは内輪3に
滑り接触している。また、複数の玉4は、深溝玉軸受1
の円周方向にわたって互いに等間隔をあけた状態で、冠
形保持器5(ポケット5a)により転動自在に保持され
ている。そして、外輪2と内輪3とシール6とで囲まれ
た空間にはグリース(図示せず)が充填され、シール6
により深溝玉軸受1内部に密封されている。
【0010】冠形保持器5の形状は、通常の冠形保持器
(例えば、図5に示した従来の深溝玉軸受20が備える
冠形保持器25)とは異なっている。すなわち、冠形保
持器5のつの5bを有していない側(シール6に向き合
う側であり、図1及び図2の(b)における左側であ
る。なお、以降は背面側と記す。)には、その内径面側
と外径面側とに2つの角があるが、そのうち内径面側
(すなわち、シール6のリップ部6aに近い方)の角は
面取りされていて、所定の半径の円弧状となっている。
この面取りされた部分を符合5cで示す。このことによ
り、冠形保持器5とシール6のリップ部6aとの間の最
小すきま11が、冠形保持器5の内径面と内輪3の外径
面との間の最小すきま10よりも大となっている。
【0011】なお、上記の角の面取寸法(角の丸みの半
径)は、冠形保持器5とシール6のリップ部6aとの間
の最小すきま11が、冠形保持器5の内径面と内輪3の
外径面との間の最小すきま10よりも大となり、リップ
部6a付近のグリースが外輪2側へ移動しやすいなら
ば、特に限定されるものではない。また、角の丸みの形
状も、なだらかな曲線状であれば円弧状に限定されるも
のではない。
【0012】このような深溝玉軸受1を回転させると、
発明が解決しようとする課題の項に前記した従来の深溝
玉軸受20の場合と同様のメカニズムにより、グリース
がシール6のリップ部6aの付近に移動してくる。しか
し、冠形保持器5が上記のような形状であるため、リッ
プ部6aの付近に移動してきたグリースは、冠形保持器
5とシール6のリップ部6aとの間を通って外輪2側へ
移動しやすいので、リップ部6a付近に溜まりにくい。
その結果、シール6のリップ部6a付近に溜まるグリー
スの量が少なくなり、グリースが深溝玉軸受1の外部に
漏出することが防止される。
【0013】次に、本発明の転がり軸受の第二実施形態
である深溝玉軸受について図面を参照して説明する。図
3は、第二実施形態の深溝玉軸受に備えられた樹脂製の
冠形保持器の断面図(図2の(b)に相当する図)であ
る。第二実施形態の深溝玉軸受は、冠形保持器の形状が
異なる以外は第一実施形態の深溝玉軸受1とその構成は
同一であるため、図1を参照しながら異なる部分のみ説
明し、同一の部分の説明は省略する。なお、その際には
説明の便宜上、図1と同様の符合を用いる。
【0014】冠形保持器5の背面側の2つの角は面取り
されていて、所定の半径の円弧状(冠形保持器5のポケ
ット5aの中心点から背面側方向に若干離れた点から単
一半径を持つ円弧)となっている。この面取りされた部
分を符合5cで示す。このことにより、冠形保持器5と
シール6のリップ部6aとの間の最小すきま11が、冠
形保持器5の内径面と内輪3の外径面との間の最小すき
ま10よりも大となっている。2つの角の双方が面取り
されていることから、第一実施形態の深溝玉軸受1より
もさらに、リップ部6a付近のグリースが外輪2側へ移
動しやすく、リップ部6a付近に溜まりにくい。したが
って、グリースは深溝玉軸受の外部にさらに漏出しにく
い。
【0015】なお、第一実施形態の場合と同様に、上記
の角の面取寸法(角の丸みの半径)は、特に限定される
ものではなく、また、その形状もなだらかな曲線状であ
れば、円弧状に限定されるものではない。次に、本発明
の転がり軸受の第三実施形態である深溝玉軸受について
図面を参照して説明する。
【0016】図4は、第三実施形態の深溝玉軸受に備え
られた樹脂製の冠形保持器の断面図(図2の(b)に相
当する図)である。第三実施形態の深溝玉軸受は、第二
実施形態と同様に、冠形保持器の形状が異なる以外は第
一実施形態の深溝玉軸受1とその構成は同一であるた
め、図1を参照しながら異なる部分のみ説明し、同一の
部分の説明は省略する。なお、その際には説明の便宜
上、図1と同様の符合を用いる。
【0017】冠形保持器5の背面(シール6に向き合う
面)の形状は、所定の半径の円弧状(冠形保持器5のポ
ケット5aの中心点を中心とする円弧)となっていて、
点線で示した従来の深溝玉軸受20の冠形保持器25と
比べて、つの5bの先端から背面までの長さが短くなっ
ている。この背面の部分を符合5cで示す。このことに
より、冠形保持器5とシール6のリップ部6aとの間の
最小すきま11が、冠形保持器5の内径面と内輪3の外
径面との間の最小すきま10よりも大となっている上、
さらに、冠形保持器5とシール6の内側面との間の最小
すきま12も、従来の深溝玉軸受20の場合より大きく
なっている。これらのことから、第一実施形態の深溝玉
軸受1よりもさらに、リップ部6a付近のグリースが外
輪2側へ移動しやすく、リップ部6a付近に溜まりにく
い。したがって、グリースは深溝玉軸受の外部にさらに
漏出しにくい。
【0018】なお、第一実施形態の場合と同様に、上記
の冠形保持器5の背面の円弧の半径は、特に限定される
ものではなく、また、その形状もなだらかな曲線状であ
れば、円弧状に限定されるものではない。以上、説明し
たように、各実施形態の深溝玉軸受は、上記のような形
状の背面部分を有する冠形保持器5を備えたことによ
り、冠形保持器5とシール6のリップ部6aとの間の最
小すきま11を、冠形保持器5の内径面と内輪3の外径
面との間の最小すきま10よりも大としたので、シール
6のリップ部6a付近のグリースが、冠形保持器5とシ
ール6のリップ部6aとの間を通って外輪2側へ移動し
やすい。その結果、グリースはリップ部6a付近に溜ま
りにくく、リップ部6a付近に溜まるグリースの量が少
なくなるので、グリースが深溝玉軸受の外部に漏出しに
くい。
【0019】なお、本実施形態は、本発明の一例を示し
たものであり、本発明は本実施形態に限定されるもので
はない。例えば、本実施形態においては、転がり軸受と
して深溝玉軸受を例示して説明したが、本発明は、他の
種類の様々な転がり軸受に対して適用することができ
る。例えば、アンギュラ玉軸受,円筒ころ軸受,針状こ
ろ軸受,スラスト玉軸受,スラスト円筒ころ軸受等であ
る。ただし、これらの中では、ラジアル形の転がり軸
受、特に、ラジアル形の玉軸受に対して最も好適に適用
される。
【0020】また、本実施形態においては、保持器は冠
形保持器を採用したが、他の種類の保持器であって何ら
問題ない。例えば、つの形保持器,かご形保持器,ピン
形保持器,合せ保持器等である。さらに、樹脂製の冠形
保持器5の材質としては、ナイロン66,ナイロン46
等のポリアミド樹脂、PTFE,ETFE等のフッ素樹
脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフ
ェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルサルフ
ォン(PES)等があげられる。なお、金属製の保持器
であっても差し支えない。
【0021】さらにまた、シール6の構造や材質は特に
限定されるものではなく、転がり軸受に使用される通常
のシールが問題なく使用できる。さらに、使用されるグ
リースの種類は特に限定されるものでなく、転がり軸受
に使用される通常のグリースであれば、どのような種類
のグリースであってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の転がり軸受は使
用中にグリースの漏出が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転がり軸受の第一実施形態である深溝
玉軸受の構造を示す断面図である。
【図2】図1の深溝玉軸受が備える冠形保持器の構造を
説明する図である。
【図3】本発明の転がり軸受の第二実施形態の深溝玉軸
受が備える冠形保持器の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の転がり軸受の第三実施形態の深溝玉軸
受が備える冠形保持器の構造を示す断面図である。
【図5】従来の深溝玉軸受の構造を示す断面図である。
【図6】従来の深溝玉軸受が備える冠形保持器の構造を
説明する図である。
【符号の説明】
1 深溝玉軸受 2 外輪 3 内輪 4 玉 5 冠形保持器 6 シール 6a リップ部 10 冠形保持器の内径面と内輪の外径面との間の最
小すきま 11 冠形保持器とシールのリップ部との間の最小す
きま

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪と、内輪と、前記両輪の間に介在さ
    れた転動体と、前記転動体を前記両輪の間に保持する保
    持器と、前記外輪に取り付けられて前記両輪の間に介在
    されたシールとを備え、前記両輪の間で前記シールの内
    側にグリースを充填した転がり軸受において、前記保持
    器と前記シールのリップ部との間の最小すきまを、前記
    保持器の内径面と前記内輪の外径面との間の最小すきま
    よりも大としたことを特徴とする転がり軸受。
JP35968699A 1999-12-17 1999-12-17 転がり軸受 Pending JP2001173663A (ja)

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Cited By (3)

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