JP2001172456A - 硬化性導電性組成物 - Google Patents
硬化性導電性組成物Info
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Abstract
ている硬化性導電性組成物については導電領域のコント
ロールが難しく、さらなる改善の必要があった。 【解決手段】(A)分子中に少なくとも1個のヒドロシ
リル化反応可能なアルケニル基を有するイソブチレン系
重合体、(B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル
基を有する化合物、(C)ヒドロシリル化触媒、(D)
カーボンブラック、(E)無機系フィラーからなる硬化
性導電性組成物を用いることにより、上記目的を達成す
るに至った。
Description
に関する。さらに詳しくは、分子中に少なくとも1個の
ヒドロシリル化反応可能なアルケニル基を有するイソブ
チレン系重合体、分子中に少なくとも2個のヒドロシリ
ル基を有する化合物、ヒドロシリル化触媒、カーボンブ
ラック、無機系フィラーを必須成分として含有させてな
る硬化性導電性組成物に関する。
体、ヒドロシリル基を含有する化合物、ヒドロシリル化
触媒、導電性付与物質による付加型硬化性導電性組成物
は、特開平8−262866号公報等にて、すでに特許
公開され公知である。しかしながら、この硬化性導電性
組成物から得られる導電性材料は、抵抗の制御が難し
く、所望の導電領域にコントロールできない場合があっ
た。
を鑑みてなされたものであり、得られる導電性材料の導
電領域のコントロールを可能とする硬化性導電性組成物
を提供するものである。
解決すべく鋭意研究を重ね、ヒドロシリル化反応可能な
アルケニル基を有するイソブチレン系重合体、ヒドロシ
リル基を有する化合物及びヒドロシリル化触媒からなる
付加型硬化性組成物において、カーボンブラックおよび
無機系フィラーを必須成分として加えることで、導電領
域の制御が可能な硬化性導電性組成物が得られることを
見出し、本発明をなすに至った。
くとも1個のヒドロシリル化反応可能なアルケニル基を
有するイソブチレン系重合体(B)分子中に少なくとも
2個のヒドロシリル基を有する化合物(C)ヒドロシリ
ル化触媒(D)カーボンブラック(E)無機系フィラー
からなる硬化性導電性組成物に関するものである。
子中に少なくとも1個のヒドロシリル化反応可能なアル
ケニル基を有するイソブチレン系重合体である。
化反応に対して活性のある炭素−炭素2重結合を含む基
であれば特に制限されるものではない。アルケニル基と
しては、ビニル基、アリル基、メチルビニル基、プロペ
ニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等の
脂肪族不飽和炭化水素基、シクロプロペニル基、シクロ
ブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基
等の環式不飽和炭化水素基、メタクリル基等が挙げられ
る。本発明における(A)成分は、上記ヒドロシリル化
反応可能なアルケニル基を重合体末端に導入されている
ことが望ましい。このようにアルケニル基が重合体末端
にあるときは、最終的に形成される硬化物の有効網目鎖
量が多くなり、高強度のゴム状硬化物が得られやすくな
るなどの点から好ましい。
系重合体とは、重合体の骨格をなす単量体単位が主とし
てイソブチレン単位からなるものを意味する。この場
合、単量体のすべてがイソブチレン単位から形成されて
いても良く、イソブチレンと共重合性を有する単量体単
位をイソブチレン系重合体の好ましくは50%(重量
%、以下同様)以下さらに好ましくは30%以下、特に
好ましくは20%以下の範囲で含有していても良い。但
し、これら重合体骨格において、耐湿性、耐候性、耐熱
性の観点から、芳香環以外の炭素−炭素不飽和結合を実
質的に含有しない、該アルケニル基を除く主鎖を構成す
る繰り返し単位が飽和炭化水素から構成されることが特
に好ましい。また、本発明中(A)成分として用いるイ
ソブチレン系重合体には、本発明の目的が達成される範
囲でブタジエン、イソプレン、1,13−テトラデカジ
エン、1,9−デカジエン、1,5−ヘキサジエンのよ
うなポリエン化合物のごとき重合後2重結合が残るよう
な単位単量体を少量、好ましくは10%以下の範囲で含
有させても良い。
格をなす共重合成分の具体例としては、例えば1−ブテ
ン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル
−1−ブテン、ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
ヘキセン、ビニルシクロヘキサン、メチルビニルエ−テ
ル、エチルビニルエ−テル、イソブチルビニルエ−テ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、p−t−ブトキシスチレン、p−ヘキセニルオキシ
スチレン、p−アリロキシスチレン、p−ヒドロキシス
チレン、β−ピネン、インデン、ビニルジメチルメトキ
シシラン、ビニルトリメチルシラン、ジビニルジメトキ
シシラン、ジビニルジメチルシラン、1,3−ジビニル
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、トリビ
ニルメチルシラン、テトラビニルシラン、アリルジメチ
ルメトキシシラン、アリルトリメチルシラン、ジアリル
ジメトキシシラン、ジアリルジメチルシラン、γ−メタ
クリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メ
タクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン等
が挙げられる。
調製方法としては、例えば、共有結合性Cl基を有する
イソブチレン系重合体にアルケニル基を導入する方法が
挙げられる。共有結合性Cl基を有するイソブチレン系
重合体にアルケニル基を導入する方法に特に制限はない
が、例えば、アルケニルフェニルエーテル類とポリマー
のCl基との間でフリーデルクラフツ反応を行う方法、
アリルトリメチルシラン等とポリマーのCl基とをルイ
ス酸存在下で置換反応させる方法、および種々のフェノ
ール類とポリマーのCl基とのフリーデルクラフツ反応
を行い水酸基を導入した後にさらに前記のアルケニル基
導入方法を行う方法などが挙げられる。
導入する方法について説明する。
る方法としては、例えば、開始剤、連鎖移動剤、触媒の
存在下で、イソブチレンを含むカチオン重合性モノマー
をカチオン重合させる反応系にアリルトリメチルシラン
を添加して、アリル末端を有するイソブチレン系重合体
を製造する方法がある。
ては、ハロゲン原子および芳香環炭素に結合している炭
素原子を有する化合物または第3級炭素原子に結合して
いるハロゲン原子を有する化合物を使用することができ
る。触媒としてはルイス酸を使用することができる。
役ジエン類もしくはp−ヘキセニルオキシスチレンのよ
うなアルケニルオキシスチレン類を重合反応系に添加す
る方法も可能である。
得るルイス酸としては、一般式MX’n(Mは金属原
子、X’はハロゲン原子)で表される化合物(例えば、
BCl 3、Et2AlCl、EtAlCl2、AlCl3、
SnCl4、TiCl4、VCl 5、FeCl3、およびB
F3など)が挙げられるが、これらに限定されない。こ
れらのルイス酸のうち、BCl3、SnCl4、BF3な
どが好ましく、更に好ましくは、TiCl4である。ル
イス酸の使用量は開始剤兼連鎖移動剤のモル数に対し
0.1〜10倍が好ましく、更に好ましくは2〜5倍で
ある。
を有する化合物としては、分子内に2個以上のケイ素原
子結合水素原子を含有するものであれば、制限はない。
ここで、ヒドロシリル基とはSi−H結合を有する基を
表わすが、本発明においては、同一ケイ素原子(Si)
に水素原子(H)が2個結合している場合は、ヒドロシ
リル基2個と計算する。
ロジェンシロキサンが好ましいものの一つとして挙げら
れる。ここで言うポリオルガノハイドロジェンシロキサ
ンとは、ケイ素原子上に炭化水素基あるいは水素原子を
有するシロキサン化合物を指す。その構造について具体
的に示すと、
を2個以上有する
は、(A)成分や(C)成分、(D)成分、(E)成分
との相溶性、あるいは系中における分散安定性がよいも
のが好ましい。特に系全体の粘度が低い場合には、
(B)成分として上記各成分との相溶性の低いものを使
用すると、相分離が起こり硬化不良を引き起こすことが
ある。また、分散性助剤として、微粉末シリカ等の粒径
の小さいフィラーを配合してもよい。(A)成分、
(C)成分、(D)成分、(E)成分との相溶性、ある
いは分散安定性が比較的良好なものとして具体的に示す
と、
としては、(A)成分のアルケニル基の総量に対して、
(B)成分のケイ素原子結合水素原子が0.8〜5.0
当量となるように使用することが好ましい。上記(A)
成分のアルケニル基総量に対して(B)成分のケイ素原
子結合水素原子が0.8に満たない場合、架橋が不十分
となることがある。また、5.0を越える場合には、硬
化後に残留するケイ素原子結合水素原子の影響により物
性が大きく変化することが問題となる。特にこの影響を
抑制したい場合には1.0〜2.0当量となるように
(B)成分を用いることが好ましい。
触媒については、特に制限はなく、任意のものが使用で
きる。具体的に例示すれば、塩化白金酸、白金の単体、
アルミナ、シリカ、カ−ボンブラック等の担体に固体白
金を担持させたもの;白金ービニルシロキサン錯体{例
えば、Ptn(ViMe2SiOSiMe2Vi)n、P
t〔(MeViSiO)4〕m};白金ーホスフィン錯体
{例えば、Pt(PPh3)4、Pt(PBu3)4};白
金ーホスファイト錯体{例えば、Pt〔P(OP
h)3〕4、Pt〔P(OBu)3〕4(式中、Meはメチ
ル基、Buはブチル基、Viはビニル基、Phはフェニ
ル基を表し、n、mは整数を表す)、Pt(acac)
2、また、Ashbyらの米国特許第3159601及
び3159662号明細書中に記載された白金−炭化水
素複合体、並びにLamoreauxらの米国特許第3
220972号明細書中に記載された白金アルコラ−ト
触媒も挙げられる。
は、RhCl(PPh3)3、RhCl 3、Rh/Al
2O3、RuCl3、IrCl3、FeCl3、AlCl3、
PdCl2・2H2O、NiCl2、TiCl4、等が挙げ
られる。これらの触媒は単独で使用してもよく、2種以
上併用しても構わない。触媒活性の点から塩化白金酸、
白金−オレフィン錯体、白金−ビニルシロキサン錯体、
Pt(acac)2等が好ましい。触媒量としては特に
制限はないが、(A)成分中のアルケニル基1molに
対して10-1〜10-8molの範囲で用いるのがよい。
好ましくは10-2〜10-6molの範囲で用いるのがよ
い。また、ヒドロシリル化触媒は、一般に高価で腐食性
であり、また、水素ガスを大量に発生して硬化物が発泡
してしまう場合があるので10-1モル以上用いない方が
よい。
は、イソブチレン系重合体を主成分とする組成物から得
られる硬化物に導電性を付与するための成分である。カ
ーボンブラックとしては、ファーネスブラック、アセチ
レンブラック、ランプブラック、チャンネルブラック、
サーマルブラック、オイルブラックなどが例示される。
これらカーボンブラックの種類、粒径等に制限はない。
カーボンブラックは、1種を単独で用いてもよく、2種
以上を併用してもよい。また、カーボンブラックの表面
を各種カップリング剤で表面を処理してもよい。
体100重量部に対し、0.1〜200重量部、さらに
は1〜100重量部用いることが好ましい。添加量が少
なすぎると、得られる導電性材料の導電性にバラツキが
出やすくなり、また、添加量が多くなりすぎると組成物
の流動性が損なわれ、加工性の低下を招き、また、得ら
れる導電性材料の硬度が高くなる。また、用いるカーボ
ンブラックの種類あるいは添加量によっては、ヒドロシ
リル化反応を阻害するものがあるため、カーボンブラッ
クのヒドロシリル化反応に対する影響を考慮しなければ
ならない。
ボンブラックで導電性付与された導電性材料の導電領域
を制御するための成分である。(E)成分の無機系フィ
ラーとしては、チタン、スズ、アンチモンの酸化物、酸
化鉄と酸化チタンとの固溶体、酸化マグネシウムと酸化
アルミニウムとの固溶体、アルミニウム、ガリウム、ス
ズ、インジウム、チタン等の酸化物と酸化亜鉛との固溶
体、これらの固溶体をマグネシウム、亜鉛、カルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、チタン、およびこれら
の酸化物等の表面に被覆したもの、さらには、表面にこ
れらの酸化物層もしくは固溶体層を有するシリカ、活性
炭、雲母、チタン酸カリウムウィスカー、炭化ケイ素ウ
ィスカー、酸化亜鉛ウィスカー、ホウ酸アルミニウムウ
ィスカー、二酸化チタンウィスカー等が例示されるが、
これらに限定されるものではない。無機系フィラーは、
1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。
応じて調整すればよいが、添加量が多くなりすぎると組
成物の流動性が損なわれ、加工性の低下を招き、また、
得られる導電性材料の硬度が高くなる。また、用いる無
機系フィラーの種類あるいは添加量によっては、ヒドロ
シリル化反応を阻害するものがあるため、無機系フィラ
ーのヒドロシリル化反応に対する影響を考慮しなければ
ならない。
硬度を調整する目的で軟化剤、可塑剤を添加してもよ
い。軟化剤、可塑剤の使用量は(A)成分100重量部
に対して、150重量部以下が好ましい。それ以上の添
加量になると、ブリード等の問題を生じる可能性があ
る。
蔵安定性を改良する目的で、貯蔵安定性改良剤を使用す
ることができる。この貯蔵安定性改良剤としては、本発
明の(B)成分の保存安定剤として知られている通常の
安定剤であり、所期の目的を達成するものであればよ
く、特に限定されるものではない。具体的には、脂肪族
不飽和結合を含有する化合物、有機リン化合物、有機硫
黄化合物、窒素含有化合物、スズ系化合物、有機過酸化
物等を好適に用いることができる。さらに具体的には、
2−ベンゾチアゾリルサルファイド、ベンゾチアゾー
ル、チアゾール、ジメチルアセチレンダイカルボキシレ
ート、ジエチルアセチレンダイカルボキシレート、ブチ
ルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、
ビタミンE、2−(4−モルフォジニルジチオ)ベンゾ
チアゾール、3−メチル−1−ブテン−3−オール、ア
セチレン性不飽和基含有オルガノシロキサン、エチレン
性不飽和基含有オルガノシロキサン、アセチレンアルコ
ール、3−メチル−1−ブチル−3−オール、ジアリル
フマレート、ジアリルマレエート、ジエチルフマレー
ト、ジエチルマレエート、ジメチルマレエート、2−ペ
ンテンニトリル、2,3−ジクロロプロペン等が挙げら
れるが、これらに限定されるわけではない。
ルケニル基に対するSi−H基の付加反応によって硬化
性組成物が硬化するので、硬化速度が非常に速く、ライ
ン生産を行う上で好都合である。特に、熱硬化させる温
度は、80℃〜180℃の範囲内が好ましい。
説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではない。(実施例1)(A)成分としては、特開
平9−71611に記載されている方法に準じて合成し
た下記の構造を示す化合物A(分析値は表1に示す)を
使用した。
#35G(旭カーボン製)10gおよび(E)成分とし
て酸化チタンR−820(石原産業製)10g、可塑剤
として飽和炭化水素系プロセスオイル(出光石油化学製
PAO5006)50g及び酸化防止剤としてMAR
K AO−50(旭電化製)1gを混合し、ロールにて
3回混練した。ついで、この混合物に(B)成分として
下記に構造を示す化合物B
(C)成分としてビス(1,3−ジビニル−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン)白金錯体触媒(1
7.9×10-5mmol/μL、キシレン溶液)を57
μL及び貯蔵安定性改良剤として1−エチニル−1−シ
クロヘキサノールを0.25gを秤量し、均一混合し
た。該組成物を真空脱泡撹拌装置(シーテック(株)
製)で60分間脱泡を行った。この配合物をテフロンシ
ートを敷いたアルミの金型枠に充填した後、150℃、
30分間加熱の条件でプレス成形し、評価用のシート状
硬化物を得た。得られたシート状硬化物の体積抵抗率を
温度23℃、湿度65%で、印加電圧1000Vの条件
で測定した。配合表及び結果を表2に示す。
の#35Gの添加量を15g、(E)成分の酸化チタン
R−820の添加量を5gにし、あとは同様に評価用シ
ートを作成し、体積抵抗率を測定した。配合表及び結果
を表2に示す。 (実施例3)実施例1記載の処方について、(D)成分
の#35Gの添加量を5g、(E)成分の酸化チタンR
−820の添加量を15gにし、あとは同様に評価用シ
ートを作成し、体積抵抗率を測定した。配合表及び結果
を表2に示す。 (比較例1)実施例1記載の処方について、(E)成分
を配合せず、(D)成分の#35Gのみを20g用い、
あとは同様に評価用シートを作成し、体積抵抗率を測定
した。配合表及び結果を表2に示す。 (比較例2)実施例1記載の処方について、(E)成分
を配合せず、(D)成分の#35Gのみを10g用い、
あとは同様に評価用シートを作成し、体積抵抗率を測定
した。配合表及び結果を表2に示す。 (比較例3)実施例1記載の処方について、(D)成分
を配合せず、(E)成分として酸化チタンR−820の
みを20g用い、あとは同様に評価用シートを作成し、
体積抵抗率を測定した。配合表及び結果を表2に示す。
が可能となり、所望の導電特性を有する導電性材料を提
供することが可能となった。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記の成分(A)〜(E)を必須成分と
してなる硬化性導電性組成物。(A)分子中に少なくと
も1個のヒドロシリル化反応可能なアルケニル基を有す
るイソブチレン系重合体(B)分子中に少なくとも2個
のヒドロシリル基を有する化合物(C)ヒドロシリル化
触媒(D)カーボンブラック(E)無機系フィラー - 【請求項2】 (A)成分の重合体中、ヒドロシリル化
反応可能なアルケニル基が分子末端に含有されてなる請
求項1に記載の硬化性導電性組成物。 - 【請求項3】 (A)成分のイソブチレン系重合体の分
子量が、2000〜30000である請求項1または2
に記載の硬化性導電性組成物。 - 【請求項4】 (A)成分の重合体中、イソブチレンに
起因する繰り返し単位の総量が50重量%以上である請
求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性導電性組成
物。 - 【請求項5】 (B)成分の分子中にヒドロシリル基を
有する化合物が、平均して1分子中に少なくとも2個の
ヒドロシリル基を含有するポリオルガノハイドロジェン
シロキサンである請求項1〜4のいずれか1項に記載の
硬化性導電性組成物。 - 【請求項6】 (E)成分の無機系フィラーが金属酸化
物である請求項1〜5のいずれか1項に記載の硬化性導
電性組成物。
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