JP2001171931A - エレベータ監視システム - Google Patents

エレベータ監視システム

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JP2001171931A
JP2001171931A JP36249599A JP36249599A JP2001171931A JP 2001171931 A JP2001171931 A JP 2001171931A JP 36249599 A JP36249599 A JP 36249599A JP 36249599 A JP36249599 A JP 36249599A JP 2001171931 A JP2001171931 A JP 2001171931A
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Japan
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failure
elevator
display
service
monitoring system
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JP36249599A
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English (en)
Inventor
Hideki Nishiyama
秀樹 西山
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの故障がサービス会社に登録さ
れ、サービス員が出動中であることをエレベータの乗場
表示器、カゴ内のカゴ表示器を用いて表示することによ
り、利用者に広く伝えることができるエレベータ監視シ
ステムを提供する。 【解決手段】 各施設2のエレベータ制御盤110に通
信回線10を介して接続されている故障受信装置300
をサービス会社側に設けたエレベータ監視システムであ
って、上記故障受信装置300が、上記施設からの故障
連絡に応答して故障連絡を受けたことを通信回線10を
介して該施設のエレベータ制御盤に対して返信する故障
連絡返信手段を設け、上記各エレベータ制御盤110
が、上記故障連絡返信手段からの返信に応答して全階の
乗場表示器125を駆動させて予め決められた表示方法
で故障連絡が完了していることを表示させる故障連絡完
了表示手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビル、マンション
等の施設に設置されたエレベータのためのエレベータ監
視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータで故障が発生した場合
は、管理人を通じて電話による保守会社への通報と故障
を検出し自動的に電話回線を通じて保守会社へ通報する
装置があった。しかしながら、最近はビル、マンション
に管理人が常駐する場合は減少し、エレベータが故障
し、マンションの住人やビルの在住者が故障に気が付い
て、エレベータのサービス会社に連絡するが、連絡した
ことを周知する手段がなく、新たに故障に気が付いた在
住者は、再度エレベータのサービス会社に連絡すること
となる。
【0003】また、エレベータが自動的に故障を検出し
て、エレベータのサービス会社に電話回線を通じて通報
し、通報したことをエレベータのカゴ内の「ただいま故
障を保守会社に連絡しました」という表示盤のランプを
点灯することで周知させる装置もある
【0004】ここで、自動通報装置がエレベータに装備
されていない場合は、故障に気が付いた利用者が、連絡
されているのか、連絡されていないのがが分からず、何
度もエレベータのサービス会社に故障連絡をしてしまう
ことになる。また、最初にエレベータの故障に気が付
き、他の利用者に周知させるためには、エレベータの各
階の扉に故障中の張り紙を張る必要がある。
【0005】エレベータの自動通報装置がついている場
合にも、エレベータはどこの階に停止してるかも分から
ない場合もあり、故障の状態によっては乗場表示器の表
示ランプを確認することにより、どこに停止しているか
は判断できるが、実際にサービス会社に通報されたか否
かは、カゴが停止しる階まで、階段を使って確認にいか
なければならない。カゴまで出向いても、自動通報装置
によっては、カゴ内に通報表示器が無いタイプもあり、
通報されたか否かは確認できない場合もあり、サービス
会社に、連絡済みか否かの確認をする必要がある。この
場合も、他の利用者に周知させるには、エレベータの各
階の扉に故障中の張り紙を張る必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のこ
の種のエレベータ監視システムでは、故障の連絡や故障
が自動通報された場合も、利用者には通報されたか否か
の判断がつかず、新たに故障状況の確認や再度サービス
会社に連絡する場合があった。また、連絡したことを他
の利用者に連絡するためには、故障中の張り紙等を張る
などの処置が必要であった。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、エレベータの故障がサービス会社
に登録され、サービス員が出動中であることをエレベー
タの乗場表示器、カゴ内のカゴ表示器を用いて表示する
ことにより、利用者に広く伝えることができるエレベー
タ監視システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、各施設のエレベータ制御盤に通信回線を介して
接続されている故障受信装置をサービス会社側に設けた
エレベータ監視システムであって、上記故障受信装置
が、上記施設からの故障連絡に応答して故障連絡を受け
たことを通信回線を介して該施設のエレベータ制御盤に
対して返信する故障連絡返信手段を設け、上記各エレベ
ータ制御盤が、上記故障連絡返信手段からの返信に応答
して全階の乗場表示器を駆動させて予め決められた表示
方法で故障連絡が完了していることを表示させる故障連
絡完了表示手段を設けたことを特徴とするエレベータ監
視システムにある。
【0009】またこの発明は、上記エレベータ制御盤が
故障検出機能を有し、上記施設からの故障連絡が上記通
信回線を介して行われ、上記故障受信装置の上記故障連
絡返信手段が、上記故障連絡に従って当該現場を表示確
認する現場表示確認手段と、外部からの指示に従って、
連絡された故障を登録する故障登録手段と、外部からの
指示に従って、登録されたサービス員の中から出動が決
定したサービス員を出動者として登録する出動者登録手
段と、上記故障連絡の返信としてサービス員出動信号を
送信するサービス員出動信号送信手段と、を含み、上記
各エレベータ制御盤の故障連絡完了表示手段が、上記サ
ービス員出動信号に応答して全階の乗場表示器を駆動さ
せて予め決められた表示方法で故障連絡が完了しサービ
ス員が出動中であることを表示させることを特徴とする
請求項1に記載のエレベータ監視システムにある。
【0010】またこの発明は、上記故障受信装置が電話
回線にも接続され、上記施設からの故障連絡が上記電話
回線を介して行われた際、上記故障受信装置の故障連絡
返信手段の上記現場表示確認手段が外部からの指示に従
って当該現場を表示確認することを特徴とする請求項2
に記載のエレベータ監視システムにある。
【0011】またこの発明は、上記故障受信装置の上記
故障連絡返信手段が、上記故障登録手段で故障登録後に
上記故障連絡の返信として故障登録済信号を送信する故
障登録済信号送信手段をさらに備え、上記各エレベータ
制御盤の故障連絡完了表示手段が、上記故障登録済信号
にも応答して全階の乗場表示器を駆動させて上記サービ
ス員出動信号とは別の予め決められた表示方法で故障登
録が完了したことを表示させることを特徴とする請求項
2または3に記載のエレベータ監視システムにある。
【0012】またこの発明は、上記各エレベータ制御盤
の故障連絡完了表示手段が、上記返信に応答して全階の
乗場表示器の所定階の表示ランプをそれぞれ点滅させる
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
エレベータ監視システムにある。
【0013】またこの発明は、上記各エレベータ制御盤
の故障連絡完了表示手段が、上記故障連絡返信手段から
の返信に応答してエレベータのカゴ内のカゴ表示器も駆
動させて上記と同様の予め決められた表示方法で故障連
絡が完了していることを表示させることを特徴とする請
求項1ないし5のいずれかに記載のエレベータ監視シス
テムにある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明では、エレベータの故障
発生の場合に、エレベータのサービス会社に連絡される
が、その後、修理サービス員が出動されたことを利用者
に通知する。通知方法は、エレベータ会社の受信受付シ
ステムにおいて出動者を選定し、出動指示ができた場合
に(出動登録できた場合に)、エレベータ側の通信装置
に対して「出動中」の信号を送信し、エレベータはその
信号を認識し、全階の乗場表示器のランプの例えば「3
F」の表示を点滅させることにより、サービス員が出動
中であることを利用者に知らせる。
【0015】実施の形態1.図1はこの発明の一実施の
形態によるエレベータ監視システムの構成を示す図であ
る。サービス会社故障受付センター1に設けられたサー
ビス員出動信号を送信する故障受信装置300は、各施
設2の故障検出機能を備えたエレベータ制御盤110に
接続されており、通信装置A100を介して電話回線等
の通信回線10に接続されている。エレベータ制御盤1
10からは、ケーブルにより乗場表示器125とエレベ
ータカゴ115内のカゴ表示器120と通報表示器13
0に接続している。
【0016】一方、サービス会社故障受付センター1で
は、通信回線10に通信装置B200を介して故障受信
装置300が接続されている。また、施設2内にある電
話機140は電話回線20を通して、サービス会社故障
受付センター1の故障受信装置300およびその電話端
末310と接続されている。故障受信装置300にはさ
らに、オペレータが操作する入力装置311、サービス
を提供する各施設の情報、登録されたサービス員の情報
等を格納したデータベース312等が接続されている。
【0017】図1においてエレベータに故障が発生した
場合には、エレベータ制御盤110内で故障検出され、
通信装置A100を通して、エレベータサービス会社に
設置されている通信装置B200を経てサービス会社故
障受信装置300に、故障連絡としての故障信号が通知
される。故障信号がサービス会社に通報されたことは、
オプションでカゴの中に取り付けられている通報表示器
130のランプが点灯し、図2に示すように「ただいま
故障を保守会社に連絡しました」等のメッセージがカゴ
内に表示される。しかし、この通報表示器130は旧タ
イプのエレベータのオプションであり、最近のエレベー
タには殆ど取り付けられていない。
【0018】また、エレベータが故障を自動検出して
も、たとえば地震時に地震計が動作したときのように、
異常を自動的に通報しない場合もあり(一斉に異常検出
が発生し、サービス会社の電話回線をパンクさせないた
めの処置として)、このような場合は、ビル内の利用者
の電話機140より、サービス会社に通常の電話連絡と
して電話回線で通報され、エレベータサービス会社の故
障受信装置300の電話端末310で受信される。この
ように、エレベータの通信装置や通常の電話回線で、エ
レベータの異常情報がサービス会社に連絡されてきた場
合のサービス会社の故障受信装置の処理を説明する。
【0019】図3はサービス会社側の故障受信装置30
0における故障受信時の業務フローチャートを示す。サ
ービス会社では、施設2のエレベータ制御盤110から
通信回線10を介して通信装置B200で故障(故障連
絡)受信すると(S332)、サービス会社故障受信装
置300で故障が発生しているビル名と住所、故障内容
が表示され、そこで当該現場の確認を行う(S33
3)。また、故障状況を登録し(S334)、その住所
から予めデータベース312に登録されているサービス
員のなかから適用な人員を選び、オペレータがポケット
ベル、携帯電話等で呼び出し(S335)、サービス員
に故障状態を連絡して出動を指示する(S336)。
【0020】出動が決定すると、システムに出動するサ
ービス員が登録される(S337)。システムは、当該
現場(エレベータ)に通信装置が装備されているか否かを
確認し(S338)、通信装置が設置ているエレベータ
と判断すると、通信装置B200を通して、サービス員
出動信号を送信する(S339)。
【0021】通信装置によるエレベータ故障信号の受信
ではなく、施設2内のエレベータ利用者、管理人からの
電話機140によるサービス会社への故障の連絡は(S
331)、電話局からの通常の電話の通信として、サー
ビス会社の故障受信装置300の電話端末310に着信
する。通話によりオペレータが当該現場、故障状態の確
認を実施して入力装置311で入力し(図3のステップ
S333に相当)、その他は通信装置B200からの受
信の場合と同様である。
【0022】なお、図3の当該現場確認ステップS33
3が現場表示確認手段、故障登録ステップSS334が
故障登録手段、出動者登録ステップS337が出動者登
録手段、ステップS338およびサービス員出動信号送
信ステップS339がサービス員出動信号送信手段をそ
れぞれ構成し、さらにこれらが故障連絡返信手段を構成
する。これらは基本的に、故障受信装置内でプログラム
に従って動作するコンピュータにより、オペレータとイ
ンタラクティブに行われる。ステップS335,S33
6についてはオペレータにより行われる。
【0023】サービス会社の故障受信装置300から通
信装置B200を通して施設2側に送信されてきたサー
ビス員出動信号は、図4のフローチャートにより説明す
る。通信回線10を通して通信装置1(100)から、
エレベータ制御盤110で、サービス員出動信号を受信
する(S351)。エレベータ制御盤110では、現状
のエレベータが故障検出しているかを確認し(S35
2)、故障発生をした場合には、エレベータの表示回路
が故障しているか否かを検出し(S353)、エレベー
タ表路部の異常がなければサービス員出動時の出動表示
回路のランプ点滅回路を駆動させ(S354)、エレベ
ータ中間階の表示ランプを点滅させる(S355)。
【0024】なお、図4の各ステップS351〜S35
5が故障連絡完了表示手段を構成し、これは基本的にエ
レベータ制御盤内でプログラムに従って動作するコンピ
ュータにより構成され自動的に行われる。
【0025】ハードウェアでのサービス員出動表示回路
を説明する。まず、図5に乗場表示器125を示す。例
では、5階のビルの表示器を示す。全階に同様な乗場表
示器が設置されてる。デジタル型の表示器を127に示
す。
【0026】図6にカゴ内のカゴ表示器120を示す。
エレベータのカゴが何階にいるのかを示すもので、デジ
タル型の表示器を122に示す。
【0027】サービス員出動信号をどのように利用者に
知らせるかを図7に示す施設での表示回路の構成図に従
って説明する。通信装置A100で受信したサービス員
出動信号を、エレベータ制御盤110のエレベータ管理
CPU150に伝送し、表示ランプ制御回路155の故
障検出をおこない、表示器関連の故障のないことを確認
し、サービス員出動時ランプ点滅回路160に点灯指令
を出す。点滅回路160はランプ点灯回路170に点滅
信号を与え、1階から5階の全階の乗場表示器のそれぞ
れの3階表示ランプ171〜175を点滅させる。同時
に、カゴ内表示器120の3階表示ランプ176を点滅
させる。
【0028】この説明では、サービス員の出動信号をエ
レベータの表示ランプの中間の階のランプを点滅さこと
で利用客に知らしめることになる。表示の方法は、最上
階の表示ランプの点滅でも、1階の表示ランプの点灯で
もどこでもよいが、実際にはエレベータのカゴは1階に
停止している確率が多く、停止位置も表示させたいこと
もあり、この例では、3階という中間階の表示ランプの
点灯で知らせることとした。
【0029】デジタル表示のエレベータでは、表示器の
階床表示を「03」(図5の127,図6の122参
照)を点滅させる方法で、同様に利用者への「サービス
員出動」を通知する。尚、現状のエレベータの装置に新
たに装置を追加せずにサービス員の出動を通知する方法
として、他にも、1)エレベータ内のカゴ照明ランプの
点滅で通知、2)現状の乗場表示器、カゴ内表示器の階
床(カゴのいる階床)の表示ランプを点滅させ通知、3)
乗場表示器、カゴ内表示器の全ての階床の表示ランプを
点滅させ通知する方法がある。また、専用表示器をエレ
ベータ乗場、カゴに設置し通知するようにしてもよい。
【0030】これにより、サービス会社には、当該現場
からの複数の故障連絡の電話を受信せずに済むことによ
り、他の故障の連絡を効率よく受信できることになる。
エレベータでは、地域停電、台風等による冠水故障、地
震発生時には特に故障発生のコールが集中することにな
り、故障連絡を重なって受信しなくてすむ事は、受信効
率も良く、早期にサービス出動指示できることになる。
【0031】実施の形態2.実施の形態1では、サービ
ス員出動登録に対して「サービス員出動信号」を送信す
る事例を説明したが、運用によっては、故障登録時点に
も「故障登録済信号」を送信し、エレベータ利用者に周
知するこできる。この場合、故障登録済みの場合は、乗
場表示器、カゴ表示器の最上階の表示ランプを点滅せ
て、サービス員が出動した場合には、中間階(前述の例
では3階)の表示ランプを点滅させる。
【0032】エレベータが故障し、故障を自動検出する
とサービス会社に故障内容が通知され、「故障登録済信
号」を受信すると、乗場表示器、カゴ表示器の最上階の
表示ランプ(この例では5階)が点滅し、出動するサー
ビス員が決定し、当該現場への出動を開始すると、「サ
ービス員出動信号」を受取り、乗場表示器、カゴ表示器
の中間階のランプ(この例では3階)が点滅する。これ
により、エレベータ利用者は、故障通報、サービス員出
動の状況が、エレベータのどこの乗場からでも確認する
ことが可能となり、利便性を提供することができる。
【0033】なおこの場合、サービス会社故障受信装置
300では図3の故障登録済信号送信手段を構成するス
テップS338aおよび故障登録済信号送信ステップ3
39aが追加され、エレベータ制御盤110では図4の
ステップS351、S354およびS355に故障登録
済の場合の条件が追加される。また図7のサービス員出
動時ランプ点滅回路160も故障登録済時およびサービ
ス員出動時ランプ点滅回路160となる。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明の第1の発明によ
れば、各施設のエレベータ制御盤に通信回線を介して接
続されている故障受信装置をサービス会社側に設けたエ
レベータ監視システムであって、上記故障受信装置が、
上記施設からの故障連絡に応答して故障連絡を受けたこ
とを通信回線を介して該施設のエレベータ制御盤に対し
て返信する故障連絡返信手段を設け、上記各エレベータ
制御盤が、上記故障連絡返信手段からの返信に応答して
全階の乗場表示器を駆動させて予め決められた表示方法
で故障連絡が完了していることを表示させる故障連絡完
了表示手段を設けたことを特徴とするエレベータ監視シ
ステムとしたので、エレベータの故障発生時、サービス
会社に連絡されているのか、サービス員が向かっている
のかが、どこの階にいても判断可能となる、故障中、利
用不可等の張り紙でのPRが不要となる、故障と分から
ずに、黙って乗場の前でエレベータを持つことがなくな
る、まもなく故障が修理されることを、利用者に知らせ
ることができる、故障が、連絡されているのかいないの
がの判断がつかず、タプりでサービス会社に連絡するこ
とがなくなり、サービス会社では重複した故障の連絡を
受信することがなくなる等の効果が得られる。
【0035】またこの発明の第2の発明によれば、上記
エレベータ制御盤が故障検出機能を有し、上記施設から
の故障連絡が上記通信回線を介して行われ、上記故障受
信装置の上記故障連絡返信手段が、上記故障連絡に従っ
て当該現場を表示確認する現場表示確認手段と、外部か
らの指示に従って、連絡された故障を登録する故障登録
手段と、外部からの指示に従って、登録されたサービス
員の中から出動が決定したサービス員を出動者として登
録する出動者登録手段と、上記故障連絡の返信としてサ
ービス員出動信号を送信するサービス員出動信号送信手
段と、を含み、上記各エレベータ制御盤の故障連絡完了
表示手段が、上記サービス員出動信号に応答して全階の
乗場表示器を駆動させて予め決められた表示方法で故障
連絡が完了しサービス員が出動中であることを表示させ
ることを特徴とするエレベータ監視システムとしたの
で、故障検出機能を有するエレベータ制御盤のある施設
に特に有効であり、エレベータが設備されている施設か
ら電話による連絡なしに、自動的に故障連絡が行われ、
上記の故障連絡が完了したことの返信およびその表示を
受けることができる。
【0036】またこの発明の第3の発明によれば、上記
故障受信装置が電話回線にも接続され、上記施設からの
故障連絡が上記電話回線を介して行われた際、上記故障
受信装置の故障連絡返信手段の上記現場表示確認手段が
外部からの指示に従って当該現場を表示確認することを
特徴とするエレベータ監視システムとしたので、オペレ
ータによる一部電話による対応があるものの、エレベー
タが設備されている施設からの電話による故障連絡に対
しても有効である。
【0037】またこの発明の第4の発明によれば、上記
故障受信装置の上記故障連絡返信手段が、上記故障登録
手段で故障登録後に上記故障連絡の返信として故障登録
済信号を送信する故障登録済信号送信手段をさらに備
え、上記各エレベータ制御盤の故障連絡完了表示手段
が、上記故障登録済信号にも応答して全階の乗場表示器
を駆動させて上記サービス員出動信号とは別の予め決め
られた表示方法で故障登録が完了したことを表示させる
ことを特徴とするエレベータ監視システムとしたので、
故障登録済み、サービス員出動の2段階の情報が得られ
る。
【0038】またこの発明の第5の発明によれば、上記
各エレベータ制御盤の故障連絡完了表示手段が、上記返
信に応答して全階の乗場表示器の所定階の表示ランプを
それぞれ点滅させることを特徴とするエレベータ監視シ
ステムとしたので、特に新たな装置を追加することなく
実現できる。
【0039】またこの発明の第6の発明によれば、上記
各エレベータ制御盤の故障連絡完了表示手段が、上記故
障連絡返信手段からの返信に応答してエレベータのカゴ
内のカゴ表示器も駆動させて上記と同様の予め決められ
た表示方法で故障連絡が完了していることを表示させる
ことを特徴とするエレベータ監視システムとしたので、
エレベータカゴ内でも同様な情報が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるエレベータ監
視システムの構成を示す図である。
【図2】 カゴ内に設置されている故障自動通報時の通
報表示器の例を示す図である。
【図3】 この発明によるサービス会社側の故障受信装
置の動作を説明するための図である。
【図4】 この発明によるエレベータが設けられた施設
側のエレベータ制御盤の動作を説明するための図であ
る。
【図5】 この発明によるエレベータの乗場表示器の例
を示す図である。
【図6】 この発明によるレベータのカゴ表示器の例を
示す図である。
【図7】 この発明によるエレベータが設けられた施設
側のエレベータ制御盤の表示系部分の構成を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 サービス会社故障受付センター、2 施設、10
通信回線、20 電話回線、100,200 通信装
置、110 エレベータ制御盤、115 エレベータカ
ゴ、120,122 カゴ表示器、125,127 乗
場表示器、130通報表示器、140 電話機、150
エレベータ管理CPU、155 表示ランプ制御回
路、160 サービス員出動時ランプ点滅回路、170
ランプ点灯回路、171〜176 表示ランプ、30
0 故障受信装置、310 電話端末、311 入力装
置、312 データベース。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各施設のエレベータ制御盤に通信回線を
    介して接続されている故障受信装置をサービス会社側に
    設けたエレベータ監視システムであって、 上記故障受信装置が、上記施設からの故障連絡に応答し
    て故障連絡を受けたことを通信回線を介して該施設のエ
    レベータ制御盤に対して返信する故障連絡返信手段を設
    け、 上記各エレベータ制御盤が、上記故障連絡返信手段から
    の返信に応答して全階の乗場表示器を駆動させて予め決
    められた表示方法で故障連絡が完了していることを表示
    させる故障連絡完了表示手段を設けたことを特徴とする
    エレベータ監視システム。
  2. 【請求項2】 上記エレベータ制御盤が故障検出機能を
    有し、上記施設からの故障連絡が上記通信回線を介して
    行われ、 上記故障受信装置の上記故障連絡返信手段が、 上記故障連絡に従って当該現場を表示確認する現場表示
    確認手段と、 外部からの指示に従って、連絡された故障を登録する故
    障登録手段と、 外部からの指示に従って、登録されたサービス員の中か
    ら出動が決定したサービス員を出動者として登録する出
    動者登録手段と、 上記故障連絡の返信としてサービス員出動信号を送信す
    るサービス員出動信号送信手段と、 を含み、 上記各エレベータ制御盤の故障連絡完了表示手段が、上
    記サービス員出動信号に応答して全階の乗場表示器を駆
    動させて予め決められた表示方法で故障連絡が完了しサ
    ービス員が出動中であることを表示させることを特徴と
    する請求項1に記載のエレベータ監視システム。
  3. 【請求項3】 上記故障受信装置が電話回線にも接続さ
    れ、上記施設からの故障連絡が上記電話回線を介して行
    われた際、上記故障受信装置の故障連絡返信手段の上記
    現場表示確認手段が外部からの指示に従って当該現場を
    表示確認することを特徴とする請求項2に記載のエレベ
    ータ監視システム。
  4. 【請求項4】 上記故障受信装置の上記故障連絡返信手
    段が、上記故障登録手段で故障登録後に上記故障連絡の
    返信として故障登録済信号を送信する故障登録済信号送
    信手段をさらに備え、上記各エレベータ制御盤の故障連
    絡完了表示手段が、上記故障登録済信号にも応答して全
    階の乗場表示器を駆動させて上記サービス員出動信号と
    は別の予め決められた表示方法で故障登録が完了したこ
    とを表示させることを特徴とする請求項2または3に記
    載のエレベータ監視システム。
  5. 【請求項5】 上記各エレベータ制御盤の故障連絡完了
    表示手段が、上記返信に応答して全階の乗場表示器の所
    定階の表示ランプをそれぞれ点滅させることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のエレベータ監視
    システム。
  6. 【請求項6】 上記各エレベータ制御盤の故障連絡完了
    表示手段が、上記故障連絡返信手段からの返信に応答し
    てエレベータのカゴ内のカゴ表示器も駆動させて上記と
    同様の予め決められた表示方法で故障連絡が完了してい
    ることを表示させることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載のエレベータ監視システム。
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