JP2001171917A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 両面機構の横搬送部におけるジャム処理性を
改善する。 【解決手段】 両面機構の横搬送部の上ガイド板16を
ガイドハウジング21により支持する。また、横搬送部
の従動コロ19をガイドハウジング21からスプリング
を介して支持する。そして、ガイドハウジング21を偏
心カム22により上下に移動可能に構成する。横搬送部
でジャムが発生した場合は、偏心カム22を回してガイ
ドハウジング21を上昇させ、駆動コロ18と従動コロ
19の圧接を解除するとともに、上ガイド板16と下ガ
イド板17を離間させる。
改善する。 【解決手段】 両面機構の横搬送部の上ガイド板16を
ガイドハウジング21により支持する。また、横搬送部
の従動コロ19をガイドハウジング21からスプリング
を介して支持する。そして、ガイドハウジング21を偏
心カム22により上下に移動可能に構成する。横搬送部
でジャムが発生した場合は、偏心カム22を回してガイ
ドハウジング21を上昇させ、駆動コロ18と従動コロ
19の圧接を解除するとともに、上ガイド板16と下ガ
イド板17を離間させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の表裏両
面に画像形成が可能な両面機構を備えた画像形成装置に
関するものである。
面に画像形成が可能な両面機構を備えた画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いて、用紙の表裏両面に画像形成が可能な機構を備える
ものがある。現在市場で使用されているプリンタのほと
んどは両面機能を備えていないが、これからは省資源と
いう観点から用紙両面への画像形成に対応することが求
められている。
いて、用紙の表裏両面に画像形成が可能な機構を備える
ものがある。現在市場で使用されているプリンタのほと
んどは両面機能を備えていないが、これからは省資源と
いう観点から用紙両面への画像形成に対応することが求
められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複写機
等では比較的自由にユニットの設計ができるのに対し
て、プリンタでは、その使用形態からコンパクトに設計
しなければならず、そのため、プリンタにおける両面機
構部(両面ユニット)の位置は限定されてしまう。現
在、ほとんどのプリンタが操作部を正面に(装置前面
に)配置することが多いが、その場合、両面部における
ジャム処理は、装置外部に出ている部分(本体から両面
ユニットへの入口部および縦搬送部)に関してはカバー
などを開けることにより対処できるが、装置本体内にあ
る横搬送部に関しては、両面ユニットを本体から引抜く
などしなければ対処できず、ジャム処理の操作が煩雑に
なるという問題がある。
等では比較的自由にユニットの設計ができるのに対し
て、プリンタでは、その使用形態からコンパクトに設計
しなければならず、そのため、プリンタにおける両面機
構部(両面ユニット)の位置は限定されてしまう。現
在、ほとんどのプリンタが操作部を正面に(装置前面
に)配置することが多いが、その場合、両面部における
ジャム処理は、装置外部に出ている部分(本体から両面
ユニットへの入口部および縦搬送部)に関してはカバー
などを開けることにより対処できるが、装置本体内にあ
る横搬送部に関しては、両面ユニットを本体から引抜く
などしなければ対処できず、ジャム処理の操作が煩雑に
なるという問題がある。
【0004】本発明は、従来の両面機能を備える画像形
成装置における上述の問題を解決し、両面機構の横搬送
部におけるジャム処理性を改善することのできる画像形
成装置を提供することを課題とする。
成装置における上述の問題を解決し、両面機構の横搬送
部におけるジャム処理性を改善することのできる画像形
成装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、画像形成後の用紙を用紙反転部にて反転させ、該
用紙を横搬送部を介して再度画像形成部に送り込む両面
機構を備えた画像形成装置において、前記横搬送部に配
設された少なくとも1対の用紙搬送用駆動コロと従動コ
ロの圧接を解除可能に設けたことにより解決される。
より、画像形成後の用紙を用紙反転部にて反転させ、該
用紙を横搬送部を介して再度画像形成部に送り込む両面
機構を備えた画像形成装置において、前記横搬送部に配
設された少なくとも1対の用紙搬送用駆動コロと従動コ
ロの圧接を解除可能に設けたことにより解決される。
【0006】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記駆動コロと従動コロの圧接解除時に前記横搬送
部に設けられた上下ガイド板の間隔が広がるように構成
されていることを提案する。
は、前記駆動コロと従動コロの圧接解除時に前記横搬送
部に設けられた上下ガイド板の間隔が広がるように構成
されていることを提案する。
【0007】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記駆動コロと従動コロの圧接解除又は(及び)前
記上下ガイド板の間隔拡大が駆動機構により行なわれる
ことを提案する。
は、前記駆動コロと従動コロの圧接解除又は(及び)前
記上下ガイド板の間隔拡大が駆動機構により行なわれる
ことを提案する。
【0008】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記横搬送部に用紙検知センサを設け、該用紙検知
センサが所定のタイミングで用紙を検出した場合に前記
駆動コロと従動コロの圧接解除又は(及び)前記上下ガ
イド板の間隔拡大が自動的に行なわれることを提案す
る。
は、前記横搬送部に用紙検知センサを設け、該用紙検知
センサが所定のタイミングで用紙を検出した場合に前記
駆動コロと従動コロの圧接解除又は(及び)前記上下ガ
イド板の間隔拡大が自動的に行なわれることを提案す
る。
【0009】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記横搬送部に配設された用紙搬送用駆動コロ又は
従動コロのうちの下側のコロ部材と、横搬送部に設けら
れた下ガイド板がユニット化して設けられ、該ユニット
を画像形成装置の前面に引き出し可能に設けたことを提
案する。
は、前記横搬送部に配設された用紙搬送用駆動コロ又は
従動コロのうちの下側のコロ部材と、横搬送部に設けら
れた下ガイド板がユニット化して設けられ、該ユニット
を画像形成装置の前面に引き出し可能に設けたことを提
案する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明が適用される画像
形成装置の一例であるプリンタの概略を示す断面構成図
である。この図に示すプリンタは、本体1に両面ユニッ
ト10が装着されている。プリンタ本体1内には、像担
持体としての感光体ドラム3を備える作像ユニット2が
配設されている。この作像ユニット2には、感光体ドラ
ム3の他、電子写真プロセスに必要な帯電装置、現像装
置、クリーニング装置等が備えられているが、電子写真
方式による作像部の構成および動作は周知であるので詳
しい説明は省略する。
に基づいて説明する。図1は、本発明が適用される画像
形成装置の一例であるプリンタの概略を示す断面構成図
である。この図に示すプリンタは、本体1に両面ユニッ
ト10が装着されている。プリンタ本体1内には、像担
持体としての感光体ドラム3を備える作像ユニット2が
配設されている。この作像ユニット2には、感光体ドラ
ム3の他、電子写真プロセスに必要な帯電装置、現像装
置、クリーニング装置等が備えられているが、電子写真
方式による作像部の構成および動作は周知であるので詳
しい説明は省略する。
【0011】また、作像ユニット2の上方には光書き込
みユニット4が配置され、感光体ドラム3の下には転写
装置5が設けられている。さらに、プリンタ本体内には
定着装置6、給紙部8、給紙ローラ14、レジストロー
ラ15等が設けられている。そして、プリンタ本体1の
上面は排紙トレイ7として成形されている。
みユニット4が配置され、感光体ドラム3の下には転写
装置5が設けられている。さらに、プリンタ本体内には
定着装置6、給紙部8、給紙ローラ14、レジストロー
ラ15等が設けられている。そして、プリンタ本体1の
上面は排紙トレイ7として成形されている。
【0012】両面ユニット10内には用紙搬送経路11
が形成されているが、その用紙搬送経路は、プリンタ本
体1から両面ユニット10へ用紙を進入させる導入部1
1a、用紙を反転させるための垂直搬送部11b、反転
後の用紙をプリンタ本体1へ再度搬送させる再搬送経路
11cの3つに別れている。垂直搬送部11bの最下
部、すなわち垂直搬送部11bから導入部11aと再搬
送経路11cに搬送路が分岐する部分に正逆転可能な搬
送ローラ12が設けられている。
が形成されているが、その用紙搬送経路は、プリンタ本
体1から両面ユニット10へ用紙を進入させる導入部1
1a、用紙を反転させるための垂直搬送部11b、反転
後の用紙をプリンタ本体1へ再度搬送させる再搬送経路
11cの3つに別れている。垂直搬送部11bの最下
部、すなわち垂直搬送部11bから導入部11aと再搬
送経路11cに搬送路が分岐する部分に正逆転可能な搬
送ローラ12が設けられている。
【0013】このように構成された本実施形態のプリン
タにおけるプリント動作について簡単に説明する。感光
体ドラム1の表面が図示しない帯電装置によって所定の
電位に帯電され、その感光体ドラム1の帯電面は光書き
込みユニット4からの照射光によって露光され静電潜像
が形成される。そして、図示しない現像装置からトナー
が付与されてトナー像が形成される。そのトナー像は、
転写装置5によって、給紙部8から搬送された記録紙上
に転写される。さらに、トナー像が転写された記録紙は
定着装置6へ送られ、トナー像が記録紙上に定着された
後、装置上面の排紙トレイ7へ排出される。この場合
は、定着装置6の下流に設けられた分岐爪9が用紙を排
紙トレイ7へ排出する方向に切り替えられている。
タにおけるプリント動作について簡単に説明する。感光
体ドラム1の表面が図示しない帯電装置によって所定の
電位に帯電され、その感光体ドラム1の帯電面は光書き
込みユニット4からの照射光によって露光され静電潜像
が形成される。そして、図示しない現像装置からトナー
が付与されてトナー像が形成される。そのトナー像は、
転写装置5によって、給紙部8から搬送された記録紙上
に転写される。さらに、トナー像が転写された記録紙は
定着装置6へ送られ、トナー像が記録紙上に定着された
後、装置上面の排紙トレイ7へ排出される。この場合
は、定着装置6の下流に設けられた分岐爪9が用紙を排
紙トレイ7へ排出する方向に切り替えられている。
【0014】用紙裏面へのプリント時には、用紙表面の
画像が定着された用紙は、分岐爪9が用紙を両面ユニッ
ト10へ搬送するように切り替えられていることによっ
て、導入部11aから両面ユニット10内へ進入する。
そして、搬送ローラ12の正転により垂直搬送部11b
へ用紙が送られた後、搬送ローラ12の逆転により用紙
は進行方向を逆転され、再搬送経路11cから再びプリ
ンタ本体1内に搬送される。そして、プリンタ本体1内
の横搬送部13を通り、レジストローラ15によって再
び転写部へと送り出される。このあと、用紙裏面への画
像転写および画像定着がなされ、排紙トレイ7に用紙が
排出されて用紙両面へのプリントが完成する。
画像が定着された用紙は、分岐爪9が用紙を両面ユニッ
ト10へ搬送するように切り替えられていることによっ
て、導入部11aから両面ユニット10内へ進入する。
そして、搬送ローラ12の正転により垂直搬送部11b
へ用紙が送られた後、搬送ローラ12の逆転により用紙
は進行方向を逆転され、再搬送経路11cから再びプリ
ンタ本体1内に搬送される。そして、プリンタ本体1内
の横搬送部13を通り、レジストローラ15によって再
び転写部へと送り出される。このあと、用紙裏面への画
像転写および画像定着がなされ、排紙トレイ7に用紙が
排出されて用紙両面へのプリントが完成する。
【0015】ここで、従来のプリンタにおける横搬送部
でのジャム処理の様子を図2を参照して説明する。な
お、図2では、本実施形態のプリンタに対応する部分に
同じ符号を付して説明する。
でのジャム処理の様子を図2を参照して説明する。な
お、図2では、本実施形態のプリンタに対応する部分に
同じ符号を付して説明する。
【0016】図2に示すように、プリンタ本体1から両
面ユニット10を矢印方向に引き出すことによって横搬
送部13が本体外に現れ、横搬送部13におけるジャム
処理を行うようになっている。そのため、ジャム処理の
操作が煩雑であり、特に、プリンタの前面(図2の右
側)からはジャム処理がしにくい構成となっている。
面ユニット10を矢印方向に引き出すことによって横搬
送部13が本体外に現れ、横搬送部13におけるジャム
処理を行うようになっている。そのため、ジャム処理の
操作が煩雑であり、特に、プリンタの前面(図2の右
側)からはジャム処理がしにくい構成となっている。
【0017】そこで、本実施形態のプリンタでは、以下
に説明するような構成により、横搬送部13でのジャム
処理を容易にしている。図3は、本実施形態のプリンタ
における横搬送部13の構成を示す断面図である。この
図に示すように、本実施形態の横搬送部13は、上下ガ
イド板16,17を有しており、これに3対の搬送コロ
が配設されている。これらの搬送コロは、駆動コロ18
a,b,cと従動コロ19a,b,cからなっている。
に説明するような構成により、横搬送部13でのジャム
処理を容易にしている。図3は、本実施形態のプリンタ
における横搬送部13の構成を示す断面図である。この
図に示すように、本実施形態の横搬送部13は、上下ガ
イド板16,17を有しており、これに3対の搬送コロ
が配設されている。これらの搬送コロは、駆動コロ18
a,b,cと従動コロ19a,b,cからなっている。
【0018】ところで、上ガイド板16は、ガイドハウ
ジング21に装着されて支持されている。上記の従動コ
ロ19a,b,cは、ガイドハウジング21から加圧ス
プリング20を介して駆動コロ18a,b,cに圧接さ
れている。そして、ガイドハウジング21は、図3に示
す位置と図4に示す位置とに上下動可能に構成されてい
る。したがって、上ガイド板16及び従動コロ19a,
b,cは、ガイドハウジング21とともに上下動可能と
なっている。
ジング21に装着されて支持されている。上記の従動コ
ロ19a,b,cは、ガイドハウジング21から加圧ス
プリング20を介して駆動コロ18a,b,cに圧接さ
れている。そして、ガイドハウジング21は、図3に示
す位置と図4に示す位置とに上下動可能に構成されてい
る。したがって、上ガイド板16及び従動コロ19a,
b,cは、ガイドハウジング21とともに上下動可能と
なっている。
【0019】ガイドハウジング21には、上方に突出し
た枠状部21aが形成されており、その枠状部21aの
内部(内部の上面)に偏心カム22が当接されている。
このカム22の回転により、ガイドハウジング21が図
3及び図4に示すように上下に移動する。ガイドハウジ
ング21の移動に伴い、上ガイド板16及び従動コロ1
9a,b,cも上下に移動する。図3は、従動コロ19
a,b,cが駆動コロ18a,b,cに圧接された用紙
搬送状態を示すものであり、図4は、従動コロ19a,
b,cが駆動コロ18a,b,cから離間した(また、
上ガイド板16と下ガイド板17の距離が離れた)ジャ
ム処理状態を示すものである。
た枠状部21aが形成されており、その枠状部21aの
内部(内部の上面)に偏心カム22が当接されている。
このカム22の回転により、ガイドハウジング21が図
3及び図4に示すように上下に移動する。ガイドハウジ
ング21の移動に伴い、上ガイド板16及び従動コロ1
9a,b,cも上下に移動する。図3は、従動コロ19
a,b,cが駆動コロ18a,b,cに圧接された用紙
搬送状態を示すものであり、図4は、従動コロ19a,
b,cが駆動コロ18a,b,cから離間した(また、
上ガイド板16と下ガイド板17の距離が離れた)ジャ
ム処理状態を示すものである。
【0020】本実施形態のプリンタは、プリンタ本体1
のカバー(図示せず)を開放した時に、横搬送部13
(少なくとも、上下ガイド板16,17の端部)が露出
するように構成されており、横搬送部13で用紙がジャ
ムした場合には、プリンタ本体1のカバーを開放し、ガ
イドハウジング21を図4に示す位置に上昇させて用紙
Pを取り除くことができるようになっている。
のカバー(図示せず)を開放した時に、横搬送部13
(少なくとも、上下ガイド板16,17の端部)が露出
するように構成されており、横搬送部13で用紙がジャ
ムした場合には、プリンタ本体1のカバーを開放し、ガ
イドハウジング21を図4に示す位置に上昇させて用紙
Pを取り除くことができるようになっている。
【0021】図5は、ガイドハウジング21(及び上ガ
イド板16、従動コロ19a,b,c)を上下動させる
ためのカム機構を示す斜視図である。この図に示すよう
に、偏心カム22,22は軸23に固着されている。こ
の軸23はプリンタ本体の図示しないフレームに回転可
能に支持されている。軸23の一方側の端部にはプーリ
24が装着され、プリンタ本体に支持されたもう一方の
プーリ25との間にベルト26が掛け渡されている。プ
ーリ25にはつまみ27が設けられ、つまみ27を回す
ことによってカム22,22を回転させることができ
る。つまみ27の位置は任意に設定できるが、ジャム処
理のためにプリンタ本体1のカバーを開放したときに操
作できるように設ければ良い。
イド板16、従動コロ19a,b,c)を上下動させる
ためのカム機構を示す斜視図である。この図に示すよう
に、偏心カム22,22は軸23に固着されている。こ
の軸23はプリンタ本体の図示しないフレームに回転可
能に支持されている。軸23の一方側の端部にはプーリ
24が装着され、プリンタ本体に支持されたもう一方の
プーリ25との間にベルト26が掛け渡されている。プ
ーリ25にはつまみ27が設けられ、つまみ27を回す
ことによってカム22,22を回転させることができ
る。つまみ27の位置は任意に設定できるが、ジャム処
理のためにプリンタ本体1のカバーを開放したときに操
作できるように設ければ良い。
【0022】このような本実施形態の構成により、両面
ユニットからの用紙再搬送経路である横搬送部13にお
いてジャムが発生した場合、両面ユニット10をプリン
タ本体1から引抜くことなく、本体カバーを開放して、
つまみ27を回転させてガイドハウジング21を上昇さ
せることにより(これによって従動コロ19と駆動コロ
18の圧接が解除される)、横搬送部13でのジャム紙
を容易に除去することができ、横搬送部でのジャム処理
性を改善させることができる。特に、両面ユニットがプ
リンタ本体の背面に設けられた構成においても、プリン
タ裏面方向に両面ユニットを引き抜く必要がないので、
従来に比してジャム処理が大幅に容易となる。
ユニットからの用紙再搬送経路である横搬送部13にお
いてジャムが発生した場合、両面ユニット10をプリン
タ本体1から引抜くことなく、本体カバーを開放して、
つまみ27を回転させてガイドハウジング21を上昇さ
せることにより(これによって従動コロ19と駆動コロ
18の圧接が解除される)、横搬送部13でのジャム紙
を容易に除去することができ、横搬送部でのジャム処理
性を改善させることができる。特に、両面ユニットがプ
リンタ本体の背面に設けられた構成においても、プリン
タ裏面方向に両面ユニットを引き抜く必要がないので、
従来に比してジャム処理が大幅に容易となる。
【0023】図6は、本発明の第2の実施形態における
横搬送部13の構成を示す断面図である。この図におい
て、上下ガイド板16,17、3対の搬送コロ(駆動コ
ロ18,従動コロ19)、加圧スプリング20、ガイド
ハウジング21及びカム22の構成は図3に示す前記実
施形態と同様である。そして、本実施形態では、横搬送
部に用紙センサ29が設けられている。このセンサ29
の検知出力はCPU30に入力される。
横搬送部13の構成を示す断面図である。この図におい
て、上下ガイド板16,17、3対の搬送コロ(駆動コ
ロ18,従動コロ19)、加圧スプリング20、ガイド
ハウジング21及びカム22の構成は図3に示す前記実
施形態と同様である。そして、本実施形態では、横搬送
部に用紙センサ29が設けられている。このセンサ29
の検知出力はCPU30に入力される。
【0024】また、本実施形態においては、カム22が
装着された軸(図5の軸23)端に設けられたプーリ2
4を、モータ28により(モータの回転軸に装着された
プーリ25とベルト26を介して)回転させることで、
カム22の駆動をモータ駆動としている。このモータ2
8はCPU30によって制御されるものである。
装着された軸(図5の軸23)端に設けられたプーリ2
4を、モータ28により(モータの回転軸に装着された
プーリ25とベルト26を介して)回転させることで、
カム22の駆動をモータ駆動としている。このモータ2
8はCPU30によって制御されるものである。
【0025】本実施形態では、所定のタイミングで用紙
センサ29が用紙を検出した場合、両面装置の横搬送部
でのジャムと判断して、CPU30からモータ28へ制
御信号を出力し、ガイドハウジング21を持ち上げるよ
うにモータ28が駆動される。これにより、ガイドハウ
ジング21が所定量だけ上昇し、図7に示すように、従
動コロ19a,b,cが駆動コロ18a,b,cから離
間する。
センサ29が用紙を検出した場合、両面装置の横搬送部
でのジャムと判断して、CPU30からモータ28へ制
御信号を出力し、ガイドハウジング21を持ち上げるよ
うにモータ28が駆動される。これにより、ガイドハウ
ジング21が所定量だけ上昇し、図7に示すように、従
動コロ19a,b,cが駆動コロ18a,b,cから離
間する。
【0026】ここで、本実施形態における駆動コロ18
a,b,cの駆動機構を図7により説明する。駆動コロ
18a,b,cの軸には夫々プーリ31a,31,b3
1cが装着されており、一番端の駆動コロ18aの軸に
は従動ギヤ32が設けられている。この従動ギヤ32
は、図示しない本体の駆動モータにより駆動される駆動
ギヤ34に噛み合わされ、これによって、駆動コロ18
a,b,cが回転するように構成されている。
a,b,cの駆動機構を図7により説明する。駆動コロ
18a,b,cの軸には夫々プーリ31a,31,b3
1cが装着されており、一番端の駆動コロ18aの軸に
は従動ギヤ32が設けられている。この従動ギヤ32
は、図示しない本体の駆動モータにより駆動される駆動
ギヤ34に噛み合わされ、これによって、駆動コロ18
a,b,cが回転するように構成されている。
【0027】そして、本実施形態では、図8に示すよう
に、横搬送部の駆動コロ18a,b,cと下ガイド板1
7を移動可能なユニット35として構成し、矢印A方向
にスライド移動可能に構成する。この可動ユニット35
は、図9に示すように、プリンタの本体1から引き出し
可能に構成されている。
に、横搬送部の駆動コロ18a,b,cと下ガイド板1
7を移動可能なユニット35として構成し、矢印A方向
にスライド移動可能に構成する。この可動ユニット35
は、図9に示すように、プリンタの本体1から引き出し
可能に構成されている。
【0028】このような構成により、本実施形態では、
両面装置10の横搬送部13でジャムが発生した場合に
は、用紙センサ29の検知出力によりガイドハウジング
21が自動的に上昇し、ユニット35を本体1から引き
出すことができるようになる。これにより、ユニット3
5を本体1から引き出すと、駆動コロ18上にあるジャ
ム紙Pを容易に取り除くことができる。
両面装置10の横搬送部13でジャムが発生した場合に
は、用紙センサ29の検知出力によりガイドハウジング
21が自動的に上昇し、ユニット35を本体1から引き
出すことができるようになる。これにより、ユニット3
5を本体1から引き出すと、駆動コロ18上にあるジャ
ム紙Pを容易に取り除くことができる。
【0029】ジャム処理が終了したら、ユニット35を
本体1内に押し込むことによって、駆動コロ18aの軸
に設けられた従動ギヤ32が本体内の駆動ギヤ34に噛
み合い、これによって、横搬送部13への(駆動コロ1
8a,b,cへの)駆動連結が行なわれる。
本体1内に押し込むことによって、駆動コロ18aの軸
に設けられた従動ギヤ32が本体内の駆動ギヤ34に噛
み合い、これによって、横搬送部13への(駆動コロ1
8a,b,cへの)駆動連結が行なわれる。
【0030】このように、本実施形態においては、両面
装置10の横搬送部13でジャムが発生した場合でも、
両面装置を本体1から引き抜くことなく、ユニット35
を本体1から引き出すだけできわめて容易にジャム処理
を行うことができる。すなわち、装置前面でのジャム処
理が可能となり、さらにジャム処理性を向上させること
ができる。
装置10の横搬送部13でジャムが発生した場合でも、
両面装置を本体1から引き抜くことなく、ユニット35
を本体1から引き出すだけできわめて容易にジャム処理
を行うことができる。すなわち、装置前面でのジャム処
理が可能となり、さらにジャム処理性を向上させること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、横搬送部に配設された少なくとも1対の
用紙搬送用駆動コロと従動コロの圧接を解除可能に設け
たので、横搬送部でジャムが発生した場合でも、両面装
置を引き抜くことなく、画像形成装置内で駆動コロと従
動コロの間からジャム紙を容易に除去することが可能と
なり、両面機構の横搬送部でのジャム処理性を向上させ
ることができる。
装置によれば、横搬送部に配設された少なくとも1対の
用紙搬送用駆動コロと従動コロの圧接を解除可能に設け
たので、横搬送部でジャムが発生した場合でも、両面装
置を引き抜くことなく、画像形成装置内で駆動コロと従
動コロの間からジャム紙を容易に除去することが可能と
なり、両面機構の横搬送部でのジャム処理性を向上させ
ることができる。
【0032】請求項2の構成により、駆動コロと従動コ
ロの圧接解除時に横搬送部に設けられた上下ガイド板の
間隔が広がるように構成されているので、ジャム紙の除
去性をより向上させることができる。
ロの圧接解除時に横搬送部に設けられた上下ガイド板の
間隔が広がるように構成されているので、ジャム紙の除
去性をより向上させることができる。
【0033】請求項3の構成により、駆動コロと従動コ
ロの圧接解除又は(及び)上下ガイド板の間隔拡大が駆
動機構により行なわれるので、手動で搬送コロの圧接解
除又は(及び)上下ガイド板の間隔を広げる必要がな
く、ジャム処理をより容易に行うことができる。
ロの圧接解除又は(及び)上下ガイド板の間隔拡大が駆
動機構により行なわれるので、手動で搬送コロの圧接解
除又は(及び)上下ガイド板の間隔を広げる必要がな
く、ジャム処理をより容易に行うことができる。
【0034】請求項4の構成により、横搬送部に用紙検
知センサを設け、この用紙検知センサが所定のタイミン
グで用紙を検出した場合に駆動コロと従動コロの圧接解
除又は(及び)上下ガイド板の間隔拡大が自動的に行な
われるので、両面機構の横搬送部でジャムが発生した場
合には自動的に搬送コロの圧接解除又は(及び)上下ガ
イド板の間隔拡大が行なわれ、ジャム処理をさらに容易
に行うことができる。
知センサを設け、この用紙検知センサが所定のタイミン
グで用紙を検出した場合に駆動コロと従動コロの圧接解
除又は(及び)上下ガイド板の間隔拡大が自動的に行な
われるので、両面機構の横搬送部でジャムが発生した場
合には自動的に搬送コロの圧接解除又は(及び)上下ガ
イド板の間隔拡大が行なわれ、ジャム処理をさらに容易
に行うことができる。
【0035】請求項5の構成により、横搬送部に配設さ
れた用紙搬送用駆動コロ又は従動コロのうちの下側のコ
ロ部材と、横搬送部に設けられた下ガイド板がユニット
化して設けられ、該ユニットを画像形成装置の前面に引
き出し可能に設けたので、両面機構の横搬送部でジャム
が発生した場合には上記ユニットを装置前面に引き出し
て、きわめて容易に装置前面でのジャム処理を行なうこ
とができる。
れた用紙搬送用駆動コロ又は従動コロのうちの下側のコ
ロ部材と、横搬送部に設けられた下ガイド板がユニット
化して設けられ、該ユニットを画像形成装置の前面に引
き出し可能に設けたので、両面機構の横搬送部でジャム
が発生した場合には上記ユニットを装置前面に引き出し
て、きわめて容易に装置前面でのジャム処理を行なうこ
とができる。
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一例である
プリンタの概略を示す断面構成図である。
プリンタの概略を示す断面構成図である。
【図2】従来のプリンタにおける横搬送部でのジャム処
理の様子を示す模式図である。
理の様子を示す模式図である。
【図3】本実施形態のプリンタにおける横搬送部の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】その横搬送部におけるジャム処理時の状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】その横搬送部のガイドハウジングを移動させる
ためのカム機構を示す斜視図である。
ためのカム機構を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態における横搬送部のガイ
ドハウジング移動機構を示す断面図である。
ドハウジング移動機構を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態における横搬送部の駆動
系の構成を示す模式図である。
系の構成を示す模式図である。
【図8】その横搬送部の駆動コロと下ガイド板からなる
ユニットが移動可能に構成された様子を示す模式図であ
る。
ユニットが移動可能に構成された様子を示す模式図であ
る。
【図9】本発明の他の実施形態における横搬送部のジャ
ム処理の様子を示す模式図である。
ム処理の様子を示す模式図である。
1 プリンタ本体 10 両面ユニット 13 横搬送部 16 上ガイド板 17 下ガイド板 18 駆動コロ 19 従動コロ 21 ガイドハウジング 22 偏心カム 28 モータ 29 用紙センサ 35 可動ユニット
Claims (5)
- 【請求項1】 画像形成後の用紙を用紙反転部にて反転
させ、該用紙を横搬送部を介して再度画像形成部に送り
込む両面機構を備えた画像形成装置において、 前記横搬送部に配設された少なくとも1対の用紙搬送用
駆動コロと従動コロの圧接を解除可能に設けたことを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記駆動コロと従動コロの圧接解除時に
前記横搬送部に設けられた上下ガイド板の間隔が広がる
ように構成されていることを特徴とする、請求項1に記
載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記駆動コロと従動コロの圧接解除又は
(及び)前記上下ガイド板の間隔拡大が駆動機構により
行なわれることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
画像形成装置。 - 【請求項4】 前記横搬送部に用紙検知センサを設け、
該用紙検知センサが所定のタイミングで用紙を検出した
場合に前記駆動コロと従動コロの圧接解除又は(及び)
前記上下ガイド板の間隔拡大が自動的に行なわれること
を特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記横搬送部に配設された用紙搬送用駆
動コロ又は従動コロのうちの下側のコロ部材と、横搬送
部に設けられた下ガイド板がユニット化して設けられ、
該ユニットを画像形成装置の前面に引き出し可能に設け
たことを特徴とする、請求項1〜4に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35761299A JP2001171917A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35761299A JP2001171917A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171917A true JP2001171917A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18455023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35761299A Pending JP2001171917A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001171917A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120038100A1 (en) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | Jung Kijo | Sheet feeding apparatus with buffer function and method thereof |
CN102826398A (zh) * | 2012-09-20 | 2012-12-19 | 竞陆电子(昆山)有限公司 | 传送滚轮处电路板防卡装置 |
US8657282B2 (en) | 2011-09-30 | 2014-02-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
-
1999
- 1999-12-16 JP JP35761299A patent/JP2001171917A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120038100A1 (en) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | Jung Kijo | Sheet feeding apparatus with buffer function and method thereof |
US8657282B2 (en) | 2011-09-30 | 2014-02-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
CN102826398A (zh) * | 2012-09-20 | 2012-12-19 | 竞陆电子(昆山)有限公司 | 传送滚轮处电路板防卡装置 |
CN102826398B (zh) * | 2012-09-20 | 2017-04-26 | 竞陆电子(昆山)有限公司 | 传送滚轮处电路板防卡装置 |
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