JP2001171179A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
逐次光学スポットを変化させることで、所望のスクリー
ン角に適した光学スポット像を得る。 【解決手段】 絞り形状を出力画像パターンに対して逐
次変化させる手段として、回転可能な円形基盤12にC
MLK各色を形成するスクリーン角に対応した絞り形状
を配置させ、これを各色の像露光時に回転させ、絞りを
発光素子の前面に配置することにより所望の光学スポッ
トを像担持体上で得る。11は半導体レーザ、13はf
Θレンズ、14は像面での光学スポットの投影図であ
る。このような構成により、従来例に比べてC、M、K
各色およびCMYK各色を重ねて出力したプロセスグレ
ーのハーフトーン画像の粒状性を著しく向上させること
ができる。
Description
し、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、製版シ
ステムなどに用いる電子写真方式の画像記録装置に関す
る。
騒音のプリンタとして、電子写真方式を採用したレーザ
ビームプリンタが知られている。このレーザビームプリ
ンタは、像担持体にレーザビームを照射されるかされな
いかの2値記録により、文字や図形などの画像を形成す
るようにしたもので、文字、図形などの記録であれば、
中間調濃度を記録する必要がなく、簡易な構造とするこ
とができる。また、この様な2値記録方式のプリンタで
あっても、ディザ法や濃度パターン法などの面積階調に
よる中間調再現法を採用することにより中問調を表現す
ることができる。
ザビームを回転反射体により走査し、集光レンズを介し
て像把持体上に結像させて画像を形成する走査光学系
や、LEDなどの発光素子を像把持体に平行に配置し、
セルフォックレンズを介して像把持体上に集光し、画像
を形成する固定光学系が使用できる。
学スポット情報が分布を持ち、かつ大きさも所望の画素
面積よりも大きいため、十分な解像度を得ることが難し
く、高精細な画像出力を実現するためにビームスポット
の小径化や、感光体の高解像化技術が提案されている。
例えば、レーザを用いた走査光学系を使用するときに
は、レーザ光の波長を短波長化したり、fΘレンズのN
A(開口数)を大きくしたりすることなどが必要となる
が、このような方法を用いると高価なレーザを使用しな
ければならず、またレンズやスキャナの大型化および焦
点深度の低下に伴って走査光学系に要求されている機械
精度の向上などから、装置本体の大型化とコストの上昇
とが避けられないという問題が生じる。
を実現するために、図7に示すように、レーザ光学系に
おいては、スポット径の主走査方向aを小さく、副走査
方向bを大きく楕円形に近い形状cにし、これをパルス
幅変調dにより画像信号によってレーザビームの照射時
間を段階的に変化させるいわゆるPWM方式により中間
調の画素形成を行うことが提案、実施されている。
ン画像を形成する際、中間調画像を形成するスクリーン
の角度と、露光に使用する光学スポットの像画に投影さ
れた光量分布の長軸の角度を調整することにより、より
高精細な画像出力を可能とすることが提案されている。
更に詳しく説明する。図8において、71は半導体レー
ザ、72は回転反射体、73はfΘレンズ、74は像担
持体、75は像面での光学スポットの投影図、76は画
像パターン、光学スポットの傾きの基準となる主走査方
向の基準線、mは像面での光学スポット形状の長軸の向
き、nは像面での光学スポット形状の短軸の向き、Θ2
は傾きの基準線と像面での光学スポット形状の長軸との
なす角度である。また、図9において、81は従来のス
ポット形状の像担持体での投影像、82は本発明で使用
するスポット形状の像担持体での投影像、83は画像パ
ターン、84は従来の光学スポットで像露光したときの
光量分布、85は本発明の光学スポットで像露光したと
きの光量分布、86は、画像84をある輝度値でスライ
スした画像、87は、画像85をある輝度値でスライス
した画像、Θ1は光学スポットの長軸のなす角度、pは
光学スポットの長軸の向きである。
き、像露光に用いる光学スポット75の長軸mの角度Θ
2がΘ1と略一致する様に調節する。例えば、45°のス
クリーン角を有するハーフトン画像83を形成すると
き、楕円形のレーザスポット75の長軸mを画像スクリ
ーン角度pと略平行となる角度で配置して像形成を行
う。以上の構成で得られた露光分布85と、像画に投影
したときの形状の長軸が副走査方向に水平に配置された
光学スポット81により像露光をおこなったときの露光
分布85とを比較すると、画像パターンのスクリーン角
と同角度で光照射をおこなった積算露光分布84におい
て、露光部と非露光部のコントラストで優位性がみてと
れる。このように、ある露光量でスライスした画像8
6、87で比べると、優位性がはっきりみてとれる。
置を示す構成図で、イメージスキャナ部50において、
原稿Dはランプで照射され、ミラーやレンズを介してC
CD上に像を結び、フルカラー情報として信号処理部に
送られる。キャリッジ51は所定の速度で原稿D全面を
走査する。信号処理部においては、読み取られた画像信
号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、
イエロー(Y)、ブラック(K)の各成分に分解し、プ
リンタ部60に送る。また、イメージスキャナ部50に
おける1回の原稿走査につき、M、C、Y、Kのうちひ
とつの成分がプリンタ部60に送られ、計4回の原稿走
査によって、1回のプリントアウトが完了する。
M、C、Y、Kの各画像信号は、レーザドライバに送ら
れ、このレーザドライバは、送られてきた画像信号に応
じ、半導体レーザを変調駆動する。レーザ光はポリゴン
ミラー52、fΘレンズ53、ミラーを介して、感光ド
ラム54上を走査する。56は回転現像器であり、マゼ
ンタ現像部56、シアン現像部57、イエロー現像部5
8、ブラック現像部59より構成され、4つの現像部が
交互に感光ドラム54に接し、感光ドラム54上に形成
された静電現像をトナーで現像する。61は転写ドラム
で、用紙カセット63、64より供給される用紙をこの
転写ドラム61に巻き付け、感光ドラム54上に現像さ
れた像を用紙に転写する。このようにして、M、C、
Y、Kの4色が順次転写された後に、用紙は定着ユニッ
ト62を通過して、トナーが用紙に定着された後に排紙
される。
いは各色ごとに一対の像担持体と光学系が具備されたカ
ラープリンタを用いることで実施可能であったが、例え
ば、図6に示すように、単一の光学系でCMYK各色の
像露光をおこなうタイプのカラープリンタにおいては実
施することが難しい。
せて出力するカラープリンタにおいては、モアレの発生
を防止するため、各色ごとにスクリーン角を変えて画像
出力することによる。つまり、単一の光学系、言い換え
るとある定型パターンの露光プロファイルで、CMYK
各色のスクリーン角に最した露光分布を得ることは不可
能であることによる。
たもので、その目的とするところは、出力しようとする
画像パターンにあわせて、逐次光学スポットを変化させ
ることで、所望のスクリーン角に適した光学スポット像
を得ることの出来る画像記録装置を提供するものであ
る。
題を達成するために、請求項1に記載の発明は、光導電
性の像担持体と、該像担持体を均一帯電する帯電手段
と、該帯電手段による帯電後の前記像担持体の表面を像
露光して静電潜像を形成する露光手段と、該露光手段に
より形成された前記静電潜像にトナーを付着させてトナ
ー像を形成する現像手段と、該現象手段により得られた
トナー像を普通紙などの最終支持部材に転写する転写手
段とを備えた画像記録装置であって、画像を形成するパ
ターンの主たる成分を含む角度と、像露光する光学スポ
ットの照射面に投影したときの形状の長軸の角度を適宜
調整し、出力画像によって像露光に用いる光量分布の角
度を逐次変化させることを特徴とするものである。
持体上で投影像が傾いたプロファイルを得る手段とし
て、絞り形状を調整する手段を用いたことを特徴とする
ものである。
又は2に記載の発明において、前記像露光に用いる光源
の絞り形状を出力画像パターンに応じて逐次変化させる
ことを特徴とするものである。
又は3に記載の発明において、前記絞り形状を複数有す
る基盤を具備することを特徴とするものである。
に記載の発明において、前記基盤が円盤状であることを
特徴とするものである。
に記載の発明において、前記基盤が方形状であることを
特徴とするものである。
乃至6いずれかに記載の発明において、前記絞り形状が
楕円形状であることを特徴とするものである。
乃至7いずれかに記載の発明において、前記絞り形状を
各色ごとに選択してカラー画像出力をすることを特徴と
するものである。
に記載の発明において、前記絞り形状が回転可能な方形
状であることを特徴とするものである。
1乃至9いずれかに記載の発明において、前記画像パタ
ーンの主たる成分を含む角度と、前記像担持体の表面を
像露光する光学スポットの光量分布の照射面に投影した
ときの形状の長軸の角度を略平行にすることを特徴とす
るものである。
1乃至9いずれかに記載の発明において、前記画像パタ
ーンの主たる成分を含む角度と、該像担持体の表面を像
露光する光学スポットの1/e2における形状の長軸の
角度を略平行にすることを特徴とするものである。
1乃至11いずれかに記載の発明において、前記画像の
中間調領域を表現する手法としてディザ法を利用するこ
とを特徴とするものである。
1乃至11いずれかに記載の発明において、前記画像の
中間調領域を表現する手法として濃度パターン法を利用
することを特徴とするものである。
1乃至13いずれかに記載の発明において、前記中間調
を表現する際のハーフトーン画像がスクリーン角度を有
することを特徴とするものである。
1乃至14いずれかに記載の発明において、前記像担持
体の表面を像露光する露光装置として、走査光学系を使
用することを特徴とするものである。
1乃至15いずれかに記載の発明において、前記複数の
像担持体を有し、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)、ブラック(K)の4色を用い、フルカラー
画像出力をすることを特徴とするものである。
1乃至16いずれかに記載の発明において、前記像担持
体の表面を像露光する露光装置として、シアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)各色
の網点スクリーン角度が異なることを特徴とするもので
ある。
基盤にCMYK各色を形成するスクリーン角に対応した
絞り形状を配置させ、これを各色の像露光時に回転さ
せ、絞りを発光素子の前面に配置することにより所望の
光学スポットを像担持体上で得ることができる。
せ、これをスライド移動させることで画像パターンに適
した光学スポット像を像担持体上で実現することもでき
る。
させ、各色のスクリーン角に適した光学スポット形状を
得ることも可能である。
系よりカラー画像出力の際に必要となる、複数の画像パ
ターンの作像プロセスを実現するものである。
施例について説明する。
を示す概略図で、感光ドラム1とその周りに配置された
帯電器2、画像露光器7、現像器8、転写帯電器4、及
び定着器5、クリーニング部材6から成る電子写真記録
装置を示している。なお、Aは記録紙である。
として、電荷発生層と電荷輸送層の2層構造よりなる、
機能分離タイプや単層型のものが使用できる。
リッドよりなるコロナ帯電器を用いたコロナ帯電方式、
像担持体に接触させた帯電ローラに直流あるいは直流と
交流の重畳バイアスを印加して帯電するローラ帯電方式
などが挙げられる。
ザを使用したスキャナタイプのものや、LEDに集光装
置であるセルフォックレンズを介して像露光をおこなう
もの、または、EL素子やプラズマ発光素子など、その
他の光学系も使用することができる。本発明では、絞り
形状を最適化することで所望の露光プロファイルを像面
上で得る。所望のスポット形状に対し、絞り形状を最適
化する際、像面上でのスポット形状とほぼ像画では、お
およそ図5のように点対象の関係で結像スポットが得ら
れる。これは、fΘレンズ41において結像されるスポ
ット(点像)の直径をW、fΘレンズ41のFナンバをF
とすると、W=1.64λF=1.64λ(f/Wo)の
関係が成立することによる。ここで、WoはfΘレンズ
41へ入射するレーザビームの直径である。
ほど出力されたビーム径は小さく、入力されたビーム径
が小さいほど出力されるビーム径は大きくなることによ
る。
階調制御や、デイザ法などの面積階調法、レーザ光強度
変調、あるいはこれらを組み合わせた制御法を使用する
ことができる。
対して逐次変化させる手段として、例えば、図2に示す
ように、回転可能な円形基盤12にCMLK各色を形成
するスクリーン角に対応した絞り形状を配置させ、これ
を各色の像露光時に回転させ、絞りを発光素子の前面に
配置することにより所望の光学スポットを像担持体上で
得る。ここで、11は半導体レーザ、13はfΘレン
ズ、14は像面での光学スポットの投影図である。
動基盤22に複数の絞りを配置させ、これをスライド移
動させることで画像パターンに適した光学スポット像を
像把持体上で実現することもできる。ここで、21は半
導体レーザ、23はfΘレンズ、24は像面での光学ス
ポットの投影図である。
32を任意の角度に回転させ、各色のスクリーン角に適
した光学スポット形状を得ることも可能である。ここ
で、31は半導体レーザ、33はfΘレンズ、34は像
面での光学スポットの投影図である。
光光学系よりカラー画像出力の際に必要となる、複数の
画像パターンの作像プロセスを実現することができる。
送し、現像ニップで非接触で像担持体上に飛翔現像させ
る磁性1成分の非接触現像方式、あるいは現像ニップで
像担持体に接触させて現像処理をおこなう磁性接触現像
方式、非磁性トナーをプレードにより規制して帯電さ
せ、現像スリーブに担時して搬送し、現像ニップにおい
て非接触でトナーを飛翔現像させる非磁性1成分の非接
触現像方式、あるいは現像ニップで像担持体に接触させ
現像処理をおこなう非磁性1成分の接触現像方式、同じ
く非磁性トナーを磁性粉体であるキャリアに混合させ同
じく現像スリーブで現像ニップまで搬送して像処理をお
こなう2成分現像方式など様々な現像法を使用すること
が可能である。
な力を利用た転写方式を使用することができる。電気的
な力を利用して転写をおこなう方法として、コロナワイ
ヤーによりトナーの帯電極性と逆極性の直流バイアスを
印加して転写をおこなうコロナ転写方式、105〜10
12の電気抵抗値を示す部材を表層に有するローラを当接
させ、トナーと逆極性のバイアスを印加するローラ転写
方式などが挙げられる。
フルカラー画像の出力をおこなった。その構成は図6に
示すように、一体の像把持体とCMYK各色を順次現像
する回転現像系を有し、CMYK各色の像形成には60
0dpiの4値出力により150線の網点スクリーンを
用い、そのときのスクリーン角をそれぞれ15°、45
°、90°、75°とする。
mWの半導体レーザを使用したスキャナタイプのものを
用い、露光装置には主走査軸に対して画像のスクリーン
角と主走査軸に対して線対称となる方向にそれぞれ15
°、45°、90°、75°の角度を有した楕円形状の
絞りを各色露光時に順次挿入し、図1の感光ドラム1上
での光学スポットの長軸の角度が略15°、45°、9
0°、75°、ピークより1/e2におけるスポット形
状の短軸×長軸の径が略50×80μmとなるように構
成した。
る手段として、図2に示すように複数の楕円形状の絞り
を備えた円盤状の基盤12を、各色の像露光時に発光レ
ーザ前面に回転配置させる方式を用いる。このような構
成により各色に用いるスクリーン角に最適な像露光を可
能とする。
50Hz、800Vpp、−500Vdcの帯電バイア
スを印加し、像把持体表面を−500Vに帯電させた。
現像方式には磁性1成分の非接触現像を用い、現像スリ
ーブと像担持体の再近接部の距離を300μm、現像バ
イアスを周波数1800Hz、交流成分800Vpp、
直流成分350Vdcの重畳バイアスを印加することに
より現像をおこなった。その結果は、表1に示すよう
に、従来例に比べてC、M、K各色およびCMYK各色
を重ねて出力したプロセスグレーのハーフトーン画像の
粒状性が著しく向上した。
フルカラー画像の出力をおこなった。その構成は図6に
示すように、一体の像担持体とCMYK各色を順次現像
する回転現像系を有し、CMYK各色の像形成には60
0dpiの4値出力により150線の網点スクリーンを
用い、そのときのスクリーン角をそれぞれ15°、45
°、90°、75°とする。
mWの半導体レーザを使用したスキャナタイプのものを
用い、露光装置には主走査軸に対して画像のスクリーン
角と主走査軸に対して線対称となる方向に15°、45
°、90°、75°の角度を有した楕円形状の絞りを各
色露光時に順次挿入し、図1の感光ドラム1上での光学
スポットの長軸の角度が略15°、45°。90°、7
5°、ピークより1/e2におけるスポット形状の短軸
×長軸の径が略50×80μmとなるように構成した。
る手段として、図3に示すように複数の楕円形状の絞り
を備えた方形状の基盤22を、各色の像露光時に発光レ
ーザの前面にスライドさせ順次配置させる方式を用い
る。このような構成により各色に用いるスクリーン角に
最適な像露光を可能とする。
50Hz、800Vpp、−500Vdcの帯電バイア
スを印加し、像担持体表面を−500Vに帯電させた。
現像方式には磁性1成分の非接触現像を用い、現像スリ
ーブと像担持体の再近接部の距離を300Vm、現像バ
イアスを周波数1800Hz、交流成分800Vpp、
直流成分350Vdcの重畳バイアスを印加することに
より現像をおこなった。その結果は、表2に示すよう
に、従来例であるスポット形状を最適化していなものに
比べてC、M、K各色およびCMYK各色を重ねて出力
したプロセスグレーのハーフトーン画像の粒状性が著し
く向上した。
フルカラー画像の出方をおこなった。その構成は図6に
示すように、一体の像担持体とCMYK各色を順次現像
する回転現像系を有し、CMYK各色の像形成には60
0dpiの4値出力により150線の網点スクリーンを
用い、そのときのスクリーン角をそれぞれ15°、45
°、90°、75°とする。
mWの半導体レーザを使用したスキャナタイプのものを
用い、露光装置には主走査軸に対して画像のスクリーン
角と主走査軸に対して線対称となる方向にそれぞれ15
°、45°、90°、75°の角度となるように回転さ
せ、図1の感光ドラム1上での光学スポットの長軸の角
度が略15°、45°、90°、75°、ピークより1
/e2におけるスポット形状の短軸×長軸の径が略50
×80μmとなるように構成した。
せる手段として、図4に示すように回転可能な方形状の
絞り32を各色露光時に順次回転させる方式を用いる。
このような構成により各色に用いるスクリーン角に最適
な像露光を可能とする。
50Hz、800Vpp、−500Vdcの帯電バイア
スを印加し、像担持体表面を−500Vに帯電させた。
現像方式には磁性1成分の非接触現像を用い、現像スリ
ーブと像担持体の再近接部の距離を300μm、現像バ
イアスを周波数1800Hz、交流成分800Vpp、
直流成分350Vdcの重畳バイアスを印加することに
より現像をおこなった。その結果は、表3に示すよう
に、従来例であるスポット形状を最適化していなものに
比べてCMYK各色を重ねて出力したプロセスグレーの
ハーフトーン画像の粒状性が著しく向上した。
導電性の像担持体と、像担持体を均一帯電する帯電手段
と、帯電手段による帯電後の像担持体の表面を像露光し
て静電潜像を形成する露光手段と、露光手段により形成
された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成す
る現像手段と、現象手段により得られたトナー像を普通
紙などの最終支持部材に転写する転写手段とを備え、画
像を形成するパターンの主たる成分を含む角度と、像露
光する光学スポットの照射面に投影したときの形状の長
軸の角度を適宜調整し、出力画像によって像露光に用い
る光量分布の角度を逐次変化させるようにしたので、単
一の光学系を用いたフルカラープリンタにおいても、C
MYK各色に最適な潜像形成を可能とし、粒状性の良い
良好なハーフトーン画像の形成を実現することができ
る。
各色の像露光時に発光レーザの前面に回転配置させたの
で、従来例に比べてC、M、K各色およびCMYK各色
を重ねて出力したプロセスグレーのハーフトーン画像の
粒状性を著しく向上させることができる。
各色の像露光時に発光レーザの前面にスライドさせて順
次配置させたので、従来例であるスポット形状を最適化
していなものに比べてC、M、K各色およびCMYK各
色を重ねて出力したプロセスグレーのハーフトーン画像
の粒状性を著しく向上させることができる。
時に順次回転させたので、従来例であるスポット形状を
最適化していなものに比べてCMYK各色を重ねて出力
したプロセスグレーのハーフトーン画像の粒状性を著し
く向上させることができる。
図である。
る。
る。
る。
基本特性を説明するための概念図である。
概念図である。
る。
である。
るための概念図である。
主走査方向の基準線 81 従来例のスポット形状の像担持体での投影像 82 本発明で使用するスポット形状の像把持体での投
影像 83 画像パターン 84 従来例の光学スポットで像露光をしたときの光量
分布 85 本発明の光学スポットで像露光したときの光量分
布 86 図54をある輝度値でスライスした画像 87 図55をある輝度値でスライスした画像 Θ1 光学スポットの長軸のなす角度 Θ2 傾きの基準線と像画での光学スポット形状の長軸
とのなす角度 A 記録紙 D 原稿 a 任意の解像度の1画素分の主走査方向の長さ b 任意の解像度の1画素分の副走査方向の長さ c 従来例のスポット形状 d PWM駆動信号 f 連像から像画のまでの距離 m 像画での光学スポット形状の長軸の向き n 像画での光学スポット形状の短軸の向き p 光学スポットの長軸の向き W01 入射光のスポットが大きいとき W02 入射光のスポットが小さいとき W1 W01の入射光より得られる結像光 W2 W02の入射光より得られる結像光
Claims (17)
- 【請求項1】 光導電性の像担持体と、該像担持体を均
一帯電する帯電手段と、該帯電手段による帯電後の前記
像担持体の表面を像露光して静電潜像を形成する露光手
段と、該露光手段により形成された前記静電潜像にトナ
ーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、該現象
手段により得られたトナー像を普通紙などの最終支持部
材に転写する転写手段とを備えた画像記録装置であっ
て、 画像を形成する画像パターンの主たる成分を含む角度
と、像露光する光学スポットの照射面に投影したときの
形状の長軸の角度を適宜調整し、出力画像によって像露
光に用いる光量分布の角度を逐次変化させることを特徴
とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記像担持体上で投影像が傾いたプロフ
ァイルを得る手段として、絞り形状を調整する手段を用
いたことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記像露光に用いる光源の絞り形状を出
力画像パターンに応じて逐次変化させることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記絞り形状を複数有する基盤を具備す
ることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像記録装
置。 - 【請求項5】 前記基盤が円盤状であることを特徴とす
る請求項4に記載の画像記録装置。 - 【請求項6】 前記基盤が方形状であることを特徴とす
る請求項4に記載の画像記録装置。 - 【請求項7】 前記絞り形状が楕円形状であることを特
徴とする請求項2乃至6いずれかに記載の画像記録装
置。 - 【請求項8】 前記絞り形状を各色ごとに選択してカラ
ー画像出力をすることを特徴とする請求項2乃至7いず
れかに記載の画像記録装置。 - 【請求項9】 前記絞り形状が回転可能な方形状である
請求項8に記載の画像記録装置。 - 【請求項10】 前記画像パターンの主たる成分を含む
角度と、該像担持体の表面を像露光する光学スポットの
光量分布の照射面に投影したときの形状の長軸の角度を
略平行にすることを特徴とする請求項1乃至9いずれか
に記載の画像記録装置。 - 【請求項11】 前記画像パターンの主たる成分を含む
角度と、該像担持体の表面を像露光する光学スポットの
1/e2における形状の長軸の角度を略平行にすること
を特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の画像記録
装置。 - 【請求項12】 前記画像の中間調領域を表現する手法
としてディザ法を利用することを特徴とする請求項1乃
至11いずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項13】 前記画像の中間調領域を表現する手法
として濃度パターン法を利用することを特徴とする請求
項1乃至11いずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項14】 前記中間調を表現する際のハーフトー
ン画像がスクリーン角度を有することを特徴とする請求
項1乃至13いずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項15】 前記像担持体の表面を像露光する露光
装置として、走査光学系を使用することを特徴とする請
求項1乃至14いずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項16】 前記複数の像担持体を有し、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の4色を用いてフルカラー画像出力をすることを
特徴とする請求項1乃至15いずれかに記載の画像記録
装置。 - 【請求項17】 前記像担持体の表面を像露光する露光
装置として、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(K)各色の網点スクリーン角度が異
なることを特徴とする請求項1乃至16いずれかに記載
の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36309399A JP2001171179A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36309399A JP2001171179A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171179A true JP2001171179A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18478490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36309399A Pending JP2001171179A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001171179A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011209437A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kyocera Corp | 電子写真感光体および画像形成装置 |
JP2011209438A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36309399A patent/JP2001171179A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011209437A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kyocera Corp | 電子写真感光体および画像形成装置 |
JP2011209438A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
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