JP2001171166A - 光プリンタヘッド - Google Patents
光プリンタヘッドInfo
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- JP2001171166A JP2001171166A JP35485099A JP35485099A JP2001171166A JP 2001171166 A JP2001171166 A JP 2001171166A JP 35485099 A JP35485099 A JP 35485099A JP 35485099 A JP35485099 A JP 35485099A JP 2001171166 A JP2001171166 A JP 2001171166A
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Abstract
ジングに固定されているロッドレンズアレイと基板上の
発光素子アレイチップとの相対的な位置関係を微修正す
ることができる光プリンタヘッドを提供する。 【解決手段】ロッドレンズアレイ3が固定されているハ
ウジング4を、複数個の発光素子アレイチップ2が一列
状に搭載されている矩形状の基板1上に、ロッドレンズ
アレイ3が発光素子アレイチップ2上に位置するように
して配設させてなる光プリンタヘッドであって、前記ハ
ウジング4に、基板1の長手方向両端に係止され、かつ
各々が少なくとも発光素子アレイチップ2の列と直交す
る方向に移動する一対の係止部5を設ける。
Description
タ等の露光手段として用いられる光プリンタヘッドに関
するものである。
段としてLEDアレイヘッド等の光プリンタヘッドが用
いられている。
は、例えば図4に示す如く、ロッドレンズアレイ13が
固定されているハウジング14を、複数個のLEDアレ
イチップ12が一列状に搭載されている矩形状の基板1
1上に、ロッドレンズアレイ13がLEDアレイチップ
12の真上に位置するようにして配設させた構造のもの
が知られており、前記LEDアレイチップ12の発光ダ
イオード素子12aを外部からの画像データに対応させ
て個々に選択的に発光させるとともに、該発光した光を
ロッドレンズアレイ13を介して外部の感光体に照射
し、感光体に所定の潜像を形成することによって光プリ
ンタヘッドとして機能する。そして、感光体に形成され
た潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像とな
り、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによ
って記録紙に所定の画像が記録される。
に向かって延びる基準ピン15がハウジング14と一体
的に形成されており、この基準ピン15を基板11に設
けておいた基準穴11aに挿入することによってハウジ
ング14に保持されているロッドレンズアレイ13を基
板11上のLEDアレイチップ12に対して位置決めす
るようにしていた。
ヘッドを搭載した電子写真プリンタを用いて写真等の高
精彩画像を記録する場合、良好な画像を得るには感光体
に照射される光の強度を均一になす必要があり、これに
はロッドレンズアレイ13の光軸をLEDアレイチップ
12に対して高精度に位置決めすることが重要とされて
いる。
ヘッドにおいては、基準ピン15の穴部11aへの挿入
によってロッドレンズアレイ13の位置が決定されてし
まうことから、ロッドレンズアレイ13やLEDアレイ
チップ12の搭載精度、基準穴11aや基準ピン15の
位置精度等のばらつきに起因してロッドレンズアレイ1
3の光軸がLEDアレイチップ12上から大きくずれて
いたり、或いは、外部からの振動や熱等が印加されるこ
とによってロッドレンズアレイ13とLEDアレイチッ
プ12の位置関係に大きなずれが生じた場合には、感光
体に照射される光の強度が不均一になり、画像が不鮮明
なものとなる欠点を有し、また、このような不具合を解
消するには、光プリンタヘッドを分解して最初から組み
立て直す必要があり、このことは光プリンタヘッドの生
産性を向上させるにあたり大きな障害となっていた。
案出されたもので、本発明の光プリンタヘッドは、ロッ
ドレンズアレイが固定されているハウジングを、複数個
の発光素子アレイチップが一列状に搭載されている矩形
状の基板上に、前記ロッドレンズアレイが前記発光素子
アレイチップ上に位置するようにして配設させてなる光
プリンタヘッドであって、前記ハウジングは、前記基板
の長手方向両端に係止される一対の係止部を有してお
り、かつ該係止部の各々は少なくとも発光素子アレイチ
ップの列と直交する方向に移動可能としたことを特徴と
するものである。
て詳細に説明する。図1は本発明の一形態に係る光プリ
ンタヘッドの分解斜視図、図2は図1の光プリンタヘッ
ドを主走査方向にかかる断面で見た縦断面図、図3は図
1の光プリンタヘッドを副走査方向にかかる断面で見た
横断面図であり、1は基板、1aは基板に設けた基準
穴、2は発光素子アレイチップとしてのLEDアレイチ
ップ、3はロッドレンズアレイ、4はハウジング、5は
係止部としての偏心ピンである。
ラス,セラミック等の電気絶縁性材料によって矩形状を
なすように形成され、その長手方向の両端には各々が円
形をなす一対の基準穴1aが設けられている。
ップ2や図示しない回路パターン,ドライバーIC等を
支持するための支持母材として機能するものであり、そ
の両端に設けられている基準穴1aには後述する偏心ピ
ン5が挿入される。
シ樹脂から成る場合、ガラス糸を用いて形成したガラス
布基材に液状のエポキシ樹脂を含浸させて硬化し、これ
を所定の矩形状に切断・加工することによって製作さ
れ、得られた基板1の両端にドリルやパンチを用いて穴
あけを行うことにより基準穴1aが形成される。この基
準穴1aの径は、基準穴1aと偏心ピン5との間に僅か
な遊びができる程度に偏心ピン5の径よりも若干大きく
設定される。
Dアレイチップ2が一列状に搭載される。
々の上面に例えば600dpiのドット密度で直線状に
配列された多数の発光ダイオード素子2aを有してお
り、これら発光ダイオード素子2aに基板上面の回路パ
ターンを介して電源電力が印加されると、発光ダイオー
ド素子2aが所定の輝度で発光するようになっている。
は、例えばGaAlAs系やGaAsP系の発光ダイオ
ード素子等が好適に使用され、かかる発光ダイオード素
子2aを有するLEDアレイチップ2は従来周知の半導
体製造技術を採用することによって製作される。
た基板1上にはハウジング4が配置される。
3を保持するとともに、該レンズアレイ3とLEDアレ
イチップ2との間の空間を密閉するためのものであり、
LEDアレイチップ2の真上に帯状の開口4aを有し、
この開口4aにロッドレンズアレイ3を嵌挿させた状態
で固定することによってロッドレンズアレイ3を保持す
るようになっている。
マー等のプラスチック材料を従来周知の射出成形法によ
り所定形状に加工することによって製作され、得られた
ハウジング4の開口4aにロッドレンズアレイ3を嵌挿
した上、ロッドレンズアレイ3の側面と開口4aの内面
に接着剤(図示せず)を流し込むことでロッドレンズア
レイ3がハウジング4に固定される。
ロッドレンズアレイ3は、LEDアレイチップ2の列よ
りも長い正立等倍型のレンズであり、直線状に配列され
た多数の棒状レンズ3a、或いは千鳥状に配列された多
数の棒状レンズ3aを枠体3b内に配設した構造を有し
ている。
イチップ2の発光面上に位置しているため、LEDアレ
イチップ2の発光ダイオード素子2aが光を発すると、
これらの光を外部の感光体に照射・結像させるようにな
っている。
レイチップ2に対する位置合わせは、ハウジング4に取
着されている一対の偏心ピン5を用いて行われる。
の長手方向の両側でハウジング4を貫通するようにして
取着されており、ハウジング4の外側に配設される回転
輪5a等を回転させることによってハウジング4の内側
に突出する基準ピン5bがLEDアレイチップ2の列と
直交する方向(副走査方向)に例えば中心値から±0.
5mmの範囲内で移動するようになっている。
りも下方に突出する基準ピン5bの部分が基板1の基準
穴1aに挿入されて基板1に係止されるようになってお
り、ハウジング4を基板1上に配置させた後でも回転輪
5a等を回転させることによって副走査方向にかかるハ
ウジング4と基板1との相対的な位置関係を微修正する
ことができる。
レイチップ2の搭載精度、基準穴1aの位置精度等のば
らつきに起因してロッドレンズアレイ3の光軸がLED
アレイチップ2の発光ダイオード素子2a上から大きく
ずれていたり、或いは、外部からの振動や熱等によって
ロッドレンズアレイ3とLEDアレイチップ2の位置関
係に大きなずれが生じた場合であっても、偏心ピン5を
上述の如く移動させることによってロッドレンズアレイ
3の位置を正確かつ簡単に位置修正することができ、こ
れによって感光体に照射される光の強度を均一化して鮮
明な画像を形成することが可能となる。
修正は、発光ダイオード素子2aの発する光の強度を結
像位置で測定しながら行われ、この測定値が主走査方向
にわたり均一な所定の値となるように各々の偏心ピン5
をLEDアレイチップ2の列と直交する方向(副走査方
向)に可動させる。
修正するのに光プリンタヘッドを分解して組み立て直す
必要は一切なく、位置修正の作業性を良好となして光プ
リンタヘッドの生産性を向上させることができる。
から成るベースプレート6の上面に載置され、該ベース
プレート6によって基板1が支持されるようになってい
る。
穴1aと対応する位置に穴部6aが設けられており、基
準穴1aを貫通した偏心ピン5をこの穴部6aにも嵌挿
させておくことによって偏心ピン5がより安定的に保持
されることとなる。
ムから成る場合、アルミニウムのインゴット(塊)を従
来周知の金属加工法により所定厚みの板体を製作し、し
かる後、板体の所定位置にドリル等を用いて穴あけする
ことによって穴部6aが形成される。
EDアレイチップ2の発光ダイオード素子2aに画像デ
ータに対応させて所定の電力を印加し、発光ダイオード
素子2aを個々に選択的に発光させるとともに、該発光
した光をロッドレンズアレイ3を介して外部の感光体に
照射・結像させ、感光体に所定の潜像を形成することに
よって光プリンタヘッドとして機能する。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能である。
ヘッドを例に説明したが、それ以外の光プリンタヘッ
ド、例えば、ELヘッド、プラズマドットヘッド、液晶
シャッタヘッド、蛍光ヘッド、PLZT等にも適用可能
である。
板に係止させた係止部を発光素子アレイチップの列と直
交する方向に移動させることにより、ハウジングを基板
上に配置させた後でも、ハウジングに固定されているロ
ッドレンズアレイと基板上の発光素子アレイチップとの
相対的な位置関係を微修正することができる。従って、
ロッドレンズアレイの光軸が発光素子アレイチップ上か
ら大きくずれている場合であっても、発光素子アレイチ
ップとロッドレンズアレイとを光プリンタヘッドを分解
して組み立て直すことなく位置合わせし直すことがで
き、これによって感光体に照射される光の強度を均一化
し、鮮明な画像を形成することが可能となる。
斜視図である。
断面で見た縦断面図である。
断面で見た横断面図である。
断面で見た横断面図である。
イチップ(発光素子アレイチップ)、3・・・ロッドレ
ンズアレイ、4・・・ハウジング、5・・・偏心ピン
(係止部)
Claims (1)
- 【請求項1】ロッドレンズアレイが固定されているハウ
ジングを、複数個の発光素子アレイチップが一列状に搭
載されている矩形状の基板上に、前記ロッドレンズアレ
イが前記発光素子アレイチップ上に位置するようにして
配設させてなる光プリンタヘッドであって、 前記ハウジングは、前記基板の長手方向両端に係止され
る一対の係止部を有しており、かつ該係止部の各々は少
なくとも発光素子アレイチップの列と直交する方向に移
動可能としたことを特徴とする光プリンタヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35485099A JP4439058B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 光プリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35485099A JP4439058B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 光プリンタヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171166A true JP2001171166A (ja) | 2001-06-26 |
JP4439058B2 JP4439058B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=18440339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35485099A Expired - Fee Related JP4439058B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 光プリンタヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4439058B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006212825A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Oki Data Corp | 配線基板及びledヘッド |
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JPH09226168A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-02 | Canon Inc | 光プリントヘッドの製造方法及び光プリントヘッド並びに該光プリントヘッドを用いた画像記録装置 |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35485099A patent/JP4439058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4439058B2 (ja) | 2010-03-24 |
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