JP2001169979A - 掃除機用床ノズル - Google Patents

掃除機用床ノズル

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JP2001169979A JP37667699A JP37667699A JP2001169979A JP 2001169979 A JP2001169979 A JP 2001169979A JP 37667699 A JP37667699 A JP 37667699A JP 37667699 A JP37667699 A JP 37667699A JP 2001169979 A JP2001169979 A JP 2001169979A
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Ken Mitsufuji
憲 三藤
Tatsuya Kuwabara
龍也 桑原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除機のアタッチメントとして使用される底
面に起毛布を有する床ノズルにおいて、床ノズル底面か
ら起毛布が剥がれにくい構造を提供する。 【解決手段】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
と、床面を拭くための、基布28にパイル毛29等を密
植してなる起毛布27を有する掃除機用床ノズル20に
おいて、起毛布27を、床ノズル20を構成する下ケー
ス23の溝枠31へ装着されるホルダー30に一体成形
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機のアタッチ
メントとして使用される床ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば従来の底面に起毛布を有する床ノ
ズルを図15及び図16に示す。図において、1は床ノ
ズルで底面には起毛布2が取り付けられている。起毛布
2は基布3にパイル毛4を密植して構成されており、床
ノズル1の底面に設けた起毛布2取り付け用の溝枠5内
に接着剤6を塗布して基布3の背面を直接接着するか、
又は両面テープ7を基布3の背面に貼り付けて溝枠5内
に起毛布2を接着するなどの方法で、起毛布2を床ノズ
ル1の所定の位置に取り付けている。
【0003】このように構成した従来の掃除機用床ノズ
ルで、フローリング等の平滑な床面を掃除すると、起毛
布2のパイル毛4は床面に当接しながら床面上を移動す
るため、パイル毛4の持つ柔らかな毛腰で床面を傷つけ
る事なく拭き効果が得られるという利点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
床ノズル1によれば、起毛布2は接着剤6や両面テープ
7などを使用して床ノズル1の底面に取り付けられてい
るが、接着や貼り付け等の工程では、接着剤塗布量のば
らつきや貼り付け位置のずれなどにより、基布3の端面
が剥がれやすくなってしまう場合があった。このため、
清掃時に常に床面に当接している起毛布2は掃除を繰り
返すうちに基布3の端面から剥がれてしまい、これに気
づかないまま床面上を掃除すると硬質樹脂等で作られた
起毛布2取り付け用の溝枠5が直接床面を擦ってしま
い、床面を傷つけてしまうという欠点を有していた。
【0005】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、床ノズル底面から起毛布が剥がれ
にくい構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる掃除機用
床ノズルは次のように構成したものである。 (1)底面に塵埃を吸引するための横長の開口と、床面
を拭くための、基布にパイル毛等を密植してなる起毛布
を有する掃除機用床ノズルにおいて、前記起毛布を、前
記床ノズルを構成する下ケースの溝枠へ装着されるホル
ダーに一体成形したものである。
【0007】(2)上記(1)の床ノズルにおいて、ホ
ルダーの起毛布背面側内幅が前記起毛布を構成するパイ
ル毛の植毛幅より大きいか、もしくは等しく、前記起毛
布の幅方向において、前記パイル毛端面から、前記ホル
ダーの前記起毛布背面側内端面までの距離を0から3m
m程度としたものである。
【0008】(3)上記(1)、又は(2)の床ノズル
において、起毛布を構成する基布の幅はホルダーの前記
起毛布背面側内幅より大きく、前記起毛布の幅方向にお
いて、前記基布端面から前記ホルダーの前記起毛布背面
側内端面までの距離を0.5mmから5mm程度とした
ものである。
【0009】(4)上記(1)、(2)、又は(3)の
床ノズルにおいて、ホルダーの起毛布背面側内幅は、前
記ホルダーのパイル毛側内幅より小さいか、もしくは等
しく、前記起毛布の幅方向において、前記ホルダーの前
記起毛布背面側内端面と、前記ホルダーのパイル毛側内
端面との距離を0mmから5mm程度としたものであ
る。
【0010】(5)底面に塵埃を吸引するための横長の
開口と、床面を拭くための、基布にパイル毛等を密植し
てなる起毛布を有する掃除機用床ノズルにおいて、前記
起毛布を、前記床ノズルを構成する下ケースの開口枠周
縁部に一体成形したものである。
【0011】(6)上記(5)の床ノズルにおいて、開
口枠の起毛布背面側内幅が前記起毛布を構成するパイル
毛の植毛幅より大きいか、もしくは等しく、前記起毛布
の幅方向において、前記パイル毛端面から、前記開口枠
の前記起毛布背面側内端面までの距離を0mmから3m
m程度としたものである。
【0012】(7)上記(5)、又は(6)の床ノズル
において、起毛布を構成する基布の幅は開口枠の前記起
毛布背面側内幅より大きく、前記起毛布の幅方向におい
て、前記基布端面から、前記開口枠の前記毛布背面側内
端面までの距離を0.5mmから5mm程度としたもの
である。
【0013】(8)上記(5)、(6)、又は(7)の
床ノズルにおいて、開口枠の起毛布背面側内幅は、前記
開口枠のパイル毛側内幅より小さいか、もしくは等し
く、前記起毛布の幅方向において、前記開口枠の前記起
毛布背面側内端面と、前記開口枠のパイル毛側内端面と
の距離を0mmから5mm程度としたものである。
【0014】(9)上記(1)の床ノズルにおいて、樹
脂等で作られた平板状の背面板をホルダーに一体成形す
ることによって、起毛布の背面に前記背面板を密接させ
たものである。
【0015】(10)上記(1)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板をホルダーに溶着又は
接着することによって、起毛布の背面に前記背面板を密
接させたものである。
【0016】(11)上記(1)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板をホルダーに設けた爪
部に係止させることによって、起毛布の背面に前記背面
板を密接させたものである。
【0017】(12)上記(5)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板を開口枠に一体成形す
ることによって、起毛布の背面に前記背面板を密接させ
たものである。
【0018】(13)上記(5)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板を開口枠に溶着又は接
着することによって、起毛布の背面に前記背面板を密接
させたものである。
【0019】(14)上記(5)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板を開口枠に設けた爪部
に係止させることによって、起毛布の背面に前記背面板
を密接させたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1に実施の形態1を示す。図において、20は床ノズ
ルであり、以下にその構成を説明する。21は、底面に
横長の開口22を有する下ケース23と、この下ケース
23を覆う上ケース24より形成された本体ケースでそ
の中央には一端が開口22に連通し、他端は本体ケース
21の後端まで延在する中央通路25を有している。2
6は一端が中央通路25に位置し、他端が電気掃除機本
体(図示せず)に接続される吸気パイプである。
【0021】27は基布28にパイル毛29を密植して
なる起毛布で、枠型の形状をしたホルダー30に一体に
成形されている。下ケース23の開口22後方には溝枠
31が設けられており、更にその内側長手方向にはガイ
ド32が設けられている。ホルダー30の外側長手方向
には溝33が設けられており、溝枠31のガイド32に
ホルダー30の溝33を沿わせて挿入することによって
下ケース23の底面に起毛布27を有するホルダー30
が装着される。
【0022】このように構成された床ノズル20は、掃
除機本体(図示せず)の運転に伴い外気は開口22より
中央通路25を通過し、吸気パイプ26を介して掃除機
本体(図示せず)に吸引される。床ノズル20の底面に
装着された起毛布27のパイル毛29は床面に当接し、
床面に付着した塵埃や散乱したゴミ等を拭き取り、吸引
される外気流にこれらの塵埃を乗せる。
【0023】起毛布27はホルダー30に一体に成形さ
れているので、均一に強い力でホルダー30に保持され
ており、清掃時に床ノズル20が床面上の往復を繰り返
しても、起毛布27が剥がれてしまうことが無い。又、
起毛布27を接着する工程が省けるので、生産性も向上
するものである。
【0024】本実施の形態では起毛布27の位置を下ケ
ース23の開口22後方に設けているが、起毛布27の
位置は下ケース23の開口22前方、あるいは、前方、
後方の両方でもよく、その数、大きさも、もちろん問わ
ないものである。
【0025】さらに、本実施の形態では溝枠31のガイ
ド32にホルダー30の溝33を沿わせて挿入すること
によって下ケース23の底面に起毛布27を有するホル
ダー30を装着しているが、溝枠31に爪(図示せず)
を設けてホルダー30を係止させたり、溝枠31にホル
ダー30を接着したりするなど、ホルダー30の溝枠3
1への固定方法は最適な方法を選択すればよいものであ
る。
【0026】実施の形態2 図2に実施の形態2を示す。図において、ホルダー34
の起毛布27背面側内幅Aは、起毛布27を構成するパ
イル毛29の植毛幅Bより大きいか、もしくは等しく、
起毛布27の幅方向において、パイル毛29の端面か
ら、ホルダー34の起毛布27背面側内端面までの距離
は0mmから3mm程度とする。これにより、一体成形
時に基布27を上型(図示せず)と下型(図示せず)で
挟み込む事ができるため、起毛布27への樹脂の流入を
防ぐことができ、ホルダー34に確実に安定した状態で
起毛布27が固定される。
【0027】実施の形態3 図3に実施の形態3を示す。図において、起毛布27を
構成する基布28の幅Cは、ホルダー35の起毛布27
背面側内幅Dより大きく、起毛布27の幅方向におい
て、基布28の端面から、ホルダー35の起毛布27背
面側内端面までの距離を0.5mmから5mm程度とす
る。これにより、基布28とホルダー35との接着幅が
確実に確保できるため、ホルダー35に確実に安定した
状態で起毛布27が固定される。
【0028】実施の形態4 図4に実施の形態4を示す。図において、ホルダー36
の起毛布27背面側内幅Eは、ホルダー36のパイル毛
29側内幅Fより小さいか、もしくは等しく、起毛布2
7の幅方向において、ホルダー36の起毛布27背面側
内端面と、ホルダー36のパイル毛29側内端面との距
離を0mmから5mmとする。これにより、起毛布27
をパイル毛29側に引っ張る力が働いてもホルダー36
から起毛布27が剥がれるのを防ぐことができる。
【0029】実施の形態5 図5に実施の形態5を示す。図において、40は床ノズ
ルであり、以下にその構成を説明する。41は、底面に
横長の開口42を有する下ケース43と、この下ケース
43を覆う上ケース44より形成された本体ケースでそ
の中央には一端が開口42に連通し、他端は本体ケース
41の後端まで延在する中央通路45を有している。4
6は一端が中央通路45に位置し、他端が電気掃除機本
体(図示せず)に接続される吸気パイプである。
【0030】27は基布28にパイル毛29を密植して
なる起毛布で、下ケース43の底面に設けられた開口枠
47周縁部に一体に成形されている。
【0031】このように構成された床ノズル40は、掃
除機本体(図示せず)の運転に伴い外気は開口42より
中央通路45を通過し、吸気パイプ46を介して掃除機
本体(図示せず)に吸引される。床ノズル40の底面に
装着された起毛布27のパイル毛29は床面に当接し、
床面に付着した塵埃や散乱したゴミ等を拭き取り、吸引
される外気流にこれらの塵埃を乗せる。
【0032】起毛布27は下ケース43に設けられた開
口枠47周縁部に一体に成形されているので、均一に強
い力で開口枠47に保持されており、清掃時に床ノズル
40が床面上の往復を繰り返しても、起毛布27が剥が
れてしまうことが無い。又、起毛布27を接着する工程
が省けるので、製造効率も向上するものである。更に起
毛布27は直接下ケース43に設けられた開口枠47に
取り付けられているので、実施の形態1で述べた様なホ
ルダー30を必要とせず、コスト、工数の低減になる。
【0033】実施の形態6 図6に実施の形態6を示す。図において、開口枠47の
起毛布27背面側内幅Gが、起毛布27を構成するパイ
ル毛29の植毛幅Hより大きいか、もしくは等しく、起
毛布27の幅方向において、パイル毛29端面から、開
口枠47の起毛布27背面側内端面までの距離を0mm
から3mm程度とする。これにより、一体成形時に基布
27を上型(図示せず)と下型(図示せず)で挟み込む
事ができるため、起毛布27への樹脂の流入を防ぐこと
ができ、開口枠47に確実に安定した状態で起毛布27
が固定される。
【0034】実施の形態7 図7に実施の形態7を示す。図において、 起毛布27
を構成する基布28の幅Iは、開口枠48の起毛布27
背面側内幅Jより大きく、起毛布27の幅方向におい
て、基布28端面から、開口枠48の起毛布27背面側
内端面までの距離を0.5mmから5mm程度とする。
これにより、基布28と開口枠48との接着幅が確実に
確保できるため、開口枠48に確実に安定した状態で起
毛布27が固定される。
【0035】実施の形態8 図8に実施の形態8を示す。図において、開口枠49の
起毛布27背面側内幅Kは、開口枠49のパイル毛29
側内幅Lより小さいか、もしくは等しく、起毛布27の
幅方向において、開口枠49の起毛布27背面側内端面
と、開口枠49のパイル毛29側内端面との距離を0m
mから5mm程度とする。これにより、起毛布27をパ
イル毛29側に引っ張る力が働いても開口枠49から起
毛布27が剥がれるのを防ぐことができる。
【0036】実施の形態9 図9に実施の形態9を示す。図において、50は樹脂等
で作られた平板状の背面板で、ホルダー51に起毛布2
7と共に一体に成形され、背面板50は起毛布27の背
面で基布28に密接している。これにより、清掃時にパ
イル毛29が床面に強い力で押し当てられても起毛布2
7のベースである基布28が内側にへこんでしまうこと
がないため、起毛布27は確実にホルダー51に固定さ
れ更にパイル毛29による拭き取り効果も向上する。
【0037】実施の形態10 図10に実施の形態10を示す。図において、52は樹
脂等で作られた平板状の背面板で、起毛布27を一体に
成形したホルダー53に溶着又は接着等の方法で固着さ
れ、背面板52は起毛布27の背面で基布28に密接し
ている。これにより、清掃時にパイル毛29が床面に強
い力で押し当てられても起毛布27のベースである基布
28が内側にへこんでしまうことがないため、起毛布2
7は確実にホルダー51に固定され更にパイル毛29に
よる拭き取り効果も向上する。
【0038】実施の形態11 図11に実施の形態11を示す。図において、54は樹
脂等で作られた平板状の背面板で、起毛布27を一体に
成形したホルダー55の起毛布27背面側内面に設けら
れた爪56に係止され、背面板54は起毛布27の背面
で基布28に密接している。これにより、清掃時にパイ
ル毛29が床面に強い力で押し当てられても起毛布27
のベースである基布28が内側にへこんでしまうことが
ないため、起毛布27は確実にホルダー51に固定され
更にパイル毛29による拭き取り効果も向上する。
【0039】実施の形態12 図12に実施の形態12を示す。図において、57は樹
脂等で作られた平板状の背面板で、開口枠58に起毛布
27と共に一体に成形され、背面板57は起毛布27の
背面で基布28に密接している。これにより、清掃時に
パイル毛29が床面に強い力で押し当てられても起毛布
27のベースである基布28が内側にへこんでしまうこ
とがないため、起毛布27は確実に開口枠58に固定さ
れ更にパイル毛29による拭き取り効果も向上する。
【0040】実施の形態13 図13に実施の形態13を示す。図において、59は樹
脂等で作られた平板状の背面板で、起毛布27を一体に
成形した開口枠60に溶着又は接着等の方法で固着さ
れ、背面板59は起毛布27の背面で基布28に密接し
ている。これにより、清掃時にパイル毛29が床面に強
い力で押し当てられても起毛布27のベースである基布
28が内側にへこんでしまうことがないため、起毛布2
7は確実に開口枠60に固定され更にパイル毛29によ
る拭き取り効果も向上する。
【0041】実施の形態14 図14に実施の形態14を示す。図において、61は樹
脂等で作られた平板状の背面板で、起毛布27を一体に
成形した開口枠62の起毛布27背面側内面に設けられ
た爪63に係止され、背面板61は起毛布27の背面で
基布28に密接している。これにより、清掃時にパイル
毛29が床面に強い力で押し当てられても起毛布27の
ベースである基布28が内側にへこんでしまうことがな
いため、起毛布27は確実に開口枠62に固定され更に
パイル毛29による拭き取り効果も向上する。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の掃除機用床ノズルは次に示すような効果を得ることが
できる。なお、説明に当たっては、請求項の番号と同じ
番号を付して記述する。
【0043】(1)底面に塵埃を吸引するための横長の
開口と、床面を拭くための、基布にパイル毛等を密植し
てなる起毛布を有する掃除機用床ノズルにおいて、起毛
布を床ノズルを構成する下ケースの溝枠へ装着されるホ
ルダーに一体成形したので均一に強い力でホルダーに保
持されており、繰り返し行われる床面上の往復運動によ
り起毛布が剥がれてしまうことが無い。又、起毛布を接
着する工程が省けるので、生産性も向上する。
【0044】(2)上記(1)の床ノズルにおいて、ホ
ルダーの起毛布背面側内幅が起毛布を構成するパイル毛
の植毛幅より大きいか、もしくは等しく、起毛布の幅方
向において、パイル毛端面から、ホルダーの起毛布背面
側内端面までの距離を0mmから3mm程度としたの
で、一体成形時に基布を上型(図示せず)と下型(図示
せず)で挟み込む事ができるため、起毛布への樹脂の流
入を防ぐことができ、ホルダーに確実に安定した状態で
起毛布が固定される。
【0045】(3)上記(1)、又は(2)の床ノズル
において、 起毛布を構成する基布の幅はホルダーの起
毛布背面側内幅より大きく、起毛布の幅方向において、
基布端面からホルダーの起毛布背面側内端面までの距離
を0.5mmから5mm程度としたので、基布とホルダ
ーとの接着幅が確実に確保できるため、ホルダーに確実
に安定した状態で起毛布が固定される。
【0046】(4)上記(1)、(2)、又は(3)の
床ノズルにおいて、ホルダーの起毛布背面側内幅は、ホ
ルダーのパイル毛側内幅より小さいか、もしくは等し
く、起毛布の幅方向において、ホルダーの起毛布背面側
内端面と、ホルダーのパイル毛側内端面との距離を0m
mから5mm程度としたので、起毛布をパイル毛側に引
っ張る力が働いてもホルダーから起毛布が剥がれるのを
防ぐことができる。
【0047】(5)底面に塵埃を吸引するための横長の
開口と、床面を拭くための、基布にパイル毛等を密植し
てなる起毛布を有する掃除機用床ノズルにおいて、起毛
布を床ノズルを構成する下ケースの開口枠周縁部に一体
成形したので、均一に強い力で開口枠に保持されてお
り、繰り返し行われる床面上の往復運動により起毛布が
剥がれてしまうことが無い。又、起毛布を接着する工程
が省けるので、生産性も向上する。更に、起毛布は直接
下ケースに設けられた開口枠に取り付けられているの
で、実施の形態1で述べた様なホルダーを必要とせず、
コスト、工数の低減になる。
【0048】(6)上記(5)の床ノズルにおいて、開
口枠の起毛布背面側内幅が、起毛布を構成するパイル毛
の植毛幅より大きいか、もしくは等しく、起毛布の幅方
向において、パイル毛端面から、開口枠の起毛布背面側
内端面までの距離を0mmから3mm程度としたので、
一体成形時に基布を上型(図示せず)と下型(図示せ
ず)で挟み込む事ができるため、起毛布への樹脂の流入
を防ぐことができ、開口枠に確実に安定した状態で起毛
布が固定される。
【0049】(7)上記(5)、又は(6)の床ノズル
において、 起毛布を構成する基布の幅は開口枠の起毛
布背面側内幅より大きく、起毛布の幅方向において、基
布端面から、開口枠の起毛布背面側内端面までの距離を
0.5mmから5mm程度としたので、基布と開口枠と
の接着幅が確実に確保できるため、開口枠に確実に安定
した状態で起毛布が固定される。
【0050】(8)上記(5)、(6)、又は(7)の
床ノズルにおいて、開口枠の起毛布背面側内幅は、開口
枠のパイル毛側内幅より小さいか、もしくは等しく、起
毛布の幅方向において、開口枠の起毛布背面側内端面
と、開口枠のパイル毛側内端面との距離を0mmから5
mm程度としたので、起毛布をパイル毛側に引っ張る力
が働いても開口枠から起毛布が剥がれるのを防ぐことが
できる。
【0051】(9)上記(1)の床ノズルにおいて、樹
脂等で作られた平板状の背面板をホルダーに一体成形す
ることによって、起毛布の背面に背面板を密接させたの
で、清掃時にパイル毛が床面に強い力で押し当てられて
も起毛布のベースである基布が内側にへこんでしまうこ
とがないため、起毛布は確実にホルダーに固定され更に
パイル毛による拭き取り効果も向上する。
【0052】(10)上記(1)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板をホルダーに溶着又は
接着することによって、起毛布の背面に背面板を密接さ
せたので、清掃時にパイル毛が床面に強い力で押し当て
られても起毛布のベースである基布が内側にへこんでし
まうことがないため、起毛布は確実にホルダーに固定さ
れ更にパイル毛による拭き取り効果も向上する。
【0053】(11)上記(1)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板をホルダーに設けた爪
部に係止させることによって、起毛布の背面に背面板を
密接させたので、清掃時にパイル毛が床面に強い力で押
し当てられても起毛布のベースである基布が内側にへこ
んでしまうことがないため、起毛布は確実にホルダーに
固定され更にパイル毛による拭き取り効果も向上する。
【0054】(12)上記(5)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板を開口枠に一体成形す
ることによって、起毛布の背面に背面板を密接させたの
で、清掃時にパイル毛が床面に強い力で押し当てられて
も起毛布のベースである基布が内側にへこんでしまうこ
とがないため、起毛布は確実にホルダーに固定され更に
パイル毛による拭き取り効果も向上する。
【0055】(13)上記(5)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板を開口枠に溶着又は接
着することによって、起毛布の背面に背面板を密接させ
たので、清掃時にパイル毛が床面に強い力で押し当てら
れても起毛布のベースである基布が内側にへこんでしま
うことがないため、起毛布は確実にホルダーに固定され
更にパイル毛による拭き取り効果も向上する。
【0056】(14)上記(5)の床ノズルにおいて、
樹脂等で作られた平板状の背面板を開口枠に設けた爪部
に係止させることによって、起毛布の背面に背面板を密
接させたので、清掃時にパイル毛が床面に強い力で押し
当てられても起毛布のベースである基布が内側にへこん
でしまうことがないため、起毛布は確実にホルダーに固
定され更にパイル毛による拭き取り効果も向上する。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の横断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の要部断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3の要部断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4の要部断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態5の横断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態6の要部断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態7の要部断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態8の要部断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態9の要部断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態10の要部断面図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態11の要部断面図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態12の要部断面図であ
る。
【図13】 本発明の実施の形態13の要部断面図であ
る。
【図14】 本発明の実施の形態14の要部断面図であ
る。
【図15】 従来の実施例を示す床ノズルの横断面図で
ある。
【図16】 従来の実施例を示す床ノズルの要部断面図
である。
【符号の説明】
27 起毛布 28 基布 29 パイル毛 30 ホ
ルダー 31 溝枠 34 ホルダー 35 ホルダー 36
ホルダー 47 開口枠 48 開口枠 49 開口枠 50 背
面板 51 ホルダー 52 背面板 53 ホルダー 54
背面板 55 ホルダー 56 爪 57 背面板 58 開口
枠 59 背面板 60 開口枠 61 背面板 62 開
口枠

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
    と、床面を拭くための基布にパイル毛等を密植してなる
    起毛布を有する掃除機用床ノズルにおいて、前記起毛布
    を、前記床ノズルを構成する下ケースの溝枠へ装着され
    るホルダーに一体成形したことを特徴とする掃除機用床
    ノズル。
  2. 【請求項2】 ホルダーの起毛布背面側内幅が前記起毛
    布を構成するパイル毛の植毛幅より大きいか、もしくは
    等しく、前記起毛布の幅方向において、前記パイル毛端
    面から、前記ホルダーの前記起毛布背面側内端面までの
    距離を0mmから3mm程度としたことを特徴とする請
    求項1記載の掃除機用床ノズル。
  3. 【請求項3】 起毛布を構成する基布の幅はホルダーの
    前記起毛布背面側内幅より大きく、前記起毛布の幅方向
    において、前記基布端面から、前記ホルダーの前記起毛
    布背面側内端面までの距離を0.5mmから5mm程度
    としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の掃
    除機用床ノズル。
  4. 【請求項4】 ホルダーの起毛布背面側内幅は、前記ホ
    ルダーのパイル毛側内幅より小さいか、もしくは等し
    く、前記起毛布の幅方向において、前記ホルダーの前記
    起毛布背面側内端面と、前記ホルダーのパイル毛側内端
    面との距離を0mmから5mm程度としたことを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3記載の掃除機用床
    ノズル。
  5. 【請求項5】 底面に塵埃を吸引するための横長の開口
    と、床面を拭くための基布にパイル毛等を密植してなる
    起毛布を有する掃除機用床ノズルにおいて、前記起毛布
    を、前記床ノズルを構成する下ケースの開口枠周縁部に
    一体成形したことを特徴とする掃除機用床ノズル。
  6. 【請求項6】 開口枠の起毛布背面側内幅が前記起毛布
    を構成するパイル毛の植毛幅より大きいか、もしくは等
    しく、前記起毛布の幅方向において、前記パイル毛端面
    から、前記開口枠の起毛布背面側内端面までの距離を0
    mmから3mm程度としたことを特徴とする請求項5記
    載の掃除機用床ノズル。
  7. 【請求項7】 起毛布を構成する基布の幅は開口枠の前
    記起毛布背面側内幅より大きく、前記起毛布の幅方向に
    おいて、前記基布端面から、前記開口枠の前記毛布背面
    側内端面までの距離を0.5mmから5mm程度とした
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の掃除機用
    床ノズル。
  8. 【請求項8】 開口枠の起毛布背面側内幅は、前記開口
    枠のパイル毛側内幅より小さいか、もしくは等しく、前
    記起毛布の幅方向において、前記開口枠の前記起毛布背
    面側内端面と、前記開口枠のパイル毛側内端面との距離
    を0mmから5mm程度としたことを特徴とする請求項
    5、請求項6又は請求項7記載の掃除機用床ノズル。
  9. 【請求項9】 樹脂等で作られた平板状の背面板をホル
    ダーに一体成形することによって、起毛布の背面に前記
    背面板を密接させたことを特徴とする請求項1記載の掃
    除機用床ノズル。
  10. 【請求項10】 樹脂等で作られた平板状の背面板をホ
    ルダーに溶着又は接着することによって、起毛布の背面
    に前記背面板を密接させたことを特徴とする請求項1記
    載の掃除機用床ノズル。
  11. 【請求項11】 樹脂等で作られた平板状の背面板をホ
    ルダーに設けた爪部に係止させることによって、起毛布
    の背面に前記背面板を密接させたことを特徴とする請求
    項1記載の掃除機用床ノズル。
  12. 【請求項12】 樹脂等で作られた平板状の背面板を開
    口枠に一体成形することによって、起毛布の背面に前記
    背面板を密接させたことを特徴とする請求項5記載の掃
    除機用床ノズル。
  13. 【請求項13】 樹脂等で作られた平板状の背面板を開
    口枠に溶着又は接着することによって、起毛布の背面に
    前記背面板を密接させたことを特徴とする請求項5記載
    の掃除機用床ノズル。
  14. 【請求項14】 樹脂等で作られた平板状の背面板を開
    口枠に設けた爪部に係止させることによって、起毛布の
    背面に前記背面板を密接させたことを特徴とする請求項
    5記載の掃除機用床ノズル。
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