JP4119236B2 - 掃除機ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は掃除機用器具に関し、特にクリーニングルームなどの塵芥の清掃に適した掃除機のノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の掃除機は、狭い空間や込入った個所の清掃を実現するために、各種のアタッチメント部品が用いられている。例えば、クリーニングルームなどにおいて、配線作業を行うとき、比較的大きな塵芥としての配線屑と、極めて小さい塵芥とを選分けて清掃する必要がある。すなわち、箒の機能と吸込の機能を必要としている。
【0003】
図3はかかる従来の一例を示す掃除機ノズルの斜視図である〔特許文献1参照〕。図3に示すように、この掃除機ノズルの吸込口本体10は、掃除機本体に円筒部11を介して結合され、その円筒部11の反対側は幅広くなるとともに、開口部12を形成されている。その開口部12には、吸込口取付板13が設けられ、複数の可撓性を有する吸込管14を装着している。この吸込管14は、それぞれ先端に吸込口17を設けるとともに、先端側に複数のリブ18を形成している。これらのリブ18は、リブ間の任意の個所に毛束16を備えた植毛リング15をアタッチメント式に取り付けるために設けられており、毛束16が箒の役目を果している。
【0004】
図4は従来の他の例を示す掃除機ノズルの斜視図である。図4に示すように、この掃除機ノズルを形成する掃除具基体20は、一端には吸入パイプ27に接続する塵芥排出口26を形成し、他端には刷毛21を植設するとともに、中間の平坦部には複数の塵芥吸引孔22を形成している。また、付加部品として掃除用生地23を取付け、刷毛21に代る箒の機能を実現するようにしている。この掃除用生地23は、掃除具基体20の塵芥吸引孔22に合致する塵芥導入孔24を形成し、両端近傍に設けた接続テープ25により掃除具基体20に固定する構造である。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−23883号公報(第2頁〜3頁、図1)
【特許文献2】
特開平9−75270号公報(第2頁〜3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の掃除機ノズルは、吸引の機能と箒の機能を合わせ持ち、しかも箒の手段としては、毛束,刷毛や布生地を用いている。
【0007】
この特許文献1に記載の技術においては、細い吸引管に毛束を設け、取外し可能な構造であり、また特許文献2においては、刷毛を設けたものである。しかし、毛は発塵性がある上、一旦清掃等を行うと、毛の内部にゴミが残留し、なかなか取れず、クリーンルーム用の清掃具としては不適であるという欠点がある。
【0008】
また、特許文献1に記載のように、毛束を外して、清掃を行ったとしても、吸込管や吸込口の樹脂部のみでは効率よく塵芥を掃き出す事ができないという問題がある。
【0009】
すなわち、特許文献1のように、掃き出し部分を樹脂だけにすると、掃き出す時、樹脂が柔らかい場合はチューブがつぶれ、逆に硬い場合はうまくしならない。要するに、可撓性があっても、しなやかさが無いため、塵芥を確実に且つ効率よく掃き出させる事ができない。また、特許文献2のように、毛が付いていては、毛からの発塵、塵芥の残留性、共にクリーンルーム用としては適さない。
【0010】
本発明の目的は、上述した問題を解決することにあり、塵芥の発生源となる毛束や刷毛を用いずに箒の機能を実現し、確実且つ効率的に吸引機能と箒の機能を実現することのできる掃除機ノズルを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の掃除機ノズルは、静電処理を施した複数のプラスチックチューブと,前記複数のプラスチックチューブ間を接着するための伸縮性を持った高分子樹脂と,接着された前記複数のプラスチックチューブに通され且つ先端を前記複数のプラスチックチューブの先頭のプラスチックチューブに固定されたワイヤとで形成される複数のチューブ列をノズル本体に有して構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1(a)〜(c)はそれぞれ本発明の一実施の形態を示す掃除機ノズルおよびその構成部品を表わす斜視図である。図1(a)に示すように、本実施の形態における掃除機ノズル本体1は、太い円筒部と細い円筒部からなり、どちらも内部が空洞になるとともに、太い円筒部の端部には複数のチューブ列2を収容している。各チューブ列2は、短かいチューブを複数個接続し、後述するワイヤを軸方向に配置している。
【0014】
この掃除機ノズル本体1は、一端が細い円筒形状をなし、掃除機本体に接続できるようにし、他端は大きな円筒部を形成するとともに、その円筒部の開口には複数のチューブ列2を結合する取付板を備えている。このため、開口部のチューブ列2が接続されない個所は、上述した取付板で覆われるため、塵芥の吸引はチューブ列2の結合部とは反対の先端のみから行うことになる。
【0015】
また、図1(b)に示すように、上述したチューブ列2のそれぞれは、内径約7mmの静電処理を施した厚さが0.5〜1mm程度の円筒状プラスチックを1cm程度に切って形成したチューブ3を4〜5個、1本の鋼鉄性ワイヤ4に通し、チューブ3間を伸縮性のあるゴムなどの薄膜高分子樹脂5を使用して接着する。このチューブ3を形成する静電処理を施した円筒状プラスチックは、樹脂に粉石鹸などの界面活性剤を混入したものを用いる。また、チューブ列2の先端のチューブ3は、吸塵口6となるとともに、内側でワイヤ4の一端を固定する。
【0016】
このように形成されたチューブ列2は、チューブ3と伸縮性薄膜高分子樹脂5により、しなやかさを実現する一方、鋼鉄性ワイヤ4により補強と復元力を持たせることにより、箒の機能を実現している。
【0017】
次に、図1(c)に示すように、チューブ列2の最先端のチューブ3は、鋼鉄性ワイヤ4のL字に曲げた先端部を固定するために、内側に穴状の先端固定部7を形成している。また、この先端固定部7は、チューブ列2をしならせたても、鋼鉄性ワイヤ4が外れにくくするために、穴形状ではなく、鋼鉄性ワイヤ4の先端をU字状に形成し、そのU字状の部分を最先端のチューブ3の外側に固定する構造にしても良い。
【0018】
図2(a),(b)はそれぞれ図1に示す掃除機ノズルの使用状態を表わす図である。まず、図2(a)に示すように、配線8等がたくさんある場所を清掃する時は、このノズル本体1を取付け、少しノズルを押えてしならせながら、掃くようにノズル先を動かす事で配線8の中に溜まった塵芥9をかき出し、ノズル本体1のチューブ3の先端より吸塵する事ができる。
【0019】
一方、図2(b)に示すように、配線屑などの大きな塵芥がないときには、少しノズル本体1を押えてしならせながら、掃くだけで塵芥9を清掃することができる。
【0020】
上述した一実施の形態では、チューブ列2を構成する各チューブ3の大きさが同じものを用いたが、チューブ列2のしなりをより簡単にするために、固定部側から先端に行くにしたがってチューブ3の径を小さくしても良い。その場合には、ワイヤを鋼鉄性のものからより硬度のやわらかいものに変更したり、ワイヤの径を小さくすることにより、実現することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の掃除機ノズルは、ノズル本体に複数のチューブ列を収容し、各チューブ列は複数の静電処理を施した短かいプラスチックチューブをワイヤに通しそれぞれのチューブ間を伸縮性のある高分子樹脂で接着することにより、静電気の発生を抑えるとともに、発塵性や塵芥の残留性がなく、塵芥を効率的に掃き出し、吸塵する事ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す掃除機ノズルおよびその構成部品を表わす斜視図である。
【図2】図1に示す掃除機ノズルの使用状態を表わす図である。
【図3】従来の一例を示す掃除機ノズルの斜視図である。
【図4】従来の他の例を示す掃除機ノズルの斜視図である。
【符号の説明】
1 ノズル本体
2 チューブ列
3 チューブ
4 ワイヤ
5 伸縮性高分子樹脂
6 吸塵口
7 先端固定部
8 配線
9 塵芥

Claims (6)

  1. 静電処理を施した複数のプラスチックチューブと,前記複数のプラスチックチューブ間を接着するための伸縮性を持った高分子樹脂と,接着された前記複数のプラスチックチューブに通され且つ先端を前記複数のプラスチックチューブの先頭のプラスチックチューブに固定されたワイヤとで形成される複数のチューブ列をノズル本体に有することを特徴とする掃除機ノズル。
  2. 前記高分子樹脂は、薄膜高分子樹脂を用いたことを特徴とする請求項1記載の掃除機ノズル。
  3. 前記ワイヤは、前記複数のプラスチックチューブの補強および前記チューブ列の復元力を実現する鋼鉄性ワイヤを用いたことを特徴とする請求項1記載の掃除機ノズル。
  4. 前記プラスチックチューブは、樹脂に界面活性剤を混入して静電処理を施し、円筒状に形成することを特徴とする請求項1記載の掃除機ノズル。
  5. 前記ワイヤは、先端をU字状に形成し、そのU字状の部分を最先端のチューブの外側に固定することを特徴とする請求項1記載の掃除機ノズル。
  6. 前記複数のチューブ列は、プラスチックチューブの径を固定部側から先端に行くにしたがって小さくしたことを特徴とする請求項1記載の掃除機ノズル。
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