JPH0938011A - モップ付き掃除機用ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掃除機用ノズルとモップを、うまく組み合わ
せることにより一度の手間で汚れが付着している床や、
広い床などを掃除することができ、しかも楽に、そして
早く掃除をすることのできる効果を奏する、モップ付き
掃除機用ノズルの提供を目的とする。 【構成】 モップ付き掃除機用ノズルにあって、モップ
押さえ４の下にモップ２を取り付け、モップ押さえ４の
上に掃除機用ノズル１をブラシ３とモップ２が横にそろ
うように、取り付ける手段を講じたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、塵が多く、汚れが付着
している床や、広い床などを掃除するとき、一度できれ
いに、しかも早く掃除をすることのできる、モップ付き
掃除機用ノズルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、掃除機とモップは、それぞれ別々
に使用しており、掃除に時間がかかり、労力を要してい
ました。また、従来の掃除機用ノズルの中には、小さな
丸いパッドを取り付け、それを回転しながら床を拭くも
のもありますが、汚れがたくさん付着しているところで
は、そのパッドがすぐに汚れます。そのパッドが汚れて
いる状態では、少しの水が付いただけで汚れがかえって
床に付着してしまうことがあり、そのパッドを何度も交
換する必要が生じます。また、そのパッドは小さいので
何度も床を行ったり来たりして掃除しないと奇麗になら
ないので掃除に時間がかかり、労力を要していました。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】従来のパッド付き掃除
機用ノズルにおいては、そのパッドが小さいために汚れ
がたくさんある床を掃除する場合、すぐにパッドが汚れ
しまい、少しの水が付いたりしますと汚れが再び床に付
着してしまうことがあり、そのパッドの取り替えに時間
がかかります。それに比べてモップは汚れをたくさん取
ることができ、水の吸収能力があるので、少しの水なら
吸い取ってしまいます。そのようなわけで、床をきれい
に掃除し、しかもモップはパッドに比べて長時間使用で
き、パッドを交換するために要していた時間を節約する
ことができます。また、モップは汚れをたくさん拭きと
る能力がありますので労力も軽減することができる。ま
た、掃除機用のノズルだけでは、付着した汚れは吸い取
りにくく、掃除機をかけた後で、さらにモップなどで拭
き取る必要があり、掃除の時間が長くなりがちです。ま
た、モップだけでは塵が多いと、モップに塵が付き過ぎ
て、モップの本来の小さな塵を取るという能力が著しく
低下します。さらに、大きな塵が多いとモップでは小さ
な塵が取れにくくなくなり、塵が飛散してしまって、十
分きれいに掃除ができないことがありました。本発明
は、掃除機のノズルとモップを固着して使用することに
より、塵を吸い取りながら、モップをかけるのでモップ
が本来持っている小さな塵を取るという能力を維持する
ことにより掃除をきれいにし、しかも、掃除の時間を短
縮し、労力を軽減することができる、モップ付き掃除機
用ノズルの提供を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】以下、課題を解決するた
めの手段について説明する。

【０００５】請求項１では、モップの下地２ａの上を、
モップ押さえ４で押さえ、モップ２が一番下地になるよ
うに取り付け、モップ押さえ４の上に掃除機用ノズル１
をブラシ３とモップ２が横にそろうように、固着させる
ように手段を講じたものである。

【０００６】請求項２では、モップ２とモップの下地２
ａの中にモップの穴２ｂを設け、従来の掃除機用ノズル
１ａで、モップの穴２ｂを上から覆うように装着させ、
モップ２が一番下になるように手段を講じたものであ
る。

【０００７】請求項３においては、掃除機用モップ専用
ノズル１ｂを、開口有りモップ押さえ４ａに設けた開口
部６を上から覆うように装着させ、開口部６とモップの
穴２ｂが下から見て一致するように、開口有りモップ押
さえ４ａでモップの下地２ａを上から押さえ、モップ２
が一番下になるように手段を講じたものである。

【０００８】

【作用】以下、作用について説明する。

【０００９】請求項１では、これを使用するとき、掃除
機用ノズル１に接続口５を通して掃除機を接続し掃除機
を運転して掃除機用ノズル１に吸引力を持たせます。そ
してブラシ３とモップ２を下にして床に接触させながら
進ませると塵がブラシ３から掃除機用ノズル１に吸い込
まれてゆく。そうしながらモップ２が、すぐ後に残った
床の汚れを拭き取ってゆく。

【００１０】請求項２では、これを使用するとき、従来
の掃除機用ノズル１ａに接続口５を通して掃除機を接続
し掃除機を運転して、従来の掃除機用ノズル１ａに吸引
力を持たせます。そしてモップの穴２ｂを上から覆うよ
うに、従来の掃除機用ノズル１ａを装着し、従来の掃除
機用ノズル１ａでモップの下地２ａとモップ２を押さえ
ながら床の上を滑らせると一番下にあるモップ２が汚れ
を拭き取ってゆく。掃除中に塵がモップ２にたくさん付
いたときは、モップ２を床から少し持ち上げてみると、
掃除機の吸引力が働いて塵を吸いあげます。

【００１１】請求項３においては、これを使用するとき
掃除機用モップ専用ノズル１ｂに接続口５を通して掃除
機を接続し掃除機を運転して掃除機用モップ専用ノズル
１ｂに吸引力を持たせます。掃除機用モップ専用ノズル
１ｂを、開口有りモップ押さえ４ａに設けた開口部６を
上から覆うように装着させ、開口部６とモップの穴２ｂ
が下から見て一致するように、開口有りモップ押さえ４
ａでモップ下地の２ａを上から押さえながら、床の上を
滑らせると一番下にあるモップ２が汚れを拭き取ってゆ
きます。塵がモップ２にたくさん付いたときはモップ２
を床から少し持ち上げてみると、掃除機の吸引力が働い
て塵を吸いあげます。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。

【００１３】図１、図２及び図３は、第一実施例であっ
て、モップ押さえ４の下にモップの下地２ａとモップ２
を取り付け、モップ押さえ４の上に掃除機用ノズル１を
ブラシ３とモップ２が横にそろうように取り付ける、そ
して掃除機用ノズル１を接続口５を通して掃除機に接続
し、掃除機を運転することにより吸引力を持たせます。
そしてブラシ３とモップ２を下にして床に接触させなが
ら進ませると、塵がブラシ３から掃除機用ノズル１に吸
い込まれてゆく。そうしながらモップ２が、すぐ後に残
った汚れを拭き取ってゆく。

【００１４】図３は、図１に示している掃除機用ノズル
１とモップ２を下から見たもので、このノズル１とモッ
プ２の間隔はモップ２の一部が吸い込まれないような距
離が望ましい。

【００１５】第一実施例にあって掃除機用ノズル１とモ
ップ押さえ４をプラスチックなどの同一材料で形成して
一体化することが望ましい。

【００１６】図４、図５及び図６は、第二実施例であっ
て、従来の掃除機用ノズル１ａに接続口５を通して掃除
機を接続し掃除機を運転して、従来の掃除機用ノズル１
ａに吸引力を持たせます。そしてモップの穴２ｂを上か
ら覆うように従来の掃除機用ノズル１ａを装着し、従来
の掃除機用ノズル１ａでモップの下地２ａとモップ２を
押さえながら床の上を滑らせると一番下にあるモップ２
が汚れを拭き取ってゆく。掃除中に塵がモップ２にたく
さん付いたときは、モップ２を床から少し持ち上げてみ
ると、掃除機の吸引力が働いて塵を吸いあげます。

【００１７】第二実施例においては、従来の掃除機用ノ
ズル１ａとモンプの下地２ａに、隙間が無いほうが望ま
しい。

【００１８】第二実施例では、モップの下地２ａに強度
を持たせ、モップの穴２ｂがつぶれないようにするのが
望ましい。

【００１９】図７、図８及び図９は、第三実施例であっ
て、掃除機用モップ専用ノズル１ｂに接続口５を通して
掃除機を接続し掃除機を運転して掃除機用モップ専用ノ
ズル１ｂに吸引力を持たせます。掃除機用モップ専用ノ
ズル１ｂを、開口有りモップ押さえ４ａの中に設けた開
口部６を上から覆うように装着させ、開口部６とモップ
の穴２ｂが下から見て一致するように、開口有りモップ
押さえ４ａでモップ下地の２ａを上から押さえながら、
床の上を滑らせると、一番下にあるモップ２が汚れを拭
き取ってゆきます。掃除中にモップ２に塵がたくさん付
いたときは、モップ２を床から少し持ち上げてみると、
掃除機の吸引力が働いて塵を吸いあげます。

【００２０】第三実施例にあっては、掃除機用モップ専
用ノズル１ｂと開口有りモップ押さえ４ａをプラスチッ
クなどの同一材料で形成して一体化することが望まし
い。

【００２１】第三実施例の場合、開口有りモップ押さえ
４ａでしっかりとモップの下地２ａとモップ２を押さえ
るので、モップの下地２ａにあまり強度が無くても使用
できる。

【００２２】

【発明の効果】

【００２３】本発明は、請求項１において、モップ押さ
え４の下にモップの下地２ａとモップ２を取り付け、モ
ップ押さえ４の上に掃除機用ノズル１をブラシ３とモッ
プ２が横にそろうように取り付ける、そして掃除機用ノ
ズル１を接続口５を通して掃除機に接続し、掃除機を運
転することにより吸引力を持たせます。そしてブラシ３
とモップ２を下にして床に接触させながら進ませると、
塵がブラシ３から掃除機用ノズル１に吸い込まれてゆ
く。そうしながらモップ２が、すぐ後に残った汚れを拭
き取ってゆくので塵が多く、汚れが付着している床や、
広い床などを掃除するとき、また、少しの水があるとこ
ろでも、一度できれいに、そして楽に、しかも早く掃除
をすることのできる効果を奏するものである。

【００２４】請求項２においては、従来の掃除機用ノズ
ルを使うことができるので、モップの下地２ａとモップ
２を準備するだけでよく、たいへん経済的です。掃除中
にモップ２に塵がたくさん付いたときはモップ２を床か
ら少し持ち上げてみると、掃除機の吸引力が働いて塵を
吸いあげまから、モップが本来持っている小さな塵を取
るという能力を維持しながら、掃除ができることになり
ます。

【００２５】請求項３の場合、開口有りモップ押さえ４
ａでモップの下地２ａとモップ２を均等に押さえること
ができるので、床に付着した汚れを効率よく拭き取るこ
とができる。掃除中にモップ２に塵がたくさん付いたと
きはモップ２を床から少し持ち上げてみると、掃除機の
吸引力が働いて塵を吸いあげまからモップが持っている
小さな塵を取る能力を維持しながら掃除ができます。ま
た、少しの水があったり塵が多く、汚れが付着している
床や、広い床などを掃除するとき一度で奇麗に、また楽
に、しかも早く掃除をすることのできる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第一実施例の斜視図である。

【図２】本発明の第一実施例の図１のＡ−Ａ断面図であ
る。

【図３】本発明の第一実施例の底面図である。

【図４】本発明の第二実施例の斜視図である。

【図５】本発明の第二実施例の図４のＢ−Ｂ断面図であ
る。

【図６】本発明の第二実施例の底面図である。

【図７】本発明の第三実施例の斜視図である。

【図８】本発明の第三実施例の図７のＣ−Ｃ断面図であ
る。

【図９】本発明の第三実施例の底面図である。

【符号の説明】

１は掃除機用ノズル １ａは従来の掃除機用ノズル １ｂは掃除機用モップ専用ノズル ２はモップ ２ａはモップの下地 ２ｂはモップの穴 ３はブラシ ４はモップ押さえ ４ａは開口部有りモップ押さえ ５は接続口 ６は開口部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 モップの下地（２ａ）の上を、モップ押
   さえ（４）で押さえ、モップ（２）が一番下地になるよ
   うに取り付け、モップ押さえ（４）の上に掃除機用ノズ
   ル（１）をブラシ（３）とモップ（２）が横にそろうよ
   うに、固着させた、モップ付き掃除機用ノズル。
2. 【請求項２】 モップ（２）とモップの下地（２ａ）の
   中に、モップの穴（２ｂ）を設け、従来の掃除機用ノズ
   ル（１ａ）で、モップの穴（２ｂ）を上から覆うように
   装着させ、モップ（２）が一番下になるようにした、モ
   ップ付き掃除機用ノズル。
3. 【請求項３】 掃除機用モップ専用ノズル（１ｂ）を、
   開口有りモップ押さえ（４ａ）に設けた開口部（６）
   を、上から覆うように装着させて、開口部（６）とモッ
   プの穴（２ｂ）が下から見て一致するように、開口有り
   モップ押さえ（４ａ）でモップの下地（２ａ）を上から
   押さえ、モップ（２）が一番下になるようにした、モッ
   プ付き掃除機用ノズル。