JP2001169898A - 回転祭壇付真空納骨台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 納骨壷と墓標及び付属品を一体に収納でき室
内に安置する祭壇を提供する。 【解決手段】 祭壇を前後に仕切り前面に位牌と仏具の
収納箱を置き、後面に納骨箱と墓を安置し、納骨箱とそ
の内部に収納されている骨壷を真空に保つ装置を備え、
祭壇全体は水平に回転でき、日常は位牌を室内に向けて
参拝をし必要に応じて後面を表に回す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】室内で位牌と遺骨の真空保管
をする祭壇に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来は野外の納骨堂では、納骨室を設置
し上部に墓石を安置した。納骨室の密閉は石板とかコン
クリート蓋を用いていたが雨水が侵入し傷む恐れがあ
る。室内用の場合には部屋の祭壇の前に納骨箱のみが安
置されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】納骨箱と墓標及び位牌
等と付属品を一体に収納する室内用祭壇を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の祭壇は室内で長
期にわたり遺骨を安定して保存し、祭具一式をコンパク
トに収納することを目的とした物である。納骨箱とその
内部に収納されている骨壷を真空に保つ装置を備え、祭
壇箱を前面と背面に仕切り前面を位牌と仏具の収納箱と
し、背面に骨壷を安置する納骨棚と墓を置き、祭壇全体
は水平に回転し日常は位牌を室内に向けて参拝をし必要
に応じて背面を表に回す。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の祭壇箱を図面で説明す
る。図１は祭壇箱体１の位牌を置く前面側の斜視図であ
る。祭壇箱体１を中央仕切り板１１で前面と背面に分割
し底板８は、台部９に回転装置１０で回転可能に接続す
る。前面の上部を位牌安置棚２とし下面は仏具収納箱３
とする。位牌安置棚２に扉１２を付ける。

【０００６】背面の構造について図２の背面図により説
明する。背面の上部を墓設置棚４とし下部は納骨棚５で
ある。

【０００７】下部の納骨棚５に収納される真空納骨外箱
６と真空納骨室７の詳細を図３で説明する。密閉された
真空納骨外箱６は気密シールを付けた蓋と空気バルブ１
３を備え外部の吸引装置により内部の空気を減圧し長期
間にわたり内部を真空に保つ。真空納骨室７は骨壷を安
置する物である。

【０００８】

【発明の効果】団地等の部屋でも仏壇と遺骨と墓と仏具
をコンパクトにまとめて日常身近に礼拝することができ
る。遺骨を真空室に安置して長期間安定した状態の保管
が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の祭壇の全体斜視図である。

【図２】祭壇の背面図である。

【図３】真空納骨外箱と納骨棚の左側面の断面図である

【符号の説明】

１ 祭壇箱体 ２ 位牌安置棚 ３ 仏具収納棚 ４ 墓設置棚 ５ 納骨棚 ６ 真空納骨外箱 ７ 真空納骨室 ８ 底板 ９ 台部 １０ 回転機構 １１ 中央仕切り板 １２ 扉 １３ 空気バルブ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 納骨用祭壇箱体の前面を祭壇と仏具収納
   室とし，背面を墓と真空納骨棚とし、仕切板で前後に区
   分し、祭壇箱底部に回転機構を設け、骨壷を収納する真
   空納骨室に空気バルブを設けたことを特徴とする回転祭
   壇付真空納骨台。