JP3046947U - 墓前香炉台 - Google Patents
墓前香炉台Info
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- JP3046947U JP3046947U JP1997007664U JP766497U JP3046947U JP 3046947 U JP3046947 U JP 3046947U JP 1997007664 U JP1997007664 U JP 1997007664U JP 766497 U JP766497 U JP 766497U JP 3046947 U JP3046947 U JP 3046947U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incense burner
- stand
- storage
- carote
- grave
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に納骨でき、しかも、墓参に必要な道具
を収納できるようにする。 【解決手段】 カロート1の上に墓石本体2と香炉台1
0をそれぞれ載せ、これら墓石本体2と香炉台10とで
カロート1の上面開口を塞ぐ。香炉台10は、石材で作
られた横長の箱体であり、内部は収納庫21として使用
する。香炉台10の前面には上下にレール17があり、
これらレールの間にはめ込まれた2枚の扉19はレール
に沿って左右に開閉する。香炉台の底板11には、納骨
のための穴20をあける。この穴20から物が落ちない
よう、収納庫21内に敷板22を敷く。
を収納できるようにする。 【解決手段】 カロート1の上に墓石本体2と香炉台1
0をそれぞれ載せ、これら墓石本体2と香炉台10とで
カロート1の上面開口を塞ぐ。香炉台10は、石材で作
られた横長の箱体であり、内部は収納庫21として使用
する。香炉台10の前面には上下にレール17があり、
これらレールの間にはめ込まれた2枚の扉19はレール
に沿って左右に開閉する。香炉台の底板11には、納骨
のための穴20をあける。この穴20から物が落ちない
よう、収納庫21内に敷板22を敷く。
Description
【0001】
この考案は、墓石における骨蓋の改良に関する。
【0002】
従来の墓石は、図1に示すように、遺骨を収めるカロート1(納骨堂)の上に 墓石本体2と骨蓋7が載っており、骨蓋の上に花立5ておよび香炉3が置かれて いる。 このような墓では、お参りに必要な道具、例えば、線香、茶碗、花筒等を収納 する場所がなくて不便である。また、納骨は、花立て5と香炉3を退かし、さら に重い骨蓋7を開けなければならないので、自分で行うのは無理であり、たいて いは業者に依頼して行っている。
【0003】
この考案は、自分でも簡単に納骨でき、しかも、墓参に必要な道具を収納でき る墓石を提供することを課題とする。
【0004】
この考案は、カロートの上に箱形の香炉台を載せ、カロートの上部開口を塞ぐ 。香炉台の内部は収納庫として使えるよう前面に扉を設ける。香炉台の底板には 納骨用の穴を開け、穴を塞ぐために該収納庫内に敷板を置く。扉はスライド式で もヒンジ式でもよい。スライド扉の場合は、納骨のとき便利なよう、取し外しで きる構造にするとよい。
【0005】 香炉台の上には、香炉や花立てを置く。香炉台の中の収納庫は、花立て、線香 、茶碗、名刺受け、雑巾などの墓参用具をしまっておくのに利用する。 納骨のときは、扉を開き(または、外してしまう。)、収納庫内に敷いてある 敷板を取り除くと、カロートに通じる穴が表われるので、この穴から骨壺をカロ ートの中に収める。
【0006】
図2において、符号1は遺骨を収めるカロート(納骨堂)であり、その上に墓 石本体2と香炉台10をそれぞれ載せ、これら墓石本体2と香炉台10とでカロ ート1の上面開口を塞ぐ(図4の断面図も参照)。墓石本体2は従来通りのもの で、下から下台2a、中台2b、上台2cそして棹石2dからなっている。香炉 台10の上には、中央に香炉3、両側に花立て5を置く。
【0007】 香炉台10は、石材で作られた横長の箱体であり、内部は収納庫21として使 用する。図3に香炉台10の組立斜視図を示すが、これから分るように、底板1 1の上に後板12と左右側板13を立て、それらの上に天板15が載っている。 各板は接着剤で相互に結合すると共に、図3にも示すように、接合面には金属製 のピン16を埋め込む。
【0008】 香炉台10の前面には上下にレール17があり、これらレールの間にはめ込ま れた2枚の扉19はレールに沿って左右に開閉する。扉19は、襖や障子と同じ く、持ち上げて下のレール17から浮かせ、そのまま下側を手前に引けば、外す ことができる。
【0009】 香炉台の底板11には、納骨のための穴20があいている。穴の大きさは、骨 壺が通る程度の大きさが必要であり、この例では左右が40cm、前後が25cmほ どある。この穴20から物が落ちないよう、収納庫21内に敷板22を敷いて、 穴を塞いである。敷板22は18mmほどの薄い石板であり、納骨のとき持ちやす いよう、両側を一部削り取って手掛り22aが形成してある(図3)。
【0010】 この墓石はこのように構成されており、普段、香炉台の中(収納庫21)には 、花立て、線香、茶碗、名刺受け、雑巾などの墓参用具をしまっておく。 納骨のときは、扉19をレール17から外し、収納庫21に敷いてある敷板2 2を庫外に出すとカロート1に通じる穴20が表われる。図4に矢印で示すよう に、手を伸してこの穴20から骨壺をカロート1の中に収め、敷板22と扉19 を元に戻せば、作業が終わる。
【0011】 このように香炉台10は納骨のとき、どける必要がなく、カロート1の上に載 せたまま納骨できるので、香炉台10とカロート1の隙間にはシール材を充填し てしまい、雨水が滲み込まないようにすることができる。香炉3や花立て5も、 納骨時どける必要がないので、地震で倒れないよう香炉台10の上に接着固定し てしまうとよい。
【0012】 雨の日や風の強い日に、線香に着火するのに手間取ることがあるが、このよう なときは、雨風を避けるため、収納庫21の中で着火すると巧くいく。
【0013】 この墓は、香炉3や花立て5が、箱形の香炉台10に載っているので、従来の 墓より高い位置にあり、したがって、腰を深く屈めないで、楽な姿勢でお参りが できる。 この香炉台10は、既存の墓に取り付ける場合は、骨蓋7(図1参照)を撤去 して、その後に置くだけでよい。
【0014】
以上説明したように、この考案による墓前香炉台は、内部が収納庫になってお り、その中に墓参りに花立て、線香、茶碗、名刺受け、雑巾などの墓参用具をし まって おくことができるので便利である。
【0015】 また、香炉台の底板に穴を開けてあり、納骨の際に穴を覆っている敷板を取り 去って、その穴から骨壺をカロートの中に収めることができる。敷板は従来の墓 の骨蓋に比べて、小さくて軽いので、専門業者に頼まなくても自分の手で容易に 納骨することができる。
【0016】 収納庫は、線香に着火するときの、雨風を避けるシェルターとしても使える。 また、この墓では、香炉や花立てが、箱形の香炉台に載っているので、従来の墓 より高い位置にあり、したがって、腰を深く屈める必要がなく、楽な姿勢でお参 りができる。また、香炉台およびその上に載っている香炉や花立ては納骨の際に どける必要がないので、香炉台はカロートないし墓石本体との間の隙間にシール 材を充填して、カロートへの雨水の侵入を防ぐことができる。また、香炉や花立 ては、香炉台に接着剤等で固定することができ、地震のときにも倒れない。
【0017】 なお、扉が箱体の天板と底板の間にスライド自在にしかも取し外し自在にはめ 込んであれば、物の出し入れもしやすいし、納骨の際、外せるので、納骨作業が 行いやすい。
【図1】 従来の墓石の斜視図である。
【図2】 この考案の墓石の斜視図である。
【図3】 香炉台の分解組立斜視図である。
【図4】 図2の墓石野断面図である。
1 カロート 2 墓石本体 3 香炉 5 花立て 10 香炉台 19 扉 20 穴 21 収納庫 22 敷板
Claims (2)
- 【請求項1】 カロートの上に載せてその開口を塞ぐた
めの箱体であって、内部を収納庫として使えるよう前面
に扉を設け、その底板に納骨用の穴を開け、該穴を塞ぐ
ために該収納庫内に敷板を置いた墓前香炉台。 - 【請求項2】 該扉が箱体の天板と底板の間にスライド
自在に、しかも取し外し自在にはめ込んである請求項1
に記載の墓前香炉台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007664U JP3046947U (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 墓前香炉台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007664U JP3046947U (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 墓前香炉台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046947U true JP3046947U (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=43181267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007664U Expired - Lifetime JP3046947U (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 墓前香炉台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046947U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430412B1 (ja) | 2002-06-03 | 2003-07-28 | 東北協同石材株式会社 | 供物台 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP1997007664U patent/JP3046947U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430412B1 (ja) | 2002-06-03 | 2003-07-28 | 東北協同石材株式会社 | 供物台 |
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