JP2001169382A - イヤホン装置 - Google Patents

イヤホン装置

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JP2001169382A
JP2001169382A JP35152299A JP35152299A JP2001169382A JP 2001169382 A JP2001169382 A JP 2001169382A JP 35152299 A JP35152299 A JP 35152299A JP 35152299 A JP35152299 A JP 35152299A JP 2001169382 A JP2001169382 A JP 2001169382A
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JP
Japan
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neck
connection cord
hanging member
earphone
neck hanging
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JP35152299A
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English (en)
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Takayuki Tanio
孝行 谷生
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ZAZA INTERNATIONAL KK
Zaza International KK
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ZAZA INTERNATIONAL KK
Zaza International KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着により美観を生じさせて装飾性を向上
し、耳に嵌めたイヤホンが緩んだり、抜け落ちてしまう
ことを防止ないし抑制するイヤホン装置を提供する。 【解決手段】 人の首部に着脱自在に掛け留め可能とさ
れた首掛部材2と、首掛部材2に設けられた接続コード
延長部16において首掛部材2から延長される接続コー
ド10と、その接続コード10の先端部に設けられ、接
続コード10の他端部に接続された音響出力装置から出
力される音を聴取するためのイヤホン17とを備える。
首掛部材2は、その前方対応部5が後方対応部3よりも
垂れ下がった状態となるように、側方対応部4が滑らか
に傾斜する形態とされ、3次元的に人の首周りの起伏と
略一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽、音声等を音
響出力装置から聴取するためのイヤホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接続端子を端部に備えた接続コー
ドを介し、音響出力装置から出力された音楽、音声等を
イヤホンにより聴取するイヤホン装置において、装着時
の安定性、装飾性を改善するために、イヤホン装置の形
状や材質に様々な工夫がなされている。例えば、ヘッド
バンドを頭部に掛け、ヘッドバンドの端部に設けられた
イヤホンを耳に直接嵌め込むインナーイヤ型ヘッドホン
タイプや、イヤホンを耳に覆う形態で使用するオープン
イヤ型ヘッドホンタイプ、あるいは、ネックバンドを首
部に掛けて使用するネックホンタイプ等がある。これら
のイヤホン装置においては、接続コードにイヤホンが直
接設けられたタイプに比べると、頭部ないし首部に掛け
る部材があるため、イヤホンの装着が安定化する。さら
に、ネックホンタイプにおいてはイヤホン装置の装着が
目立たないため、装飾性も改善され、接続コードが絡ま
る問題等も改善されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、頭部に
掛けて使用するヘッドホンタイプでは、使用時にヘアス
タイルを崩してしまう問題があり、さらに歩行時の振
動、首を振るなどの特別な動作により例えば頭部が前後
方向に振れた場合には、イヤホンが耳から外れてしまう
場合がある。また、ネックホンタイプでは、首部に掛け
たネックバンドが首周りに回転して、耳に嵌めているイ
ヤホンが緩んでしまったり、最終的には抜け落ちてしま
う場合がある。さらに、このネックホンタイプは装着が
目立たないことが装飾性に優れるとされているが、この
発想は消極的であり、積極的に装着自体に美観を生じさ
せるに至っていない。
【0004】本発明の課題は、装着により美観を生じさ
せて装飾性を向上し、耳に嵌めたイヤホンが緩んだり、
抜け落ちてしまうことを防止ないし抑制することが可能
なイヤホン装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明のイヤホン装置は、人の首部
に着脱自在に掛け留め可能とされた首掛部材と、前記首
掛部材に支持され、その首掛部材の所定位置に設けられ
た接続コード延長部において該首掛部材から延長される
接続コードと、その延長された接続コードの先端部に設
けられ、音響出力装置から出力される音を聴取するため
のイヤホン本体部(単にイヤホンとも言う)と、を備
え、前記首掛部材は、人の首部に掛け留めされる場合
に、首後部に位置する後方対応部と、首両側部に位置す
る側方対応部と、胸上部に位置する胸上部対応部とから
構成され、全体形状が、首部の後部及び側部を経て首部
より下側の胸上部の形態に3次元的にほぼ一致するよう
に形成されていることを特徴とする。
【0006】このように、首掛部材の形状を3次元的に
人の首周りから胸元(胸上部)にかけての形態と略一致
する形態としたため、従来のネックホンのように、首掛
部材が首周りに回転することが起こりにくくなり、その
回転によりイヤホンが耳から外れる等の問題が生じにく
くなる。また、装着時の外観は、人の首周りから胸元
(胸上部)の形態と略一致しているため、例えばネック
レスを装着している感覚であり、美観を備えたものであ
るので、従来のようにイヤホン装置の装着を目立たなく
するよりも、むしろイヤホン装置(特に首掛部材)を積
極的に他人に見えるようにすることができる。
【0007】このような構成の具体的な態様としては、
接続コードの中間部が首掛部材に支持されたものや、接
続コードの中間部ではなく、接続コードの基端部が首掛
部材に支持され、そこから延長された接続コード先端部
にイヤホン本体部が備えられるものでもよい。この場合
は、接続コード延長部に音響出力装置が内部又は外部に
設けられるが、音響出力装置からのデータを受ける無線
受信部が設けられる等とすることもできる。なお、胸上
部とは首部の下側に位置する鎖骨付近まで、あるいは鎖
骨から鳩尾付近までの領域の一部又は全部を意味する。
【0008】具体的な首掛部材の形態は、胸上部対応部
が後方対応部よりも垂れ下がった状態となるように、側
方対応部が滑らかに傾斜しているのがよい。人の首周り
にネックバンド状の部材を巻く場合に、首前方部分(胸
上部部分)が首後方部分よりも垂れ下がっている態様に
すれば該部材のぶれが少なくなり安定性が増すため、本
発明では、それを首掛部材に応用して上記のように側方
対応部を滑らかに傾斜する形態とした。これにより、イ
ヤホン装置の装着時の位置安定性が一層向上し、首掛部
材の首周りにおける回転が殆ど生じないようになる。
【0009】首掛部材は、一部が開放された略円環状の
形態を有し、その開放部において開閉可能とされること
で、人の首部に着脱自在に掛け留め可能にすることがで
きる。この場合、首掛部材を開放部において開状態と
し、首の前方から掛け留めすることが可能となり、その
着脱操作が簡便となる。
【0010】次に、接続コードは、上記首掛部材の形状
に伴う態様で、接続コード延長部から胸上部対応部にか
けて該首掛部材に支持される第1接続コードと、胸上部
対応部に位置する分岐部において前記第1接続コードか
ら延長され、当該イヤホン装置と前記音響出力装置との
間において電気信号を接続するための接続端子が先端部
に備えられている第2接続コードと、から構成されてい
るものとすることができる。
【0011】このように、上述した首掛部材の形状に伴
う態様で、第1接続コードを首掛部材に支持させると、
第1接続コードが嵩張ったり、ぶらついたりすることを
防止ないし抑制できる。また、上記分岐部から延長され
た第2接続コードの先端部に設けられた接続端子によ
り、音響出力装置と接続して音響の電気信号を受送信で
きる構成としたため、第2接続コードが首周りから胸元
(胸上部)付近で嵩張ったりすることが少なくなり、ま
た、第1及び第2接続コードが外観上目立たないため美
観に優れたものとなる。
【0012】首掛部材に第1接続コードを支持する態様
としては、例えば、首掛部材を中空状に形成し、第1接
続コードがその中空内部を通って該首掛部材に支持され
るものとすることができる。この場合、首掛部材におい
て第1接続コードの嵩張り、ぶらつき等が一層防止さ
れ、また、装飾性についても、第1接続コードが外から
見えないために良好である。
【0013】一方、上記分岐部には、第1及び/又は第
2接続コードを内部に収納可能な分岐部側接続コード収
納装置を設けることができる。このように、収納装置に
より接続コードを収納可能とすれば、当該イヤホン装置
を未使用時には、接続コードを全て収納して該接続コー
ドの絡まり等を防止することが可能となり、また、使用
時には、必要に応じた長さ分だけ上記収納装置から引き
出すことができ、余分な接続コードの嵩張り、ぶらつき
等を防止ないし抑制することができる。この分岐部側接
続コード収納装置は、上記音響出力装置側に延長される
第2接続コードを内部に収納するものとするのがよい。
本発明のイヤホン装置においては、首掛部材側の第1接
続コードは、該首掛部材の内部等に支持(収容)されて
いるため、嵩張ったり、ぶらついたりすることが少ない
が、音響出力装置側に延長される第2接続コードは、余
分になって邪魔になることが多いため、この第2接続コ
ードを分岐部側接続コード収納装置に収納する構成とす
るのがよい。
【0014】次に、首掛部材の胸上部対応部には、当該
首掛部材の重心位置を定める重心位置決定部材を設ける
ことができる。特に、胸上部対応部のうち上記分岐部に
対応した位置に上記重心位置決定部材を設けるのがよ
い。本発明のイヤホン装置においては、首掛部材を3次
元的に人の首周りから胸元(胸上部)にかけての形態と
略一致する形態としたために、当該首掛部材の回転を抑
制することが可能であるが、上記のように重心位置決定
部材を首掛部材の胸上部対応部、特に分岐部に設ける
と、一層効果的に首掛部材の回転を抑制することがで
き、イヤホンが耳から外れる等の問題が生じにくくな
る。
【0015】重心位置決定部材の具体的態様としては、
例えば上記分岐部側接続コード収納装置とすることがで
きる。分岐部側接続コード収納装置は、首掛部材に比し
て重く構成されることが殆どであるため、重心位置決定
部材として代用することが可能で、この場合、特別に重
心位置決定部材を設ける必要がなく、イヤホン装置の構
成を簡略化することが可能となる。なお、その他の重心
位置決定部材の態様としては、首掛部材を胸上部対応部
において肉厚にしたり、胸上部対応部に重量の大きい部
材を備え付けたりすることが可能で、重量の大きい部材
を例えば装飾性のあるペンダント等により構成すれば、
本発明のイヤホン装置の装飾性向上効果が一層高いもの
となる。
【0016】一方、接続コード延長部から延長される接
続コードは、その接続コード延長部に設けられた延長部
側接続コード収納装置により収納可能とすることができ
る。イヤホン装置を未使用時には、接続コード延長部か
ら延長される接続コードを延長部側接続コード収納装置
に全て収納して、当該イヤホン装置をコンパクトに携帯
可能となり、携帯時等に該接続コードが絡まる等の問題
が生じにくくなる。また、イヤホン装置を使用時には、
接続コード延長部から延長される接続コードを必要に応
じた長さ分だけ延長部側接続コード収納装置から引き出
して使用することが可能であるため、該接続コードの嵩
張り、ぶらつき等を防止ないし抑制することができる。
【0017】上記分岐部側及び/又は延長部側接続コー
ド収納装置は、接続コードを内部に巻取り可能な接続コ
ード巻取装置とすることができる。上記収納装置を巻取
装置とした場合、該収納装置内で接続コードが絡まりに
くくなり、スムーズなコード収納(巻取)が可能とな
る。このような巻取装置としては、例えば、公知のゼン
マイ装置等を用いることが可能で、そのゼンマイ装置に
ラチェット装置等の間欠停止手段を用いれば接続コード
の引出し長さを自在に調整することが可能となる。な
お、その他の収容方法として、接続コードをスライド式
に首掛部材内部に収容する態様とすることも可能であ
る。
【0018】一方、上記首掛部材を弾性変形可能な材質
により構成して開閉可能とし、人の首部に着脱自在に掛
け留め可能なものとすることができる。この場合、首掛
部材の開閉をスムーズに行うことができ、首部への着脱
を簡便に行うことが可能となる。また、開閉のための特
別な装置を必要としないため、イヤホン装置の構成が簡
略化される。なお、その他の首掛部材の開閉機構として
は、首掛部材を、分岐部において割りピン等を介して略
対称な2部材から構成し、該割りピンを中心として各部
材が開閉方向に回動可能な構成とすることもできる。
【0019】また、上記首掛部材は折畳み可能な構成と
することができ、この場合、イヤホン装置を未使用時に
はコンパクトに折畳んで携帯することが可能となる。折
畳み可能とするための構成としては、例えば、上述のよ
うな割りピン等を利用することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明のイ
ヤホン装置の一実施例を示すネックホンの全体斜視図で
ある。ネックホン1は、人の首部に着脱自在に掛け留め
可能な首掛部材2を備え、この首掛部材2は、人の首部
に掛け留めされたときに、首後部に位置する後方対応部
3と、首両側部に位置する側方対応部4と、胸上部に位
置する胸上部対応部5とから構成されている。
【0021】首掛部材2の形状は、側方対応部4におい
て滑らかな傾斜が付与され、胸上部対応部5が後方対応
部3から垂れ下がった状態となっており(図2の側面図
参照)、その全体形状が3次元的に人の首周りから胸元
(胸上部)にかけての形態と略一致する形態とされてい
る。すなわち、後方対応部3と側方対応部4とにより構
成される略円環状部7と、胸上部対応部5により構成さ
れる垂下り部8とにより首掛部材2が構成されている。
【0022】首掛部材2は内部が中空の中空状部材から
構成されており、その首掛部材2の中空内部には接続コ
ード10が挿通されている。接続コード10は、首掛部
材2内部に挿通される第1接続コード11,11と、胸
上部対応部5の先端部に位置する分岐部15において第
1接続コード11から外部に延長され、音響出力装置7
0(図6参照)と接続するための接続端子12を備えた
第2接続コード13と、から構成されている。
【0023】第1接続コード11,11は、首掛部材2
の側方対応部4,4に穿設された接続コード延長部1
6,16において首掛部材2から延長され(引き出さ
れ)ている。延長された接続コードの先端部には、図示
しない音響出力装置から出力される音を聴取するための
イヤホン(イヤホン本体部)17が設けられている。本
実施例のネックホン1は、首掛部材2を首に掛け留め
し、首掛部材2の接続コード延長部16から接続コード
10を引き出し、先端部に設けられたイヤホン17を耳
に嵌め込んで使用する。
【0024】一方、首掛部材2は、その後方対応部3に
おいて、一部が開放されて開放部6を形成しており、そ
の開放部6において開閉可能とされ、図3に示すような
開状態の首掛部材2を例えば人の首部前方から掛け留め
することが可能とされている。この首掛部材2の開閉機
構としては、首掛部材2の全体もしくは一部を弾性変形
可能なゴムないし可撓性樹脂等の材料から構成し、その
弾性変形を利用して開閉可能とする方法や、図4に示す
ような割りピンを利用した方法等がある。
【0025】図4において、首掛部材2は、胸上部対応
部5(図1参照)の分岐部15(図1参照)において割
りピン20を介して略対称な2部材(第1首掛部材2
a,第2首掛部材2b)から構成され、該割りピン20
を中心として各部材2a,2bが開閉方向に回動可能な
構成とされている。具体的には、第1首掛部材2aの端
部に形成された凹部21に、第2首掛部材2bの端部に
形成された凸部22が回動可能な状態で嵌合され、その
嵌合部には嵌合した凹部21、凸部22を貫通する割り
ピン20が挿入されており、割りピン20を中心に両部
材2a,2bが回動可能とされている。
【0026】図1に戻り、首掛部材2の分岐部15に
は、上記接続コード10(本実施例では第2接続コード
13)を巻取り可能な巻取装置(分岐部側接続コード収
納装置)30が設けられている。このような巻取装置3
0としては、公知のコード巻取装置を用いることが可能
で、例えば手動の巻取装置、ゼンマイ式の巻取装置等を
用いることができる。
【0027】図5は、ゼンマイ式の巻取装置の一例を模
式的に示した部分透視図(a)、及び斜視図(b)であ
る。ゼンマイ式巻取装置30は、図5(a)に示すよう
に、第2接続コード13を巻き取るための巻取リール3
5と、巻取リール35に一端が固定され、その巻取リー
ル35を巻取り方向に付勢するためのゼンマイ31と、
その付勢を抑止するためのストッパ部材60(ラチェッ
ト機構等を用いることができる)とを備え、このストッ
パ部材を操作するためのストッパ操作部14が首掛部材
2の側面に設けられている(図1参照)。
【0028】また、ゼンマイ式巻取装置30は、図5
(b)に示すように、第1接続コード11,11が接点
33,34において電気的に接続される回転不能の電気
接続用プレート32と、第2接続コード13が回転軸に
設けられた接点(図示略)において電気的に接続される
回転可能な巻取リール35とが、ブラシ(図示略)等に
よる接触通電により両接続コードが電気的に接続されて
いる。
【0029】ここで、第2接続コード13が最大に引き
伸ばされた状態においては、ゼンマイ31が最大に巻き
込まれた状態であり、コードが巻き込まれる方向に最も
大きな付勢力が巻取リール35に掛かることとなる。こ
の付勢力は図5aに示すストッパ部材60により抑止さ
れており、ストッパ操作部14を操作することで付勢抑
止を解除することが可能となっている。ストッパ操作部
14により付勢抑止が解除されると、巻取リール35が
巻取り方向に回転し、第2接続コード13が巻き取られ
る。
【0030】本実施例のネックホン1にいては、この巻
取装置30が首掛部材2の重心位置を決定する重心位置
決定部材とされている。すなわち、巻取装置30は、首
掛部材2よりも重く構成されており、首掛部材2の重心
位置が当該首掛部材2の垂下り方向(胸上部対応部5
側)に位置するものとなっている。このような重心位置
決定部材としては、巻取装置30に限られるものではな
く、首掛部材2よりも重い部材で、首掛部材2の胸上部
対応部5の垂下り方向に位置するものであれば、マイク
あるいはアクセサリー部材等を設けることが可能であ
る。
【0031】図6は、上記ネックホン1の使用状態を示
す正面図(a)及び側面図(b)である。首掛部材2の
弾性変形を利用して首部に掛け留めされたネックホン1
は、首掛部材2が、人の首周りから胸元(胸上部)にか
けての形状と3次元的に略一致した形態を有しており、
かつ分岐部15に設けられた巻取装置30を重心位置決
定部材としているため、首周りに回転してしまうことが
抑制されている。したがって、首を大きく動かしても、
また、運動等を行う際に当該ネックホン1を使用しても
首掛部材2が安定に固定されているため、イヤホン17
が耳から外れにくくなっている。
【0032】一方、図7に示すように、接続コード延長
部16,16において、接続コード延長部16,16か
ら延長された接続コード10を収納する接続コード収納
装置(延長部側接続コード巻取装置)40を設けること
もできる。この場合、この収納装置40は、上記巻取装
置30と同様のゼンマイ式の巻取装置とされている。
【0033】なお、このように延長された接続コード1
0を収納する場合、図8に示すようなスライド式の収納
装置50を接続コード延長部16に設けることも可能で
ある。この収納装置50は、首掛部材2内部において接
続コード10をスライド式に収納するものであって、接
続コード延長部16から首掛部材2内部に導入された接
続コード10は、レール53上をスライド可能な操作ピ
ン51に掛け留められている。さらに、操作ピン51に
掛け留められた接続コード10は、固定ピン52に掛け
留められ、操作ピン51を首掛部材2の長さ方向にスラ
イドすることで(図8(a)〜図8(b)(首掛部材2
の上面図))、接続コード10が収納ないし引出し自在
とされている。なお、図8(c)(首掛部材2の側面
図)に示すように、イヤホンの形状に対応して首掛部材
2に穿設された凹状のイヤホン収納部55を設けること
ができる。この場合、接続コード延長部16は、イヤホ
ン収納部55の凹状部内部に形成されており、接続コー
ド10を収納した状態で、イヤホン17を収納すること
が可能となっている。
【0034】次に、本発明のイヤホン装置の変形例につ
いて図面を参照しつつ説明する。なお、図1のイヤホン
装置(ネックホン)1と同様の部材については、図1と
同じ符号を付し説明を省略する。
【0035】図9は、第1変形例としてのネックホン1
00を示す全体斜視図である。このネックホン100に
おいては、接続コード延長部16から引き出される接続
コード101を伸縮自在にするための伸縮手段として、
例えば、つるまき部102が設けられている。このつる
まき部102により伸縮自在とされた接続コード101
は、接続コード延長部16内部に収納することが難しい
ため、収納装置に代わって、首掛部材2の後方対応部3
側にイヤホン把持部103,103が設けられている。
このイヤホン把持部103は、弾性変形可能な材質から
構成され、その弾性変形を利用して、イヤホン未使用時
にイヤホン17を把持しておくものである。なお、この
イヤホン把持部は、つるまき部が形成されていないイヤ
ホン装置に対しても適用することが可能である。
【0036】次に、図10は第2変形例としてのネック
ホン200を示す全体斜視図である。このネックホン2
00においては、イヤホン17を支持するイヤホン支持
部材201が、首掛部材2の側方対応部4に首掛部材2
から延長して設けられている。イヤホン支持部材201
は、首掛部材2と同様の弾性変形可能な空洞状部材によ
り構成され、空洞内部に首掛部材2から連続で接続コー
ド10が挿通されている。イヤホン17は、耳に直接嵌
め込み可能なように首掛部材2の内方を向いており、ま
た、イヤホン支持部材201のイヤホン17が取り付け
られている側の端部は、耳の形状に対応する曲線形状と
されている。なお、このイヤホン支持部材201は、一
部を折畳み可能な構成とし、当該イヤホン装置の未使用
時に、首掛部材2側に折畳んでコンパクトに携帯できる
構成とすることも可能である。
【0037】図11は第3変形例としてのネックホン3
00を示す全体斜視図である。このネックホン300に
おいては、耳に覆う形態で使用するオープンイヤ型のイ
ヤホン317,317が首掛部材2に取り付けられてい
る。このイヤホン317,317は、弾性変形可能な支
持部材301,301により首掛部材2に取り付けら
れ、孔部302,302により両耳を覆いこみ、両イヤ
ホンにより両耳を挟む方向に弾性が付与された状態で使
用される。
【0038】図12は第4変形例としてのネックホン4
00を示す全体斜視図である。このネックホン400
は、胸上部対応部5(特に垂下り部8)における首掛部
材2の形状が、側方対応部4、後方対応部3における首
掛部材2の形状に比べて肉厚に形成されている。この場
合、垂下り部8の分岐部15において巻取部材30(図
1参照)が設けられていない場合でも、垂下り部8が肉
厚により重くなり、そこに重心が位置する態様となる。
したがって、特別に重心位置決定部材を設けなくても、
簡便に回転を抑制することが可能である。
【0039】図13は第5変形例としてのネックホン5
00を示す全体斜視図で、図14はその使用状態を示す
正面図である。このネックホン500は、首掛部材50
1が衣服のハイネック(高襟)状の生地(毛糸、ニット
等その他の繊維等から成る)によって円環状に構成され
ており、首周り全体を覆う形態とされている。この首掛
部材501は弾性変形可能な生地により構成され(毛糸
生地内部にゴム等を含んで構成していてもよい)、その
弾性変形を利用して、人の頭部から嵌め込む態様とされ
ている。なお、後方対応部3において円環状を開放し、
その開放部の両端部に圧着ファスナー等を設け、その圧
着ファスナーにより首部に嵌め込む態様としてもよい。
【0040】このネックホン500において接続コード
10は、接続コード延長部16から首掛部材501内に
挿通され、首掛部材501の胸上部対応部5に設けられ
た挿通口502から首掛部材501外部に引き出され、
接続端子12により音響出力装置70(図6参照)に接
続されている。なお、首掛部材501内部に挿通された
接続コード10は、首掛部材501の弾性変形に対応し
て伸び縮み可能なようにジグザグ状に挿通されている。
【0041】図15は第6変形例としてのネックホン6
00を示す全体斜視図である。このネックホン600
は、首掛部材601が鎖状に構成されており、その鎖内
部に接続コード10が挿通されている。この首掛部材6
01は、後方対応部3に設けられた開閉手段602によ
り首部に嵌め込み可能とされており、この開閉手段60
2は首掛部材601の一端部に設けられた被係止部に、
係止部を係止させる構成となっている。この場合も、首
掛部材602は、首周りから胸元(胸上部)にかけての
形状に対応してその形状が自由に変形するため、首周り
から胸元(胸上部)にかけて安定して掛け留めることが
可能である。なお、鎖を革製品、貴金属等から構成する
ことも可能で、この場合、装飾性が一層向上することと
なる。つまり、長手状の首用の身飾品(例えば、上記鎖
状等の可撓性身飾品)に、接続コードの中間部を支持さ
せ、身飾品としての機能と、接続コードの中間部保持部
材としての機能とを兼ねさせれば、一層効果的である。
また、鎖状の身飾品では、その鎖内部を通すように接続
コードを配線したり、パイプ状の身飾品であれば、その
パイプ状の内部を通すように配線することもできる。
【0042】以上示した本実施例及び変形例において
は、図4に示す割りピン20を介した上記回動機構を首
掛部材の所定位置、例えば側方対応部4の中間部等に設
けて、首掛部材を折畳み可能とすることができる。この
場合、不使用時等においてイヤホン装置がコンパクト化
され携帯が容易となる。また、装飾性を向上させるため
に、胸上部対応部5の前面にアクセサリー、ロゴマーク
等を配置することも可能である。なお、上記音響出力装
置70としては、コンパクトオーディオプレーヤーや、
ラジオ、携帯電話等を用いることが可能である。特に、
携帯電話等に使用する場合、胸上部対応部5にマイクを
設ける構成とするのがよい。なお、接続端子12を備え
た第2接続コード13を設けずに、いわゆるワイヤレス
形態のネックホンとすることも可能である。さらに、接
続コード延長部16を1つのみ設け、1つのイヤホンを
備えた左右いずれかの片耳用のネックホンとすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのネックホンを示す全
体斜視図。
【図2】図1のネックホンの側面図。
【図3】図1のネックホンの首掛部材が開となった状態
を示す全体斜視図。
【図4】開放機構の一変形例を示す正面図及びA−A断
面図。
【図5】巻取装置の一例を模式的に示す正面透視図及び
斜視図。
【図6】図1のネックホンの使用状態を示す正面図及び
側面図。
【図7】図1のネックホンにおいて、イヤホン側の接続
コード延長部にコード収納装置を設けた一例を示す全体
斜視図。
【図8】スライド式のコード収納装置の一例を示す説明
図。
【図9】ネックホンの第1変形例を示す全体斜視図。
【図10】ネックホンの第2変形例を示す全体斜視図。
【図11】ネックホンの第3変形例を示す全体斜視図。
【図12】ネックホンの第4変形例を示す全体斜視図。
【図13】ネックホンの第5変形例を示す全体斜視図。
【図14】図13のネックホンの使用状態を示す図。
【図15】ネックホンの第6変形例を示す全体斜視図。
【符号の説明】
1,100〜600 ネックホン(イヤホン装置) 2 首掛部材 3 後方対応部 4 側方対応部 5 胸上部対応部 6 開放部 10 接続コード 11 第1接続コード 12 接続端子 13 第2接続コード 15 分岐部 16 接続コード延長部 17 イヤホン(イヤホン本体部) 30,40 巻取装置 50 コード収納装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の首部に着脱自在に掛け留め可能とさ
    れた首掛部材と、 前記首掛部材に支持され、その首掛部材の所定位置に設
    けられた接続コード延長部において該首掛部材から延長
    される接続コードと、 その延長された接続コードの先端部に設けられ、音響出
    力装置から出力される音を聴取するためのイヤホン本体
    部と、を備えるイヤホン装置であって、 前記首掛部材は、人の首部に掛け留めされる場合に、首
    後部に位置する後方対応部と、首両側部に位置する側方
    対応部と、胸上部に位置する胸上部対応部とから構成さ
    れ、全体形状が、首部の後部及び側部を経て首部より下
    側の胸上部の形態に3次元的にほぼ一致するように形成
    されていることを特徴とするイヤホン装置。
  2. 【請求項2】 前記首掛部材は、前記胸上部対応部が前
    記後方対応部よりも垂れ下がった状態となるように、前
    記側方対応部が滑らかに傾斜する形態とされている請求
    項1記載のイヤホン装置。
  3. 【請求項3】 前記首掛部材は、一部が開放された略円
    環状の形態を有し、その開放部において開閉可能とされ
    ることで、人の首部に着脱自在に掛け留め可能とされて
    いる請求項1又は2に記載のイヤホン装置。
  4. 【請求項4】 前記接続コードは、 前記首掛部材の形状に伴う態様で、前記接続コード延長
    部から前記胸上部対応部にかけて該首掛部材に支持され
    る第1接続コードと、 前記胸上部対応部に位置する分岐部において前記第1接
    続コードから延長され、当該イヤホン装置と前記音響出
    力装置との間において電気信号を接続するための接続端
    子が先端部に備えられている第2接続コードと、 を備える請求項1ないし3のいずれかに記載のイヤホン
    装置。
  5. 【請求項5】 前記首掛部材は中空状に形成されてお
    り、前記第1接続コードがその中空内部を通って該首掛
    部材に支持されている請求項4記載のイヤホン装置。
  6. 【請求項6】 前記分岐部には、前記第1及び/又は第
    2接続コードを内部に収納可能な分岐部側接続コード収
    納装置が設けられている請求項4又は5に記載のイヤホ
    ン装置。
  7. 【請求項7】 前記分岐部側接続コード収納装置は、前
    記第2接続コードを内部に収納するものである請求項6
    記載のイヤホン装置。
  8. 【請求項8】 前記首掛部材の前記胸上部対応部には、
    当該首掛部材の重心位置を定める重心位置決定部材が設
    けられている請求項1ないし7のいずれかに記載のイヤ
    ホン装置。
  9. 【請求項9】 前記重心位置決定部材が前記分岐部側接
    続コード収納装置とされている請求項8記載のイヤホン
    装置。
  10. 【請求項10】 前記接続コード延長部から延長される
    接続コードは、その接続コード延長部に設けられた延長
    部側接続コード収納装置により収納可能とされている請
    求項1ないし9のいずれかに記載のイヤホン装置。
  11. 【請求項11】 前記分岐部側及び/又は延長部側接続
    コード収納装置が、前記接続コードを内部に巻取り可能
    な接続コード巻取装置とされている請求項6ないし10
    のいずれかに記載のイヤホン装置。
  12. 【請求項12】 前記首掛部材は弾性変形可能な材質に
    より構成されて開閉可能とされ、人の首部に着脱自在に
    掛け留め可能とされている請求項1ないし11のいずれ
    かに記載のイヤホン装置。
  13. 【請求項13】 前記首掛部材は折畳み可能な構成とさ
    れている請求項1ないし12のいずれかに記載のイヤホ
    ン装置。
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