JP2001168386A - Iii族窒化物系化合物半導体素子 - Google Patents

Iii族窒化物系化合物半導体素子

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JP2001168386A
JP2001168386A JP2000041222A JP2000041222A JP2001168386A JP 2001168386 A JP2001168386 A JP 2001168386A JP 2000041222 A JP2000041222 A JP 2000041222A JP 2000041222 A JP2000041222 A JP 2000041222A JP 2001168386 A JP2001168386 A JP 2001168386A
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Jun Ito
潤 伊藤
Naoki Shibata
直樹 柴田
Toshiaki Sendai
敏明 千代
Masanobu Senda
昌伸 千田
Shizuyo Noiri
静代 野杁
Shinya Asami
慎也 浅見
Hiroshi Watanabe
大志 渡邉
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板とIII族窒化物系化合物半導体層との積
層体がそらないようにする。 【構成】 素子機能を有するIII族窒化物系化合物半導
体層をテクスチャー構造とされた該下地層の表面に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIII族窒化物系化合物半
導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】III族窒化物系化合物半導体素子は発光
ダイオード等の発光素子に用いられる。かかる発光素子
では、例えばサファイア製の基板表面に素子機能を有す
るIII族窒化物系化合物半導体層をエピタキシャル成長
させた構成である。
【0003】しかしながら、サファイア基板とIII族窒
化物系化合物半導体層では熱膨張係数や格子定数が異な
るので、サファイア基板とIII族窒化物系化合物半導体
層との間に歪みが生じる。この歪みの為に生ずる現象と
して、サファイア基板とIII族窒化物系化合物半導体層
の積層体にそりが発生する。このそりがあまりにも大き
くなると、半導体の結晶性が損なわれたり半導体層にク
ラックが入るおそれのあることはもとより、素子作製時
のアライメント調整にも不具合が生じる。そのため、従
来ではいわゆる低温堆積層を基板とIII族窒化物系化合
物半導体層との間に形成して上記の歪みを緩和してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的な有機金属気相
成長法(以下、「MOCVD」法という)を採用して素
子を形成するときのIII族窒化物系化合物半導体層の成
長温度は1000℃以上である。一方、低温堆積層の成
長温度は400〜500℃程度であるため、1000℃
程度で行われる基板クリーニングからIII族窒化物系化
合物半導体層までの温度履歴をみると、高温(1000
℃)→低温(400〜500℃)→高温(1000℃)
となり、温度調整が困難なばかりでなく、熱効率も悪
い。そこで、堆積層を高温で形成することが考えられる
が、基板上に直接1000℃前後の高温でIII族窒化物
系化合物半導体(例えば低温堆積層と同じAlN層)を
成長させると、そりの問題が再び浮上する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記そり
の問題を解決すべく検討を重ねてきた結果、下記構成の
本願発明に想到した。素子機能を有するIII族窒化物系
化合物半導体層をその表面上に形成可能な下地層を有
し、該下地層の表面には傾斜が形成されており、前記下
地層の表面において該傾斜面の占める面積割合が、平面
投影面上で、5〜100%である、ことを特徴とするII
I族窒化物系化合物半導体素子。
【0006】また、他の見方をすれば、下地層をテクス
チャー構造とすることが好ましい。ここにテクスチャー
構造とは、任意の断面をみたとき下地層表面がノコギリ
歯状に、即ち傾斜面を介して谷と山とが繰返している構
造を指す。この山部は、独立した多角錐形(円錐形も含
む)の場合と山脈状に連なっている場合の両方を含む。
また、この明細書において、断面台形状とは山部頂上に
おける平坦領域が多くなったものを指し、更に平坦領域
が多くなったものをピット状と呼ぶ。この明細書では斜
面領域の占める割合が平面投影面上で70〜100%を
テクスチャー構造、30〜70%を断面台形状、5〜3
0%をピット状と呼ぶ。
【0007】このような下地層を用いることによりIII
族窒化物系化合物半導体層と下地層を含めた基板との間
の歪みが緩和される。これは、ヘテロ界面に傾斜面が存
在することによりヘテロ界面にかかる応力が当該傾斜面
と平行に加わることとなって分散され、もって応力が緩
和されることによると考えられる。このようにして歪み
が緩和されると、そりの問題が低減される。その結果、
III族窒化物系化合物半導体層へクラックが入ることを
未然に防止できることはもとよりその結晶性が向上し、
さらには素子作製時のアライメントも取り易くなる。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、この発明の各要素について
詳細に説明する。 III族窒化物系化合物半導体層 III族窒化物系化合物半導体は、一般式としてAl
In1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦
X+Y≦1)で表され、AlN、GaN及びInNのい
わゆる2元系、AlGa1−xN、AlIn1−x
N及びGaIn1−xN(以上において0<x<1)
のいわゆる3元系及びAlGaIn 1−X−Y
(0<X<1、0<Y<1)の4元系を包含する。III
族元素の一部をボロン(B)、タリウム(Tl)等で置
換しても良く、また、窒素(N)の一部もリン(P)、
ヒ素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)
等で置換できる。発光素子の素子機能部分は上記2元系
若しくは3元系のIII族窒化物系化合物半導体より構成
することが好ましい。III族窒化物系化合物半導体は任
意のドーパントを含むものであっても良い。n型不純物
として、Si、Ge、Se、Te、C等を用いることが
できる。p型不純物として、Mg、Zn、Be、Ca、
Sr、Ba等を用いることができる。なお、p型不純物
をドープした後にIII族窒化物系化合物半導体をさらに
低抵抗化するために電子線照射、プラズマ照射若しくは
炉による加熱することも可能である。III族窒化物系化
合物半導体は、有機金属気相成長法(MOCVD法)の
ほか、周知の分子線結晶成長法(MBE法)、ハライド
系気相成長法(HVPE法)、スパッタ法、イオンプレ
ーティング法、電子シャワー法等によっても形成するこ
とができる。
【0009】III族窒化物系化合物半導体により構成さ
れる素子には、発光ダイオード、受光ダイオード、レー
ザダイオード、太陽電池等の光素子の他、整流器、サイ
リスタ及びトランジスタ等のバイポーラ素子、FET等
のユニポーラ素子並びにマイクロウェーブ素子などの電
子デバイスがある。なお、発光素子の構成としては、M
IS接合、PIN接合やpn接合を有したホモ構造、ヘ
テロ構造若しくはダブルへテロ構造のものを用いること
ができる。発光層として量子井戸構造(単一量子井戸構
造若しくは多重量子井戸構造)を採用することもでき
る。
【0010】下地層はその上に上記III族窒化物系化合
物半導体を成長させられるものであれば、特に限定され
ない。実施例では基板の上に形成された第1のIII族窒
化物系化合物半導体層がこの下地層を構成する。基板の
上に形成された第1のIII族窒化物系化合物半導体には
AlXGaYIn1ーXーYN(0<X<1、0<Y<
1、0<X+Y<1)で表現される四元系の化合物半導
体、AlGa1−XN(0<X<1)で表現される三
元系の化合物半導体、並びにAlN、GaN及びInN
が含まれる。サファイア基板の上には特にAlNが好適
に用いられる。これら第1のIII族窒化物系化合物半導
体層は実質的に単結晶構造である。かかる第1のIII族
窒化物系化合物半導体を省略すれば、基板の表面が下地
層の表面となる。
【0011】下地層の表面には斜面が形成されている。
このとき、斜面を作るもとの構造は、三角錐、四角錐な
どの多角錐の集合体の場合も、山脈状に山部と谷部とが
帯状の傾斜面で交互につながっている場合も含む。この
斜面は下地層の全面に形成されており、1つ1つの斜面
は細かいものであって、その幅は平面投影面において2
μm未満である。この斜面(見方によっては、凹部であ
る)の占める面積割合は、平面投影面上で、5〜100
%とすることが好ましい。更に好ましくは30〜100
%であり、更に更に好ましくは70〜100%である。
この斜面の占める面積割合が平面投影面上で70〜10
0%であると、図1及び2に示すように、下地層の表面
はテクスチャー構造となり、その断面形状は山形とな
る。100%のものがノコギリ歯状に谷と山とを繰り返
す構造となる。この斜面の占める面積割合が平面投影面
上で30〜70%であると、図3に示すように、下地層
の表面は島の部分と山の部分が混在し、その断面形状は
台形となる。この斜面の占める面積割合が平面投影面上
で5〜30%であると、図4に示すようにピット状とな
り、平坦な表面に孔があいた構成である。ここで、平面
投影面とは、下地層の表面をこれに平行な面へ平行投影
して得られる投影面である。
【0012】このように表面に凹凸を備えた第1のIII
族窒化物系化合物半導体層は、後で形成される素子機能
を有する第2のIII族窒化物系化合物半導体と実質的に
同じ温度である高温(1150℃程度)において、通常
の成長条件よりもアンモニアを多く流すことにより形成
される。
【0013】次に、本願発明の効果を確認するために行
った試験について説明する。サファイア基板の上に実施
例、比較例のAlN層をMOCVD法で形成し、さらに
AlN層の上にMOCVD法で4μmのGaN層を形成
してサンプルとなる積層体を得た。常温における各サン
プルのそり量を図5に示す。そり量は、図6に示すよう
に、サンプル中央の高さHを測定した。図5において、
●と黒塗り三角は比較例を示し、●はAlN層の成長温
度:400℃、膜厚:200Åとしたときの結果であ
る。黒塗り逆三角はフラットな表面を有するAlN層を
成長温度:1130℃、膜厚:1.5μmとしたときの
結果である。図から分かるように、フラットな表面を有
するAlN層では、積層体に大きなそりが生じている。
【0014】一方、○はこの発明の実施例を示し、この
場合AlN層は図1及び図2に示したテクスチャー構造
の表面を有し、その成長温度は1130℃、膜厚は1.
5μmである。図の結果からわかるように、表面テクス
チャー構造を有するAlN層では従来の低温堆積層
(●)と同じ程度のそりしか発生しない。更にはその反
りのバラツキも小さくなる。また、表面テクスチャー構
造を有するAlN層の上に形成されたGaN層のロッキ
ングカーブの半値幅は16秒であった。この値は、既存
の発光素子に用いられているn型GaNコンタクト層の
それとほぼ同じであり、素子機能を有するIII族窒化物
系化合物半導体層として充分な結晶性である。
【0015】上記において、テクスチャー構造等を持つ
下地層は基板上へ、成長条件を調整することにより、ア
ズグロウンに形成するものである。平坦面の下地層を成
長させておいてその平坦面をエッチングなどの方法で処
理することにより、下地層の表面をテクスチャー構造、
断面台形状、ピット状とすることも可能である。
【0016】基板と下地層との間に堆積層を形成するこ
とが好ましい。下地層がIII族窒化物系化合物半導体か
らなる場合、堆積層も同じくIII族窒化物系化合物半導
体で形成するか或いは金属窒化物系化合物半導体で形成
することが好ましい。堆積層はIII族窒化物系化合物半
導体のなかでもAlGa1−xN(0≦x≦1)から
なるものとすることが好ましく、更に好ましくはAlN
である。金属窒化物系化合物半導体のなかでは窒化チタ
ン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニウム及び窒化タンタ
ルから選ばれる1種又は2種以上からなるものとするこ
とが好ましい。更に好ましくは窒化チタンである。この
とき基板はサファイア製とすることが好ましく、更に好
ましくはサファイア基板のa面に堆積層を形成する。か
かる堆積層の形成方法として周知のIII族窒化物系化合
物半導体及び金属窒化物系化合物半導体の形成方法(M
OCVD法やスパッタ法等)が採用できる。堆積層の膜
厚はとくに限定されるものではないが、数〜数100n
m(数10〜数1000Å)とする。本発明者らの検討
によれば、基板と下地層(歪緩和層)との間に堆積層を
介在させることにより、下地層表面の傾斜を制御し易く
なる。即ち、所望の構造の(テクスチャー構造、断面台
形状、ピット構造)表面を形成するための条件の幅が広
くなり、当該所望の構造の表面の形成が容易になる。こ
れにより、かかる下地層を有する素子を歩留りよく製造
できる。
【0017】堆積層はこれを二層以上設けることができ
る。基板の上に接して形成される第1の堆積層の上にII
I族窒化物系化合物半導体、好ましくはAlN又はGa
Nからなる中間層を形成し、この中間層の上に第2の堆
積層を形成し(これを繰返すことも可能)、この第2の
堆積層の上に下地層を形成する。第1の堆積層と第2の
堆積層とは同一の組成であっても、異なる組成であって
もよい。中間層の厚さも特に限定されるものではない。
複数の堆積層が形成される例として、特開平7−267
796号公報及び特開平9−199759号公報を参照
されたい。
【0018】以上説明した例では、傾斜面をもつ下地層
の上にIII族窒化物系化合物半導体層を成長させ、このI
II族窒化物系化合物半導体層をそのまま素子機能層とす
る場合を想定して説明してきた。なお、このIII族窒化
物系化合物半導体層を中間層としてさらにその表面に歪
緩和のための傾斜面を有する第2の下地層を形成するこ
とも可能である(さらにこれを繰返すことも可能であ
る)。これにより、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層の歪が更に緩和され、その結晶性が向上す
る。この中間層は、下地層の表面構造が反映された傾斜
面(テクスチャー構造等)のある表面を有するものであ
っても、フラットな表面を有するものであってもよい。
【0019】
【実施例】次にこの発明の実施例について説明する。実
施例は発光ダイオード10であり、その構成を図7に示
す。
【0020】各層のスペックは次の通りである。 層 : 組成:ドーパント (膜厚) 透光性電極19 p型クラッド層(兼コンタクト層)18: p−GaN:Mg (0.3μm) 発光層 17 : 超格子構造 量子井戸層 : In0.15Ga0.85N (35Å) バリア層 : GaN (35Å) 量子井戸層とバリア層の繰り返し数:1〜10 n型クラッド層(兼コンタクト層)16: n−GaN:Si (4μm) 下地層 15 : AlN (1.5μm) 基板 11 : サファイア(a面) (350μm)
【0021】n型クラッド層16は発光層17側の低電
子濃度n-層と下地層15側の高電子濃度n+層とから
なる2層構造とすることができる。発光層17は超格子
構造のものに限定されない。発光素子の構成としてはシ
ングルへテロ型、ダブルへテロ型及びホモ接合型のもの
などを用いることができる。発光層17とp型クラッド
層18との間にマグネシウム等のアクセプタをドープし
たバンドギャップの広いIII族窒化物系化合物半導体層
を介在させることができる。これは発光層17中に注入
された電子がp型クラッド層18に拡散するのを防止す
るためである。p型クラッド層18を発光層17側の低
ホール濃度p−層と電極側の高ホール濃度p+層とから
なる2層構造とすることができる。量子井戸層はIn
N、GaN、InGaN及びInAlNを含むInGa
AlNであれば良く、バリア層は量子井戸層よりエネル
ギーギャップが大きいGaN、InGaN、InAl
N、AlGaNを含むInGaAlNであればよい。
【0022】上記構成の発光ダイオードは次のようにし
て製造される。まず、MOCVD装置の反応装置内へ水
素ガスを流通させながら当該サファイア基板を1130
℃まで昇温して表面をクリーニングする。その後、その
基板温度においてTMA及びNHを導入してAlN製
の下地層15をMOCVD法で成長させる。このとき、
TMA:30μmol/分、NH :3SLMの条件で
流し、所定の膜厚を成長させることでAlN下地層15
の表面は図1及び図2に示したテクスチャー構造とな
る。同様に、上記条件においてNHの流量を1/2〜
1/3とすることにより、下地層15の表面は図3に示
した断面台形状となる。同様に、上記条件においてNH
の流量を1/4〜1/9とすることにより、下地層1
5の表面は図4に示したピット状となる。
【0023】サファイア上に平坦なAlNを成膜する条
件においては、特にAlNの成膜初期においてAlNが
c軸方向(基板垂直方向)に成長する速度とc軸と垂直
方向(基板平行方向)に成長する速度とを比較すると、
後者の速度が十分大きい。従って、AlNは基板平行方
向に二次元的に成長をした後、基板垂直方向へ三次元的
に成長する。即ち、成長表面ではAl原子とN原子とが
マイグレーションして均一な成長サイトを形成するのに
十分な時間がある。この条件に対してN量を増加させる
と特にAl原子が適切なマイグレーションをする前に成
長表面の原子と結合してしまい、基板垂直方向の成長速
度が大きくなる。その結果、基板平行方向の成長が不均
一となってテクスチャー構造を作り出すことができる。
テクスチャー構造を形成する途中過程が断面台形状であ
り、ピット状であるといえる。なお、更にN量を増加さ
せるとグレイン成長となり、単結晶化しない。
【0024】次に基板温度を維持した状態でn型クラッ
ド層16を形成し、それ以降の第二のIII族窒化物系化
合物半導体層17、18を常法(MOCVD法)に従い
形成する。この成長法においては、アンモニアガスとII
I族元素のアルキル化合物ガス、例えばトリメチルガリ
ウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)や
トリメチルインジウム(TMI)とを適当な温度に加熱
された基板上に供給して熱分解反応させ、もって所望の
結晶を基板の上に成長させる。
【0025】次に、Ti/Niをマスクとしてp型クラ
ッド層18、活性層17及びn型クラッド層16の一部
を反応性イオンエッチングにより除去し、n電極パッド
21を形成すべきn型クラッド層16を表出させる。
【0026】半導体表面上にフォトレジストを一様に塗
布して、フォトリソグラフィにより、p型クラッド層1
8の上の電極形成部分のフォトレジストを除去して、そ
の部分のp型クラッド層18を露出させる。蒸着装置に
て、露出させたp型クラッド層18の上に、Au−Co
透光性電極層19を形成する。次に、同様にしてp電極
パッド20、n電極パッド21を蒸着する。
【0027】図8に他の実施例の発光ダイオード30を
示す。図7の例と同一の要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。この実施例の発光ダイオード30で
は、サファイア基板11と下地層15との間にAlN製
の堆積層31が介在されている。各層のスペックは次の
通りである。 層 : 組成:ドーパント (膜厚) 透光性電極19 p型クラッド層(兼コンタクト層)18:p−GaN:Mg (0.3μm) 発光層 17: 超格子構造 量子井戸層 : In0.15Ga0.85N (3.5nm) バリア層 : GaN (3.5nm) 量子井戸層とバリア層の繰り返し数:1〜10 n型クラッド層(兼コンタクト層)16:n−GaN:Si (4μm) 下地層 35: AlN (0.2μm) 堆積層31: AlN (15nm) 基板 11: サファイア(a面) (350μm)
【0028】上記構成の発光ダイオード30は次のよう
にして製造される。まず、アルゴンガスのスパッタ装置
によりサファイア基板温度300〜500℃で窒素ガス
導入のアルミニウムターゲットによる反応性スパッタを
行う。このようにしてAlNを堆積させたサファイア基
板をMOCVD装置へセットし、水素ガス、アンモニア
ガスを流通させながら当該基板を1130℃まで昇温す
る。その後、TMA:30μmol/分、NH:3S
LMの条件で流し、AlN下地層35を形成した。その
表面は、顕微鏡写真図9に示されるように、テクスチャ
ー構造となった。nクラッド層16以降の層の形成方法
は図7のものと同様である。
【0029】このようにして形成された実施例の発光ダ
イオード30と、これから歪緩和の下地層35を省略し
た比較例の発光ダイオード(周知構成のもの)との発光
出力フォトディレックタにより測定し比較をした(図1
0)。図10において、実施例の発光ダイオード30の
光出力を○、比較例の発光ダイオードの光出力を●で示
す。図10より、実施例の発光ダイオード30は比較例
に比べて高い光出力を達成することがわかる。これは、
下地層35の存在により素子構造を構成するnクラッド
層16、発光層17及びpクラッド層18中の歪が緩和
され、その結果各層の結晶性が向上したためと考えられ
る。
【0030】以上、明細書では発光素子を例にとり説明
してきたが、この発明は各種半導体素子に適用されるこ
とはもとより、その中間体である積層体にも適用される
ものである。この発明は、上記発明の実施の形態及び実
施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の
範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲
で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
【0031】以下、次の事項を開示する。 (21) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層は断面山形
である、ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体
素子。 (22) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層の表面には
凹凸が形成されており、前記下地層の表面において凹部
の占める面積割合が、平面投影面上で、5〜100%で
ある、ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素
子。 (23) 前記下地層の表面において凹部の占める面積
割合が、平面投影面上で、30〜100%である、こと
を特徴とする(22)に記載のIII族窒化物系化合物半
導体素子。 (24) 前記下地層の表面において該傾斜面の占める
面積割合が、平面投影面上で、70〜100%である、
ことを特徴とする(22)に記載のIII族窒化物系化合
物半導体素子。 (25) 前記下地層は実質的な単結晶である、ことを
特徴とする(21)〜(24)のいずれかに記載のIII
族窒化物系化合物半導体素子。 (26) 下地層はIII族窒化物系化合物半導体からな
り、該下地層はサファイア基板の上に形成されている、
ことを特徴とする(25)に記載のIII族窒化物系化合
物半導体素子。 (27) 前記下地層はAlNからなる、ことを特徴と
する(26)に記載のIII族窒化物系化合物半導体素
子。 (28) 前記AlN層の膜厚は0.2〜3.0μmで
ある、ことを特徴とする(27)に記載のIII族窒化物
系化合物半導体素子。 (29) 前記AlN層の膜厚は0.5〜1.5μmで
ある、ことを特徴とする(27)に記載のIII族窒化物
系化合物半導体素子。 (29−1) 前記下地層と前記基板との間に堆積層が
介在される、ことを特徴とする(20)〜(29)のい
ずれかに記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。 (30) 前記下地層はシリコン単結晶からなる、こと
を特徴とする(21)〜(26)のいずれかに記載のII
I族窒化物系化合物半導体素子。 (41) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層の表面がテ
クスチャー構造である、ことを特徴とする積層体。 (42) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層の表面が断
面台形である、ことを特徴とする積層体。 (43) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層の表面がピ
ット状である、ことを特徴とする積層体。 (44) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層の表面には
傾斜が形成されており、前記下地層の表面において該傾
斜面の占める面積割合が、平面投影面上で、5〜100
%である、ことを特徴とする積層体。 (45) 前記下地層の表面において該傾斜面の占める
面積割合が、平面投影面上で、30〜100%である、
ことを特徴とする(44)に記載の積層体。 (46) 前記下地層の表面において該傾斜面の占める
面積割合が、平面投影面上で、70〜100%である、
ことを特徴とする(44)に記載の積層体。 (47) 前記下地層は実質的な単結晶である、ことを
特徴とする(41)〜(46)のいずれかに記載の積層
体。 (48) 下地層はIII族窒化物系化合物半導体からな
り、該下地層はサファイア基板の上に形成されている、
ことを特徴とする(47)に記載の積層体。 (49) 前記下地層はAlNからなる、ことを特徴と
する(48)に記載の積層体。 (50) 前記AlN層の膜厚は0.2〜3.0μmで
ある、ことを特徴とする(49)に記載の積層体。 (51) 前記AlN層の膜厚は0.5〜1.5μmで
ある、ことを特徴とする(49)に記載の積層体。 (51−1) 前記下地層と前記基板との間に堆積層が
介在される、ことを特徴とする(40)〜(51)のい
ずれかに記載の積層体 (52) 前記下地層はシリコン単結晶からなる、こと
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の積層体。 (61) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層は断面山形
である、ことを特徴とする積層体。 (62) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に下地層とを有し、該下地層の表面には
凹凸が形成されており、前記下地層の表面において凹部
の占める面積割合が、平面投影面上で、5〜100%で
ある、ことを特徴とする積層体。 (63) 前記下地層の表面において凹部の占める面積
割合が、平面投影面上で、 30〜100%であ
る、ことを特徴とする(62)に記載の積層体。 (64) 前記下地層の表面において該傾斜面の占める
面積割合が、平面投影面上で、70〜100%である、
ことを特徴とする(62)に記載の積層体。 (65) 前記下地層は実質的な単結晶である、ことを
特徴とする(61)〜(64)のいずれかに記載の積層
体。 (66) 下地層はIII族窒化物系化合物半導体からな
り、該下地層はサファイア基板の上に形成されている、
ことを特徴とする(65)に記載の積層体。 (67) 前記下地層はAlNからなる、ことを特徴と
する(66)に記載の積層体。 (68) 前記AlN層の膜厚は0.2〜3.0μmで
ある、ことを特徴とする(67)に記載の積層体。 (69) 前記AlN層の膜厚は0.5〜1.5μmで
ある、ことを特徴とする(67)に記載の積層体。 (69−1) 前記下地層と前記基板との間に堆積層が
介在される、ことを特徴とする(61)〜(69)のい
ずれかに記載の積層体。 (70) 前記下地層はシリコン単結晶からなる、こと
を特徴とする(61)〜(66)のいずれかに記載の積
層体。 (84) 基板と、素子機能を有するIII族窒化物系化
合物半導体層と、前記基板と前記III族窒化物系化合物
半導体層との間に形成される下地層と、前記下地層と基
板との間に形成される堆積層とを有し、前記下地層はII
I族窒化物系化合物半導体若しくは金属窒化物系化合物
半導体で形成されてその表面がテクスチャー構造、断面
台形状、若しくはピット状であり、前記堆積層はIII族
窒化物系化合物半導体で形成されている、ことを特徴と
する積層体。 (85) 堆積層は二層以上形成され、第1の堆積層と
第2の堆積層との間に他のIII族窒化物系化合物半導体
層が介在される、ことを特徴とする(84)に記載の積
層体。 (86) 前記堆積層はAlGa1−xN(0≦x≦
1)からなり、前記下地層よりも低いかあるいは同等の
温度で形成されたものである、ことを特徴とする(8
4)又は(85)に記載の積層体。 (87) 前記堆積層は金属窒化物系化合物半導体から
なり、前記下地層よりも低いかあるいは同等の温度で形
成されたものである、ことを特徴とする(84)又は
(85)に記載の積層体。 (88) 前記堆積層はAlNからなる、ことを特徴と
する(86)に記載の積層体。 (89) 前記基板はサファイア製である、ことを特徴
とする(84)〜(88)のいずれかに記載の積層体。 (90) 前記サファイア基板のa面に前記堆積層が形
成されている、ことを特徴とする(89)に記載のIII
族窒化物系化合物半導体素子。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はテクスチャー構造の下地層を示す断面図
である。
【図2】図2はテクスチャー構造の下地層を示す表面S
EM写真である。
【図3】図3は断面台形状の下地層を示す表面SEM写
真である。
【図4】図4はピット状の下地層を示す表面SEM写真
である。
【図5】図5は基板のそり量を示すグラフである。
【図6】図6は基板のそりを示す断面図である。
【図7】図7はこの発明の実施例の発光ダイオードを示
す。
【図8】図8は他の実施例の発光ダイオードを示す。
【図9】図9は図8の実施例の下地層の表面顕微鏡写真
である。
【図10】図10は図8の実施例発光ダイオードと比較
例の発光ダイオードの光出力を比較したグラフである。
【符号の説明】
10、30 発光ダイオード 15、35 表面テクスチャー構造を有する層(下地
層) 16 n型クラッド層 17 発光層 18 p型クラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千代 敏明 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 千田 昌伸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 野杁 静代 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 浅見 慎也 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 渡邉 大志 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA11 AA40 CA34 CA40 CA46 CA64 5F073 CB05 EA07 EA29

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 素子機能を有するIII族窒化物系化合物半導体層と、 前記基板と前記III族窒化物系化合物半導体層との間に
    下地層とを有し、該下地層の表面がテクスチャー構造で
    ある、ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素
    子。
  2. 【請求項2】 基板と、 素子機能を有するIII族窒化物系化合物半導体層と、 前記基板と前記III族窒化物系化合物半導体層との間に
    下地層とを有し、該下地層の表面が断面台形状である、
    ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子。
  3. 【請求項3】 基板と、 素子機能を有するIII族窒化物系化合物半導体層と、 前記基板と前記III族窒化物系化合物半導体層との間に
    下地層とを有し、該下地層の表面がピット状である、こ
    とを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子。
  4. 【請求項4】 基板と、 素子機能を有するIII族窒化物系化合物半導体層と、 前記基板と前記III族窒化物系化合物半導体層との間に
    下地層とを有し、該下地層の表面には傾斜が形成されて
    おり、前記下地層の表面において該傾斜面の占める面積
    割合が、平面投影面上で、5〜100%である、ことを
    特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記下地層の表面において該傾斜面の占
    める面積割合が、平面投影面上で、30〜100%であ
    る、ことを特徴とする請求項4に記載のIII族窒化物系
    化合物半導体素子。
  6. 【請求項6】 前記下地層の表面において該傾斜面の占
    める面積割合が、平面投影面上で、70〜100%であ
    る、ことを特徴とする請求項4に記載のIII族窒化物系
    化合物半導体素子。
  7. 【請求項7】 前記下地層は実質的な単結晶である、こ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のIII族
    窒化物系化合物半導体素子。
  8. 【請求項8】 下地層はIII族窒化物系化合物半導体か
    らなり、該下地層はサファイア基板の上に形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項7に記載のIII族窒化物系
    化合物半導体素子。
  9. 【請求項9】 前記下地層はAlNからなる、ことを特
    徴とする請求項8に記載のIII族窒化物系化合物半導体
    素子。
  10. 【請求項10】 前記AlN層の膜厚は0.2〜3.0
    μmである、ことを特徴とする請求項9に記載のIII族
    窒化物系化合物半導体素子。
  11. 【請求項11】 前記AlN層の膜厚は0.5〜1.5
    μmである、ことを特徴とする請求項9に記載のIII族
    窒化物系化合物半導体素子。
  12. 【請求項12】 前記下地層はシリコン単結晶からな
    る、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    III族窒化物系化合物半導体素子。
  13. 【請求項13】 前記下地層と前記基板との間に堆積層
    が介在される、ことを特徴とする請求項1〜11のいず
    れかに記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
  14. 【請求項14】 基板と、 素子機能を有するIII族窒化物系化合物半導体層と、 前記基板と前記III族窒化物系化合物半導体層との間に
    形成される下地層と、 前記下地層と基板との間に形成される堆積層とを有し、
    前記下地層はIII族窒化物系化合物半導体で形成されて
    その表面がテクスチャー構造、断面台形状、若しくはピ
    ット状であり、前記堆積層はIII族窒化物系化合物半導
    体若しくは金属窒化物系化合物半導体で形成されてい
    る、ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素
    子。
  15. 【請求項15】 堆積層は二層以上形成され、第1の堆
    積層と第2の堆積層との間に他のIII族窒化物系化合物
    半導体層が介在される、ことを特徴とする請求項14に
    記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
  16. 【請求項16】 前記堆積層はAlGa1−xN(0
    ≦x≦1)からなり、前記下地層よりも低いかあるいは
    同等の温度で形成されたものである、ことを特徴とする
    請求項14又は15に記載のIII族窒化物系化合物半導
    体素子。
  17. 【請求項17】 前記堆積層は金属窒化物系化合物半導
    体からなり、前記下地層よりも低いかあるいは同等の温
    度で形成されたものである、ことを特徴とする請求項1
    4又は15に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
  18. 【請求項18】 前記堆積層はAlNからなる、ことを
    特徴とする請求項16に記載のIII族窒化物系化合物半
    導体素子。
  19. 【請求項19】 前記基板はサファイア製である、こと
    を特徴とする請求項14〜18のいずれかに記載のIII
    族窒化物系化合物半導体素子。
  20. 【請求項20】 前記サファイア基板のa面に前記堆積
    層が形成されている、ことを特徴とする請求項19に記
    載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
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