JP2001168216A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2001168216A
JP2001168216A JP35147599A JP35147599A JP2001168216A JP 2001168216 A JP2001168216 A JP 2001168216A JP 35147599 A JP35147599 A JP 35147599A JP 35147599 A JP35147599 A JP 35147599A JP 2001168216 A JP2001168216 A JP 2001168216A
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JP
Japan
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floating gate
conductivity type
type well
drain
well
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JP35147599A
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English (en)
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Chikao Fukuhara
周郎 福原
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電力でもって、所望のメモリセルを消
去でき、かつ、書き込み時間を短縮でき、かつ、読み出
しを正確に行なうことができる不揮発性半導体記憶装置
を提供する。 【解決手段】 この不揮発性半導体記憶装置は、Pウェ
ル2がNウェル1上に独立して形成され、このPウェル
2の両側面にソース8,ドレイン10がコントロールゲ
ート12と垂直な縦方向に延在している。したがって、
Nウェル1に、基板とメモリセルMC1,MC2内のP
ウェル2とを電気的に分離するように電位を与えること
で、メモリセル単位の動作が可能となる。したがって、
消費電力を低減でき、かつ、使い勝手が良くなり、しか
も、書き込み時間を短縮でき、読み出しも正確に行なう
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フローティング
ゲートを備え電気的に書き換え可能な不揮発性半導体記
憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電気的に書き換え可能なフラッシ
ュメモリが注目されている。それらの内の一つに仮想接
地型のアレイ構成を用いたACT(Asymmetrical Cont
actless Transistor)型メモリセルがある。ACT型フ
ラッシュメモリは、IDEM Technical Digest pp269-
270,1995”A New Cell Structure for Sub-quarter Mic
ron High Density Flash Memory”で発表されている。
このACT型セルは、トリプルウェルを用いており、図
9に示すように、半導体基板101内に、Nウェル10
2,Pウェル103,ソース104およびドレイン105
が形成されている。また、このソース104は、ドレイ
ン105よりも濃度が薄くなっている(ドレイン105
がN+でソース104はN-である)。また、このソース
104・ドレイン105間の上には、ゲート絶縁膜10
6,更にその上にはフローティングゲート(FG)10
7,層間絶縁膜108,コントロールゲート(CG)10
9が形成されている。更に、隣り合うメモリセルのソー
スとドレインは共有されている。
【0003】このATC型セルの書き込み・消去・読み
出し時の印加電圧を次の表1に示す。
【0004】
【表1】
【0005】このACT型セルのデータ書き込み時に
は、表1に示すように選択されたセルにはドレインに6
Vを印加し、非選択のセルのドレインはフローティング
(floating)状態である。動作メカニズムは、選択された
メモリセル(書き込みを行うメモリセル)のコントロール
ゲート(CG)109にワード線WLを介して−12Vを
印加することでフローティングゲート107からドレイ
ンサイドに電子を引き抜くことでメモリセルMC10
1,MC102のしきい値を下げ、書き込み状態とす
る。
【0006】この際、例えば、これらの書き込み電圧が
高いと、ドレインサイドとp−ウェル103間にBTB
T(Band to Band Tunneling)電流が発生し、大電流が流
れることが大きな問題となっている。この電流により、
界面付近でホットホールが発生し、これが酸化膜からな
るゲート絶縁膜106にトラップされ、データ保持特性
やエンデュランス特性を劣化させ、信頼性に大きな影響
を与えることが知られている。
【0007】そこで、この問題を解決するために、DD
D(Double Diffused Drain)構造を用いたり、ドレイン
電圧を低減する手法が提案されている。しかし、これら
の場合、DDD構造ではチャネル側にP原子が拡散する
ため、微細化できない。またドレイン電圧を低減すれば
書き込みスピードが低下してしまうという問題がある。
【0008】また、消去は、表1に示すように、Pウェ
ル103、ソース104およびドレイン105に−8V
を印加し、コントロールゲート(CG)109にはワード
線WLを介して12Vを印加することで、チャネル領域
110からフローティングゲート(FG)107に電子を
注入する。これにより、消去すべきメモリセルのしきい
値を上げて消去状態とする。一般に、この消去は、メモ
リセル単位ではなく、ブロック単位もしくは全メモリセ
ル一括で行われ、コントロールゲート(CG)109に1
2Vの電圧を印加されたメモリセルの全てが消去され
る。しかし、このようなブロック単位もしくは全メモリ
セル一括の消去の場合、消去されたメモリセルのしきい
値電圧のバラツキが顕著になるという問題が生じてく
る。
【0009】また、読み出し時には、表1のような電圧
を印加し、ソース・ドレイン間に流れる電流をセンス
し、この電流が所定の電流値よりも大きい場合に“1”
(書き込み状態のセル)、小さい場合に“0”(消去状態
のセル)として読み出している。この読み出し時の問題
点を、図10に示すACT型フラッシュメモリのアレイ
構成を参照して、説明する。このメモリセルアレイは、
仮想接地型(バーチャルグランド)構成になっている。
【0010】ワード線(WL0〜WL63)は、メモリセ
ル(MC101,MC102,MC103…)のコントロー
ルゲート109に接続される。また、メモリセルのドレ
イン105は、拡散層からなるローカルビット線SBL
によって、隣接するメモリセルのソース104に接続さ
れる。また、ドレイン105は、選択信号SGをゲート
に入力されたトランジスタを介して、CONTACT点
で階層の違うメインビット線MBLに接続されている。
【0011】このメモリセルアレイにおいて、例えば、
メモリセルMC101を読み出すには、ワード線WL0
に3Vを印加し、メインビット線MBL2に1Vを印加
する。一方、メインビット線MBL1に0V(Vss)を
印加し、MBL2に接続されたセンス回路(図示せず)で
電流を検出してデータを読み出すことになる。選択信号
SGをゲートに入力されたトランジスタは導通状態であ
る。
【0012】ここで、メモリセルMC101が消去状態
のときには、しきい値が高いので、メモリセルMC10
1に電流が流れず、メインビット線MBL2に接続され
たセンス回路で電流値を検出してデータ0(消去状態)を
読み出す。
【0013】この時、隣接するメモリセルMC100,
MC102がデータ1(書き込み状態でありしきい値が
低いメモリセル)であるとする。拡散層からなるローカ
ルビット線SBLは一般に抵抗が高いので、ローカルビ
ット線SBL1を0Vに固定できず、電位が上昇する。
このため、メモリセルMC100にも回り込み電流が流
れることになる。
【0014】また、メインビット線MBL3には、回り
込み電流を防止するために、1Vが印加されているが、
ローカルビット線SBL3の抵抗が高いことに起因し
て、メインビット線MBL3に印加された1Vの電圧が
電圧降下して、メモリセルMC102にも回り込み電流
が流れる場合がある。
【0015】このような回り込み電流が発生すると、先
のメインビット線MBL2に接続されているセンス回路
が電流を検出し、メモリセルのデータをデータ1と誤っ
て認識してしまうことになる。
【0016】
【発明が解決しようとしている課題】上記従来の不揮発
性半導体記憶装置では、消去は常にメモリセルのブロッ
ク単位もしくは全メモリセルを一括に行い、所望の1も
しくは2つのメモリセルに対して消去を行うことは不可
能であった。
【0017】したがって、所望のメモリセルを消去する
ためには、ブロック単位もしくは全メモリセルを消去し
改めて書き込みを行わねばならないから、消費電力が大
きくなり、かつ、使い勝手が悪かった。
【0018】更に、一括消去を行うと消去状態のメモリ
セルのしきい値のバラツキが大きくなり、このことは続
いて書き込みを行う場合、書き込み時間のバラツキにも
つながった。
【0019】また、仮想接地型アレイ構成の場合、読み
出し時等に隣接するメモリセルのしきい値状態により回
り込み電流が発生し読み出し誤りをおこす危険性があっ
た。
【0020】そこで、この発明の目的は、低消費電力で
もって、所望のメモリセルを消去でき、かつ、書き込み
時間を短縮でき、かつ、読み出しを正確に行なうことが
できる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の不揮発性半導体記憶装置は、コントロー
ルゲート,フローティングゲート,ソース,ドレイン,第1
導電型ウェル,第2導電型ウェルを有するフローティン
グゲート型MOSトランジスタにおいて、シリコン基板
の上に、上記第2導電型ウェルが形成され、この第2導
電型ウェルの上に上記第1導電型ウェルが形成され、こ
の第1導電型ウェルは、上記シリコン基板を掘ることに
よって上記第2導電型ウェルの上に独立して形成され、
この第1導電型ウェルの両側面に上記ソース,ドレイン
が形成されており、上記ソース,ドレイン間の最上部に
チャネルが存在し、上記フローティングゲートが上記第
1導電型ウェル上に形成され、このフローティングゲー
トの上に、上記ソース,ドレインが延在している方向と
垂直な方向に延在するように、上記コントロールゲート
が形成されていることを特徴としている。
【0022】この発明では、第1導電型ウェルが第2導
電型ウェル上に独立して形成され、この第1導電型ウェ
ルの両側面にソース,ドレインがコントロールゲートと
垂直な縦方向に延在しているから、第2導電型ウェル
に、基板とメモリセル(1もしくは2個のメモリセル)内
の第1導電型ウェルとを電気的に分離するように電位を
与えることで、メモリセル単位の動作が可能となる。し
たがって、消費電力を低減でき、かつ、使い勝手が良く
なり、しかも、書き込み時間を短縮でき、読み出しも正
確に行なうことができる。
【0023】なお、トレンチ分離を行うことで、メモリ
セルアレイ全体のチップ面積が増大するが、ソースおよ
びドレインとなるN+領域が縦方向に延在していること
によってメモリセルの小型化が図られ、メモリセルアレ
イ全体のチップ面積を抑えることができる。
【0024】また、一実施形態の不揮発性半導体記憶装
置は、上記フローティングゲート型MOSトランジスタ
が、マトリックス状に配列されていて、1つのコントロ
ールゲートを共有する同一行の隣り合うフローティング
ゲート型MOSトランジスタが、上記シリコン基板を掘
ることによって分離されている。
【0025】この実施形態では、フローティングゲート
型MOSトランジスタがマトリックス状に配列されてい
る不揮発性半導体記憶装置において、隣接する同一行の
フローティングゲート型MOSトランジスタが、シリコ
ン基板を掘ることによって分離され、第1導電型ウェル
が完全分離されている。したがって、同一行において、
メモリセル単位の動作が可能となって、消費電力を低減
でき、かつ、使い勝手が良くなり、しかも、書き込み時
間を短縮でき、読み出しも正確に行なうことができる。
【0026】また、他の実施形態の不揮発性半導体記憶
装置は、上記フローティングゲート型MOSトランジス
タがマトリックス状に配列され、同一列のフローティン
グゲート型MOSトランジスタのみの第1導電型ウェル
が共通接続されている。
【0027】この実施形態の不揮発性半導体記憶装置で
は、書き込み・消去時に、第1導電型ウェル全体ではな
く、選択された行において、セル単位の第1導電型ウェ
ル電圧を制御でき、メモリセル単位の動作が可能とな
り、消費電力を低減でき、かつ、使い勝手が良くなる。
【0028】また、一実施形態の不揮発性半導体記憶装
置は、上記フローティングゲート型MOSトランジスタ
の第1導電型ウェルの電位を制御できるようになってい
る。
【0029】この実施形態の不揮発性半導体記憶装置で
は、フローティングゲート型MOSトランジスタにおい
て、第1導電型ウェルの電位制御が可能になっているの
で、1つのフローティングゲート型MOSトランジスタ
毎に、書き込み・消去・読み出し動作が可能となり、最
小で1ビット単位での消去動作が可能になる。
【0030】また、他の実施形態の不揮発性半導体記憶
装置は、コントロールゲート,フローティングゲート,ソ
ース,ドレイン,第1導電型ウェル,第2導電型ウェルを
有するフローティングゲート型MOSトランジスタにお
いて、シリコン基板の上に、上記第2導電型ウェルが形
成され、この第2導電型ウェルの上に上記第1導電型ウ
ェルが形成され、この第1導電型ウェルは、上記シリコ
ン基板を掘ることによって、上記第2導電型ウェルの上
に独立して形成され、この第1導電型ウェルの両側面に
上記ソースが形成され、上記ドレインは、上記第1導電
型ウェルの両側面のソースとソースの間に形成され、上
記ソース,ドレイン間の最上部に、チャネルが存在し、
1つのソースと1つのドレインとの間の領域に対向して
1つのフローティングゲートが形成され、このフローテ
ィングゲートは、1つの第1導電型ウェルの上に2つ形
成されていて、このフローティングゲートの上に、上記
ソース,ドレインが延在している方向と垂直な方向に延
在するように、上記コントロールゲートが形成されてい
る。
【0031】この実施形態では、隣接する2つのメモリ
セルで1つの第1導電型ウェルを共有しているから、最
小で2ビット単位の消去ができる。
【0032】また、一実施形態の不揮発性半導体記憶装
置は、上記フローティングゲート型MOSトランジスタ
がマトリックス状に配列されていて、1つのコントロー
ルゲートを共有する1対のフローティングゲート型MO
Sトランジスタは、シリコン基板を掘ることによって、
同一列の隣接するもう1対のフローティングゲート型M
OSトランジスタに対して分離されている。
【0033】この実施形態では、同一列のフローティン
グゲート型MOSトランジスタにおいて、1対のフロー
ティングゲート型MOSトランジスタが隣接するもう1
対のフローティングゲート型MOSトランジスタに対し
て、シリコン基板を掘ることによって、分離されてい
る。したがって、同一列において、1対毎のフローティ
ングゲート型MOSトランジスタの第1導電型ウェルが
完全分離され、1対のセル毎に第1導電型ウェル電圧を
制御でき、1対のメモリセル毎の動作が可能となり、消
費電力を低減でき、かつ、使い勝手が良くなる。
【0034】また、他の実施形態の不揮発性半導体記憶
装置は、上記フローティングゲート型MOSトランジス
タが、マトリックス状に配列されていて、同一列の1組
のフローティングゲート型MOSトランジスタの第1導
電型ウェルが共通に接続されている。
【0035】この実施形態では、書き込み・消去時に、
第1導電型ウェル全体ではなく、選択されたセルの同1
組の行の第1導電型ウェル電圧を制御できる。
【0036】また、一実施形態の不揮発性半導体記憶装
置は、上記フローティングゲート型MOSトランジスタ
がマトリックス状に配列され、同一行の1組のフローテ
ィングゲート型MOSトランジスタがドレインを共有し
ている。
【0037】この実施形態では、同一行のフローティン
グゲート型MOSトランジスタ1組がドレインを共有し
ているから、読み出し動作を同一方向にすることが可能
な不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
【0038】また、他の実施形態の不揮発性半導体記憶
装置は、上記フローティングゲート型MOSトランジス
タの第1導電型ウェルの電位が制御可能になっている。
【0039】この実施形態では、フローティングゲート
型MOSトランジスタの第1導電型ウェルの制御が可能
なことによって、隣り合う1組のトランジスタ毎におい
て消去動作が可能であり、最小で2ビット単位での消去
動作が可能である。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、この発明の不揮発性半導体
記憶装置を図示の実施の形態によって詳細に説明する。
【0041】〔第1の実施の形態〕図1に、この発明の
第1実施形態のメモリセル構造を示す。この不揮発性半
導体記憶装置は、シリコン基板の上にNウェル(N−W
ELL)1が形成され、その上にP−ウェル(P−WEL
L)2が形成されている。そして、このPウェル2の上
にゲート絶縁膜3が形成され、その上にフローティング
ゲート(FG)5が形成され、更にその上に層間絶縁膜6
が形成されている。
【0042】更に、メモリセル(MC1,MC2…)を構
成する部分以外は、ドライエッチング等により除去され
て、トレンチ7が形成されている。なお、上記エッチン
グはNウェル1の一部まで達している。そして、このト
レンチ7に露出したPウェル2の両側面に、例えば、斜
めからイオン注入することによって、ソース8およびド
レイン10となるN+領域が形成されている。
【0043】そして、上記トレンチ7の内部は、例え
ば、厚膜酸化膜11で埋め込まれていて、トレンチ分離
がなされている。このトレンチ分離がなされた後、CM
P(Chemical Mechanical Polishing)等によって表面が
平坦化された後、コントロールゲート(CG)12が形成
された構造になっている。
【0044】したがって、メモリセルアレイの中で、拡
散層であるソース8およびドレイン10は縦方向に延在
していて、コントロールゲート12が延在する方向とは
垂直な方向に延在している。
【0045】上記メモリセルを形成するプロセスは既存
の技術で可能であり、他の方法でも形成可能である。
【0046】次に、このメモリセルを用いた書き込み動
作を、図2を参照して説明する。また、この書き込み動
作における印加条件を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】書き込みを行うべきメモリセルMC1のコ
ントロールゲート12に12Vを印加し、Pウェル2,
ソース8,ドレイン10には−6Vを印加する。また、
書き込みを行わないメモリセルMC2のPウェル2,ソ
ース8,ドレイン10は0Vにしている。一方、Nウェ
ル1には6Vを印加している。これにより、書き込みを
行うべきメモリセルMC1では、チャネル領域9からフ
ローティングゲート5に電子が注入されることで、メモ
リセルMC1のしきい値(4V程度)が高くなり、書き込
み状態となる。一方、メモリセルMC2は書き込みが行
われず、初期の状態を維持する。
【0049】続いて、消去動作を、図3を参照して説明
する。消去を行うべきメモリセルMC1のコントロール
ゲート(CG)12には−12Vを印加し、Pウェル2,
ソース8,ドレイン10には6Vを印加する。一方、消
去を行わないメモリセルMC2のPウェル2,ソース8,
ドレイン10には0Vを印加する。
【0050】また、Nウェル1には6Vを印加してい
る。これにより、メモリセルMC1ではフローティング
ゲート5からチャネル領域9に電子を引き抜かれること
によって、メモリセルMC1のしきい値(2V程度)が低
くなり、消去状態となる。一方、メモリセルMC2は消
去は行われず、初期の状態を維持している。これによ
り、最小1ビット単位(1メモリセル)の消去ができる。
【0051】また、メモリセルのブロック単位および全
メモリセル一括の消去ももちろん可能である。
【0052】最後に、読み出し動作について、図4(A)
と図4(B)を参照して説明する。読み出し動作時には、
図4(A)に示すように、メモリセルが消去状態の場合
と、図4(B)に示すように、メモリセルが書き込み状態
の場合との2つの場合が存在する。
【0053】まず、図4(A)に示す消去状態の場合で
は、メモリセルMC1のフローティングゲート5から電
子が引き抜かれた状態である。この消去状態では、メモ
リセルMC1のしきい値が低くなっているので、コント
ロールゲート12に3VをPウェル2には0Vを印加
し、ソース8に1Vを、ドレイン10には0Vを印加す
る。すると、ソース・ドレイン間に電流が流れ、例え
ば、データ0が検出される。一方、図4(B)は、メモリ
セルMC1のフローティングゲート5に電子が注入され
た状態(書き込み状態)を示している。この書き込み状態
では、メモリセルMC1のしきい値が高くなっている。
したがって、コントロールゲート12に3Vを印加し、
Pウェル2には0Vを印加し、ソース8に1Vを、ドレ
イン10に0Vを印加しても、ソース・ドレイン間には
電流が流れず、例えば、データ1が検出される。この
時、Nウェル2には、6Vが印加されている。
【0054】この第1実施形態では、以上に説明したよ
うに書き込み,消去,読み出し動作が行われる。
【0055】この第1実施形態では、書き込み時に、P
ウェル2にも電圧を印加し、ソース8およびドレイン1
0と同電位としているので、チャネル領域9とフローテ
ィングゲート5間で電子のやり取りを行うことができ
る。したがって、書き込み時にBTBT電流が発生し
て、高い書き込み電圧が印加できないという従来例の問
題は発生しない。また、BTBT電流の対策としてのD
DD構造によって、メモリセル面積が大きくなるという
従来の問題は発生しない。
【0056】したがって、この第1実施形態では、書き
込み時間の高速化およびメモリセルの縮小化が期待でき
る。さらに、この第1実施形態では、書き込みと消去動
作とが、フローティングゲート5とチャネル9間の電子
の引き抜き,注入の双方向のやり取りとなる。このよう
な電子の双方向のやり取りはメモリセルの信頼性の向上
につながるものである。
【0057】〔第2の実施の形態〕次に、図5に、この
発明の第2実施形態のメモリセル構造を示す。この第2
実施形態では、シリコン基板の上にNウェル21が形成
され、その上にPウェル22が形成されている。そし
て、1対のメモリセルMC21,MC22と1対のメモ
リセルMC23,MC24との間の部分は、ドライエッ
チング等によって除去し、トレンチ27を構成する。こ
のエッチングによるトレンチ27は、Nウェル層21の
一部まで達している。
【0058】また、上記Pウェル22の両側面に、例え
ば斜めからイオン注入してソース28となるN+領域が
形成されており、ソース28とソース29との間のPウ
ェル22には、上から行ったイオン注入によって、2つ
のメモリセルMC21,MC22のドレイン30となる
+領域が形成されている。更に、トレンチ27の内部
は、例えば、厚膜酸化膜33で埋め込んでおり、トレン
チ分離がなされている。そして、CMP等により平坦化
された表面上に、ゲート絶縁膜23が形成されており、
その上にはフローティングゲート25が形成されてい
る。このフローティングゲート25の上には層間絶縁膜
26が形成されている。
【0059】上記フローティングゲート25以外の領域
がドライエッチング等で除去されていて、酸化膜で埋め
込まれている。この酸化膜の表面は、CMP等で平坦化
されており、この平坦化された酸化膜の表面上に、コン
トロールゲート32が形成された構造になっている。
【0060】したがって、この第2実施形態では、MC
21,MC22,MC23,MC24…からなるメモリセ
ルアレイのうちで、拡散層であるソース28,29およ
びドレイン30は、縦方向に延在していて、コントロー
ルゲート32が延在している方向とは垂直に延在してい
る。
【0061】これらのメモリセルMC21〜MC24を
形成するプロセスは既存の技術で可能であり、他の方法
でも形成可能である。このメモリセルを用いた書き込み
動作を図6を参照して説明する。また、電圧印加条件
を、表3に示す。
【0062】
【表3】
【0063】書き込みを行うべきメモリセルMC23の
コントロールゲート32に−12Vを印加し、Pウェル
22には0Vを印加し、ソース28には6Vを印加し、
ドレイン30はフローティング(floating)状態にする。
一方、書き込みを行わないメモリセルMC24のソース
29は0Vにしている。また、Nウェル21には6Vを
印加している。この電圧印加によって、書き込みを行う
べきメモリセルMC23では、フローティングゲート2
5からソース28サイドに電子が引き抜かれ、メモリセ
ルMC23のしきい値が低くなって(2V程度)、書き込
み状態となる。一方、メモリセルMC24は書き込みが
行われず、初期状態を維持する。
【0064】次に、図7を参照して、消去動作を説明す
る。消去を打うべきメモリセルMC23(メモリセルM
C24も含む)のコントロールゲート32には12Vを
印加し、Pウェル22,ソース28,29,ドレイン30
には−6Vを印加する。また、Nウェル21には6Vを
印加する。一方、消去しないメモリセルMC21,MC
22のPウェル22,ソース28,29,ドレイン30に
は0Vを印加する。
【0065】これにより、メモリセルMC23およびM
C24ではチャネル領域24からフローティングゲート
25,25に電子が注入され、メモリセルMC23およ
びMC24のしきい値が高くなり(4V程度)、消去状態
になる。
【0066】このように、この第2実施形態のメモリセ
ル構造では、最小2ビット単位(2メモリセル)の消去が
できる。また、メモリセルのブロック単位および全メモ
リセル一括の消去ももちろん可能である。
【0067】次に、読み出し動作について、図8(A)と
図8(B)を参照して説明する。
【0068】まず、図8(A)は、メモリセルMC21が
フローティングゲート25から電子が引き抜かれた状態
(書き込み状態)を示している。この場合は、メモリセル
MC21のしきい値が低くくなっているので、コントロ
ールゲート32に3Vを印加し、Pウェル22には0V
を印加し、ソース28に1Vを印加し、ドレイン30に
は0Vを印加する。これにより、メモリセルMC21の
ソース・ドレイン間に電流が流れ、例えば、データ1
(書き込み状態)が検出される。
【0069】一方、図8(B)は、メモリセルMC21の
フローティングゲート25に電子が注入されている状態
(消去状態)を示している。この場合は、メモリセルMC
21のしきい値が高くなっているので、コントロールゲ
ート32に3Vを印加し、Pウェル22に0Vを印加
し、ソース28に1Vを印加し、ドレイン30に0Vを
印加しても、メモリセルMC21のソース・ドレイン間
には電流が流れず、例えば、データ0(消去状態)が検出
される。なお、この読み出し時のNウェル21には6V
を印加している。
【0070】この第2実施形態では、2つのメモリセル
MC21,MC22のドレイン30が共用されている。
この構造は、ソースに接続されたローカルビットSBL
を介して接続されるメインビット線MBLに接続されて
いるセンス回路によって、電流を検出する際に、隣接す
るメモリセルのソースとドレインを共有する従来技術の
仮想接地型アレイ構成とは異なり、ソースからドレイン
へと同一方向に電流が流れるので、回り込み電流は発生
しない。
【0071】この第2実施形態では、以上に説明したよ
うに、書き込み,消去,読み出し動作が行われる。
【0072】この第2実施形態は、書き込み時、2つの
メモリセルMC23,MC24にPウェル22が共用さ
れているので、Pウェル22には0Vを印加することに
なり、ソース28サイドとフローティングゲート25間
の電子のやり取りとなる。しかし、この第2実施形態で
は、第1実施形態と比較して、2個のメモリセルMC2
3,MC24を同時に消去できるので、消去を高速化で
きる。また、メモリセル2個でドレイン30を共用して
いるので、メモリセルアレイの面積の縮小化が果たされ
ている。
【0073】尚、上記第1,第2実施形態での書き込み
動作では、メモリセルのしきい値電圧が所定の値になる
ように書き込み電圧を印加した後、ベリファイを行い、
しきい値電圧を検証しながら所定の値になるまで書き込
み電圧を印加している。また、消去動作も同様である。
【0074】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の不
揮発性半導体記憶装置は、第1導電型ウェルが第2導電
型ウェル上に独立して形成され、この第1導電型ウェル
の両側面にソース,ドレインがコントロールゲートと垂
直な縦方向に延在しているから、第2導電型ウェルに、
基板とメモリセル(1もしくは2個のメモリセル)内の第
1導電型ウェルとを電気的に分離するように電位を与え
ることで、メモリセル単位の動作が可能となる。したが
って、消費電力を低減でき、かつ、使い勝手が良くな
り、しかも、書き込み時間を短縮でき、読み出しも正確
に行なうことができる。なお、トレンチ分離を行うこと
で、メモリセルアレイ全体のチップ面積が増大するが、
ソースおよびドレインとなるN+領域が縦方向に延在し
ていることによってメモリセルの小型化が図られ、メモ
リセルアレイ全体のチップ面積を抑えることができる。
【0075】また、一実施形態では、フローティングゲ
ート型MOSトランジスタがマトリックス状に配列され
ている不揮発性半導体記憶装置において、隣接する同一
行のフローティングゲート型MOSトランジスタが、シ
リコン基板を掘ることによって分離され、第1導電型ウ
ェルが完全分離されている。したがって、同一行におい
て、メモリセル単位の動作が可能となって、消費電力を
低減でき、かつ、使い勝手が良くなり、しかも、書き込
み時間を短縮でき、読み出しも正確に行なうことができ
る。
【0076】また、他の実施形態は、書き込み・消去時
に、第1導電型ウェル全体ではなく、選択された行にお
いて、セル単位の第1導電型ウェル電圧を制御でき、メ
モリセル単位の動作が可能となり、消費電力を低減で
き、かつ、使い勝手が良くなる。
【0077】また、一実施形態では、フローティングゲ
ート型MOSトランジスタにおいて、第1導電型ウェル
の電位制御が可能になっているので、1つのフローティ
ングゲート型MOSトランジスタ毎に、書き込み・消去
・読み出し動作が可能となり、最小で1ビット単位での
消去動作が可能になる。
【0078】また、他の実施形態の不揮発性半導体記憶
装置は、隣接する2つのメモリセルで1つの第1導電型
ウェルを共有しているから、最小で2ビット単位の消去
ができる。
【0079】また、一実施形態では、同一列のフローテ
ィングゲート型MOSトランジスタにおいて、1対のフ
ローティングゲート型MOSトランジスタが隣接するも
う1対のフローティングゲート型MOSトランジスタに
対して、シリコン基板を掘ることによって、分離されて
いる。したがって、同一列において、1対毎のフローテ
ィングゲート型MOSトランジスタの第1導電型ウェル
が完全分離され、1対のセル毎に第1導電型ウェル電圧
を制御でき、1対のメモリセル毎の動作が可能となり、
消費電力を低減でき、かつ、使い勝手が良くなる。
【0080】また、他の実施形態は、フローティングゲ
ート型MOSトランジスタが、マトリックス状に配列さ
れていて、同一列の1組のフローティングゲート型MO
Sトランジスタの第1導電型ウェルが共通に接続されて
いる。したがって、書き込み・消去時に、第1導電型ウ
ェル全体ではなく、選択されたセルの同1組の行の第1
導電型ウェル電圧を制御できる。
【0081】また、一実施形態は、フローティングゲー
ト型MOSトランジスタがマトリックス状に配列され、
同一行の1組のフローティングゲート型MOSトランジ
スタがドレインを共有しているから、読み出し動作を同
一方向にすることが可能な不揮発性半導体記憶装置を提
供できる。
【0082】また、他の実施形態は、フローティングゲ
ート型MOSトランジスタの第1導電型ウェルの制御が
可能なことによって、隣り合う1組のトランジスタ毎に
おいて消去動作が可能であり、最小で2ビット単位での
消去動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の不揮発性半導体記憶装置の第1実施
形態のメモリセルの構造図である。
【図2】 上記メモリセルの書き込み動作を示す図であ
る。
【図3】 上記メモリセルの消去動作を示す図である。
【図4】 図4(A)は、上記メモリセル(消去状態)の読
み出し動作を示す図であり、図4(B)は、上記メモリセ
ル(書き込み状態)の読み出し動作を示す図である。
【図5】 本発明の第2実施形態のメモリセルの構造図
である。
【図6】 上記メモリセルの書き込み動作を示す図であ
る。
【図7】 上記メモリセルの消去動作を示す図である。
【図8】 図8(A)は、上記メモリセル(書き込み状態)
の読み出し動作を示す図であり、図9(B)は、上記メモ
リセル(消去状態)の読み出し動作を示す図である。
【図9】 従来のACT型メモリセルの断面図である。
【図10】 従来のACT型フラッシュメモリのアレイ
構成図である。
【符号の説明】
1,21…Nウェル、2,22…Pウェル、 5,25…フローティングゲート、7,27…トレンチ、 8,28,29…ソース、10,30…ドレイン、 12,32…コントロールゲート、 MC1,MC2,MC21,MC22,MC23,MC24
…メモリセル、 N+…拡散層、SG…選択ゲート、MBL…メインビッ
ト線、 SBL…ローカルビット線、WL…ワード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA25 AB02 AC02 AD15 AD52 AD60 AD61 AE02 AE03 AE08 AF06 AF10 5F083 EP02 EP27 EP62 EP67 ER03 ER09 ER14 ER15 ER22 ER23 ER30 GA01 GA05 GA11 NA01 5F101 BA07 BB02 BC02 BD05 BD33 BD35 BD36 BE02 BE05 BE07 BF02 BF10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールゲート,フローティングゲ
    ート,ソース,ドレイン,第1導電型ウェル,第2導電型ウ
    ェルを有するフローティングゲート型MOSトランジス
    タにおいて、 シリコン基板の上に、上記第2導電型ウェルが形成さ
    れ、この第2導電型ウェルの上に上記第1導電型ウェル
    が形成され、この第1導電型ウェルは、上記シリコン基
    板を掘ることによって上記第2導電型ウェルの上に独立
    して形成され、この第1導電型ウェルの両側面に上記ソ
    ース,ドレインが形成されており、 上記ソース,ドレイン間の最上部にチャネルが存在し、
    上記フローティングゲートが上記第1導電型ウェル上に
    形成され、このフローティングゲートの上に、上記ソー
    ス,ドレインが延在している方向と垂直な方向に延在す
    るように、上記コントロールゲートが形成されているこ
    とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタが、マ
    トリックス状に配列されていて、1つのコントロールゲ
    ートを共有する同一行の隣り合うフローティングゲート
    型MOSトランジスタが、上記シリコン基板を掘ること
    によって分離されていることを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の不揮発性半導
    体記憶装置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタがマト
    リックス状に配列され、同一列のフローティングゲート
    型MOSトランジスタのみの第1導電型ウェルが共通接
    続されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    不揮発性半導体記憶装置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタの第1
    導電型ウェルの電位を制御できるようになっていること
    を特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 コントロールゲート,フローティングゲ
    ート,ソース,ドレイン,第1導電型ウェル,第2導電型ウ
    ェルを有するフローティングゲート型MOSトランジス
    タにおいて、 シリコン基板の上に、上記第2導電型ウェルが形成さ
    れ、この第2導電型ウェルの上に上記第1導電型ウェル
    が形成され、この第1導電型ウェルは、上記シリコン基
    板を掘ることによって、上記第2導電型ウェルの上に独
    立して形成され、この第1導電型ウェルの両側面に上記
    ソースが形成され、上記ドレインは、上記第1導電型ウ
    ェルの両側面のソースとソースの間に形成され、 上記ソース,ドレイン間の最上部に、チャネルが存在
    し、 1つのソースと1つのドレインとの間の領域に対向して
    1つのフローティングゲートが形成され、このフローテ
    ィングゲートは、1つの第1導電型ウェルの上に2つ形
    成されていて、このフローティングゲートの上に、上記
    ソース,ドレインが延在している方向と垂直な方向に延
    在するように、上記コントロールゲートが形成されてい
    ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装
    置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタがマト
    リックス状に配列されていて、1つのコントロールゲー
    トを共有する1対のフローティングゲート型MOSトラ
    ンジスタは、シリコン基板を掘ることによって、同一列
    の隣接するもう1対のフローティングゲート型MOSト
    ランジスタに対して分離されていることを特徴する不揮
    発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の不揮発性半導
    体記憶装置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタが、マ
    トリックス状に配列されていて、 同一列の1組のフローティングゲート型MOSトランジ
    スタの第1導電型ウェルが共通に接続されていることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか1つに記載の
    不揮発性半導体記憶装置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタがマト
    リックス状に配列され、同一行の1組のフローティング
    ゲート型MOSトランジスタがドレインを共有している
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか1つに記載の
    不揮発性半導体記憶装置において、 上記フローティングゲート型MOSトランジスタの第1
    導電型ウェルの電位が制御可能になっていることを特徴
    とする不揮発性半導体記憶装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537649A (ja) * 2002-08-29 2005-12-08 マイクロン・テクノロジー・インコーポレイテッド 非コンタクト形態のトンネル分離pウェルを有する不揮発性メモリアレイの構造、製造方法及び操作方法

Cited By (2)

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JP2005537649A (ja) * 2002-08-29 2005-12-08 マイクロン・テクノロジー・インコーポレイテッド 非コンタクト形態のトンネル分離pウェルを有する不揮発性メモリアレイの構造、製造方法及び操作方法
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