JP2001167734A - 蛍光ランプおよび照明器具 - Google Patents

蛍光ランプおよび照明器具

Info

Publication number
JP2001167734A
JP2001167734A JP2000095786A JP2000095786A JP2001167734A JP 2001167734 A JP2001167734 A JP 2001167734A JP 2000095786 A JP2000095786 A JP 2000095786A JP 2000095786 A JP2000095786 A JP 2000095786A JP 2001167734 A JP2001167734 A JP 2001167734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
fluorescent lamp
straight portions
discharge vessel
amalgam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000095786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3687779B2 (ja
Inventor
Motokazu Okada
素和 岡田
Hidenori Ito
秀徳 伊藤
Kunihiko Ikada
邦彦 筏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2000095786A priority Critical patent/JP3687779B2/ja
Publication of JP2001167734A publication Critical patent/JP2001167734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3687779B2 publication Critical patent/JP3687779B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Discharge Lamp (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、低温および高温のどちらの領域でも
発光効率が損なわれないように水銀蒸気圧を制御するこ
とのできる蛍光ランプを提供する。 【解決手段】管内径Dが18mm以下で互いに近接して
延在する少なくとも一対の直線部1a,1a、この一対
の直線部1a,1aをその一端側において連通させる連
通部1bおよび一対の直線部1a,1aの他端に封装さ
れた一対の電極2,2を備え、連通部1bは直線部1
a,1aの一端から連通部1bの放電路中心までの距離
をHとしたとき、D≦H≦4Dなる関係で配設された透
光性放電容器1と;電極2,2からの距離が40mm以
下となる位置に透光性放電容器1内の部位に封入され
た、25℃で0.1Pa以下の水銀蒸気圧を示すアマル
ガム5と;を具備している。透光性放電容器1の直線部
1a,1aの一端側に最冷部が形成されるとともに常に
電極2からの熱影響を受ける位置にアマルガム5が配設
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクト形蛍光
ランプおよび電球形蛍光ランプなどと称されている蛍光
ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプは、近年環境問題から小形化
が進展している。特に電球形蛍光ランプおよびコンパク
ト形蛍光ランプにおいては小形化の傾向が顕著であり、
しかもランプ電力を変えずに高出力点灯しているため、
その分管壁負荷がますます高くなってきている。
【0003】管壁負荷が大きくなると、点灯中のランプ
温度が上昇し、水銀蒸気圧が高くなり過ぎて発光効率が
低下するが、これを回避するために、アマルガムを封入
することによって、高温でも最適な水銀蒸気圧を呈する
ように設計している。そして、管壁負荷が高くなるにし
たがい水銀蒸気圧が低い、すなわち水銀蒸気圧制御能力
が高いアマルガムを用いる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水銀蒸気圧制
御能力の高いアマルガムを用いると、周囲温度25℃以
下と低い環境で点灯すると発光効率が低下するという問
題がある。
【0005】図5は、周囲温度と蛍光ランプの発光効率
との関係を示すグラフである。グラフ中、線aは、純水
銀が封入され、バルブ形成の非放電領域内に形成された
バルブで最も温度が低い最冷部温度によって水銀蒸気圧
が制御される最冷部制御方式の蛍光ランプの発光効率を
示す。また、線bは、アマルガム温度が25℃で0.1
Pa以下の水銀蒸気圧を示すアマルガムが封入されたア
マルガム制御方式の蛍光ランプの発光効率を示す。周囲
温度とは蛍光ランプ周囲の温度を示し、蛍光ランプが器
具内で点灯されている場合には器具内の温度と定義して
いる。
【0006】図5から分かるように、ランプ発光効率は
ピーク温度を頂点とした山形を示し、最冷部制御方式a
は約25℃、アマルガム制御方式bは約50℃のピーク
温度前後で発光効率が低下する。つまり、最冷部制御方
式は高温環境での発光効率が低く、アマルガム制御方式
は低温時(25℃以下)で発光効率が低いため、蛍光ラ
ンプは使用される環境の周囲温度に応じて水銀蒸気圧制
御方式を選択する必要がある。
【0007】一方、一対の直線部の一端側を連結管によ
って連通させた放電バルブを有する最冷部制御方式の蛍
光ランプが特開昭58−142754号公報に記載され
ている。この従来の蛍光ランプは、電極が封装される直
線部の他端側に最冷部を確実に形成するために、直線部
の他端から電極までの距離が直線部の内径の2.0〜
4.0倍の範囲内とするように規定したものである。
【0008】しかし、上記従来の蛍光ランプは、直線部
の他端側に最冷部が形成されるため、直線部の長さが1
000mmを超える蛍光ランプの場合には最冷部に凝集
された水銀が全放電空間に拡散するまでに時間がかかる
ため、点灯開始時に光束が立ち上がり難いという問題が
あった。
【0009】これに対し、直線部の一端側に非放電空間
を形成し、この領域内に最冷部を形成する蛍光ランプが
特公平1−51852号公報に記載されている。この従
来の蛍光ランプは、連結管から直線部の一端側に形成さ
れる非放電空間に最冷部をを確実に形成するために、直
線部の一端から連結管の中心までの距離が直線部の内径
の1〜4倍の範囲内とするように規定したものである。
【0010】しかし、上記従来の蛍光ランプは、電極の
配置位置については考慮されていないため、電極の配置
位置によって直線部の他端側に最冷部が形成される場合
もあり、特性が不安定なものであった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、低温および高温のどちらの領域でも発光効率が
損なわれないように水銀蒸気圧を制御することのできる
蛍光ランプおよび最冷部を所望位置に確実に形成するよ
うにして点灯開始時の立上りが良好な蛍光ランプならび
にこれら蛍光ランプを有した照明器具を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を達成するための手段】請求項1の蛍光ランプ
は、管内径Dが18mm以下で互いに近接して延在する
少なくとも一対の直線部、この一対の直線部をその一端
側において連通させる連通部および一対の直線部の他端
に封装された一対の電極を備え、連通部は直線部の一端
から連通部の放電路中心までの距離をHとしたとき、D
≦H≦4Dなる関係で配設された透光性放電容器と;透
光性放電容器の内面側に形成された蛍光体層と;透光性
放電容器の内部に封入された希ガスと;電極からの距離
が40mm以下となる位置に透光性放電容器内の部位に
封入された、25℃で0.1Pa以下の水銀蒸気圧を示
すアマルガムと;を具備していることを特徴とする。
【0013】請求項2の蛍光ランプは、管内径Dが18
mm以下で互いに近接して延在する少なくとも一対の直
線部、この一対の直線部をその一端側において連通させ
る連通部および一対の直線部の他端に封装された一対の
電極を備え、連通部は内径がD以上となるように直線部
の一端側を屈曲またはモールド成形することで形成され
ており連通部の最大内径をLとしたとき、1.2D≦L
≦4Dなる関係で配設された透光性放電容器と;透光性
放電容器の内面側に形成された蛍光体層と;透光性放電
容器の内部に封入された希ガスと;電極からの距離が4
0mm以下となる位置に透光性放電容器内の部位に封入
された、25℃で0.1Pa以下の水銀蒸気圧を示すア
マルガムと;を具備していることを特徴とする。
【0014】請求項1および請求項2の発明において、
特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次に
よる。
【0015】透光性放電容器は、管内径が18mm以下
であって一対の直線部を有していれば、その形状は自由
である。たとえば、直管、U字状、W字状、U字形部分
を3または4個直列に接続してU字形部分を重ねて配置
した形状または円周上にU字形部分を等配した形状など
であることを許容する。
【0016】なお、「U字状」とは、2本の直線部分が
連通部によって連通されていて、その結果形成される放
電路が折り返されるように屈曲されていることを意味
し、2本の直線部は互いに接近していてもよいし、離間
していてもよい。したがって、1本の直管を中間で屈曲
形成または屈曲後モールド成形してもよいし、隣接して
平行に配置した2本の直管の一端を連結管または吹き破
り法またはモールド成形によって接続してU字状に形成
してもよい。また、2本の直線部の連通部は、いわゆる
H字状、コ字状、U字状および狭窄状などをなしている
ことが許容される。さらに、連通部は、内部の断面形状
が円形、楕円形など任意の形状であってもよい。
【0017】本発明において、透光性放電容器の管内径
を18mm以下に規定している理由は、高温で点灯され
る小形で高管壁負荷の蛍光ランプは、殆どが管内径が1
8mm以下だからである。
【0018】透光性放電容器の材質は、気密性、加工性
および耐火性を備えていれば特に制限されないが、一般
的にこの種蛍光ランプに用いられている軟質ガラスが好
適である。
【0019】電極は、透光性放電容器内部の両端近傍に
配設されて透光性放電容器とともに、放電路を形成す
る。放電路長は特に限定されないが、最冷部が電極から
の熱影響を受け難いものとするため、150mm以上で
あることが好ましい。
【0020】放電路長とは、透光性放電容器の電極間の
距離をいう。放電路は、直線状および曲線状のいずれで
もよい。また、放電路が屈曲している部分における放電
路長の計測基準は実効的発光部の中心による。
【0021】また、電極は、フィラメント電極、セラミ
ックス電極などを用いることができる。
【0022】さらに、電極を透光性放電容器の両端に封
装するには、フレアステム、ピンチシールステム、ボタ
ンステムなど適当な手段を用いることができる。
【0023】蛍光体層は、透光性放電容器の内面に接触
して形成してもよいし、アルミナなどの保護膜およびま
たは酸化チタンなどの反射膜を介して形成してもよい。
【0024】また、使用する蛍光体は、照明目的に応じ
て任意所望に選択することができる。たとえば、一般照
明用途に対しては、3波長発光形の蛍光体やハロリン酸
塩蛍光体などの白色発光形の蛍光体を用いることができ
る。また、用途によっては紫外線発光形の蛍光体などを
用いることもできる。
【0025】希ガスは、蛍光ランプの放電開始を容易に
するために用いられ、アルゴン、ネオン、クリプトンな
どが数百Pa程度透光性放電容器内に封入される。
【0026】アマルガムは、アマルガム温度が25℃の
ときに0.1Pa以下の水銀蒸気圧を示すものが使用さ
れる。この水銀蒸気圧特性を有するアマルガムとして
は、例えば、ビスマス(Bi)−インジウム(In)−
水銀(Hg)、ビスマス(Bi)−鉛(Pb)−錫(S
n)−水銀(Hg)、ビスマス(Bi)−インジウム
(In)−錫(Sn)−水銀(Hg)およびビスマス
(Bi)−錫(Sn)−水銀(Hg)などが挙げられる
が、これに限らない。アマルガムは、蛍光ランプが点灯
する温度に適した水銀蒸気圧特性を有するアマルガムを
選択して使用することはいうまでもない。また、アマル
ガムと組み合わせてインジウム(In)などからなる補
助アマルガムを電極近傍に配設することができる。
【0027】アマルガムは、電極からの距離が40mm
以下となる位置に配設されており、例えば透光性放電容
器に設けられた細管内に封入される。この場合、アマル
ガムは細管内に導入しやすくするために、球形に成形す
ることができる。細管は、基端が透光性放電容器に気密
に接続していて、透光性放電容器から外部へ突出してい
るとともに先端が封止されるものである。細管の透光性
放電容器に対する配設位置は、端部の電極を封装してい
るステムでもよいし、電極とは関係なく放電路の中間に
位置してもよい。さらに、細管は、透光性放電容器の内
部を排気したり、希ガスを封入するためにも機能するこ
とができるが、要すれば後述するアマルガムを封入する
ためにのみ機能するのであってもよい。さらにまた、細
管の中間部にネック部を形成してアマルガムを固定する
ようにすることができる。
【0028】アマルガムは、電極からの距離が40mm
以下となる位置に配設されていれば、透光性放電容器内
部を自由に動けるようにしてもよい。
【0029】連通部は、主に次の二通りの形態で構成さ
れる。
【0030】(1)直線部の一端側を吹き破り、この吹
き破り部分をつないで管内径D以下の内径を有する連通
管を形成する。
【0031】(2)1本の直管を中間で屈曲形成するし
て管内径D以上の内径を有する連通部を形成する。
【0032】(3)1本の直管を中間で屈曲後モールド
成形するか直線部の一端側を吹き破り、この吹き破り部
分をつないだ後モールド成形して管内径D以上の内径を
有する連通部を形成する。
【0033】連通部が(1)の形態の場合には、連通部
は直線部の一端から連通部の放電路中心までの距離Hと
したとき、D≦H≦4Dなる関係で配設される。
【0034】HがD未満であると、直線部の一端側に形
成される非放電領域が小さくなり、水銀蒸気圧制御を行
う最冷部が直線部の一端側に形成されず、4Dを超える
と非放電領域が大きくなり過ぎるため、蛍光ランプが大
形化するため好ましくない。
【0035】連通部が(2)または(3)の形態の場合
には、連通部は内径がD以上となるように直線部の一端
側を屈曲またはモールド成形することで形成されており
連通部の最大内径をLとしたとき、1.2D≦L≦4D
なる関係で配設される。
【0036】Lが1.2D未満であると、直線部の一端
側に形成される非放電領域が小さくなり、水銀蒸気圧制
御を行う最冷部が直線部の一端側に形成されず、4Dを
超えると非放電領域が大きくなり過ぎるため、蛍光ラン
プが大形化するため好ましくない。
【0037】このように連通部を構成することによっ
て、非放電領域に最冷部が形成されるようになる。ま
た、アマルガムは常に電極からの熱影響を受ける位置に
配設されるため、アマルガムの温度は低温時あっても最
冷部温度よりかなり高くなる。
【0038】したがって、低温時には最冷部の方が水銀
蒸気圧が低くなり、純水銀の水銀蒸気圧特性で点灯す
る。ところが、高温時には最冷部の水銀蒸気圧が上昇す
るため、アマルガムの水銀蒸気圧の方が低くなり、アマ
ルガムの水銀蒸気圧特性で点灯する。このように、本発
明の蛍光ランプは、低温時には最冷部、高温時にはアマ
ルガムのそれぞれの水銀蒸気圧特性で点灯することが可
能となり、発光効率のよい水銀蒸気圧で点灯することが
できる。
【0039】請求項1または2の蛍光ランプによれば、
透光性放電容器の直線部の一端側に最冷部が形成される
とともに常に電極からの熱影響を受ける位置にアマルガ
ムが配設されているので、周囲温度が低温および高温の
どちらの領域でも発光効率が損なわれないように水銀蒸
気圧を制御することができ、温度変化によって大きく光
束が低下することがない。
【0040】請求項3の蛍光ランプは、1000mm以
上の長さで互いに近接して延在する少なくとも一対の直
線部、この一対の直線部をその一端側において連通させ
る連通部および一対の直線部の他端側であって他端から
の距離がTとなる位置に封装された一対の電極を備え、
連通部は直線部の一端から連通部の放電路中心までの距
離をHとしたとき、0.5T≦H≦4Tなる関係で配設
された透光性放電容器と;透光性放電容器の内面側に形
成された蛍光体層と;透光性放電容器の内部に封入され
た希ガスと;を具備していることを特徴とする。
【0041】請求項3の発明において、用語の定義およ
び技術的意味は次により、特に説明しないものについて
は請求項1および2における説明によって定義される。
【0042】透光性放電容器の管内径は特に限定されな
いが、高管壁負荷状態で最冷部による点灯制御が行われ
る蛍光ランプに好適であることから、管内径は18mm
以下のものが好適である。
【0043】透光性放電容器の直線部は、その一端から
他端までの長さが1000mm以上である。この長さ寸
法を有した直線部であれば、その形状は請求項1および
2で説明したように自由である。
【0044】なお、請求項3においては、2本の直線部
分が連通部によって連通されていて、その結果形成され
る放電路が折り返されるように屈曲されていることを意
味し、2本の直線部の一端側を連結管または吹き破り法
またはモールド成形によって接続してU字状に形成した
ものである。連通部は、内部の断面形状が円形、楕円形
など任意の形状であってもよい。
【0045】電極は、直線部の他端からの距離Tが一定
以下の寸法になるように配設されるのが望ましい。例え
ば、直線部の他端が電極からの熱影響を受けない程度に
離間すると、この他端側に最冷部が形成される可能性が
ある。したがって、直線部の管内径が18mm以下の場
合には、この距離Tは40mm以下にする必要がある。
【0046】連通部は、直線部の一端から連通部の放電
路中心までの距離をHとしたとき、0.5T≦H≦4T
なる関係を満たす位置関係に配設される。連通部の配設
位置ををこのような関係にすることで、放電路から十分
に離隔し、放電による熱影響を受け難い非放電空間が形
成されるため、確実に最冷部が形成されることになる。
距離Hが0.5T未満の場合には、放電の熱影響によっ
て非放電空間の温度が相対的に高くなり、所望の最冷部
が形成され難くなる。また、距離Hが4Tを超えると、
直線部の一端側の非放電領域が大きくなり過ぎるため、
蛍光ランプが大形化し、好ましくない。
【0047】なお、0.5T≦H≦4Tなる関係を満た
す請求項3の蛍光ランプは、直線部の一端外面の温度t
と多端外面の温度tとの関係が室温雰囲気での点灯
ではt>tとなることを確認した。
【0048】請求項3の蛍光ランプにはアマルガムは必
須ではないが、請求項1の発明のように、電極からの距
離が40mm以下となる直線部の他端側位置にアマルガ
ム温度が25℃のときに0.1Pa以下の水銀蒸気圧を
示すアマルガムを用いてもよい。このようなアマルガム
を用いれば、請求項1のように、高温領域で点灯しても
アマルガムによって最適な水銀蒸気圧が維持され、広い
温度領域に亘って点灯効率が損なわれることを抑制する
ことが可能となる。また、純水銀の蒸気圧特性に近似す
る特性を有する定量封入用のアマルガム(例えば亜鉛−
水銀合金)であれば、容器内の所望位置に配置すること
が可能である。
【0049】請求項3の蛍光ランプによれば、放電路の
ほぼ中間位置である透光性放電容器の直線部の一端側に
最冷部が確実に形成されるので、室温雰囲気において効
率よく点灯するとともに、点灯始動時に放電路全体に水
銀蒸気が良好に拡散され、光束の立上りを早くすること
が可能となる。
【0050】請求項4の照明器具は、請求項1ないし3
いずれか一記載の蛍光ランプと;この蛍光ランプが取付
けられる器具本体と;この器具本体に収容された蛍光ラ
ンプ点灯装置と;を具備していることを特徴とする。
【0051】請求項4によれば、請求項1ないし3いず
れか一記載の作用を有する蛍光ランプを備えた照明器具
を提供することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0053】図1は、本発明の蛍光ランプの第1の実施
形態としてのコンパクト形蛍光ランプを示す一部切欠一
部断面正面図である。
【0054】図において、1は透光性放電容器、2,2
は一対の電極、3A,3Bは細管、4は蛍光体層、5は
第1のアマルガム、6は第2のアマルガム、7は口金、
8はスペーサである。
【0055】透光性放電容器1は、管径17.5mm、
管内径16.0mm、長さ1100mmの軟質ガラス管
からなる一対の直線部1a、1a、連通部1bおよびフ
レアステム1cを備えている。
【0056】一対の直線部1a,1aは、互いに接近し
て平行に配置され、それぞれ一端が気密に閉塞されてい
る。連通部1bは、直線部1aの一端から他端側へ若干
後退した位置に吹き破り法によって形成されてH字状を
なして配設されており、この連通部1bの直線部1a一
端側の先端部に非放電領域が形成され、ここが最冷部と
なる。なお、連通部1bは、直線部1aの一端から連通
部1bの放電路中心までの距離Hは約20mmであり、
距離Hが約1.25Dの関係となるように形成されてい
る。
【0057】フレアステム1cは、一対の直線部1a,
1aの他端に封止され、一対の導入線1c1および後述
する細管3A、3Bを備えている。
【0058】一対の電極2,2は、フレアステム1cの
一対の内部導入線1c1間に継線されている。一対の電
極2,2は、いずれも直線部1aの多端からの距離Tが
30mmの位置に封装されている。したがって、距離H
は約0.66Tの関係となるように形成されている。
【0059】細管3A、3Bは、ともにフレアステム1
cに透光性放電容器1内に連通しながら一体に形成さ
れ、外方へ突出した先端が封止されている。透光性放電
容器1の一端に配設される細管3Aは、さらに中間にネ
ック部3A1を備えている。なお、透光性放電容器1の
他端に配設される細管3Bにはネック部を備えていな
い。
【0060】蛍光体層4は、3波長発光形の蛍光体から
なり、透光性放電容器1の一対の直線部1aの内面に形
成されている。
【0061】アマルガム5は、このグラフで示すアマル
ガムはアマルガム温度が25℃のときに0.03Paの
水銀蒸気圧を示すビスマス(Bi)−インジウム(I
n)−水銀(Hg)からなり、電極2からの距離が30
mmとなるように細管3A内に封入されている。
【0062】口金7は、透光性放電容器1の両端部を抱
持するように透光性放電容器1に装着されている。な
お、7aは口金ピンである。
【0063】スペーサ8は、透光性放電容器1の一対の
直線部1a、1a間に挿入されて直線部1aの振動や衝
撃による破損を防止している。
【0064】図2は、本実施形態の蛍光ランプの温度に
対する水銀蒸気圧特性を示すグラフである。このグラフ
において、実線Aは本実施形態の水銀蒸気圧を示し、点
線Bは純水銀を、点線Cはアマルガムの水銀蒸気圧を示
している。横軸は点線Bの純水銀の場合は最冷部温度
を、点線Cのアマルガムの場合はアマルガム温度を示し
ている。また、実線Aの本実施形態の水銀蒸気圧は、周
囲温度が低温(約25℃)以下のときは最冷部温度を、
周囲温度が高温(約50℃)以上のときはアマルガム温
度を示している。また、点Dは周囲温度が25℃のと
き、点Eは周囲温度が50℃のときの点線Bおよび点線
Cの水銀蒸気圧をそれぞれ示している。
【0065】図2のグラフからも分かるように、周囲温
度が25℃のときは、電極からの加熱によりアマルガム
温度が最冷部温度よりも高く、アマルガムよりも最冷部
の水銀蒸気圧の方が低いため、蛍光ランプは最冷部によ
り水銀蒸気圧が制御される。一方、周囲温度が50℃の
ときは、最冷部温度およびアマルガム温度ともに上昇す
るがアマルガムの水銀蒸気圧の方が低くなるため、蛍光
ランプはアマルガムにより水銀蒸気圧が制御される。
【0066】このように、本実施形態の蛍光ランプの水
銀蒸気圧特性は、周囲温度が低温(約25℃)のときは
最冷部による水銀蒸気圧を、周囲温度が高温(約50
℃)のときはアマルガムによる水銀蒸気圧特性を示して
いる。したがって、周囲温度が低温から高温までの範囲
で変化しても最適な水銀蒸気圧(0.8Pa)から大き
くずれることがなく、発光効率が大きく損なわれること
なく点灯することが分かる。なお、本実施形態の蛍光ラ
ンプの水銀蒸気圧特性を示す実線Aは、点D(周囲温度
25℃)から点E(周囲温度50℃)に変化するときに
は、最冷部およびアマルガムの両者の水銀蒸気圧特性の
平衡状態にあるが、この平衡状態の水銀蒸気圧であって
も最適な水銀蒸気圧(0.8Pa)から大きくずれるこ
とがない。
【0067】また、本実施形態の蛍光ランプの光束の安
定性を調べるため、距離Hを12mm、距離Tを40m
m(H=0.3T)とした以外は本実施形態の同一構成
の比較例蛍光ランプを100本試作し、本実施形態の蛍
光ランプ100本とともに周囲温度を5℃および25℃
のそれぞれの状態で点灯させる比較実験を行った。
【0068】この比較実験では、周囲温度25℃では両
者にさほど大きな違いが見られなかったが、周囲温度5
℃の低温状態での点灯では、比較例の蛍光ランプ100
本中の1本が光束が水銀蒸気圧の低下に伴い光束が減少
するいわゆる暗点となった。この暗点となった比較例の
蛍光ランプについて、直線部の一端外面の温度tと多
端外面の温度tとを測定したところ、tおよびt
のいずれも約45℃であり、最冷部が安定して形成され
ていないことが確認された。これに対し、本実施形態の
蛍光ランプについて周囲温度5℃の低温状態で点灯した
状態のtおよびtを測定したところ、tが45℃
であるのに対しtは55℃であり、その差が10℃と
大きく、直線部の一端側に最冷部が形成されていること
が確認された。
【0069】本実施形態の蛍光ランプは、距離Hが約
0.66Tの関係となるように形成されており、0.5
T≦H≦4Tなる関係を満たしているため、放電路のほ
ぼ中間位置である直線部1aの一端側に最冷部が確実に
形成されるので、室温雰囲気において効率よく点灯する
とともに、点灯始動時に放電路全体に水銀蒸気が良好に
拡散され、光束の立上りが早い。
【0070】図3は、本発明の蛍光ランプの第2の実施
形態としてのコンパクト形蛍光ランプを示す一部切欠一
部断面正面図である。図において、図1と同一部分につ
いては同一符号を付して説明を省略する。
【0071】本実施形態の透光性放電容器1は、連通部
1bがモールド成形されてコ字状をなしており、内部の
最大径部Lが1.4Dとなるように連通部1bの角部に
形成される。この連通部の角部に最冷部が形成され、第
1の実施形態と同様に作用する。図4は、本発明の蛍光
ランプの第3の実施形態としてのコンパクト形蛍光ラン
プを示す一部切欠一部断面正面図である。図において、
図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略
する。
【0072】本実施形態の透光性放電容器1は、連通部
1bが屈曲形成によって半円形状をなしていて、内部の
最大径部Lが1.1Dとなるように連通部1bの頂部が
形成される。この連通部の頂部近傍に最冷部が形成さ
れ、第1の実施形態と同様に作用する。
【0073】
【発明の効果】請求項1または2の蛍光ランプによれ
ば、透光性放電容器の直線部の一端側に最冷部が形成さ
れるとともに常に電極からの熱影響を受ける位置にアマ
ルガムが配設されているので、周囲温度が低温および高
温のどちらの領域でも発光効率が損なわれないように水
銀蒸気圧を制御することができ、温度変化によって大き
く光束が低下することがない。
【0074】請求項3の蛍光ランプによれば、放電路の
ほぼ中間位置である透光性放電容器の直線部の一端側に
最冷部が確実に形成されるので、室温雰囲気において効
率よく点灯するとともに、点灯始動時に放電路全体に水
銀蒸気が良好に拡散され、光束の立上りを早くすること
が可能となる。
【0075】請求項4によれば、請求項1ないし3いず
れか一記載の作用を有する蛍光ランプを備えた照明器具
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプの第1の実施形態としての
コンパクト形蛍光ランプを示す一部切欠一部断面正面
図。
【図2】第1の実施形態の蛍光ランプの温度に対する水
銀蒸気圧特性を示すグラフ。
【図3】本発明の蛍光ランプの第2の実施形態としての
コンパクト形蛍光ランプを示す一部切欠一部断面正面
図。
【図4】本発明の蛍光ランプの第3の実施形態としての
コンパクト形蛍光ランプを示す一部切欠一部断面正面
図。
【図5】周囲温度と蛍光ランプの発光効率との関係を示
すグラフ。
【符号の説明】
1…透光性放電容器、1a…直線部、1b…連通部、2
…電極、4…蛍光体層、5…アマルガム。
フロントページの続き (72)発明者 筏 邦彦 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 Fターム(参考) 5C015 UU04 5C043 AA02 CC09 CD10 DD01 EC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管内径Dが18mm以下で互いに近接して
    延在する少なくとも一対の直線部、この一対の直線部を
    その一端側において連通させる連通部および一対の直線
    部の他端に封装された一対の電極を備え、連通部は直線
    部の一端から連通部の放電路中心までの距離をHとした
    とき、 D≦H≦4D なる関係で配設された透光性放電容器と;透光性放電容
    器の内面側に形成された蛍光体層と;透光性放電容器の
    内部に封入された希ガスと;電極からの距離が40mm
    以下となる位置に透光性放電容器内の部位に封入され
    た、25℃で0.1Pa以下の水銀蒸気圧を示すアマル
    ガムと;を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】管内径Dが18mm以下で互いに近接して
    延在する少なくとも一対の直線部、この一対の直線部を
    その一端側において連通させる連通部および一対の直線
    部の他端に封装された一対の電極を備え、連通部は内径
    がD以上となるように直線部の一端側を屈曲またはモー
    ルド成形することで形成されており連通部の最大内径を
    Lとしたとき、 1.2D≦L≦4D なる関係で配設された透光性放電容器と;透光性放電容
    器の内面側に形成された蛍光体層と;透光性放電容器の
    内部に封入された希ガスと;電極からの距離が40mm
    以下となる位置に透光性放電容器内の部位に封入され
    た、25℃で0.1Pa以下の水銀蒸気圧を示すアマル
    ガムと;を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】1000mm以上の長さで互いに近接して
    延在する少なくとも一対の直線部、この一対の直線部を
    その一端側において連通させる連通部および一対の直線
    部の他端側であって他端からの距離がTとなる位置に封
    装された一対の電極を備え、連通部は直線部の一端から
    連通部の放電路中心までの距離をHとしたとき、 0.5T≦H≦4T なる関係で配設された透光性放電容器と;透光性放電容
    器の内面側に形成された蛍光体層と;透光性放電容器の
    内部に封入された希ガスと;を具備していることを特徴
    とする蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ラ
    ンプと;この蛍光ランプが取付けられる器具本体と;こ
    の器具本体に収容された蛍光ランプ点灯装置と;を具備
    していることを特徴とする照明器具。
JP2000095786A 1999-09-30 2000-03-30 蛍光ランプ Expired - Fee Related JP3687779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000095786A JP3687779B2 (ja) 1999-09-30 2000-03-30 蛍光ランプ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28060399 1999-09-30
JP11-280603 1999-09-30
JP2000095786A JP3687779B2 (ja) 1999-09-30 2000-03-30 蛍光ランプ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005113969A Division JP3888559B2 (ja) 1999-09-30 2005-04-11 蛍光ランプおよび照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001167734A true JP2001167734A (ja) 2001-06-22
JP3687779B2 JP3687779B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=26553841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000095786A Expired - Fee Related JP3687779B2 (ja) 1999-09-30 2000-03-30 蛍光ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3687779B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083895A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tube lumineux et lampe a mercure basse pression
WO2008105394A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung コンパクト形蛍光ランプ
JP2009038046A (ja) * 2008-11-20 2009-02-19 Osram-Melco Ltd U管及び蛍光ランプ
JP2009064788A (ja) * 2008-11-20 2009-03-26 Osram-Melco Ltd U管及び蛍光ランプ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083895A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tube lumineux et lampe a mercure basse pression
US7298088B2 (en) 2002-03-29 2007-11-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Arc tube and low-pressure mercury lamp
WO2008105394A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung コンパクト形蛍光ランプ
JP2009038046A (ja) * 2008-11-20 2009-02-19 Osram-Melco Ltd U管及び蛍光ランプ
JP2009064788A (ja) * 2008-11-20 2009-03-26 Osram-Melco Ltd U管及び蛍光ランプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3687779B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7973480B2 (en) High-pressure discharge lamp having an outer envelope arranged around a discharge vessel
JP2000173537A (ja) 低圧水銀蒸気放電灯および照明装置
JPH1196973A (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JP2008027745A (ja) メタルハライドランプおよび照明装置
JP2001167734A (ja) 蛍光ランプおよび照明器具
JP4231113B2 (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JP3888559B2 (ja) 蛍光ランプおよび照明器具
JP2009032446A (ja) 高圧放電ランプ
JP4111570B2 (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JP2007511037A (ja) 光学干渉フィルムを備える電気ランプ
EP1629520B1 (en) High-pressure discharge lamp
JP2002015701A (ja) 蛍光ランプおよび照明装置
JP2000268775A (ja) 蛍光ランプ
JP2005142072A (ja) メタルハライドランプ
JPH03285254A (ja) セラミック放電灯
JP2001345071A (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JPH0582093A (ja) セラミツク放電灯
JP2002208377A (ja) ショートアーク型超高圧放電ランプ
JP2010177104A (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JP2001297732A (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
JP2003109539A (ja) メタルハライドランプおよび照明装置
JPH08236075A (ja) 環形蛍光ランプ
JP2006048985A (ja) メタルハライドランプ
JP2008235126A (ja) 高圧放電ランプおよび照明装置
WO2014045660A1 (ja) 高ワットタイプのセラミックメタルハライドランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees