JP2001166596A - 画像形成装置及び画像品質管理方法 - Google Patents
画像形成装置及び画像品質管理方法Info
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/10—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
- G03G15/107—Condensing developer fumes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、画像形成過程で使用した溶媒の影
響によるフィルタの交換を適切に指示して画像劣化や部
品劣化を防ぐとともに、回収した溶媒の排出蒸気濃度を
抑えて環境汚染を防ぐ画像形成装置及び画像品質管理方
法に関する技術を提供する点にある。 【解決手段】 図１に示すように、本実施の形態に係る
画像形成装置は、感光ベルト１と現像ローラ３と絞りロ
ーラ４と転写ローラ５とフューザローラ６と吸収回転体
８と乾燥ローラ９とエアポンプ１０と液化装置１１とフ
ィルタ１２と濃度センサ１３、１３’と圧力センサ１４
とアラーム表示器（アラーム表示手段）２０とで概略構
成され、図１中には、消耗品としてのインク２と用紙７
とを示す。
響によるフィルタの交換を適切に指示して画像劣化や部
品劣化を防ぐとともに、回収した溶媒の排出蒸気濃度を
抑えて環境汚染を防ぐ画像形成装置及び画像品質管理方
法に関する技術を提供する点にある。 【解決手段】 図１に示すように、本実施の形態に係る
画像形成装置は、感光ベルト１と現像ローラ３と絞りロ
ーラ４と転写ローラ５とフューザローラ６と吸収回転体
８と乾燥ローラ９とエアポンプ１０と液化装置１１とフ
ィルタ１２と濃度センサ１３、１３’と圧力センサ１４
とアラーム表示器（アラーム表示手段）２０とで概略構
成され、図１中には、消耗品としてのインク２と用紙７
とを示す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶媒を用いた湿式
電子写真の画像形成装置に関し、特に消耗品の交換時期
を適切に管理できる画像形成装置及び画像品質管理方法
に関する技術に属する。
電子写真の画像形成装置に関し、特に消耗品の交換時期
を適切に管理できる画像形成装置及び画像品質管理方法
に関する技術に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子写真の画像形成装置は、感光
体上にレーザ等による電気的な潜像を形成し、この潜像
をトナーを用いて現像し、トナー画像を紙等の転写材に
転写した後、加熱、加圧などにより定着し、複写物を得
る。
体上にレーザ等による電気的な潜像を形成し、この潜像
をトナーを用いて現像し、トナー画像を紙等の転写材に
転写した後、加熱、加圧などにより定着し、複写物を得
る。
【０００３】更に、インクを用いた湿式での電子写真の
画像形成装置としては、溶媒中に分散したトナー粒子か
らなるインクを使用し、このインク中の溶媒を除去する
ことでインクが固化し、固化状インクは介在する物質間
の親和性の大きい方に転写されるという性質を利用して
おり、インク中の溶媒を除去する手段として、現像後
に、絞りローラを有し、この絞り圧力により溶媒を絞り
取った後、吸収回転体によって残りの溶媒を除去する技
術がある。この際、吸収回転体の回収能力を確保するた
め、吸収された溶媒を熱によって気化するが、環境保護
のために、気化された溶媒を冷却し液化回収し、液化し
きれない溶媒については、エアポンプにより、フィルタ
を介して画像形成装置の外に排出している。
画像形成装置としては、溶媒中に分散したトナー粒子か
らなるインクを使用し、このインク中の溶媒を除去する
ことでインクが固化し、固化状インクは介在する物質間
の親和性の大きい方に転写されるという性質を利用して
おり、インク中の溶媒を除去する手段として、現像後
に、絞りローラを有し、この絞り圧力により溶媒を絞り
取った後、吸収回転体によって残りの溶媒を除去する技
術がある。この際、吸収回転体の回収能力を確保するた
め、吸収された溶媒を熱によって気化するが、環境保護
のために、気化された溶媒を冷却し液化回収し、液化し
きれない溶媒については、エアポンプにより、フィルタ
を介して画像形成装置の外に排出している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。これら電子写真の
画像形成装置では、フィルタの材料として活性炭などが
使用されているが、フィルタには寿命があるため、定期
的に交換する必要がある。このフィルタを消耗品として
考えた場合、ユーザがフィルタを交換しないと、気化さ
れた溶媒の回収能力が劣化することにより、溶媒の蒸気
濃度が高いまま排出されることになる。この高蒸気濃度
の溶媒の排出は、環境汚染を引き起こす原因の一つにな
っている。
術には以下に掲げる問題点があった。これら電子写真の
画像形成装置では、フィルタの材料として活性炭などが
使用されているが、フィルタには寿命があるため、定期
的に交換する必要がある。このフィルタを消耗品として
考えた場合、ユーザがフィルタを交換しないと、気化さ
れた溶媒の回収能力が劣化することにより、溶媒の蒸気
濃度が高いまま排出されることになる。この高蒸気濃度
の溶媒の排出は、環境汚染を引き起こす原因の一つにな
っている。
【０００５】また、フィルタの寿命時期について、フィ
ルタを使用する一定の時間で定義することが多いが、使
用頻度や使用環境によって実際の寿命となる時期が異な
るため、このフィルタの交換が適切な時期に行われず、
環境保護やユーザメンテナンスへの対応が不十分であっ
た。
ルタを使用する一定の時間で定義することが多いが、使
用頻度や使用環境によって実際の寿命となる時期が異な
るため、このフィルタの交換が適切な時期に行われず、
環境保護やユーザメンテナンスへの対応が不十分であっ
た。
【０００６】更に、フィルタの詰まりやエアポンプの不
具合等による風量低下などが起きた場合は、画像形成装
置内の溶媒の蒸気濃度が高くなることにより、各種フォ
トセンサ類の誤動作、露光レーザ光量の低下などによる
画像劣化及び部品の劣化を引き起こす可能性があるとい
う問題点があった。
具合等による風量低下などが起きた場合は、画像形成装
置内の溶媒の蒸気濃度が高くなることにより、各種フォ
トセンサ類の誤動作、露光レーザ光量の低下などによる
画像劣化及び部品の劣化を引き起こす可能性があるとい
う問題点があった。
【０００７】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、画像形成過程で使
用した溶媒の影響によるフィルタの交換を適切に指示し
て画像劣化や部品劣化を防ぐとともに、回収した溶媒の
排出蒸気濃度を抑えて環境汚染を防ぐ画像形成装置及び
画像品質管理方法に関する技術を提供する点にある。
のであり、その目的とするところは、画像形成過程で使
用した溶媒の影響によるフィルタの交換を適切に指示し
て画像劣化や部品劣化を防ぐとともに、回収した溶媒の
排出蒸気濃度を抑えて環境汚染を防ぐ画像形成装置及び
画像品質管理方法に関する技術を提供する点にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
要旨は、溶媒を用いた湿式電子写真の画像形成装置であ
って、画像形成過程で気化された前記溶媒を冷却して回
収を行う液化装置から、液化できず気化されたままの前
記溶媒を吸引するエアポンプの吸引圧力を検知する圧力
センサと、該圧力センサで前記吸引圧力から生成された
圧力データに基づき、アラーム表示を行うアラーム表示
手段とを備え、該アラーム表示手段は、前記圧力センサ
から送られた前記圧力データの絶対値と予め設定された
圧力範囲とを比較し、前記圧力データの絶対値が、前記
圧力範囲を外れた場合に異常のアラーム表示をすること
を特徴とする画像形成装置に存する。請求項２記載の本
発明の要旨は、前記アラーム表示手段は、前記圧力デー
タの絶対値が、前記圧力範囲より大きい／以上の場合、
気化された前記溶媒を吸着除去するフィルタの初期不
良、又は、該フィルタの設置不良と判断し、前記圧力デ
ータの絶対値が、前記圧力範囲より小さい／以下の場
合、前記フィルタの劣化、又は、前記エアポンプの異常
と判断し、各々の判断結果に従い前記アラーム表示をす
ることを特徴とする請求項１記載の画像形成装置に存す
る。請求項３記載の本発明の要旨は、前記アラーム表示
手段は、前記エアポンプが正常に動作しているとき、感
光体である感光ベルトに残っている前記溶媒を吸収する
吸収回転体の近傍に設けられ、前記溶媒の蒸気濃度を検
知する濃度センサにより生成された蒸気濃度データと、
予め設定された蒸気濃度範囲とを比較し、前記蒸気濃度
データが前記蒸気濃度範囲より小さい／以下の場合、前
記溶媒の供給不足と判断し、前記蒸気濃度データが前記
蒸気濃度範囲より大きい／以上の場合、前記フィルタの
劣化と判断し、各々の判断結果に従い前記アラーム表示
をすることを特徴とする請求項１又は２記載の画像形成
装置に存する。請求項４記載の本発明の要旨は、前記ア
ラーム表示手段は、警告音、又は、音声、又は、文字表
示により、各々の前記判断結果に従った前記アラーム表
示をすることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに
記載の画像形成装置に存する。請求項５記載の本発明の
要旨は、溶媒を用いた湿式電子写真の画像品質管理方法
であって、気化された前記溶媒を冷却して回収を行う液
化装置から、液化できない気化されたままの前記溶媒を
吸引するエアポンプの吸引圧力の圧力範囲を予め設定す
る第１の工程と、前記吸引圧力を検知して生成された圧
力データと前記圧力範囲とを比較して、前記圧力データ
の絶対値が前記圧力範囲から外れた場合、異常のアラー
ム表示をする第２の工程とを備えることを特徴とする画
像品質管理方法に存する。請求項６記載の本発明の要旨
は、前記第２の工程には、前記圧力データの絶対値が前
記圧力範囲より大きい／以上の場合、前記溶媒の吸着除
去をするフィルタの初期不良と判断し、前記圧力データ
の絶対値が前記圧力範囲より小さい／以下の場合、前記
フィルタの劣化、又は、前記エアポンプの異常と判断
し、各々の判断結果に従い前記アラーム表示をする第３
の工程が含まれることを特徴とする請求項５記載の画像
品質管理方法に存する。請求項７記載の本発明の要旨
は、前記第１の工程には、感光体である感光ベルトに残
っている前記溶媒を吸収する吸収回転体の近傍での前記
溶媒の蒸気濃度範囲を予め設定する第３の工程を含み、
前記第２の工程には、前記エアポンプが正常に動作して
いるとき、前記溶媒の蒸気濃度を検知して生成された蒸
気濃度データと、前記蒸気濃度範囲とを比較し、前記蒸
気濃度データが前記蒸気濃度範囲より小さい／以下の場
合、画像形成処理工程における溶媒の供給不足と判断
し、前記蒸気濃度データが前記蒸気濃度範囲より大きい
／以上の場合、前記フィルタの劣化と判断し、各々の判
断結果に従い前記アラーム表示をする第４の工程を含む
ことを特徴とする請求項５又は６記載の画像品質管理方
法に存する。請求項８記載の本発明の要旨は、前記第４
の工程には、各々の前記判断結果に従い、警告音、又
は、音声、又は、文字表示により、前記アラーム表示を
する第５の工程を含むことを特徴とする請求項５乃至７
のいずれかに記載の画像品質管理方法に存する。請求項
９記載の本発明の要旨は、請求項５乃至８のいずれかに
記載の画像品質管理方法を実行可能なプログラムが記録
された記憶媒体に存する。
要旨は、溶媒を用いた湿式電子写真の画像形成装置であ
って、画像形成過程で気化された前記溶媒を冷却して回
収を行う液化装置から、液化できず気化されたままの前
記溶媒を吸引するエアポンプの吸引圧力を検知する圧力
センサと、該圧力センサで前記吸引圧力から生成された
圧力データに基づき、アラーム表示を行うアラーム表示
手段とを備え、該アラーム表示手段は、前記圧力センサ
から送られた前記圧力データの絶対値と予め設定された
圧力範囲とを比較し、前記圧力データの絶対値が、前記
圧力範囲を外れた場合に異常のアラーム表示をすること
を特徴とする画像形成装置に存する。請求項２記載の本
発明の要旨は、前記アラーム表示手段は、前記圧力デー
タの絶対値が、前記圧力範囲より大きい／以上の場合、
気化された前記溶媒を吸着除去するフィルタの初期不
良、又は、該フィルタの設置不良と判断し、前記圧力デ
ータの絶対値が、前記圧力範囲より小さい／以下の場
合、前記フィルタの劣化、又は、前記エアポンプの異常
と判断し、各々の判断結果に従い前記アラーム表示をす
ることを特徴とする請求項１記載の画像形成装置に存す
る。請求項３記載の本発明の要旨は、前記アラーム表示
手段は、前記エアポンプが正常に動作しているとき、感
光体である感光ベルトに残っている前記溶媒を吸収する
吸収回転体の近傍に設けられ、前記溶媒の蒸気濃度を検
知する濃度センサにより生成された蒸気濃度データと、
予め設定された蒸気濃度範囲とを比較し、前記蒸気濃度
データが前記蒸気濃度範囲より小さい／以下の場合、前
記溶媒の供給不足と判断し、前記蒸気濃度データが前記
蒸気濃度範囲より大きい／以上の場合、前記フィルタの
劣化と判断し、各々の判断結果に従い前記アラーム表示
をすることを特徴とする請求項１又は２記載の画像形成
装置に存する。請求項４記載の本発明の要旨は、前記ア
ラーム表示手段は、警告音、又は、音声、又は、文字表
示により、各々の前記判断結果に従った前記アラーム表
示をすることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに
記載の画像形成装置に存する。請求項５記載の本発明の
要旨は、溶媒を用いた湿式電子写真の画像品質管理方法
であって、気化された前記溶媒を冷却して回収を行う液
化装置から、液化できない気化されたままの前記溶媒を
吸引するエアポンプの吸引圧力の圧力範囲を予め設定す
る第１の工程と、前記吸引圧力を検知して生成された圧
力データと前記圧力範囲とを比較して、前記圧力データ
の絶対値が前記圧力範囲から外れた場合、異常のアラー
ム表示をする第２の工程とを備えることを特徴とする画
像品質管理方法に存する。請求項６記載の本発明の要旨
は、前記第２の工程には、前記圧力データの絶対値が前
記圧力範囲より大きい／以上の場合、前記溶媒の吸着除
去をするフィルタの初期不良と判断し、前記圧力データ
の絶対値が前記圧力範囲より小さい／以下の場合、前記
フィルタの劣化、又は、前記エアポンプの異常と判断
し、各々の判断結果に従い前記アラーム表示をする第３
の工程が含まれることを特徴とする請求項５記載の画像
品質管理方法に存する。請求項７記載の本発明の要旨
は、前記第１の工程には、感光体である感光ベルトに残
っている前記溶媒を吸収する吸収回転体の近傍での前記
溶媒の蒸気濃度範囲を予め設定する第３の工程を含み、
前記第２の工程には、前記エアポンプが正常に動作して
いるとき、前記溶媒の蒸気濃度を検知して生成された蒸
気濃度データと、前記蒸気濃度範囲とを比較し、前記蒸
気濃度データが前記蒸気濃度範囲より小さい／以下の場
合、画像形成処理工程における溶媒の供給不足と判断
し、前記蒸気濃度データが前記蒸気濃度範囲より大きい
／以上の場合、前記フィルタの劣化と判断し、各々の判
断結果に従い前記アラーム表示をする第４の工程を含む
ことを特徴とする請求項５又は６記載の画像品質管理方
法に存する。請求項８記載の本発明の要旨は、前記第４
の工程には、各々の前記判断結果に従い、警告音、又
は、音声、又は、文字表示により、前記アラーム表示を
する第５の工程を含むことを特徴とする請求項５乃至７
のいずれかに記載の画像品質管理方法に存する。請求項
９記載の本発明の要旨は、請求項５乃至８のいずれかに
記載の画像品質管理方法を実行可能なプログラムが記録
された記憶媒体に存する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１に示すように、本実施
の形態に係る画像形成装置は、感光ベルト１と現像ロー
ラ３と絞りローラ４と転写ローラ５とフューザローラ６
と吸収回転体８と乾燥ローラ９とエアポンプ１０と液化
装置１１とフィルタ１２と濃度センサ１３、１３’と圧
力センサ１４とアラーム表示器（アラーム表示手段）２
０とで概略構成され、図１中には、消耗品としてのイン
ク２と用紙７とを示す。
に基づいて詳細に説明する。図１に示すように、本実施
の形態に係る画像形成装置は、感光ベルト１と現像ロー
ラ３と絞りローラ４と転写ローラ５とフューザローラ６
と吸収回転体８と乾燥ローラ９とエアポンプ１０と液化
装置１１とフィルタ１２と濃度センサ１３、１３’と圧
力センサ１４とアラーム表示器（アラーム表示手段）２
０とで概略構成され、図１中には、消耗品としてのイン
ク２と用紙７とを示す。
【００１０】感光ベルト１は、潜像形成を行うための感
光体である。現像ローラ３は、この感光ベルト１上の潜
像を、溶媒中に分散したトナー粒子からなるインク２に
よって現像する。絞りローラ４は、感光ベルト１に接
し、現像された画像を形成するインク２に圧力を加える
ことで溶媒を絞り取る。転写ローラ５は、感光ベルト１
に接し、内部にヒータを有する。フューザローラ６は、
この転写ローラ５と接し、内部にヒータを有する。
光体である。現像ローラ３は、この感光ベルト１上の潜
像を、溶媒中に分散したトナー粒子からなるインク２に
よって現像する。絞りローラ４は、感光ベルト１に接
し、現像された画像を形成するインク２に圧力を加える
ことで溶媒を絞り取る。転写ローラ５は、感光ベルト１
に接し、内部にヒータを有する。フューザローラ６は、
この転写ローラ５と接し、内部にヒータを有する。
【００１１】搬送ローラ（不図示）によって、転写ロー
ラ５とフューザローラ６と間のＮＩＰ部３０に、用紙７
が搬送される。
ラ５とフューザローラ６と間のＮＩＰ部３０に、用紙７
が搬送される。
【００１２】感光ベルト１上に現像された画像を形成す
るインク２は、熱又は圧力等によって溶媒が除去される
ことで固化し、親和性のより大きい物質に転写される特
性を持っている。感光ベルト１、転写ローラ５及び用紙
７の親和性が、この順序で大きくなるように設定して、
用紙７にインク２が転写される。
るインク２は、熱又は圧力等によって溶媒が除去される
ことで固化し、親和性のより大きい物質に転写される特
性を持っている。感光ベルト１、転写ローラ５及び用紙
７の親和性が、この順序で大きくなるように設定して、
用紙７にインク２が転写される。
【００１３】吸収回転体８は、この感光ベルト１の進行
方向における転写ローラ５に接する手前（転写ローラ５
と絞りローラ４との間）の感光ベルト１に接する所定の
位置に備えられ、残っているインク２の溶媒を除去す
る。乾燥ローラ９は、この吸収回転体８の吸収能力を保
つために、内部にヒータを有する。
方向における転写ローラ５に接する手前（転写ローラ５
と絞りローラ４との間）の感光ベルト１に接する所定の
位置に備えられ、残っているインク２の溶媒を除去す
る。乾燥ローラ９は、この吸収回転体８の吸収能力を保
つために、内部にヒータを有する。
【００１４】液化装置１１は、気化された溶媒を冷却液
化して回収する。エアポンプ１０は、液化しきれず、気
化されたままの溶媒を吸引し、フィルタ１２を介して排
出口から画像形成装置外に排出する。このとき、フィル
タ１２は、気化された溶媒を吸着除去する。
化して回収する。エアポンプ１０は、液化しきれず、気
化されたままの溶媒を吸引し、フィルタ１２を介して排
出口から画像形成装置外に排出する。このとき、フィル
タ１２は、気化された溶媒を吸着除去する。
【００１５】濃度センサ１３’は、画像形成装置外への
気化された溶媒の排出蒸気濃度を検知する。また、濃度
センサ１３は、溶媒を吸収する吸収回転体８の近傍での
溶媒の蒸気濃度を検知する。検知された蒸気濃度から生
成された蒸気濃度データＤ１は、アラーム表示器２０に
送られる。
気化された溶媒の排出蒸気濃度を検知する。また、濃度
センサ１３は、溶媒を吸収する吸収回転体８の近傍での
溶媒の蒸気濃度を検知する。検知された蒸気濃度から生
成された蒸気濃度データＤ１は、アラーム表示器２０に
送られる。
【００１６】圧力センサ１４は、エアポンプ１０の吸引
圧力を検知する。検知された吸引圧力から生成された圧
力データＤ２（負圧）は、アラーム表示器２０に送られ
る。
圧力を検知する。検知された吸引圧力から生成された圧
力データＤ２（負圧）は、アラーム表示器２０に送られ
る。
【００１７】アラーム表示器２０は、送られた圧力デー
タＤ２と予め設定された圧力範囲とを比較し、フィルタ
１２の詰まり、エアポンプ１０の故障などによる風量劣
化の異常、フィルタ１２の初期不良又は設置不良などを
比較による各々の判断結果に基づき、アラーム表示す
る。また、送られた蒸気濃度データＤ１と予め設定され
た溶媒の蒸気濃度範囲とを比較し、この比較による判断
結果に基づき、フィルタ１２の劣化による詰まりや溶媒
の供給不足などをアラーム表示する。
タＤ２と予め設定された圧力範囲とを比較し、フィルタ
１２の詰まり、エアポンプ１０の故障などによる風量劣
化の異常、フィルタ１２の初期不良又は設置不良などを
比較による各々の判断結果に基づき、アラーム表示す
る。また、送られた蒸気濃度データＤ１と予め設定され
た溶媒の蒸気濃度範囲とを比較し、この比較による判断
結果に基づき、フィルタ１２の劣化による詰まりや溶媒
の供給不足などをアラーム表示する。
【００１８】これらのアラーム表示は、ユーザに対し
て、警告音、又は、音声、又は、文字表示等により行わ
れる。ユーザは、このアラーム表示により、画像形成処
理の工程での異常やフィルタ１２の交換時期などを知る
ことができる。
て、警告音、又は、音声、又は、文字表示等により行わ
れる。ユーザは、このアラーム表示により、画像形成処
理の工程での異常やフィルタ１２の交換時期などを知る
ことができる。
【００１９】次に、画像形成装置を用いた方法を詳しく
説明する。感光体である感光ベルト１は、図１に示す矢
印Ａの方向に回転し、帯電装置（不図示）によって感光
面が均一に帯電する。次に、レーザ等（不図示）の照射
光により、感光面に所定の潜像を形成する。既知の湿式
電子写真の技術と同様に、溶媒中に分散したトナー粒子
からなるインク２を、現像ローラ３により、感光ベルト
１上の潜像が形成された部分に付着させて現像を行う。
説明する。感光体である感光ベルト１は、図１に示す矢
印Ａの方向に回転し、帯電装置（不図示）によって感光
面が均一に帯電する。次に、レーザ等（不図示）の照射
光により、感光面に所定の潜像を形成する。既知の湿式
電子写真の技術と同様に、溶媒中に分散したトナー粒子
からなるインク２を、現像ローラ３により、感光ベルト
１上の潜像が形成された部分に付着させて現像を行う。
【００２０】上述したように、感光ベルト１上に現像さ
れた画像を形成するインク２は、熱または圧力等によっ
て溶媒を除去することで固化し、親和性の大きい物に転
写する特性を持っている。従って、感光ベルト１に接す
る絞りローラ４によってインク２に圧力を加えることに
より、インク２中の溶媒を所定量除去することにより、
現像された画像を形成するインク２を所定の段階まで固
化する。更に、吸収回転体８によって溶媒を吸収するこ
とで、十分にインク２が固化する。
れた画像を形成するインク２は、熱または圧力等によっ
て溶媒を除去することで固化し、親和性の大きい物に転
写する特性を持っている。従って、感光ベルト１に接す
る絞りローラ４によってインク２に圧力を加えることに
より、インク２中の溶媒を所定量除去することにより、
現像された画像を形成するインク２を所定の段階まで固
化する。更に、吸収回転体８によって溶媒を吸収するこ
とで、十分にインク２が固化する。
【００２１】転写ローラ５のインク２との親和性を、感
光ベルト１のインク２との親和性より大きくすることに
より、インク２を転写ローラ５上に転写する。内部にヒ
ータを有する転写ローラ５は、矢印Ｂの方向に回転す
る。
光ベルト１のインク２との親和性より大きくすることに
より、インク２を転写ローラ５上に転写する。内部にヒ
ータを有する転写ローラ５は、矢印Ｂの方向に回転す
る。
【００２２】次に、用紙７を、転写ローラ５に相対する
フューザローラ６と転写ローラ５の間のＮＩＰ部３０
に、搬送する。このとき、転写ローラ５のインク２に対
する親和性を、用紙７のインク２に対する親和性より小
さく設定しておくことにより、固化されたインク２を用
紙７に転写する。また、転写ローラ５及びフューザロー
ラ６からインク２に与えられる熱及び圧力により、イン
ク２内の溶媒を完全に除去するとともに、トナーを用紙
７に定着する。
フューザローラ６と転写ローラ５の間のＮＩＰ部３０
に、搬送する。このとき、転写ローラ５のインク２に対
する親和性を、用紙７のインク２に対する親和性より小
さく設定しておくことにより、固化されたインク２を用
紙７に転写する。また、転写ローラ５及びフューザロー
ラ６からインク２に与えられる熱及び圧力により、イン
ク２内の溶媒を完全に除去するとともに、トナーを用紙
７に定着する。
【００２３】内部にヒータを有した乾燥ローラ９は、吸
収回転体８の吸収能力を保つために、この吸収回転体８
に接している。この乾燥ローラ９は、吸収した溶媒を気
化する。
収回転体８の吸収能力を保つために、この吸収回転体８
に接している。この乾燥ローラ９は、吸収した溶媒を気
化する。
【００２４】エアポンプ１０までの管路に配置された液
化装置１１は、気化された溶媒を液化する。この液化装
置１１は、気化された溶媒を冷却して回収を行うが、気
体中の溶媒を１００％近く液化するためには、大きさ、
重量及びコストの面で空冷又は水冷などで行う。
化装置１１は、気化された溶媒を液化する。この液化装
置１１は、気化された溶媒を冷却して回収を行うが、気
体中の溶媒を１００％近く液化するためには、大きさ、
重量及びコストの面で空冷又は水冷などで行う。
【００２５】エアポンプ１０は、液化しきれず気化され
たままの溶媒を吸引して、フィルタ１２を介して希薄化
し装置外に排出する。このとき、フィルタ１２は、気化
された溶媒を吸着除去する。
たままの溶媒を吸引して、フィルタ１２を介して希薄化
し装置外に排出する。このとき、フィルタ１２は、気化
された溶媒を吸着除去する。
【００２６】圧力センサ１４は、液化装置１１からのエ
アポンプ１０による吸引圧力を検知し、検知された吸引
圧力から生成した圧力データＤ２をアラーム表示器２０
に送る。
アポンプ１０による吸引圧力を検知し、検知された吸引
圧力から生成した圧力データＤ２をアラーム表示器２０
に送る。
【００２７】また、濃度センサ１３’は、画像形成装置
外への気化された溶媒の排出蒸気濃度を検知する。濃度
センサ１３は、検知された溶媒の蒸気濃度から生成され
た蒸気濃度データＤ１をアラーム表示器２０に送る。
外への気化された溶媒の排出蒸気濃度を検知する。濃度
センサ１３は、検知された溶媒の蒸気濃度から生成され
た蒸気濃度データＤ１をアラーム表示器２０に送る。
【００２８】アラーム表示器２０は、送られた蒸気濃度
データＤ１又は圧力データＤ２に異常があった場合、ア
ラーム表示をする。
データＤ１又は圧力データＤ２に異常があった場合、ア
ラーム表示をする。
【００２９】アラーム表示の方法を具体的に説明する。
予め、エアポンプ１０の吸引圧力に対する所定の圧力範
囲と気化された溶媒に対する蒸気濃度範囲とを設定す
る。
予め、エアポンプ１０の吸引圧力に対する所定の圧力範
囲と気化された溶媒に対する蒸気濃度範囲とを設定す
る。
【００３０】圧力センサ１４から送られた圧力データＤ
２（負圧）の絶対値が設定された圧力範囲より大きい／
以上の場合、フィルタ１２の初期不良、又は、フィルタ
１２の取付不良などと判断する。また、圧力データＤ２
（負圧）の絶対値が設定された圧力範囲より小さい／以
下の場合、フィルタ１２の劣化による詰まり、又は、エ
アポンプ１０の故障による風量劣化などと判断する。
２（負圧）の絶対値が設定された圧力範囲より大きい／
以上の場合、フィルタ１２の初期不良、又は、フィルタ
１２の取付不良などと判断する。また、圧力データＤ２
（負圧）の絶対値が設定された圧力範囲より小さい／以
下の場合、フィルタ１２の劣化による詰まり、又は、エ
アポンプ１０の故障による風量劣化などと判断する。
【００３１】また、エアポンプ１０の異常がないとき、
濃度センサ１３から送られた蒸気濃度データＤ１が設定
された蒸気濃度範囲より大きい／以上の場合、フィルタ
１２が劣化したと判断する。蒸気濃度データＤ１が設定
された蒸気濃度範囲より小さい／以下の場合、溶媒の供
給不足又は画像形成の工程での異常があると判断する。
濃度センサ１３から送られた蒸気濃度データＤ１が設定
された蒸気濃度範囲より大きい／以上の場合、フィルタ
１２が劣化したと判断する。蒸気濃度データＤ１が設定
された蒸気濃度範囲より小さい／以下の場合、溶媒の供
給不足又は画像形成の工程での異常があると判断する。
【００３２】アラーム表示器２０は、これらの判断結果
に基づき、警告音、又は、音声、又は、文字表示等によ
り、ユーザに対してアラーム表示を行う。ユーザは、こ
のアラーム表示により、画像形成処理の工程での異常や
フィルタ１２の交換時期などを知ることができる。
に基づき、警告音、又は、音声、又は、文字表示等によ
り、ユーザに対してアラーム表示を行う。ユーザは、こ
のアラーム表示により、画像形成処理の工程での異常や
フィルタ１２の交換時期などを知ることができる。
【００３３】この結果、フィルタ１２の寿命の通知や画
像形成の工程での溶媒蒸気濃度の異常を防ぐとともに、
ユーザは、フィルタ１２の交換時期を知ることができ
る。また、気化された溶媒が高蒸気濃度で画像形成装置
の外に排出されることを防ぐことができる。
像形成の工程での溶媒蒸気濃度の異常を防ぐとともに、
ユーザは、フィルタ１２の交換時期を知ることができ
る。また、気化された溶媒が高蒸気濃度で画像形成装置
の外に排出されることを防ぐことができる。
【００３４】本実施の形態に係る画像形成装置は上記の
如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
消耗品であるフィルタ１２の寿命を的確に知ることがで
き、画像形成装置内部での溶媒の蒸気濃度上昇による画
像劣化や部品劣化を防ぐとともに、フィルタ１２を適度
に使いきることでコスト低減にもなる。
如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
消耗品であるフィルタ１２の寿命を的確に知ることがで
き、画像形成装置内部での溶媒の蒸気濃度上昇による画
像劣化や部品劣化を防ぐとともに、フィルタ１２を適度
に使いきることでコスト低減にもなる。
【００３５】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な画像形
成装置及び画像品質管理方法に関する技術に適用するこ
とができる。また、予め設定される圧力範囲や蒸気濃度
範囲について、所定の閾値を設定して注意を促す範囲、
警告をする範囲など段階的にアラーム表示をすることも
可能である。
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な画像形
成装置及び画像品質管理方法に関する技術に適用するこ
とができる。また、予め設定される圧力範囲や蒸気濃度
範囲について、所定の閾値を設定して注意を促す範囲、
警告をする範囲など段階的にアラーム表示をすることも
可能である。
【００３６】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【００３７】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
一符号を付している。
【００３８】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。画像形成過程で回収し
た溶媒を高蒸気濃度で画像形成装置外に排出することが
ないため、環境汚染を防ぐことができる。また、フィル
タの寿命を正確に検出することができるとともに、画像
形成装置内部での溶媒の蒸気濃度上昇による画像劣化や
部品劣化を防ぐことができる。
で、以下に掲げる効果を奏する。画像形成過程で回収し
た溶媒を高蒸気濃度で画像形成装置外に排出することが
ないため、環境汚染を防ぐことができる。また、フィル
タの寿命を正確に検出することができるとともに、画像
形成装置内部での溶媒の蒸気濃度上昇による画像劣化や
部品劣化を防ぐことができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
Ａ、Ｂ 矢印 Ｄ１ 蒸気濃度データ Ｄ２ 圧力データ １ 感光ベルト ２ インク ３ 現像ローラ ４ 絞りローラ ５ 転写ローラ ６ フューザローラ ７ 用紙 ８ 吸収回転体 ９ 乾燥ローラ １０ エアポンプ １１ 液化装置 １２ フィルタ １３、１３’ 濃度センサ １４ 圧力センサ ２０ アラーム表示器（アラーム表示手段） ３０ ＮＩＰ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｇ 15/10 １１５
Claims (9)
- 【請求項１】 溶媒を用いた湿式電子写真の画像形成装
置であって、 画像形成過程で気化された前記溶媒を冷却して回収を行
う液化装置から、液化できず気化されたままの前記溶媒
を吸引するエアポンプの吸引圧力を検知する圧力センサ
と、 該圧力センサで前記吸引圧力から生成された圧力データ
に基づき、アラーム表示を行うアラーム表示手段とを備
え、 該アラーム表示手段は、前記圧力センサから送られた前
記圧力データの絶対値と予め設定された圧力範囲とを比
較し、前記圧力データの絶対値が、前記圧力範囲を外れ
た場合に異常のアラーム表示をすることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項２】 前記アラーム表示手段は、 前記圧力データの絶対値が、前記圧力範囲より大きい／
以上の場合、気化された前記溶媒を吸着除去するフィル
タの初期不良、又は、該フィルタの設置不良と判断し、 前記圧力データの絶対値が、前記圧力範囲より小さい／
以下の場合、前記フィルタの劣化、又は、前記エアポン
プの異常と判断し、各々の判断結果に従い前記アラーム
表示をすることを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。 - 【請求項３】 前記アラーム表示手段は、前記エアポン
プが正常に動作しているとき、 感光体である感光ベルトに残っている前記溶媒を吸収す
る吸収回転体の近傍に設けられ、前記溶媒の蒸気濃度を
検知する濃度センサにより生成された蒸気濃度データ
と、予め設定された蒸気濃度範囲とを比較し、 前記蒸気濃度データが前記蒸気濃度範囲より小さい／以
下の場合、前記溶媒の供給不足と判断し、前記蒸気濃度
データが前記蒸気濃度範囲より大きい／以上の場合、前
記フィルタの劣化と判断し、各々の判断結果に従い前記
アラーム表示をすることを特徴とする請求項１又は２記
載の画像形成装置。 - 【請求項４】 前記アラーム表示手段は、警告音、又
は、音声、又は、文字表示により、各々の前記判断結果
に従った前記アラーム表示をすることを特徴とする請求
項１乃至３のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 溶媒を用いた湿式電子写真の画像品質管
理方法であって、 気化された前記溶媒を冷却して回収を行う液化装置か
ら、液化できない気化されたままの前記溶媒を吸引する
エアポンプの吸引圧力の圧力範囲を予め設定する第１の
工程と、 前記吸引圧力を検知して生成された圧力データと前記圧
力範囲とを比較して、前記圧力データの絶対値が前記圧
力範囲から外れた場合、異常のアラーム表示をする第２
の工程とを備えることを特徴とする画像品質管理方法。 - 【請求項６】 前記第２の工程には、 前記圧力データの絶対値が前記圧力範囲より大きい／以
上の場合、前記溶媒の吸着除去をするフィルタの初期不
良と判断し、前記圧力データの絶対値が前記圧力範囲よ
り小さい／以下の場合、前記フィルタの劣化、又は、前
記エアポンプの異常と判断し、各々の判断結果に従い前
記アラーム表示をする第３の工程が含まれることを特徴
とする請求項５記載の画像品質管理方法。 - 【請求項７】 前記第１の工程には、感光体である感光
ベルトに残っている前記溶媒を吸収する吸収回転体の近
傍での前記溶媒の蒸気濃度範囲を予め設定する第３の工
程を含み、 前記第２の工程には、前記エアポンプが正常に動作して
いるとき、前記溶媒の蒸気濃度を検知して生成された蒸
気濃度データと、前記蒸気濃度範囲とを比較し、前記蒸
気濃度データが前記蒸気濃度範囲より小さい／以下の場
合、画像形成処理工程における溶媒の供給不足と判断
し、前記蒸気濃度データが前記蒸気濃度範囲より大きい
／以上の場合、前記フィルタの劣化と判断し、各々の判
断結果に従い前記アラーム表示をする第４の工程を含む
ことを特徴とする請求項５又は６記載の画像品質管理方
法。 - 【請求項８】 前記第４の工程には、各々の前記判断結
果に従い、警告音、又は、音声、又は、文字表示によ
り、前記アラーム表示をする第５の工程を含むことを特
徴とする請求項５乃至７のいずれかに記載の画像品質管
理方法。 - 【請求項９】 請求項５乃至８のいずれかに記載の画像
品質管理方法を実行可能なプログラムが記録された記憶
媒体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34624599A JP2001166596A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 画像形成装置及び画像品質管理方法 |
| KR10-2000-0073737A KR100392823B1 (ko) | 1999-12-06 | 2000-12-06 | 화상 형성 장치, 화상 품질 관리 방법 및 그 방법을실행하기 위한 프로그램을 기억하는 기억 매체 |
| US09/732,654 US6512900B2 (en) | 1999-12-06 | 2000-12-06 | Image forming apparatus having alarm which indicates carrier solvent filter replacement or lack of solvent supply |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34624599A JP2001166596A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 画像形成装置及び画像品質管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001166596A true JP2001166596A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18382106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34624599A Pending JP2001166596A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 画像形成装置及び画像品質管理方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6512900B2 (ja) |
| JP (1) | JP2001166596A (ja) |
| KR (1) | KR100392823B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9242474B2 (en) | 2013-02-14 | 2016-01-26 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1308300A1 (en) * | 2001-10-31 | 2003-05-07 | Hewlett Packard Company, a Delaware Corporation | Ink condensate removal in hardcopy apparatus |
| JP2003302887A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-10-24 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成制御方法 |
| US6643220B2 (en) * | 2002-03-21 | 2003-11-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Vapor handling in printing |
| JP2004181672A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
| US7665824B2 (en) * | 2003-10-31 | 2010-02-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing system condenser |
| US7200348B2 (en) * | 2004-06-29 | 2007-04-03 | Samsung Electronics Co., Ltd | Volatile organic compound detector |
| KR100600705B1 (ko) | 2004-09-16 | 2006-07-19 | 삼성전자주식회사 | 습식 화상형성장치 및 그 제어방법 |
| JP4368835B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2009-11-18 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | 画像処理装置、撮像装置及び画像処理システム |
| JP4760600B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2011-08-31 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
| KR102134431B1 (ko) * | 2013-07-26 | 2020-07-15 | 세메스 주식회사 | 기판 처리 장치 |
| CN111777304B (zh) * | 2020-09-07 | 2020-12-04 | 烟台熙成环保技术有限公司 | 一种带式污泥脱水装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5694834A (en) * | 1979-12-28 | 1981-07-31 | Fujitsu Ltd | A/d converter |
| US4666282A (en) * | 1986-03-03 | 1987-05-19 | Xerox Corporation | Contamination control for xerographic developing systems |
| US4733272A (en) * | 1986-07-17 | 1988-03-22 | Xerox Corporation | Filter regeneration in an electrophotographic printing machine |
| US4786295A (en) * | 1987-10-01 | 1988-11-22 | Gpac, Inc. | Filtration device for airborne contaminants |
| US5899600A (en) * | 1997-06-30 | 1999-05-04 | Eastman Kodak Company | Air flow control for cleaning system for reproduction apparatus |
| JP3088422B2 (ja) * | 1998-09-04 | 2000-09-18 | 三星電子株式会社 | 湿式電子写真方式プリンタのエア循環システム |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34624599A patent/JP2001166596A/ja active Pending
-
2000
- 2000-12-06 KR KR10-2000-0073737A patent/KR100392823B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-12-06 US US09/732,654 patent/US6512900B2/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9242474B2 (en) | 2013-02-14 | 2016-01-26 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100392823B1 (ko) | 2003-07-28 |
| KR20010062163A (ko) | 2001-07-07 |
| US20010002952A1 (en) | 2001-06-07 |
| US6512900B2 (en) | 2003-01-28 |
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