JP2001166184A - 光ファイバの接続器、接続方法及び接続構造 - Google Patents

光ファイバの接続器、接続方法及び接続構造

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JP2001166184A
JP2001166184A JP34723899A JP34723899A JP2001166184A JP 2001166184 A JP2001166184 A JP 2001166184A JP 34723899 A JP34723899 A JP 34723899A JP 34723899 A JP34723899 A JP 34723899A JP 2001166184 A JP2001166184 A JP 2001166184A
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optical fibers
groove
fiber
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Kenichi Iga
健一 伊賀
Yoshiharu Kuwabara
義治 桑原
Hiroharu Yamamoto
弘治 山元
Jun Mizuno
純 水野
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Kawaguchi Kogaku Sangyo KK
Japan Science and Technology Corp
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3806Semi-permanent connections, i.e. wherein the mechanical means keeping the fibres aligned allow for removal of the fibres
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    • G02B6/3803Adjustment or alignment devices for alignment prior to splicing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、単心のみならず多心の光ファイバ
においても、コネクタを使用せずに光ファイバを直接接
続でき、また、マッチングオイルを用いることなく簡易
に接続できる光ファイバの接続器、接続方法及び接続構
造を提供すること。 【解決手段】 接続器1は、接続器本体2の上面20側
に、前記保持手段を構成する一対のファイバホルダ3,
3と、前記断面略V字状のV溝4を形成したブロック5
と、このブロック5を接続器本体2に設けられた孔21
に沿って図1の図面上、上下に移動させる場合に操作す
るダイヤル6を配置している。本体2は収容部22と蓋
部23からなっており、その内部には、前記ブロック5
の底面50を一端側に固定すると共に、スライド自在に
載置され、且つ、他端側に横長の腕70を設けたスライ
ド材7と、軸80を介して前記ダイヤル6と同軸的に固
定されている偏芯カム8と、この偏芯カム8を軸支する
軸支台9と、前記スライド材7の腕70に前記偏芯カム
8を付勢する引張バネ10,10を収容している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを突合
わせ接続する接続器、接続方法及び接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ファイバを突合わせ接続す
るための装置として、メカニカルスプライス装置が用い
られている。このメカニカルスプライス装置は、概ね、
次のような構造である。基板と押さえ部材(平板)と板
ばね等からなり、基板側にV溝を形成し、V溝の開いて
いる基板面に前記平板を重ねて、両者を板ばねにより圧
着させている。このメカニカルスプライス装置の使用方
法は、例えば次の通りである。まず、突合わせ接続する
各光ファイバの心線の被覆部を除去し、裸光ファイバを
露出させておく。そして楔等を用いてファイバを差込む
ことができる空間を基板と平板間に作り、前記基板の一
端の前記V溝にファイバを差込んだ後、他端から他方の
ファイバをV溝に差し込む。両者を突き当てた後、楔を
外して前記押さえ部材で、ファイバに直交する方向に圧
力を加えて、ファイバを固定する。この場合、板バネを
効かせた時点で、ファイバの突当て方向の力は、働かな
くなり、各ファイバの突当面に「ギャップ」ができない
ようにするため、マッチングオイルを突合わせ領域に供
給するのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このメカニカルスプラ
イス装置は、光ファイバを永久的に接続するものである
が、一時的に光ファイバを接合するためにも使用される
場合がある。しかし、一時的な接合の目的を達成した後
には、メカニカルスプライス装置は、使い棄てられるこ
とになり、経済的にも資源的にも損失を生じる。
【0004】一方で、前記メカニカルスプライス装置と
略同一構造のもので、ファイバの接続を繰返し行うこと
ができるファイバ接合器が存在する。しかし、この接合
器では、接続を繰り返す毎にオイルの掃除、供給が必要
となる。
【0005】加えて、上記メカニカルスプライス装置及
びファイバ接合器においても、多心のファイバを接続す
る場合、接続する各ファイバの切断長に差が出ることも
想定されるが、この場合にはマッチングオイルにて、そ
の差を吸収するしかなく、結合効率の不安定化が予想さ
れる。
【0006】そこで、本発明は、単心のみならず多心の
光ファイバにおいても、コネクタを使用せずに光ファイ
バの心線同士を直接、接続でき、また、マッチングオイ
ルを用いることなく簡易に接続できる光ファイバの接続
器、接続方法及び接続構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は、突合わせ接続する光ファイバを保持す
る一対の保持手段と、前記各光ファイバの各先端部を断
面略V字状のV溝に沿って摺動させ、且つ、各先端部に
略同一の弾性力を作用させて、各先端部を突合わせると
共に、加圧する突合加圧手段を備えた光ファイバの接続
器とした(請求項1に記載の発明)。
【0008】ここで、弾性力とは、ファイバに荷重を加
えて撓ませた場合に、そのファイバがもとの状態にもど
る方向に働く力をいうものとする。この弾性力は、対向
しつつV溝に沿って摺動してくる各光ファイバの先端部
において、徐々に大きくなり、且つ、それぞれ略同一の
大きさに作用している。そして、各光ファイバの各先端
部は同一の条件、即ち、V溝を押付ける方向に略同一の
弾性力を付与されつつ摺動し、近寄り、突合わされ、加
圧されることになる。よって、本願発明の接続器では、
各光ファイバの先端部の中心と中心のズレを抑え、精度
高く接続することができ、コネクタも不要で、マッチン
グオイルを用いることなく簡易に接続できる。このよう
な作用効果は、単心の光ファイバを接続する場合のみな
らず、多心の光ファイバを接続する場合にも有用であ
る。各光ファイバの一本一本がそれぞれバネ(撓み力)
を有することになり、突当てる光ファイバの対向方向に
ついて、それぞれ独立した押付け力を持っているため、
切断長に差が出てても、マッチングオイルを使用するこ
となく、その差を吸収できるからである。
【0009】前記突合加圧手段としては、前記V溝を形
成したブロックを移動させる移動機構から構成してもよ
いし(請求項2に記載の発明)、前記一対の保持手段を
回動させる回動機構から構成してもよい(請求項3に記
載の発明)。よって、それぞれコネクタを必要としない
接続器になっている。なお、前記突合加圧手段は、これ
らに限定されるものではなく、後述のスライド機構でも
よい。
【0010】前記突合加圧手段による加圧力を一定に抑
える定圧機構を備えることが望ましい(請求項4に記載
の発明)。光ファイバに、その許容以上の応力が働き、
光ファイバが破断することを防ぐためである。
【0011】上記目的を達成するため、本願発明は、突
合わせ接続する各光ファイバの各先端部を断面略V字状
のV溝に沿って摺動させ、且つ、それぞれ略同一の弾性
力を付与すると共に、光ファイバの先端部を突合わせた
後、さらに加圧する光ファイバの接続方法とした(請求
項5に記載の発明)。
【0012】また、上記目的を達成するため、本願発明
は、断面略V字状のV溝において、突合わせ接続される
光ファイバの先端部が、略同一の弾性力を作用させつ
つ、加圧されて接続された光ファイバの接続構造とした
(請求項6に記載の発明)。これらの発明においても、
上記発明(請求項1の発明)と同一の作用効果を奏す
る。なお、上記光ファイバの接続器、接続方法及び接続
構造において、各光ファイバの摺動、接近、加圧は、同
時に行われることが望ましい。また、上記光ファイバの
接続方法及び接続構造において、各ファイバの突当面に
一定圧以上の力が加わらないように、例えば上述の定圧
機構を介して加圧することが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を用いて本願発明に係る光フ
ァイバの接続器(以下、接続器という)の実施形態を説
明する。図1乃至図3は、第1実施形態に係る接続器の
平面図、同正面図、同側面図である。図4は、図2のイ
−イ線矢視断面図、図5は、図1のロ−ロ線矢視断面
図、図6は、図1のハ−ハ線矢視断面図である。なお、
上記各図及び後述の各図において、同一構成は同一符号
を用いて、説明の重複をさけるものとする。
【0014】前記接続器1は、図1乃至図3に示したよ
うに、接続器本体2の上面20側に、上記保持手段を構
成する一対のファイバホルダ3,3(以下、ホルダとい
う)と、上記断面略V字状のV溝4を形成したブロック
5と、このブロック5を接続器本体2に設けられた孔2
1に沿って図1の図面上、上下に移動させる場合に操作
するダイヤル6を配置している。前記本体2は収容部2
2と蓋部23からなっており、その内部には、図4乃至
図6に示したように、前記ブロック5の底面50を一端
側に固定すると共に、他端側に横長の腕70を設けたス
ライド材7と、軸80を介して前記ダイヤル6と同軸的
に固定されている偏芯カム8と、この偏芯カム8を軸支
する軸支台9と、前記スライド材7を前記偏芯カム8に
付勢する引張バネ10,10を収容している。そして、
これらの内、上記突合加圧手段は、前記ダイヤル6、ス
ライド材7、偏芯カム8及び引張バネ10,10の移動
機構から構成されている。
【0015】前記ホルダ3,3は、それぞれ基板30,
30と平板31,31からなり、基板30,30が本体
2の蓋部23に固定され、基板30,30の表面には、
ファイバFBの配置位置を特定する溝300,300が
設けられている。前記平板31,31は、基板30,3
0に対し、例えばヒンジ結合されており、ファイバFB
を基板30,30の溝300,3000にセットした
後、平板31,31を重ねると、ファイバFBが取付固
定されるようになっている。
【0016】前記ホルダ3,3にそれぞれ対向する前記
ブロック5の対向面51には、略水平方向であって、前
記溝300,300と略同一高さ位置に、図7に示した
ような形状の前記溝4が設けられている。
【0017】そして、前記ホルダ3,3と前記ブロック
5の配置関係は、前記ホルダ3,3の前記溝300と溝
300とを結ぶ直線、即ち光ファイバFBの延長線に対
し、前記ブロック5のV溝4のなす角度θが、約30乃
至40度前後に、また、各ホルダ3,3とブロック5が
等距離L,Lに、それぞれ固定されている。なお、符号
「11」で示すものは、前記軸支台9の位置を微調整す
る調整用ストッパーである。
【0018】次に、以上のように構成された前記接続器
1の使用方法を図8乃至図10について説明する。ま
ず、接続させるファイバFB,FBをそれぞれホルダ
3,3に取付ける。この場合、各ファイバFB,FBの
各先端部T,Tの突当面S,S(図10参照)が、前記
ブロック5のV溝4から、それぞれ等間隔に離れている
ことが望ましい。
【0019】次に、ダイヤル6を左右何れかの方向に回
すと、その回動力が前記軸80を介して偏芯カム8に伝
達され、前記スライド材7が徐々に移動する。その結
果、前記スライド材7に取付られているブロック5が、
前記各ファイバFB,FBの各先端部T,Tに近づき、
各突当面S,Sが略同時に前記V溝4に接する(図8参
照)。
【0020】さらにダイヤル6を回すと、各ファイバF
B,FBの各先端部T,Tが、荷重W,Wを受けて撓み
つつ、略同時にV溝4に沿って対向する方向に進む。こ
の場合、V溝4と各ファイバFB,FBの各先端部T,
Tとの関係を図示した図10のように、各先端部T,T
は、略同一の弾性曲線を描くように、ほぼ同一強さの弾
性力F1,F1が作用している。しかも対向する方向
に、同時にほぼ同一に加圧F2,F2されているので、
各突当面S,Sの中心が略同一線上に並び、精確に突き
合わせることができる。その結果、各ファイバFB,F
Bは、互いに対向し光学的に接続される。
【0021】以上、詳述したように、前記光ファイバF
Bの接続方法は、突合わせ接続する光ファイバFB,F
Bの各先端部T,Tを前記V溝4に沿って対向するよう
に略同時に摺動させると共に、それぞれ略同一の弾性力
F1,F1を付与し、光ファイバFB,FBの先端部
T,Tの突当面S,Sを突合わせた後、さらに加圧する
ものである。
【0022】また、その結果、前記V溝4において、突
合わせ接続される各光ファイバFB,FBの各先端部
T,Tが、略同一の弾性力F1,F1を作用させつつ、
加圧F2,F2されて接続された光ファイバの接続構造
となっている。
【0023】なお、前記ホルダ3は、ヒンジタイプのも
のを用いているが、これに限定されるものではなく、基
板と平板をネジ等により圧着してもよい。また、上記実
施形態のように、基板30と平板31が鉛直方向に重な
る横置きのホルダ3,3に代えて、基板30と平板31
が水平方向に重なる縦置き(図11参照)でもよい。
【0024】以上の接続器1、接続方法及び接続構造に
よれば、突き合わせての際に、各光ファイバFB,FB
の各突当面S,Sの中心のズレを少なくすることができ
る。また、光ファイバFB,FB自身の撓み強度を利用
して接続され、加圧されているので、マッチングオイル
は不要である。また、それぞれのファイバFB,FBが
撓み力をもって押付け合うので、多心のファイバでも各
ファイバとも接続条件を同一にして、光学的に接続する
ことができ、マッチングオイルは不要である。また、光
ファイバFB,FBの接続を目視でき、容易に確認する
ことができ、コネクタ等も不必要である。さらに、繰返
し接続することができ、この場合、上述のようにマッチ
ングオイルは不要であるので、その掃除や供給の手間を
省くことができる。
【0025】よって、大学、研究所等における実験用と
して、多少のロスや長期間の経時的変化を問題としない
用途において、簡便にファイバの心線同士を接続するこ
とができる。また、通信関係において、配線作業中の簡
易接続用として、単心、多心ケーブル用接続器としても
有用である。
【0026】なお、前記スライド材7の腕70の両端と
前記軸支台9間に取付けられている前記引張バネ10,
10の伸長量(伸び率)は、各光ファイバFB,FBの
許容応力を超える圧力F2,F2により、各光ファイバ
FB,FBが破断してしまうことを防止する見地から設
定されている。よって前記偏芯カム8を前記引張バネ1
0,10の伸長量以上に回しても、前記V溝4を備えた
ブロック5が前記引張バネ10,10で保持されるよう
になっている。即ち、前記引張バネ10,10は定圧機
構を構成しており、光ファイバFB,FBに、その許容
以上の応力が働き、光ファイバFB,FBが破断するこ
とを防いでいる。前記バネ10に代えて、定圧機構とし
て、重力を利用してもよい。
【0027】次に、第2実施形態に係る接続器1Aの構
成例を図11に基づいて説明する。この接続器1Aが、
前記接続器1と異なる点は、前記移動機構に代えて、前
記ホルダ3,3を回動させる回動機構により、突合加圧
手段を構成している点である。この回動機構は、一対の
駆動歯車32,32と一対の被動歯車33,33からな
り、これらの被動歯車33,33の回転に同調するよう
に前記ホルダ3,3が縦置きに取付けられている。よっ
て、光ファイバFB,FBを取付けたホルダ3,3が、
180度で対向している状態から、約40度程度までそ
れぞれ回動移動することにより、突合わせ接続する光フ
ァイバFB,FBの先端部T,TをV溝4に沿って対向
するように同時に摺動させ、それぞれ略同一の弾性力を
付与させつつ、光ファイバFB,FBの先端部T,Tを
突合わせた後、さらに加圧することができる。また、こ
の場合、上記第1実施形態と同様に回動による加圧力が
バネを介して行われ、そのバネが定圧機構を兼ねて構成
されるものであっても良い。さらに、V溝ブロック5を
平行移動機構を介してバネで支え、定圧機構を前記バネ
で構成し、回動機構とは独立して、定圧機構を構成する
構造でも良い(後述の図12(ニ)参照)。その他の構
成及び作用効果は、上記第1実施形態と同一である。
【0028】さらに、第3実施形態として、図12
(イ)〜(ニ)に示した構成の接続器1Bでもよい。こ
の接続器1Bは、前記ホルダ3を構成する基板30及び
平板31が、それぞれスライドガイド34を介して、V
溝4を設けた前記ブロック5に略同時に接近できるよう
に構成(以下、スライド機構という)されている。ま
た、この接続器1Bでは、前記ブロック5の変位を一定
方向に規制する平行移動機構35と定圧スプリング36
から定圧機構が構成されている。なお、前記スライド機
構や平行移動機構35は周知の技術構成でよく、例えば
スライド機構の場合、歯車手段やベルト手段でもよい。
【0029】この接続器1Bにおいては、光ファイバF
B,FBが前記各ホルダ3,3に取付固定された図12
(イ)の状態から、図12(ロ)のように各ホルダ3,
3が略同時にスライドして徐々に前記ブロック5に近づ
く。そして図12(ハ)に示したように、突合わせる光
ファイバFB,FBの先端部T,Tが、V溝4において
摺動し、先端部T,Tの各突合面S,Sが突合わされ
る。さらに、図12(ニ)に示したように、スライドす
る各ホルダ3,3によって、加圧されて接続される。こ
の場合、前記定圧機構により、光ファイバFB,FBの
応力破断が防止される。その他の構成及び作用効果は、
上記第1実施形態と同一である。
【0030】
【発明の効果】請求項1、2、3、5及び6に記載の各
発明によれば、各光ファイバの先端部の中心と中心のズ
レを抑え、精度高く接続することができ、コネクタも不
要で、マッチングオイルを用いることなく簡易に接続で
きる。また、それぞれのファイバがバネをもって押付け
合うので、多心のファイバでも各ファイバとも接続条件
を同一にして、それぞれ光学的に接続することができ、
マッチングオイルは不要である。また、光ファイバの接
続を目視でき、容易に確認することができる。さらに、
繰返し接続することができ、この場合、上述のようにマ
ッチングオイルは不要であるので、その掃除や供給の手
間を省くことができる。
【0031】請求項4に記載の発明によれば、光ファイ
バに、その許容以上の応力が働き、光ファイバが破断す
ることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の接続器の平面図、
【図2】 同正面図、
【図3】 同側面図、
【図4】 図2のイ−イ線矢視断面図、
【図5】 図1のロ−ロ線矢視断面図、
【図6】 図1のハ−ハ線矢視断面図、
【図7】 同接続器の動作説明図、
【図8】 同接続器の動作説明図、
【図9】 同接続器の動作説明図、
【図10】 同接続器の動作説明図、
【図11】 第2実施形態の接続器の構成例図、
【図12】 (イ)〜(ニ)は第3実施形態の接続器の
構成及び動作説明図。
【符号の説明】
1 1A 1B 接続器 2 接続器本体 3 ファイバホルダ 4 V溝 5 ブロック 6 ダイヤル 7 スライド材 8 偏芯カム 9 軸支台 10 引張バネ 11 ストッパー 20 上面 21 孔 22 収容部 23 蓋部 30 基板 31 平板 32 駆動歯車 33 被動歯車 34 スライドガイド 35 平行移動機構 36 定圧スプリング 300 溝 50 底面 51 対向面 70 腕 80 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山元 弘治 神奈川県横浜市青葉区寺家町167番地 株 式会社川口光学産業内 (72)発明者 水野 純 神奈川県横浜市青葉区寺家町167番地 株 式会社川口光学産業内 Fターム(参考) 2H036 LA03 LA06 NA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突合わせ接続する光ファイバを保持する
    一対の保持手段と、前記各光ファイバの各先端部を断面
    略V字状のV溝に沿って摺動させ、且つ、各先端部に略
    同一の弾性力を作用させて、各先端部を突合わせると共
    に、加圧する突合加圧手段を備えた光ファイバの接続
    器。
  2. 【請求項2】 前記突合加圧手段は、前記V溝を形成し
    たブロックを移動させる移動機構からなることを特徴と
    する請求項1に記載の光ファイバの接続器。
  3. 【請求項3】 前記突合加圧手段は、前記一対の保持手
    段を回動させる回動機構からなることを特徴とする請求
    項1に記載の光ファイバの接続器。
  4. 【請求項4】 前記突合加圧手段による加圧力を一定に
    抑える定圧機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の光ファイバの接続器。
  5. 【請求項5】 突合わせ接続する光ファイバの各先端部
    を断面略V字状のV溝に沿って摺動させ、且つ、それぞ
    れ略同一の弾性力を付与すると共に、光ファイバの先端
    部を突合わせた後、さらに加圧することを特徴とする光
    ファイバの接続方法。
  6. 【請求項6】 断面略V字状のV溝において、光ファイ
    バの先端部が、略同一の弾性力を作用させつつ、加圧さ
    れて突合わせ接続されたことを特徴とする光ファイバの
    接続構造。
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