JP2001165645A - 携帯用測定装置 - Google Patents
携帯用測定装置Info
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- JP2001165645A JP2001165645A JP35333199A JP35333199A JP2001165645A JP 2001165645 A JP2001165645 A JP 2001165645A JP 35333199 A JP35333199 A JP 35333199A JP 35333199 A JP35333199 A JP 35333199A JP 2001165645 A JP2001165645 A JP 2001165645A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】測定装置を手で持った状態での測定で、しかも
1度の測定によって距離や長さを計測できるようにす
る。 【解決手段】信号を送受信するトランスミッタとレシー
バーとが組み込まれた第1送受信部と、同じくトランス
ミッタとレシーバー122とが組み込まれた第2送受信
部102とを備えており、それら第1送受信部101と
第2送受信部102を同一の直線上に配置して直線距離
の測定を1度の測定で計測できるようにする。また、第
1送受信部と第2送受信部とを軸回りに回転可能とし、
それら第1送受信部と第2送受信部との角度を任意に設
定できるようにする。
1度の測定によって距離や長さを計測できるようにす
る。 【解決手段】信号を送受信するトランスミッタとレシー
バーとが組み込まれた第1送受信部と、同じくトランス
ミッタとレシーバー122とが組み込まれた第2送受信
部102とを備えており、それら第1送受信部101と
第2送受信部102を同一の直線上に配置して直線距離
の測定を1度の測定で計測できるようにする。また、第
1送受信部と第2送受信部とを軸回りに回転可能とし、
それら第1送受信部と第2送受信部との角度を任意に設
定できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離や長さなどを
簡易的に測定する携帯用測定装置に関する。
簡易的に測定する携帯用測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用測定装置として最も身近なものは
距離や長さを測定する測定器である。その距離や長さを
測定するものとして、例えば巻尺がある。巻尺は、持ち
運びができて使用法が簡単であるが、テープ(ものさ
し)が捩じれたり、曲がったりすると精度が悪くなる。
距離や長さを測定する測定器である。その距離や長さを
測定するものとして、例えば巻尺がある。巻尺は、持ち
運びができて使用法が簡単であるが、テープ(ものさ
し)が捩じれたり、曲がったりすると精度が悪くなる。
【0003】そこで、測定精度の向上を目的として、超
音波信号や電磁信号を用いた測定器が開発されており、
また様々な特許出願もなされている。例えば、特開昭6
4−57112号公報や特表平4−501467号公報
には、超音波信号や電磁信号を使って距離を測定し、そ
の測定結果から面積や体積などを求める測定装置が開示
されている。
音波信号や電磁信号を用いた測定器が開発されており、
また様々な特許出願もなされている。例えば、特開昭6
4−57112号公報や特表平4−501467号公報
には、超音波信号や電磁信号を使って距離を測定し、そ
の測定結果から面積や体積などを求める測定装置が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭64−
57112号公報や特表平4−501467公報に記載
された測定装置によれば、例えば、測定装置を手で持っ
て床から天井までの距離を測定する場合、手で保持して
いる測定装置の位置から天井までの距離と、測定装置の
位置から床までの距離を測定して、それら2度の計測で
採取された測定値を合計しないと正確な距離を得ること
ができない。
57112号公報や特表平4−501467公報に記載
された測定装置によれば、例えば、測定装置を手で持っ
て床から天井までの距離を測定する場合、手で保持して
いる測定装置の位置から天井までの距離と、測定装置の
位置から床までの距離を測定して、それら2度の計測で
採取された測定値を合計しないと正確な距離を得ること
ができない。
【0005】なお、測定装置を床の上に置いて測定を行
うことで、天井と床の間の距離を測ることは可能である
が、この場合、測定装置を手で持ったままで測定を行う
ことはできない。また、従来の測定装置では、測定の方
向(角度)が考慮されておらず、一度測定した測定方向
に対して所定角度傾いた方向の距離を測るというような
測定は行うことができない。
うことで、天井と床の間の距離を測ることは可能である
が、この場合、測定装置を手で持ったままで測定を行う
ことはできない。また、従来の測定装置では、測定の方
向(角度)が考慮されておらず、一度測定した測定方向
に対して所定角度傾いた方向の距離を測るというような
測定は行うことができない。
【0006】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、測定装置を手で持った状態での測定で、かつ1
度の測定によって距離や長さを測ることが可能な携帯用
測定装置の提供を目的とする。
もので、測定装置を手で持った状態での測定で、かつ1
度の測定によって距離や長さを測ることが可能な携帯用
測定装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用測定装置
は、信号を測定物に送信するトランスミッタと、測定物
で反射された信号を受信するレシーバーと、レシーバー
の受信信号に基づいて測定物までの距離を算出する演算
手段と、その演算結果を表示する表示部を備えた携帯用
測定装置において、前記トランスミッタとレシーバーと
で信号を送受信する第1送受信部と、前記トランスミッ
タとレシーバーとで信号を送受信する第2送受信部とを
備えていることによって特徴づけられる。
は、信号を測定物に送信するトランスミッタと、測定物
で反射された信号を受信するレシーバーと、レシーバー
の受信信号に基づいて測定物までの距離を算出する演算
手段と、その演算結果を表示する表示部を備えた携帯用
測定装置において、前記トランスミッタとレシーバーと
で信号を送受信する第1送受信部と、前記トランスミッ
タとレシーバーとで信号を送受信する第2送受信部とを
備えていることによって特徴づけられる。
【0008】本発明の携帯用測定装置によれば、トラン
スミッタとレシーバーからなる送受信部(測定部)を2
つ備えているので、携帯用測定装置を手に持った状態
で、2つの測定物間の距離(長さ)を1度の測定で計測
することが可能になる。
スミッタとレシーバーからなる送受信部(測定部)を2
つ備えているので、携帯用測定装置を手に持った状態
で、2つの測定物間の距離(長さ)を1度の測定で計測
することが可能になる。
【0009】本発明の携帯用測定装置において、第1送
受信部と第2送受信部とを、信号送受信方向が同一の直
線上に沿うように配置するとともに、これら2つの送受
信部が信号を互いに離反する向きに送信するように構成
しておけば、2つの測定物間の直線距離を一度の測定で
計測することができる。
受信部と第2送受信部とを、信号送受信方向が同一の直
線上に沿うように配置するとともに、これら2つの送受
信部が信号を互いに離反する向きに送信するように構成
しておけば、2つの測定物間の直線距離を一度の測定で
計測することができる。
【0010】本発明の携帯用測定装置において、第1送
受信部を収容する第1送受信筐体部と、第2送受信部を
収容する第2送受信筐体部とを設け、この第1送受信筐
体部と第2送受信筐体部とを軸回りに回転自在に配設す
るとともに、それら第1送受信筐体部と第2送受信筐体
部との間の角度を設定するための設定手段を設けておけ
ば、第1送受信筐体部と第2送受信筐体部との間の角度
を任意に設定することが可能になり、例えば、一度測定
を行った位置から、別の測定方向を定めて、その方向に
ある測定物までの距離を測定するという計測も実現可能
になる。
受信部を収容する第1送受信筐体部と、第2送受信部を
収容する第2送受信筐体部とを設け、この第1送受信筐
体部と第2送受信筐体部とを軸回りに回転自在に配設す
るとともに、それら第1送受信筐体部と第2送受信筐体
部との間の角度を設定するための設定手段を設けておけ
ば、第1送受信筐体部と第2送受信筐体部との間の角度
を任意に設定することが可能になり、例えば、一度測定
を行った位置から、別の測定方向を定めて、その方向に
ある測定物までの距離を測定するという計測も実現可能
になる。
【0011】また、この場合、第1送受信筐体部と第2
送受信筐体部との間の角度を90度に設定して測定を行
えば、互いに直交する横方向と縦方向の各距離を1度の
測定で計測することが可能になり、それら2つの測定値
から面積を算出することができる。
送受信筐体部との間の角度を90度に設定して測定を行
えば、互いに直交する横方向と縦方向の各距離を1度の
測定で計測することが可能になり、それら2つの測定値
から面積を算出することができる。
【0012】本発明の携帯用測定装置において、距離や
長さあるいは面積等の測定結果を表示部の画面上に図形
で表わすようにすれば、各測定結果を瞬時に理解でき、
測定値を数値のみで表示する場合と比べて測定結果を認
識しやすくなる。
長さあるいは面積等の測定結果を表示部の画面上に図形
で表わすようにすれば、各測定結果を瞬時に理解でき、
測定値を数値のみで表示する場合と比べて測定結果を認
識しやすくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、以下、図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の実施形態の斜視図である。
図1に示す携帯用測定装置1の筐体100には、第1送
受信部101と第2送受信部102が設けられている。
これら第1送受信部101と第2送受信部102とは直
線X上に配置されており、第1送受信部101の中心点
Yと、第2送受信部102の中心点Zは直線Xに一致し
ている。また筐体100には、キー入力部103と、距
離等の測定結果を表示する表示部104が設けられてお
り、さらに携帯用測定装置1の垂直度と水平度をそれぞ
れ確認するための垂直測定部105と水平測定部106
が設けられている。
図1に示す携帯用測定装置1の筐体100には、第1送
受信部101と第2送受信部102が設けられている。
これら第1送受信部101と第2送受信部102とは直
線X上に配置されており、第1送受信部101の中心点
Yと、第2送受信部102の中心点Zは直線Xに一致し
ている。また筐体100には、キー入力部103と、距
離等の測定結果を表示する表示部104が設けられてお
り、さらに携帯用測定装置1の垂直度と水平度をそれぞ
れ確認するための垂直測定部105と水平測定部106
が設けられている。
【0015】筐体100は直方体形状で、その上面10
0bが直線Xと直交しており、この上面100bに垂直
測定部105が設置されている。また、表示部104が
設けられた正面100aが上面100bと直交してお
り、この正面100aに水平測定部106が設置されて
いる。
0bが直線Xと直交しており、この上面100bに垂直
測定部105が設置されている。また、表示部104が
設けられた正面100aが上面100bと直交してお
り、この正面100aに水平測定部106が設置されて
いる。
【0016】キー入力部103は、図2に示すように、
電源の入/切を行う電源キー131、値数などを入力す
るための値数キー132、メモリー処理を指示するメモ
リキー133、クリア処理を指示するクリアキー13
4、四則計算結果を指示するイコールキー135、距離
や面積などの計算等の各種ファンクションを指示するフ
ァンクションキー136を備えている。
電源の入/切を行う電源キー131、値数などを入力す
るための値数キー132、メモリー処理を指示するメモ
リキー133、クリア処理を指示するクリアキー13
4、四則計算結果を指示するイコールキー135、距離
や面積などの計算等の各種ファンクションを指示するフ
ァンクションキー136を備えている。
【0017】垂直測定部105は、一般に知られている
水準器と同様な構造で、図3(b)に示すような断面形
状の透明容器151の中に水152と気泡153を閉じ
込めた構造となっており、その気泡153の位置によっ
て携帯用測定装置1の垂直度を確認することができる。
すなわち、透明容器151内の気泡153は、立てた状
態の携帯用測定装置1(図5参照)が垂直な位置にあれ
ば、透明容器151内の最高位置となる中心部Dに位置
することになるが、携帯用測定装置1が鉛直方向に対し
て傾いていると、気泡153が中心部Dからずれて、図
3(a)の破線で示すような位置となる。従って気泡1
53の位置で垂直度を確認することができ、気泡153
が中心部Dに一致するように携帯用測定装置1の姿勢を
調節することで、携帯用測定装置1の垂直度を確保する
ことができる。なお、水平測定部106も同じ構造とな
っており、携帯用測定装置1を水平姿勢で使用する際の
水平度を確認することができる。
水準器と同様な構造で、図3(b)に示すような断面形
状の透明容器151の中に水152と気泡153を閉じ
込めた構造となっており、その気泡153の位置によっ
て携帯用測定装置1の垂直度を確認することができる。
すなわち、透明容器151内の気泡153は、立てた状
態の携帯用測定装置1(図5参照)が垂直な位置にあれ
ば、透明容器151内の最高位置となる中心部Dに位置
することになるが、携帯用測定装置1が鉛直方向に対し
て傾いていると、気泡153が中心部Dからずれて、図
3(a)の破線で示すような位置となる。従って気泡1
53の位置で垂直度を確認することができ、気泡153
が中心部Dに一致するように携帯用測定装置1の姿勢を
調節することで、携帯用測定装置1の垂直度を確保する
ことができる。なお、水平測定部106も同じ構造とな
っており、携帯用測定装置1を水平姿勢で使用する際の
水平度を確認することができる。
【0018】図4は携帯用測定装置1の機能部の構成を
示すブロック図である。第1送受信部101及び第2送
受信部102は、それぞれ、電磁信号または超音波信号
などの信号を測定部に向けて送信するトランスミッタ1
11、121と、送信信号が測定物に当たって反射され
た信号を受信するレシーバー112、122を備えてい
る。これら第1送受信部101及び第2送受信部102
はCPU107に接続されている。このCPU107に
は、周辺機器として、ROM108、RAM109、キ
ー入力部103及び表示部104などが接続されてい
る。
示すブロック図である。第1送受信部101及び第2送
受信部102は、それぞれ、電磁信号または超音波信号
などの信号を測定部に向けて送信するトランスミッタ1
11、121と、送信信号が測定物に当たって反射され
た信号を受信するレシーバー112、122を備えてい
る。これら第1送受信部101及び第2送受信部102
はCPU107に接続されている。このCPU107に
は、周辺機器として、ROM108、RAM109、キ
ー入力部103及び表示部104などが接続されてい
る。
【0019】CPU107は、電源キー131の操作に
より電源が投入されると、第1送受信部101及び第2
送受信部102の各トランスミッタ111、121を作
動するとともに、それらトランスミッタ111、121
から測定物に向けて送信する信号と、レシーバー11
2、122にて受信した信号との差、例えば送信信号と
受信信号の電磁力の差あるいは超音波信号の時間差を測
定し、次いで距離キー137が操作された時点で、RO
M108内に格納されている演算プログラムに従って測
定物までの距離を算出する。
より電源が投入されると、第1送受信部101及び第2
送受信部102の各トランスミッタ111、121を作
動するとともに、それらトランスミッタ111、121
から測定物に向けて送信する信号と、レシーバー11
2、122にて受信した信号との差、例えば送信信号と
受信信号の電磁力の差あるいは超音波信号の時間差を測
定し、次いで距離キー137が操作された時点で、RO
M108内に格納されている演算プログラムに従って測
定物までの距離を算出する。
【0020】具体的には、第1送受信部101において
測定された送受信号の差からこの第1送受信部101と
測定物との間の距離を算出するとともに、第2送受信部
102において測定された送受信号の差からこの第2送
受信部102と測定物との間の距離を算出し、これら2
つの距離算出値(距離測定値)に、第1送受信部101
と第2送受信部102との間の距離C(図5参照)を加
えるという演算処理を行い、それら測定値及び演算結果
を表示部104の画面上に図形にて表示する(図6、図
7参照)。なお、測定を行った際の測定値及び演算結果
は、順次RAM109内に記憶される。
測定された送受信号の差からこの第1送受信部101と
測定物との間の距離を算出するとともに、第2送受信部
102において測定された送受信号の差からこの第2送
受信部102と測定物との間の距離を算出し、これら2
つの距離算出値(距離測定値)に、第1送受信部101
と第2送受信部102との間の距離C(図5参照)を加
えるという演算処理を行い、それら測定値及び演算結果
を表示部104の画面上に図形にて表示する(図6、図
7参照)。なお、測定を行った際の測定値及び演算結果
は、順次RAM109内に記憶される。
【0021】ここで、第1送受信部101と第2送受信
部102との間の距離Cは、測定装置の大きさで左右さ
れる値であるが、1台の測定装置では変化しない固定値
(装置定数)であるので、その固定値(この例では0.
15m)をROM108内に記憶しておく。
部102との間の距離Cは、測定装置の大きさで左右さ
れる値であるが、1台の測定装置では変化しない固定値
(装置定数)であるので、その固定値(この例では0.
15m)をROM108内に記憶しておく。
【0022】次に、図1及び図4に示す携帯用測定装置
1を用いた測定の例を、図5を参照しつつ説明する。図
5に示す測定は床302と天井301との間の距離(高
さ)を測定する場合を示している。
1を用いた測定の例を、図5を参照しつつ説明する。図
5に示す測定は床302と天井301との間の距離(高
さ)を測定する場合を示している。
【0023】まず、携帯用測定装置1を手で持って床3
02と天井301との間に配置するとともに、先に述べ
た要領で携帯用測定装置1を垂直姿勢に保持した状態
で、電源キー131の操作により電源を投入して、第1
送受信部101及び第2送受信部102による測定を行
う。この測定により、第1送受信部101と天井301
との間の距離Aと第2送受信部102と床4との間の距
離Bの測定値を採取することができる。
02と天井301との間に配置するとともに、先に述べ
た要領で携帯用測定装置1を垂直姿勢に保持した状態
で、電源キー131の操作により電源を投入して、第1
送受信部101及び第2送受信部102による測定を行
う。この測定により、第1送受信部101と天井301
との間の距離Aと第2送受信部102と床4との間の距
離Bの測定値を採取することができる。
【0024】そして、このような測定を行った後、距離
キー137を操作すると、距離Aと距離Bの測定値と、
予め記憶されている距離C(第1送受信部101と第2
送受信部102との間の距離:0.15m)との合計が
算出され、その演算結果つまり天井301と床302と
の間の距離と、距離Aと距離Bの各測定値が、図6また
は図7に示すような図形表示で表示部104の画面上に
表示される。
キー137を操作すると、距離Aと距離Bの測定値と、
予め記憶されている距離C(第1送受信部101と第2
送受信部102との間の距離:0.15m)との合計が
算出され、その演算結果つまり天井301と床302と
の間の距離と、距離Aと距離Bの各測定値が、図6また
は図7に示すような図形表示で表示部104の画面上に
表示される。
【0025】図6または図7に示す表示例では、天井3
01と床302との間の距離Cが4.15m、第1送受
信部101と天井301との間の距離Aが3m、第2送
受信部102と床302との間の距離Bが1mとなって
おり、これら図6、図7のように、測定値及び演算結果
と図形とを合わせて表示することで、測定値の位置関係
を瞬時に理解することができるので、測定値を数値のみ
で表示する場合と比べて測定結果を認識しやすくなる。
01と床302との間の距離Cが4.15m、第1送受
信部101と天井301との間の距離Aが3m、第2送
受信部102と床302との間の距離Bが1mとなって
おり、これら図6、図7のように、測定値及び演算結果
と図形とを合わせて表示することで、測定値の位置関係
を瞬時に理解することができるので、測定値を数値のみ
で表示する場合と比べて測定結果を認識しやすくなる。
【0026】以上の測定例では、床302から天井30
1までの高さ計測の例を示したが、図1の携帯用測定装
置1では様々な直線距離(長さ)の測定が可能である。
例えば壁と壁との間の水平距離を測定する場合、2つの
壁の間に、携帯用測定装置1を手で持った状態で配置す
るとともに、水平測定部106を見ながら携帯用測定装
置1を水平姿勢に保持した状態で、先と同じ要領で測定
を行うことにより、1度の測定で2つの壁間の直線距離
を計測することができる。
1までの高さ計測の例を示したが、図1の携帯用測定装
置1では様々な直線距離(長さ)の測定が可能である。
例えば壁と壁との間の水平距離を測定する場合、2つの
壁の間に、携帯用測定装置1を手で持った状態で配置す
るとともに、水平測定部106を見ながら携帯用測定装
置1を水平姿勢に保持した状態で、先と同じ要領で測定
を行うことにより、1度の測定で2つの壁間の直線距離
を計測することができる。
【0027】図8は本発明の他の実施形態の斜視図であ
る。図8に示す携帯用測定装置2は、第1送受信部20
1を収容する第1送受信筐体部210と、第2送受信部
202を収容する第2送受信筐体部220とを備えてい
る。第1送受信筐体部210と第2送受信筐体部220
とは回転軸230を中心として回転可能となっており、
手操作により第2送受信筐体部220に対する第1送受
信筐体部210の回転角度を任意に設定することができ
る。
る。図8に示す携帯用測定装置2は、第1送受信部20
1を収容する第1送受信筐体部210と、第2送受信部
202を収容する第2送受信筐体部220とを備えてい
る。第1送受信筐体部210と第2送受信筐体部220
とは回転軸230を中心として回転可能となっており、
手操作により第2送受信筐体部220に対する第1送受
信筐体部210の回転角度を任意に設定することができ
る。
【0028】第1送信部筐体部210には、測定結果を
表示する表示部204と、第1送受信筐体部210の垂
直度と水平度をそれぞれ確認するための垂直測定部20
5と水平測定部206が設けられている。第2送受信筐
体部220には、距離や面積などの計算を支持するキー
や、測定値を任意に変えることができる値数キーや電源
キーなどのキーを備えたキー入力部203が設けられて
いる。なお、垂直測定部205と水平測定部206は先
の図3に示したものと同じ構造であり、また、キー入力
部203のキーレイアウトは図2と同じである。
表示する表示部204と、第1送受信筐体部210の垂
直度と水平度をそれぞれ確認するための垂直測定部20
5と水平測定部206が設けられている。第2送受信筐
体部220には、距離や面積などの計算を支持するキー
や、測定値を任意に変えることができる値数キーや電源
キーなどのキーを備えたキー入力部203が設けられて
いる。なお、垂直測定部205と水平測定部206は先
の図3に示したものと同じ構造であり、また、キー入力
部203のキーレイアウトは図2と同じである。
【0029】第2送受信筐体部220には、角度を検出
するためのマーキング241・・241が施されており、
そのマーキング241・・241を検出するマーキング検
出部242が第1送受信筐体部210に設けられてい
る。マーキング241・・241は、実際には、第2送受
信筐体部220の内部に付けられており外観上は見えな
い。また、マーキング検出部242も第1送受信筐体部
210の内部に設置されており外観上は見えない。そし
て、第1送受信筐体部210を回転させると、その内部
に設置されているマーキング検出部242が、第2送受
信筐体部220に付されているマーキング241・・24
1に対して回転して、第1送受信筐体部210と第2送
受信筐体部220との間の角度を測定することができ
る。具体的には、マーキング241・・241が、回転軸
230を中心とする円周上に沿って一定のピッチで形成
されており、これらマーキング241・・241をマーキ
ング検出部242にて検出し、そのマーキング検出部2
42が検出したマーキング241の基準点からの個数を
基に角度を測定する構造となっている。このマーキング
検出部242の検出信号はCPU207に採り取り込ま
れる。
するためのマーキング241・・241が施されており、
そのマーキング241・・241を検出するマーキング検
出部242が第1送受信筐体部210に設けられてい
る。マーキング241・・241は、実際には、第2送受
信筐体部220の内部に付けられており外観上は見えな
い。また、マーキング検出部242も第1送受信筐体部
210の内部に設置されており外観上は見えない。そし
て、第1送受信筐体部210を回転させると、その内部
に設置されているマーキング検出部242が、第2送受
信筐体部220に付されているマーキング241・・24
1に対して回転して、第1送受信筐体部210と第2送
受信筐体部220との間の角度を測定することができ
る。具体的には、マーキング241・・241が、回転軸
230を中心とする円周上に沿って一定のピッチで形成
されており、これらマーキング241・・241をマーキ
ング検出部242にて検出し、そのマーキング検出部2
42が検出したマーキング241の基準点からの個数を
基に角度を測定する構造となっている。このマーキング
検出部242の検出信号はCPU207に採り取り込ま
れる。
【0030】図9は、図8の携帯用測定装置2の機能部
の構成を示すブロック図である。第1送受信部201及
び202は、それぞれ、電磁信号または超音波信号など
の信号を測定部に向けて送信するトランスミッタ21
1、221と、送信信号が測定物に当たり反射された信
号を受信するレシーバー212、222とを備えてい
る。これら第1送受信部201及び第2送受信部202
はCPU207に接続されている。このCPU207に
は、周辺機器として、ROM208、RAM209、キ
ー入力部203及び表示部204などが接続されてい
る。また、ROM208には、マーキング検出部242
の検出信号が入力される。
の構成を示すブロック図である。第1送受信部201及
び202は、それぞれ、電磁信号または超音波信号など
の信号を測定部に向けて送信するトランスミッタ21
1、221と、送信信号が測定物に当たり反射された信
号を受信するレシーバー212、222とを備えてい
る。これら第1送受信部201及び第2送受信部202
はCPU207に接続されている。このCPU207に
は、周辺機器として、ROM208、RAM209、キ
ー入力部203及び表示部204などが接続されてい
る。また、ROM208には、マーキング検出部242
の検出信号が入力される。
【0031】CPU207は、マーキング検出部242
からの検出信号に基づいて、第1送受信筐体部210と
第2送受信筐体部220との間の角度を算出し、その算
出結果を表示部204の画面上に表示する。また、CP
U207は、第1送受信部201及び第2送受信部20
2の各トランスミッタ211、221を作動するととも
に、それらトランスミッタ211、221から測定物に
向けて送信する信号と、レシーバー212、222にて
受信した信号との差、例えば送信信号と受信信号の電磁
力の差あるいは超音波信号の時間差を測定し、距離キー
や面積キー(図2参照)が操作された時点で、ROM2
08内に格納されている演算プログラムに従って測定物
までの距離や面積を算出する。
からの検出信号に基づいて、第1送受信筐体部210と
第2送受信筐体部220との間の角度を算出し、その算
出結果を表示部204の画面上に表示する。また、CP
U207は、第1送受信部201及び第2送受信部20
2の各トランスミッタ211、221を作動するととも
に、それらトランスミッタ211、221から測定物に
向けて送信する信号と、レシーバー212、222にて
受信した信号との差、例えば送信信号と受信信号の電磁
力の差あるいは超音波信号の時間差を測定し、距離キー
や面積キー(図2参照)が操作された時点で、ROM2
08内に格納されている演算プログラムに従って測定物
までの距離や面積を算出する。
【0032】具体的には、第1送受信部201において
測定された送受信号の差からこの第1送受信部201と
測定物との間の距離を算出するとともに、第2送受信部
202において測定された送受信号の差からこの第2送
受信部202と測定物との間の距離を算出し、これら2
つの距離算出値(距離測定値)に、それぞれ、第1送受
信部201と回転軸130の中心との間の距離Gと、第
2送受信部202と回転軸130の中心との間の距離H
(図10参照)を加えるという演算処理を行って、回転
軸103の中心から2つの測定物に対する測定値を得た
後、それら2つの距離測定値と、マーキング検出部24
2の検出信号に基づいて算出された角度測定値とを表示
部204の画面上に図形にて表示する(図12参照)。
また、第1送受信部201と第2送受信部202との間
の角度を90度に設定した状態で測定が行われた後、面
積キーが操作されたときには、前記演算処理により算出
した2つの距離測定値の乗算を行って面積を算出し、そ
の面積の演算結果及び2つの距離測定値を、表示部20
4の画面上に図形にて表示する(図11参照)。なお、
測定を行った際の測定値及び演算結果は、順次RAM2
09内に記憶される。
測定された送受信号の差からこの第1送受信部201と
測定物との間の距離を算出するとともに、第2送受信部
202において測定された送受信号の差からこの第2送
受信部202と測定物との間の距離を算出し、これら2
つの距離算出値(距離測定値)に、それぞれ、第1送受
信部201と回転軸130の中心との間の距離Gと、第
2送受信部202と回転軸130の中心との間の距離H
(図10参照)を加えるという演算処理を行って、回転
軸103の中心から2つの測定物に対する測定値を得た
後、それら2つの距離測定値と、マーキング検出部24
2の検出信号に基づいて算出された角度測定値とを表示
部204の画面上に図形にて表示する(図12参照)。
また、第1送受信部201と第2送受信部202との間
の角度を90度に設定した状態で測定が行われた後、面
積キーが操作されたときには、前記演算処理により算出
した2つの距離測定値の乗算を行って面積を算出し、そ
の面積の演算結果及び2つの距離測定値を、表示部20
4の画面上に図形にて表示する(図11参照)。なお、
測定を行った際の測定値及び演算結果は、順次RAM2
09内に記憶される。
【0033】ここで、第1送受信部201と回転軸23
0の中心との間の距離Gと、第2送受信部202と回転
軸230の中心との間の距離Hは、測定装置の大きさで
左右される値であるが、1台の測定装置では変化しない
固定値(装置定数)であるので、それら2つの固定値
(この例では、いずれも0.2mとしている)をROM
208内に記憶しておく。
0の中心との間の距離Gと、第2送受信部202と回転
軸230の中心との間の距離Hは、測定装置の大きさで
左右される値であるが、1台の測定装置では変化しない
固定値(装置定数)であるので、それら2つの固定値
(この例では、いずれも0.2mとしている)をROM
208内に記憶しておく。
【0034】次に、図8及び図9に示す携帯用測定装置
2を用いた測定の例を、図10を参照しつつ説明する。
図10に示す測定は、上面401、下面402及び2つ
の側面403、404で囲われる空間405内の矩形領
域Sの面積を測定する場合を示している。
2を用いた測定の例を、図10を参照しつつ説明する。
図10に示す測定は、上面401、下面402及び2つ
の側面403、404で囲われる空間405内の矩形領
域Sの面積を測定する場合を示している。
【0035】まず、携帯用測定装置2の角度調節を行っ
て第1送受信筐体部210と第2送受信筐体部220と
の間の角度を90度に設定しておき、この携帯用測定装
置2を空間405内に配置するとともに、先の実施形態
と同様な要領で第1送受信筐体部210を垂直姿勢(第
2送受信筐体部220を水平姿勢)に保持した状態で、
第1送受信部201及び第2送受信部202による測定
を行う。この測定により、第1送受信部201と上面4
01との間の距離Eと第2送受信部202と側面403
との間の距離Fの測定値を採取することができる。
て第1送受信筐体部210と第2送受信筐体部220と
の間の角度を90度に設定しておき、この携帯用測定装
置2を空間405内に配置するとともに、先の実施形態
と同様な要領で第1送受信筐体部210を垂直姿勢(第
2送受信筐体部220を水平姿勢)に保持した状態で、
第1送受信部201及び第2送受信部202による測定
を行う。この測定により、第1送受信部201と上面4
01との間の距離Eと第2送受信部202と側面403
との間の距離Fの測定値を採取することができる。
【0036】そして、このような測定を行った後、面積
キーを操作すると、距離Eの測定値と予め記憶されてい
る距離G(0.2m)との合計、及び距離Fの測定値と
予め記憶されている距離H(0.2m)との合計がそれ
ぞれ算出され、さらにそれら2つの距離測定値を用いて
矩形領域Sの面積が算出され、その面積の演算結果と2
つの距離測定値が、図11に示すような図形表示で表示
部204の画面上に表示される。
キーを操作すると、距離Eの測定値と予め記憶されてい
る距離G(0.2m)との合計、及び距離Fの測定値と
予め記憶されている距離H(0.2m)との合計がそれ
ぞれ算出され、さらにそれら2つの距離測定値を用いて
矩形領域Sの面積が算出され、その面積の演算結果と2
つの距離測定値が、図11に示すような図形表示で表示
部204の画面上に表示される。
【0037】図11に示す表示例では、表示部204の
画面上に矩形領域Sに対応する枠Wが表示され、その枠
Wの高さ寸法が3.2m、幅寸法が4.2m、面積が1
3.44m2 であることを示す数値が表示されている。
さらに、第1送受信部201と上面401との間の距離
Eが3m、第2送受信部202と側面403との間の距
離Fが4mであることを示す数値が表示されており、こ
のように測定値及び演算結果と図形(枠W)とを合わせ
て表示することで、今何を測定したものなのかを瞬時に
理解できることになる。
画面上に矩形領域Sに対応する枠Wが表示され、その枠
Wの高さ寸法が3.2m、幅寸法が4.2m、面積が1
3.44m2 であることを示す数値が表示されている。
さらに、第1送受信部201と上面401との間の距離
Eが3m、第2送受信部202と側面403との間の距
離Fが4mであることを示す数値が表示されており、こ
のように測定値及び演算結果と図形(枠W)とを合わせ
て表示することで、今何を測定したものなのかを瞬時に
理解できることになる。
【0038】ここで、図8に示した携帯用測定装置2で
は、第1送受信筐体部210と第2送受信筐体220と
の間の角度を任意に調節することができるので、例えば
図12に示すように、一度距離測定を行った位置(ポイ
ントP)から、別の測定方向を定めて、その方向にある
測定物までの距離を測定するという計測も実施可能であ
る。なお、図12に示す測定例では、ポイントPから画
面縦方向の位置にある測定物までの距離が3.2m、ポ
イントPから120度傾いた方向にある測定物までの距
離が4.7mとなっており、この図12のような表示を
行うことで、ポイントPに対する測定物の位置と距離を
視覚的にとらえることができるので、測定物の位置関係
が理解しやすくなる。
は、第1送受信筐体部210と第2送受信筐体220と
の間の角度を任意に調節することができるので、例えば
図12に示すように、一度距離測定を行った位置(ポイ
ントP)から、別の測定方向を定めて、その方向にある
測定物までの距離を測定するという計測も実施可能であ
る。なお、図12に示す測定例では、ポイントPから画
面縦方向の位置にある測定物までの距離が3.2m、ポ
イントPから120度傾いた方向にある測定物までの距
離が4.7mとなっており、この図12のような表示を
行うことで、ポイントPに対する測定物の位置と距離を
視覚的にとらえることができるので、測定物の位置関係
が理解しやすくなる。
【0039】また、図8に示した携帯用測定装置2にお
いて、第1送受信筐体部210と第2送受信筐体部22
0との間の角度を180度に設定すれば、第1送受信部
201と第2送受信部202とが同一の直線上に並ぶの
で、図1に示した携帯用測定装置1と同様な測定を行う
ことができる。
いて、第1送受信筐体部210と第2送受信筐体部22
0との間の角度を180度に設定すれば、第1送受信部
201と第2送受信部202とが同一の直線上に並ぶの
で、図1に示した携帯用測定装置1と同様な測定を行う
ことができる。
【0040】なお、図8に示す実施形態では、垂直測定
部205と水平測定部206を第1送受信筐体部210
側に設置した例を示したが、それら垂直測定部205と
水平測定部206は第2送受信筐体部220側に設置し
てもよいし、第1送受信筐体部210または第2送受信
筐体部220の一方側に垂直測定部205または水平測
定部206のどちらかを設置してもよい。さらに、第1
送受信筐体部210と第2送受信筐体部220の双方に
垂直測定部205及び水平測定部206を設置してもよ
い。
部205と水平測定部206を第1送受信筐体部210
側に設置した例を示したが、それら垂直測定部205と
水平測定部206は第2送受信筐体部220側に設置し
てもよいし、第1送受信筐体部210または第2送受信
筐体部220の一方側に垂直測定部205または水平測
定部206のどちらかを設置してもよい。さらに、第1
送受信筐体部210と第2送受信筐体部220の双方に
垂直測定部205及び水平測定部206を設置してもよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯用測
定装置によれば、トランスミッタとレシーバーからなる
送受信部(測定部)を2つ備えているので、携帯用測定
装置を手に持った状態で、2つの測定物間の距離(長
さ)を1度の測定で計測することが可能になる。
定装置によれば、トランスミッタとレシーバーからなる
送受信部(測定部)を2つ備えているので、携帯用測定
装置を手に持った状態で、2つの測定物間の距離(長
さ)を1度の測定で計測することが可能になる。
【0042】本発明の携帯用測定装置において、2つの
送受信部を直線上に配置するという構成を採用すれば、
例えば天井と床との間の高さなど、2つの測定物間の直
線距離を1度の測定で計測することが可能になる。
送受信部を直線上に配置するという構成を採用すれば、
例えば天井と床との間の高さなど、2つの測定物間の直
線距離を1度の測定で計測することが可能になる。
【0043】また、2つの送受信部を軸回りに回転可能
として2つの送受信部間の角度を任意に設定できるよう
にすれば、一度測定を行った位置から、別の測定方向を
定めて、その方向にある測定物の距離を測定するという
ような対比測定も実現可能になる。また、この場合、2
つの送受信部間の角度を90度に設定すれば、面積測定
も可能になる。
として2つの送受信部間の角度を任意に設定できるよう
にすれば、一度測定を行った位置から、別の測定方向を
定めて、その方向にある測定物の距離を測定するという
ような対比測定も実現可能になる。また、この場合、2
つの送受信部間の角度を90度に設定すれば、面積測定
も可能になる。
【0044】本発明の携帯用測定装置において、距離や
長さあるいは面積等の測定結果を表示部の画面上に図形
で表わすようにすれば、各測定結果を瞬時に理解でき、
測定値を数値のみで表示する場合と比べて測定結果を認
識しやすくなる。
長さあるいは面積等の測定結果を表示部の画面上に図形
で表わすようにすれば、各測定結果を瞬時に理解でき、
測定値を数値のみで表示する場合と比べて測定結果を認
識しやすくなる。
【図1】本発明の実施形態の斜視図である。
【図2】キー入力部のキーレイアウトを示す図である。
【図3】本発明の実施形態に適用する垂直測定部の説明
図である。
図である。
【図4】本発明の実施形態の機能部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】図1の実施形態を用いた測定の一例を模式的に
示す図である。
示す図である。
【図6】測定結果の表示例を示す図である。
【図7】測定結果の表示例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図9】本発明の他の実施形態の機能部の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図10】図8の実施形態を用いた測定の一例を模式的
に示す図である。
に示す図である。
【図11】測定結果の表示例を示す図である。
【図12】測定結果の表示例を示す図である。
1 携帯用測定装置 101 第1送受信部 111 トランスミッタ 112 レシーバー 102 第2送受信部 121 トランスミッタ 122 レシーバー 103 キー入力部 104 表示部 105 垂直測定部 106 水平測定部 107 CPU 108 ROM 109 RAM 210 第1送受信筐体部 220 第2送受信筐体部 230 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA31 AA96 BB40 DD15 DD25 GG04 GG08 GG15 GG31 GG52 GG56 GG58 HH09 JJ02 JJ19 JJ22 MM04 MM11 QQ05 QQ11
Claims (5)
- 【請求項1】 信号を測定物に送信するトランスミッタ
と、測定物で反射された信号を受信するレシーバーと、
レシーバーの受信信号に基づいて測定物までの距離を算
出する演算手段と、その演算結果を表示する表示部を備
えた携帯用測定装置において、前記トランスミッタとレ
シーバーとで信号を送受信する第1送受信部と、前記ト
ランスミッタとレシーバーとで信号を送受信する第2送
受信部とを備えていることを特徴とする携帯用測定装
置。 - 【請求項2】 第1送受信部と第2送受信部とは、信号
送受信方向が同一の直線上に沿うように配置されている
とともに、これら2つの送受信部は、信号を互いに離反
する向きに送信するように構成されていることを特徴と
する請求項1記載の携帯用測定装置。 - 【請求項3】 第1送受信部を収容する第1送受信筐体
部と、第2送受信部を収容する第2送受信筐体部とを備
え、この第1送受信筐体部と第2送受信筐体部とが軸回
りに回転自在に配設されているとともに、それら第1送
受信筐体部と第2送受信筐体部との間の角度を設定する
ための設定手段を備えていることを特徴とする請求項1
記載の携帯用測定装置。 - 【請求項4】 第1送受信筐体部と第2送受信筐体部と
の間の角度を90度に設定し、第1送受信部及び第2送
受信部からの受信信号に基づいて面積を算出するように
構成されていることを特徴とする請求項3記載の携帯用
測定装置。 - 【請求項5】 測定結果を表示部の画面上に図形にて表
示することを特徴とする請求項1、2、3または4記載
の携帯用測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35333199A JP2001165645A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 携帯用測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35333199A JP2001165645A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 携帯用測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001165645A true JP2001165645A (ja) | 2001-06-22 |
JP2001165645A5 JP2001165645A5 (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=18430130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35333199A Pending JP2001165645A (ja) | 1999-12-13 | 1999-12-13 | 携帯用測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001165645A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013061194A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Fujitsu Ltd | 計測装置、及び計測方法 |
JP2017191024A (ja) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 株式会社インザライフ | 画像用基準光点照射装置 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2515087A1 (de) * | 1975-04-07 | 1976-10-14 | Walter Landsrath | Vorrichtung zur beruehrungslosen abstandsmessung |
DE3047785A1 (de) * | 1980-12-18 | 1982-07-01 | Karl Heinz 4600 Dortmund Erpelding | Vorrichtung zum messen von laengen |
JPS6443711A (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-16 | Fujitec Kk | Surface strain measuring instrument |
JPH06185991A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-08 | Minolta Camera Co Ltd | 計測装置 |
JPH07324911A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Keiutsudo:Kk | 距離測定装置 |
JPH0990038A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-04-04 | Nikon Corp | 距離測定装置 |
JPH09113266A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-05-02 | Nikon Corp | 距離測定装置 |
JPH116710A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Nec Corp | 距離測定装置 |
JP2000292164A (ja) * | 1999-04-03 | 2000-10-20 | Yasaka:Kk | レーザー測定機 |
-
1999
- 1999-12-13 JP JP35333199A patent/JP2001165645A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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