JPH07324911A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH07324911A
JPH07324911A JP6139588A JP13958894A JPH07324911A JP H07324911 A JPH07324911 A JP H07324911A JP 6139588 A JP6139588 A JP 6139588A JP 13958894 A JP13958894 A JP 13958894A JP H07324911 A JPH07324911 A JP H07324911A
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measurement
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laser
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JP6139588A
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Masamitsu Ishihara
将光 石原
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KEIUTSUDO KK
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KEIUTSUDO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定面の2点の測定端間の距離を測定可能
とするとともに、距離の測定に加えて面積、体積の測定
を可能にする。 【構成】 2組のレーザ距離計12(12-1、12-2) による測
定端までの距離の測定、および、角度検出手段14による
2方向へのレーザ光間の離反角度の検出によって、測定
端間を測定し、距離データとしてメモリー手段30に一旦
格納する。そして、3種の距離データの格納により、信
号処理回路16で3種の距離データをもとにした面積、体
積の算出を行うとともに、3種の距離データに加えて面
積データ、体積データが、表示手段32によって表示可能
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2方向におけるレー
ザ光の送受信による距離測定およびレーザ光の離反角度
の検出によって、被測定面の任意の2点の測定端間の距
離を測定する距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、建築物の外壁、内壁および床
面等の面積や部屋、地面の凹部等の体積、容積を得よう
とする場合、通常、巻尺(メジャー)や他の種々の測定
器(距離計)で面積、体積等の算出に必要な2辺または
3辺の距離を測定し、測定値(データ)の採取後、これ
らのデータを所定の数式に置換して、電卓等の計算器に
よって算出している。
【0003】しかしながら、巻尺等による距離の測定
は、一人では困難であるとともに、体積等の算出に必要
な高さ、深さ等の測定時においては、脚立やはしご等を
利用して、巻尺等の一端をその高さに合わせなければな
らないため、測定作業が煩雑化する。
【0004】そこで、たとえば、レーザ光の送受信によ
ってレーザ光送受信端と被測定面との間の距離を測定す
るレーザ距離計を利用した距離測定装置が知られてい
る。
【0005】このような距離測定装置において、レーザ
距離計は、たとえば、測定面の任意の2点の測定端をレ
ーザ光でそれぞれ照射可能に、三脚等の載置台上に回動
可能に載置され、各測定端までの距離、および、測定端
に照射したレーザ光の回動角度を所定の数式に置換し
て、各測定端間の距離を算出、つまりは測定するように
構成されている。
【0006】このような構成では、レーザ距離計のレー
ザ光を任意の測定基点から2点の測定端に照射して各測
定端までの距離を測定し、測定時に回動したレーザ距離
計の角度の検出によって、被測定面の測定端間の距離が
測定できる。そして、壁面前方等の任意の箇所にレーザ
距離計を位置させ、支点を中心に回動させながら測定端
までの距離を測定すれば足りるため、一人での測定が容
易に行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
距離計を利用した公知の距離測定装置は、一般に、外部
のコンピュータ等に接続され、コンピュータ等での測定
値の監視および処理によって、被測定面の測定端間の距
離が算出されている。そして、コンピュータ等への処理
信号等の入力によって、面積、体積等の算出が可能とな
っている。
【0008】そのため、測定、表示、出力等に必要な部
材が大掛かりになり、容易な測定作業、持ち運び等が困
難になりやすい。
【0009】また、載置台でのレーザ距離計の回動角度
の検出は、その精度を高く維持するために、通常、ロー
タリーエンコーダ等によって行われる。そして、モータ
の駆動のもとでレーザ距離計の回転角度を制御しようと
するため、レーザ距離計自体の大型化、重量化が避けら
れない。
【0010】この発明は、外部のコンピュータ等への接
続を要することなく、被測定面の2点の測定端間の距離
を測定可能とするとともに、距離の測定に加えた面積、
体積の測定を可能にしたハンディタイプの距離測定装置
の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、2組のレーザ距離計によって、
任意の測定基点から、被測定面の2点の測定端までの距
離を個別に測定するとともに、2方向のレーザ光の一方
に対する他方の離反角度を角度検出手段によって検出
し、各距離および検出角度から各測定点間の距離を算出
して、任意の測定端間の距離データとして所定のメモリ
ー手段に一旦格納する。
【0012】そして、3種までの距離データをメモリー
手段に格納可能とし、所定の数式への対応する各距離デ
ータの置換によって、3種の距離データをもとにした面
積、体積の算出を行うとともに、少なくとも、3種の距
離データに加えて面積データ、体積データを表示手段に
よってそれぞれ表示可能としている。
【0013】
【作用】このような構成では、2組のレーザ距離計から
のレーザ光を2点の測定端に個別に照射することで、被
測定面の測定端間の距離が測定でき、測定結果が距離デ
ータとして格納、表示されるため、被測定面の1辺の距
離の測定操作が確実に簡単化される。そして、入力され
た測定値は距離測定装置内で適宜処理されるともに、測
定または算出された各種データは、表示手段によってそ
れぞれ表示されるため、処理、表示等のための外部のコ
ンピュータ等が不要になる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0015】図1、図2に示すように、この発明に係る
距離測定装置10は、レーザ光を2方向に照射する2組の
レーザ距離計12(12-1、12-2) と、2方向のレーザ光の離
反角度を検出する角度検出手段14と、レーザ距離計、角
度検出手段からの信号を適宜処理する信号処理回路16と
を具備し、これら構成部材を本体18に組み込んで構成さ
れている。
【0016】レーザ距離計12(12-1、12-2) は、レーザ光
を一定の周波数の信号によって振幅変調して照射(送
信)するとともに、図3に示すように、任意の測定基点
C から、被測定面20の任意の2点の測定端(A、B) に照射
して反射された光(反射光)を受光し、照射光と反射光
との変調信号の位相差に基づいて、各測定端までの距離
を測定するように構成されている。
【0017】図2に示すように、レーザ光の照射、受光
されるレーザ距離計12(12-1、12-2)のレーザ光送受信端1
2a は、たとえば、本体18の共通の支点22の回りを特定
範囲内で回動可能な一対の支持ブロック24の自由端にそ
れぞれ設けられている。つまり、支持ブロック24の設定
された2方向に、レーザ距離計12(12-1、12-2) のレーザ
光がそれぞれ照射可能となっている。
【0018】被測定面20の測定点(A、B) に照射されるレ
ーザ光の径は、たとえば、2cm程度とされる。また、支
持ブロック24の回動範囲は、たとえば、最小離反角30
°、最大離反角185 °程度内で設定される。
【0019】なお、レーザ距離計12(12-1、12-2) として
は、公知の一般的な構成のものが利用できるとともに、
このようなレーザ距離計の測定原理およびレーザ距離計
自体の構成はこの発明の趣旨でないため、ここでは詳細
に説明しない。
【0020】また、支持ブロック24間の回動離反角度、
つまりは2組のレーザ距離計12(12-1、12-2) から照射さ
れたレーザ光の離反角度が、角度検出手段14によって検
出されている。角度検出手段14として、たとえば、固定
端に対する可動端の回動に伴う抵抗値の変動によってそ
の回動角度を検出するポテンショメータが利用できる。
【0021】そして、レーザ距離計12(12-1、12-2) 、角
度検出手段(ポテンショメータ)14は、図1に示すよう
に、信号処理回路16のCPU 26にそれぞれ接続されてい
る。
【0022】図1を見るとわかるように、信号処理回路
16は、入力信号の処理によって装置全体を制御するCPU
26に加えて、処理プログラムを格納した読み出し専用メ
モリー手段、いわゆるROM 28と、データを一時的に格納
する書き込み自在のメモリー手段、いわゆるRAM 30とを
有し、入力信号を適当なプログラムのもとで適宜処理し
て、適切な信号を出力するように構成されている。
【0023】たとえば、図3に示すように、距離測定装
置10が、測定基点C に配置され、測定基点から被測定面
20の測定端A までの距離La、測定端B までの距離Lbおよ
びレーザ光の離反角度θ がレーザ距離計12(12-1、12-2)
、角度検出手段14によってそれぞれ測定、検出される
と、下記の数式1への測定値の置換によって、測定端
(A、B) 間の距離Lxが算出される。
【0024】
【数1】Lx=√(La2+Lb2 −2La・Lb・cosθ)
【0025】そして、算出された距離Lxは、距離データ
L1として、RAM (メモリー手段)30に一旦格納される。
【0026】なお、数1の数式は、プログラムとしてRO
M 28に予め格納され、測定端(A、B)間の距離の測定の都
度、読み出される。
【0027】ここで、この発明の距離測定装置10におい
ては、このような手順で測定された距離データが、RAM
30に3種まで格納可能となっている。つまり、立方体の
体積または凹部の容積等の算出に必要な3辺の長さの測
定を、上記の手順で順次行い、3辺の長さをそれぞれの
距離データL1、L2、L3として測定順にRAM 30に格納可能と
なっている。
【0028】そして、この発明の距離測定装置10におい
ては、RAM 30に格納された3種のデータから、被測定面
20の面積および被測定面を一面とする立方体の体積が算
出可能となっている。
【0029】上記の距離測定の手順により、たとえば、
立方体の一面である被測定面の2辺の測定値Lx1、Lx2 が
距離データL1、L2 としてRAM 30に格納されると、まず、
各距離データが、ROM 28から読み出された下記の数式2
に置換されて、被測定面の面積M2が算出される。
【0030】
【数式2】M2=L1×L2
【0031】そして、次に、被測定面に対する垂直方向
の測定値Lx3 が距離データL3としてRAM 30に更に格納さ
れると、ROM 28から読み出された下記の数式3に各距離
データが再び置換されて、被測定面を一面とする立方体
の体積M3が算出される。
【0032】
【数式3】M3=L1×L2×L3
【0033】これら算出された面積データM2、体積デー
タM3は、RAM 30の所定の箇所にそれぞれ格納される。
【0034】そして、この距離測定装置10においては、
測定された距離データL1、L2、L3や算出された面積データ
M2、体積データM3等が表示手段32によって表示可能とな
っている。表示手段32として、たとえば、CPU 26からの
出力信号に応じた数字、記号等を適宜表示するように構
成された小型液晶ディスプレイが利用できる。
【0035】表示手段(小型液晶ディスプレイ)32は、
図1に示すように、信号処理回路のCPU 26に接続される
とともに、図2に示すように、測定者の認識容易な位
置、たとえば、本体18の上面に配設されている。
【0036】なお、このような小型液晶ディスプレイ
(表示手段)32は公知であり、その構成自体はこの発明
の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しない。
【0037】そして、上記のような距離測定の開始や各
種データの表示等の指示は、本体18の上面に設けられた
スイッチ手段34によって行われる。スイッチ手段34とし
て、たとえば、フラットタイプのパネルスイッチが利用
でき、パネルスイッチの各素子34-1〜34-8は、信号処理
回路のCPU 26にそれぞれ接続されている。
【0038】スイッチ手段(パネルスイッチ)34は、た
とえば、距離データL1の表示スイッチ34-1、距離データ
L2の表示スイッチ34-2、距離データL3の表示スイッチ34
-3、測定開始を指示するスタートスイッチ34-4、面積デ
ータM2の表示スイッチ34-5、体積データM3の表示スイッ
チ34-6、電源のON、OFFを切り換える電源スイッチ34-7、
各データを消去するメモリークリアスイッチ34-8の一連
のスイッチ素子から形成されている。そして、いずれか
1つのスイッチ素子または複数のスイッチ素子の組み合
わせ操作のもとで、それぞれの指示に対応する信号をCP
U 26に出力するように、スイッチ手段34は構成されてい
る。
【0039】なお、パネルスイッチの構成は公知であ
り、その構成自体はこの発明の趣旨でないため、詳細に
説明しない。また、スイッチ手段34は、パネルスイッチ
に限定されない。たとえば、パネルスイッチに代えて、
対応する数だけ並置された一連のプッシュスイッチを、
スイッチ手段34として配設する構成としてもよい。
【0040】そして、このような距離測定装置10は、操
作者の持ち運びおよび手のひら上での操作の可能な大き
さ、形状に形成される。つまり、この発明においては、
距離測定装置10が、ハンディタイプに形成されている。
【0041】たとえば、図4に示すような立方体状の部
屋36を測定する場合における測定手順を、以下説明す
る。
【0042】まず、部屋36の被測定面と仮定した床面36
a の辺AB間の距離Lx1 を測定する。たとえば、図3の点
C に相当する測定基点C に、距離測定装置10を持った測
定者が立ち、レーザ距離計12(12-1、12-2) のレーザ光を
測定端A、B にそれぞれ照射して、測定端A、B 間の距離、
つまりは辺ABの長さLx1 が測定されるとともに、距離デ
ータL1として、信号処理回路のRAM 30に格納される。
【0043】距離の測定は、たとえば、スタートスイッ
チ34-4の操作によって実行され、測定動作に連続して、
RAM 30への距離データの格納が行われるとともに、その
距離データが表示手段32によって表示される。
【0044】次に、床面36a の他辺BDの距離Lx2 、およ
び、床面に対する垂直辺BEの距離Lx3 を、上記操作の繰
り返しによって同様に測定する。このとき、測定された
距離Lx2、Lx3 は、距離データL2、L3 としてRAM 30に順次
格納される。
【0045】ここで、距離データL1、L2 がRAM 30に一旦
格納されると、まず、数式2がROM28から読み出され
て、床面36a の面積M2が算出され、面積データとしてRA
M 30に格納される。そして、距離データL1、L2、L3が測定
されてRAM 30に一旦格納されると、次に、数式3がROM
28から読み出されて、床面36a を底面とする部屋36の体
積(容積)M3が算出され、体積データとしてRAM に格納
される。
【0046】これらの面積データM2、体積データM3は、
スイッチ手段34の対応するスイッチ素子34-5、34-6 の操
作のもとで、RAM 30から適宜読み出されて表示手段32で
表示される。
【0047】つまり、この発明の距離測定装置10におい
ては、任意に設定した測定基点からレーザ光を照射して
対応する辺の長さを測定し、面積、体積の算出に必要な
辺の距離データを順次測定することによって、面積、体
積データが自動的に算出される。そのため、公知の巻尺
や距離のみ測定可能な距離測定装置等のように、計算器
等での距離や面積、体積の算出が不要となるため、距離
のみならず面積、体積の測定が容易になる。
【0048】そして、本体の支持ブロック24から照射さ
れる2方向のビーム光を測定端にそれぞれ照射すれば足
りるため、測定操作が煩雑化せず、経験や熟練を要する
ことなく距離、面積、体積の正確な測定が容易に行え
る。
【0049】更に、2組のレーザ距離計12(12-1、12-2)
を設けることによって、2方向のレーザ光の離反角度が
モータ、ロータリーエンコーダ等を要することなく、容
易かつ簡単に検出できるとともに、この距離測定装置10
は、レーザ距離計、角度検出手段からの入力信号を適宜
処理する信号処理回路16および表示手段32を備えている
ため、レーザ距離計、角度検出手段による測定値、検出
値等を外部のコンピュータ等に伝送することなく、内部
において算出、表示できる。
【0050】つまり、外部のコンピュータ等との接続が
不要となり、距離測定装置10の単独での測定、表示が可
能になるため、測定、表示等に必要な部材が距離測定装
置のみとなる。従って、持ち運び、手持操作の可能なハ
ンディタイプの距離測定装置10が容易に確保できる。
【0051】なお、ここでは、部屋の床面36a を面積の
算出される被測定面として、辺AB、BD、BEの順で距離測定
を行っているが、壁面36b の面積を要する場合において
は辺AB、BE、BDの順で、また、壁面36c の面積を要する場
合においては辺BD、BE、ABの順で各距離を測定すれば、所
望の壁面の面積M2、および、部屋36の容積M3の算出、つ
まりは測定が同様に行われる。
【0052】そして、所望の面積、体積の測定後、スイ
ッチ手段のメモリークリアスイッチ34-8を操作すれば、
信号処理回路のRAM 30に格納された各種データがいずれ
も消去されて、次の測定が可能となる。
【0053】ここで、たとえば、図1に示すように、信
号処理回路のCPU 26に接続された出力手段38によって、
各種データを外部に取り出し可能とするとよい。出力手
段38として、たとえば、本体18に内蔵可能な小型プリン
タが利用でき、小型プリンタによる印字によって、所望
のデータを出力することが可能となる。
【0054】また、内蔵の小型プリンタに限定されず、
たとえば、本体18の端子40を介して接続された外部のプ
リンタを出力手段38としてもよい(図2参照)。
【0055】なお、実施例においては、レーザ距離計12
(12-1、12-2) の送受信端12a の設けられた支持ブロック
24を、本体18に対していずれも回動可能としているが、
一方の支持ブロックに対する他方の支持ブロックの移動
を可能とすれば足りるため、これに限定されず、たとえ
ば、いずれか一方の支持ブロックを本体に対して固定
し、他方の支持ブロックのみを回動可能としてもよい。
【0056】また、ポテンショメータを角度検出手段14
として例示しているが、2方向のレーザ光の離反角度が
検出可能であれば足りるため、ポテンショメータに限定
されず、他の手段を利用する構成としてもよい。
【0057】更に、スイッチ手段34の数、配置はこの限
りではない。つまり、測定基点C と測定端A または測定
端B との距離を表示可能とする機能やROM 28の内容のチ
ェックの機能等を増やした場合、これらの指示のための
スイッチ素子をスイッチ手段34の一部として設けてもよ
い。
【0058】なお、これらのような増設機能を単独のス
イッチ素子ではなく、現有のスイッチ素子の組み合わせ
操作によって表示可能とすれば、スイッチ素子の数が削
減できるため、構成の複雑化が十分に防止できる。
【0059】そして、実施例においては、図4に示す部
屋36の床面36a 、壁面36b、36c の面積および部屋の体積
(容積)を求める場合を例示し、その場合の測定手順を
具体的に説明している。しかし、部屋36の測定に限定さ
れず、建築物の外壁面、路面等の面積や凹部の容積等の
測定においても、上記の手順で同様に測定できることは
いうまでもない。
【0060】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る距離測定
装置によれば、距離の測定に加えて、必要な3辺の距離
データを順次採ることによって面積、体積が自動的に算
出される。そのため、距離を測定した後の計算が不要と
なり、面積、体積が容易に得られる。
【0062】そして、任意に設定した被測定辺両端の測
定点に合わせた2方向に、レーザ光をそれぞれ照射すれ
ば足りるため、測定作業が複雑化しない。つまり、経
験、熟練を要することなく被測定辺の距離測定、およ
び、面積、体積の測定が行えるため、経験のない作業者
においても容易に測定の可能な距離測定装置が確実に得
られる。
【0063】また、2方向に照射されたレーザ光の離反
角度を検出すれば足りるため、モータ、ロータリーエン
コーダおよび載置台等の大型部材が不要になるととも
に、コンピュータ等を接続することなく、距離、面積、
体積の算出が行える。従って、距離測定装置の小型化が
十分に可能となり、持ち運び、手持測定の容易なハンデ
ィタイプに、距離測定装置が十分形成できる。
【0064】そして、出力手段を設ければ、各種データ
を外部に取り出すことが容易に行えるため、繰り返しの
測定に十分に有効に利用できる。
【0065】更に、出力手段として、本体の内蔵される
小型プリンタを利用すれば、外部との接続が不要となる
ため、各種データの取り出しが測定の都度、その場で容
易に行える。
【0066】また、出力手段として、外部のプリンタを
利用すれば、距離測定装置本体の小型化、軽量化が一層
はかられる。
【0067】そして、2組のレーザ距離計のレーザ光放
射方向をいずれも可動にすれば、2方向でのレーザ光放
射位置の設定が容易になる。
【0068】また、2組のレーザ距離計のいずれか一方
を固定とし、他方のレーザ光の照射方向のみを移動可能
にすれば、固定サイドのレーザ光の放射位置が他方の可
動のレーザ光放射位置の設定の際の位置決めになるた
め、レーザ光放射位置の迅速な設定が十分に可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る距離測定装置の概略ブロック図
である。
【図2】距離測定装置の概略の外観斜視図である。
【図3】距離測定装置における測定端間の距離の測定原
理を示す模式図である。
【図4】距離測定装置における測定例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 距離測定装置 12(12-1、12-2) レーザ距離計 14 角度検出手段(ポテンショメータ) 16 信号処理回路 18 本体 20 被測定面 24 支持ブロック 30 メモリー手段(RAM) 32 表示手段(液晶ディスプレイ) 34(34-1 〜34-8) スイッチ手段 38 出力手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の測定基点から、被測定面に設定さ
    れた任意の2点の測定端までの距離を、2組のレーザ距
    離計によって個別に測定するとともに、レーザ距離計か
    ら照射された2方向のレーザ光の一方に対する他方の離
    反角度を角度検出手段によって検出し、 レーザ距離計による測定端までの各距離、および、角度
    検出手段による検出角度から、各測定点間の距離を算出
    して、任意の測定点間の距離データとして所定のメモリ
    ー手段に一旦格納し、 3種までの距離データをメモリー手段に格納可能とし、
    所定の数式への対応する各距離データの置換によって、
    3種の距離データをもとにした面積、体積の算出を行う
    とともに、少なくとも、3種の距離データに加えて面積
    データ、体積データを表示手段によってそれぞれ表示可
    能とした距離測定装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光の照射および被測定面からの反
    射光の受信によって、任意の測定基点から、被測定面に
    任意に設定した2点の測定端までの距離を個別に測定す
    る2組のレーザ距離計と;2組のレーザ距離計から放射
    される2方向のレーザ光間の離反角度を検出する角度検
    出手段と;入力された情報を特定のプログラムに従って
    処理して、少なくとも、レーザ距離計からの測定値、角
    度検出手段からの検出値により、被測定面の測定端間の
    距離を算出するとともに、少なくとも、被測定面の2辺
    の測定端間のそれぞれの距離および被測定面に対する垂
    直方向の測定端間の距離をそれぞれの距離データとして
    メモリー手段に順次格納し、所定の数式への各距離デー
    タの置換によって、被測定面の面積および被測定面を一
    面とする立方体の体積をそれぞれ算出する信号処理回路
    と;測定端間の距離データを始めとする、信号制御回路
    によって処理された種々の出力データを表示する表示手
    段と;少なくとも、測定の開始、停止および各種データ
    の表示を任意に選択し制御するスイッチ手段と;を具備
    した距離測定装置。
  3. 【請求項3】 レーザ光の照射および被測定面からの反
    射光の受信によって、任意の測定基点から、被測定面に
    任意に設定した2点の測定端までの距離を個別に測定す
    る2組のレーザ距離計と;本体の共通の支点を中心に回
    動可能に設けられ、2組のレーザ距離計のレーザ光送受
    信端が自由端にそれぞれ配置された一対の支持ブロック
    と;一対の支持ブロック間の離反角度の監視によって、
    2組のレーザ距離計から放射される2方向のレーザ光間
    の離反角度を検出する角度検出手段と;入力された情報
    を特定のプログラムに従って処理して、少なくとも、レ
    ーザ距離計からの測定値、角度検出手段からの検出値に
    より、被測定面の測定端間の距離を算出するとともに、
    少なくとも、被測定面の2辺の測定端間のそれぞれの距
    離および被測定面に対する垂直方向の測定端間の距離を
    それぞれの距離データとしてメモリー手段に順次格納
    し、所定の数式への各距離データの置換によって、被測
    定面の面積および被測定面を一面とする立方体の体積を
    それぞれ算出する信号処理回路と;測定端間の距離デー
    タを始めとする、信号制御回路によって処理された種々
    の出力データを表示する表示手段と;少なくとも、測定
    の開始、停止および各種データの表示を任意に選択し制
    御するスイッチ手段と;を具備した距離測定装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光の照射および被測定面からの反
    射光の受信によって、任意の測定基点から、被測定面に
    任意に設定した2点の測定端までの距離を個別に測定す
    る2組のレーザ距離計と;2組のレーザ距離計から放射
    される2方向のレーザ光間の離反角度を検出する角度検
    出手段と;入力された情報を特定のプログラムに従って
    処理して、少なくとも、レーザ距離計からの測定値、角
    度検出手段からの検出値により、被測定面の測定端間の
    距離を算出するとともに、少なくとも、被測定面の2辺
    の測定端間のそれぞれの距離および被測定面に対する垂
    直方向の測定端間の距離をそれぞれの距離データとして
    メモリー手段に順次格納し、所定の数式への各距離デー
    タの置換によって、被測定面の面積および被測定面を一
    面とする立方体の体積をそれぞれ算出する信号処理回路
    と;測定端間の距離データを始めとする、信号制御回路
    によって処理された種々の出力データを表示する表示手
    段と;少なくとも、測定の開始、停止および各種データ
    の表示を任意に選択し制御するスイッチ手段と;を具備
    するとともに、 表示手段によって表示されたデータを、出力手段によっ
    て出力可能とした距離測定装置。
  5. 【請求項5】 レーザ光の照射および被測定面からの反
    射光の受信によって、任意の測定基点から、被測定面に
    任意に設定した2点の測定端までの距離を個別に測定す
    る2組のレーザ距離計と;本体の共通の支点を中心に回
    動可能に設けられ、2組のレーザ距離計のレーザ光送受
    信端が自由端にそれぞれ配置された一対の支持ブロック
    と;一対の支持ブロック間の離反角度の監視によって、
    2組のレーザ距離計から放射される2方向のレーザ光間
    の離反角度を検出する角度検出手段と;入力された情報
    を特定のプログラムに従って処理して、少なくとも、レ
    ーザ距離計からの測定値、角度検出手段からの検出値に
    より、被測定面の測定端間の距離を算出するとともに、
    少なくとも、被測定面の2辺の測定端間のそれぞれの距
    離および被測定面に対する垂直方向の測定端間の距離を
    それぞれの距離データとしてメモリー手段に順次格納
    し、所定の数式への各距離データの置換によって、被測
    定面の面積および被測定面を一面とする立方体の体積を
    それぞれ算出する信号処理回路と;測定端間の距離デー
    タを始めとする、信号制御回路によって処理された種々
    の出力データを表示する表示手段と;少なくとも、測定
    の開始、停止および各種データの表示を任意に選択し制
    御するスイッチ手段と;を具備するとともに、 表示手段によって表示されたデータを、出力手段によっ
    て出力可能とした距離測定装置。
  6. 【請求項6】 内蔵のプリンタを出力手段とする請求項
    4また5記載の距離測定装置。
  7. 【請求項7】 接続手段を介して接続された外部のプリ
    ンタを出力手段とする請求項4または5記載の距離測定
    装置。
  8. 【請求項8】 2組のレーザ距離計のレーザ光放射方向
    をいずれの可動とした請求項1ないし7のいずれか記載
    の距離測定装置。
  9. 【請求項9】 2組のレーザ距離計のいずれか一方を固
    定とし、他方のレーザ光の照射方向のみを移動可能とし
    た請求項1ないし7のいずれか記載の距離測定装置。
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