JP2001163925A - 活性エネルギー線硬化性組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化性組成物

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JP2001163925A
JP2001163925A JP34954899A JP34954899A JP2001163925A JP 2001163925 A JP2001163925 A JP 2001163925A JP 34954899 A JP34954899 A JP 34954899A JP 34954899 A JP34954899 A JP 34954899A JP 2001163925 A JP2001163925 A JP 2001163925A
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JP
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meth
group
acid
acrylate
compound
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JP34954899A
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English (en)
Inventor
Akiko Ito
明子 伊藤
Eiichi Okazaki
栄一 岡崎
Kunihiko Mizutani
邦彦 水谷
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組成物の皮膚刺激性と硬化物の変色及び臭気の
問題がなく、原料化合物が容易に製造でき、さらに組成
物の保存安定性及び硬化物の耐水性に優れる活性エネル
ギー線硬化性組成物の提供。 【解決手段】下記一般式(1)で表される環状イミド基を
3個以上有する化合物を含有する活性エネルギー線硬化
性組成物。 【化1】 〔但し、式(1)において、R1及びR2は、それぞれ独立
した炭素数4以下のアルキル基であるか、どちらか一方
が水素原子で他方が炭素数4以下のアルキル基である
か、又は一つとなって炭素環を形成する基で、R3は、
炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状アルキレン基で、R4
は、3個以上のカルボキシル基を有する多塩基酸又はそ
の酸無水物からカルボキシル基又はオキシジカルボニル
基を除いた残基である。mは1〜6の整数で、s及びt
はそれぞれ1〜9の整数で、かつs+tは3〜10であ
る。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定構造の環状イ
ミド基を3個以上有する化合物からなる活性エネルギー
線硬化性組成物に関するものであり、塗料、印刷イン
キ、接着剤、コーティング剤、充填剤、成形材料及びレ
ジスト等の技術分野において賞用され得るものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線等の活性エネルギー線により重合
する活性エネルギー線硬化性組成物は、硬化が速い及び
加工し易く生産性に優れる等の理由により、塗料、印刷
インキ、接着剤、コーティング剤、充填剤、成形材料及
びレジスト等の幅広い分野において使用されている。従
来、当該組成物としては、ウレタン(メタ)アクリレー
ト、エポキシ(メタ)アクリレート及びポリエステル
(メタ)アクリレート等のオリゴマーからなる(メタ)
アクリレート系組成物が多く使用されている。活性エネ
ルギー線硬化性組成物の多くは、厚膜硬化性に優れ、使
用する硬化装置が安価なため、紫外線硬化性組成物とし
て使用されている。紫外線硬化性組成物においては、紫
外線の照射によりラジカルを発生させる光重合開始剤を
組成物に配合する必要がある。しかしながら、当該光重
合開始剤は、組成物の硬化後の硬化物中にも残存してし
まうため、硬化物の着色や退色の問題を有するものであ
った。又、組成物の硬化後の硬化物中に含まれる、光重
合開始剤の分解物は、臭気の原因となっていた。又、従
来の活性エネルギー線硬化性組成物は、速硬化性を特長
としているが、瞬時に硬化してしまうため硬化収縮によ
る歪みが緩和できず、硬化性の速いものほど硬化収縮が
大きく、基材との密着性が低下してしまうという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明らは、前記課題
を解決する、硬化物の変色や臭気の原因となる光重合開
始剤を使用する必要がないか、又は少量の配合で良く、
かつ速硬化性を有する活性エネルギー線硬化性組成物と
して、特定の環状イミド基を有する(メタ)アクリレー
トからなる活性エネルギー線硬化性組成物を提案してい
る(WO98/58912号公報)。しかしながら、当
該化合物は、(メタ)アクリロイル基に起因して皮膚刺
激性がある場合があり、皮膚刺激性のない組成物が求め
られていた。当該皮膚刺激性がない組成物としては、環
状イミド基を複数個有する化合物(以下ポリイミドDと
いう)からなる活性エネルギー線硬化性組成物がある
(特開平11−124403号公報)。しかしながら、
当該組成物におけるポリイミドDは、製造し難く、製造
時の収率が不充分なものであり、又組成物の保存安定性
や硬化物の耐水性が不充分なものであった。本発明者ら
は、組成物の皮膚刺激性と硬化物の変色及び臭気の問題
がないうえ、原料化合物が容易に製造でき、さらに組成
物の保存安定性及び硬化物の耐水性に優れる活性エネル
ギー線硬化性組成物を見出すため鋭意検討を行なったの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】ポリイミドDにおける環
状イミド基は、2重結合のそれぞれの炭素原子に水素原
子が結合した構造のものであるが、本発明者らは、当該
環状イミド基の構造が、原料化合物製造時の収率を低下
させてしまうこと、及び得られる組成物の保存安定性及
び硬化物の耐水性を低下させてしまう原因であり、これ
を他の構造の環状イミド基とすれば前記課題が解決でき
るのではないかとの着想の基検討を行った結果、本発明
を完成した。以下、本説明を詳細に説明する。尚、本明
細書においては、アクリレート及び/又はメタクリレー
トを(メタ)アクリレートと、アクリル酸及び/又はメ
タクリル酸を(メタ)アクリル酸と表す。
【0005】
【発明の実施の形態】1.環状イミド基を3個以上有す
る化合物 本発明は、下記一般式(1)で表される環状イミド基を3
個以上有する化合物(以下ポリイミド化合物という)を
含有する組成物に関するものである。
【0006】
【化2】
【0007】〔但し、式(1)において、R1及びR2は、
それぞれ独立した炭素数4以下のアルキル基であるか、
どちらか一方が水素原子で他方が炭素数4以下のアルキ
ル基であるか、又は一つとなって炭素環を形成する基で
ある。R3は、炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状アルキ
レン基である。R4は、3個以上のカルボキシル基を有
する多塩基酸又はその酸無水物からカルボキシル基又は
オキシジカルボニル基を除いた残基である。mは1〜6
の整数である。s及びtはそれぞれ1〜9の整数で、か
つs+tは3〜10である。〕
【0008】本発明におけるポリイミド化合物は、環状
イミド基における2重結合の少なくとも一方にアルキル
基が結合した構造を有するものであり、これによりポリ
イミドDを含む組成物と比較して、組成物が保存安定性
に優れたものとなり、さらに得られる硬化物は耐水性に
優れたものとなる。
【0009】環状イミド基を構成するR1及びR2におい
て、一つとなって炭素環を形成する基としては、基−C
2CH2CH2−及び基−CH2CH2CH2CH2−が好
ましい。ポリイミド化合物における環状イミド基の好ま
しい例を、以下の式(2)及び(3)に示す。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】式(3)において、nとしては5又は6が好
ましい。
【0013】R3としては、エチレン基又はプロピレン
基が好ましい。
【0014】R4は、3個以上のカルボキシル基を有す
る多塩基酸又はその酸無水物〔以下多塩基酸(無水物)
という〕からカルボキシル基又はオキシジカルボニル基
を除いた残基であり、その原料多塩基酸(無水物)の好
ましい例としては、エーテル結合を有しても良い脂肪族
多価カルボン酸(無水物)、エーテル結合を有しても良
い環状脂肪族多価カルボン酸(無水物)及び置換基を有
しても良い芳香族多価カルボン酸(無水物)等が挙げら
れる。エーテル結合を有しても良い脂肪族多価カルボン
酸(無水物)としては、脂肪族トリカルボン酸(無水
物)及び脂肪族テトラカルボン酸(無水物)等が挙げら
れ、具体的には、1,2,3−プロパントリカルボン酸
及び1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸等が挙げ
られる。エーテル結合を有しても良い環状脂肪族多価カ
ルボン酸(無水物)としては、シクロヘキサントリカル
ボン酸(無水物)、シクロヘキサンテトラカルボン酸、
シクロヘキサンペンタカルボン酸(無水物)及びシクロ
ヘキサンヘキサカルボン酸(無水物)、並びにテトラヒ
ドロフラントリカルボン酸(無水物)及びテトラヒドロ
フルフランテトラカルボン酸(無水物)等が挙げられ
る。置換基を有しても良い芳香族多価カルボン酸(無水
物)としては、トリメリット酸(無水物)、ピロメリッ
ト酸(無水物)、4,4’−オキシジフタル酸(無水
物)及び3,3',4,4'-ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸(無水物)等が挙げられる。これらの中でも脂肪族
カルボン酸(無水物)及び環状脂肪族カルボン酸(無水
物)が、得られる組成物の硬化性に優れる点で好まし
い。
【0015】ポリイミド化合物の好ましい例を、以下の
式(4)〜(6)に示す。
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】ポリイミド化合物は、以下の文献、特許に
記載のある方法により、酸無水物、アミノアルコール及
び多塩基酸(無水物)から製造することができる。 ・加藤清ら、有機合成化学協会誌30(10),89
7,(1972) ・Javier de Abajoら、Polyme
r,vol33(5),(1992) ・特開昭56−53119号公報、特開平1−2425
69号公報
【0020】ポリイミド化合物の製造方法としては、酸
無水物にアミノアルコールを付加環化させて、環状イミ
ド基を有するアルコールを製造した後、当該アルコール
と多塩基酸をエステル化反応させるか、又は当該アルコ
ールを多塩基酸無水物に付加反応させる方法が好まし
い。
【0021】本発明で使用する酸無水物は、2重結合の
少なくとも一方にアルキル基が結合した構造を有するも
のであり、3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水
物及びその誘導体、無水シトラコン酸及びその誘導体、
並びにジアルキルマレイン酸無水物及びその誘導体が挙
げられる。これらの中でも、3,4,5,6−テトラヒ
ドロフタル酸無水物及びその誘導体が、製造時の収率に
優れている点で好ましい。アミノアルコールとしては、
2−アミノエタノール、1−アミノ−2−プロパノー
ル、3−アミノ−1−プロパノール、1−アミノブタノ
ール等のアルカノールアミン類及び2,2’−アミノエ
トキシエタノール等が挙げられる。多塩基酸(無水物)
としては、前記で挙げたものと同様のものが挙げられ、
目的のポリイミド化合物が製造し易い点で、脂肪族カル
ボン酸(無水物)及び環状脂肪族カルボン酸(無水物)
が好ましい。
【0022】本発明のポリイミド化合物の原料化合物と
して使用する酸無水物は、2重結合の少なくとも一方に
アルキル基が結合した構造を有するものであるため、酸
無水物にアミノアルコールを付加させた後の環化反応が
容易に進行するため、ポリイミド化合物の収率に優れる
ものとなる。
【0023】2.その他の重合性化合物 本発明の組成物は、ポリイミド化合物を必須成分とする
ものであるが、必要に応じて、その他の重合性化合物を
配合することができる。その他の重合性化合物として
は、(メタ)アクリロイル基を有する化合物、ビニルエ
ーテル基を有する化合物及びエポキシ化合物等が挙げら
れ、(メタ)アクリロイル基を有する化合物及びビニル
エーテル基を有する化合物が好ましい。これらの化合物
は、2種以上を併用することもできる。その他の重合性
化合物の好ましい割合は、組成物中に70重量%以下が
好ましく、より好ましくは10〜60重量%である。こ
の割合が、70重量%を超えると、組成物の硬化性が低
下してしまう場合がある。以下、各成分について説明す
る。
【0024】2-1.(メタ)アクリロイル基を有する化合
物 (メタ)アクリロイル基を有する化合物としては、モノ
マー、オリゴマー及びポリマーがある。オリゴマーとし
ては、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル
(メタ)アクリレート及びエポキシ(メタ)アクリレー
ト等が挙げられ、ポリマーとしては(メタ)アクリル系
ポリマーのポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの化合物の中でも(メタ)アクリロイル基を2個
以上有する化合物が、得られる硬化物の硬化性、耐溶剤
性及び硬度に優れる点で好ましい。以下、それぞれの化
合物について説明する。
【0025】2-1-1.モノマー モノマーとしては、(メタ)アクリレートモノマーが好
ましい。(メタ)アクリレートモノマーにおいて、(メ
タ)アクリロイル基を1個有するものとしては、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリ
レート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メ
タ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート及び
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル
(メタ)アクリレートが挙げられる。(メタ)アクリロ
イル基を2個以上有するものとしては、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート及びプロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート等のアルキレングリコールジ
(メタ)アクリレート;テトラエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート及びポリテトラメチレングリコールジ
(メタ)アクリレート等のポリアルキレングリコールジ
(メタ)アクリレート;1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート及びネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート等のグリコールジ(メタ)アクリ
レート;ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート又は
そのハロゲン核置換体及びビスフェノールFジ(メタ)
アクリレート又はそのハロゲン核置換体等のビスフェノ
ール型ジ(メタ)アクリレート;ジメチロールトリシク
ロデカンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロ
パンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテ
トラ(メタ)アクリレート及びジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート等のポリオールポリ(メ
タ)アクリレート;前記ポリオールのアルキレンオキサ
イド付加物のポリ(メタ)アクリレート;イソシアヌル
酸アルキレンオキサイドのジ又はトリ(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。これら以外にも、文献「最新UV
硬化技術」[(株)印刷情報協会、1991年発行]の
53〜56頁に記載されているような化合物等が挙げら
れる。
【0026】(メタ)アクリレートモノマーとしては、
イミド(メタ)アクリレートが好ましく、より好ましい
化合物としては、下記一般式(7)で表される化合物等が
挙げられる。
【0027】
【化8】
【0028】〔式(7)において、R5及びR6は、水素原
子、炭素数4以下のアルキル基又は一つとなって炭素環
を形成する基である。又、R7は、炭素数1〜6の直鎖
状又は分岐状アルキレン基であり、R8は、水素原子又
はメチル基である。pは1〜6の整数である。又、イミ
ド5員環における点線部分は、一重結合又は二重結合を
意味する。〕
【0029】R5及びR6において、一つとなって炭素環
を形成する基としては、基−CH2CH2CH2−又は基
−CH2CH2CH2CH2−が好ましい。
【0030】モノマーとしては、(メタ)アクリレート
モノマー以外にも、アクリロイルモルホリン、N−メチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)
アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド及びN,N−ジメチル(メタ)アク
リルアミド等の(メタ)アクリルアミド等が挙げられ
る。
【0031】2-1-2.ウレタン(メタ)アクリレート ウレタン(メタ)アクリレートとしては、ポリオールと
有機ポリイソシアネート反応物に、ヒドロキシル基含有
(メタ)アクリレートを反応させた化合物等が挙げられ
る。ここで、ポリオールとしては、低分子量ポリオー
ル、ポリエチレングリコール及びポリエステルポリオー
ル等が挙げられ、低分子量ポリオールとしては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、シクロヘキサン
ジメタノール及び3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル等が挙げられ、ポリエーテルポリオールとしては、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール及び
ポリテトラメチレングリコール等のポリアルキレングリ
コール、並びにポリエチレンポリプロポキシブロックポ
リマージオール等のブロック又はランダムポリマーのジ
オール等が挙げられ、ポリエステルポリオールとして
は、これら低分子量ポリオール又は/及びポリエーテル
ポリオールと、アジピン酸、コハク酸、フタル酸、テト
ラヒドルフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸及びテレフタ
ル酸等の二塩基酸又はその無水物等の酸成分とのエステ
ル化反応物等が挙げられる。有機ポリイソシアネートと
しては、トリレンジイソシアネート、1,6−ヘキサン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
ト、1,6−ヘキサンジイソシアネート3量体、水素化
トリレンジイソシアネート、水素化4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、水素化キシイレンジイソシアネート、パラフェニレ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート2量
体、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート相互付加物、4,4’−ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、トリメチロールプロ
パントリス(トリレンジイソシアネート)付加物及びイ
ソホロンジイソシアネート等が挙げられる。ヒドロキシ
ル基含有(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシオクチル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ、ジ又はモノ(メタ)アクリレート、及びトリ
メチロールプロパンジ又はモノ(メタ)アクリレート等
のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。これら以外のウレタンポリ(メタ)アクリレート
の例としては、文献「UV・EB硬化材料」[(株)シ
ーエムシー、1992年発行]の70〜74頁に記載さ
れているような化合物等が挙げられる。
【0032】2-1-3.ポリエステル(メタ)アクリレート ポリエステル(メタ)アクリレートとしては、ポリエス
テルポリオールと(メタ)アクリル酸との脱水縮合物等
が挙げられる。ポリエステルポリオールとしては、ポリ
オールとのカルボン酸又はその無水物との反応物等が挙
げられ、ポリオールとしては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ポリブチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、シクロヘキサンジメタノール、3−メチル
−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリ
スリトール及びジペンタエリスリトール等の低分子量ポ
リオール、並びにこれらのアルキレンオキサイド付加物
等が挙げられ、カルボン酸又はその無水物としては、オ
ルソフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、ヘキサヒドロフ
タル酸、テトラヒドロフタル酸及びトリメリット酸等の
二塩基酸又はその無水物等が挙げられる。これら以外の
ポリエステルポリ(メタ)アクリレートとしては、前記
文献「UV・EB硬化材料」の74〜76頁に記載され
ているような化合物等が挙げられる。
【0033】2-1-4.エポキシ(メタ)アクリレート エポキシ(メタ)アクリレートは、エポキシ樹脂に(メ
タ)アクリル酸を付加反応させた化合物であり、前記文
献「UV・EB硬化材料」の74〜75頁に記載されて
いるような化合物等が挙げられる。エポキシ樹脂として
は、芳香族エポキシ樹脂及び脂肪族エポキシ樹脂等が挙
げられる。芳香族エポキシ樹脂としては、具体的には、
レゾルシノールジグリシジルエーテル;ビスフエノール
A、ビスフェノールF、ビスフェノールS、ビスフェノ
ールフルオレン又はそのアルキレンオキサイド付加体の
ジ又はポリグリシジルエーテル;フェノールノボラック
型エポキシ樹脂及びクレゾールノボラック型エポキシ樹
脂等のノボラック型エポキシ樹脂;グリシジルフタルイ
ミド;o−フタル酸ジグリシジルエステル等が挙げられ
る。これら以外にも、文献「エポキシ樹脂−最近の進歩
−」(昭晃堂、1990年発行)2章や、文献「高分子
加工」別冊9・第22巻増刊号 エポキシ樹脂[高分子
刊行会、昭和48年発行]の4〜6頁、9〜16頁に記
載されている様な化合物を挙げることができる。脂肪族
エポキシ樹脂としては、具体的には、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4ーブタンジオール及
び1,6−ヘキサンジオール等のアルキレングリコール
のジグリシジルエーテル;ポリエチレングリコール及び
ポリプロピレングリコールのジグリシジルエーテル等の
ポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル;ネ
オペンチルグリコール、ジブロモネオペンチルグリコー
ル及びそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジル
エーテル;トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、グリセリン及びそのアルキレンオキサイド付加体
のジ又はトリグリシジルエーテル、並びにペンタエリス
リトール及びそのアルキレンオキサイド付加体のジ、ト
リ又はテトラグリジジルエーテル等の多価アルコールの
ポリグリシジルエーテル;水素添加ビスフェノールA及
びそのアルキレンオキシド付加体のジ又はポリグリシジ
ルエーテル;テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエーテ
ル;ハイドロキノンジグリシジルエーテル等が挙げられ
る。これら以外にも、前記文献「高分子加工」別冊エポ
キシ樹脂の3〜6頁に記載されている化合物を挙げるこ
とができる。これら芳香族エポキシ樹脂及び脂肪族エポ
キシ樹脂以外にも、トリアジン核を骨格に持つエポキシ
化合物、例えばTEPIC[日産化学(株)]、デナコ
ールEX−310[ナガセ化成(株)]等が挙げられ、
又前記文献「高分子加工」別冊エポキシ樹脂の289〜
296頁に記載されているような化合物等が挙げられ
る。上記において、アルキレンオキサイド付加物のアル
キレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプ
ロピレンオキサイド等が好ましい。
【0034】2-1-5.(メタ)アクリル系ポリマーのポリ
(メタ)アクリレート (メタ)アクリル系ポリマーのポリ(メタ)アクリレー
トとしては、官能基を有する(メタ)アクリル系ポリマ
ーに、側鎖に(メタ)アクリロイル基を導入したもので
あり、前記文献「UV・EB硬化材料」の78〜79頁
に記載されているような化合物等が挙げられる。
【0035】2-2.ビニルエーテル基を有する化合物 ビニルエーテル基を有する化合物(以下単にビニルエー
テルという)としては、種々の化合物が使用でき、例え
ば下記に示す化合物等が挙げられる。メチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテル、ペンチルビニルエーテ
ル、イソペンチルビニルエーテル、ヘキシルビニルエー
テル、ヘプチルビニルエーテル及び2−エチルヘキシル
ビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル;ヒドロキ
シメチルビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルビニル
エーテル、3−ヒドロキシプロピルビニルエーテル及び
4−ヒドロキシブチルエーテル等のヒドロキシアルキル
ビニルエーテル;メチレングリコール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール及びシクロヘキサンジオ
ール等のジオールのモノビニルエーテル、メチルビニル
エーテル及びジビニルエーテル;トリメチロールプロパ
ントリビニルエーテル及びペンタエリスリトールテトラ
ビニルエーテル等のポリオールポリビニルエーテル;並
びにジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ジ(テトラメチレングリコー
ル)、ポリ(テトラメチレングリコール)、ジ(ヘキサ
メチレングリコール)及びポリ(ヘキサメチレングリコ
ール)等のポリアルキレグリコールのモノビニルエーテ
ル、メチルビニルエーテル及びジビニルエーテル等が挙
げられる。シクロアルキルビニルエーテルとしては、例
えばシクロプロピルビニルエーテル、シクロブチルビニ
ルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、2−ヒド
ロキシシクロプロピルビニルエーテル、3−ヒドロキシ
シクロブチルビニルエーテル、4−ヒドロキシシクロヘ
キシルビニルエーテル、シクロヘキサンジオールモノビ
ニルエーテル、シクロヘキサンジオールモノビニルエー
テル及びシクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテ
ル等が挙げられる。
【0036】2-3.エポキシ化合物 エポキシ化合物としては、前記2-1-4項で挙げたエポキ
シ樹脂の他、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、
フェニルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテ
ル、フェノールエチレンオキサイド付加物のグリシジル
エーテル、p−tert−ブチルフェニルグリシジルエ
ーテル、ラウリルアルコールエチレンオキサイド付加物
のグリシジルエーテル、ジブロモフェニルグリシジルエ
ーテル、リモーネンジエポキシ、3,4−エポキシシク
ロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレート、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル)アジペート、3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシ
レートのカプロラクトン付加物、3,4−エポキシシク
ロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレートの(メチル)バレロラクトン付加物、2
−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ
−3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタジオキサ
ン、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペー
ト、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)エーテル
及びビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)エ
ーテル等が挙げられる。
【0037】2-4.その他の化合物 上記以外にも、重合性化合物としては、N−ビニルホル
ムアミド、N−ビニル−N−メチルホルムアミド、N−
ビニルアセトアミド、N−ビニル−N−メチルアセトア
ミド、N−ビニルピロリドン及びN−ビニルカプロラク
タム等のN−ビニル化合物;酢酸ビニル及びケイ皮酸ビ
ニル等のカルボン酸ビニル誘導体;ジメチルマレート、
ジエチルマレート、ジメチルフマレート、ジエチルフマ
レート等の不飽和ポリエステル;並びにスチレン及びビ
ニルスチレン等のスチレン誘導体を挙げることができ
る。
【0038】3.その他の成分 本発明の組成物は、使用するポリイミド化合物が特定の
環状イミド基を有するため、光ラジカル重合開始剤又は
光増感剤の配合なしでも、活性エネルギー線の照射によ
り環状イミド基同志が容易に二量化反応を起こす。本発
明では、ポリイミド化合物の光二量化反応を促進させる
目的で、必要に応じて光ラジカル重合開始剤又は光増感
剤を配合することができる。光ラジカル重合開始剤又は
光増感剤としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル及びベンゾインイソプ
ロピルエーテル等のベンゾインとそのアルキルエーテ
ル;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニ
ルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニル
アセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、1
−ヒドロキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘ
キシルフェニルケトン及び2−メチル−1−[4−(メ
チルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−
1−オン等のアセトフェノン;2−メチルアントラキノ
ン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリ−ブチ
ルアントラキノン、1−クロロアントラキノン及び2−
アミルアントラキノン等のアントラキノン;2,4−ジ
メチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジクロロチオ
キサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサント
ン及び2,4−ジイソピルチオキサントン等のチオキサ
ントン;アセトフェノンジメチルケタール及びベンジル
ジメチルケタール等のケタール;2,4,6−トリメチ
ルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド等のモノア
シルホスフィンオキシド又はビスアシルホスフィンオキ
シド;ベンゾフェノン及びジメチルアミノベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン類;ジメチルアミノ安息香酸エチ
ル、ジメチルアミノ安息香酸イソアミル等の安息香酸
類;並びにキサントン類及び染料等が挙げられる。これ
らの中でも、光二量化反応の増感効果が高いため、ベン
ゾフェノン類、チオキサントン類、モノアシルホスフィ
ンオキシド及びビスアシルホスフィンオキシドが好まし
い。
【0039】本発明の組成物にビニルエーテル及び/又
はエポキシ化合物を配合する場合には、酸触媒を配合し
て硬化させる。酸触媒としては、活性エネルギー線の照
射により酸を発生することのできる触媒が好ましく、一
般に光カチオン重合開始剤として知られているものが使
用できる。光カチオン重合開始剤として好ましいもの
は、ジアリールヨードニウム塩、トリアリールスルホニ
ウム塩が挙げられる。酸触媒としては、硫酸、リン酸及
び過塩素酸等のプロトン酸、並びに三フッ化ホウ素、塩
化アルミニウム、四塩化チタン及び四塩化スズ等のルイ
ス酸が挙げられる。光カチオン重合開始剤としては、こ
れら以外にも、前記文献「UV・EB硬化材料」の82
〜98頁に記載されている化合物等が挙げられる。
【0040】光増感剤、光ラジカル重合開始剤及び光カ
チオン重合開始剤は、2種以上を併用することもでき、
又さらに安息香酸系、アミン系等の光重合開始促進剤と
組み合わせて用いることもできる。
【0041】光増感剤、光ラジカル重合開始剤、光カチ
オン重合開始剤を使用する場合、これらの合計含有量
は、本発明の組成物の合計量100重量部に対して、
0.01〜10重量部であることが好ましく、より好ま
しくは0.01〜5重量部である。10重量部を越える
場合は、光透過性が不良となり、厚膜での内部硬化性が
悪くなったり、反応した分解物が多量に存在するために
硬化物の有する特性を著しく低下させたりする。
【0042】又、本発明の組成物には、必要に応じて、
紫外線吸収剤、光安定剤及び酸化防止剤等を配合するこ
とができる。紫外線吸収剤としては2−(5−メチル−
2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール等のベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収剤等が挙げられ、光安定剤
としては、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジニル)セバケート等のヒンダードアミン系
光安定剤及び2,4−ジ−t−ブチルフェニル−3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等のベ
ンゾエート系光安定剤等が挙げられ、又酸化防止剤とし
ては、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−t−
ブチルー5ーメチルー4ーヒドロキシルフェニル)プロ
ピオネート]等のヒンダードフェノール系酸化防止剤等
が挙げられる。
【0043】さらに、本発明の組成物には、高分子化合
物、無機充填剤、有機溶剤、カップリング剤、粘着付与
剤、レベリング剤、可塑剤、難燃剤、顔料及び染料等を
必要に応じて併用することが可能である。これらは、組
成物の硬化性及び硬化物特性を損なわない範囲内で配合
することができる。
【0044】高分子化合物としては、例えばビニルエス
テル樹脂、ポリイソシアネート化合物、ポリエポキシ
ド、アクリル樹脂、アルキド樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル系共重合体、ポリジ
エン系エラストマー、飽和ポリエステル及び飽和ポリエ
ーテル、並びにニトロセルロース及びセルロースアセテ
ートプチレート等の各種セルロース誘導体等の樹脂や、
アマニ油、桐油、大豆油、ヒマシ油及びエポキシ化油等
の各種油脂等を挙げることができる。
【0045】無機充填剤としては、炭酸カルシウム、タ
ルク、マイカ、クレー、シリカパウダー、コロイダルシ
リカ、アスベスト粉末、水酸化アルミニウム、ステアリ
ン酸亜鉛、亜鉛華、チタンホワイト及びベンガラ等を挙
げることができる。これら無機充填剤の中には、チタン
ホワイト及びベンガラ等のように、顔料としても使用で
きるものもある。
【0046】有機溶剤としては、例えばベンゼン、トル
エン及びキシレン等芳香族炭化水素、メチルエチルケト
ン及びメチルイソブチルケトン等の酢酸エステル、N,
N−ジメチルホルムアミド並びにその他一般に用いられ
る有機溶剤を用いることができる。
【0047】カップリング剤、粘着付与剤、レベリング
剤、可塑剤、難燃剤、顔料及び染料等は、公知慣用のも
のを使用することができ、
【0048】4.製造及び使用方法 本発明の組成物の製造方法は、常法に従えば良く、必須
成分のポリイミド化合物と必要に応じてその他の成分を
攪拌又は混合することにより得られる。
【0049】本発明の組成物の使用方法としては、基材
に組成物を塗布し、これに活性エネルギー線を照射する
方法等が挙げられる。この場合の膜厚としては、目的に
応じて適宜選択するれば良いが、好ましくは2〜300
μmであり、より好ましくは2〜50μmである。30
0μmを超える場合は、内部の硬化が不十分となる場合
がある。活性エネルギー線としては、紫外線、X線及び
電子線等が挙げられ、安価な装置が使用できるという点
で、紫外線が好ましい。紫外線を照射する場合には、様
々な光源を使用することができ、例えば低圧或いは高圧
水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、無電
極放電ランプ及びカーボンアークランプ等が挙げられ
る。電子線により硬化させる場合には、種々の照射装置
が使用でき、例えばコックロフトワルトシン型、バンデ
グラフ型及び共振変圧器型等が挙げられ、電子線として
は50〜1,000eVのエネルギーを持つものが好ま
しく、より好ましくは100〜300eVである。
【0050】本発明の組成物の用途としては、コーティ
ング剤、表面処理剤、バインダー、成形材料、接着剤、
粘着剤及び積層板等が挙げられる。コーティング剤とし
て使用する場合の基材としては、アルミニウム、鉄及び
銅等の金属、塩化ビニル、アクリル、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート及びアクリロニトリル
ブタジエンスチレン共重合体等のプラスティック、イン
キ、セラミックス、紙、印刷紙、繊維並びに木材等が挙
げられる。
【0051】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げ、本発明をよ
り具体的に説明する。尚、以下において、「部」は重量
部を意味する。
【0052】○合成例1(ポリイミド化合物の製造) 攪拌機、温度計及び冷却器を備えたフラスコに、3,
4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物23.1g、
トルエン32.6g、ハイドロキノン(以下HQと略
す)0.01gを仕込み、60℃で均一に溶解させた
後、エタノールアミン9.3gを約1時間で滴下し、1
20〜140℃で2.5時間脱水反応を行った。反応液
を80℃付近まで冷却して2,3,4,5−テトラヒド
ロフランテトラカルボン酸9.4g及び濃硫酸1.6g
を加え、さらに120〜140℃で攪拌し、4時間後に
反応を終了した。得られた反応混合物を分液ロートへ移
し、水、10%水酸化ナトリウム水溶液及び4%硫酸ア
ンモニウム水溶液で洗浄した。洗浄後の反応液中のトル
エンを減圧下で留去して、淡褐色固体の下記式(8)で表
される化合物a(22.7g)を得た。
【0053】
【化9】
【0054】○合成例2(ポリイミド化合物の製造) 合成例1において、3,4,5,6−テトラヒドロフタ
ル酸無水物を97.4gに、トルエンを136.0g
に、HQを0.07gに、エタノールアミンを39.2
gに、2,3,4,5−テトラヒドロフランテトラカル
ボン酸に代え1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸
の37.4gに、濃硫酸を6.5gにした以外は合成例
1と同様の方法により、淡黄色固体の下記式(9)で表さ
れる化合物b(120.0g)を得た。
【0055】
【化10】
【0056】○合成例3(ポリイミド化合物の製造) 合成例2において、3,4,5,6−テトラヒドロフタ
ル酸無水物に代え無水シトラコン酸78.5gに、トル
エンを121.3gに、HQを0.01gに、エタノー
ルアミンを42.8gに、1,2,3,4−ブタンテト
ラカルボン酸を41.0gに、濃硫酸を6.0gにした
以外は合成例1と同様の方法により、淡黄色半固体の下
記式(10)で表される目的の化合物c(60.2g)を得
た。
【0057】
【化11】
【0058】○合成例4(ポリイミド化合物の製造) 合成例1において、3,4,5,6−テトラヒドロフタ
ル酸無水物を63.9gに、トルエンを89.6gに、
HQを0.04gに、エタノールアミンを25.7g
に、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸に代え
1,2,3−プロパントリカルボン酸24,7gに、濃
硫酸を6.4gにした以外は合成例1と同様の方法によ
り、透明固体の下記式(11)で表される化合物d(69.
6g)を得た。
【0059】
【化12】
【0060】○実施例1 合成例1で得られた化合物aの25部をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(以下DMFという)75部に溶解させ
活性エネルギー線硬化性組成物を製造した。得られた組
成物を、下記の評価方法に従い、硬化性、鉛筆硬度、密
着性及び耐溶剤性を評価した。それらの結果を表2に示
す。
【0061】●安定性試験 得られた組成物を120℃条件で保存し、特定時間ごと
に組成物の性状について目視で観察した。 ●硬化性 得られた組成物を、ボンデライト鋼板PB#144(テ
ストパネル社製、以下PB#144という)にバーコー
ターを用いて膜厚10μmとなるように塗布し、乾燥機
中で溶剤を蒸発させた後、大気中で80W/cm高圧水
銀ランプ(アイ・グラフィックス社製)を用いて、ラン
プ高さ10cm、コンベアスピード10m/minの条
件で紫外線を照射した。紫外線照射後の塗膜表面を指で
触り、タックがなくなるまでに必要な照射回数により硬
化性を評価した。尚、照射ピーク強度は256mW/c
2である。
【0062】●鉛筆硬度 硬化性試験において、塗膜表面のタックがなくなってか
らさらに紫外線を5回照射した試験体(以下試験体PB
という)の塗膜について、JIS−K5400に従い評
価した。
【0063】●密着性 試験体PBの塗膜について、1mm角(10×10)の
碁盤目セロハンテープ剥離試験を行い、塗膜の密着性を
目視にて確認し、下記3段階で評価した。又、硬化性試
験におけるボンデライト鋼板をポリカーボネート(テス
トパネル社製、以下PC)に代える以外は硬化性試験と
同様の条件で組成物を硬化させ、さらに塗膜表面のタッ
クがなくなってからさらに紫外線を5回照射した試験体
(以下試験体PCという)の塗膜についても同様に評価
した。 ○:塗膜に剥がれなし △:塗膜一部が剥離 ×:塗膜全体が剥離
【0064】●耐水性 試験体PBの塗膜について、80℃の温水に1時間浸漬
した後、60℃にて2時間乾燥させた後硬化膜について
その上面状態を目視により観察し、下記の3段階で評価
した。 ○:異常なし △:若干の剥がれ及び/又は白化が生じた ×:明らかな剥がれ及び/又は白化が生じた
【0065】●耐溶剤性 試験体PBについて、アセトンを染み込ませた綿棒を使
用して、荷重500g、毎秒1往復の条件で得られた硬
化膜の表面をこすり、硬化膜表面に白化又は剥がれ等の
異常が生じるまでの回数により評価した。
【0066】●変色 試験体PBについて、得られた塗膜の変色を目視により
下記3段階で評価した。 ○:変色なし △:僅かに変色あり ×:変色あり
【0067】●臭気 試験体PBについて、得られた塗膜の臭気を下記3段階
で評価した。 ○:臭気なし △:僅かに臭気あり ×:臭気あり
【0068】○実施例2〜同8 表1に示すポリイミド化合物、アクリレート及び必要に
応じて光ラジカル重合開始剤を使用し、常法に従い攪拌
混合し、活性エネルギー線硬化性組成物を製造した。得
られた組成物について実施例1と同様に評価した。それ
らの結果を表2に示す。表2の結果から、本発明の組成
物は、光重合開始剤の配合なしか、又は少量の配合で、
速硬化性を有するものである。又得られる塗膜はPB#
144、PCのどちらの基材とも非常に密着性に優れ、
又硬度及び耐溶剤性に優れている。
【0069】
【表1】
【0070】尚、表1における数字は部数を意味し、略
号は、以下の意味を示す。 ・M−111:ノニルフェノールエチレンオキサイド1
モル変性アクリレート〔東亞合成社(株)製アロニックス
M−111〕 ・M−240:テトラエチレングリコールジアクリレー
ト〔東亞合成社(株)製アロニックスM−240〕 ・M−309:トリメチロールプロパントリアクリレー
ト〔東亞合成社(株)製アロニックスM−309〕 ・M−350:トリメチロールプロパンエチレンオキサ
イド3モル変性トリアクリレート〔東亞合成社(株)製ア
ロニックスM−350〕 ・IA:下記式(12)で表されるイミドアクリレート
【0071】
【化13】
【0072】・Dc:2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパン−1−オン〔チバスペシャリティー
ケミカルズ(株)製Dc1173〕
【0073】
【表2】
【0074】○比較例1〜同4 下記表3に示す化合物及び割合とした以外は、実施例2
と同様にして活性エネルギー線硬化性組成物を製造し
た。得られた組成物を実施例1と同様にして評価した。
それらの結果を表4に示す。光ラジカル重合開始剤を配
合しないアクリレートからなる比較例1及び2の組成物
は、いずれも20回以上紫外線照射しても硬化しなかっ
た。アクリレートと光ラジカル重合開始剤からなる比較
例3の組成物は、紫外線照射により均一な塗膜が得られ
たものの、基材との密着性に乏しく、硬化物の黄変や臭
気等があった。又、環状イミド基の2重結合のそれぞれ
の炭素原子に水素原子が結合した構造の化合物eを含有
する比較例4の組成物では、得られる塗膜の表面硬度が
低く、又耐水性試験において若干の白化が見られた。
【0075】
【表3】
【0076】尚、表3における数字は部数を意味し、略
号は以下を除き表1と同様の意味である。 ・M−400:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート〔東亞合成社(株)製アロニックスM−400〕 ・化合物e:下記式(13)で表される化合物
【0077】
【化14】
【0078】
【表4】
【0079】○実施例9及び同10 下記表5に示すポリイミド化合物及びビニルエーテルを
使用した以外は、実施例2と同様の方法により活性エネ
ルギー線硬化性組成物を製造した。得られた組成物を使
用し、実施例1と同一の条件で評価を行った。それらの
結果を表6に示す。尚、密着性の評価には、基材として
PB#144を用いた。表6の結果から、本発明の組成
物は、光重合開始剤の配合なしか、又は少量の配合で、
速硬化性を有するものであり、保存安定性にも優れるも
のであった。又得られる塗膜は基材との密着性に優れ、
又硬度及び耐溶剤性に優れている。
【0080】○比較例5及び同6 下記表5に示すビニルエーテル及びマレイミドを使用し
た以外は、実施例2と同様の方法により活性エネルギー
線硬化性組成物を製造した。得られた組成物を使用し、
実施例1と同一の条件で評価を行った。それらの結果を
表6に示す。一般的なビニルエーテルからなる比較例5
及び6の組成物は、保存安定性に乏しく、20回以上紫
外線を照射してが硬化しなかった。
【0081】○実施例11 下記表5に示す合成例3で得られた化合物c、エポキシ
化合物及び光カチオン重合開始剤を使用した以外は、実
施例2と同様の方法により活性エネルギー線硬化性組成
物を製造した。得られた組成物を使用し、実施例1と同
一の条件で評価を行った。それらの結果を表6に示す。
表6の結果から、本発明の組成物は、光重合開始剤を使
用していないにもかかわらず、速硬化性を有するもので
あり、保存安定性にも優れていた。又得られる塗膜は基
材との密着性に優れ、又硬度及び耐溶剤性に優れてい
る。
【0082】○比較例7 下記表5に示すアクリレート、エポキシ化合物、光カチ
オン重合開始剤及び光ラジカル重合開始剤を使用した以
外は、実施例2と同様の方法により活性エネルギー線硬
化性組成物を製造した。得られた組成物を使用し、実施
例1と同一の条件で評価を行った。それらの結果を表6
に示す。比較例7の組成物は、保存安定性に乏しく、紫
外線照射により、均一な塗膜が得られたものの、基材と
の密着性に乏しく、黄変が見られ、臭気があった。
【0083】
【表5】
【0084】尚、表5における数字は部数を意味し、略
号は以下を除き表1と同様の意味である。 ・CHVE:シクロヘキシルジメタノールジビニルエー
テル〔アイエスピーテクノロジーズ(株)製Rapi−c
ureCHVE〕 ・HBVE:4−ヒドロキシブチルビニルエーテル〔ア
イエスピーテクノロジーズ(株)製Rapi−cureH
BVE〕 ・UVR−6110:3,4−エポキシシクロヘキシル
メチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレ
ート〔ユニオンカーバイド日本(株)製〕 ・TBMI:N−tert−ブチルマレイミド ・HMI:N−ヘキシルマレイミド ・UVI−6990:トリアリールスルホニウムヘキサ
フルオロホスフェート塩混合物〔ユニオンカーバイド日
本(株)製〕
【0085】
【表6】
【0086】
【発明の効果】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物
は、原料組成物を容易に製造することができる上、組成
物の皮膚刺激性の問題がなく、保存安定性にも優れ、又
硬化物の変色や臭気の原因となる光ラジカル重合開始剤
を使用することなく、又は少ない添加量で、活性エネル
ギー線の照射により速く硬化するもので、得られる硬化
物は基材との密着性に優れ、さらには耐水性にも優れる
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 BE041 BG021 BH021 EE036 FD010 FD050 FD070 GP03 4J011 QA01 QA03 QA39 SA01 SA21 SA31 SA51 SA63 SA64 UA01 UA03 UA04 VA01 WA01 4J100 AE02Q AE03Q AE04Q AE09Q AE19Q AL03Q AL04Q AL08Q AL62Q AL66Q AM59P BA03Q BA08P BA08Q BA11P BA21Q BA39Q BC53P CA01 CA04 CA05 JA37 JA38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表される環状イミド基を
    3個以上有する化合物を含有することを特徴とする活性
    エネルギー線硬化性組成物。 【化1】 〔但し、式(1)において、R1及びR2は、それぞれ独立
    した炭素数4以下のアルキル基であるか、どちらか一方
    が水素原子で他方が炭素数4以下のアルキル基である
    か、又は一つとなって炭素環を形成する基である。R3
    は、炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状アルキレン基であ
    る。R4は、3個以上のカルボキシル基を有する多塩基
    酸又はその酸無水物からカルボキシル基又はオキシジカ
    ルボニル基を除いた残基である。mは1〜6の整数であ
    る。s及びtはそれぞれ1〜9の整数で、かつs+tは
    3〜10である。〕
  2. 【請求項2】(メタ)アクリロイル基を有する化合物を
    含有することを特徴とする請求項1記載の活性エネルギ
    ー線硬化性組成物。
  3. 【請求項3】ビニルエーテル基を有する化合物を含有す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の活性エ
    ネルギー線硬化性組成物。
JP34954899A 1999-12-08 1999-12-08 活性エネルギー線硬化性組成物 Pending JP2001163925A (ja)

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