JP2001163759A - 美白剤及びそれを有効成分として含有する皮膚外用剤 - Google Patents
美白剤及びそれを有効成分として含有する皮膚外用剤Info
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Abstract
出物の含有成分である式Iのビスナフトキノン誘導体を
有効成分として含有する美白剤。更に該美白剤を有効成
分として含有する皮膚外用剤。該皮膚用外用剤はさら
に、他の美白剤、活性酸素除去剤、紫外線防止剤及び抗
炎症剤から選ばれる1種以上を含有することができる。
上記ホウセンカ抽出物は含水メタノール、含水エタノー
ル、メタノール、エタノール、ブタノール、アセトン、
酢酸エチル、クロロホルムの中かる選ばれる1種以上を
抽出溶媒として得られる。
Description
有効成分として含有する皮膚外用剤に関し、更に詳細に
は、ホウセンカ抽出物又は当該ホウセンカ抽出物の含有
成分である特定のビスナフトキノン誘導体を美白剤とし
て配合することにより、メラニンの生成を抑制し、日焼
け後の色素沈着・しみ・そばかす等の予防および改善に
有用な、優れた美白効果を有する化粧料、外用医薬品等
の皮膚外用剤に関する。
リーム、化粧水、パック、洗浄料、ファンデーション等
の化粧品や医薬部外品、分散液、軟膏剤、クリーム剤、
外用液等の外用医薬品には、日焼け等により生じる皮膚
の黒化や炎症、色素沈着により生じるシミ、ソバカス等
の現象を防止するために、ビタミンC類や、グルタチオ
ン、ハイドロキノン及びその誘導体、胎盤抽出物、植物
抽出物等の美白剤が配合されている。
の美白剤を配合した皮膚外用剤では、美白剤の効果が十
分でなかったり、あるいは、製剤中で変質するなどして
所期の薬効が得られない場合が多く、その改善が望まれ
ていた。
問題を解決するものとして広く種々の物質についてチロ
シナーゼ活性阻害効果及びメラニン生成抑制効果を調べ
た結果、ホウセンカ抽出物又は当該ホウセンカ抽出物の
含有成分である特定のビスナフトキノン誘導体がチロシ
ナーゼ活性阻害作用及びメラニン生成抑制作用を有して
いることを見出し、本発明を完成した。
下記式(I)で表されるビスナフトキノン誘導体を有効
成分として含有する美白剤及びこの美白剤を含有するこ
とを特徴とする皮膚外用剤を提供するものである。
ツリフネソウ科の一年草で、インパティエンスバルサミ
ナ(Impatiens Balsamina L.)
から得られるものであるが、その種類や産地は特に限定
されない。ホウセンカ抽出物の調製法としては、例えば
ホウセンカの全草、あるいは葉、茎、花弁のうち何れか
1ヶ所以上(以下、「原体」という)を乾燥又は乾燥せず
に裁断した後、常温もしくは加温下で溶剤により抽出す
ることにより得られるが、その調製法は特に限定されな
い。
溶剤及びこれらの混合物が挙げられる。これらの有機溶
剤の具体例としては、メタノール、エタノール、ブタノ
ール等の低級アルコール類、又はグリセリン、プロピレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多
価アルコール等、又はこれらアルコール類の1種または
2種以上と水の混合液(10〜90vol%、好ましく
は20〜70vol%)、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類、又は、これらケトン類と水の混合液
(10〜90vol%、好ましくは20〜70vol
%)、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、石油エーテル等
の炭化水素類、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢酸メ
チル、酢酸エチル等のエステル類、及びこれらの混合物
などが挙げられる。
ては、原体を裁断した後、適当な有機溶媒(好ましく
は、低級アルコール類、含水低級アルコール類、ケトン
類、含水ケトン類、炭化水素類、又はエステル類)で抽
出し、溶媒を除去する方法、あるいは原体を裁断した
後、無水あるいは含水低級アルコール類等の溶媒で抽出
し、次いで抽出物を酢酸エチル、ブタノール等の水と混
和しない溶媒と水を用いる液−液抽出に付し、更に有機
層又は水層から溶媒を留去する方法等が挙げられるが、
特に限定されるものではない。尚、ホウセンカ成分の効
率的抽出には、原体と溶剤の抽出比率が1〜80w/v
%、好ましくは10〜60w/v%であるのが好適であ
る。
エタノール又は水を用いた場合は、溶媒を留去すること
なくそのまま用いることができ、さらに溶媒の一部を留
去してあるいは留去することなく、エタノール、水等を
適宜加えることによりアルコール濃度を調整して用いる
こともできる。
されるビスナフトキノン誘導体は、前記何れかの抽出方
法、好ましくは含水低級アルコール(好ましくは含水メ
タノール、含水エタノール)、親水性有機溶剤(好まし
くはメタノール、エタノール、アセトン)、疎水性有機
溶剤(好ましくはブタノール、酢酸エチル、クロロホル
ム)の中から選ばれる1種以上により得られた当該抽出
物から、更に適当な分離精製手段、好ましくは薄層クロ
マトグラフィー、カラムクロマトグラフィー、高速液体
クロマトグラフィー又は再結晶等を繰り返し行うことに
より単離、精製されるが、その抽出法は特に限定されな
い。
ン誘導体、すなわち2,2’−エチリデンビス(3−ヒ
ドロキシ−1,4−ナフトキノン)は、有機合成により
得ることができる。例えば、2−ヒドロキシ−1,4−
ナフトキノン(ローソンと呼称されるときもある)とア
セトアルデヒド又はアセタールとを適当な有機溶媒、好
ましくはジメチルホルムアミド又はアセトニトリルなど
の溶媒中で、周囲温度あるいは加温下、好ましくは50
〜80℃で縮合することにより製造される。次いで、得
られる粗生成物から、通常用いられる分離精製手段、例
えば抽出、濃縮、カラムクロマトグラフィー、薄層クロ
マトグラフィー、再結晶などにより単離、精製される
が、その合成、精製法は特に限定されない。
された式(I)で表されるビスナフトキノン誘導体は、
本発明のホウセンカ抽出物の美白作用における主要活性
成分の1つであることがわかる。
作用については知られておらず、更に、本発明者らによ
って単離された式(I)で表されるビスナフトキノン誘
導体は、合成品としては既知であるが、その美白作用に
付いては、全く報告されていない。従って、本発明のホ
ウセンカ抽出物又は式(I)で表されるビスナフトキノ
ン誘導体が有する美白作用は、本発明者らによってはじ
めて見出された有用な薬理作用である。
(I)で表されるビスナフトキノン誘導体を有効量で含
有するホウセンカ抽出物を有効成分とするものが含まれ
る。ここで「有効量」とは、所望の美白作用を得るのに十
分な量を意味する。式(I)で表されるビスナフトキノ
ン誘導体は、本発明の有効成分であるホウセンカ抽出物
の主要活性成分であり、ホウセンカ抽出物が式(I)の
化合物を有効量で含む場合はこれをそのまま本発明の美
白剤として用いることができる。また、式(I)の化合
物を含有していても所望の美白作用を得るのに充分でな
い場合は、別途式(I)の化合物を添加したホウセンカ
抽出物を用いることができる。
本発明の式(I)に示すビスナフトキノン誘導体と、そ
の他の美白剤を組み合わせることで相乗的な効果が期待
できる。また活性酸素除去剤、抗酸化剤、抗炎症剤など
は色素沈着を予防することが知られており、ホウセンカ
抽出物もしくは本発明の式(I)に示すビスナフトキノ
ン誘導体をこれらと組み合わせて用いると、より効果的
に美白効果が期待できる。また本発明におけるホウセン
カ抽出物もしくは本発明の式(I)に示すビスナフトキ
ノン誘導体と紫外線防止剤との組み合わせにより、紫外
線による色素沈着の予防と本発明における美白効果か
ら、より効果的な美白効果が期待できる。これらの成分
を一種又は二種以上任意に組み合わせて用いることがで
きる。
は、それぞれ以下に示すものが挙げられる。ここで、
「誘導体」には、形成可能な塩が含まれる。その起源に
ついて特に制約はなく、動物由来、植物由来、微生物由
来、合成品のいずれであってもよい。また、その抽出方
法、精製処理方法、製法等についても特に制約されな
い。
好ましいものとして、グラブリジン、グラブレン、リク
イリチン、イソリクイリチン、ハイドロキノン及びその
誘導体、N,N’−ジアセチルシスチンジメチル等のシ
ステイン及びその誘導体、レゾルシン及びその誘導体、
エラグ酸及びその誘導体、アスコルビン酸誘導体(パル
ミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコ
ルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソパ
ルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸
L−アスコルビル、ステアリン酸L−アスコルビル、ジ
ステアリン酸L−アスコルビル、イソステアリン酸L−
アスコルビル、ジイソステアリン酸L−アスコルビル、
ミリスチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−ア
スコルビル、イソミリスチン酸L−アスコルビル、ジイ
ソミリスチン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アス
コルビル、ジオレイン酸L−アスコルビル、2−エチル
ヘキサン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸リン
酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エス
テルカリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグ
ネシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウ
ム、L−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム、
L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム、L−アス
コルビン酸硫酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸
硫酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸エ
ステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルア
ルミニウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アス
コルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウ
ム、L−アスコルビン酸カルシウム、L−アスコルビン
酸アルミニウム等)、グルタチオン及びその誘導体、ア
ガロースオリゴサッカライド、ネオアガロビオース、ゴ
マ油及びエゴマ油等が挙げられる。
て、ソウハクヒ抽出物、カンゾウ抽出物、アスパラガス
抽出物、エンドウ豆抽出物、エイジツ抽出物、オノニス
抽出物、海藻抽出物、キウイ抽出物、キイチゴ抽出物、
クジン抽出物、ケイケットウ抽出物、ゴカヒ抽出物、コ
ーヒー抽出物、コメヌカ抽出物、小麦胚芽抽出物、サイ
シン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ抽出物、シラ
ユリ抽出物、シャクヤク抽出物、センプクカ抽出物、大
豆抽出物、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶抽出物、糖蜜
抽出物、ビャクレン抽出物、ブナの芽抽出物、ブドウ抽
出物、フローデマニータ抽出物、ホップ抽出物、マイカ
イカ抽出物、モッカ抽出物、ヨクイニン抽出物及び羅漢
果抽出物等が挙げられる。
ものとしては、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テト
ライソパルミチン酸L−アスコルビル、L−アスコルビ
ン酸リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸
硫酸エステルナトリウム、ハイドロキノン及びその誘導
体、システイン及びその誘導体、胎盤抽出物、ソウハク
ヒ抽出物、カンゾウ抽出物、エイジツ抽出物、ヨクイニ
ン抽出物、クジン抽出物、海藻抽出物、ケイケットウ抽
出物、ゴカヒ抽出物、サンペンズ抽出物、センプクカ抽
出物、茶抽出物、糖蜜抽出物、ビャクレン抽出物、ブド
ウ抽出物、マイカイカ抽出物、モッカ抽出物が挙げられ
る。本発明の皮膚外用剤におけるその他の美白剤の含有
量は、好ましくは0.0001〜10質量%、より好ま
しくは0.001〜5質量%である。
好ましいものとして、スーパーオキサイドディスムター
ゼ(SOD)、マンニトール、ベータカロチン、ルテイ
ン、アスタキサンチン等のカロテノイド類、ルチン及び
その誘導体、ビリルビン、コレステロール、トリプトフ
ァン、ヒスチジン、クエルセチン、クエルシトリン、タ
ウリン、チオタウリン、リン脂質、カテキン及びその誘
導体、没食子酸及びその誘導体、レチノール及びその誘
導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等)、
レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール、カロ
チン等のカロチノイド等のビタミンA類、チアミン類
(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩)、リボフラビン類
(リボフラビン、酢酸リボフラビン等)、ピリドキシン
類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート
等)、フラビンアデニンヌクレオチド、シアノコバラミ
ン、葉酸類、ニコチン酸類(ニコチン酸アミド、ニコチ
ン酸ベンジル等)、コリン類等のビタミンB類、エルゴ
カルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキ
シスタナール等のビタミンD類、トコフェロール及びそ
の誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸
dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−ト
コフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロー
ル、コハク酸dl−α−トコフェロール等)、ユビキノ
ン類等のビタミンE類、ジブチルヒドロキシトルエン
(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)等
が挙げられる。
ものとして、オウゴン抽出物、イチョウ抽出物、ユキノ
シタ抽出物、メリッサ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、
ボタンピ抽出物、パセリ抽出物、トルメンチラ抽出物、
羅漢果抽出物、卵殻膜抽出物、ステビア抽出物、酵母抽
出物、ビフィズス菌抽出物、霊芝抽出物、シャクヤク抽
出物、ローズマリー抽出物、レタス抽出物、キュウリ抽
出物、ヤシャジツ抽出物及びジコッピ抽出物等が挙げら
れる。
ものとしては、SOD、マンニトール、アスタキサンチ
ン、ベータカロチン、ビタミンE類、BHT、BHA、
オウゴン抽出物、メリッサ抽出物、ユキノシタ抽出物、
ゲンチアナ抽出物、イチョウ抽出物が挙げられる。本発
明の皮膚外用剤における活性酸素除去剤の含有量は、好
ましくは0.0001〜5質量%、より好ましくは0.
001〜3質量%である。
リチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘
導体、イオウ及びその誘導体、メフェナム酸及びその誘
導体、グアイアズレン及びそれらの誘導体、コンドロイ
チン硫酸及びその誘導体、フェニルブタゾン、インドメ
タシン、イブプロフェン、ケトプロフェン、アラントイ
ン、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸及びジクロ
フェナクナトリウム等が挙げられる。
して、アシタバ抽出物、アルニカ抽出物、アロエ抽出
物、イラクサ抽出物、ウコン抽出物、オトギリソウ抽出
物、オウバク抽出物、カミツレ抽出物、キンギンカ抽出
物、クレソン抽出物、コンフリー抽出物、サルビア抽出
物、シコン抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出物、トウ
キンセンカ抽出物、ニワトコ抽出物、ホオウ抽出物、ム
クロジ抽出物、ヨモギ抽出液、ユーカリ抽出物及びレン
ゲソウ抽出物等が挙げられる。
のは、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチ
ン酸及びその誘導体、グアイアズレン及びそれらの誘導
体、ε−アミノカプロン酸、アロエ抽出物、オウバク抽
出物、シコン抽出物、シソ抽出物、カミツレ抽出物であ
る。本発明の皮膚外用剤における抗炎症剤の含有量は、
好ましくは0.0001〜5質量%、より好ましくは
0.001〜3質量%である。
パラアミノ安息香酸(PABA)、PABAエチル、P
ABAグリセリル、N−N−ジメチルPABAアミル、
N−N−ジメチルPABA−2−エチルヘキシル、サリ
チル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸エチレングリ
コール、サリチル酸ホモメンチル、4−メトキシケイ皮
酸−2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸エトキ
シエチル、4−メトキシケイ皮酸カリウム、4−5−ジ
イソプロピルケイ皮酸メチル、ジパラメトキシケイ皮酸
モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノンスルホン酸、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、
2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾ
フェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメト
キシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2−
4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’
−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−(2−ヒドロ
キシ−5−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール、ウ
ロカニン酸、ウロカニン酸エチル、4−t−ブチル−
4’−メトキシ−ジベンゾイルメタン、酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化鉄等があげられる。
ものは、サリチル酸ホモメンチル、4−メトキシケイ皮
酸−2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノンスルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、4−t−ブチル
−4’−メトキシ−ジベンゾイルメタン、酸化チタン、
酸化亜鉛である。本発明の皮膚外用剤における紫外線防
止剤の含有量は、好ましくは0.001〜20質量%、
より好ましくは0.01〜10質量%である。
出物及び本発明の式(I)に示すビスナフトキノン誘導
体の含有量は、乾燥固形分として好ましくは0.000
1〜1質量%(以下単に「%」で示す)、より好ましく
は0.0005〜0.5質量%である。この範囲内であ
れば、ホウセンカ抽出物又は本発明式(I)に示すビス
ナフトキノン誘導体を安定に配合することができ、かつ
高いメラニン生成抑制効果を発揮することができる。
限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パッ
ク、洗浄料等のスキンケア化粧料、ファンデーション等
のメーキャップ化粧料、軟膏、分散液等の外用医薬品な
どとすることができ、その剤型についても特に制限はな
く、固形状、ペースト状、ムース状、ジェル状、粉末
状、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、多層状と
することができる。
成分以外に通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いら
れる成分、例えば、精製水、低級アルコール、多価アル
コール、油脂、ロウ、鉱物油、脂肪酸、ゲル化剤、粉
体、金属セッケン、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、
包接化合物、pH調整剤、界面活性剤、増粘剤、塩類、
色素、植物又は動物系原料由来の抽出物、ビタミン、ア
ミノ酸類、ホルモン類、殺菌・消毒剤、防腐剤、角質溶
解剤、酵素、清涼剤、安定化剤、金属イオンキレート
剤、血行促進剤、精油、消臭剤、保湿剤、香料等を用い
ることができる。
げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに
なんら制約されるものではない。
部)(15kg)を35vol%エタノール30リット
ルに漬け込み、1ヵ月間浸出した。次いで、全草をろ別
し、更に2週間熟成した後、ろ過して抽出液(26リッ
トル)を得た。
部)(10kg)を50vol%エタノール20リット
ルに漬け込み、1ヵ月間浸出した。次いで、全草をろ別
し、更に2週間熟成した後、ろ過して抽出液(17リッ
トル)を得た。
部)(0.5kg)を70vol%エタノール1リット
ルに漬け込み、1ヵ月間浸出した。次いで、全草をろ別
し、更に2週間熟成した後、ろ過して抽出液(0.87
リットル)を得た。更に、この抽出液(1リットル)を
凍結乾燥して、抽出物(13g)を得た。
て、抽出物(11g)を得た。
て、抽出物(12g)を得た。
をメタノール(1リットル)にて2回60℃で5時間加
熱抽出した。冷後、全草をろ別し減圧下溶媒留去して、抽
出物(18.9g)を得た。
トルまで減圧濃縮した後、酢酸エチル(1リットル)で
2回液−液抽出した。次いで、酢酸エチル抽出液を合わ
せ、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧下溶媒留去し
て、酢酸エチル抽出物(8.6g)を得た。
を酢酸エチル(1リットル)にて2回60℃で5時間加
熱抽出した。冷後、全草をろ別し減圧下溶媒留去して、抽
出物(6.4g)を得た。
物(10.0g)にクロロホルムを加え、不溶物をろ別
した。次いで、ろ液を減圧濃縮して得られる残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホ
ルム)で2回分離精製した後、酢酸エチルで再結晶して
黄色プリズム晶の2,2’−エチリデンビス(3−ヒド
ロキシ−1,4−ナフトキノン)(1.03g)を得
た。
4,1637,1359,1344,1278,72
9.1H−NMR(CDCl3):1.73(3H,d,
J=7.5Hz,=CHCH 3),4.83(1H,
q,J=7.5Hz,=CHCH3),7.54−7.
83(4H,m,6,7−H of naphthoq
uinone),7.96−8.14(4H,m,5,
8−H of naphthoquinone).ここ
で、「=C」はアルキリデンの1位の炭素原子を意味す
る。元素分析:C22H14O6計算値 C%=70.59
H%=3.77,実測値C%=70.86 H%=
3.93m.p.:196−198℃。
ル(14.28g)のジメチルホルムアミド(50m
L)溶液を80℃で4.5時間攪拌した。冷後、反応液
に酢酸エチルを加え、希塩酸及び飽和食塩水の順に洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し
た。得られた残渣を酢酸エチルで結晶化し、更に酢酸エ
チルで再結晶して、黄色プリズム晶の2,2’−エチリ
デンビス(3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン)
(9.1g)を得た。本製造例で得られた化合物の物性
データ(IR,1H−NMR,元素分析,m.p.)
は、ホウセンカから抽出、単離した製造例1で得られた
ものと一致した。
キノン誘導体の安全性を調べる目的で、急性毒性試験、
皮膚累積刺激性試験及びヒトパッチテストを行った。 試験例1 急性毒性試験 5匹ずつ2群のICRマウス(雄性、5週齢、体重20
〜25g)に、抽出例4のホウセンカ抽出物を5g/k
g経口投与及び1g/kg腹腔内投与した。投与後14
日目に至っても、いずれのマウスも死亡例を認めず、L
D50値は、経口投与:5g/kg以上、腹腔内投与:1
g/kg以上であることがわかった。これより、本発明
のホウセンカ抽出物の安全性が非常に高いことがわか
る。また、製造例1の2,2’−エチリデンビス(3−
ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン)を250mg/k
gから1000mg/kgの間の用量で経口投与した。
化合物は0.5%カルボキシルメチルセルロースナトリ
ウム水溶液に分散させて用いた。その結果、LD50値は
514mg/kgであった。
れぞれの背部を除毛し、更に除毛した部位を背骨を中心
として左右2箇所(左:試験部位、右:無処置部位)に
分けた。次に、これらの除毛したウサギを無作為に5匹
ずつ2つの群に分け、一方を実施例群、他方をプラセボ
(偽薬)群とした。次いで、実施例群のウサギ5匹の試
験部位に1日1回の頻度で10日間、抽出例4のホウセ
ンカ抽出物の10w/v%流動パラフィン溶液(0.5
mL)を均一に塗布し、一定の条件下(気温:23±2
℃、明暗サイクル12時間、但し照明時間7:00〜1
9:00)で飼育した。また、プラセボ群には、流動パ
ラフィン(0.5mL)を実施例群と同様に塗布した。
10日間経過後、すべてのウサギの試験部位を肉眼によ
り観察した。結果を表1に示す。
を示す所見が見られた個体数であり、Bは当該当群の全
個体数を示す。本皮膚刺激性試験において、プラセボ群
と実施例群に全く差異が認められなかったことから、本
発明のホウセンカ抽出物には、皮膚に対する累積刺激性
がほとんどないことがわかった。
の背部皮膚に24時間適用し、ヒト皮膚に対する刺激性
について検討した。本試験は、化粧品・医薬部外品製造
申請ガイドブック(第三版改訂増補、厚生省医薬安全局
審査研究会監修、1977)に準拠して行った。抽出例
5のホウセンカ抽出物の0.5w/v%及び1w/v%
注射用水溶液((株)大塚製薬工業製)それぞれを0.
01mL滴下した直径8mmのろ紙をフィンチャンバー
(大正製薬(株)輸入販売品)に配置し被験物質とし
た。これら被験物質を被験者の上背部に24時間貼付
し、貼付除去30分後及び24時間後の2回、本邦パッ
チテスト研究会の判定基準に従って、皮膚反応を観察
し、判定をスコア化した。スコアから各試験液の皮膚刺
激性を求め、これを4段階に分類して安全性の評価を行
った。また、注射用水のみを用いて同試験を行い、これ
を対照とした。皮膚反応の判定基準を表2に、皮膚刺激
指数の計算式を数1に、安全性の評価基準を表3に、ま
た、安全性の評価結果を表4にそれぞれ示す。
0.5w/v%及び1.0w/v%注射用水溶液の皮膚
刺激指数はいずれも15以下であり、本パッチテストに
おいて「安全」と評価された。また、各試験液と対照で
ある注射用水について、各皮膚反応の出現度数の差の累
積χ2検定を行った結果、いずれも有意差は認められな
かった。
ラ)(日局)の各10gにそれぞれ70%エチルアルコ
ール100mLを加え、室温で時々攪拌しながら3日間
抽出し、濾過して各植物抽出物を得た(乾燥固形分はそ
れぞれ2.0%、1.0%、1.1%、1.0%)。
ならびに製造例1で得たビスナフトキノン誘導体、比較
例としてすでにチロシナーゼ活性阻害作用のあることが
知られている参考例1で得られたカンゾウ、ソウハク
ヒ、トウキの各抽出物について、チロシナーゼ活性阻害
率を調べた。すなわち、各試料に酵素溶液[シグマ社
製、28,000単位のチロシナーゼ10mgを0.1
mol/Lリン酸緩衝液(pH6.8)20mLに溶解
したもの]0.1mLを加え、さらに0.1mol/L
リン酸緩衝液(pH6.8)を加え4.0mLとし、こ
れを25℃にて10分間インキュベートした。
おいた基質溶液[L−DOPA(東京化成製)198.
0mgを0.1mol/Lリン酸緩衝液(pH6.8)
100mLに溶解したもの]1.0mLを加え、10分
間反応せしめた。反応後、475nmにおける吸光度
(ODS)を測定した。同様に、加熱失活させた前記酵
素を用いて反応させた時の吸光度(ODHE)、酵素を添
加し試料無添加の時の吸光度(ODB)、及び試料と不
活性化した酵素を添加した時の吸光度(ODSHE)を測
定し、数2よりチロシナーゼ活性の活性阻害率を算出
し、この結果を表5に示す。
〜8のホウセンカ抽出物および製造例1のビスナフトキ
ノン誘導体はチロシナーゼ活性阻害作用を示した。
制試験及び細胞生存率試験 2枚の6穴シャーレに培地を適量採取し、マウス由来B
16メラノーマ細胞を播種し、37℃、二酸化炭素濃度
5%中にて静置する。翌日、抽出例4〜8のホウセンカ
抽出物、製造例1のビスナフトキノン誘導体及び参考例
1で得られたカンゾウ、クジン抽出物を最終濃度が表6
記載の濃度となるように検体調製液を添加混和する。培
養5日目に培地を交換し、再度検体調製液を添加する。
翌日、培地を除去し、1枚のシャーレについて、細胞を
リン酸緩衝液にて洗浄した後回収し、B16メラノーマ
培養細胞の白色化度を以下の基準で目視にて評価した。
ルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液を添
加し染色した。各検体濃度に対する生存細胞数(A)及
び対照の細胞数(B)をモノセルレーターによって測定
し、数3により細胞生存率を算出した。以上の結果を表
6に示す。
〜8のホウセンカ抽出物及び製造例1のビスナフトキノ
ン誘導体は高いメラニン抑制作用を有し、かつB16メ
ラノーマ培養細胞に対し毒性が低いことが認められた。
美白効果を調べた。この結果も併せて表7に示す。
を混合し、加熱して70℃に保つ。 B.成分(16)を加熱して70℃に保つ。 C.AにBを加え、混合した後冷却する。 D.Cに成分(7)、(16)の残部で溶解した
(9)、(10)、(15)を添加し、クリームを得
た。
〜55才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2
回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を
顔面に塗布した。塗布による美肌効果を以下の基準によ
って評価した。
12に代表されるホウセンカ抽出物及びビスナフトキノ
ン誘導体はそれぞれ単独でも、また他の美白剤、活性酸
素除去剤、抗炎症剤、紫外線防止剤と組み合わせたもの
は、その効果が著しく増して、これらを皮膚に適用する
ことにより、肌の「くすみ」等の発生を防止、改善する
ことができ、美しい肌とすることが明らかとなった。
0℃に保つ。 B.成分(9)〜(13)及び(16)を加熱混合し、
70℃に保つ。 C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(8)及び(15)を加え、均一に混合
して乳液を得た。
0℃に保つ。 B.成分(9)〜(12)及び(15)を加熱混合し、
70℃に保つ。 C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(14)を加え、均一に混合して乳液を
得た。
0℃に保つ。 B.成分(7)、(10)〜(12)及び(15)を加
熱混合し、70℃に保つ。 C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(8)、(9)及び(14)を加え、均
一に混合して乳液を得た。
し、75℃に保つ。 B.成分(1)、(2)及び(7)を加熱混合し、75
℃に保つ。 C.AをBに徐々に加える。 D.Cを冷却しながら(8)の残部で溶解した(5)及
び(6)を加え、軟膏を得た。
し、75℃に保つ。 B.成分(1)、(2)、(5)及び(7)を加熱混合
し、75℃に保つ。 C.AをBに徐々に加える。 D.Cを冷却しながら(8)の残部で溶解した(6)を
加え、軟膏を得た。
液及び実施例8、9の軟膏はいずれも皮膚に適用するこ
とにより、肌の「くすみ」等の発生を防止するととも
に、シミ等の色素沈着も改善することができ、透明感の
ある美しい肌にするものであった。
を混合し、70℃に加熱し、撹拌する。 B.成分(2)、(8)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して
(6)、(7)及び(9)を均一に分散してパックを得
た。
を混合し、70℃に加熱し、撹拌する。 B.成分(2)、(8)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して
(6)、(7)及び(9)を均一に分散してパックを得
た。
を混合し、70℃に加熱し、撹拌する。 B.成分(2)、(8)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して
(6)、(7)及び(9)を均一に分散してパックを得
た。
ることにより、皮膚のきめを整え、肌の「くすみ」等の
発生を防止するとともに、シミ等の色素沈着も改善する
ことができ、透明感のある美しい肌にするものであっ
た。
て70℃に保つ。 B.Aに成分(9)〜(12)を加え、均一に混合す
る。 C.成分(5)〜(8)を均一に溶解し、70℃に保
つ。 D.BにCを添加して、均一に乳化する。 E.Dを冷却後、成分(14)及び(15)を添加して
リキッドファンデーションを得た。
つ。 B.Aに成分(9)〜(12)を加え、均一に混合す
る。 C.成分(5)〜(8)及び(15)を均一に溶解し、
70℃に保つ。 D.BにCを添加して、均一に乳化する。 E.Dを冷却後、成分(13)及び(14)を添加して
リキッドファンデーションを得た。
膏を得た。
膏を得た。
℃にて加熱溶解する。 B.成分(9)及び(15)を70℃に加熱する。 C.AをBに加え、冷却する。 D.Cに成分(10)〜(11)及び(13)を加え、
クリームを得た。
解する。 B.成分(7)、(11)及び(14)を70℃に加熱
する。 C.AをBに加え、冷却する。 D.Cに成分(8)〜(10)及び(12)を加え、ク
リームを得た。
溶解する。 B.成分(7)、(10)及び(13)を70℃に加熱
する。 C.AをBに加え、冷却する。 D.Cに成分(8)、(9)及び(11)を加え、クリ
ームを得た。
70℃にて加熱溶解する。 B.成分(8)及び(14)を70℃に加熱する。 C.AをBに加え、冷却する。 D.Cに成分(10)〜(12)を加え、クリームを得
た。
ョン、実施例15、16のゲル軟膏及び実施例17〜2
0のクリームは、いずれも皮膚に適用することにより、
肌の「くすみ」等の発生を防止するとともに、シミ等の
色素沈着も改善することができ、透明感のある美しい肌
にするものであった。
で表されるビスナフトキノン誘導体は、安全性が高く、
チロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン生成抑制作用を
有するため、当該抽出物又は当該物質を有効成分として
含有する皮膚外用剤は、皮膚の色素沈着に高い抑制効果
を発揮し、日焼けなどによる皮膚の黒化、シミ、ソバカ
スの防止・改善等に有効であり、美容や医療において極
めて有用なものである。
Claims (8)
- 【請求項1】 ホウセンカ抽出物を有効成分として含有
する美白剤。 - 【請求項2】 ホウセンカ抽出物が含水低級アルコー
ル、親水性有機溶剤、疎水性有機溶剤の中から選ばれる1
種以上を抽出溶媒として得られたものである請求項1記
載の美白剤。 - 【請求項3】 抽出溶媒が、含水メタノール、含水エタノ
ール、メタノール、エタノール、ブタノール、アセトン、酢
酸エチル、クロロホルムの中から選ばれる1種以上であ
る請求項1又は2項記載の美白剤。 - 【請求項4】 下記式(I)で表されるビスナフトキノ
ン誘導体を有効成分として含有する美白剤。 【化1】 - 【請求項5】 前記式(I)で表されるビスナフトキノ
ン誘導体が、ホウセンカから抽出、単離されたものである
請求項4記載の美白剤。 - 【請求項6】 下記式(I)で表されるビスナフトキノ
ン誘導体を有効量で含有するホウセンカ抽出物を有効成
分として含有する美白剤。 【化2】 - 【請求項7】 請求項1ないし6の何れか1項記載の美
白剤を有効成分として含有する皮膚外用剤。 - 【請求項8】 更に請求項1ないし6の何れか1項記載
の美白剤以外の美白剤、活性酸素除去剤、紫外線防止剤
及び抗炎症剤から選ばれる1種以上を含有する請求項1
〜7の何れか1項記載の皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
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JP35113099A JP4015792B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 美白剤及びそれを有効成分として含有する皮膚外用剤 |
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KR101823892B1 (ko) * | 2014-03-10 | 2018-02-01 | 우석대학교 산학협력단 | 기억력 개선, 인지능력 개선, 치매 예방, 지연 또는 치료 효과를 나타내는 봉선화 추출물, 이를 유효성분으로 하는 약제학적 조성물, 이를 유효성분으로 포함하는 기능성 건강보조식품 및 봉선화 추출물의 제조방법 |
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1999
- 1999-12-10 JP JP35113099A patent/JP4015792B2/ja not_active Expired - Lifetime
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