JP2001162254A - 脱臭装置及び厨芥処理機 - Google Patents

脱臭装置及び厨芥処理機

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JP2001162254A
JP2001162254A JP34579199A JP34579199A JP2001162254A JP 2001162254 A JP2001162254 A JP 2001162254A JP 34579199 A JP34579199 A JP 34579199A JP 34579199 A JP34579199 A JP 34579199A JP 2001162254 A JP2001162254 A JP 2001162254A
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JP
Japan
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deodorizing
garbage
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auxiliary
deodorizing device
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JP34579199A
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English (en)
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Kenji Ito
健二 伊藤
Motomichi Mishima
基道 三島
Masahiro Kimura
昌弘 木村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭能力の高い脱臭装置及び厨芥処理機を提
供する。 【解決手段】 厨芥処理機本体28の動作状態を検知す
る臭気センサー49(検知手段)を有し、前記臭気セン
サー49で検知された厨芥処理機本体28の動作状態に
応じて脱臭動作を制御する脱臭装置18を用いることに
よって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限定することな
く、本体の動作を検知して本体の臭気を脱臭でき、既存
本体に追加設置可能な脱臭装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱臭装置とそれを用
いた生ゴミ等の厨芥を処理する厨芥処理機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機の一例を図11、図1
2を用いて説明すると、厨芥を収納する収納容器1を設
け、この収納容器1上に厨芥を加熱する加熱手段が配し
てある。加熱手段は乾燥用ヒ−タ2及び、乾燥ファン3
から構成され、熱風を厨芥に当てて厨芥の上部を加熱す
る。なお乾燥ファン3は乾燥モーター4により回転駆動
される。また収納容器1の上方に吸気口10が設けられ
ており、この吸気口10は脱臭装置10aに接続されて
いる。脱臭装置10aは図12に示すように、加熱され
て臭気を脱臭する触媒5と、前記触媒5を加熱する加熱
手段(触媒加熱ヒータ6)と、前記触媒5と触媒加熱ヒ
ータ6を覆うケース12bと、触媒5を介して脱臭され
た空気を排気口9より外部に排出する排出手段(排出フ
ァン7、排出モーター8)から構成されていた。
【0003】上記の様な従来の厨芥処理機において、厨
芥処理機本体の運転(厨芥の加熱動作)と同時に脱臭装
置10aの加熱手段に通電され、触媒5の加熱が開始さ
れ排出手段も作動すると、吸気口10から、収納容器1
内に空気が吸引され、収納容器1内の臭気を含む空気を
脱臭装置10aで脱臭し、排気口9より外部に排気す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記厨
芥処理機を住宅密集地で使用する場合や、腐敗した魚介
類の厨芥を処理する場合には、厨芥処理機本体に元々設
けられている脱臭装置の脱臭能力では不十分であり、上
記のような使用形態、使用状況に合わせて脱臭装置の脱
臭能力を高めることができるようにすることが要望され
ている。
【0005】上記のような厨芥を加熱乾燥して処理する
厨芥処理機は、臭気を含む排気が短期間で排出されるの
で、脱臭装置を標準装備しているが、厨芥を微生物で分
解処理する方式の厨芥処理機では、加熱乾燥する厨芥処
理機に比べて臭気を含む排気が短期間で行われないこと
もあって、脱臭装置を装備していないものがある。しか
し、微生物で分解処理するものでも臭気を含んだ排気が
なされるため、上述の通り使用形態、使用状況によって
は臭気が不快を与えるという課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、使用
形態、使用状況に合わせて脱臭性能を強化できる脱臭装
置及び厨芥処理機を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、厨芥処理機本体の動作状態を検知する
検知手段を有し、前記検知手段で検知された厨芥処理機
の動作状態に応じて脱臭動作を制御する脱臭装置を用い
ることによって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限定する
ことなく、本体の動作を検知して本体の臭気を脱臭で
き、既存本体に追加設置可能な脱臭装置を提供できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
厨芥処理機本体の動作状態を検知する検知手段を有し、
前記検知手段で検知された厨芥処理機の動作状態に応じ
て脱臭動作を制御する脱臭装置を用いることによって、
厨芥処理機の厨芥処理方式を限定することなく、本体の
動作を検知して本体の臭気を脱臭でき、既存本体に追加
設置可能な脱臭装置を提供できる。
【0009】本発明の請求項2記載の発明は、検知手段
は、厨芥処理機の動作で発生する臭気を検知することに
よって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限定することな
く、本体の臭気を検知して本体の臭気を脱臭できる脱臭
装置を本体に後付けできる。また、臭気の発生時にのみ
動作するので、維持費も経済的である。
【0010】本発明の請求項3記載の発明は、検知手段
は、厨芥処理機の動作電流を検知することによって、臭
気の排気は本体の攪拌動作及び吸引動作に伴うので、各
動作手段を含む厨芥処理機本体の電流値を検知すること
で臭気の排気に合わせ脱臭動作を制御可能で、厨芥処理
機の厨芥処理方式を限定することなく、本体の動作に合
わせて本体の臭気を脱臭でき、既存本体に追加設置可能
な脱臭装置を提供できる。また、臭気の発生時にのみ動
作するので、維持費も経済的である。
【0011】本発明の請求項4記載の発明は、厨芥処理
機の排気部に接続可能な接続部と、この接続部を介して
厨芥処理機の排気を脱臭部内に導入する排気導入手段を
備えた脱臭装置を用いることによって、厨芥処理機の厨
芥処理方式を限定することなく、排気導入手段によって
本体の排気通路より臭気を脱臭部に引き込めるので、臭
気を漏れなく脱臭でき、既存本体に追加設置可能な脱臭
装置を提供できる。
【0012】本発明の請求項5記載の発明は、厨芥処理
機本体への電源供給手段を有する脱臭装置を用いること
によって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限定することな
く、脱臭装置を介して本体へ電源供給でき、屋外等の電
源供給コンセント数の限られた場所でも設置可能で、既
存本体に追加設置可能な脱臭装置を提供できる。
【0013】本発明の請求項6記載の発明は、電源供給
手段により厨芥処理機への電源供給を制御する脱臭装置
を用いることによって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限
定することなく、屋外等の電源供給数の限られた場所で
も設置可能な上に、本体への電源供給を制御して脱臭装
置の脱臭機能動作後に本体を動作させ、確実に臭気を脱
臭する本体に後付け可能な脱臭装置を提供できる。
【0014】本発明の請求項7記載の発明は、脱臭を行
う脱臭部を、触媒と、この触媒を加熱する加熱手段で構
成したので、加熱触媒による脱臭性能を得るので、安定
した脱臭能力を長期にわたって維持する脱臭装置を提供
できる。
【0015】本発明の請求項8記載の発明は、厨芥処理
機本体に補助脱臭装置の装着部を設け、前記補助脱臭装
置の動作を前記厨芥処理機本体の制御装置により制御す
るので、脱臭性能を強化する場合には、厨芥処理機本体
の補助脱臭装置の装着部に補助脱臭装置を装着し、本体
の操作のみで容易に脱臭能力を強化可能な厨芥処理機を
提供できる。
【0016】本発明の請求項9記載の発明は、厨芥処理
器本体と、この厨芥処理機本体に装着する補助脱臭装置
を備え、前記補助脱臭装置の動作を前記厨芥処理機本体
の制御装置により制御するので、本体の操作のみで厨芥
処理機本体に装着された補助脱臭装置が作動し、容易に
脱臭能力を強化した厨芥処理機を提供できる。
【0017】本発明の請求項10記載の発明は、厨芥処
理機本体に排気口を設け、この排気口に補助脱臭装置を
接続したので、脱臭性能を強化する場合には、厨芥処理
機本体の排気口に接続することで、本体の操作のみで容
易に脱臭能力を強化可能な厨芥処理機を提供できる。ま
た、排気口に接続するので臭気の漏れを防ぎ確実に脱臭
できる。
【0018】本発明の請求項11記載の発明は、補助脱
臭装置を厨芥処理機本体上部に装着したので、脱臭性能
を強化する場合には、厨芥処理機本体上の補助脱臭装置
の装着部に補助脱臭装置を装着することで、本体の操作
のみで容易に脱臭能力を強化可能な厨芥処理機を提供で
きる。また、補助脱臭装置は厨芥処理機の本体上に装着
するので、設置スペースも取らずに補助脱臭装置を追加
できる。
【0019】本発明の請求項12記載の発明は、厨芥処
理機には補助脱臭装置を制御するための導電線を設け、
前記補助脱臭装置の装着時に前記導電線を前記補助脱臭
装置に電気接続したので、補助脱臭装置追加時に本体に
付属の導電線を補助脱臭装置に接続するだけで、本体の
操作のみで補助脱臭装置を制御でき、容易に脱臭能力を
強化可能な厨芥処理機を提供できる。
【0020】本発明の請求項13記載の発明は、導電線
の電気接続部にコネクターを用いたので、補助脱臭装置
追加時にコネクターを接続するだけで、本体の操作のみ
で補助脱臭装置を制御でき、更に容易に脱臭能力を強化
可能な厨芥処理機を提供できる。
【0021】本発明の請求項14記載の発明は、厨芥処
理機本体内の排気を排出する排出手段を有し、前記排出
手段の排出量を可変可能にしたので、補助脱臭装置を追
加した場合に、補助脱臭装置による通気圧損を、厨芥処
理機本体の排出手段の排出量を高めに設定することで解
消できるので、補助脱臭装置に専用の排出手段の構成が
要らず、安価に提供できる。
【0022】本発明の請求項15記載の発明は、補助脱
臭装置に、厨芥処理機本体内の排気を補助脱臭装置の脱
臭部を介して外気に排出する排出手段を設けたもので、
前記補助脱臭装置内が負圧になり、それにより補助脱臭
装置に至る排気系路途中で臭気が外部に漏れず、確実に
脱臭を行うことができる。
【0023】本発明の請求項16記載の発明は、補助脱
臭装置の脱臭部を、触媒と、この触媒を加熱する加熱手
段で構成したので、加熱触媒による脱臭性能を得るの
で、安定した脱臭能力を長期にわたって維持する補助脱
臭装置を提供できる。
【0024】本発明の請求項17記載の発明は、補助脱
臭装置の排出手段による排出量を可変可能としたので、
厨芥処理機本体の構成を制約せず、また屋内設置等で排
気経路を延長して使用している場合等、それぞれの圧損
状況に応じた排出量を設定でき、既存の設置状況にも広
く対応できる。
【0025】本発明の請求項18記載の発明は、補助脱
臭装置の排気口を、厨芥処理機本体上部に設けた排気口
の上方延長線上に配したので、補助脱臭装置の追加によ
って、排気口の排気場所は変わらない。
【0026】よって、既にユーザーの元で使用されてい
る厨芥処理機に追加する際等、ユーザーが使用していた
排気場所を変える事なく使用でき、付随する排気設備等
もそのまま使用できる。
【0027】また、厨芥処理機本体と補助脱臭装置の排
気口位置が同一なことによって、生産設備や梱包材の共
用化等様々な面で合理化できる。
【0028】また、必要な場合は補助脱臭装置の2段積
みにも容易に対応できる。
【0029】本発明の請求項19記載の発明は、補助脱
臭装置は、脱臭能力に応じて搭載する触媒および/また
は加熱手段の個数を選択できるので、ユーザーが処理し
ている生ゴミの臭いの度合いや、ユーザーの要望する脱
臭能力別に適正な脱臭能力を選択でき、脱臭能力に応じ
た適正な価格及び電力消費量で提供できる。
【0030】本発明の請求項20記載の発明は、補助脱
臭装置は複数の触媒を有し、前記複数の触媒は脱臭する
成分を異ならせたので、脱臭の対象となる厨芥の種類に
合った触媒を構成でき効果的な脱臭が可能となる。ま
た、触媒の組合せで様々なユーザーの要望に合わせた脱
臭効果をあげることができる。
【0031】本発明の請求項21記載の発明はの手段に
よれば、厨芥処理機本体は、厨芥を加熱する加熱手段
と、厨芥の加熱により発生する蒸気を含んだ排気を外部
に排出する排気口を備えているので、脱臭性能を強化す
る場合には、厨芥処理機本体の補助脱臭装置の装着部に
補助脱臭装置を装着し、本体の操作のみで容易に脱臭能
力を強化可能な厨芥処理機を、短時間で生ゴミを処理す
る加熱乾燥方式提供できる。
【0032】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第一の実施例に
ついて添付図1〜6に基づき説明する。
【0033】図1〜図3に於いて、11は生ゴミ等の厨
芥を投入する収納容器であり、その下部は断面が略半円
形状である。12は、収納容器11内の生ゴミ等を攪拌
する攪拌羽根で、駆動モータ13の動力を伝達機構14
で伝達して駆動されている。15は収納容器11上部に
設けた乾燥ヒータで、乾燥ファン16と共に生ゴミ等の
乾燥を上方より行う。
【0034】乾燥ファン16は乾燥モータ17に直結さ
れている。18は収納容器11内の上方に開口部19を
設けた脱臭装置であり、触媒20が直列に並び、触媒加
熱ヒータ21が前段(上流側)と中段(中間部)に設け
られている。脱臭装置18の後段(下流側)には臭気を
触媒20を介して外部に排出する排出手段22が配さ
れ、それは排出ファン23と排出モータ27から構成さ
れており、排気ダクト24を経て排気口25を介して排
気筒26へと連通している。これら駆動モータ13、乾
燥ヒータ15、乾燥モータ17、排出モータ27、厨芥
処理機の本体28の各負荷のコントロールは本体の側面
に設けた、制御装置29によって行われている。
【0035】次に補助脱臭装置30を追加した状態を図
4〜図6に基づき説明する。
【0036】本体28上方に、排気口25と排気筒26
間を連通して接続された、補助脱臭装置30が設けられ
ている。補助脱臭装置30は、排気口25の接続部31
より触媒加熱ヒータA32と、直列に2個並んだ触媒A
33と、略L字型に曲がったパイプA37と、それらを
介して排気を排気ダクトA39を経由して第2排気口3
8に接続した排気筒26より外部に排気する排出ファン
A34と、回転数を可変できる排出モータA35から成
る排出手段A36よりなっている。
【0037】また、第2排気口38は排気口25の上方
延長線上に配設されるように構成してあり、触媒加熱ヒ
ータA32と、排出モータA35は、本体28の制御装
置29に繋がっているコネクター40により電気的に接
続されている。また補助脱臭装置30は触媒A33の後
段に、更に2個の触媒A33と、1個の触媒加熱ヒータ
A32が取りつけ可能に構成してある。
【0038】以上のように構成された厨芥処理機におい
て、その動作を説明する。
【0039】まず収納容器11内に生ゴミ等の厨芥を投
入し本体28の運転を開始すると、触媒加熱ヒータ2
1、触媒加熱ヒータA32と、排出モータA35が通電
され、双方のヒータの加熱と排出ファンA34による加
熱空気の流入によって、触媒20及び触媒A33は加熱
される。一定時間(20分)後には、触媒20と触媒A
33は不純物の付着を防ぎ高い脱臭能力を維持できる温
度(約400℃)に加熱され、その時点で乾燥ヒータ1
5と、乾燥モータ17に直結された乾燥ファン16によ
る加熱と、駆動モータ13の動力を伝達機構14によっ
て伝達された攪拌羽根12による攪拌と、排出モータ2
7と排出ファン23による排出が開始され収納容器11
内の生ゴミ等の粉砕及び乾燥処理が始まる。
【0040】排出手段22の動作によって蒸気は触媒2
0で脱臭され排気ダクト24を経て、排気口25から連
通された接続部31より補助脱臭装置30へ流入する。
そして触媒A33で再度脱臭されパイプA37を経て排
出手段A36により、排気ダクトA39を介して第2の
排気口38より排気筒26より外部に排気される。
【0041】また、一連の電気負荷の制御は、コネクタ
ー40によって電気的に接続された補助脱臭装置30の
負荷も含めて制御装置29によって行われている。ゆえ
に更なる脱臭を要望するユーザーには、厨芥処理機の本
体28上方に補助脱臭装置30を乗せ排気口25と接続
し、本体28と電気接続するだけで、本体28の操作の
みで容易に脱臭能力を強化でき、設置スペースも取らな
いコンパクトな補助脱臭装置30を追加可能な厨芥処理
機を提供できる。
【0042】また、追加した触媒A33や通気経路等に
よる通気圧損は、補助脱臭装置30に内蔵した排出手段
A36で補完され、厨芥処理機本体28の排出手段22
等の構成に関わらずに脱臭性能を向上できるので、厨芥
処理機本体28を特定せず、既存機種にも広く展開でき
る。
【0043】また、排出モータA35の回転数を位相制
御などで自由に可変できるようにすると、ユーザーが本
体28を室内に設置し、排気筒26を延長して屋外に排
気している様な場合でも、排気筒26の延長分による排
気圧損を回転数を上げることで対応できるので、それぞ
れの圧損状況に応じた排出量を設定でき、既存の設置状
況にも広く対応できる。
【0044】その上、第2排気口38は排気口25の上
方延長線上に配しているので、既にユーザーの元で使用
されている厨芥処理機に追加設置する際等でも、その厨
芥処理機に特別に手を加えることなく、またユーザーが
使用していた排気場所を変える事なく使用でき、付随す
る排気設備等もそのまま使用できる。
【0045】また、排気口25と第2排気口38の位置
が同一なことによって、生産設備や梱包材の共用化等様
々な面で合理化できる。
【0046】また、臭気がひどい厨芥を処理するときな
ど必要な場合は、補助脱臭装置30の2段積み等、複数
個設置することもできる。
【0047】さらに、腐敗生ゴミの様な強烈な臭気を放
つゴミの処理や、住宅密集地での処理等、更なる脱臭性
能の強化を要望するユーザーに対しては、補助脱臭装置
30に内蔵している触媒A33及び触媒加熱ヒータA3
2を追加することで簡単に対応できる。
【0048】また、本実施例では、触媒A33を2個設
け、内1個を一般的生ゴミ等の厨芥を脱臭するのに適し
た白金パラジウムによって形成し、残りの1個を腐敗生
ゴミ等の厨芥より発生するメタンガスを対象に脱臭する
成分で構成されている。
【0049】その動作を説明すると、臭気の極めて強い
腐敗生ゴミ等の混じった厨芥を処理した際、本体の脱臭
装置18で完全に脱臭できなかった臭いは、補助脱臭装
置30を通過する際に触媒A33によって再度脱臭され
るが、その内の1個が腐敗生ゴミの臭いの元であるメタ
ンガスの脱臭に効果のある成分で構成されているので、
排気筒26より排気される際には腐敗生ゴミ等の厨芥の
臭いは確実に脱臭されている。
【0050】よって、特定の厨芥を処理するユーザー
等、対象とする生ゴミ等の厨芥の種類に合った触媒A3
3の成分に構成することができ、より効果的な脱臭がで
きる。
【0051】また、触媒20の組合せで様々なユーザー
の要望に合わせた脱臭効果をあげることができること
は、いうまでもない。
【0052】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図7、図8を参照に説明する。
【0053】なお上記第1の実施例と同一構成部品につ
いては同一符号を付して、その説明を省略する。
【0054】図7において、41はバケツ形状の収納容
器11をセットする乾燥用容器であり、攪拌刃根12は
収納容器11の底面に回転自在に配している。乾燥ヒ−
タ15と乾燥ファン16と乾燥モータ17は収納容器1
1の上方に開閉可能に設けた蓋42に設けてある。収納
容器11の開口を蓋42に取着したパッキン43にてシ
ールしている。44は、蓋42に設けた排気路であり、
小パッキン45に至るまで通気通路を形成している。
【0055】小パッキン45は、吸気フィルタ46と蓋
42閉時に当接するよう配置してあり、吸気フィルタ4
6は本体側に設けた排気ホース47と連通されている。
さらに排気ホース47は脱臭装置18に接続されてい
る。脱臭装置18の排気側は排気口25を経て排出手段
22に連通されており、排出手段22は、収納容器1側
から空気を吸引する排出ファン23と、それを回転駆動
する排出モータ27で構成されている。また、本体28
の前方には、各負荷のコントロールを行う制御装置29
を設けており、制御装置29には、補助脱臭装置30装
着時に電気的接続を行うコネクター40を設けている。
【0056】以上のように構成された厨芥処理機におい
て、その動作を説明する。収納容器11に投入された生
ゴミは、攪拌刃根12により攪拌され粉砕される。ま
た、乾燥ヒータ15と乾燥ファン16により加熱された
生ゴミから蒸気が発生し、収納容器11上部の排気路4
4から、排出ファン23と排出モータ27からなる排出
手段22により吸引され、吸気フィルタ46、排気ホー
ス47を通り、脱臭装置18にて臭いを除去された後に
排気口25,排出ファン23を経て外部に排出される。
また、各負荷のコントロールは制御装置29によって行
われている。
【0057】次に、上記厨芥処理機に触媒加熱ヒータA
32と、スパイラル状の触媒A33より成る補助脱臭装
置30を追加した状態を図8に示すと、排気口25と排
出手段22の間に補助脱臭装置30を接続して設け、触
媒加熱ヒータA32にコネクター40に接続されてい
る。
【0058】その動作を説明すると、本体28の脱臭装
置18で脱臭された蒸気は、排出手段22の動作により
排気口25より補助脱臭装置30に流入し、そこで触媒
加熱ヒータA32によって加熱された触媒A33によっ
て再度脱臭される。ここで、触媒加熱ヒータA32の動
作は、コネクター40によって繋がれた本体28の制御
装置29によってコントロールされている。
【0059】以上のような構成の厨芥処理機において
も、更なる脱臭を要望するユーザーは、本体28と補助
脱臭装置30を電気的に接続するだけで、本体28の操
作のみで容易に脱臭能力を強化でき、本体28内部に収
まるコンパクトな補助脱臭装置30を追加可能な厨芥処
理機を提供できる。
【0060】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図9を参照に説明する。なお上記実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0061】28は、生ゴミを微生物で分解して処理す
るタイプの生ゴミ処理機で、生ゴミ等の厨芥を投入し微
生物を培養する媒体48を収納する下部断面が略半円形
状の収納容器11と、収納容器11内の生ゴミ等攪拌す
る攪拌羽根12と、攪拌羽根12に伝達機構14を介し
て動力伝える駆動モータ13と、蓋42より構成されて
いる。収納容器11上部の後方には、開口部19が設け
られており、開口部19の後段(下流側)には、排出手
段22が排出ファン23と排出モータ27から構成され
ており、排出手段22の後段は排気ダクト24を経て排
気口25を介して外部に連通している。
【0062】脱臭装置18は、本体28の排気口25に
接続部31を密着させて接続されており、接続部31後
段には触媒20が直列に並び、触媒加熱ヒータ21が前
段(上流側)と中段(中間部)に設けられている。脱臭
装置18の後段(下流側)には臭気を触媒20を介して
外部に排出する排出手段A36が排出ファンA34と排
出モータA35から構成されている。また、接続部31
後方には臭気センサー49が設けられており、脱臭装置
18の各負荷のコントロールは制御装置29によって行
われる。
【0063】以上のように構成された脱臭装置18及び
厨芥処理機本体28において、その動作を説明する。
【0064】収納容器11に投入された生ゴミは、媒体
48中の微生物の働きによって分解される。また、駆動
モータ13の動力を伝達機構14によって伝達された攪
拌羽根12による攪拌と、排出モータ27と排出ファン
23による空気の排出が開始され収納容器11内の媒体
48に絶えず新鮮な空気を取り入れて微生物の活動を維
持している。この時収納容器11内では、微生物の生ゴ
ミ分解時に腐敗臭が発生し、その臭気が排出風に乗って
外部に排気される。
【0065】ここで脱臭装置18の臭気センサー49が
本体28よりの臭気を感知して、制御装置19のコント
ールの元に触媒加熱ヒータ21による触媒20の加熱と
排出手段Aによる本体28排気の吸引が開始され、本体
28の臭気は脱臭されて外部に排気される。
【0066】よって、この脱臭装置18を用いれば、厨
芥処理機の生ゴミ処理方式に関係なく臭気が発生した段
階で、本体28内で発生する臭気を脱臭できる。
【0067】また、脱臭装置18は本体28と独立して
いるので、既設のどのような本体にも後から設置でき
る。
【0068】なお、厨芥処理機本体28又は駆動モータ
13等に流れる電流を検知するように、電気回路に電流
センサー等の検知手段を設けることにより、厨芥処理機
本体28の運転状態を検知することができる。そして、
前記検知手段で厨芥処理機本体28の運転動作を検知す
ると同時に、脱臭装置18に通電することにより、微生
物が活発化するまでに、脱臭装置18が脱臭機能を発揮
できるようになっており、確実に脱臭できるものであ
る。
【0069】また、接続部31が密着ではなく多少のク
リアランスを設けて接続されていても、排出手段A36
によって本体28からの排気を常時吸引するようにして
いるので、臭気を含んだ排気は確実に脱臭装置18内に
吸引され脱臭されることは言うまでもない。
【0070】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について図10を参照に説明する。なお上記第実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0071】脱臭装置18は、その内部に備えた制御装
置29によって制御可能な本体28への電源供給用コン
セント50を設けている。
【0072】以上のように構成された脱臭装置及び厨芥
処理機において、その動作を説明する。
【0073】まず脱臭装置18は、その脱臭機能が働く
状態になるように触媒加熱ヒータ21による触媒20の
加熱が開始される。そして十分に脱臭機能が働く状態に
なった後で、制御装置29が、厨芥処理機本体28に通
電する電源供給コンセント50に電源供給を開始し、本
体28が動作を始める。
【0074】よって、厨芥処理機本体28の生ゴミ処理
方式を限定することなく、脱臭装置18を介して本体2
8へ電源供給可能で、屋外等の電源供給数の限られた場
所でも本体28に後付け可能な脱臭装置18を提供でき
る。また、本体28への電源供給を制御して脱臭装置1
8の脱臭機能動作後に本体28を動作させるので、本体
より出る臭気は確実に脱臭される。
【0075】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の手段によれば、
厨芥処理機本体の動作状態を検知する検知手段を有し、
前記検知手段で検知された厨芥処理機の動作状態に応じ
て脱臭動作を制御する脱臭装置を用いることによって、
厨芥処理機の厨芥処理方式を限定することなく、本体の
動作を検知して本体の臭気を脱臭でき、既存本体に追加
設置可能な脱臭装置を提供できる。
【0076】本発明の請求項2記載の手段によれば、検
知手段は、厨芥処理機の動作で発生する臭気を検知する
ことによって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限定するこ
となく、本体の臭気を検知して本体の臭気を脱臭できる
脱臭装置を本体に後付けできる。また、臭気の発生時に
のみ動作するので、維持費も経済的である。
【0077】本発明の請求項3記載の手段によれば、検
知手段は、厨芥処理機の動作電流を検知することによっ
て、臭気の排気は本体の攪拌動作及び吸引動作に伴うの
で、各動作手段を含む厨芥処理機本体の電流値を検知す
ることで臭気の排気に合わせ脱臭動作を制御可能で、厨
芥処理機の厨芥処理方式を限定することなく、本体の動
作に合わせて本体の臭気を脱臭でき、既存本体に追加設
置可能な脱臭装置を提供できる。また、臭気の発生時に
のみ動作するので、維持費も経済的である。
【0078】本発明の請求項4記載の手段によれば、厨
芥処理機の排気部に接続可能な接続部と、この接続部を
介して厨芥処理機の排気を脱臭部内に導入する排気導入
手段を備えた脱臭装置を用いることによって、厨芥処理
機の厨芥処理方式を限定することなく、排気導入手段に
よって本体の排気通路より臭気を脱臭部に引き込めるの
で、臭気を漏れなく脱臭でき、既存本体に追加設置可能
な脱臭装置を提供できる。
【0079】本発明の請求項5記載の手段によれば、厨
芥処理機本体への電源供給手段を有する脱臭装置を用い
ることによって、厨芥処理機の厨芥処理方式を限定する
ことなく、脱臭装置を介して本体へ電源供給でき、屋外
等の電源供給コンセント数の限られた場所でも設置可能
で、既存本体に追加設置可能な脱臭装置を提供できる。
【0080】本発明の請求項6記載の手段によれば、電
源供給手段により厨芥処理機への電源供給を制御する脱
臭装置を用いることによって、厨芥処理機の厨芥処理方
式を限定することなく、屋外等の電源供給数の限られた
場所でも設置可能な上に、本体への電源供給を制御して
脱臭装置の脱臭機能動作後に本体を動作させ、確実に臭
気を脱臭する本体に後付け可能な脱臭装置を提供でき
る。
【0081】本発明の請求項7記載の手段によれば、脱
臭を行う脱臭部を、触媒と、この触媒を加熱する加熱手
段で構成したので、加熱触媒による脱臭性能を得るの
で、安定した脱臭能力を長期にわたって維持する脱臭装
置を提供できる。
【0082】本発明の請求項8記載の手段によれば、厨
芥処理機本体に補助脱臭装置の装着部を設け、前記補助
脱臭装置の動作を前記厨芥処理機本体の制御装置により
制御するので、脱臭性能を強化する場合には、厨芥処理
機本体の補助脱臭装置の装着部に補助脱臭装置を装着
し、本体の操作のみで容易に脱臭能力を強化可能な厨芥
処理機を提供できる。
【0083】本発明の請求項9記載の手段によれば、厨
芥処理器本体と、この厨芥処理機本体に装着する補助脱
臭装置を備え、前記補助脱臭装置の動作を前記厨芥処理
機本体の制御装置により制御するので、本体の操作のみ
で厨芥処理機本体に装着された補助脱臭装置が作動し、
容易に脱臭能力を強化した厨芥処理機を提供できる。
【0084】本発明の請求項10記載の手段によれば、
厨芥処理機本体に排気口を設け、この排気口に補助脱臭
装置を接続したので、脱臭性能を強化する場合には、厨
芥処理機本体の排気口に接続することで、本体の操作の
みで容易に脱臭能力を強化可能な厨芥処理機を提供でき
る。また、排気口に接続するので臭気の漏れを防ぎ確実
に脱臭できる。
【0085】本発明の請求項11記載の手段によれば、
補助脱臭装置を厨芥処理機本体上部に装着したので、脱
臭性能を強化する場合には、厨芥処理機本体上の補助脱
臭装置の装着部に補助脱臭装置を装着することで、本体
の操作のみで容易に脱臭能力を強化可能な厨芥処理機を
提供できる。また、補助脱臭装置は厨芥処理機の本体上
に装着するので、設置スペースも取らずに補助脱臭装置
を追加できる。
【0086】本発明の請求項12記載の手段によれば、
厨芥処理機には補助脱臭装置を制御するための導電線を
設け、前記補助脱臭装置の装着時に前記導電線を前記補
助脱臭装置に電気接続したので、補助脱臭装置追加時に
本体に付属の導電線を補助脱臭装置に接続するだけで、
本体の操作のみで補助脱臭装置を制御でき、容易に脱臭
能力を強化可能な厨芥処理機を提供できる。
【0087】本発明の請求項13記載の手段によれば、
導電線の電気接続部にコネクターを用いたので、補助脱
臭装置追加時にコネクターを接続するだけで、本体の操
作のみで補助脱臭装置を制御でき、更に容易に脱臭能力
を強化可能な厨芥処理機を提供できる。
【0088】本発明の請求項14記載の手段によれば、
厨芥処理機本体内の排気を排出する排出手段を有し、前
記排出手段の排出量を可変可能にしたので、補助脱臭装
置を追加した場合に、補助脱臭装置による通気圧損を、
厨芥処理機本体の排出手段の排出量を高めに設定するこ
とで解消できるので、補助脱臭装置に専用の排出手段の
構成が要らず、安価に提供できる。
【0089】本発明の請求項15記載の手段によれば、
補助脱臭装置に、厨芥処理機本体内の排気を補助脱臭装
置の脱臭部を介して外気に排出する排出手段を設けたも
ので、前記補助脱臭装置内が負圧になり、それにより補
助脱臭装置に至る排気系路途中で臭気が外部に漏れず、
確実に脱臭を行うことができる。
【0090】本発明の請求項16記載の手段によれば、
補助脱臭装置の脱臭部を、触媒と、この触媒を加熱する
加熱手段で構成したので、加熱触媒による脱臭性能を得
るので、安定した脱臭能力を長期にわたって維持する補
助脱臭装置を提供できる。
【0091】本発明の請求項17記載の手段によれば、
補助脱臭装置の排出手段による排出量を可変可能にした
ので、厨芥処理機本体の構成を制約せず、また屋内設置
等で排気経路を延長して使用している場合等、それぞれ
の圧損状況に応じた排出量を設定でき、既存の設置状況
にも広く対応できる。
【0092】本発明の請求項18記載の手段によれば、
補助脱臭装置の排気口を、厨芥処理機本体上部に設けた
排気口の上方延長線上に配したので、補助脱臭装置の追
加によって、排気口の排気場所は変わらない。よって、
既にユーザーの元で使用されている厨芥処理機に追加す
る際等、ユーザーが使用していた排気場所を変える事な
く使用でき、付随する排気設備等もそのまま使用でき
る。また、厨芥処理機本体と補助脱臭装置の排気口位置
が同一なことによって、生産設備や梱包材の共用化等様
々な面で合理化できる。また、必要な場合は補助脱臭装
置の2段積みにも容易に対応できる。
【0093】本発明の請求項19記載の手段によれば、
補助脱臭装置は、脱臭能力に応じて搭載する触媒および
/または加熱手段の個数を選択できるので、ユーザーが
処理している生ゴミの臭いの度合いや、ユーザーの要望
する脱臭能力別に適正な脱臭能力を選択でき、脱臭能力
に応じた適正な価格及び電力消費量で提供できる。
【0094】本発明の請求項20記載の手段によれば、
補助脱臭装置は複数の触媒を有し、前記複数の触媒は脱
臭する成分を異ならせたので、脱臭の対象となる厨芥の
種類に合った触媒を構成でき効果的な脱臭が可能とな
る。また、触媒の組合せで様々なユーザーの要望に合わ
せた脱臭効果をあげることができる。
【0095】本発明の請求項21記載の手段によれば、
厨芥処理機本体は、厨芥を加熱する加熱手段と、厨芥の
加熱により発生する蒸気を含んだ排気を外部に排出する
排気口を備えているので、脱臭性能を強化する場合に
は、厨芥処理機本体の補助脱臭装置の装着部に補助脱臭
装置を装着し、本体の操作のみで容易に脱臭能力を強化
可能な厨芥処理機を、短時間で生ゴミを処理する加熱乾
燥方式提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す脱臭装置を組み込
んだ厨芥処理機の本体の正面断面図
【図2】同厨芥処理機の脱臭装置の一部破断斜視図
【図3】同脱臭装置の断面斜視図
【図4】同厨芥処理機の補助脱臭装置の正面断面図
【図5】同補助脱臭装置の平面断面図
【図6】同補助脱臭装置の断面斜視図
【図7】本発明の第2の実施例の厨芥処理機の本体断面
【図8】同厨芥処理機の補助脱臭装置装着時の本体断面
【図9】本発明の第3の実施例の厨芥処理機の本体断面
【図10】本発明の第4の実施例の厨芥処理機の本体断
面図
【図11】従来例の厨芥処理機の本体の正面断面図
【図12】同厨芥処理機の脱臭装置の一部破断面斜視図
【符号の説明】
22 吸引手段 25 排気口 28 本体 30 補助脱臭装置 32 触媒加熱ヒータA(加熱手段) 33 触媒A 36 吸引手段A 38 第2の排気口 40 コネクター 49 臭気センサー 50 電源供給用コンセント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 昌弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AB02 AC10 BA05 DA25 GB02 HA10 4D004 AA03 CA15 CA19 CA22 CA42 CA48 CB27 CB28 CB32 CB43 CC09 DA01 DA20 4D048 AA22 AB03 BA30X BA31X BD01 CA01 CC32 CC38 CC52 CC53 DA01 DA02 DA08

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥処理機本体の動作状態を検知する検
    知手段を有し、前記検知手段で検知された厨芥処理機の
    動作状態に応じて脱臭動作を制御する脱臭装置。
  2. 【請求項2】 検知手段は、厨芥処理機の動作で発生す
    る臭気を検知する請求項1記載の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 検知手段は、厨芥処理機の動作電流を検
    知する請求項1記載の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 厨芥処理機の排気部に接続可能な接続部
    と、この接続部を介して厨芥処理機の排気を脱臭部内に
    導入する排気導入手段を備えた脱臭装置。
  5. 【請求項5】 厨芥処理機本体への電源供給手段を有す
    る請求項1及至4のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 電源供給手段により厨芥処理機への電源
    供給を制御する請求項5記載の脱臭装置。
  7. 【請求項7】 脱臭を行う脱臭部を、触媒と、この触媒
    を加熱する加熱手段で構成した請求項1及至6のいずれ
    か1項に記載の脱臭装置。
  8. 【請求項8】 厨芥処理機本体に補助脱臭装置の装着部
    を設け、前記補助脱臭装置の動作を前記厨芥処理機本体
    の制御装置により制御する厨芥処理機。
  9. 【請求項9】 厨芥処理器本体と、この厨芥処理機本体
    に装着する補助脱臭装置を備え、前記補助脱臭装置の動
    作を前記厨芥処理機本体の制御装置により制御する厨芥
    処理機。
  10. 【請求項10】 厨芥処理機本体に排気口を設け、この
    排気口に補助脱臭装置を接続する請求項8または9記載
    の厨芥処理機。
  11. 【請求項11】 補助脱臭装置を厨芥処理機本体上部に
    装着した請求項8及至10のいずれか1項に記載の厨芥
    処理機。
  12. 【請求項12】 厨芥処理機には補助脱臭装置を制御す
    るための導電線を設け、前記補助脱臭装置の装着時に前
    記導電線を前記補助脱臭装置に電気接続する請求項8及
    至11のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  13. 【請求項13】 導電線の電気接続部にコネクターを用
    いた請求項12記載の厨芥処理機。
  14. 【請求項14】 厨芥処理機本体内の排気を排出する排
    出手段を有し、前記排出手段の排出量を可変可能にした
    請求項8及至13のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  15. 【請求項15】 補助脱臭装置には厨芥処理機本体内の
    排気を補助脱臭装置の脱臭部を介して外気に排出する排
    出手段を設けた請求項8及至14のいずれか1項に記載
    の厨芥処理機。
  16. 【請求項16】 補助脱臭装置の脱臭部を、触媒と、こ
    の触媒を加熱する加熱手段で構成した請求項8及至15
    のいずれか1項記載の厨芥処理機。
  17. 【請求項17】 補助脱臭装置の排出手段による排出量
    を可変可能とした請求項15または16記載の厨芥処理
    機。
  18. 【請求項18】 補助脱臭装置の排気口を、厨芥処理機
    本体上部に設けた排気口の上方延長線上に配した請求項
    9及至17のいずれか1項記載の厨芥処理機。
  19. 【請求項19】 補助脱臭装置は、脱臭能力に応じて搭
    載する触媒および/または加熱手段の個数を選択できる
    請求項8及至18のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  20. 【請求項20】 補助脱臭装置は複数の触媒を有し、前
    記複数の触媒は脱臭する成分を異ならせた請求項8及至
    19のいずれか1項記載の厨芥処理機。
  21. 【請求項21】 厨芥処理機本体は、厨芥を加熱する加
    熱手段と、厨芥の加熱により発生する蒸気を含んだ排気
    を外部に排出する排気口を備えた請求項8及至20のい
    ずれか1項記載の厨芥処理機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114803215A (zh) * 2022-03-21 2022-07-29 江苏万家福公共设施有限公司 一种新型智能环保垃圾房

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