JP2001160437A - コネクタ接続構造 - Google Patents

コネクタ接続構造

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JP2001160437A
JP2001160437A JP34409299A JP34409299A JP2001160437A JP 2001160437 A JP2001160437 A JP 2001160437A JP 34409299 A JP34409299 A JP 34409299A JP 34409299 A JP34409299 A JP 34409299A JP 2001160437 A JP2001160437 A JP 2001160437A
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substrate
connector
insulator
normal signal
side connector
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JP34409299A
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Inventor
Shoji Watanabe
昭治 渡辺
Kenzo Koyama
憲三 小山
Noriaki Kobayashi
憲明 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小数のコネクタで基板間の接続を行えるよ
うにする。 【解決手段】 第1基板1に実装したジャック側コネ
クタ3と第1基板2に実装したプラグク側コネクタ4と
を嵌合させることにより、互いの高周波ライン部6と
9、アース部7と10をそれぞれ接触させることで、前
記第1基板1と第2基板2のそれぞれの高周波ラインと
アースを接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として基板同士
をコネクタにより接続するためのコネクタ接続構造に関
するもので、基板と同軸ケーブルとの接続にも適用可能
なコネクタ接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話機等の無線装置やテレ
ビ等の受信装置では、内部の基板上に高周波回路が形成
され、装置内部に構成によっては高周波回路が複数の基
板に分割されることもある。このような高周波回路を接
続する場合、損失を最小限に抑えるためにそれぞれの基
板間をコネクタ及び同軸ケーブルにより接続するように
している。
【0003】図29は従来のコネクタ接続構造の断面図
で、同図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接
続状態を示している。図において212は第1基板、2
19は第2基板で、この第1基板212と第2基板21
9にはそれぞれ高周波ライン及びアースが形成されてお
り、その回路上の端にジャック側コネクタ211が実装
されている。
【0004】それぞれのジャック側コネクタ211は、
高周波ライン部213とアース部214によって構成さ
れている。218は同軸ケーブルで、この同軸ケーブル
218の両端にはプラグ側コネクタ217が装着されて
おり、このプラグ側コネクタ217もジャック側コネク
タ11と同様に高周波ライン部15とアース部16によ
り構成されている。
【0005】この構成において、図示したように第1基
板212及び第2基板219のジャック側コネクタ21
1と、同軸ケーブル218両端のプラグ側コネクタ21
7を互いに嵌合させると第1基板212と第2基板21
9互いの高周波ライン及びアースが接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術では、2枚の基板の接続に4個のコネクタと
同軸ケーブルを必要とするため高価なものになり、しか
も基板間で同軸ケーブルを引き回さなければならないた
め、基板上の部品配置等の設計の自由度が制限され、か
つ組み立て性も悪いという問題がある。
【0007】そのため、本発明は、最小数のコネクタで
基板間あるいは基板と同軸ケーブル間を接続できると共
に、安価でかつ設計の自由度が大きく、しかも組み立て
性にすぐれたコネクタ接続構造を実現することを課題と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、第
1基板と第2基板にそれぞれ設けられた高周波ラインと
アースをコネクタにより接続するコネクタ接続構造にお
いて、円筒形の絶縁体の中心部に棒状の高周波ライン部
を設けると共に、前記絶縁体の外周面にアース部を設け
たジャック側コネクタを第1基板側に実装し、前記ジャ
ック側コネクタの絶縁体の外側の嵌合する内径を有する
円筒形の絶縁体の中心部に前記棒状の高周波ライン部と
嵌合する管状の高周波ライン部を設けると共に、前記絶
縁体の内周面にアース部を設けたプラグ側コネクタを前
記第2基板に実装して、前記ジャック側コネクタとプラ
グ側コネクタとを嵌合させることにより、互いの高周波
ライン部とアース部を接触させることで、前記第1基板
と第2基板のそれぞれの高周波ラインとアースを接続す
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る基板間接続構造の実施の形態について説明する。図1
は第1の実施の形態の断面図で、同図(a)は接続前の
状態を示し、同図(b) は接続状態を示している。
【0010】図2は第1の実施の形態で使用するジャッ
ク側コネクタを示す図であって、同図(a)平面図、同
図 (b) は斜視図であり、また、図3は第1の実施の形
態で使用するプラグ側コネクタを示す図で、同図(a)
平面図、同図 (b) は斜視図である。図において1は第
1基板、2は第2基板で、この第1基板1と第2基板2
には図示しない高周波ライン及びアースがそれぞれ形成
されており、第1基板1の回路上の端にはジャック側コ
ネクタ3が、また、第2基板2の回路上の端にはプラグ
側コネクタ4がそれぞれ実装されている。
【0011】ジャック側コネクタ3は、図2に示したよ
うに円筒形に形成された絶縁体5の中心部に棒状の高周
波ライン部6を設けると共に、絶縁体5の外周面にアー
ス部7を形成し、更に、これらを第1基板1の高周波ラ
イン及びアースに接続するための端子6a、7aを設け
た構成となっている。また、プラグ側コネクタ4は、図
3に示したようにジャック側コネクタ3の絶縁体5の外
径に適合する内径を有する持つ円筒形の絶縁体8の中心
部に、ジャック側コネクタ3の高周波ライン部6と嵌合
する管状の高周波ライン部9を設けると共に、絶縁体8
の内周面にアース部10を形成し、更に、これらを第2
基板2の高周波ライン及びアースに接続するための端子
9a,10aを設けた構成となっている。
【0012】この構成において、図1に示したように第
1基板1のジャック側コネクタ3と第2基板2のプラグ
側コネクタ4を互いに嵌合させると、互いの高周波ライ
ン部6と9及びアース部7と10がそれぞれ接触して電
気的に接続され、これにより第1基板1と第2基板2の
互いの高周波ラインとアースがそれぞれ接続される。こ
の状態で高周波ライン部6,10はアース部7,11に
よって周囲が囲われので、無線特性を維持することがで
きる。
【0013】以上説明した第1実施の形態によれば、2
個のコネクタで基板同士を接続することができると共
に、同軸ケーブルも必要としないので、安価で、かつ基
板上の部品配置等の設計の自由度も制限されず、しかも
組み立て性に優れた接続構造が実現されるものとなる。
図4は第2の実施の形態の断面図で、同図(a)は接続
前の状態を示し、同図(b) は接続状態を示している。
【0014】図5は第2の実施の形態で使用するジャッ
ク側コネクタを示す図であって、同図(a)平面図、同
図 (b) は斜視図であり、また、図6は第2の実施の形
態で使用するプラグ側コネクタを示す図で、同図(a)
平面図、同図 (b) は斜視図である。この第2の実施の
形態は第1基板1と第2基板2にそれぞれ高周波ライ
ン、アース、及び通常信号ラインがそれぞれ形成されて
いる場合に適用されるもので、第1基板1の回路上の端
にはジャック側コネクタ11が、また、第2基板2の回
路上の端にはプラグ側コネクタ12がそれぞれ実装され
ている。
【0015】このジャック側コネクタ11は、図5に示
したように2重円筒形の絶縁体の内筒13aの中心部に
棒状の高周波ライン部14を設けると共に、内筒13a
の外周面にアース部15を形成し、また外筒13bの内
周面に縦方向の複数の通常信号ライン部16を形成し
て、更にこれらを第1基板1の高周波ライン、アース、
及び通常信号ラインに接続するための端子14a、15
a、16aを設けた構成となっているまた、プラグ側コ
ネクタ12は、図6に示したようにジャック側コネクタ
11の絶縁体における内筒13aと外筒13bに嵌合す
る内径及び外形を持つ円筒形の絶縁体17の中心部に、
ジャック側コネクタ11の高周波ライン部14と嵌合す
る管状の高周波ライン部18を設けると共に、絶縁体1
7の内周面にアース部19を形成し、また絶縁体17の
外周面に縦方向の複数の通常信号ライン部20を形成し
て、更にこれらを第2基板2の高周波ライン、アース、
及び通常信号ラインに接続するための端子18a、19
a、20aを設けた構成となっている。
【0016】この構成において、図4に示したように第
1基板1のジャック側コネクタ11と第2基板2のプラ
グ側コネクタ12を嵌合させると、互いの高周波ライン
部14と18、アース部15と19及び複数の通常信号
ライン部16と20がそれぞれ接触して電気的に接続さ
れ、これにより第1基板1と第2基板2の互いの高周波
ライン、アース、及び通常信号ラインがそれぞれ接続さ
れる。
【0017】また、この実施の形態においても、高周波
ライン部14と18はアース部15と19によって周囲
が囲われるので、無線特性を維持することができる。以
上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形
態と同様の効果が得られる他、高周波ライン及びアース
に加えて通常信号ラインの接続も同時に行えるため、通
常信号ライン接続用のコネクタを別に設ける必要がな
く、そのため部品点数や組み立て工数を削減してコスト
ダウンを図ることができると共に、装置の小型化に寄与
することができるものとなる図7は第3の実施の形態の
断面図で、同図(a)は接続前の状態を示し、同図(b)
は接続状態を示している。
【0018】図8は第3の実施の形態で使用するジャッ
ク側コネクタを示す図であって、同図(a)平面図、同
図 (b) は斜視図であり、また、図9は第3の実施の形
態で使用するプラグ側コネクタを示す図で、同図(a)
平面図、同図 (b) は斜視図である。この第3の実施の
形態は第1基板1と第2基板2に通常信号ラインのみが
形成されている場合に適用されるもので、第1基板1の
回路上の端にはジャック側コネクタ21が、また、第2
基板2の回路上の端にはプラグ側コネクタ22がそれぞ
れ実装されている。
【0019】このジャック側コネクタ21は、図8に示
したように2重円筒形の絶縁体の内筒23aをネジ挿通
用とし、外筒23bの内周面に縦方向の複数の通常信号
ライン部24を形成して、更にこれら各通常信号ライン
部24を第1基板1の通常信号ラインに接続するための
端子24aを設けた構成となっている また、プラグ側コネクタ22は、図9に示したようにジ
ャック側コネクタ21の絶縁体における内筒23aと外
筒23bに嵌合する内径及び外形を持つ円筒形の絶縁体
25の外周面に縦方向の複数の通常信号ライン部26を
形成して、更にこれら各通常信号ライン部26を第2基
板2の通常信号ラインに接続するための端子26aを設
けた構成となっている 27はネジ、28は第1基板1と第2基板2を収容する
筐体、29は筐体28に設けたネジ穴を有するポストで
ある。
【0020】この構成において、図7に示したように第
1基板1のジャック側コネクタ21と第2基板2のプラ
グ側コネクタ22を嵌合させると、互いの複数の通常信
号ライン部24と26がそれぞれ接触して電気的に接続
され、これにより第1基板1と第2基板2の互いの通常
信号ラインがそれぞれ接続されるので、第1基板1側か
らネジ27を挿入してプラグ側コネクタ22の内筒23
aを通すと共に第2基板2を貫通させ、つまりネジ27
をジャック側コネクタ21とプラグ側コネクタ22の中
心部を貫通させて筐体28のポスト29に設けたネジ穴
に締め付ける。
【0021】これにより第1基板1と第2基板2の互い
の通常信号ラインの接続と、第1基板1及び第2基板2
の筐体28への固定が同時に行われる。以上説明した第
3の実施の形態によれば、第1基板と第2基板の互いの
通常信号ラインの接続と同時に、第1基板及び第2基板
が筐体にネジにより固定され、これによりコネクタ同士
の接続強度、コネクタと基板との接続強度が増すため、
基板やコネクタに様々なストレスが加わっても、基板や
コネクタあるいはその接続部の破壊を防止することがで
きる。
【0022】また、複数の基板を装置の筐体内に装着す
る場合、通常は基板間隔を確保するため、基板間にスペ
ーサを配置なければならず、このことが高密度実装化の
妨げになっていたが、この第3の実施の形態によれば、
コネクタがスペーサの役目をも兼ねるため、高密度実装
化が可能となる。図10は第4の実施の形態の断面図
で、同図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接
続状態を示している。
【0023】図11は図10 (b) の要部拡大図、図1
2は作用を示す斜視図である。この第4の実施の形態も
第1基板1と第2基板2に通常信号ラインのみが形成さ
れている場合に適用されるもので、第1基板1の回路上
の端にはプラグ側コネクタ30が、また、第2基板2の
回路上の端にはジャック側コネクタ31がそれぞれ実装
されている。
【0024】このプラグ側コネクタ30は、円柱形の絶
縁体32の外周にリング状の溝を複数本平行に形成し
て、各溝内にリング状の通常信号ライン部33を設け、
更にこれら各通常信号ライン部33を第1基板1の通常
信号ラインに接続するための端子(図示せず)を設けた
構成となっており、各リング状の通常信号ライン部33
の板厚は溝の深さより小さく設定されている。
【0025】また、ジャック側コネクタ31は、プラグ
側コネクタ30の絶縁体32の外側に嵌合する内径持つ
円筒形の絶縁体34の内週面に通常信号ライン部33と
同等の間隔で板バネにより形成された複数の通常信号ラ
イン部35設けて、更にこれら各通常信号ライン部35
を第2基板2の通常信号ラインに接続するための端子
(図示せず)を設けた構成となっている 尚、ジャック側コネクタ31の通常信号ライン部35は
プラグ側コネクタ30の1個のリング状の通常信号ライ
ン部33に対して1つ設ければ良いが、1個のリング状
の通常信号ライン部33に対して複数設けることが望ま
しい。
【0026】この構成において、図10に示したように
第1基板1のプラグ側コネクタ30と第2基板2のジャ
ック側コネクタ31を嵌合させると、図11に示したよ
うにジャック側コネクタ31の各通常信号ライン部35
がプラグ側コネクタ30のリング状の溝に入り込み、通
常信号ライン部33とそれぞれ接触して電気的に接続さ
れるため、これにより第1基板1と第2基板2の互いの
通常信号ラインがそれぞれ接続される。
【0027】この状態で第1基板1と第2基板2は図1
2に示したようにプラグ側コネクタ30とジャック側コ
ネクタ31によって互いに回転可能であり、回転した場
合にも互いのコネクタ30と31の通常信号ライン部3
3と35の接触状態は保たれる。以上説明した第4の実
施の形態によれば、ジャック側コネクタの各通常信号ラ
イン部を板バネにより形成し、この板バネによる通常信
号ライン部がプラグ側コネクタのリング状の溝に入り込
むことで、この溝内に設けられた通常信号ライン部とそ
れぞれ接触するようにしているため、例えば落下等によ
る衝撃等を受けても基板が可動することでストレスを吸
収することができ、基板とコネクタとの半田づけ部への
影響を大幅に減少するこができるると共に、基板が回転
できるため装置への取り付けの自由度が向上する。
【0028】図13は第5の実施の形態の断面図で、同
図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接続状態
を示している。この第5の実施の形態は第4の実施の形
態と同様に第1基板1と第2基板2に通常信号ラインの
みが形成されている場合に適用されるもので、第1基板
1の回路上の端にはプラグ側コネクタ36が、また、第
2基板2の回路上の端にはジャック側コネクタ37がそ
れぞれ実装されている。
【0029】このプラグ側コネクタ36は、円柱形の絶
縁体38の外周にリング状の溝を複数本平行に形成し
て、各溝内にリング状の通常信号ライン部39を設け、
更にこれら各通常信号ライン部39を第1基板1の通常
信号ラインに接続するための端子(図示せず)を設けた
構成となっており、各リング状の通常信号ライン部39
の板厚は溝の深さより小さく設定されている。
【0030】また、絶縁体38の中央には受け穴40が
設けられ、この受け穴40の内周には後述する係止部の
抜け止めを行うための突起41が設けられている。そし
て、ジャック側コネクタ37は、プラグ側コネクタ36
の絶縁体38の外側に嵌合する内径を持つ円筒形の絶縁
体42の内週面に通常信号ライン部39と同等の間隔で
板バネにより形成された複数の通常信号ライン部43を
設けると共に、中央部に先端部を球状とした係止部44
を形成し、更にこれら各通常信号ライン部43を第2基
板2の通常信号ラインに接続するための端子(図示せ
ず)を設けた構成となっている 尚、この実施の形態においてもジャック側コネクタ37
の通常信号ライン部43はプラグ側コネクタ36のリン
グ状の通常信号ライン部39一個に対して1つ設ければ
良いが、リング状の通常信号ライン部39一個に対して
複数設けることが望ましい。
【0031】この構成において、図示したように第1基
板1のプラグ側コネクタ36と第2基板2のジャック側
コネクタ37を嵌合させると、ジャック側コネクタ31
の各通常信号ライン部35がプラグ側コネクタ36のリ
ング状の溝に入り込み、通常信号ライン部39とそれぞ
れ接触して電気的に接続されるため、これにより第1基
板1と第2基板2の互いの通常信号ラインがそれぞれ接
続される。
【0032】また、このときジャック側コネクタ37の
係止部44がプラグ側コネクタ36の受け穴40に嵌合
し、この係止部44の球状の部分が受け穴40の突起4
1を通過することで抜け止めがなされるので、プラグ側
コネクタ36とジャック側コネクタ37の嵌合方向の移
動が規制される。以上説明した第5の実施の形態によれ
ば、ジャック側コネクタの係止部とプラグ側コネクタの
受け穴の嵌合により、ジャック側コネクタとプラグ側コ
ネクタの嵌合方への移動を移動を規制することができる
ので、互いのコネクタの通常信号ライン部の接触不良を
抑制することができる。
【0033】図14は第6の実施の形態の断面図で、同
図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接続状態
を示している。図15は図14(b)の要部拡大図であ
る。この第6の実施の形態も第4,第5の実施の形態と
同様に第1基板1と第2基板2に通常信号ラインのみが
形成されている場合に適用されるもので、第1基板1の
回路上の端にはプラグ側コネクタ45が、また、第2基
板2の回路上の端にはジャック側コネクタ46がそれぞ
れ実装されている。
【0034】このプラグ側コネクタ45は、円柱形の絶
縁体47の外周にリング状の溝を複数本平行に形成し
て、各溝内にリング状の通常信号ライン部48を設ける
と共に絶縁体47の上部に凹部49を設けて、更にこれ
ら各通常信号ライン部48を第1基板1の通常信号ライ
ンに接続するための端子(図示せず)を設けた構成とな
っており、各リング状の通常信号ライン部48の板厚は
溝の深さより小さく設定されている。
【0035】また、ジャック側コネクタ46は、プラグ
側コネクタ45の絶縁体47の外側に嵌合する内径を持
つ円筒形の絶縁体50の内週面に通常信号ライン部48
と同等の間隔で板バネにより形成された複数の通常信号
ライン部51を設けると共に、内側上端部に前記凹部4
9に対応する凸部52を設け、更にこれら各通常信号ラ
イン部51を第2基板2の通常信号ラインに接続するた
めの端子(図示せず)を設けた構成となっている 尚、この実施の形態においてもジャック側コネクタ46
の通常信号ライン部51はプラグ側コネクタ45のリン
グ状の通常信号ライン部48一個に対して1つ設ければ
良いが、リング状の通常信号ライン部48一個に対して
複数設けることが望ましい。
【0036】この構成において、図示したように第1基
板1のプラグ側コネクタ45と第2基板2のジャック側
コネクタ46を嵌合させると、ジャック側コネクタ46
の各通常信号ライン部43がプラグ側コネクタ46のリ
ング状の溝に入り込み、通常信号ライン部48とそれぞ
れ接触して電気的に接続されるため、これにより第1基
板1と第2基板2の互いの通常信号ラインがそれぞれ接
続される。
【0037】また、このとき図15に示したようにジャ
ック側コネクタ46の凸部52がプラグ側コネクタ45
の凹部49に嵌合し、これによりプラグ側コネクタ45
とジャック側コネクタ46の嵌合方向の移動が規制され
る。以上説明した第6の実施の形態によれば、ジャック
側コネクタの凸部とプラグ側コネクタの凹部の嵌合によ
り、ジャック側コネクタとプラグ側コネクタの嵌合方へ
の移動を規制することができるので、第5の実施の形態
と同様に互いのコネクタの通常信号ライン部の接触不良
を抑制することができる。
【0038】図16は第7の実施の形態の断面図で、同
図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接続状態
を示している。この第7の実施の形態も第4〜第6の実
施の形態と同様に第1基板1と第2基板2に通常信号ラ
インのみが形成されている場合に適用されるもので、第
1基板1の回路上の端にはプラグ側コネクタ53が、ま
た、第2基板2の回路上の端にはジャック側コネクタ5
4がそれぞれ実装されている。
【0039】このプラグ側コネクタ53は、円柱形の絶
縁体55の外周にリング状の溝を複数本平行に形成し
て、各溝内にリング状の通常信号ライン部56を設ける
と共に絶縁体55の中央部に受け穴57を設けて、この
受け穴57の中央部にネジ穴58をあけ、更にこれら各
通常信号ライン部56を第1基板1の通常信号ラインに
接続するための端子(図示せず)を設けた構成となって
おり、各リング状の通常信号ライン部56の板厚は溝の
深さより小さく設定されている。
【0040】また、ジャック側コネクタ54は、プラグ
側コネクタ53の絶縁体55の外側に嵌合する内径持つ
円筒形の絶縁体59の内週面に通常信号ライン部56と
同等の間隔で板バネにより形成された複数の通常信号ラ
イン部60を設けると共に、絶縁体59の中央部に前記
受け穴57に対応する嵌合部61を形成し、更にこれら
各通常信号ライン部60を第2基板2の通常信号ライン
に接続するための端子(図示せず)を設けた構成となっ
ている 尚、この実施の形態においてもジャック側コネクタ54
の通常信号ライン部60はプラグ側コネクタ53の1個
のリング状の通常信号ライン部56に対して1つ設けれ
ば良いが、1個のリング状の通常信号ライン部56に対
して複数設けることが望ましい。
【0041】62はネジである。この構成において、図
示したように第1基板1のプラグ側コネクタ53と第2
基板2のジャック側コネクタ54を嵌合させると、ジャ
ック側コネクタ54の各通常信号ライン部60がプラグ
側コネクタ53のリング状の溝に入り込み、通常信号ラ
イン部56とそれぞれ接触して電気的に接続されるた
め、これにより第1基板1と第2基板2の互いの通常信
号ラインがそれぞれ接続される。
【0042】また、このときジャック側コネクタ54の
嵌合部61をプラグ側コネクタ53の受け穴57嵌合さ
せ、嵌合部61に設けた穴からネジ62を通してプラグ
側コネクタ53のネジ穴58に締め付けることによりプ
ラグ側コネクタ45とジャック側コネクタ47を固定す
る。以上説明した第7の実施の形態によれば、ジャック
側コネクタとプラグ側コネクタの嵌合ご、両コネクタを
ネジにより固定するものとしているため、ジャック側コ
ネクタとプラグ側コネクタの嵌合方への移動を防止し
て、互いのコネクタの通常信号ライン部の接触不良を確
実に防止することができる。
【0043】図17は第8の実施の形態の断面図で、同
図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接続状態
を示している。この第8の実施の形態も第4〜第7の実
施の形態と同様に第1基板1と第2基板2に通常信号ラ
インのみが形成されている場合に適用されるもので、第
1基板1の回路上の端にはプラグ側コネクタ63が、ま
た、第2基板2の回路上の端にはジャック側コネクタ6
4がそれぞれ実装されている。
【0044】このプラグ側コネクタ63は、円筒形の絶
縁体65の内周及び外周にリング状の溝を複数本平行に
形成して、各溝内にリング状の通常信号ライン部66を
設けると共に、これら各通常信号ライン部66を第1基
板1の通常信号ラインに接続するための端子(図示せ
ず)を設けた構成となっており、各リング状の通常信号
ライン部66の板厚は溝の深さより小さく設定されてい
る。
【0045】また、ジャック側コネクタ64は、プラグ
側コネクタ63の絶縁体65の外側と内側に嵌合するよ
うに中央部に柱状部67を形成した円筒形の絶縁体68
の内週面と柱状部67の外周面に通常信号ライン部66
と同等の間隔で板バネにより形成された複数の通常信号
ライン部69を設けると共に、これら各通常信号ライン
部69を第2基板2の通常信号ラインに接続するための
端子(図示せず)を設けた構成となっている 尚、この実施の形態においてもジャック側コネクタ64
の通常信号ライン部69はプラグ側コネクタ63の1個
のリング状の通常信号ライン部66に対して1つ設けれ
ば良いが、1個のリング状の通常信号ライン部66一個
に対して複数設けることが望ましい。
【0046】この構成において、図示したように第1基
板1のプラグ側コネクタ63と第2基板2のジャック側
コネクタ64を嵌合させると、ジャック側コネクタ64
の各通常信号ライン部69がプラグ側コネクタ63のリ
ング状の溝に入り込み、通常信号ライン部66とそれぞ
れ接触して電気的に接続されるため、これにより第1基
板1と第2基板2の互いの通常信号ラインがそれぞれ接
続される。
【0047】以上説明した第8の実施の形態によれば、
プラグ側コネクタの絶縁体を筒状として、その内周と外
周の通常信号ライン部を設け、これに対応してジャック
側コネクタにも通常信号ライン部を設けているため、通
常信号ライン部の数を倍に増やすことができ、回路の高
密度実装化に対応することができる。図18は第9の実
施の形態の断面図で、同図(a)は接続前の状態を示
し、同図 (b) は接続状態を示している。
【0048】図19はこの第9の実施の形態で用いるコ
ネクタの平面図である。この第9の実施の形態も第4〜
第8の実施の形態と同様に第1基板1と第2基板2に通
常信号ラインのみが形成されている場合に適用されるも
のであるが、この第9の実施の形態では独立した1つの
コネクタ70を用いるものである。このコネクタ70
は、円柱状の内側絶縁体71と円筒形の外側絶縁体72
の間に複数の細片状の通常信号ライン部73を並べて配
置したもので、各通常信号ライン部73の両端は内側絶
縁体71と外側絶縁体72の両端から突出させ、外側に
斜めに折り返すことでバネ性を持たせてあり、更に内側
絶縁体71の両端面複数個所に位置決め突起74を形成
すると共に、内側絶縁体71の中央部にはタッピンネジ
用の穴75が設けられている。
【0049】76はタッピンネジである。尚、第1基板
1と第2基板2には、導体73の配列と対応するように
通常信号ラインの端子が形成されており、位置決め突起
74に対応する位置に位置決め穴が設けられ、タッピン
ネジ用の穴75に対応する位置に透孔が設けられてい
る。この構成は第1基板1と第2基板2の間にコネクタ
70を挟み込み、内側絶縁体71に設けた位置決め突起
74を第1基板1及び第2基板2に設けた位置決め穴に
嵌合させると共に、第1基板1と第2基板2に設けた透
孔にそれぞれタッピンネジを通して内側絶縁体71の穴
75に締めつける。
【0050】これにより第1基板1と第2基板2が固定
され、コネクタ70の各通常信号ライン部73の両端が
第1基板1と第2基板2の通常信号ラインの端子にそれ
ぞれ圧接して電気的に接続されるため、これにより第1
基板1と第2基板2の互いの通常信号ラインがそれぞれ
接続される。以上説明した第9の実施の形態によれば、
1個のコネクタで基板同士を接続できるため、より構造
を簡素化することが可能となり、また基板とコネクタを
ネジで固定するために、基板やコネクタに様々なストレ
スが加わることによる接触不良を確実に防止することが
できる。
【0051】また、複数の基板を装置の筐体内に装着す
る場合、通常は基板間隔を確保するため、基板間にスペ
ーサを配置なければならず、このことが高密度実装化の
妨げになっていたが、この第9の実施の形態によれば、
コネクタがスペーサの役目をも兼ねるため、高密度実装
化が可能となる。図20は第10の実施の形態の断面図
で、同図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接
続状態を示している。
【0052】図21はこの第10の実施の形態で用いる
コネクタの斜視図である。この第10の実施の形態は第
1の実施の形態と同様に第1基板1と第2基板2にそれ
ぞれ高周波ライン及びアースがそれぞれ形成されている
場合に適用されるもので、第1基板1のみにコネクタ7
7が装着されている。このコネクタ77は、図21に示
したように弾性を有する絶縁性プラスチックにより円筒
形に形成された絶縁体78の中心部に棒状の高周波ライ
ン部79を設け、絶縁体78の内周面にアース部80を
設けると共に、これらを第1基板1の高周波ライン及び
アースに接続するための端子79a、80aを形成し、
更に絶縁体78の端面に複数の係止フック部81を突出
形成した構成となっている 一方、第2基板2には、コネクタ77の高周波ライン部
79とアース部80に対応するように高周波ラインの端
子82とアースの端子83が形成され、更に係止フック
部81に対応する位置に透孔が設けられている。
【0053】尚、高周波ライン部79とアース部80の
間には絶縁体78の底部が介在し、更に高周波ライン部
79とアース部80の間、端子82と端子83の間には
適当なインピーダンスが得られるように距離が設定され
ている。この構成は第1基板1の装着したコネクタ70
の各係止フック部81を第2基板2に設けた透孔に挿入
すると、係止フック部81の先端が第2基板2に引っ掛
かって係止する。
【0054】これにより第1基板1と第2基板2が固定
され、同時にコネクタ77の高周波ライン部79とアー
ス部80が、第2基板2の端子82と端子83にそれぞ
れ圧接して電気的に接続されるため、第1基板1と第2
基板2の互いの高周波ラインとアースがそれぞれ接続さ
れる。以上説明した第10の実施形態においても第1の
実施の形態と同様の効果が得られ、しかも第1基板の装
着したコネクタの各係止フック部を第2基板に設けた透
孔に挿入するだけで接続を行うことができるので、構成
が簡素化されると共に、組み立て性の向上が図れる。
【0055】また、この第10の実施の形態においても
コネクタがスペーサの役目をも兼ねるため、高密度実装
化が可能となる。図22は第11の実施の形態の断面図
で、同図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接
続状態を示している。図23はこの第11の実施の形態
で用いるコネクタの斜視図である。
【0056】この第11の実施の形態も第10の実施の
形態と同様に第1基板1と第2基板2にそれぞれ高周波
ライン及びアースがそれぞれ形成されている場合に適用
されるもので、第1基板1のみにコネクタ84が装着さ
れている。このコネクタ84は、図23に示したように
弾性を有する絶縁性プラスチックにより円筒形に形成さ
れた絶縁体85の中心部に管状の高周波ライン部86を
設けて、その内部にスプリング87とこのスプリング8
7に付勢されて高周波ライン部86の先端より出入可能
とした接触子88を配置し、また絶縁体78の内周面に
アース部89を設けると共に、これらを第1基板1の高
周波ライン及びアースに接続するための端子86a、8
9aを形成し、更に絶縁体85の端面に複数の係止フッ
ク部90を突出形成した構成となっている。
【0057】一方、第2基板2には、第10の実施野形
態と同様にコネクタ84の高周波ライン部86とアース
部89に対応するように高周波ラインの端子82とアー
スの端子83が形成され、更に係止フック部90に対応
する位置に透孔が設けられている。尚、高周波ライン部
86とアース部89の間には絶縁体85の底部が介在
し、更に高周波ライン部86とアース部89の間、端子
81と端子83の間には適当なインピーダンスが得られ
るように距離が設定されている。
【0058】この構成は第1基板1の装着したコネクタ
84の各係止フック部90を第2基板2に設けた透孔に
挿入すると、係止フック部90の先端が第2基板2に引
っ掛かって係止する。これにより第1基板1と第2基板
2が固定され、同時にコネクタ84の高周波ライン部8
6に設けた接触子88とアース部80が、第2基板2の
端子82と端子83にそれぞれ圧接して電気的に接続さ
れるため、第1基板1と第2基板2の互いの高周波ライ
ンとアースがそれぞれ接続される。
【0059】以上説明した第11の実施形態においても
第10の実施の形態と同様の効果が得られ、しかも高周
波ライン部に設けた接触子がスプリングの付勢力により
第2基板の端子に圧接するので高周波ラインの接続特性
が向上する。尚、上述した第11の実施の形態では接触
子をスプリングで付勢するものとしたが、通電性とバネ
性のある素材であれば、スプリングに代えて用いること
が可能である。
【0060】図24は第12の実施の形態の断面図で、
同図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接続状
態を示している。図25はこの第12の実施の形態で用
いるコネクタの斜視図である。この第12の実施の形態
も第1基板1と第2基板2にそれぞれ高周波ライン及び
アースがそれぞれ形成されている場合に適用されるもの
で、第1基板1のみにコネクタ91が装着されている。
【0061】このコネクタ91は、図25に示したよう
に弾性を有する絶縁性プラスチックにより円筒形に形成
された絶縁体92の中心部に棒状の高周波ライン部93
を設け、絶縁体92の内周面にアース部94を設けると
共に、これらを第1基板1の高周波ライン及びアースに
接続するための端子93a、94aを形成し、更に絶縁
体92の端面に複数の係止フック部95を突出形成した
構成となっている一方、第2基板2には、コネクタ91
の高周波ライン部93とアース部94に対応するように
高周波ラインの接栓部96とアースの端子97が形成さ
れ、更に係止フック部95に対応する位置に透孔が設け
られている。
【0062】尚、高周波ライン部93とアース部94の
間には絶縁体92の底部が介在し、更に高周波ライン部
93とアース部94の間、接栓部96と端子97の間に
は適当なインピーダンスが得られるように距離が設定さ
れている。この構成は第1基板1の装着したコネクタ9
1の各係止フック部95を第2基板2に設けた透孔に挿
入すると、係止フック部95の先端が第2基板2に引っ
掛かって係止する。
【0063】これにより第1基板1と第2基板2が固定
され、同時にコネクタ91の高周波ライン部93が第2
基板2の接栓部96に嵌合すると共に、アース部94が
第2基板2の端子97に圧接して電気的に接続されるた
め、第1基板1と第2基板2の互いの高周波ラインとア
ースがそれぞれ接続される。以上説明した第12の実施
形態においても第11の実施の形態と同様の効果が得ら
れ、しかも第2基板に設けた接栓部に第1基板に装着し
たコネクタの高周波ライン部を嵌合させるようにしてい
るため、接続時にロスを低く抑える事が出来ると共に、
特性インピーダンスの調整も容易となる。
【0064】図26は第13の実施の形態の断面図で、
同図(a)は接続前の状態を示し、同図 (b) は接続状
態を示している。この第13の実施の形態は第2基板2
の中層に高周波ラインのパターンが設けられている場合
に適用されるもので、第1基板1には第12の実施の形
態で説明したコネクタ91が装着されており、従ってこ
のコネクタ91については説明を省略する。
【0065】第2基板2には、コネクタ91の高周波ラ
イン部93と対応するピン付き接栓部98が、そのピン
部を第2基板2に設けられた接続穴に挿入して半田づけ
されていて、これにより接栓部98は第2基板2の中層
に設けられている高周波ラインのパターンと接続されて
おり、またこの第2基板2には、コネクタ91のアース
部94に対応するようにアースの端子99が形成され、
更に係止フック部95に対応する位置に透孔が設けられ
ている。
【0066】この構成は第1基板1の装着したコネクタ
91の各係止フック部95を第2基板2に設けた透孔に
挿入すると、係止フック部95の先端が第2基板2に引
っ掛かって係止する。これにより第1基板1と第2基板
2が固定され、同時にコネクタ91の高周波ライン部9
3が第2基板2のピン付き接栓部98に嵌合すると共
に、アース部94が第2基板2の端子99に圧接して電
気的に接続されるため、第1基板1と第2基板2の互い
の高周波ラインとアースがそれぞれ接続される。
【0067】以上説明した第13の実施形態においても
第12の実施の形態と同様の効果が得られる。図27は
第14の実施の形態の断面図で、同図(a)は接続前の
状態を示し、同図 (b) は接続状態を示している。図2
8はこの第14の実施の形態で用いるコネクタの斜視図
である。
【0068】この第14の実施の形態は、高周波ライン
及びアースが形成されている基板100に高周波ライン
とそれを囲うアースを有する同軸ケーブル101を接続
する場合に適用されるもので、同軸ケーブル101にコ
ネクタ102が装着されている。このコネクタ102
は、図28に示したように弾性を有する絶縁性プラスチ
ックにより円筒形に形成された絶縁体103の中心部に
棒状の高周波ライン部104を設け、また絶縁体103
の内周面にアース部105を設けると共に、絶縁体10
3の先端面に複数の係止フック部106を突出形成した
構成となっていて、高周波ライン部104とアース部1
05の後端は絶縁体103より突出し、同軸ケーブル1
01の高周波ライン107とアース108にそれぞれ半
田づけ等により接続されている。
【0069】109は同軸ケーブル101とコネクタ1
02の接続部を保護するためのカバーである。一方、第
2基板100には、コネクタ102の高周波ライン部1
04とアース部105に対応するように高周波ラインの
端子110とアースの端子111が形成され、更に係止
フック部106に対応する位置に透孔が設けられてい
る。
【0070】尚、高周波ライン部104とアース部10
5の間には絶縁体85の底部が介在し、更に高周波ライ
ン部104とアース部105の間、端子110と端子1
11の間には適当なインピーダンスが得られるように距
離が設定されている。この構成は同軸ケーブル101に
装着したコネクタ102の各係止フック部106を基板
100に設けた透孔に挿入すると、係止フック部106
の先端が基板100に引っ掛かって係止する。
【0071】これにより同軸ケーブル101は基板10
0に固定され、同時にコネクタ102の高周波ライン部
104とアース部105が、基板100の端子110と
端子111のにそれぞれ圧接して電気的に接続されるた
め、基板100と同軸ケーブル101の互いの高周波ラ
インとアースがそれぞれ接続される。以上説明した第1
4の実施の形態によれば、基板と同軸ケーブルを1個の
コネクタで接続できるため、大幅なコストダウンを図る
ことができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1基
板と第2基板にそれぞれ実装したコネクタを嵌合させる
か、第1基板と第2基板の間に1個のコネクタを挟み込
んでネジで固定するか、あるいは第1の基板に実装した
コネクタの係止フック部を第2基板に係止させるか、更
には同軸ケーブルに実装したコネクタの係止フック部を
基板に係止させるかして、基板同士の接続あるいは基板
と同軸ケーブルとを接続するようにしているため、最小
数のコネクタで基板間あるいは基板と同軸ケーブル間を
接続できると共に、安価でかつ設計の自由度が大きく、
しかも組み立て性にすぐれたコネクタ接続構造を実現で
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す断面図。
【図2】第1の実施の形態で使用するジャック側コネク
タを示す図。
【図3】第1の実施の形態で使用するプラグ側コネクタ
を示す図。
【図4】第2の実施の形態を示す断面図。
【図5】第2の実施の形態で使用するジャック側コネク
タを示す図。
【図6】第2の実施の形態で使用するプラグ側コネクタ
を示す図。
【図7】第3の実施の形態を示す断面図。
【図8】第3の実施の形態で使用するジャック側コネク
タを示す図。
【図9】第3の実施の形態で使用するプラグ側コネクタ
を示す図。
【図10】第4の実施の形態を示す断面図。
【図11】図10の要部拡大図。
【図12】第4の実施の形態の作用を示す斜視図。
【図13】第5の実施の形態を示す断面図。
【図14】第6の実施の形態を示す断面図。
【図15】図14の要部拡大図。
【図16】第7の実施の形態を示す断面図。
【図17】第8の実施の形態を示す断面図。
【図18】第9の実施の形態を示す断面図。
【図19】第9の実施の形態で使用するコネクタの平面
図。
【図20】第10の実施の形態を示す断面図。
【図21】第10の実施の形態で使用するコネクタの斜
視図。
【図22】第11の実施の形態を示す断面図。
【図23】第11の実施の形態で使用するコネクタの斜
視図。
【図24】第12の実施の形態を示す断面図。
【図25】第12の実施の形態で使用するコネクタの斜
視図。
【図26】第13の実施の形態を示す断面図。
【図27】第14の実施の形態を示す断面図。
【図28】第14の実施の形態で使用するコネクタの斜
視図。
【図29】従来技術を示す断面図。
【符号の説明】
1 第1基板 2 第2基板 3 ジャック側コネクタ 4 プラグ側コネクタ 5 絶縁体 6 高周波ライン部 7 アース部 8 絶縁体 9 高周波ライン部 10 アース部 11 ジャック側コネクタ 12 プラグ側コネクタ 13a 内筒 13b 外筒 14 高周波ライン部 15 アース部 16 通常信号ライン部 17 絶縁体 18 高周波ライン部 19 アース部 20 通常信号ライン部 21 ジャック側コネクタ 22 プラグ側コネクタ 23a 内筒 23b 外筒 24 通常信号ライン部 25 絶縁体 26 通常信号ライン部 27 ネジ 28 筐体 29 ポスト 30 プラグ側コネクタ 31 ジャック側コネクタ 32 絶縁体 33 通常信号ライン部 34 絶縁体 35 通常信号ライン部 36 プラグ側コネクタ 37 ジャック側コネクタ 38 絶縁体 39 通常信号ライン部 40 受け穴 41 突起 42 絶縁体 43 通常信号ライン部 44 係止部 45 プラグ側コネクタ 46 ジャック側コネクタ 47 絶縁体 48 通常信号ライン部 49 凹部 50 絶縁体 51 通常信号ライン部 52 凸部 53 プラグ側コネクタ 54 ジャック側コネクタ 55 絶縁体 56 通常信号ライン部 57 受け穴 58 ネジ穴 59 絶縁体 60 通常信号ライン部 61 嵌合部 62 ネジ 63 プラグ側コネクタ 64 ジャック側コネクタ 65 絶縁体 66 通常信号ライン部 67 柱状部 68 絶縁体 69 通常信号ライン部 70 コネクタ 71 内側絶縁体 72 外側絶縁体 73 導体 74 位置決め突起 75 穴 76 タッピンネジ 77 コネクタ 78 絶縁体 79 高周波ライン部 80 アース部 81 係止フック部 82,83 端子 84 コネクタ 85 絶縁体 86 高周波ライン部 87 スプリング 88 接触子 89 アース部 90 係止フック部 91 コネクタ 92 絶縁体 93 高周波ライン部 94 アース部 95 係止フック部 96 接栓部 97 端子 98 ピン付き接栓部 99 端子 100 基板 101 同軸ケーブル 102 コネクタ 103 絶縁体 104 高周波ライン部 105 アース部 106 係止フック部 107 高周波ライン 108 アース 109 カバー 110,111 端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 24/08 H01R 17/04 G H05K 1/14 J 23/02 K (72)発明者 小林 憲明 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA16 BB02 BB04 BB22 CC02 CC22 CC26 EE02 EE14 FF01 GG06 GG09 GG15 HH06 HH12 HH17 HH18 5E077 BB06 BB12 BB31 CC02 CC08 CC22 CC26 DD16 JJ16 JJ17 JJ21 5E344 AA01 CD18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た高周波ラインとアースをコネクタにより接続するコネ
    クタ接続構造において、 円筒形の絶縁体の中心部に棒状の高周波ライン部を設け
    ると共に、前記絶縁体の外周面にアース部を設けたジャ
    ック側コネクタを前記第1基板に実装し、 前記ジャック側コネクタの絶縁体の外側の嵌合する内径
    を有する円筒形の絶縁体の中心部に前記棒状の高周波ラ
    イン部と嵌合する管状の高周波ライン部を設けると共
    に、前記絶縁体の内周面にアース部を設けたプラグ側コ
    ネクタを前記第2基板に実装して、 前記ジャック側コネクタとプラグ側コネクタとを嵌合さ
    せることにより互いの高周波ライン部とアース部を接触
    させることで前記第1基板と第2基板のそれぞれの高周
    波ラインとアースを接続することを特徴とするコネクタ
    接続構造。
  2. 【請求項2】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た高周波ラインとアース及び通常信号ラインをコネクタ
    により接続するコネクタ接続構造において、 内筒と外筒を有する2重円筒形の絶縁体の中心部に棒状
    の高周波ライン部を設け、前記内筒の外周面にアース部
    を設けると共に、前記外筒の内周面に縦方向の複数の通
    常信号ラインを設けたジャック側コネクタを前記第1基
    板に実装し、 前記ジャック側コネクタの絶縁体の内筒と外筒の間に嵌
    合する内径及び外径を有する円筒形の絶縁体の中心部に
    前記棒状の高周波ライン部と嵌合する管状の高周波ライ
    ン部を設け、前記絶縁体の内周面にアース部を設けると
    共に外周面に縦方向の複数の通常信号ライン部を設けた
    プラグ側コネクタを前記第2基板に実装して、 前記ジャック側コネクタとプラグ側コネクタとを嵌合さ
    せることにより、互いの高周波ライン部,アース部,及
    び通常信号ライン部を接触させることで、前記第1基板
    と第2基板のそれぞれの高周波ライン,アース,及び通
    常信号ラインを接続することを特徴とするコネクタ接続
    構造。
  3. 【請求項3】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 内筒と外筒を有する2重円筒形の絶縁体の前記外筒の内
    周面に縦方向の複数の通常信号ライン部を設けたジャッ
    ク側コネクタを前記第1基板に実装し、 前記ジャック側コネクタの絶縁体の内筒と外筒の間に嵌
    合する内径及び外径を有する円筒形の絶縁体の外周面に
    縦方向の複数の通常信号ライン部を設けたプラグ側コネ
    クタを前記第2基板に実装して、 前記ジャック側コネクタとプラグ側コネクタとを嵌合さ
    せることにより、互いの通常信号ライン部を接触させる
    ことで、前記第1基板と第2基板の通常信号ラインを接
    続すると共に、 前記ジャック側コネクタとプラグ側コネクタの中心部を
    貫通させたネジを前記第1基板と第2基板を収容する筐
    体に設けたネジ穴に締めつけて両基板を固定することを
    特徴とするコネクタ接続構造。
  4. 【請求項4】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 柱状の絶縁体の外周面にリング状の溝を複数平行に形成
    して、各溝内にリング状の通常信号ライン部を配置した
    プラグ側コネクタを前記第1基板に実装し、 前記プラグ側コネクタの絶縁体の外側に嵌合する内径を
    有する円筒形の絶縁体の内周面に板バネにより形成され
    た通常信号ライン部を前記リング状の通常信号ライン部
    と同間隔で設けたジャック側コネクタを前記第2基板に
    実装して、 前記プラグ側コネクタとジャック側コネクタとを嵌合さ
    せることにより、互いの通常信号ライン部を接触させる
    ことで、前記第1基板と第2基板の通常信号ラインを接
    続すると共に、前記第1基板と第2基板が前記プラグ側
    コネクタとジャック側コネクタを中心に回転できるよう
    にしたことを特徴とするコネクタ接続構造。
  5. 【請求項5】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 柱状の絶縁体の外周面にリング状の溝を複数平行に形成
    して、各溝内にリング状の通常信号ライン部を配置する
    と共に、絶縁体の中央部に受け穴を設けたプラグ側コネ
    クタを前記第1基板に実装し、 前記プラグ側コネクタの絶縁体の外側に嵌合する内径を
    有する円筒形の絶縁体の内周面に板バネにより形成され
    た通常信号ライン部を前記リング状の通常信号ライン部
    と同間隔で設けると共に、絶縁体の中央部に前記受け穴
    に嵌合する係止部を形成したジャック側コネクタを前記
    第2基板に実装して、 前記プラグ側コネクタとジャック側コネクタとを嵌合さ
    せることにより互いの通常信号ライン部を接触させるこ
    とで前記第1基板と第2基板の通常信号ラインを接続す
    ると共に、前記プラグ側コネクタの受け穴にジャック側
    コネクタの係止部を嵌合させて軸方向への移動を規制す
    るようにしたことを特徴とするコネクタ接続構造。
  6. 【請求項6】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 柱状の絶縁体の外周面にリング状の溝を複数平行に形成
    して、各溝内にリング状の通常信号ライン部を配置する
    と共に、絶縁体の外周面上部に凹部を形成したプラグ側
    コネクタを前記第1基板に実装し、 前記プラグ側コネクタの絶縁体の外側に嵌合する内径を
    有する円筒形の絶縁体の内周面に板バネにより形成され
    た通常信号ライン部を前記リング状の通常信号ライン部
    と同間隔で設けると共に、絶縁体の内周面上部に凸部形
    成したジャック側コネクタを前記第2基板に実装して、 前記プラグ側コネクタとジャック側コネクタとを嵌合さ
    せることにより互いの通常信号ライン部を接触させるこ
    とで前記第1基板と第2基板の通常信号ラインを接続す
    ると共に、前記プラグ側コネクタの受け穴にジャック側
    コネクタの係止部を嵌合させて軸方向への移動を規制す
    るようにしたことを特徴とするコネクタ接続構造。
  7. 【請求項7】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 柱状の絶縁体の外周面にリング状の溝を複数平行に形成
    して、各溝内にリング状の通常信号ライン部を配置する
    と共に、絶縁体の中央部に受け穴を設けて、受け穴内に
    ネジ穴をあけたプラグ側コネクタを前記第1基板に実装
    し、 前記プラグ側コネクタの絶縁体の外側に嵌合する内径を
    有する円筒形の絶縁体の内周面に板バネにより形成され
    た通常信号ライン部を前記リング状の通常信号ライン部
    と同間隔で設けると共に、絶縁体の中央部に前記受け穴
    に嵌合する嵌合を形成したジャック側コネクタを前記第
    2基板に実装して、 前記プラグ側コネクタとジャック側コネクタとを嵌合さ
    せることにより互いの通常信号ライン部を接触させるこ
    とで前記第1基板と第2基板の通常信号ラインを接続す
    ると共に、前記プラグ側コネクタの受け穴にジャック側
    コネクタの嵌合部を嵌合させ、この嵌合部に通したネジ
    を前記ネジ穴に締めつけて固定したことを特徴とするコ
    ネクタ接続構造。
  8. 【請求項8】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 円筒形の絶縁体の内周面と外周面にそれぞれリング状の
    溝を複数平行に形成して、各溝内にリング状の通常信号
    ライン部を配置したプラグ側コネクタを前記第1基板に
    実装し、 中央部に前記プラグ側コネクタの絶縁体の内側に嵌合す
    る柱状部を形成すると共に前記プラグ側コネクタの絶縁
    体の外周に嵌合する内径を有する円筒形の絶縁体の内周
    面と前記柱状部の外周面にそれぞれ板バネにより形成さ
    れた通常信号ライン部を前記リング状の通常信号ライン
    部と同間隔で設けたジャック側コネクタを前記第2基板
    に実装して、 前記プラグ側コネクタとジャック側コネクタとを嵌合さ
    せることにより互いの通常信号ライン部を接触させるこ
    とで前記第1基板と第2基板の通常信号ラインを接続す
    ることを特徴とするコネクタ接続構造。
  9. 【請求項9】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けられ
    た通常信号ラインをコネクタにより接続するコネクタ接
    続構造において、 中央部に穴を有する柱状の内側絶縁体と円筒形の外側絶
    縁体との間に細片状の複数の通常信号ライン部を並べて
    配置すると共に、内側絶縁体と外側絶縁体の両端から前
    記各通常信号ライン部の両端を突出させてその両端を外
    側に折り返しすことによりバネ性を持たせ、かつ外側絶
    縁体の中央部に穴を設けたコネクタを前記第1基板と第
    2基板の間に挟み込み、第1基板と第2基板に通したタ
    ッピングネジを外側絶縁体の穴に締めつけて、前記各通
    常信号ライン部の両端を前記第1基板と第2基板の通常
    信号ラインの端子に圧接することで前記第1基板と第2
    基板の通常信号ラインを接続することを特徴とするコネ
    クタ接続構造。
  10. 【請求項10】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けら
    れた高周波ラインとアースをコネクタにより接続するコ
    ネクタ接続構造において、 円筒形の絶縁体の中心部に棒状の高周波ライン部を設
    け、前記絶縁体の内周面にアース部を設けると共に、前
    記前記絶縁体の先端面に複数の係止フック部を形成した
    コネクタを前記第1基板に実装し、 前記第2基板には前記コネクタの高周波ライン部とアー
    ス部に対応するように高周波ラインとアースの端子をそ
    れぞれ形成すると共に、前記係止フック部と対応する位
    置に透孔を設けて、 この透孔に前記コネクタの係止フック部を挿入係止させ
    ることにより、前記コネクタの高周波ライン部とアース
    部を前記第2基板に形成した端子にそれぞれ圧接して前
    記第1基板と第2基板のそれぞれの高周波ラインとアー
    スを接続することを特徴とするコネクタ接続構造。
  11. 【請求項11】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けら
    れた高周波ラインとアースをコネクタにより接続するコ
    ネクタ接続構造において、 円筒形の絶縁体の中心部に管状の高周波ライン部を設け
    て、この高周波ライン部内に配置されたスプリングによ
    り付勢されて高周波ライン部の先端より突出させた接触
    子を設け、かつ前記絶縁体の内周面にアース部を設ける
    と共に、前記前記絶縁体の先端面に複数の係止フック部
    を形成したコネクタを前記第1基板に実装し、 前記第2基板には前記コネクタの高周波ライン部とアー
    ス部に対応するように高周波ラインとアースの端子をそ
    れぞれ形成すると共に、前記係止フック部と対応する位
    置に透孔を設けて、 この透孔に前記コネクタの係止フック部を挿入係止させ
    ることにより、前記コネクタの高周波ライン部に設け接
    触子とアース部を前記第2基板に形成した端子にそれぞ
    れ圧接して、前記第1基板と第2基板のそれぞれの高周
    波ラインとアースを接続することを特徴とするコネクタ
    接続構造。
  12. 【請求項12】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けら
    れた高周波ラインとアースをコネクタにより接続するコ
    ネクタ接続構造において、 円筒形の絶縁体の中心部に棒状の高周波ライン部を設
    け、前記絶縁体の内周面にアース部を設けると共に、前
    記前記絶縁体の先端面に複数の係止フック部を形成した
    コネクタを前記第1基板に実装し、 前記第2基板には前記コネクタの高周波ライン部と嵌合
    する接栓部を高周波ライン上に設けると共に前記アース
    の端子を形成し、かつ前記係止フック部と対応する位置
    に透孔を設けて、 この透孔に前記コネクタの係止フック部を挿入係止させ
    ることにより、前記コネクタの高周波ライン部を前記第
    2基板の接栓部に嵌合させると共にアース部を前記第2
    基板の端子に圧接して、前記第1基板と第2基板のそれ
    ぞれの高周波ラインとアースを接続することを特徴とす
    るコネクタ接続構造。
  13. 【請求項13】 第1基板と第2基板にそれぞれ設けら
    れた高周波ラインとアースをコネクタにより接続するコ
    ネクタ接続構造において、 円筒形の絶縁体の中心部に棒状の高周波ライン部を設
    け、前記絶縁体の内周面にアース部を設けると共に、前
    記前記絶縁体の先端面に複数の係止フック部を形成した
    コネクタを前記第1基板に実装し、 前記第2基板には前記コネクタの高周波ライン部と嵌合
    する接栓部を基板中層の高周波ラインに接続させて設け
    ると共に前記アースの端子を形成し、かつ前記係止フッ
    ク部と対応する位置に透孔を設けて、 この透孔に前記コネクタの係止フック部を挿入係止させ
    ることにより、前記コネクタの高周波ライン部を前記第
    2基板の接栓部に嵌合させると共にアース部を前記第2
    基板の端子に圧接して、前記第1基板と第2基板のそれ
    ぞれの高周波ラインとアースを接続することを特徴とす
    るコネクタ接続構造。
  14. 【請求項14】 高周波ライン及びアースを設けた基板
    と、高周波ライン及びアースを有する同軸ケーブルとを
    コネクタにより接続するコネクタ接続構造において、 円筒形の絶縁体の中心部に棒状の高周波ライン部を設
    け、前記絶縁体の内周面にアース部を設けると共に、前
    記前記絶縁体の先端面に複数の係止フック部を形成した
    コネクタを前記同軸ケーブルの先端に設けて、コネクタ
    の高周波ライン部及びアース部を前記同軸ケーブルの高
    周波ライン及びアースに接続し、 前記第2基板には前記コネクタの高周波ライン部とアー
    ス部に対応するように高周波ラインとアースの端子をそ
    れぞれ形成すると共に、前記係止フック部と対応する位
    置に透孔を設けて、 この透孔に前記コネクタの係止フック部を挿入係止させ
    ることにより、前記コネクタの高周波ライン部とアース
    部を前記第2基板に形成した端子にそれぞれ圧接して前
    記基板と同軸ケーブルのそれぞれの高周波ラインとアー
    スを接続することを特徴とするコネクタ接続構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066384A (ja) * 2004-07-27 2006-03-09 Hosiden Corp 基板対基板接続用同軸コネクタ
US7766663B2 (en) 2007-12-07 2010-08-03 Nec Corporation Coaxially connected structure for opposed wiring substances and device having the same
JP2013258484A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Fujitsu Ltd 誘電体基板接続構造
KR101922142B1 (ko) * 2017-07-20 2018-11-26 주식회사 엠피디 기판연결용 커넥터

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