JP3002637B2 - プリント基板のアース構造 - Google Patents
プリント基板のアース構造Info
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/403—Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
ス構造に関し、より詳細には、オーディオ製品等に用い
られ、製品の筐体にアースを取る場合のプリント基板の
アース構造に関する。
tatic Discharge 、静電放電)等をプリント基板から筐
体側へ逃がすことを目的とするアース構造は、EMI
(electromagnetic interference、電磁界干渉)対策と
して非常に重要である。従来のプリント基板のアース構
造としては、プリント基板上のグランド部分を筐体側へ
限りなく低いインピーダンスで接地するために、図4〜
6に示すような形態が採用されてきた。
ドで接続してアースを取るアース構造を示した模式的斜
視図であり、(b)は筐体とコードとの接続部を示す模
式的拡大平断面図である。図中41は筐体を、42は筐
体41中に保持されるプリント基板を示している。プリ
ント基板42の片面42aの所定箇所にはアースパター
ン42bが形成されており、アースパターン42bには
アース端子となるコード50がハンダ付けにより取り付
けられている。コード50は筐体41に形成された切り
起こし部41aと差し込み式で接続されている。
を極力短くすることにより、プリント基板41上のアー
スパターン42bを筐体41側へ低いインピーダンスで
接地することができる。しかしながら、適切なアース位
置は本来各周波数毎にプリント基板42上の違った箇所
に存在するものであり、上記したプリント基板42のア
ース構造においては前記アース位置が一箇所に限定され
てしまうため、特定の周波数においてはそのEMI対策
が有効であるものの、他の周波数においてはその効果が
十分でないといった課題があった。
イント毎にアースを取る構造が採用されている。図5、
6は上記アース構造を示した模式的断面図であり、図中
60、61は例えばバネ性のある金属板を用いて形成さ
れた導電体を示している。側面視“ヘ”の字形状の導電
体60、側面視舟型形状の導電体61はそれぞれハンダ
付け部60a、61aと圧接部60b、61bとを含ん
で構成されており、プリント基板42の導電体60、6
1との接触部にはアースパターン42cが形成されてい
て、ハンダ付け部60a、圧接部61bがアースパター
ン42cと密着し、他方の圧接部60b、ハンダ付け部
61aがそれぞれ筐体41と密着することによりプリン
ト基板42が筐体41にアースされる構造となってい
る。
と筐体41とをそれぞれ別個にアースする場合等に用い
られ、導電体61は離れたアースパターン42cどうし
を導通させて、筐体41にアースする場合等に用いられ
る。
アース構造においてはプリント基板42及び筐体41の
多くのポイントでアースを取る場合、導電体60、61
を複数個用い、しかもそれぞれをプリント基板42側の
各アースパターン42c毎に取り付ける必要があるた
め、部品コスト及び製造コストが高くなるといった課題
があった。また、アース構造としては筐体41側へのア
ースを図ることなく、プリント基板42側の各アースパ
ターン42c間のみの導通を図る方がインピーダンス整
合を図るという点で有効な場合があり、上記アース構造
ではかかる場合に対応することができないといった課題
があった。
上記した課題に鑑みなされたものであり、部品コスト及
び製造コストを削減することができ、プリント基板側の
アースパターン間のみの導通を図ることもでき、しかも
多数のアースパターンを一度にアースすることも可能な
プリント基板のアース構造を提供することを目的として
いる。
達成するために本発明に係るプリント基板のアース構造
(1)は、プリント基板上に形成された複数のアースパ
ターン間の導通を図るプリント基板のアース構造におい
て、絶縁体で被覆され、筐体に絶縁状態で固定される導
電体本体と、該導電体本体と一体的に形成され、前記複
数のアースパターンに接続される複数の端子部と、を備
えていることを特徴としている。
れば、前記複数の端子部を介して前記導電体本体をプリ
ント基板上のアースパターンと所望箇所でそれぞれ接続
することができ、前記導電体本体を介してアースパター
ン間の導通を図ることができる。しかも前記導電体本体
が前記絶縁体で被覆されているため筐体側との電気的分
離を図ることができる。
構造(2)は、プリント基板上に形成された複数のアー
スパターン間の導通を図ると共に、これら複数のアース
パターンと筐体との導通を図るプリント基板のアース構
造において、絶縁体で被覆された導電体本体と、前記絶
縁体の一部が切り欠かれ、前記導電体本体の一部が前記
絶縁体から露出した露出部と、前記筐体に設けられ、前
記露出部に係合して前記導電体本体を前記筐体に固定す
ると共に電気的に接続する係止片と、を備えていること
を特徴としている。
れば、前記筐体側に形成された係止片が前記導電体本体
の露出部分と接続されることにより筐体と導電体本体と
の導通によるアースを図ることができる。すなわちプリ
ント基板上に形成された各アースパターン間の導通のみ
ならず、これら各アースパターンから筐体へのアースを
図ることができ、ESD等を外部へ逃がす場合等に有効
となる。また、前記露出部分及び前記係止片の形成位置
を換えることにより基板側及び筐体側におけるアース位
置を自由に設定することができる。さらに、前記係止片
により前記導電体本体を容易に筐体に固定することがで
きる。
構造(3)は、上記プリント基板のアース構造(2)に
おいて、前記露出部と前記係止片とが複数形成されてい
ることを特徴としている。
れば、前記導電体本体が複数箇所で筐体側に接続される
ことによりインピーダンス整合を図ることがより容易と
なり、シールド特性を向上させることができる。また、
前記導電体本体と筐体との固定をより確実に行うことが
できる。
のアース構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。 <実施の形態1>図1は実施の形態1に係るプリント基
板のアース構造を示した模式的斜視図であり、図中10
は例えば銅板からなる、長方形板形状の導電体本体を示
している。導電体本体10の形成材料としては前記銅の
他、リン青銅等であってもよい。導電体本体10の例え
ば短辺である2辺からはそれぞれ例えば2つづつ、合計
4つの端子部10a〜10dが長軸方向と平行に延設さ
れており、端子部10a〜10dはプリント基板42
(図4〜6)上のアースパターン42c(図4〜6)と
所望箇所で接続され得るよう、導電体本体10に対して
所定の角度θ1 〜θ4を有し、所定の長さL1 〜L4 を
有して形成されている。
ル系やポリイミド系の樹脂を用いて形成された例えば透
明の絶縁体11により被覆され、絶縁体11は例えば粘
着テープ等を介して筐体41に密着されている。これら
導電体本体10、端子部10a〜10d、絶縁体11を
含んでアース構造1は構成されている。絶縁体11は必
ずしも透明である必要はなく、絶縁性の良い材料であれ
ば、前記ポリイミド等に限定されるものではない。
0a〜10dを介して導電体本体10とプリント基板4
2上に形成されたアースパターン42cとをそれぞれ所
望箇所で接続することができ、各々のアースパターン4
2c間の導通を導電体本体10を介して図ることができ
る。しかも導電体本体10が絶縁体11で被覆されてい
るため、筐体41(図4〜6)とプリント基板42側に
形成されたアースパターン42cとの電気的分離を図る
ことができる。
るプリント基板のアース構造を示した模式的斜視図であ
り、図中12は筐体側に形成された係止片を示してい
る。係止片12は例えば側面視略L字形状を有してお
り、筐体41側の所定箇所に相対向する向きに例えば2
つ形成されている。導電体本体10及び端子部10a〜
10dの構造は実施の形態1の場合と同様であり、異な
るのは絶縁体21の所定箇所に例えば2つの切り欠き部
21aが形成されている点である。切り欠き部21aか
らは導電体本体10の一部が露出しており、プリント基
板42側に形成された係止片12が導電体本体10の露
出部分10Aと接続されることにより導電体本体10が
保持される構造となっている。これら導電体本体10、
端子部10a〜10d、絶縁体21及び係止片12を含
んでアース構造2は構成されている。
ス構造2によれば、筐体41側に形成された係止片12
が導電体本体10の露出部分10Aと接続されることに
より筐体41と導電体本体10との導通によるアースを
図ることができる。すなわちプリント基板42上に形成
された各アースパターン42c間の導通のみならず、こ
れら各アースパターン42cから筐体41へのアースを
図ることができ、ESD等を外部へ逃がす場合等に有効
となる。また、露出部分10A及び係止片12の形成位
置を換えることによりプリント基板42側及び筐体41
側におけるアース位置を自由に設定することができる。
さらに、係止片12により導電体本体10を容易に筐体
41に固定することができる。
及び係止片12が2つづつ形成されている場合を示した
が、何らこれに限定されるものでなく、別の実施の形態
ではそれぞれ複数箇所に形成されていてもよい。その場
合、形成数により自由にインピーダンスをコントロール
することができる。
が切り欠き部21aにより露出した露出部分10Aと接
続されている状態を示したが、何らこれに限定されるも
のでなく、別の実施の形態においては図3に示すよう
に、切り欠き部21aが形成されておらず、係止片12
が単に導電体本体10をプリント基板42に固定する目
的のもとに形成されているアース構造3であってもよ
い。この場合、実施の形態1に示したように筐体41と
プリント基板42上に形成されたアースパターン42c
との分離を図ることができる。また、導電体本体10と
筐体41との固定をより確実に行うことができる。
板のアース構造を示した模式的斜視図である。
を示した模式的斜視図である。
造を示した模式的斜視図である。
してアースを取る従来例に係るアース構造を示した模式
的斜視図であり、(b)は筐体とコードとの接続部を示
す模式的拡大側断面図である。
従来例に係るアース構造を示した模式的断面図である。
さらに別の従来例に係るアース構造を示した模式的断面
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 プリント基板上に形成された複数のアー
スパターン間の導通を図るプリント基板のアース構造に
おいて、 絶縁体で被覆され、筐体に絶縁状態で固定される導電体
本体と、 該導電体本体と一体的に形成され、前記複数のアースパ
ターンに接続される複数の端子部と、 を備え ていることを特徴とするプリント基板のアース構
造。 - 【請求項2】 プリント基板上に形成された複数のアー
スパターン間の導通を図ると共に、これら複数のアース
パターンと筐体との導通を図るプリント基板のアース構
造において、 絶縁体で被覆された導電体本体と、 前記絶縁体の一部が切り欠かれ、前記導電体本体の一部
が前記絶縁体から露出した露出部と、 前記筐体に設けられ、前記露出部に係合して前記導電体
本体を前記筐体に固定すると共に電気的に接続する係止
片と、 を備え ていることを特徴とするプリント基板のアース構
造。 - 【請求項3】 前記露出部と前記係止片とが複数形成さ
れていることを特徴とする請求項2記載のプリント基板
のアース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7296522A JP3002637B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | プリント基板のアース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7296522A JP3002637B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | プリント基板のアース構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09139556A JPH09139556A (ja) | 1997-05-27 |
JP3002637B2 true JP3002637B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=17834629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7296522A Expired - Fee Related JP3002637B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | プリント基板のアース構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002637B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102466212B1 (ko) * | 2020-12-15 | 2022-11-14 | 엔피씨(주) | 보냉상자 및 그 제조방법 |
-
1995
- 1995-11-15 JP JP7296522A patent/JP3002637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102466212B1 (ko) * | 2020-12-15 | 2022-11-14 | 엔피씨(주) | 보냉상자 및 그 제조방법 |
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JPH09139556A (ja) | 1997-05-27 |
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