JP3379894B2 - 複合コネクタとコネクタプラグとその接合構造 - Google Patents
複合コネクタとコネクタプラグとその接合構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
等のインターフェースに使用されるもので、一般の電子
・電気機器の信号用のコネクタと同軸コネクタとを有
し、プラグとレセプタクルとの接合部を薄型化した複合
コネクタとコネクタプラグ及びその接合構造に関する。
等のインターフェースに使用されるもので、一般の電子
・電気機器の信号用のコネクタと同軸コネクタとを有
し、プラグとレセプタクルとの接合部を薄型化した複合
コネクタとコネクタプラグ及びその接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話とノート型パーソナル
コンピュータとの間で、電気信号を送受信すること等に
おけるインターフェースにおいて、低周波信号用のコネ
クタと高周波信号用の同軸コネクタとを併設する場合に
は、前記同軸コネクタを独立型にして、低周波信号用の
コネクタの近傍に設けるものが知られている。
コンピュータとの間で、電気信号を送受信すること等に
おけるインターフェースにおいて、低周波信号用のコネ
クタと高周波信号用の同軸コネクタとを併設する場合に
は、前記同軸コネクタを独立型にして、低周波信号用の
コネクタの近傍に設けるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯性
を重視する機器においては、益々軽薄短小化が要求され
る。よって、前記同軸コネクタを、信号を伝達する中心
コンタクトとその中心コネクタの周囲を囲繞してシール
ドする外部コンタクト(外部導体ともいう)からなる独
立型にしたものを、そのまま機器に搭載したのでは、十
分な薄型化が図れないという問題点がある。
を重視する機器においては、益々軽薄短小化が要求され
る。よって、前記同軸コネクタを、信号を伝達する中心
コンタクトとその中心コネクタの周囲を囲繞してシール
ドする外部コンタクト(外部導体ともいう)からなる独
立型にしたものを、そのまま機器に搭載したのでは、十
分な薄型化が図れないという問題点がある。
【0004】また、低周波信号用のコネクタと高周波信
号用の同軸コネクタとを一体にして、複合コネクタを形
成する場合に、両コネクタともにコンタクトを支持させ
る絶縁体(ハウジング)の外周全面にシールド用のシェ
ルが設けられるものであり、同じ作用をするシェルが重
複し部品点数が増加すると言う不都合もある。
号用の同軸コネクタとを一体にして、複合コネクタを形
成する場合に、両コネクタともにコンタクトを支持させ
る絶縁体(ハウジング)の外周全面にシールド用のシェ
ルが設けられるものであり、同じ作用をするシェルが重
複し部品点数が増加すると言う不都合もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合コネク
タの上記課題を解決するための要旨は、相手方コネクタ
に接合される信号用及び同軸用の接合部を併設する絶縁
体と、前記信号用の接合部に先端部を臨ませて前記絶縁
体に配設される複数のコンタクトと、前記同軸用の接合
部に配設される同軸端子と該同軸端子を囲繞する外部コ
ンタクト及び前記同軸端子に圧入される同軸コンタクト
と、前記信号用及び同軸用の接合部を囲繞するシェルと
を少なくとも有し、前記外部コンタクトが、前記シェル
の一部を内側に切り起こして延設させ前記同軸端子を囲
繞して形成されていることである。
タの上記課題を解決するための要旨は、相手方コネクタ
に接合される信号用及び同軸用の接合部を併設する絶縁
体と、前記信号用の接合部に先端部を臨ませて前記絶縁
体に配設される複数のコンタクトと、前記同軸用の接合
部に配設される同軸端子と該同軸端子を囲繞する外部コ
ンタクト及び前記同軸端子に圧入される同軸コンタクト
と、前記信号用及び同軸用の接合部を囲繞するシェルと
を少なくとも有し、前記外部コンタクトが、前記シェル
の一部を内側に切り起こして延設させ前記同軸端子を囲
繞して形成されていることである。
【0006】本発明の複合コネクタとコネクタプラグと
の接合構造の要旨は、絶縁体に信号用及び同軸用の接合
部を互いに有する複合コネクタとコネクタプラグとの接
合構造において、前記複合コネクタとコネクタプラグと
のうちの一方における絶縁体を囲繞するシェルは、当該
絶縁体において接合側に突出されている接合部に延設さ
れた係止アームを有してなり、その係止アームの先端部
分に係止部が形成されるとともに、該先端部分に到る途
中に係止解除部が形成されていることである。
の接合構造の要旨は、絶縁体に信号用及び同軸用の接合
部を互いに有する複合コネクタとコネクタプラグとの接
合構造において、前記複合コネクタとコネクタプラグと
のうちの一方における絶縁体を囲繞するシェルは、当該
絶縁体において接合側に突出されている接合部に延設さ
れた係止アームを有してなり、その係止アームの先端部
分に係止部が形成されるとともに、該先端部分に到る途
中に係止解除部が形成されていることである。
【0007】本発明に係る複合コネクタによれば、低周
波信号用のコネクタと高周波信号用の同軸コネクタと
を、一つの絶縁体に併設し一体化させた場合に、同軸コ
ネクタの外部コンタクト(外部導体)を低周波信号用の
シェルと一体化させることが可能となり部品点数の低減
とともにコネクタを薄型にすることができる。また、同
軸コネクタにおける外部導体と低周波信号用のシェルと
で二重にシールドされることで、同軸コネクターのシー
ルド性能が向上するものである。
波信号用のコネクタと高周波信号用の同軸コネクタと
を、一つの絶縁体に併設し一体化させた場合に、同軸コ
ネクタの外部コンタクト(外部導体)を低周波信号用の
シェルと一体化させることが可能となり部品点数の低減
とともにコネクタを薄型にすることができる。また、同
軸コネクタにおける外部導体と低周波信号用のシェルと
で二重にシールドされることで、同軸コネクターのシー
ルド性能が向上するものである。
【0008】接合構造においては、コネクタプラグを複
合コネクタに嵌合・接合させた際にロック作用する係止
アームが、係止解除部によって容易にロック解除され
る。
合コネクタに嵌合・接合させた際にロック作用する係止
アームが、係止解除部によって容易にロック解除され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る複合コネクタ
とコネクタプラグとにおいて、最良の実施形態とする一
実施例について、図面を参照して説明する。
とコネクタプラグとにおいて、最良の実施形態とする一
実施例について、図面を参照して説明する。
【0010】例えば、プリント基板に表面実装されるタ
イプで説明すると、その複合コネクタ1の概略構成は、
図1に示すように、相手方コネクタに接合される接合部
2を有する絶縁体3と、前記接合部2に先端部を臨ませ
て前記絶縁体3に圧入によって配設される複数のコンタ
クト(雄型)4と、前記接合部2の近傍で前記絶縁体3
に併設される同軸ケーブル用の同軸端子5と、前記接合
部2と同軸端子5とを囲繞するシェル6とを有する。
イプで説明すると、その複合コネクタ1の概略構成は、
図1に示すように、相手方コネクタに接合される接合部
2を有する絶縁体3と、前記接合部2に先端部を臨ませ
て前記絶縁体3に圧入によって配設される複数のコンタ
クト(雄型)4と、前記接合部2の近傍で前記絶縁体3
に併設される同軸ケーブル用の同軸端子5と、前記接合
部2と同軸端子5とを囲繞するシェル6とを有する。
【0011】前記同軸端子5には、相手方コネクタにお
ける同軸端子の中心コンタクトが嵌挿される同軸コンタ
クト7が圧入されている。同軸端子5の絶縁部5aは、
前記絶縁体3の一部で構成されている。
ける同軸端子の中心コンタクトが嵌挿される同軸コンタ
クト7が圧入されている。同軸端子5の絶縁部5aは、
前記絶縁体3の一部で構成されている。
【0012】前記同軸端子5におけるシールド用の外部
コンタクト(外部導体とも言う)8は、前記シェル6の
一部を延設させて形成されている。
コンタクト(外部導体とも言う)8は、前記シェル6の
一部を延設させて形成されている。
【0013】即ち、図2乃至図5に示すように、前記シ
ェル6が、前記接合部2と同軸端子5とを囲繞するよう
所要幅の金属板をその長手方向に1周させて略矩形状に
巻いたシェル本体6aと、該シェル本体6aの長手方向
の両端下部に設けられた固着部6bと、シェル本体6a
の後端下部に設けられたアース部6cと、絶縁体3との
嵌合において係止突起3a,3bに係合する係止部6d
と、相手方コネクタとの嵌合においてロック用の爪を係
合させる爪係合孔6eとからなる。そして、そのシェル
本体6aの上面と下面とから各々切り起こされ、前記同
軸端子の絶縁部5aの一部外周を囲繞するように形成さ
れた外部導体片9a,9a,9b,9bで、前記外部コ
ンタクト8が構成される。
ェル6が、前記接合部2と同軸端子5とを囲繞するよう
所要幅の金属板をその長手方向に1周させて略矩形状に
巻いたシェル本体6aと、該シェル本体6aの長手方向
の両端下部に設けられた固着部6bと、シェル本体6a
の後端下部に設けられたアース部6cと、絶縁体3との
嵌合において係止突起3a,3bに係合する係止部6d
と、相手方コネクタとの嵌合においてロック用の爪を係
合させる爪係合孔6eとからなる。そして、そのシェル
本体6aの上面と下面とから各々切り起こされ、前記同
軸端子の絶縁部5aの一部外周を囲繞するように形成さ
れた外部導体片9a,9a,9b,9bで、前記外部コ
ンタクト8が構成される。
【0014】前記外部導体片9a,9a,9b,9b
を、シェル本体6aから切り起こして一体に延設し外部
コンタクト8を形成したことで、同軸端子5に別体のシ
ールド用シェルが不要となるものである。
を、シェル本体6aから切り起こして一体に延設し外部
コンタクト8を形成したことで、同軸端子5に別体のシ
ールド用シェルが不要となるものである。
【0015】このようにして、絶縁体3,複数のコンタ
クト4,同軸コンタクト7及びシェル6とで構成される
複合コネクタ1を組立したものが、図6乃至図9に示す
ものである。
クト4,同軸コンタクト7及びシェル6とで構成される
複合コネクタ1を組立したものが、図6乃至図9に示す
ものである。
【0016】次に、前記複合コネクタ1に嵌合されるコ
ネクタプラグ10の構成について説明する。コネクタプ
ラグ10は、図10乃至図11に示すように、端末機器
のケーブルに取り付けられるもので、相手方コネクタ
(例えば、前記複合コネクタ1)に接合される信号用及
び同軸用の接合部11aを有する絶縁体11と、前記信
号用の接合部に先端部を臨ませ後端部をケーブルに接続
して前記絶縁体11に複数配設される信号用のコンタク
ト(雌型)12と、前記同軸用の接合部に配設される外
部コンタクト13及び中心コンタクト14と、前記絶縁
体11を囲繞するシェル15,16と、ケース17とを
少なくとも有してなる。
ネクタプラグ10の構成について説明する。コネクタプ
ラグ10は、図10乃至図11に示すように、端末機器
のケーブルに取り付けられるもので、相手方コネクタ
(例えば、前記複合コネクタ1)に接合される信号用及
び同軸用の接合部11aを有する絶縁体11と、前記信
号用の接合部に先端部を臨ませ後端部をケーブルに接続
して前記絶縁体11に複数配設される信号用のコンタク
ト(雌型)12と、前記同軸用の接合部に配設される外
部コンタクト13及び中心コンタクト14と、前記絶縁
体11を囲繞するシェル15,16と、ケース17とを
少なくとも有してなる。
【0017】そして、前記外部コンタクト13は、図1
2乃至図13に示すように、その外部コンタクト基部1
3aではU字型に形成されていて、その基部13aから
延設する先端部は細く対向したコンタクト片13bとな
っていて、中心コンタクト14の周囲の一部を囲繞して
いて、且つ、前記信号用のコンタクト12と略横一列に
並べて配設されている。これによって、信号用及び同軸
用の接合部11aが全体的に薄肉にされている。
2乃至図13に示すように、その外部コンタクト基部1
3aではU字型に形成されていて、その基部13aから
延設する先端部は細く対向したコンタクト片13bとな
っていて、中心コンタクト14の周囲の一部を囲繞して
いて、且つ、前記信号用のコンタクト12と略横一列に
並べて配設されている。これによって、信号用及び同軸
用の接合部11aが全体的に薄肉にされている。
【0018】前記絶縁体11を囲繞するシェル15,1
6は、図12乃至図14に示すように、絶縁体11を上
下から囲繞するように二つの分割体からなっている。そ
のうち、一方のシェル15には、図15乃至図16に示
すように、絶縁体11を囲繞するシェルの一部が、絶縁
体11において接合側に突出されている接合部11aに
到るように両側において延ばされて、係止アーム15a
として形成されている。
6は、図12乃至図14に示すように、絶縁体11を上
下から囲繞するように二つの分割体からなっている。そ
のうち、一方のシェル15には、図15乃至図16に示
すように、絶縁体11を囲繞するシェルの一部が、絶縁
体11において接合側に突出されている接合部11aに
到るように両側において延ばされて、係止アーム15a
として形成されている。
【0019】そして、該係止アーム15aの先端部分に
係止爪15bが形成され、該係止爪15bに到る途中に
係止解除部15cが形成されている。
係止爪15bが形成され、該係止爪15bに到る途中に
係止解除部15cが形成されている。
【0020】前記係止アーム15aは、絶縁体11に組
み立てられると、その係止爪15bが、図10または図
13に示すように、接合部11aの両側端部のスリット
から外部に突出し、前記係止解除部15cが、図10に
示すように、ケース17の操作用孔17aの直下に位置
される。
み立てられると、その係止爪15bが、図10または図
13に示すように、接合部11aの両側端部のスリット
から外部に突出し、前記係止解除部15cが、図10に
示すように、ケース17の操作用孔17aの直下に位置
される。
【0021】以上のようにして、図1乃至図9に示す同
軸端子を有する複合コネクタ1と、図10乃至図16に
示す、前記複合コネクタ1に嵌合されるコネクタプラグ
10とが、一実施例として構成される。
軸端子を有する複合コネクタ1と、図10乃至図16に
示す、前記複合コネクタ1に嵌合されるコネクタプラグ
10とが、一実施例として構成される。
【0022】前記複合コネクタ1がプリント基板18上
に表面実装され(図7参照)て機器本体側に備えられ、
前記コネクタプラグ10が携帯電話等の端末機器のケー
ブル端に設けられ、当該両者による使用方法を説明す
る。
に表面実装され(図7参照)て機器本体側に備えられ、
前記コネクタプラグ10が携帯電話等の端末機器のケー
ブル端に設けられ、当該両者による使用方法を説明す
る。
【0023】例えば、機器本体側のプリント基板18に
表面実装された複合コネクタ1(図7に示す状態)に、
ケーブル端のコネクタプラグ10(図10に示す状態)
を嵌合させると、コンタクト(雄型)4とコンタクト
(雌型)12とが接合し、同軸端子5における同軸コン
タクト7と中心コンタクト14とが接合し、同軸端子5
における外部コンタクト8の外部導体片9a,9aと外
部コンタクト13のコンタクト片13b,13bとが接
合し、同時に、係止アーム15aの係止爪15b,15
bがシェル6の爪係合孔6e,6eに係止され、複合コ
ネクタ1とコネクタプラグ10との嵌合がロックされ
る。
表面実装された複合コネクタ1(図7に示す状態)に、
ケーブル端のコネクタプラグ10(図10に示す状態)
を嵌合させると、コンタクト(雄型)4とコンタクト
(雌型)12とが接合し、同軸端子5における同軸コン
タクト7と中心コンタクト14とが接合し、同軸端子5
における外部コンタクト8の外部導体片9a,9aと外
部コンタクト13のコンタクト片13b,13bとが接
合し、同時に、係止アーム15aの係止爪15b,15
bがシェル6の爪係合孔6e,6eに係止され、複合コ
ネクタ1とコネクタプラグ10との嵌合がロックされ
る。
【0024】前記中心コンタクト14と同軸コンタクト
7との接合部は、外部導体片9aによってシールドされ
るとともに、コンタクトプラグ10の接合部11aを嵌
合時に囲繞するシェル6によってもシールドされてい
る。
7との接合部は、外部導体片9aによってシールドされ
るとともに、コンタクトプラグ10の接合部11aを嵌
合時に囲繞するシェル6によってもシールドされてい
る。
【0025】前記外部導体片9aとこれに接合する外部
コンタクト13は、同軸コンタクト7及び中心コンタク
ト13の周囲の全周を覆うのではなく、信号用のコンタ
クト4,12と略横一列に並べるようにして一部に配設
して、かつ、外部導体片9aはシェル6の一部を切り起
こして形成しているので、複合コネクタ1とコネクタプ
ラグ10との接合部を薄型にできるとともに、同軸用の
シールド部品点数を削減することが出来たものである。
この実施例では表面実装タイプの複合コネクタ1で説明
したが、プリント基板の裏面側で半田付けするピン挿入
実装タイプの複合コネクタでも同様である。
コンタクト13は、同軸コンタクト7及び中心コンタク
ト13の周囲の全周を覆うのではなく、信号用のコンタ
クト4,12と略横一列に並べるようにして一部に配設
して、かつ、外部導体片9aはシェル6の一部を切り起
こして形成しているので、複合コネクタ1とコネクタプ
ラグ10との接合部を薄型にできるとともに、同軸用の
シールド部品点数を削減することが出来たものである。
この実施例では表面実装タイプの複合コネクタ1で説明
したが、プリント基板の裏面側で半田付けするピン挿入
実装タイプの複合コネクタでも同様である。
【0026】また、複合コネクタ1とコネクタプラグ1
0との嵌合を解除するには、コネクタプラグ10のケー
ス17における操作用孔17aから係止解除部15cを
弾性力に抗して押し下げると、同時に係止アーム15a
の係止爪15bが押し下げられて相手方のシェル6の爪
係合孔6eから係合解除され、複合コネクタ1からコネ
クタプラグ10を引き抜くことが出来る。
0との嵌合を解除するには、コネクタプラグ10のケー
ス17における操作用孔17aから係止解除部15cを
弾性力に抗して押し下げると、同時に係止アーム15a
の係止爪15bが押し下げられて相手方のシェル6の爪
係合孔6eから係合解除され、複合コネクタ1からコネ
クタプラグ10を引き抜くことが出来る。
【0027】この嵌合ロック及び解除機構は、この実施
例に示したものに限らず、通常のコネクタとプラグとの
嵌合、または、コネクタ同士の嵌合においても使用する
ことが出来るものである。
例に示したものに限らず、通常のコネクタとプラグとの
嵌合、または、コネクタ同士の嵌合においても使用する
ことが出来るものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の複合コネ
クタは、相手方コネクタに接合される信号用及び同軸用
の接合部を併設する絶縁体と、前記信号用の接合部に先
端部を臨ませて前記絶縁体に配設される複数のコンタク
トと、前記同軸用の接合部に配設される同軸端子と該同
軸端子を囲繞する外部コンタクト及び前記同軸端子に圧
入される同軸コンタクトと、前記信号用及び同軸用の接
合部を囲繞するシェルとを少なくとも有し、前記外部コ
ンタクトが、前記シェルの一部を内側に切り起こして延
設させ前記同軸端子を囲繞して形成されているので、同
軸端子用のシールド部品が減少して部品管理が容易とな
りコストも低減するとともに、複合コネクタの接合部を
薄型にすることができるという優れた効果を奏するもの
である。
クタは、相手方コネクタに接合される信号用及び同軸用
の接合部を併設する絶縁体と、前記信号用の接合部に先
端部を臨ませて前記絶縁体に配設される複数のコンタク
トと、前記同軸用の接合部に配設される同軸端子と該同
軸端子を囲繞する外部コンタクト及び前記同軸端子に圧
入される同軸コンタクトと、前記信号用及び同軸用の接
合部を囲繞するシェルとを少なくとも有し、前記外部コ
ンタクトが、前記シェルの一部を内側に切り起こして延
設させ前記同軸端子を囲繞して形成されているので、同
軸端子用のシールド部品が減少して部品管理が容易とな
りコストも低減するとともに、複合コネクタの接合部を
薄型にすることができるという優れた効果を奏するもの
である。
【0029】
【0030】本発明の複合コネクタとコネクタプラグと
の接合構造は、 絶縁体に信号用及び同軸用の接合部を
互いに有する複合コネクタとコネクタプラグとの接合構
造において、前記複合コネクタとコネクタプラグとのう
ちの一方における絶縁体を囲繞するシェルは、当該絶縁
体において接合側に突出されている接合部に延設された
係止アームを有してなり、その係止アームの先端部分に
係止部が形成されるとともに、該先端部分に到る途中に
係止解除部が形成されていることなので、簡易な構造で
嵌合ロック状態を解除させることが出来るという優れた
効果を奏するものである。
の接合構造は、 絶縁体に信号用及び同軸用の接合部を
互いに有する複合コネクタとコネクタプラグとの接合構
造において、前記複合コネクタとコネクタプラグとのう
ちの一方における絶縁体を囲繞するシェルは、当該絶縁
体において接合側に突出されている接合部に延設された
係止アームを有してなり、その係止アームの先端部分に
係止部が形成されるとともに、該先端部分に到る途中に
係止解除部が形成されていることなので、簡易な構造で
嵌合ロック状態を解除させることが出来るという優れた
効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る複合コネクタの分解組立斜視図で
ある。
ある。
【図2】同本発明の複合コネクタにおけるシェルの平面
図である。
図である。
【図3】同本発明の複合コネクタにおけるシェルの正面
図である。
図である。
【図4】図2におけるA−A線に沿った断面図(イ)
と、図3におけるB−B線に沿った断面図(ロ)であ
る。
と、図3におけるB−B線に沿った断面図(ロ)であ
る。
【図5】同本発明の複合コネクタにおけるシェルの背面
図である。
図である。
【図6】同本発明の複合コネクタの背面図である。
【図7】同本発明の複合コネクタの正面図である。
【図8】図7におけるD−D線に沿った断面図である。
【図9】図7におけるC−C線に沿った断面図である。
【図10】本発明のコネクタプラグの斜視図である。
【図11】同本発明のコネクタプラグの正面図である。
【図12】図11におけるY−Y線に沿った断面図であ
る。
る。
【図13】図11におけるX−X線に沿った断面図であ
る。
る。
【図14】同本発明に係るコネクタプラグにおける、絶
縁体,シェル,中心コンタクト,コンタクト,外部コン
タクトの分解組立図(イ),(ロ)である。
縁体,シェル,中心コンタクト,コンタクト,外部コン
タクトの分解組立図(イ),(ロ)である。
【図15】同本発明に係るコネクタプラグにおけるシェ
ル15の平面図である。
ル15の平面図である。
【図16】同本発明に係るコネクタプラグにおけるシェ
ル15の側面図である。
ル15の側面図である。
1 複合コネクタ、2 接合部、3 絶縁体、4 コン
タクト、5 同軸端子、6 シェル、7 同軸コンタク
ト、8 外部コンタクト、9a,9b 外部導体片、1
0 コネクタプラグ、11 絶縁体、11a 接合部、
12 信号用のコンタクト、13 同軸用の外部コンタ
クト、14 同軸用の中心コンタクト、15,16 シ
ェル、15a 係止アーム、15b 係止爪、15c
係止解除部、17 ケース、17a 操作用孔、18
プリント基板
タクト、5 同軸端子、6 シェル、7 同軸コンタク
ト、8 外部コンタクト、9a,9b 外部導体片、1
0 コネクタプラグ、11 絶縁体、11a 接合部、
12 信号用のコンタクト、13 同軸用の外部コンタ
クト、14 同軸用の中心コンタクト、15,16 シ
ェル、15a 係止アーム、15b 係止爪、15c
係止解除部、17 ケース、17a 操作用孔、18
プリント基板
Claims (2)
- 【請求項1】相手方コネクタに接合される信号用及び同
軸用の接合部を併設する絶縁体と、 前記信号用の接合部に先端部を臨ませて前記絶縁体に配
設される複数のコンタクトと、 前記同軸用の接合部に配設される同軸端子と該同軸端子
を囲繞する外部コンタクト及び前記同軸端子に圧入され
る同軸コンタクトと、 前記信号用及び同軸用の接合部を囲繞するシェルとを少
なくとも有し、 前記外部コンタクトが、前記シェルの一部を内側に切り
起こして延設させ前記同軸端子を囲繞して形成されてい
ること、 を特徴とする複合コネクタ。 - 【請求項2】絶縁体に信号用及び同軸用の接合部を互い
に有する複合コネクタとコネクタプラグとの接合構造に
おいて、 前記複合コネクタとコネクタプラグとのうちの一方にお
ける絶縁体を囲繞するシェルは、当該絶縁体において接
合側に突出されている接合部に延設された係止アームを
有してなり、その係止アームの先端部分に係止部が形成
されるとともに、該先端部分に到る途中に係止解除部が
形成されていること、 を特徴とする複合コネクタとコネクタプラグとの接合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26585897A JP3379894B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 複合コネクタとコネクタプラグとその接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26585897A JP3379894B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 複合コネクタとコネクタプラグとその接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111398A JPH11111398A (ja) | 1999-04-23 |
JP3379894B2 true JP3379894B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=17423071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26585897A Expired - Fee Related JP3379894B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 複合コネクタとコネクタプラグとその接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3379894B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4710622B2 (ja) * | 2006-01-20 | 2011-06-29 | 日本電気株式会社 | 携帯端末及び携帯端末のノイズ防止構造 |
JP5623836B2 (ja) * | 2010-09-09 | 2014-11-12 | 日本圧着端子製造株式会社 | 防水コネクタの製造方法 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26585897A patent/JP3379894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11111398A (ja) | 1999-04-23 |
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