JP2001158619A - 無機共沈体粒子の製造方法、無機共沈体焼成粒子および無機蛍光体 - Google Patents
無機共沈体粒子の製造方法、無機共沈体焼成粒子および無機蛍光体Info
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Abstract
おいて、粒子形状および粒径を制御することの容易な方
法およびそれにより得られる高性能な無機複合粒子及び
高性能な無機蛍光体を提供する。 【解決手段】 2種以上の金属イオンを含有する溶液か
ら共沈体粒子を製造する方法において、2種以上の金属
イオンを含む水溶液を作り、この溶液を核粒子の発生に
供するA液と核粒子の成長に供するB液とに分割し、ま
ずA液の共沈析出反応を行って核粒子を含有する生成液
を作り、次にこれとB液とを合一させて共沈析出反応を
行うことを特徴とする無機共沈体粒子の製造方法。前記
の方法で得られた無機共沈体粒子を600℃以上の温度
で焼成して形成した平均粒径が0.5〜10μmの無機
共沈体焼成粒子及びユウロピウムとイットリウムを含む
平均粒径が0.5〜10μmの無機共沈体焼成粒子から
なる無機蛍光体または真空紫外線励起素子用蛍光体。
Description
子の製造方法、その共沈体焼成粒子および無機蛍光体に
関するものである。
特異な特性によりエレクトロニクスを中心に幅広く機能
性材料として利用されている。また、この種の材料は、
その機能をさらに効果的に発現させるために、粉末粒子
の形状、粒径が高精度に制御されかつ高い分散性を有す
る粉末が要求されている。たとえば、特開平6−271
316号公報では、イットリウムとユウロピウムを共に
含む化合物について、尿素を沈殿発生剤として用いる均
一沈殿法により、平均粒径約0.1〜0.2μmの球状
微粒子を製造する技術について開示されている。しかし
ながら、このような方法で得られる粒子は、その粒径が
小さすぎて使用特性に劣るという問題がある。例えば、
イットリウムとユウロピウムを含む粒子を蛍光体として
用いる場合、その粒子の塗布性能や蛍光体としての寿命
などの観点から、粒径0.5〜10μmで使用される場
合が多いが、前記方法で得られる粒子をこのような用途
に用いる場合には、その粒径が小さすぎるという問題を
含む。
り無機複合粒子を合成する方法において、粒子形状およ
び粒径を制御することの容易な方法およびそれにより得
られる高性能な無機複合粒子及び高性能な無機蛍光体を
提供することを課題とする。
を解決するために鋭意検討した結果、共沈体作成時に積
極的に核生成期と核成長期とを分離する方法をとること
により、粒子形態、粒径を高度に制御することができる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明によれば、2種以上の金属イオンを含有する溶液から
共沈体粒子を製造する方法において、2種以上の金属イ
オンを含む水溶液を作り、この溶液を核粒子の発生に供
するA液と核粒子の成長に供するB液とに分割し、まず
A液の共沈析出反応を行って核粒子を含有する生成液を
作り、次にこれとB液とを合一させて共沈析出反応を行
うことを特徴とする無機共沈体粒子の製造方法が提供さ
れる。また、本発明によれば、前記の方法で得られた無
機共沈体粒子を600℃以上の温度で焼成して形成した
平均粒径が0.5〜10μmの無機共沈体焼成粒子が提
供される。さらに、本発明によれば、ユウロピウムとイ
ットリウムを含む平均粒径が0.5〜10μmの無機共
沈体焼成粒子からなる無機蛍光体または真空紫外線励起
素子用蛍光体が提供される。
する無機共沈体粒子の製造方法である。本発明の方法を
実施するには、2種以上金属イオンを含む水溶液からな
る原液を作り、この原液を該粒子の発生に供するA液
と、核粒子の成長に供するB液とに分けるとともに、ま
ず該A液の共沈析出反応を行って共沈体からなる核粒子
を含むA 2液を作り、次に、このA2液とB液とを合一さ
せて共沈析出反応を行う。前記金属イオンとしては、沈
殿を形成し得るものであればよい。このようなものとし
ては、Cu、Ag、Au等の第Ib族金属、Mg、C
a、Sr、Ba、Zn、Cd、Hg等の第II族金属、A
l、Ga、In、Tl、Sc、Y等の第III族金属、S
i、Ge、Sn、Pb、Ti、Zr、Hf等の第IV族金
属、As、Sb、Bi、V、Nb、Ta等の第VI族金
属、Mn、Tc、Re等の第VIIb族金属、Fe、C
o、Ni、Ru、Rh、Pf、Od、Ir、Pt等の第
VIII族金属、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、E
u、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu
等のランタン系剤金属、Ac、Th、Pa、U、Np、
Pu、Am等のアクチニウム系剤金属から誘導された金
属イオン挙げられる。
前記金属の水溶性塩を水中に溶解させることによって得
ることができる。この場合、水溶液中の金属イオンの成
分組成は、所望する共沈体粒子の成分組成に対応して選
定すればよい。また、その水溶液のpHは、pH調節剤
により所望pHに調節すればよい。本発明においては、
前記原液はこれを核粒子の発生に供するA液と、核粒子
の成長に供するB液とに分割するが、この場合、A液と
B液との割合は、A液1容量部当り、B液1〜50容量
部、好ましくは2〜10容量部の割合である。本発明で
は、先ず、A液の共沈析出反応を行い、核粒子(共沈
物)を含む生成液(A2液)を作り、このA2液と前記B
液とを合一させ、共沈析出反応を行う。この共沈析出反
応により、A2液中の共沈体粒子を核粒子として粒子成
長した共沈体粒子が生成される。前記共沈析出反応は、
従来公知の方法に従って実施することができ、その金属
イオンの種類に応じた適宜の方法が採用される。一般的
には、この共沈析出反応は、沈殿発生剤として尿素を用
いることにより実施することができる。この場合、尿素
の使用割合は、原液中に含まれている全金属イオン1モ
ル当り、5〜100モル、好ましくは20〜80モルの
割合である。この尿素は、原液に対して好ましく添加さ
れるが分割したA液やB液に対して添加してもよい。
これを液中から分離し、乾燥し、必要に応じて焼成す
る。この場合、乾燥は、所望する焼成粒子の組成、粒径
等の性状に応じ選ばれるが、一般には40〜150℃、
好ましくは60〜100℃の範囲で実施される。一方、
焼成は、600℃以上の温度、通常、600〜1500
℃、好ましくは1000〜1400℃の温度範囲で実施
される。焼成雰囲気は、所望する焼成粒子の性状に応じ
て適宜選ばれるが、一般的には、空気雰囲気や窒素ガス
やアルゴンガス等の不活性雰囲気が採用される。場合に
よっては、水素等の還元雰囲気も使用される。
m、特に、0.5〜1.0μmの共沈体粒子を得ること
ができる。この共沈体粒子は、球形度にすぐれたもの
で,ほぼ球体状の粒子である。共沈析出条件の選択及び
析出回数増により、より大きな球形粒子を作成すること
ができる。
の典型であるイットリウム/ユウロピウム系でこの共沈
体焼成粒子を作成する場合を例にして詳細に説明する。
この場合に用いる金属イオンの塩は、溶媒(通常は水)
に溶解することが不可欠であり、たとえば、イットリウ
ム塩としては塩化イットリウム(YC13)、硝酸イッ
トリウム(Y(NO3)3)あるいはそれらの水和物などを
用いることができ、ユウロピウム塩としては塩化ユウロ
ピウム(EuC13)、硝酸ユウロピウム(Eu(NO3)
3)あるいはそれらの水和物などを用いることができ
る。3種類以上の金属イオンを含む複合酸化物の場合
も、同様な考えからそれぞれの金属イオンの可溶性塩を
用いることができる。
記したイットリウム塩及びユウロピウム塩を水中に溶解
させ、この水溶液に塩酸や硫酸などの酸性pH調整剤を
添加して、pH3以下、好ましくはpH2〜3の酸性水
溶液を作成する。イットリウム塩とユウロピウム塩の原
子比Y/Euは、特に制約はないが、好ましくは9.5
/0.5〜0.5/9.5である。
とし、この原液をA液(核粒子生成用)とB液(成長成
分用)の2つに分ける。A液とB液との割合は、A液/
B液容積比で0.5/9.5〜4/6、好ましくは1/
9に分けることが好ましい。次いで、A液を攪拌しなが
ら60〜80℃で10〜30分間加温し核粒子の生成を
行った後、その中に核成長成分用のB液を加え、攪拌し
ながら同温度で30〜100分間加温した後、さらに攪
拌しながら90℃以上で30〜60分間加温して粒子成
長した球形共沈体を生成させることができる。これら一
連の温度、時間については上記条件に制約されるもので
はない。この加温は、水溶液のpHが7以上、好ましく
は7.5〜8.5に達するまで行う。また、この加温を
加圧条件下で行うことにより、100℃以上の温度を採
用することもできる。
沈殿発生剤として尿素を添加することができるが、この
場合の尿素の添加割合は、一般的には、イットリウム塩
とユウロピウム塩の合計量1モル当り、5〜100モ
ル、好ましくは20〜80モルの割合である。
液分離により水溶液から分離した後、水を添加して超音
波などにより再分散する工程と、水中に再分散した共沈
体を分離する工程からなる洗浄処理を施す。この洗浄処
理は複数回(2〜6回)繰り返し行うのがよい。このよ
うにして得た共沈体を乾燥させることにより乾燥球形粒
子を得ることができるが、水洗浄後、乾燥前にイソプロ
パノールなどのアルコール溶媒や他の有機溶媒に再分散
させた後、乾燥させるほうが好ましい。
基性炭酸塩(式:YOHCO3)とユウロピウムの塩基
性炭酸塩(式:EuOHCO3)との複合体からなる球
形のもので、透過型電子顕微鏡観察により、その粒子径
が約1〜2μmで粒径分布幅が約1μm以下と狭く、シ
ャープな粒度分布を有することがわかる。共沈析出条件
の選択及び析出回数増により、より大きな球形粒子を作
成することができるo
囲気中で600℃以上、好ましくは800〜1400℃
の範囲で焼成して焼成品とすることができる。この焼成
品は酸化イットリウム(Y2O3)と酸化ユウロピウム
(Eu2O3)との複合体からなる球形粒子である。この
焼成品は、前記共沈体球形粒子の場合と同様に、その粒
子径が約1〜2μmで粒径分布幅が約1μm以下と狭
く、シャープな粒度分布を有するものである。このもの
は、取扱い性にもすぐれ、無機材料として好適であり、
紫外線励起により赤色の蛍光を示す。例えば、254n
m励起の3波長形蛍光ランプあるいは147nm真空紫
外線励起素子用赤色蛍光体に有用である。
む各種の共沈体粒子を得ることができる。このような共
沈体粒子としては、前記したイットリウムとユウロピウ
ムを含む無機蛍光体の他、イットリウムとガドリニウム
とユウロピウムを含む、イットリウムとバナジウムとユ
ウロピウムを含む、イットリウムとテルビウムを含む、
イットリウムとガドリニウムとテルビウムを含む無機蛍
光体等を挙げることができる。また、コバルトとモリブ
テン、ニッケルとモリブテン等の複数の遷移金属を含む
触媒等を挙げることもできる。
するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
純薬(株)製、>99.9%)2.6g、塩化ユウロピ
ウム六水和物(EuC13・6H2O)((株)レアメタリ
ック製、>99.9%)0.16g、尿素(和光純薬
(株)製、特級)27gを純水900mlに溶解し、塩
酸(和光純薬(株)製、試薬特級)を用いてpH2.5
に調整した後、24時間静置し、この溶液を原液とし
た。この原液を2つに、すなわちA液(核粒子生成用)
とB液(成長成分用)とにそれぞれ容積比で3:6に分
けた。次に、A液を攪拌しながら77℃で20分間加温
し、その中にB液を加え、攪拌しながら770Cで60
分間加温した後、さらに攪拌しながら97℃で40分間
加温して共沈体が生成した。次いでこの共沈体の生成し
た水溶液を遠心分離して共沈体を分離し、これを純水に
添加し、超音波により再分散させた後、遠心分離した。
この共沈体の再処理と遠心分離処理を合計4回行った
後、イソプロパノールに添加し超音波により再分散させ
た後、遠心分離し、上澄みのイソプロパノールを取り除
き、真空乾燥して共沈体粒子粉末を得た。得られた共沈
体粒子について、透過型電子顕微鏡(TEM)(フィリ
ップス社製、C30/STM)により観察したところ、
粒径約1μmの球形粒子であることが確認された。
中で1時間焼成して共沈体焼成粒子を得た。得られた粒
子について、透過型電子顕微鏡(TEM)(フィリップ
ス社製、C30/STM)により観察したところ、粒径
約1μmの球状粒子であることが確認された。また、こ
の焼成粒子についてX線(Cukα)回折装置(理学電
機(株)製、ロ一夕フレックスRU−300)を用いて
評価したところ、酸化イットリウムにユウロピウムが固
溶した構造の単相であることが確認できた。また、この
焼成粒子の蛍光特性を蛍光発光分光計(日本分光工業
(株)製・FP−770型)により評価したところ、短
紫外光(波長:254nm)を照射すると、611nm
の波長で強い光を発光する優れた赤色蛍光体であるこが
確認された。併せて真空中(3×10-2mmHg)でウ
シオ電機社製エキシマランプ(UER20H-146
V)を用いて、真空紫外光(146±10nm)を照射
したところ、強い赤色発光を示した。
純薬(株)製、>99.9%)2.6g、塩化ユウロピ
ウム六水和物(EuC13・6H2O)((株)レアメタリ
ック製、>99.9%)0.16g、尿素(和光純薬
(株)製、特級)27gを純水900mlに溶解し、塩
酸(和光純薬(株)製、試薬特級)を用いてpH2.5
に調整した後、24時間静置した。この水溶液を攪拌し
ながら97℃で1時間加温したところ、共沈体が生成し
た。次いでこの共沈体の生成した水溶液を遠心分離して
共沈体を分離し、これを純水に添加し、超音波により再
分散させた後、遠心分離した。この共沈体の再分散処理
と遠心分離処理を合計4回行った後、イソプロパノール
に添加し超音波により再分散させた後、遠心分離し、上
澄みのイソプロパノールを取り除き、真空乾燥して共沈
体粒子粉末を得た。得られた粒子について、透過型電子
顕微鏡(TEM)(フィリップス社製、C30/ST
M)により観察したところ、この場合にはその粒子が小
さく、粒径約0.1μmの球形微粒子であることが確認
された。
以上の比較的大きい共沈体粒子を作ることができる。本
発明による共沈体粒子は、その粒径が比較的大きいこと
から、取り扱いの容易にもので、溶剤に分散させて塗布
液とした場合、その塗布が容易である。また、その共沈
体粒子を無機蛍光体として用いる場合に、その寿命が長
くなるという利点が得られる。これにより、3波長形蛍
光ランプ用あるいはプラズマディスプレイなどの真空紫
外線励起素子用蛍光体として用いることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 2種以上の金属イオンを含有する溶液か
ら共沈体粒子を製造する方法において、2種以上の金属
イオンを含む水溶液を作り、この水溶液を核粒子の発生
に供するA液と核粒子の成長に供するB液とに分割し、
まずA液の共沈析出反応を行って、核粒子を含有する生
成液を作り、次にこれとB液を合一させて共沈析出反応
を行うことを特徴とする無機共沈体粒子の製造方法。 - 【請求項2】 該2種以上の金属イオンが、少なくとも
1種の希土類イオンを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 該希土類イオンが、イットリウムイオン
とユウロピウムイオンを含む請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より得られた無機共沈体粒子を600℃以上で焼成して
形成した平均粒径が0.5〜10μmの無機共沈体焼成
粒子。 - 【請求項5】 請求項4の無機共沈体焼成粒子を含有す
る無機蛍光体。 - 【請求項6】 請求項4の無機共沈体焼成粒子を含有す
る真空紫外線励起素子用蛍光体。 - 【請求項7】 該無機共沈体焼成粒子がユウロピウムと
イットリウムを含む粒子からなる請求項6に記載の無機
蛍光体。 - 【請求項8】 該無機共沈体焼成粒子がユウロピウムと
イットリウムを含む粒子からなる請求項7に記載の真空
紫外線励起素子用蛍光体。
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EP00125307A EP1103520B1 (en) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Method of preparing coprecipitated inorganic particles |
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