JP2001158006A - 複合合板 - Google Patents

複合合板

Info

Publication number
JP2001158006A
JP2001158006A JP34499499A JP34499499A JP2001158006A JP 2001158006 A JP2001158006 A JP 2001158006A JP 34499499 A JP34499499 A JP 34499499A JP 34499499 A JP34499499 A JP 34499499A JP 2001158006 A JP2001158006 A JP 2001158006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plywood
composite plywood
core layer
composite
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34499499A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Sato
亮介 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP34499499A priority Critical patent/JP2001158006A/ja
Publication of JP2001158006A publication Critical patent/JP2001158006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生林を用いつつも、比較的反りやねじれが
抑えられた複合合板を提供することを目的とする。 【解決手段】 複合合板1は、コア層20と、コア層2
0を間に挟んで互いにほぼ平行に配置される二つの表面
層10、10とを備え、これら三層を積層して形成され
ている。コア層20は、ホワイトウッド単板21を用い
て形成されている。表面層10は、ラジアータパイン単
板11を用いて形成されている。ホワイトウッド単板2
1は、表面層10よりも反りやねじれが少ない材質の再
生林である。ラジアータパイン単板11は、コア層20
よりも強度が強い材質の再生林である。複合合板1は、
これらの単板11、21、11を積層して形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合合板に関す
る。
【0002】
【背景の技術】複数枚の単板を繊維方向が直交するよう
に積層圧着して形成した、いわゆる合板は、建材として
広く利用されているものである。従来、合板には、南洋
材を用いたラワン単板を複数枚積層して形成したラワン
合板が多く利用されてきた。
【0003】しかし、近年、南洋材の資源が枯渇化して
きたことにより、木材の安定供給が困難となってきてい
た。このため、安定供給が可能である北洋ラーチなどの
針葉樹や、間伐材や製材時に大量に産出する使い道の少
ない木材を用いて作られるエンジニアリングウッド(以
下、EW)などを用いた合板が提案されている。
【0004】例えば、特開平8−52703号公報に記
載の複合合板は、複数枚の針葉樹単板を積層圧着して形
成される合板からなるコア層と、コア層の表面に貼着さ
れたEWからなる表層とから形成されている。この構成
とすることで、木材の安定供給が可能となり、しかも、
合板に十分な強度を持たせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、北洋ラーチな
どの針葉樹は、伐採量よりも自然生長量の方が少なく、
今後、入手が困難になる可能性がある。
【0006】そこで、伐採量よりも自然生長量の方が多
くなるように計画的に植林されている再生林を、木材に
用いることが求められている。現在、再生林としては、
ラジアータパイン(ニュージーランド)や、ホワイトウ
ッド(北欧)などがある。
【0007】しかし、ラジアータパインは、比較的反り
やねじれが大きいため、合板のコア層として使用するの
は困難である。また、ホワイトウッドは、ねじれは少な
いものの軟質で強度が比較的小さいため、ホワイトウッ
ドのみで合板を製造すると、強度不足となる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、再生林を用いつつも、比較的反りやねじれが抑え
られた複合合板を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の複合合板は、例えば図1及
び図2に示されるように、コア層20と、該コア層20
を間に挟んで互いにほぼ平行に配置される二つの表面層
10、10とを備え、これら三層を積層して形成される
複合合板1(2)であって、コア層20は、表面層10
よりも反りやねじれが少ない材質の再生林を用いて形成
されており、表面層10は、コア層20よりも強度が強
い材質の再生林を用いて形成されていることを特徴とす
る。
【0010】ここで、再生林とは、伐採量よりも自然生
長量の方が多い樹林のことである。例えば、計画的に植
林されているものとして、ラジアータパインやホワイト
ウッドなどが挙げられる。
【0011】請求項1の複合合板1(2)においては、
コア層20は、表面層10よりも反りやねじれが少ない
材質なので、コア層20に表面層10と同じ材質のもの
を用いた場合に比して、より反りやねじれが抑えられた
合板とすることができる。また、表面層10は、コア層
20よりも強度が強い材質なので、表面層10にコア層
20と同じ材質のものを用いた場合に比して、より強度
が強い合板とすることができる。
【0012】また、請求項1の複合合板1(2)におい
ては、いずれの層(コア層20、表面層10)において
も再生林を用いて形成されているので、伐採量よりも自
然生長量の方が多い木材のみを用いることができ、地球
環境保全に貢献することができる。さらに、再生林は、
供給が安定しているので、木材資源を確保することがで
きる。
【0013】請求項2記載の複合合板は、請求項1記載
の複合合板1(2)において、コア層20は、ホワイト
ウッドを用いて形成されており、表面層10は、ラジア
ータパインを用いて形成されていることを特徴とする。
【0014】請求項2の複合合板1(2)においては、
コア層20に、より反りやねじれが少ないホワイトウッ
ドを用いるので、表面層10に用いられるラジアータパ
インの反りやねじれの材質を抑えた合板とすることがで
きる。また、表面層10に、より強度が強いラジアータ
パインを用いるので、コア層20に用いられるホワイト
ウッドの強度を補強した合板とすることができる。した
がって、再生林であるホワイトウッドとラジアータパイ
ンとを組み合わせて、合板製造に用いることができる。
また、ラジアータパインは比較的高価であるので、コア
層20をホワイトウッドとすることにより、全ての層が
ラジアータパインである場合に比して、製造コストを抑
えることができる。
【0015】請求項3記載の複合合板は、例えば図1に
示されるように、請求項2記載の複合合板1において、
コア層20は、一枚のホワイトウッド単板21であり、
各表面層10、10は、一枚のラジアータパイン単板1
1であり、これらの単板を積層して形成されていること
を特徴とする。
【0016】請求項3の複合合板1においては、計二枚
のラジアータパイン単板11、11が両表面に積層され
ているので、比較的強度の強いラジアータパイン単板1
1により、せん断力に強い合板とすることができる。特
に、複合合板1を耐力壁面材などに適用することができ
る。
【0017】請求項4記載の複合合板は、例えば図2に
示されるように、請求項2記載の複合合板2において、
コア層20は、三枚のホワイトウッド単板21a、21
b、21cであり、各表面層10、10は、一枚のラジ
アータパイン単板11であり、これらの単板を積層して
形成されていることを特徴とする。
【0018】請求項4の複合合板2においては、三枚の
ホワイトウッド単板21a、21b、21cが積層され
ているので、比較的反りやねじれの少ないホワイトウッ
ド単板21a、21b、21cにより、積層面方向の反
りやねじれが少ない合板とすることができる。特に、複
合合板2を床面材などの水平構面面材に適用することが
できる。
【0019】請求項5記載の複合合板は、例えば図3に
示されるように、コア層20と、該コア層20を間に挟
んで互いにほぼ平行に配置される二つの表面層10、1
0とを備え、これら三層を積層して形成される複合合板
3であって、コア層20は、エンジニアリングウッド
(EW)22を用いて形成されており、表面層10は、
再生林を用いて形成されていることを特徴とする。
【0020】ここで、EWとは、間伐材や製材時に大量
に産出する使い道の少ない木材(端材)などを用いて作
られるものである。例えば、木材等を化学処理により繊
維状にしたものに、合成樹脂、接着剤を加えるなどして
成形した硬質繊維板(HB)や、中質繊維板(MDF)
などが挙げられる。
【0021】請求項5の複合合板3においては、コア層
20に、天然木材よりも均質で寸法の狂いが少ないEW
22を用いるので、表面層10に用いられる再生林が比
較的反りやねじれの大きいものである場合においても、
反りやねじれの材質を抑えた合板とすることができる。
したがって、EW22と再生林とを組み合わせて、合板
製造に用いることができる。
【0022】また、請求項5の複合合板3においては、
間伐材や端材を用いて作られるEWと再生林とを用いて
形成されているので、木材を有効利用することができ、
地球環境保全に貢献することができる。さらに、間伐材
や端材、再生林は、供給が安定しているので、木材資源
を確保することができる。また、比較的外観が悪いEW
をコア層20に用いるので、EW22により複合合板3
の外観を損なわずに済ませることができる。
【0023】請求項6記載の複合合板は、請求項5記載
の複合合板3において、表面層10は、ラジアータパイ
ンを用いて形成されていることを特徴とする。
【0024】請求項6の複合合板3においては、表面層
10に、比較的強度が強いラジアータパインを用いるの
で、コア層20に用いられるEW22の強度を補強した
合板とすることができる。また、コア層20に、天然木
材より均質で寸法の狂いが少ないEW22を用いるの
で、表面層10に用いられるラジアータパインの反りや
ねじれの材質を抑えた合板とすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】<第一の実施形態例>以下に、本
発明の第一の実施形態例の複合合板1について、図1を
参照して説明する。図1は、第一例の複合合板1の斜視
図である。複合合板1は、コア層20と、該コア層20
を間に挟んで互いにほぼ平行に配置される二つの表面層
10、10とを備えている。
【0026】コア層20は、ホワイトウッド単板21で
構成され、各表面層10、10は、ラジアータパイン単
板11で構成されている。すなわち、複合合板1は、3
プライの合板である。また、ラジアータパイン単板11
は、例えば、枝打ち材であるラジアータパインプルンド
等を用いて形成されている。
【0027】なお、ホワイトウッド及びラジアータパイ
ンは、周知のように、伐採量よりも自然生長量の方が多
い再生林である。ホワイトウッドは、ラジアータパイン
に比べると、反りやねじれが少ない材質である。また、
ラジアータパインは、ホワイトウッドに比べ、強度が強
い材質である。
【0028】各単板の厚さは、例えば、ラジアータパイ
ン単板11が1mm、ホワイトウッド単板21が3mm
に設定されている。この場合、複合合板1の全体の厚さ
は5mmである。
【0029】表面層10となるラジアータパイン単板1
1、11は、その繊維方向が複合合板1の長手方向に沿
うように配置されている。また、コア層20となるホワ
イトウッド単板21は、その繊維方向が複合合板1の長
手方向に交差するように配置されている。この構成によ
り、複合合板1はクロスバンド構造となっている。な
お、これに限らず、ラジアータパイン単板11、11の
繊維方向が複合合板1の長手方向に交差し、ホワイトウ
ッド単板21の繊維方向が複合合板1の長手方向に沿っ
ているものとしても良い。
【0030】この第一例の複合合板1の製造は、上述の
ようなラジアータパイン単板11及びホワイトウッド単
板21を、周知の方法で積層圧着することにより行われ
る。
【0031】上述のように、第一例の複合合板1におい
ては、比較的反りやねじれが少ないホワイトウッド単板
21をコア層20に用いるので、表面層及びコア層にラ
ジアータパイン単板を用いる場合に比して、ラジアータ
パインの反りやねじれの性質を抑えた合板とすることが
できる。また、比較的強度の強いラジアータパイン単板
11を表面層10に用いるので、コア層及び表面層にホ
ワイトウッド単板を用いる場合に比して、より強度が強
い合板とすることができる。したがって、再生林である
ホワイトウッドとラジアータパインとを組み合わせて、
合板製造に用いることができる。
【0032】また、いずれの層(コア層20、表面層1
0、10)においても再生林を用いているので、地球環
境保全に貢献することができる。さらに、再生林は供給
が安定しているので、木材資源を確保することができ
る。
【0033】また、コア層20にはホワイトウッドを用
いているので、比較的高価なラジアータパインを全ての
層に用いるのに比較し、製造コストの上昇を抑えること
ができる。
【0034】さらに、比較的強度の強いラジアータパイ
ン単板11を両面に積層しているので、せん断力に強い
合板とすることができ、複合合板1を、例えば、耐力壁
面材に適用することができる。特に、複合合板1を壁面
材に使用する際に、ラジアータパイン単板11の繊維方
向を壁の上下方向に沿うようにして複合合板1を配置す
ることにより、複合合板1にかかるせん断力に対する耐
力を多く取ることができる。
【0035】なお、コア層20は一枚のホワイトウッド
単板21であり、各表面層10、10は一枚のラジアー
タパイン単板11であるものとしたが、これに限ること
なく、例えば、コア層20を二枚以上のホワイトウッド
単板21…で構成するものとしても良いし、また、各表
面層10、10を二枚以上のラジアータパイン単板11
…で構成するものとしても良い。
【0036】また、コア層20にはホワイトウッドを、
表面層10にはラジアータパインを用いるものとした
が、これに限らず、コア層に、表面層よりも反りやねじ
れが少ない、ホワイトウッド以外の再生林を用いるもの
としても良い。また、表面層に、コア層よりも強度が強
い、ラジアータパイン以外の再生林を用いるものとして
も良い。
【0037】<第二の実施形態例>以下に、本発明の第
二の実施形態例の複合合板2について、図2を参照して
説明する。なお、第二例においては、第一例と同様の構
成については、その説明を省略する。図2は、第二例の
複合合板2の斜視図である。コア層20は、ホワイトウ
ッド単板21a、21b、21cで構成され、各表面層
10、10は、ラジアータパイン単板11で構成されて
いる。すなわち、複合合板2は、5プライの合板であ
る。
【0038】各単板の厚さは、例えば、ラジアータパイ
ン単板11が1.5mm、各ホワイトウッド単板21
a、21b、21cが3mmに設定されている。この場
合、複合合板2の全体の厚さは12mmである。
【0039】表面層10となるラジアータパイン単板1
1、11と、コア層20のホワイトウッド単板21bと
は、その繊維方向が複合合板2の長手方向に沿うように
配置されている。また、コア層20のホワイトウッド単
板21a、21cは、その繊維方向が複合合板2の長手
方向に交差するように配置されている。この構成によ
り、複合合板2がクロスバンド構造となっている。な
お、これに限らず、ラジアータパイン単板11、11及
びホワイトウッド単板21bの繊維方向が、複合合板2
の長手方向に交差し、ホワイトウッド単板21a、21
cの繊維方向が、複合合板2の長手方向に沿っているも
のとしても良い。
【0040】上述のように、第二例の複合合板2におい
ては、比較的反りやねじれが少ないホワイトウッド単板
21a、21b、21cを三枚積層しているので、積層
面方向の反りやねじれが少ない合板とすることができ
る。特に、複合合板2を、例えば、床面材などの水平構
面面材に適用することができる。
【0041】<第三の実施形態例>以下に、本発明の第
三の実施形態例の複合合板3について、図3を参照して
説明する。なお、第三例においては、第一例と同様の構
成については、その説明を省略する。図3は、第三例の
複合合板3の斜視図である。コア層20は、エンジニア
リングウッド(EW)22で構成され、各表面層10、
10は、ラジアータパイン単板11で構成されている。
すなわち、複合合板3は、3プライの合板である。
【0042】各層の厚さは、例えば、ラジアータパイン
単板11が1mm、EW22が3mmに設定されてい
る。この場合、複合合板3の全体の厚さは5mmであ
る。また、表面層10となるラジアータパイン単板11
は、その繊維方向が複合合板3の長手方向に沿うように
配置されている。
【0043】上述のように、第三例の複合合板3におい
ては、天然木材よりも均質で寸法の狂いが少ないEW2
2を用いるので、表面層及びコア層にラジアータパイン
単板を用いる場合に比して、ラジアータパインの反りや
ねじれの性質を抑えた合板とすることができる。また、
比較的強度の強いラジアータパイン単板11を表面層1
0に用いるので、コア層20であるEW22の強度を補
強した合板とすることができる。したがって、EW22
と再生林であるラジアータパインとを組み合わせて、合
板製造に用いることができる。
【0044】また、複合合板3においては、間伐材や端
材を用いて作られるEWと再生林とを用いているので、
地球環境保全に貢献することができる。さらに、間伐
材、端材、再生林は、供給が安定しているので、木材資
源を確保することができる。
【0045】さらに、比較的外観が悪いEWをコア層2
0に用いるので、EW22の露出面積が少なく、複合合
板3の外観を損なわずに済ませることができる。
【0046】なお、表面層10にはラジアータパインを
用いるものとしたが、ラジアータパイン以外の再生林を
表面層に用いるものとしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の複合合板によれば、コア層に表面層と同じ材質のもの
を用いた場合に比して、より反りやねじれが抑えられた
合板とすることができる。また、表面層にコア層と同じ
材質のものを用いた場合に比して、より強度が強い合板
とすることができる。さらに、再生林のみを用いて各層
を形成するので、地球環境保全に貢献することができ
る。また、木材資源を安定して確保することができる。
【0048】請求項2の複合合板によれば、請求項1と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、再生林
であるホワイトウッドとラジアータパインとを組み合わ
せて、合板製造に用いることができる。また、全ての層
をラジアータパインとする場合に比して、製造コストを
抑えることができる。
【0049】請求項3の複合合板によれば、請求項2と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、せん断
力に強い合板とすることができ、特に、複合合板を耐力
壁面材などに適用することができる。
【0050】請求項4の複合合板によれば、請求項2と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、積層面
方向の反りやねじれが少ない合板とすることができ、特
に、複合合板を床面材などの水平構面面材などに適用す
ることができる。
【0051】請求項5の複合合板によれば、表面層に用
いられる再生林が比較的反りやねじれの大きいものであ
る場合においても、反りやねじれの材質を抑えた合板と
することができる。また、エンジニアリングウッド(E
W)と再生林とを用いて各層を形成するので、地球環境
保全に貢献することができる。また、木材資源を安定し
て確保することができる。
【0052】請求項6の複合合板によれば、請求項5と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、コア層
に用いられるEWの強度を補強した合板とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合合板の第一例を示すもので、
その斜視図である。
【図2】本発明に係る複合合板の第二例を示すもので、
その斜視図である。
【図3】本発明に係る複合合板の第三例を示すもので、
その斜視図である。
【符号の説明】
1、2、3 複合合板 10 表面層 11 ラジアータパイン単板 20 コア層 21、21a、21b、21c ホワイトウッド単板 22 エンジニアリングウッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア層と、該コア層を間に挟んで互いに
    ほぼ平行に配置される二つの表面層とを備え、これら三
    層を積層して形成される複合合板であって、 コア層は、表面層よりも反りやねじれが少ない材質の再
    生林を用いて形成されており、 表面層は、コア層よりも強度が強い材質の再生林を用い
    て形成されている、ことを特徴とする複合合板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合合板において、 コア層は、ホワイトウッドを用いて形成されており、 表面層は、ラジアータパインを用いて形成されている、
    ことを特徴とする複合合板。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の複合合板において、 コア層は、一枚のホワイトウッド単板であり、 各表面層は、一枚のラジアータパイン単板であり、 これらの単板を積層して形成されている、ことを特徴と
    する複合合板。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の複合合板において、 コア層は、三枚のホワイトウッド単板であり、 各表面層は、一枚のラジアータパイン単板であり、 これらの単板を積層して形成されている、ことを特徴と
    する複合合板。
  5. 【請求項5】 コア層と、該コア層を間に挟んで互いに
    ほぼ平行に配置される二つの表面層とを備え、これら三
    層を積層して形成される複合合板であって、 コア層は、エンジニアリングウッド(EW)を用いて形
    成されており、 表面層は、再生林を用いて形成されている、ことを特徴
    とする複合合板。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の複合合板において、 表面層は、ラジアータパインを用いて形成されている、
    ことを特徴とする複合合板。
JP34499499A 1999-12-03 1999-12-03 複合合板 Pending JP2001158006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34499499A JP2001158006A (ja) 1999-12-03 1999-12-03 複合合板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34499499A JP2001158006A (ja) 1999-12-03 1999-12-03 複合合板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001158006A true JP2001158006A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18373569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34499499A Pending JP2001158006A (ja) 1999-12-03 1999-12-03 複合合板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001158006A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136876A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Daiken Trade & Ind Co Ltd 積層複合木質材
CN112476667A (zh) * 2020-11-26 2021-03-12 亚恪新材料(江苏)有限公司 新型人造板及其制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136876A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Daiken Trade & Ind Co Ltd 積層複合木質材
CN112476667A (zh) * 2020-11-26 2021-03-12 亚恪新材料(江苏)有限公司 新型人造板及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6262175B2 (ja) ハイブリッド木質コア集成材の製造方法
JP2001503343A (ja) 構造用積層材製品とその製法
JP2011068015A (ja) 合板、パーム合板、合板製造方法、およびパーム合板製造方法
US8769912B2 (en) Method of forming a wood board incorporating embedded sound attenuating elements and stiffening elements
CN101722537B (zh) 一种集装箱用复合底板
JP2007015114A (ja) 小径木を利用した木質パネル及びその製造方法
JP2001158006A (ja) 複合合板
JPH0351459Y2 (ja)
CN101021090B (zh) 木结构建筑用楼面板及其制作方法
KR102221539B1 (ko) 고단열 내화구조 하이브리드 목질코어 집성재 및 그 제조방법
JP2000153508A (ja) 複合集成材
JP2002307409A (ja) 集成材の製造方法及びこの製造方法により形成された集成材
JP2009000932A (ja) 構造用集成材
EP2086732A1 (en) Process for producing a longitudinal wood composite product and a longitudinal wood composite product
CA2641246A1 (en) Improved i joist
JPS625806A (ja) 集成板の製造方法
CN219096119U (zh) 一种复合多层木板材
JPH0860800A (ja) 複合木材柱及びその製造方法
JP3236664U (ja) 異樹種の複合集成材
US20230219327A1 (en) Engineered wood siding, trim and fencing with fire resistant properties
JPH05147010A (ja) 集成材
JPH1034613A (ja) 積層木材の構造
JP4055940B2 (ja) 単板積層材およびそれを利用した建具用框部材
JP2004237689A (ja) 木質複合材及びその製造方法
CA2292218A1 (en) A laminated wood building material and a method for forming thereof

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees