JP2001157865A - 基板上に溶液を被覆するための方法および装置 - Google Patents
基板上に溶液を被覆するための方法および装置Info
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Abstract
装置およびこの装置を使用する方法を提供すること。 【解決手段】 この装置は、圧縮性の表面を有する基板
支持体を含む。
Description
布するための方法および装置に関し、より詳細には、印
刷前のプルーフィング用の基板上に、インキ溶液の層を
被覆するための方法および装置に関する。
いくつかの基本的な単色画像に分けること、およびこれ
らの単色画像を多重印刷によって最終的に再度組み合わ
せそれによって原画をフルカラーで再現することを必要
とする、複雑な方法である。
ルタリングおよびその他の写真技法を使用する以下のス
テップを含み、すなわちいくつかのカラー分解部分(se
parations)、一般には4種のカラー分解部分を生成す
る。各分解部分は、例えば原画のマゼンタ部分、シアン
部分、イエロー部分、ブラック部分に対応するハーフト
ーンドットおよび/または連続調子画像を作り出す。第
2に、これらの分解部分の1つを通して感光版を露光
し、この版を現像することによって、各カラー分解部分
に版面を作製する。第3に、この版面を多段印刷機に取
り付け、各カラー分解部分に対応する4種のハーフトー
ンおよび/または連続調子画像のインキを、基板上に、
一般には紙の上に、順次、かつ他の画像の上部に別の画
像を見当合せして印刷し、それによって原画をフルカラ
ーで再現する。
観察することによって、印刷前に、好ましくは版面を作
製する前に、最終画像の外観を予測できることが望まし
い。カラー分解部分を評価し、様々なカラーが実際に適
切に分解されているかどうかを決定する技術は、プルー
フィングと呼ばれる。一般にプルーフィングは、実際に
版面を作製せずに、かつ印刷機を運転せずに、最終の印
刷画像がどのように見えるのか視覚化するため、カラー
分解部分を使用してプルーフと呼ばれるカラー画像を作
り出す方法である。プルーフを作り出すことによるプル
ーフィングでは、印刷後に印刷物(job)がどのよう
に見えるかが印刷業者および消費者に示される。したが
って必要ならば、それが適正でない場合、費用のかかる
印刷時間、紙、インキを無駄にする可能性のある印刷に
印刷物が進む前に、そのカラー分解部分を変更すること
ができる。プルーフは、顧客確認用、同じ版または印刷
物の上に印刷されるいくつかの対象の互換性をチェック
すること、内部の品質をチェックし調節すること、およ
び比較的少ない数で最終的に再現させることを含む多く
の目的に使用される。
することができるが、一般に光化学的手段または写真製
版手段によって作製されたプルーフが、費用がかからず
より速い代替例として好まれてきた。これらのプルーフ
は、しばしばオフプレスプレプレス(offpress
prepress)またはプレプレート(prepl
ate)プルーフと呼ばれている。
システムは、一般に、プルーフを作製する際に感光性要
素を使用する。一般にこれらのシステムは、複写画像を
生成するため、画像を生み出す分解部分の1つを通して
感光性要素を化学線で露光することによりプルーフを作
製する。これは、使用する要素に応じて分解部分のポジ
またはネガである。化学線は、使用する要素に応じて、
可溶な領域を不溶に、不溶な領域を可溶に、粘着性の領
域を非粘着性に、または非粘着性の領域を粘着性にする
ことができる。画像の通りに露光した後、可溶な領域を
洗い落とすことによって感光性要素を現像することがで
きる。次いで感光性要素の粘着性領域を、乾燥着色剤ま
たは液体着色剤で調色しなければならない場合がある。
このプロセスは、全てのカラー分解部分について繰り返
される。次いで処理された要素を、ときには支持体上ま
たは基板上に1つずつ積層して一緒にする。保護層は感
光性要素から剥がして除去することができ、その後、こ
れらを支持体またはその他の画像要素に積層する。最後
に、4種のカラー画像を、支持体から、1枚の紙などの
転写シートまたはディスプレイシートといった受容体に
転写して、最終プルーフを形成することができる。
に真似るため、従来の4種のカラープルーフを、1種ま
たは複数の追加の注文カラーと共に提供することが求め
られている。注文カラーは、印刷画像の特定の部分を強
調するという目的を広く示すために、印刷画像にしばし
ば追加される。しかし、可能な注文カラーが多過ぎるた
めに、各注文カラーを有する感光性要素の大量生産は費
用効果がない。
は、一般に、マイヤーロッドアプリケータを有するアセ
ンブリを含む。しかしこのような器具では、密度のばら
つき、縞およびその他の欠陥などの不均一性のためにし
ばしば欠陥のある被覆層が生成され、したがってこれら
はプルーフィングの適用では許容されない。多くの場
合、被覆アセンブリは、操作者がマイヤーロッドアプリ
ケータを位置決めして保持する際に手による操作を必要
とし、したがって操作者が変わると前述の欠陥がしばし
ば発生する。その上、被覆することができる基板のサイ
ズは多くの市販の器具にしばしば限定される。
に均一な溶液の被覆を基板上に塗布するための装置が提
供され、この装置は、マイヤーロッドと基板移送表面と
の間のニップ領域に圧縮剛さ(K)を有する圧縮性の層
を有する、基板用の基板支持体と、全長(Lrod)、全
ロッド重量値(Wrod)、およびそり測定値(B)を有
する、基板上のニップ領域で供給される溶液を計量しな
がら調節するためのマイヤーロッドと、全重量値(W
bar)を有する、マイヤーロッド上に本質的に均一な力
を加えるためのおもりと、ニップを通して基板を移送
し、それによって基板上に、幅値(L)を有する溶液の
層を被覆する基板移送表面と、溶液の層を乾燥させるた
めの乾燥領域と、を含み、この装置が、約1.4よりも
大きい、好ましくは約2.9よりも大きい、式(1)
(「CCN」)を有する。
面および第2の基板表面を有する基板上に、本質的に均
一な溶液の被覆を塗布するための方法が提供され、この
方法は、圧縮性の表面を含む基板支持体を、基板に提供
する工程と、基板および基板支持体を含む基板複合体で
あって、第2の基板表面が基板支持体に隣接している基
板複合体を形成する工程と、マイヤーロッドと基板移送
表面との間にニップ領域を形成する工程と、マイヤーロ
ッド上に、本質的に均一な力を加える工程と、ニップ領
域で、第1の基板表面の少なくとも一部分の上に被覆溶
液を提供する工程と、ニップ領域に基板複合体を送り、
それによって第1の基板表面の本質的に全体にわたって
被覆溶液をマイヤーロッドで計量しながら供給し、それ
によって溶液の被覆層を形成する工程と、乾燥領域内
で、溶液の被覆層を乾燥させる工程とを含む。
た優れた被覆層を生成する。
詳細な説明を参照することによって、さらなる目的およ
び付随する利点と共に最も良く理解されよう。
に、以下の本発明の詳細な説明から、より完全に理解す
ることができる。
均一な溶液の被覆を基板12上に塗布するための装置1
0は、マイヤーロッド14、おもり16、基板移送表面
18、乾燥領域20、および基板支持体22を含む。
めに、マイヤーロッド14を利用する。巻線型マイヤー
ロッド14は、このロッドの本質的に全長にわたってス
テンレス鋼線材がその周囲にきつく巻き付けられた、ス
テンレス鋼製の円筒状ロッドである。隣接する線材同士
の間の空間には溶液が保たれている。被覆付着物の量
は、線材の直径またはゲージに依存する。被覆は、マイ
ヤーロッド14を使用することによって基板12に塗布
され、基板12がマイヤーロッド14を通過するとき、
マイヤーロッド14の線材の間にある溶液の量を残して
過剰な溶液を全てスキージで取り去り、すなわち計量し
ながら調節する。線材の湾曲間の空間によって、特定の
量の溶液を残したままにすることが可能になり、それに
よって、基板12上に材料のセルを残す。異なる線ゲー
ジのマイヤーロッド14では、基板12上には異なる量
の溶液が残る。どのマイヤーロッド14も、本発明で使
用するのに適している。特に溶液中の固形分のパーセン
テージを変更する場合、所望の被覆厚さを実現するため
に、マイヤーロッドの直径および/または線ゲージを調
整することが必要である。多くの場合、好ましいマイヤ
ーロッドの直径は、約0.5インチから約0.75イン
チ(12.7mmから19mm)の間である。
ヤーロッド14によって実現されるので、マイヤーロッ
ド14が基板12に溶液を塗布することができるよう
に、被覆溶液を送出するためにどのような送出方法も使
用することができることが理解される。したがって適切
な送出方法には、被覆の品質または被覆システムの操作
に悪影響を及ぼさない方法が含まれる。例として、この
送出方法は、被覆プロセス中、連続的に溶液を送出する
ことができ、被覆溶液は、この被覆溶液を入れた貯蔵器
(図示せず)に接続されたコンジット(図示せず)か
ら、ニップ領域30近くに送出することができる。ある
いは溶液送出は、被覆プロセス中断続的にすることもで
きる(被覆プロセス中、少なくとも1回であるがそのプ
ロセス全体を通して連続的ではない)。1つの例示とし
て、被覆溶液は、被覆システムの作業者によって、また
は被覆装置に取り付けられた貯蔵器を有する自動的手段
によって保持された貯蔵器(図示せず)から注ぐことが
できる。貯蔵器は、ニップ領域30に溶液を注ぎ、注入
し、押し出し、分散させ、またはどのような方法であれ
分配することが可能であれば、どの種類でもよい。この
ような貯蔵器の例には、オープンカップ、トラフ、プラ
ンジャシリンジ、またはスクイズボトルが含まれるが、
これらに限定されない。
領域を完全に被覆することができるように、ニップ領域
に送出されることが好ましい。したがって、送出される
被覆溶液の量は、少なくともマイヤーロッド14のサイ
ズと、基板12上の被覆される領域のサイズに応じる。
10のサイドフレーム27に取り付けられたロッド保持
器26の、開口25(図1にはその1つのみを示す)内
に存在する。マイヤーロッド14の一端部24には、保
持ピン28が取り付けられている。このピン28は、マ
イヤーロッド14の端部24上に位置決めされており、
その結果このピン28はロッド保持器26に接触し、基
板12の移送中または被覆中にマイヤーロッド14が回
転するのを防止する。定置状態の(回転していない)マ
イヤーロッドによって、溶液被覆のより均一な分配がも
たらされ、被覆の品質に影響を及ぼす欠陥がマイヤーロ
ッドに生じる可能性が減少し、またこのロッド14は、
装置10の他の要素、例えばおもり16に溶液が接触し
ないのでより清浄である。
の上部に配置され、このマイヤーロッド14の上部に存
在することによって、均一または本質的に均一な力がマ
イヤーロッド14に与えられる。おもり16は、どのよ
うな形状でもよく(例えば円形のローラや長方形のバ
ー)、基板12の長さに対応し、それによってマイヤー
ロッド14にはその力が容易に分配される。マイヤーロ
ッド14の所定の位置にあるとき、おもり16はマイヤ
ーロッド14の軸14aに平行に位置合せされ、おもり
16の軸16aは、マイヤーロッド14の軸14aに垂
直に位置合せされることが好ましい。マイヤーロッド1
4自体はニップ領域30で力を加えることができるが、
一般にマイヤーロッド14の重さだけでは溶液の均一な
被覆をもたらすのに十分ではない。おもり16は、マイ
ヤーロッド14に本質的に均一な力を加え、その結果、
マイヤーロッド14は基板支持体22上の基板12に本
質的に均一に接触するようになる。本質的に均一に接触
させるため、マイヤーロッド14に本質的に均一な力を
与えるのに必要な重量は、マイヤーロッド14の重量お
よび基板支持体22の圧縮率に依存する。マイヤーロッ
ド14に本質的に均一な力を加えるために、このおもり
を他の構成要素、例えば、ばね部品、または電気機械、
空気式、もしくは磁性部品などに代えることは、当業者
の範囲内であることが企図される。おもり16の効果
は、マイヤーロッド14上に磁気引手(図示せず)を設
けるなどの他の形においても得ることができる。
14に接触するクッション(図示せず)を含み、おもり
16に接触することによってマイヤーロッド14に生じ
る可能性がある損傷を予防する。クッション31は、マ
イヤーロッド14が損傷を受けるのを防止する任意の材
料、例えば天然ゴムや合成ゴムで作製することができ
る。
14上におもり16を配置するために使用することがで
きる。このおもりアセンブリは、ピボット軸33(図2
および図3に最も良く示されている)、2つのアーム部
材34、おもり16、およびハンドル35を含む。ピボ
ット軸33は、各サイドフレーム27に取り付けられた
ブロック36に固定されている。各アーム部材34は、
ピボット軸33に連結している。ハンドル35は、2つ
のアーム部材34の間に取り付けられている。おもり1
6の各端部は、アセンブリ32におもり16を取り付け
るため、各アーム部材34のスロット40に延びてかみ
合わせられたフィンガ38を有する。各スロット40は
フィンガ38よりも大きく、おもり16がマイヤーロッ
ド14の所定位置にあるときに回転することなく、フィ
ンガ38がスロット40内を垂直に移動できるように方
向付けられている。したがっておもり16は、被覆中に
マイヤーロッド14上を浮動することが可能であり、そ
して、異なる直径の異なるマイヤーロッドに適応するこ
ともできる。図3を参照すると、おもりアセンブリ32
のアーム部材34およびハンドル35は、おもり16が
マイヤーロッド14上にない第1の位置が破線で示さ
れ、おもり16がマイヤーロッド14上にある第2の位
置が示されている。ばねで負荷が加えられた移動止め、
またはばねプランジャなどの可動保持ピン45は、各ブ
ロック36の上部に取り付けられている。ハンドル35
の各端部35aは、ハンドル端部35aが保持ピン45
の後ろに静止して、おもり16がおもりアセンブリ32
の第1の位置にあるマイヤーロッド14に届かないよう
に、アーム部材34を通過して延びている。また、第1
の位置でおもりアセンブリ32を保持することができ、
かつおもりアセンブリ32が第2の位置に移動できるよ
うに解放することができるラッチまたはクランプも、保
持ピン45として使用するのに適している。ハンドル3
5は、保持ピン45を通過して前方に移動し、ピボット
軸33を中心としてアーム部材34を約90度回転させ
ながら下方に移動し、それによって、おもり16をマイ
ヤーロッド14上に位置決めする。各ブロック36に取
り付けられた第2のピン48は、おもりアセンブリ32
が過剰に回転するのを防止し、マイヤーロッド14上の
おもり16の位置を維持する。このおもりアセンブリ3
2は、マイヤーロッド14上のおもり16の位置決めを
単純化する。あるいは、おもり16は、マイヤーロッド
14上に機械的に位置決めすることができ、例えば、ば
ねを用いて、または空気によって、電気機械的に、もし
くは手で位置決めすることができる。おもり16を手で
配置する場合、ロッド保持器26の開口25は、ロッド
保持器26内におもり16の端部が保たれるように、延
ばす(かつ成形する)ことができる。おもり16は、使
用していないときは本発明の装置から遠く離すことがで
き、そしてロッド保持器26の細長い開口25内におも
り16の端部を配置することによって、このおもり16
をマイヤーロッド14上に位置決めすることができる。
4は、ニップ領域30を形成する。基板移送表面18
は、ニップ領域30を通して基板12を移送するための
手段である。基板移送表面18は、装置10のサイドフ
レーム27に回転可能に取り付けられた駆動ローラ50
を含む。当業界での従来のものと同様に、駆動ローラ5
0はシャフト51を含み、その一端は軸受52内を延び
て、ベルトおよび滑車53によりモータ55に接続され
る。駆動ローラ50は、基板支持体22のための基板移
送表面18に高摩擦表面をもたらすカバー(図示せず)
を有するものでよい。
20は、基板12および/または基板支持体22を保持
するための表面58と、基板12上の被覆層から過剰な
水分または揮発分を除去する熱源60とを含む。保持す
るための手段58は、コンベヤ62、またはプレート、
リブ付きの表面、もしくはラックなどにより提供される
ような定置表面(図示せず)でよい。図3に一部示すよ
うに、コンベヤ62は、複数の別々のローラ64(その
1つが見られる)にかみ合わされる連続ループとしてコ
ンベヤベルト63を含み、このローラ64の1つはモー
タ(基板移送表面18用のモータ55と同じでよい)で
駆動される。コンベヤ62は、基板支持体22上の基板
12を、乾燥領域20を通過させて出口まで移送する。
あるいは、乾燥領域20内の基板12および基板支持体
22を支持するために、装置10のサイドフレーム27
間に水平に支持される定置表面を使用することができ
る。被覆された基板の乾燥領域内での滞留時間は、被覆
層の厚さおよび組成に依存する。この層を、乾燥領域2
0内での搬送時間中に十分に乾燥することができない場
合、基板12を定置表面上に存在させて、この被覆層を
乾燥させるために十分な時間をとることができる。この
場合、乾燥中に、モータ55を停止させておもり16お
よびマイヤーロッド14を除去した状態で(図示せ
ず)、基板支持体22(基板12は含まない)の後端を
基板移送表面18に接触させたままにすることができ
る。乾燥終了後、基板12および基板支持体22は、基
板移送表面18上の基板支持体22および/またはコン
ベヤベルト63を摩擦接触させ、モータ55を反転させ
ることによって、または手で除去することによって、乾
燥領域20から引き出すことになる。乾燥領域20内で
の加熱は、伝導、対流、および放射加熱など、被覆溶液
層から過剰な水分または揮発分を除去するのに適するど
のような手段によっても行うことができる。多重赤外線
加熱ランプ65を用いた放射加熱は、清潔で加熱が均一
であるので好ましい。乾燥領域20内での基板上の被覆
表面の温度は約25℃から約100℃が好ましく、約3
5℃から約50℃が最も好ましい。
12aと第2の表面12bを有する。基板12の第2の
表面12bは、基板12の第1の表面12a上に溶液を
塗布する間、すなわち被覆する間、基板支持体22の第
1の支持体表面22aに隣接する。基板12はシート状
であり、溶液を塗布する間、ローラから供給されず、ま
たはローラ上またはローラの周りに巻かれないことが好
ましい。本発明に有用な基板12は限定されない。好ま
しい基板12は、米国特許第5,019,471号に開
示されている除去可能な支持体上に完全に水性の現像可
能な感光層を有する感光性要素である。
圧縮性層70は、おもり16によってマイヤーロッド1
4に加えられる本質的に均一な圧力に対して基板12の
衝撃を緩和する。圧縮性層70は、基板の厚さの変化、
マイヤーロッドおよび基板移送表面の不均一性、基板支
持体に関連するその他の層の不均一性を補償する。した
がって圧縮性層70は、基板12とマイヤーロッド14
の本質的に均一な接触を維持し、それによって基板12
上の被覆方向およびこの被覆方向を横断する方向に本質
的に均一な溶液の被覆をもたらす。さらに、基板支持体
22の圧縮性層70は、材料が、取扱いの誤りまたは被
覆プロセスそのものから受けた著しい永久歪みを保ち続
けないように、元の寸法に繰り返し回復するような十分
な弾性を有することが好ましい。
触する可能性がある溶媒および薬品に対する耐性、乾燥
領域の熱条件に対する抵抗力を有するならば、どのよう
な材料も圧縮性層70として適している。本発明の記述
の中で、圧縮性は、圧縮性層の圧縮剛さとして確認する
こともできる。圧縮性層70としての使用に適する材料
には、例えばポリウレタンなどの合成ポリマーフォー
ム、ならびに天然および合成のエラストマーおよび加硫
ゴムが含まれるが、これらに限定せず、該天然および合
成エラストマーおよび加硫ゴムとしては、例えばイソプ
レン、ネオプレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、
ポリクロロプレン、ならびにスチレンブタジエンコポリ
マー類、ニトリルゴム類(例えばアクリロニトリルブタ
ジエンコポリマー)、ポリ塩化ビニルおよびニトリルゴ
ム、エチレンプロピレンコポリマー、ブチルゴム(例え
ばイソブチレンイソプレンコポリマー)などのオレフィ
ンコポリマーなどが含まれる。このフォームは、連続気
泡フォームまたは独立気泡フォームでよい。熱可塑性で
あるエラストマーは、圧縮性層70としても適してい
る。圧縮性層70は、加圧されたマイヤーロッド14に
対して基板12を適切に緩衝することができる任意の厚
さにすることができる。一般に、圧縮性層70の厚さ
は、約0.125インチから約0.5インチ(約0.3
175cmから約1.27cm)の間であり、しばしば
約0.25インチ(約0.635cm)である。圧縮性
層70は1つの層であるが、複数の層で形成できること
が好ましい。
5インチ/分(0.122cm/分)で荷重50ポンド
(22.7kg)容量のセル、およびMTS−Sint
echによるWindows(登録商標)ソフトウェア
用Test Worksを備える、Instron製ス
クリュー駆動型万能試験架、Model Number
1125を使用して決定される。2平方インチの試験
試料を、平らな鋼製プラテンの上部に配置し、直径0.
5インチ(1.27cm)のロッドをこの試料の全幅に
わたって圧入する。試料にかかる荷重は、試料上で0ポ
ンドから10ポンド(0から4.54kg)となる。試
験試料がカバー層を含む場合は、このカバー層がロッド
に面する。基板支持体の圧縮率は、約10から約165
ポンド/インチ撓み/インチ長さ(約0.7から約1
1.6kg/cm撓み/cm長さ)の間でよく、しばし
ば約45から約120ポンド/インチ撓み/インチ長さ
(約3.2から約8.45kg/cm撓み/cm長さ)
の間であり、最も頻繁には約45から約65ポンド/イ
ンチ撓み/インチ長さ(約3.2から約4.58kg/
cm撓み/cm長さ)の間である。
第1の面70aと、この第1の面70aの反対側の第2
の面70bとを有する平面またはシート様状の形の圧縮
性層70である。基板12は、溶液を塗布する間、圧縮
性層70の第1の面70a上に存在する。基板支持体2
2は、圧縮性層70に加えて、この圧縮性層の機能を妨
げない少なくとも別の1層を含むことが可能であること
が好ましい。基板支持体22は、圧縮性層70の第2の
面70bに隣接するキャリア層74を含むことができ
る。基板支持体22の取扱いと、ニップ領域30を通し
てこの基板支持体22を乾燥領域20内に移送すること
を容易にするために、キャリア層74によって、圧縮性
層70には平面内に剛性または剛さが与えられる。ま
た、このキャリア層74によって、圧縮性層70は基板
移送表面18で擦られないように保護されるので、この
系の耐久性も改善される。キャリア層74は、取扱い中
および移送中は本質的に剛くて圧縮性層70を維持する
のに適する任意の材料で作製することができ、金属、例
えばアクリル樹脂およびポリカーボネートなどの硬質合
成樹脂、および例えばポリエステルなどのポリマーフィ
ルムを含む。キャリア層74の典型的な厚さは、約0.
005インチから約0.25インチ(約0.0127c
mから約0.635cm)の間である。キャリア層74
は、適切な接着剤で、その一部または全体を圧縮性層7
0に接着させて、単一構造を形成することができる。キ
ャリア層74がポリマーフィルムであるとき、キャリア
層74と圧縮性層70を一緒に接着することが好まし
い。
ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ナイロン、またはフルオロポリ
マーなどの、ポリマーフィルムまたはファブリックカバ
ーのカバー層78を含むことができる。カバー層78
は、圧縮性層70を安定化し、圧縮性層70が溶液およ
び薬品と接触しないように、ならびに取扱いの誤りまた
は被覆プロセスから受けたどのような永久歪みも維持さ
れないように保護する。またカバー層78は、圧縮性層
に平面内剛性ももたらし、被覆中および取扱い中に圧縮
性層が伸びるおよび/または曲がるのを防止することが
できる。カバー層用に選択された材料および圧縮性層の
圧縮率に応じて、カバー層78は、約0.005インチ
から約0.060インチ(約0.0127cmから約
0.1524cm)の間の厚さを有することができる。
カバー層78は、圧縮性層70に接着されて単一構造を
形成することが好ましいが、必ずしも必要ではない。基
板支持体の圧縮性層にキャリア層および/またはカバー
層を付加すると、基板支持体の圧縮率が変化することに
留意されたい。しかし、基板支持体22の圧縮率または
圧縮剛さは、しばしば約10から約165ポンド/イン
チ撓み/インチ長さ(約0.7から約11.6kg/c
m撓み/cm長さ)の間の範囲内に保たれることにな
る。
バー層78として圧縮性層70の第1の面に接着される
合成ファブリックと、キャリア層74として圧縮性層7
0の第2の面に接触する厚さ0.06インチのポリカー
ボネートシートとを有する連続気泡天然フォームラバー
の圧縮性層70である。基板支持体のこの実施形態の圧
縮剛さは、約50から約60ポンド/インチ撓み/イン
チ長さが好ましい。圧縮性層70として、代替の好まし
い実施形態は、連続気泡ポリウレタンフォーム、POR
ON、タイプ4701−30、−40、−50、および
−60(Rogers Co.、East Woods
tock、CTから入手可能)である。基板支持体22
としての圧縮性層70の圧縮剛さ(カバー層78もキャ
リア層74もない)は、約10から約120ポンド/イ
ンチ撓み/インチ長さ(約0.7から約8.45kg/
cm撓み/cm長さ)が好ましい。また基板支持体22
としては、好ましくは圧縮性層70の第1の面70aに
カバー層78として接着され、圧縮性層70の第2の面
70bにキャリア層74として接着された、厚さ約0.
007インチから約0.014インチ(約0.178c
mから約0.36cm)のポリエステルフィルムを有す
る同様の圧縮性層70が適している。基板支持体22の
この実施形態の圧縮剛さは、約35から約165ポンド
/インチ撓み/インチ長さ(約2.46から約11.6
kg/cm撓み/cm長さ)の間である。
表面18が基板支持体22の機能も果たすように、基板
移送表面18は圧縮性層70から形成される。この実施
形態では、圧縮性層70は駆動ローラ50を取り巻い
て、駆動ローラ50と一体になっている。ローラ50の
表面の圧縮性層70は、追加の圧縮性層または上述のカ
バー層78を有することが可能な円周表面を有する。ニ
ップ領域30を通して移送するには、基板12の第2の
表面12bを、基板移送表面18の圧縮性層70の第1
の面70a上に配置し、この基板12の第1の表面12
aをマイヤーロッド14に接触させる。任意選択で、カ
バー層78に関して上述したように、圧縮性層70上に
存在する1枚のポリマーフィルム上に基板12を配置す
ることができる。このポリマーフィルムのシートによれ
ば、依然として圧縮性層70を基板支持体22として機
能させることが可能であるが、装置10内の乾燥領域2
0への基板12の移送を補助する。基板支持体22およ
び基板移送表面18としての使用に適するローラは、米
国特許第5,206,992号に開示されている。好ま
しいローラは、ポリウレタンのカバー層を有する独立気
泡エラストマー層である、類似タイプのローラとして、
American Roller Co.から販売され
ている。
均一性には、様々なファクタが影響を及ぼす可能性があ
る。この被覆の均一性に影響を及ぼす主なファクタに
は、おもり16の質量(Wbar)、基板支持体22の圧
縮剛さ(K)、マイヤーロッド14の重量(Wrod)、
マイヤーロッド14の全長(Lrod)、マイヤーロッド
14の真直度またはそり測定値(B)、およびこのユニ
ットに送り込まれるフィルムの幅(L)が含まれること
が見出された。本発明によれば、本発明の装置は、下記
の方程式(1)によって表された「コンプライアント被
覆数」(CCN)が約1.4よりも大きい均一なCCN
をもたらすようにこれらの主なファクタが調整されたと
き、ほぼ均一な被覆層を提供することが見出された。
ましい。被覆の品質に影響を及ぼす可能性があるその他
のファクタには、例えば、マイヤーロッドの直径、被覆
が塗布される速度、被覆プロセス中の汚染、被覆溶液の
レオロジー特性、コンプライアント被覆パッドの厚さお
よび剛さのばらつき、吸収層の厚さおよび剛さのばらつ
き、被覆装置による基板の位置合せのばらつき、および
例えば駆動ロール、おもりバー、または移送プレートな
ど被覆装置の構成要素のその他の寸法上のばらつきが含
まれることが理解される。温度、滞留時間、および熱伝
達率などの乾燥条件も、被覆の品質に影響を及ぼす可能
性がある。被覆の品質に影響を及ぼすその他のファクタ
が、「Coating and Drying Def
ects:Troubleshooting Oper
ating Problems」、Edgar B.G
utoff、Edward D.Cohen、John
Wiley & Sons,Inc.、1995に記載
されている。
よび品質は、基板支持体の圧縮率、おもりおよびマイヤ
ーロッドによって加えられた力、おもりによってマイヤ
ーロッドに加えられた力、ならびに使用するマイヤーロ
ッドのタイプおよび/または状態に依存する。使用する
マイヤーロッドのタイプなど、これらのファクタのいず
れか1つが変わる場合、所望の被覆の品質および均一性
を提供するために、それに応じてその他の1つまたは複
数のファクタも変える必要があると考えられる。
た溶液は限定されず、非感光性ならびに感光性の溶液、
ならびに水溶液または非水溶液を含めることができる。
本発明の一適用例は、着色剤、すなわち顔料を有する感
光性水溶液を使用することである。DuPont(Wi
lmington、DE)から販売されている、Wat
erproof(商標)Color Versatil
ity Coating Inkとして識別される溶液
が、特に適している。この溶液は、溶液中の固形分のパ
ーセンテージが約5.0重量%から約14.3重量%で
あり、粘度が約30センチポアズ(cps)から約65
0センチポアズ(cps)の間であることが好ましい。
溶液は、マイヤーロッド14に沿ったニップ領域30
で、作業者の手によりスクイズボトルから基板12の第
1の表面12aに分配される。
液を吸収するために、基板12と基板支持体22の間に
吸収層(図示せず)を配置することができる。この吸収
層の寸法は、基板12の寸法よりも大きいことが好まし
い。溶液の溢流を吸収するのに適するどの材料も適して
おり、この吸収層は紙が好ましい。
基板12は、基板支持体22の第1の面22a上に配置
される。基板12の第2の表面12bは、基板支持体2
2の第1の面22aに隣接する。任意選択で、吸収シー
トを基板12と基板支持体22の間に配置する。基板支
持体22の前縁を、基板移送表面18の上方のニップ領
域30に位置付ける。基板12の前縁および吸収シート
は、基板支持体22にテープで留めることができる。マ
イヤーロッド14の端部24はロッド保持器26内に位
置決めされ、したがって基板12および基板支持体表面
22(および任意選択の吸収シート)は、ニップ領域3
0内でマイヤーロッド14と基板移送表面18の間に捕
捉される。溶液は、マイヤーロッド14に沿ったニップ
領域30で、スクイズボトルから作業者によって基板1
2の第1の表面12aに手で塗布する。おもりアセンブ
リ32を第1の位置から第2の位置まで移動させる。ハ
ンドル35の端部35aを、可動保持ピン45を通り過
ぎるように移動させて、アーム部材34を、おもり16
がマイヤーロッド14上に存在するようにピボット軸3
3を中心に回転させる。基板移送表面18の駆動ローラ
50に対するモータ55を作動させ、予熱することがで
きる乾燥領域20に基板支持体を送り出す。駆動ローラ
50が回転し、基板12を支える基板支持体22が移送
されてニップ領域30内を通過し、それによって、基板
12上の層としての溶液が計量される。マイヤーロッド
14は、ロッド保持器26内のピン28と接触すること
によって塗布中に回転しないようにされる。基板支持体
22上の、被覆された基板12は、乾燥領域20に入
り、そこで層からの過剰な水分が除去されて乾燥され
る。基板支持体22上の基板12は、駆動コンベア62
によって、乾燥領域20内を通り出口に搬送される。
するための本発明の装置および方法によれば、大量生産
のウェブ被覆装置の均等な被覆品質が、単純で使い易い
テーブルトップのシート被覆装置に提供される。この装
置によれば、注文カラーのプリプレスプルーフを作製す
る際に有用な、注文カラーの被覆を作製する能力が使用
者にもたらされる。本質的に均一な被覆の厚さは、基板
上の様々な位置で被覆の厚さを測定することによって決
定でき、または基板上の様々な位置で色密度を測定する
ことによって光学的に決定することができる。均一な被
覆の厚さは、プリプレスカラープルーフにおける最小の
色密度変化を表すことになる。
して基板上に塗布し、それによって米国特許第5,07
5,722号に開示されているプリプレスプルーフを作
製するための方法で使用するための感光性要素を形成す
る。注文カラーの感光性要素を形成した後、注文カラー
を表す透明画(transparency)を用いて、
化学線にこの感光性要素を画像の通りに露光し、この要
素の可溶な領域を、米国特許第5,059,996号に
開示されているような適切な処理装置内で洗い落とす。
次いで米国特許第5,236,542号および第5,4
76,568号に開示されているような適切な積層装置
内で、画像が形成された要素を少なくとも支持体または
受容体に見当合せした状態で積層して、マルチカラーの
プルーフ画像にする。支持体または受容体は、それ自体
の上に予め積み上げられた1種または複数のカラー画像
を有することができる。
ロッドや輪郭が付けられたマイヤーロッドを含む、被覆
用ロッドの全てのタイプに有用であることが理解され
る。
るが、これに限定することを意図するものではない。
4ミル(100μm)の、イー・アイ・デュポン・ドゥ
・ヌムール・アンド・カンパニー(E.I.du Po
nt de Nemours and Compan
y)(Wilmington、DE)から入手可能な基
板12上に、層を被覆した。基板12に塗布された溶液
は、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・
カンパニー(Wilmington、DE)から入手可
能なWaterProof(商標)ColorVers
atility Coating Inkとして識別さ
れる顔料溶液であった。この顔料溶液は、固体が約10
重量パーセントであり、試験方法ASTM D−219
6(1986)(「Standard Test Me
thods for Rheological Pro
perties of Non−Newtonian
Materials by Rotational(B
rookfield)Viscometer」)により
測定された粘度が350cpsから500cpsの間で
ある。一般に生成された各被覆層は、潤被覆厚さが約
0.0011インチ(0.0028cm)であり、乾燥
被覆厚さが約0.00011インチ(0.00028c
m)であった。
ebsterのRDSから入手可能な、#11の線材が
巻かれたマイヤーロッドであった。以下の表1に、マイ
ヤーロッドの寸法を列挙する。
体22およびおもり16を使用することにより、かつそ
りの程度が様々なマイヤーロッドを使用することによ
り、被覆層を生成した。したがって各被覆層は、下記表
2に記載されているように1組の様々なプロセスパラメ
ータ(B、Wrod、およびK)を持っていた。そりの測
定手順を以下に記述する。
持体22、カバー層78、およびキャリア層74に使用
した材料を、以下の表2に列挙する。
インチ(約0.159cm)のシリコンゴム(60デュ
ロメータ)で作製されたクッション31が含まれてお
り、このクッション31はマイヤーロッド14に接触し
て、おもり16と接触することでマイヤーロッド14に
損傷が生じるのを防ぐものである。駆動ローラ50は、
例えばEPDM(60ショアAのデュロメータ)などの
硬化したゴムのカバーを有しており、これにより基板支
持体22用の基板移送表面18に高摩擦表面が提供され
た。この装置は、基板12および基板支持体を保持する
ためのコンベヤ62、ならびに基板12上の被覆層から
過剰な水分または揮発成分を除去するための加熱ランプ
を含んでいた。乾燥領域20内の空気の温度と基板上の
被覆層の温度は、約35℃から約50℃の範囲内であっ
た。乾燥領域20は長さ約12インチ(50cm)であ
り、滞留時間は30秒であった。
タランアウト)についてマイヤーロッドを評価した。ロ
ッドはV字ブロックで各端部(1/4インチ〜1/2イ
ンチ掛かり、この領域内には線材はない)に支持されて
いる(ロッドまたはV字ブロックの表面上にはばりがな
いことを確かめる)。分解能が0.0005インチで、
半球状の先端の直径が1/8インチ(約0.32cm)
のダイヤルゲージを中心にあるロッドの上側に配置した
(V字ブロック間に均等に間隔をおいた)。ロッドを完
全に1回転、手で回転させ、ダイヤルゲージ上の最大の
読みと最小の読みのとの差を、ロッドのTIRとして記
録した。
イヤーロッドのそり測定値を計算した。
て、1組の様々なプロセスパラメータの、各被覆の密度
のばらつきを測定した。
−SB濃度計(NY、New Windsor、Mac
bethから入手可能)を使用した。
白色の紙(MA、BostonのS.D.Warren
Companyから入手可能なLustroGlos
s)を置く。
nsity)」に設定する。
いない領域上に濃度計を位置決めし、目盛りをゼロに合
わせたる。
むように、被覆を位置決めする。
内側の1つの縁から開始して、1インチごとに密度の読
取り(Dmax)を行う。
むように、被覆を位置決めする。
Dmaxの標準偏差を計算する。Dmaxの標準偏差は
密度の均一な値である。
均一性および観察された密度の欠陥、ならびに前述の式
(1)を使用して計算されたCCNを示す。
x(平均)になるようなDmax(欠陥)値を有する
「低密度欠陥」とは対照的に、0.1<Dmax(欠
陥)−Dmax(平均)になるようなDmax(欠陥)
値を有する欠陥。「低密度欠陥」は、しばしば装置の構
成要素特性以外のファクタに起因する。
広い幅を有し、0.1<Dmax(欠陥)−Dmax
(平均)になるようなDmax(欠陥)値を有する機械
方向のストリップ。
い直径を有し、0.1<Dmax(欠陥)−Dmax
(平均)になるようなDmax(欠陥)値を有する局在
化した欠陥。
覆性能は、高密度欠陥または低密度欠陥が観察されず、
密度のばらつきが約0.030未満であると定義され
る。
の装置の第1の実施形態の、基板支持体を示す概略斜視
図である。
である。
断面図である。
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 第1の基板表面および第2の基板表面を
有する基板上に、本質的に均一な溶液の被覆を塗布する
ための方法であって、 基板に、圧縮剛さ(K)を有する圧縮性の層を含む基板
支持体を提供する工程と、 基板および基板支持体を含み、第2の基板表面が基板支
持体に隣接している基板複合体を形成する工程と、 全長(Lrod)、全ロッド重量値(Wrod)、およびそり
測定値(B)を有するマイヤーロッドと基板移送表面と
の間にニップ領域を形成する工程と、 マイヤーロッド上に、本質的に均一な力を加える工程
と、 ニップ領域で、第1の基板表面の少なくとも一部分の上
に、断続的にまたは連続的に被覆溶液を提供する工程
と、 ニップ領域内に基板複合体を送り、それによってマイヤ
ーロッドで第1の基板表面の本質的に全体にわたって被
覆溶液を計量しながら供給し、それによって幅値(L)
を有する溶液の被覆層を形成する工程と、 乾燥領域内で、溶液の被覆層を乾燥させ、感光性要素を
形成する工程とを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 基板支持体が、約0.7kg/cm撓み
/cm長さから約11.6kg/cm撓み/cm長さの
間の圧縮剛さを有することを特徴とする請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】 化学線で前記感光性要素を画像通りに露
光して、前記要素上に可溶領域および不溶領域を形成す
る工程と、 露光した前記要素を処理して前記可溶領域を除去する工
程と、 処理した前記要素を受容体に積層する工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 本質的に均一な力は、マイヤーロッドの
上部に配置されたおもりを使用して加えられることを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 本質的に均一な力は、磁気力を含むこと
を特徴とする請求項1または4に記載の方法。 - 【請求項6】 本質的に均一な力は、機械式ばね、電気
機械的部品、または空気式部品を使用して加えられるこ
とを特徴とする請求項1、4、または5に記載の方法。 - 【請求項7】 本質的に均一な力は、マイヤーロッドお
よび圧縮性の層の重量が、式(1)で定義されるCCN
であって約1.4よりも大きいCCNを満たすような、
全重量値(Wbar)を有するおもりを使用して、加えら
れることを特徴とする請求項1に記載の方法。 【数1】 - 【請求項8】 CCNが約2.9よりも大きいことを特
徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 貯蔵器に接続されたコンジットによっ
て、第1の基板に被覆溶液を塗布することを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 貯蔵器がオープンカップ、トラフ、プ
ランジャシリンジ、またはスクイズボトルであることを
特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 基板上に、本質的に均一な溶液の被覆
を塗布するための装置であって、 マイヤーロッドと基板移送表面との間のニップ領域に圧
縮剛さ(K)を有する圧縮性の層を有する、基板用の基
板支持体と、 全長(Lrod)、全ロッド重量値(Wrod)、およびそり
測定値(B)を有する、基板上のニップ領域で供給され
る溶液を計量しながら調節するためのマイヤーロッド
と、 全重量値(Wbar)を有する、マイヤーロッド上に本質
的に均一な力を加えるためのおもりと、 ニップ内に基板を移送し、それによって基板上に幅値
(L)を有する溶液の層を被覆するための基板移送表面
と、 溶液の層を乾燥させるための乾燥領域と、 を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項12】 式(1)により定義されたCCNが、
約1.4よりも大きいことを特徴とする請求項11に記
載の装置。 【数2】
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