JP2001157311A - 電動ゴルフカート - Google Patents
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-
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-
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
は、必ずバッテリーを満充電するようにゴルフカートに
搭載の発電・充電装置で充電動作を継続して行なう電動
ゴルフカートを提供する。 【解決手段】ゴルフカートのキースイッチがオフである
ならば、バッテリーが満充電であるかどうかの判定を行
なう。満充電でなければ充電が必要と判断して、発電機
駆動用のエンジンを始動する。次に、エンジンの始動状
態の判定を行ない、エンジンが始動したと判定された
ら、ゴルフカートの停止スイッチが押された(ON)か
どうかを判定し、停止スイッチが押されてないと判断さ
れたら、バッテリーが満充電であるかどうかの判定を行
なう。満充電と判断されれば、発電機駆動用のエンジン
を停止する。
Description
ック等を運搬する電動ゴルフカートに関する。
から種々のタイプのものが提供されている。例えば、手
押しタイプから電動タイプあるいはエンジンを駆動力と
した非乗用タイプと乗用タイプのものが多用されてい
る。そして、電動ゴルフカートは他の電動車とは異な
り、コースに沿って走行するとはいえ、路面状態の不安
定な広いエリアを、時にはリモコン操作により無人で運
転されるものである。
プの電動乗用ゴルフカートの外観図を示す。この電動ゴ
ルフカートは自動、手動の切り替え手段のある電動駆動
タイプであって、後部にゴルフバツクを積載でき、上部
には日除け、雨よけのためのルーフが設置されている。
後輪3により支持された車体フレーム4の上部を、フロ
ントカウル4a及びリアカウル4bにより覆うと共に、
リアカウル4bの前側に着座の座席5aとステップ5b
とを設置して乗車部5を構成し、前記座席5aの前部に
支持されたステアリングコラム6aの上部に突出するス
テアリングシャフト6bの先端部に、座席5aへの着座
姿勢での操作可能にステアリングホイール6を取り付け
て構成されている。車体前部には、地下に埋設された誘
導線8の誘導電流を検出するセンサ7が取り付けられて
いる。
に、コントロールボックスのマイコンと、操作部、ステ
アリング部、センサー部、電源部、モータ部、パーキン
グ部およびメインブレーキ部等から構成される。
運転を行う場合には自動運転切替レバーを「手動」にす
ると、手動走行モードになり、通常の乗用カートと同じ
ようにハンドル(ステアリング)の操作とアクセル、ブ
レーキの操作によって、プレイヤー自身による操作で前
進、後進の運転ができる。
レバーを「自動」にすると、自動操向モードとなる。そ
のとき、カート道(走行路)に沿って埋設されたループ
線に流れる誘導電流を検知して左右の走行方向の操縦を
行ない、同様に埋設されたマグネット配列による速度、
停止等の情報を読み取ることにより、自動操縦と自動増
・減速、自動停止を行いながらカート道を走行する。そ
して、リモコンまたは発進/停止ボタンで任意の場所で
発進、停止することもできる。
物や停止あるいは走行中のゴルフカ−トのカートガード
アンテナからの出力をカートガード検出手段により検出
したら衝突を防止するために自動的にブレーキをかけて
停止する等、各種安全装置により危険を察知すると緊急
停止する。
してはバッテリーのみであって、自己充電装置を有しな
いものであった。そのため、長時間プレーや特殊な走行
運転時には電源容量に不足が生じることもあるが、コー
スにはプレー中に動力源であるバッテリーに充電する場
所は設置されていないのが普通であり、電源容量不足で
立ち往生を起こす可能性があった。そこで、バッテリー
電源より動力を継続的に補給し走行をさせるために、ゴ
ルフ場において1ラウンド終了時に一旦カートハウスに
帰り必ず充電する必要があった。
通常、カートハウスにはゴルフカートに充電するための
1台1台毎のステーションを設ける必要があり、ゴルフ
場が保有するゴルフカートの全台数分のステーションを
設置するには広い場所を必要とした。そこで、本出願人
は、走行中、停止中にかかわらず、動力源である電源
(バッテリー)の放電電流と充電電流を常に監視し、バ
ッテリーの充電をゴルフ場のカートハウスで行なうこと
なく、ゴルフカートに搭載の発電機と充電装置よりなる
発電・充電装置によってプレイ中のコースにて随時充電
を行なうことにより、プレイ中の電源容量不足を防止す
ると共に、ゴルフ場での省力化と合理化を図ることがで
きる電動ゴルフカートを提案している。
トに搭載の発電装置と充電装置よりなる発電・充電装置
によってプレイ中のコースにて随時充電を行なうことが
できる電動ゴルフカートは極めて利便性、合理性の面で
有用なものであるが、1ラウンドの前半プレイが終了し
て、一旦ゴルフカートを停止させ、休憩の後に後半のプ
レイにいる際、バッテリーは必ずしも満充電の状態とは
限らなかった。このことは1日のプレイが終了して翌日
に再びスタートする時でもいえることである。
フカートが停止した時には、必ずバッテリーを満充電す
るように充電動作を継続して行なわせ、再プレイ時には
バッテリーの充電量の不足する状態が発生することを防
止することができる電動ゴルフカートを提供することを
目的とする。
に本発明の請求項1に係る電動ゴルフカートは、電動ゴ
ルフカートのバッテリー電源を充電するための発電装置
と充電装置とからなる発電・充電装置をゴルフカートの
本体部に具備する電動ゴルフカートにおいて、バッテリ
ーの充電量を常に確保するため、バッテリーが満充電に
なるまで充電動作を継続し、満充電になったことを検知
して発電装置を停止させる構成とした。
充電装置よりなる発電・充電装置によってプレイ中のコ
ースにて随時自己充電を行なうと共に、プレイが終了し
た時には、必ずバッテリーを満充電するように充電動作
を行なわせ、再プレイ時にはバッテリーの充電量の不足
する状態が発生することを防止することができる。
は、電動ゴルフカートのバッテリー電源を充電するため
の発電装置と充電装置とからなる発電・充電装置をゴル
フカートの本体部に具備する電動ゴルフカートにおい
て、バッテリーの充電量を常に確保するため、電動ゴル
フカートのキースイッチをオフにして電源切り後でも、
満充電でなければ発電装置を継続運転させ、満充電を検
知した後に発電装置を停止する構成とした。
と充電装置よりなる発電・充電装置によってプレイ中の
コースにて随時自己充電を行なうと共に、プレイが終了
してゴルフカートのキースイッチをオフにした時には、
必ずバッテリーを満充電するように充電動作を継続して
行なわせ、再プレイ時にはバッテリーの充電量の不足す
る状態が発生することを防止することができる。
は、電動ゴルフカートのバッテリー電源を充電するため
の発電装置と充電装置とからなる発電・充電装置をゴル
フカートの本体部に具備する電動ゴルフカートにおい
て、バッテリーの充電量を常に確保するため、バッテリ
ーが満充電になるまで充電動作を継続し、満充電になっ
たことを検知して発電装置を停止させると共に、制御系
の電源を切るように構成した。 こうして、ゴルフカー
トに搭載の発電装置と充電装置よりなる発電・充電装置
によってプレイ中のコースにて随時自己充電を行なうと
共に、プレイが終了した時には、必ずバッテリーを満充
電するように充電動作を行なわせ、満充電になったこと
を検知して発電装置を停止させると共に、制御系の電源
を切ることにより制御系の誤動作の防止と、消費電力の
節減が図れる。
は、電動ゴルフカートのバッテリー電源を充電するため
の発電装置と充電装置とからなる発電・充電装置をゴル
フカートの本体部に具備する電動ゴルフカートにおい
て、バッテリーの充電量を常に確保するため、バッテリ
ーが満充電になるまで充電動作を継続し、満充電になっ
たことを検知して発電装置を停止させ、電動ゴルフカー
トの停止スイッチがオンのときには、満充電でなくても
発電装置を停止する構成とした。
と充電装置よりなる発電・充電装置によってプレイ中の
コースにて随時自己充電を行なうと共に、プレイが終了
した時には、必ずバッテリーを満充電するように充電動
作を行なわせ、満充電になったことを検知して発電装置
を停止させると共に、電動ゴルフカートのスタート・ス
トップスイツチの停止スイッチがオンのときには、満充
電でなくても発電装置を停止し、通常走行モードに備え
ることができる。
は、上記請求項1乃至請求項5記載の電動ゴルフカート
を自動操向・手動走行可能なタイプに適用できるように
した。
は、前記発電装置は、エンジンと発電機と制御装置を具
備していることを特徴とする。
は、前記発電装置は、燃料電池によって構成されること
を特徴とする。
カートあるいは自動操向可能なゴルフカートのいずれで
も適用対象とするものであるが、ここでは自動操向及び
手動運転が選択可能な電動乗用ゴルフカートに適用した
例を示す。図1は、本発明に係る電動ゴルフカートの外
観を示す側面図、図2は同じく内部の構成を示す平面図
であり、図3は制御系構成を示す。
記述する。図1の電動乗用ゴルフカートの外観の側面は
上記の通り説明したので省略する。図2において、車体
フレーム4には、走行モータ13その他のモータ用の電
源(バッテリー)11が複数個取り付けられている。後
輪3の車軸には、ミッション12に走行モータ13を取
り付けた構成としている。
フカートにはなかった新規な構成である、走行モータ1
3とその他のモータ動力源である電源(バッテリー)1
1の充電用の発電・充電装置10を搭載している。そし
て、全体の制御を行う制御回路部9を車体フレーム4上
に配置している。
により説明する。動力部であるモータ部は、走行モータ
13、メインブレーキ(MB)モータ14、パーキング
ブレーキ用(PB)モータ15、自動/手動切り替え用
(HM)モータ16、ステアリング制御用(SM)モー
タ17で構成している。
設け電流検出回路を配置している。また、メインブレー
キモータ14には、メインブレーキモータ制御回路部1
9を設け電流検出回路とブレーキ位置センサを配置して
いる。パーキングブレーキモータ15の制御部20を設
け電流検出回路を配置している。自動/手動切り替えモ
ータ16の制御部21には検出回路を配置している。ス
テアリング制御用モータ17には制御部22が設られ、
各モータはメインCPU(マイコン)23により制御を
行なっている。
出回路24を介して動力系に接続されている。電源(バ
ッテリー)11の充電電流、放電電流のいずれかを電流
検出回路24で検出し、メインCPU23の指令により
発電・充電装置10の発電機10aを発電機制御回路2
5で制御を行っている。
ジンの出力軸に発電機10aを取り付けた構成であり、
動力源のエンジンを起動するセルモータとチョーク制御
部で構成している。発電機10aから交流電圧から直流
電圧に変換したのち充電器10bの端子に接続されてい
る。また、メインCPU23には、電流検出回路24で
周期的に検出した充電電流値、放電電流値を記憶するた
めのメモリ26が配置されている。
ー、ハンドルに連動されたトルクセンサー、図示はして
いないが、ステアリングモータを有し、トルクセンサー
はステアリングの操作量を検出する手段として配置され
ている。
運転を行う場合には、自動運転切替レバーを「手動」に
すると、手動走行モードになり、通常の乗用ゴルフカー
トと同じようにハンドルを操作することにより、ハンド
ルの左方向または右方向への回転に応動するトルクセン
サーのステアリングの操作量を検出する手段が作動し、
メインCPU23を介してステアリングモータを左方向
に回転させる。そして、ハンドル(ステアリング)の操
作とアクセル、ブレーキの操作によって、プレイヤー自
身による操作で前進、後進の運転ができる。
レバーを「自動」にすると、自動操向モードとなる。そ
のとき、カート道(走行路)に沿って埋設されたループ
線に流れる誘導電流を誘導信号として左右の誘導センサ
ーで検出し、増幅、検波した後、差動増幅器を通し、差
動出力を得て、メインCPU23にアナログ入力され
る。
自動増・減速、自動停止を行いながらカート道を走行す
る。さらに、リモコンまたは発進/停止ボタンの操作で
任意の場所で発進、停止することもできる。また、カー
トガード検知手段等の各種安全装置により危険を察知す
ると緊急停止する。特に、カートガード検知手段による
場合は、自動的に停止動作となるため、前車との間隔が
ある一定以上を保って停止することになる。
トは、走行中(下り坂も含む)、停止中にかかわらず、
動力源である電源(バッテリー)11の放電電流値と充
電電流値を電流検出回路24で常に監視すると共に、検
出した充電電流値、放電電流値をメモリ26に周期的に
記憶する。ここで、充電電流値、放電電流値に着目する
のは、負荷の変動等の外乱に対しても安定したバッテリ
ー充電、放電状態が検出されることと、バッテリーの過
充電を監視し防止できるからである。
電流検出回路24で放電電流値が増加して大となりバッ
テリーの充電量が減少してきたとメインCPU23で判
断されると、発電・充電装置10の発電機10aを駆動
するエンジンを始動(ON)し、充電器10bを介して
バッテリー24を充電する。その後、充電電流値を電流
検出回路24でチェックし、放電電流値が減少して所定
以下の小になるとエンジンを停止して充電動作を終了す
る。こうしてゴルフカートの走行が開始される毎に、放
電電流値を電流検出回路24でチェックして同様な充電
動作を行なう。
装置10の発電機10aを駆動するエンジンを始動し、
エンジン起動が確定した後、充電電流値を電流検出回路
24でチェックし、充電電流値が所定値以上であれば、
発電機10a、充電器10bを介してバッテリー24を
充電し、所定値以下の充電電流値になるまで充電動作を
継続する。また、電流検出回路24でチェックして所定
値以下の充電電流値であればエンジンを停止(OFF)
としてゴルフカートは停止の状態で待機する。次に再度
走行が開始されれば、放電電流値を電流検出回路24で
チェックする。
値と充電電流値を電流検出回路24で常に監視すると共
に、検出した充電電流値、放電電流値をメモリ26に周
期的に記憶しておくので、ゴルフカートの走行中、停止
中にかかわらずバッテリー充電状態が把握でき、充電時
期になったら確実に補充充電を可能にする。特に、ゴル
フカートが停止中に、充電電流値を検出してバッテリー
の充電量を確認するためにわざわざエンジンを始動する
必要がないので、余計な騒音を生じることがない。
によること以外にも、ゴルフカートのブレーキ時での走
行モータ13の回生制動によっても幾分かは行なわれ
る。このように本発明は、バッテリー11の充電をゴル
フ場のカートハウスで行なうことなく、発電・充電装置
25によってコースにて随時行なうことができるもので
ある。また、発電・充電装置としては小型の燃料電池を
利用することもできる。
了してゴルフカートが停止した時には、必ずバッテリー
を満充電するように充電動作を継続して行なわせ、再プ
レイ時にはバッテリーの充電量の不足する状態が発生す
ることを防止することができるように、バッテリーの充
電量を常に確保するため、電動ゴルフカートのキースイ
ッチがオフの時、即ちゴルフカートの運転を終了したと
き、バッテリーが満充電になるまで充電動作を継続し、
満充電になったことを検知してから発電装置を停止させ
て充電動作を終了するようにしている。
チをオフにして電源切り後でもバッテリーが満充電でな
ければ、発電装置を継続運転させ満充電を検出後、発電
装置を停止すると共に、制御系の電源を切って充電動作
を終了する。そして、電動ゴルフカートのスタート・ス
トップの停止スイッチがオンのとき、即ち停止した場合
には、バッテリーが満充電でなくても発電装置を停止し
て充電動作を終了する。
カートの通常走行時での発電・充電制御を、図4の発電
・充電制御シーケンスのフローに従って説明する。同図
において、ステップS0の発電・充電制御の開始によ
り、ステップS1で、ゴルフカートが走行中かどうかの
判定を行なう。
り、ステップS2において、放電電流(放電量)の大小
の判定を行なう。もし、放電電流の小の場合は放電量が
小であり補充充電は必要ないと判断して、同様に放電電
流の大小の判定を繰り返す。放電電流の大の場合は放電
量が大であると判断して、ステップS3に至り、発電機
駆動用のエンジンを始動(ON)する。
たかどうかの判定を行なう。もし、始動しなかった(N
G)場合は、再度、ステップS3に至り、発電機駆動用
のエンジンを始動(ON)を試みる。もし、エンジンが
始動したと判定されたら、次のステップS5に至り、放
電電流(放電量)の大小の判定を行なう。
として大であると判断して、同様に放電電流の大小の判
定を繰り返す。放電電流の小の場合は放電量が小であり
補充充電はこれ以上は必要ないと判断して、ステップS
6に至り、発電機駆動用のエンジンを停止(OFF)す
る。そして、ステップS1に戻り同様の制御動作を繰り
返す。
トが停止中と判定されたらステップS7に至り、メモリ
に記憶されている周期的に更新された放電電流(放電
量)および充電電流(充電量)を呼び出し、ステップS
8において、バッテリーが満充電であるかどうかの判定
を行なう。もし、満充電でなければ充電が必要と判断し
て、次段のステップS9に至り、発電機駆動用のエンジ
ンを始動(ON)する。
したかどうかの判定を行なう。もし、始動しなかった
(NG)場合は、再度、ステップS9に戻り、発電機駆
動用のエンジンの始動(ON)を試みる。もし、エンジ
ンが始動したと判定されたら、次のステップS11に至
り、充電電流(充電量)の大小の判定を行なう。
として小であると判断して、同様に放電電流の大小の判
定を繰り返す。充電電流の小の場合は充電量が大であり
補充充電はこれ以上は必要ないと判断して、ステップS
12に至り、発電機駆動用のエンジンを停止(OFF)
する。
プS13でゴルフカートが走行中かどうかを判定する。
もし、ゴルフカートが停止中と判定されたら、同様の判
定動作を繰り返す。ステップS13での判定中にゴルフ
カートの走行が開始されたらステップS2に至り、上述
した走行中の制御モードを繰り返す。
かどうかの判定において、十分充電されている満充電の
状態と判断されたら、ステップS13に至り、もし、ゴ
ルフカートが停止中と判定されたら、同様の判定動作を
繰り返す。ステップS13での判定中にゴルフカートの
走行が開始されたらステップS2に至り、上述した走行
中の制御モードを繰り返す。
ケンスに付加される、本発明の、電動ゴルフカートがプ
レイ終了してゴルフカートが停止した時には、必ずバッ
テリーを満充電するように充電動作を継続して行なわ
せ、再プレイ時にはバッテリーの充電量の不足する状態
が発生することを防止するための発電・充電制御シーケ
ンスのフローを、図5を参照して説明する。
電制御の開始により、ステップS21で、ゴルフカート
のキースイッチがオフかどうかの判定を行なう。もし、
オフでなかったら、即ちオンであったら、ステップS2
2に至り、通常走行を行ない図4の発電・充電制御シー
ケンスのフローに従う。
オフであるならば、ステップS23に至り、メモリに記
憶されている周期的に更新された放電電流(放電量)お
よび充電電流(充電量)を呼び出し、ステップS24に
おいて、バッテリーが満充電であるかどうかの判定を行
なう。もし、満充電であれば、ステップS29に至り、
発電機駆動用のエンジンを停止(OFF)し、ステップ
S30で制御系の電源を切り(OFF)、制御を終了す
る。
して、次段のステップS25に至り、発電機駆動用のエ
ンジンを始動(ON)する。次に、ステップS26にお
いて、エンジンが始動したかどうかの判定を行なう。も
し、始動しなかった(NG)場合は、再度、ステップS
25に至り、発電機駆動用のエンジンを始動(ON)を
試みる。もし、エンジンが始動したと判定されたら、次
のステップS27に至り、ゴルフカートの停止スイッチ
が押された(ON)かどうかを判定する。
押された(ON)と判断されたら、ステップS29に至
り、発電機駆動用のエンジンを停止(OFF)し、ステ
ップS30で制御系の電源を切り(OFF)、制御を終
了する。
押されない(OFF)と判断されたら、ステップS28
に至り、バッテリーが満充電であるかどうかの判定を行
なう。もし、満充電でなければ、再度、バッテリーが満
充電であるかどうかの判定を繰り返す。もし、満充電と
判断されれば、ステップS29に至り、発電機駆動用の
エンジンを停止(OFF)し、ステップS30で制御系
の電源を切り(OFF)、制御を終了する。
乃至図8に基づき説明をする。尚、上述した第1実施例
と同一の構成については説明を省略する。
おいて、発電・充電装置10は、前述する実施例とは異
なり、水素と酸素とから電力を取り出すことのできる燃
料電池10cと、前記水素を天然ガス等から抽出する改
質機10d、そして、前記燃料電池10cから取り出し
た電力を電源(バッテリー)11に充電するための充電
器10bとから構成されている。
と、天然ガス等と水蒸気が改質機10dに供給される
と、改質機10dの働きにより水素が取り出され、これ
が燃料電池10cに供給される。また、燃料電池10c
には空気も取り込まれ、この空気から酸素が供給されて
いる。そして、燃料電池10cは、これらの水素と酸素
により化学反応を起こして電気エネルギーとして電力が
取り出される。そして、この電力は、充電器10bによ
り電源(バッテリー)11に充電される。
は電流検出回路24を介して動力系に接続されている。
電源(バッテリー)11の充電電流、放電電流のいずれ
かを電流検出回路24で検出し、メインCPU23の指
令により発電・充電装置10の燃料電池10cを発電機
制御回路25で制御を行っている。
10cは、水素を取り込んで電力に変換するものを用い
たが、特にこれに限定するものではなく、天然ガスやア
ルコールを直接燃料として発電できるものや、水素を貯
蔵するために水素吸蔵合金を使用するものなどでも構わ
ない。
cを用いた場合の制御について、図7に基づいて説明す
る。このフローチャートも、上述する実施例で示した図
4と動作の同じ部分については説明を省略し、異なる部
分についてのみ説明をする。
述する実施例と同一で、ステップS3では、発電用の燃
料電池を始動(ON)する。具体的には、改質機から水
素が取り出せるように温度を上げるなどの準備を行う。
温度が水素を取り出せる温度に上昇したかなどの、発電
可能な状態であるかどうかの判定を行なう。もし、発電
可能な状態でない(NG)場合は、再度、ステップS3
に至り、燃料電池が発電可能な状態になるまでの準備を
行う。もし、燃料電池が発電可能と判定されたら、次の
ステップS5に至り、放電電流(放電量)の大小の判定
を行なう。
あり補充充電はこれ以上は必要ないと判断して、ステッ
プS6に至り、燃料電池の発電を停止(OFF)する。
そして、ステップS1に戻り同様の制御動作を繰り返
す。
トが停止中と判定されたらステップS7、ステップS8
に至り、バッテリが満充電でなければ充電が必要と判断
して、次段のステップS9に至り、燃料電池の発電を開
始(ON)する。
の温度が水素を取り出せる温度に上昇したかなどの、発
電可能な状態であるかどうかの判定を行なう。もし、発
電可能な状態でない(NG)場合は、再度、ステップS
9に至り、燃料電池が発電可能な状態になるまでの準備
を行う。もし、燃料電池が発電可能と判定されたら、次
のステップS11に至り、充電電流(充電量)の大小の
判定を行なう。
あり補充充電はこれ以上は必要ないと判断して、ステッ
プS12に至り、燃料電池の発電を停止(OFF)す
る。
3でゴルフカートが走行中かどうかを判定し、ゴルフカ
ートが停止中と判定されたら、同様の判定動作を繰り返
す。ステップS13での判定中にゴルフカートの走行が
開始されたらステップS2に至り、上述した走行中の制
御モードを繰り返す。
不足する状態が発生することを防止するための発電・充
電制御シーケンスのフローを、図8を参照して説明す
る。また、このフローについても第1実施例と同一の部
分については説明を省略し、異なる部分について説明す
る。
カートのキースイッチがオフかどうかの判定を行ない、
オンであったら、ステップS22に至り、通常走行を行
ない図7の発電・充電制御シーケンスのフローに従う。
オフであるならば、ステップS23、ステップS24に
至り、バッテリーが満充電であるかどうかの判定を行な
う。もし、満充電でなければ充電が必要と判断して、次
段のステップS25に至り、燃料電池の発電を開始(O
N)する。
の温度が水素を取り出せる温度に上昇したかなどの、発
電可能な状態であるかどうかの判定を行なう。もし、発
電可能な状態でない(NG)場合は、再度、ステップS
25に至り、燃料電池が発電可能な状態になるまでの準
備を行う。もし、燃料電池が発電可能と判定されたら、
次のステップS27に至り、ゴルフカートの停止スイッ
チが押された(ON)かどうかを判定する。
押された(ON)と判断されたら、ステップS29に至
り、燃料電池の発電を停止(OFF)し、ステップS3
0で制御系の電源を切り(OFF)、制御を終了する。
押されない(OFF)と判断されたら、ステップS28
に至り、バッテリーが満充電であるかどうかの判定を行
なう。もし、満充電でなければ、再度、バッテリーが満
充電であるかどうかの判定を繰り返す。もし、満充電と
判断されれば、ステップS29に至り、燃料電池の発電
を停止(OFF)し、ステップS30で制御系の電源を
切り(OFF)、制御を終了する。
ッテリー)を充電する充電装置を構成したので、排気ガ
スが出ない、環境にやさしい電源を提供することができ
る。
源(バッテリー)の充電装置としてのみ使用したが、特
にこれに限定することはなく、燃料電池を電源とし、温
度が上がるまでの発電ができないときだけに電源(バッ
テリー)を使用し、燃料電池が発電可能になってから電
源供給を燃料電池に切り換えるように構成しても構わな
い。このように構成することで、鉛電池等の充電が必要
な電池は余り使用せず、燃料電池を主として使用するた
め、メンテナンスの必要性が少なくなり、使い勝手が良
くなると言う効果がある。
は、ゴルフカートに搭載の発電装置と充電装置よりなる
発電・充電装置によってプレイ中のコースにて電源(バ
ッテリー)に随時自己充電を行なうことにより、長時間
プレーや特殊な走行運転時の電源容量の不足による走行
不能を防止し、また、カートハウスの大容量の充電装置
を省略でき、スペース効率を高めることができる。
電装置よりなる発電・充電装置によってプレイ中のコー
スにて随時自己充電を行なうと共に、プレイが終了した
時には、必ずバッテリーを満充電するように充電動作を
行なわせ、再プレイ時にはバッテリーの充電量の不足す
る状態が発生することを防止することができる。
ースイッチをオフにした時には、必ずバッテリーを満充
電するように充電動作を継続して行なわせ、再プレイ時
にはバッテリーの充電量の不足する状態が発生すること
を防止する。また、満充電になったことを検知して発電
装置を停止させると共に、制御系の電源を切ることによ
り制御系の誤動作の防止と、消費電力の節減が図られ
る。
図。
ンスの実施例。
例。
図。
ンスの実施例。
例。
Claims (7)
- 【請求項1】 電動ゴルフカートのバッテリー電源を充
電するための発電装置と充電装置とからなる発電・充電
装置をゴルフカートの本体部に具備する電動ゴルフカー
トにおいて、バッテリーの充電量を常に確保するため、
バッテリーが満充電になるまで充電動作を継続し、満充
電になったことを検知して発電装置を停止させることを
特徴とする電動ゴルフカート。 - 【請求項2】 電動ゴルフカートのキースイッチをオフ
にして電源切り後でも、満充電でなければ発電装置を継
続運転させ、満充電を検知した後に発電装置を停止する
ことを特徴とする請求項1記載の電動ゴルフカート。 - 【請求項3】 前記発電装置を停止すると共に、制御系
の電源を切ることを特徴とする請求項2記載の電動ゴル
フカート。 - 【請求項4】 電動ゴルフカートの停止スイッチがオン
のときには、満充電でなくても発電装置を停止すること
を特徴とする請求項2記載の電動ゴルフカート。 - 【請求項5】 ゴルフカートは自動操向・手動走行可能
なタイプであることを特徴とする請求項1乃至請求項4
記載の電動ゴルフカート。 - 【請求項6】 前記発電装置は、エンジンと発電機と制
御装置を具備していることを特徴とする請求項1乃至請
求項2記載の電動ゴルフカート。 - 【請求項7】 前記発電装置は、燃料電池によって構成
されることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の電
動ゴルフカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096243A JP2001157311A (ja) | 1999-09-16 | 2000-03-31 | 電動ゴルフカート |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-262790 | 1999-09-16 | ||
JP26279099 | 1999-09-16 | ||
JP2000096243A JP2001157311A (ja) | 1999-09-16 | 2000-03-31 | 電動ゴルフカート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001157311A true JP2001157311A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=26545713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000096243A Pending JP2001157311A (ja) | 1999-09-16 | 2000-03-31 | 電動ゴルフカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001157311A (ja) |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096243A patent/JP2001157311A/ja active Pending
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