JP2001156543A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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Abstract
に得ることができるアンテナ装置を提供する。 【解決手段】 アンテナ装置は、筐体101の一端側に
接続された線状素子102と、線状素子102の一端に
接続された線状素子103,104とを備えており、筐
体と線状素子102との間に給電点105が設けられて
いる。線状素子103,104は、線状素子102との
接続点を境にして略180度異なる方向に配置されてい
る。線状素子103,104の長さの和を電波の放射周
波数の半波長の整数倍にし、かつ線状素子102の電気
的長さを線状素子103,104の電気的長さの差の絶
対値の半分以下にする。これにより、不要な周波数成分
を抑制して、所望の周波数の電波を放射させることがで
きる。また、給電線からの不要輻射を防止できるととも
に、アンテナ装置を小型化できる。さらに、無指向性に
近い放射パターンを得ることができる。
Description
ンテナ装置に関し、例えば、携帯電話やPHS(Persona
l Handy Phone)などの小型通信機器などに利用可能なア
ンテナ装置を対象とする。
通信機器が多くなってきた。この種の通信機器には、PH
Sや携帯電話などの携帯無線機や、小形の無線基地局な
どがある。この種の通信機器のアンテナには、無指向性
に近い特性が要求される。
する耐性を持たせる必要があり、基地局は風雨等の自然
災害による破壊等に対する耐性を持たせる必要があるた
め、無線機とアンテナとを一体化するのが望ましい。
化すると、無線機の筐体から放射された電磁波の影響を
受けて、アンテナからの放射パターンが変化してしまう
ことが知られている。
る。無線機の筐体は、導体でできており、内蔵する無線
回路のグランドとシールドの役目も果たしている。この
筐体は、アンテナにとってもグランドになっているた
め、アンテナに給電された高周波電流が筐体に流れ込
み、上記のように筐体からも電波の放射が起きるという
問題がある。特に、内蔵アンテナの場合、アンテナから
の放射量が少ないため、無線機筐体の影響を強く受けて
しまう。
アンテナを用いるという提案がなされている(特開昭61
-205004号公報)。ダイポールアンテナは、グランドを
必要としないアンテナなので、アンテナを直接グランド
である筐体に接続する必要がなく、高周波電流の筐体へ
の漏洩を抑制することができるためである。
際には実現が難しいという問題があった。その理由は、
ダイポールアンテナを筐体に近接して配置すると、アン
テナのインピーダンスが非常に低くなり、給電線との整
合が取れなくなるためである。
開昭61-205004号公報には、整合をとるために折り返し
構造にした給電回路が開示されている。しかしながら、
実際には、折り返し構造にするのは難しい。
れた給電回路の概略構成を示す斜視図である。図13の
符号5の部分からもわかるように、給電点からアンテナ
に平衡給電(平行2線)する必要があるが、一般に無線
機では不平衡(たとえば同軸給電やマイクロストリップ
線路)な状態で給電が行われるため、平衡不平衡変換
(バラン)を設けなければならない。従来例では、この
バランを省略している。
に給電線を配置すると給電線の影響によりアンテナ特性
が変化してしまう。これは、ダイポールアンテナ自体が
平衡型の素子であるため、給電点において平衡不平衡変
換(バラン)が必要になり、アンテナ給電点から給電線
に不要な電流が漏洩し、この電流からの放射により、ア
ンテナの放射特性が変化してしまうためである。
場合には、給電回路に比較的大きな構造のバランが必要
になるという問題がある。
する。たとえば、給電線である同軸線の外導体に平行に
四分の一波長の長さの線状素子を配置し、その一端を外
導体に短絡する。これにより、その開放端から短絡端を
見ると高いインピーダンスとできるため、外導体への不
要電流の漏洩を防ぐことができる。
の長さが必要になり、使用する周波数によっては、バラ
ンのサイズが非常に大きくなってしまう。このため、ア
ンテナおよび無線機全体の小型化が困難になる。
ダイバーシチ・アンテナを構成する場合においても、上
記の問題は同様に起こりうる。
ものであり、その目的は、小型化が可能で、所望の放射
パターンを容易に得ることができるアンテナ装置を提供
することにある。
ために、請求項1の発明は、筐体と、一端が前記筐体の
端部に接続された第1の線状素子と、前記第1の線状素
子の他端にそれぞれ接続され、互いに略180度異なる
方向に配置される第2および第3の線状素子と、を備
え、前記第2および第3の線状素子の電気的長さの和が
送信電波または受信電波の周波数の半波長の整数倍で、
かつ、前記第1の線状素子の電気的長さが前記第2およ
び第3の線状素子の電気的長さの差の絶対値の半分以下
である。
状素子の電気的長さの和が電波の放射周波数の半波長の
整数倍で、かつ、第1の線状素子の電気的長さが第2お
よび第3の線状素子の電気的長さの差の絶対値の半分以
下になるようにしたため、所望の共振モードのみで各線
状素子を共振させることができる。したがって、所望の
周波数の電波を送信または受信することができる。ここ
で、電気的な長さとは、その素子が共振する周波数の波
長の長さのことである。一般に、電気的な長さは、折り
曲げ等により短くなり、誘電体等を近づけることにより
長くなる。
状素子を筐体表面に近接して配置するため、アンテナ装
置全体のサイズを小型化できる。
行に配置するため、スペース・ダイバーシチ・アンテナ
を構成でき、受信感度を向上できるとともに、電波状態
が時間的に高速に変化するような場合(例えば、移動通
信時)でも、電波状態の変化を抑制して安定した通信が
可能になる。
いに見通せないように配置するため、アンテナ間の電磁
界的な結合を小さくできる。
90度異なる方向に配置するため、互いに相関の低い信
号を効率よく受信できる。したがって、アンテナ間の距
離を離さなくても、受信信号の相関を低くすることがで
きる。
90度異なる方向に配置し、かつ、各アンテナを互いに
見通せないように配置するため、請求項4の発明の効果
に加えて、アンテナ間の電磁界的な結合を小さくでき
る。
子からなる第1のアンテナとは別個に、第4の線状素子
からなる第4のアンテナを設けて、両アンテナを平行に
配置するため、両アンテナの合成利得を得ることがで
き、感度が向上する。
子からなる第1のアンテナとは別個に、第4の線状素子
からなる第4のアンテナを設けて、両アンテナを略90
度異なる方向に配置するため、偏波ダイバーシチ・アン
テナを構成でき、互いに相関の低い信号を効率よく受信
できる。
について、図面を参照しながら具体的に説明する。
ンテナ装置の第1の実施形態の斜視図である。図1のア
ンテナ装置は、筐体101の一端側に接続された線状素
子(第1の線状素子)102と、線状素子102の一端
に接続された線状素子(第2および第3の線状素子)1
03,104とを備えており、筐体と線状素子102と
の間に給電点105が設けられている。
2との接続点を境にして略180度異なる方向に配置され
ている。より具体的には、線状素子102〜104はT
字型に配置され、T字の横棒を構成する線状素子10
2,103は、筐体101の一辺に略平行になるように
配置されている。また、線状素子103,104の長さ
の和が、送信電波または受信電波の周波数の半波長の整
数倍になるようにしている。
ており、図1では省略しているが、内部に無線回路を内
蔵している。この無線回路のシールドも、筐体101自
身で行っている。
して、T字型のモノポールアンテナが従来から知られて
いる。この種のモノポールアンテナでは、T字の横棒を
構成する2つの線状素子の長さを略等しくして、四分の
一波長の低姿勢型アンテナとして使用している。また、
従来は、T字の縦棒の部分からの電波の放射を利用する
のが一般的であった。
字の横棒の部分(線状素子103、104)からの電波
の放射を利用する。また、本実施形態では、図2に示す
ように、線状素子102,103,104のそれぞれの
長さA,B,Cを、(1)式の関係を満たすように設定
している。
を設定する理由について説明する。図1のアンテナ装置
は、3つの共振モードm1,m2,m3を有する。図3
(a)は共振モードm1〜m3の概要を説明する図、図
3(b)は各共振モードm1〜m3の振動の様子を示す
図である。
ルアンテナの共振モードであり、給電点105からみる
と、LとCの等価回路でいうと並列共振モードになる。
図3の場合、共振時に給電点105での電流が最小にな
る。
一波長のモノポールアンテナの共振モードであり、Lと
Cの等価回路でいうと直列共振モードになる。共振モー
ドm2,m3では、共振時に給電点105における電流
が最大になる。
振モードm2,m3の直列共振が分離することにより、
共振モードm2,m3の各共振周波数の間の周波数で共
振する並列共振モードである。このため、共振モードm
1での共振を行わせるには、各々のモードの共振周波数
は、以下の(2)式または(3)式の関係を満たす必要
がある。
すると、共振波長はそれぞれ、各線状素子102〜10
4の長さA〜Cを用いて、 共振モードm1のとき、λ1=2×(B+C) 共振モードm2のとき、λ2=4×(B+A) 共振モードm3のとき、λ3=4×(C+A) と表現できる。
の長さCより短い場合を想定すると、 λ2<λ1<λ3 となることが条件であるため、 4×(B+A)<2×(B+C)<4×(C+A) …(4) となる。(4)式をAで整理すると、 (B−C)<2×A<(C−B) となる。ここで、Aは正の値をとり、またBがCより長
い場合を考慮に入れると、 2×A<|B−C|.........(1) となる。
気的な長さを考慮する必要がある。ここで、電気的な長
さとは、その素子が共振する周波数の波長の長さのこと
である。上記の共振モードm2,m3の四分の一波長モ
ノポールアンテナは、線状素子102との接合点で折り
曲げられているために、その電気的な長さが実際の物理
的な長さより数%縮んでしまうことが知られている。す
なわち、折れ曲がった素子がまっすぐな素子と同一の周
波数で共振するためには、物理的な長さをより長くする
必要がある。
ナでも同様に縮みが発生するが、四分の一波長モノポー
ルアンテナと異なって、給電点105近傍の折り曲げ部
の効果が発生しない分、四分の一波長アンテナよりも縮
み効果が小さくなる。
に比較的強く発生している場合には、上述した(4)式
は、共振モードm2,3の縮み率をαとすると、(5)
式のようになる。
あわせて決定すればよい。また、図1の線状素子10
3,104の長さB,Cによってインピーダンスが変化
するため、長さB,Cを調整することにより、給電点1
05との整合を取ることができる。
への不要な電流の漏洩が少ないという特徴を備えてい
る。以下にこの理由を説明する。
るため、給電点105を流れる電流は、線状素子10
3,104を流れる電流よりも少なくなる。従って、給
電点105から筐体101へと漏洩する電流の量は、直
列共振型のアンテナより少なくなる。このため、筐体1
01からの不要輻射が抑制されて、アンテナの放射特性
への影響が小さくなる。
を示す図であり、図4(a)は周波数と利得の劣化量を
表す不整合損との関係を示す図、図4(b)はスミスチ
ャート図、図4(c)は垂直偏波と水平偏波の放射パタ
ーンを示す図、図4(d)は図4(c)の座標を説明す
る図である。
6λ(λは動作周波数)、線状素子103の長さBを0.2
21λ、線状素子104の長さCを0.279λとした場合の
例を示している。この場合、上述した(1)式の関係を
満たしている。
m1の共振周波数f0での不整合損は十分に小さいこと
がわかる。また、図4(b)のスミスチャートからわか
るように、インピーダンス特性が50オームを中心とし
てループを描くように変化しており、比較的広帯域にわ
たって、給電線との整合が取れていることがわかる。
るように、放射パターンは外周円に沿って均等に広がっ
ており、ダイポールアンテナ自体の特性である、無指向
性パターンとなっていることがわかる。また垂直偏波が
小さいことから、筐体101からの不要輻射も小さいこ
とがわかる。
との関係を示す図である。図示のように、共振モードm
1の共振周波数f1でのアンテナ利得が大きく、共振モ
ードm2,m3の共振周波数f2,f3でのアンテナ利
得は十分に小さいことがわかる。すなわち、上述した
(1)式の関係を満たすように線状素子102〜104
の各長さA,B,Cを設定することにより、共振モード
m1の共振周波数で電波を放射させることができる。
較的簡易な構成でありながら、従来問題となっていたア
ンテナに近接する他の部位からの影響を抑制して、ダイ
ポールアンテナとしての動作を実現していることがわか
る。
102の長さAをそのままにして、線状素子103の長
さBを0.234λ、線状素子104の長さCを0.266λとし
ても、アンテナの動作は所望の特性を示すことがわかっ
た。また、第一共振点(共振モードm2)と第三共振点
(共振モードm3)の値から縮み率を計算した結果、縮
み率αは0.95であることがわかった。これらのパラメー
タは(6)式の関係を満たすため、所望の共振モードm
1での共振が行われ、筐体101からの不要輻射の影響
が少ないアンテナ放射パターンを得ることができる。
1の実施形態と同様の構造のアンテナを2組設けたもの
である。
実施形態の斜視図である。図6のアンテナ装置では、図
1と同様の構造のアンテナを2組、略平行に配置してい
る。各アンテナ(第1および第2のアンテナ)11,1
2は、図1と同様に、T字形状の線状素子102〜10
4で構成されており、線状素子102と筐体101との
間に給電点105が設けられている。これら2組のアン
テナ11,12は、ダイバーシチ・アンテナを構成して
いる。
線状素子102と103を平行に配置すると共に、各々
のアンテナ素子を同一面内で距離を隔てて配置してい
る。このような構成により、スペース・ダイバーシチ・
アンテナとして動作させることができる。
テナを距離を離して配置し、各アンテナで受信した信号
を選択または合成して受信感度を向上させる方法で、特
に電波状態が時間的に高速に変化する移動通信において
は、電波状態の変化を抑制して安定した通信を行う方法
として広く用いられている。
ぞれのアンテナが受信する信号の相関が低いことが望ま
れる。また、スペース・ダイバーシチでは、アンテナ間
の距離を十分広くとることにより信号の相関を下げるこ
とを可能としている。
して2組のアンテナ11,12を配置するのが望まし
い。そのためには、筐体101の大きさを半波長以上に
する必要がある。
距離が半波長程度の場合には、アンテナ間に電磁界的な
結合が生じ、アンテナの指向性に変化が生じる。このア
ンテナの指向性の変化によっても受信信号の相関を下げ
ることができる。これにより、ダイバーシチ効果の向上
が期待できる。
わせとなるように配置した例を示す斜視図である。図7
のように配置することにより、アンテナ同士が互いに見
通し内に存在しなくなり、アンテナ間の電磁界的な結合
を小さくできる。したがって、アンテナ特性の変化を起
こさせる電磁界結合を抑制し、不要なアンテナ特性の変
化をなくすことができる。2組のアンテナ11,12を
図6のように配置するか、図7のように配置するかは、
システムの仕様により選択すればよい。
れアンテナ11,12を接続した例を示す図である。図
8のような構成により、2組のアンテナ11,12間の
距離を広げることができ、ダイバーシチ効果を向上でき
る。また、アンテナ同士が見通し内に存在しなくなるた
め、アンテナ間の電磁界的な結合を小さくできる。
組のアンテナを互いに略90度異なる方向に配置するも
のである。
実施形態の斜視図である。図9のアンテナ装置は、図1
と同様の構造の2組のアンテナ11,12を互いに略9
0度異なる方向に配置している。各アンテナ11,12
は、図1と同様に、T字形状の線状素子102〜104
で構成されており、線状素子102と筐体101との間
に給電点105が設けられている。これら2組のアンテ
ナ11,12は、偏波ダイバーシチ・アンテナを構成し
ている。
波と水平偏波の相関が非常に低いことが知られている。
従って、図9のようにアンテナ素子を略90度異なる方
向に配置することにより、互いに相関の低い信号を受信
することが可能となる。
さなくても、受信信号の相関を低くできるという利点を
有する。したがって、アンテナ間の距離を短くできる
分、筐体101のサイズを小さくできる。
テナ11,12を互いに背中合わせに配置したものであ
る。背中合わせに配置することにより、アンテナ間の結
合を減らすことができ、不要な特性変動を抑制すること
ができる。
ンテナ間の距離を短くしても、受信信号の相関を低くで
きる。
つの線状素子からなるアンテナとは別個に、線状素子か
らなるアンテナを設けるものである。
の実施形態のブロック図である。図11のアンテナ装置
は、図1と同様の構造のアンテナ11とは別個に、筐体
101から突出する線状素子(第4の線状素子)106
からなるアンテナ13を備えている。
アレーアンテナを構成する場合について説明する。図1
1では、アンテナ13を構成する線状素子106を、ア
ンテナを構成する線状素子102,103に略平行に配
置しており、両アンテナをできるだけ近接して配置して
いる。
ように給電することにより、両アンテナ11,13によ
る合成利得を向上させることができる。この場合、線状
素子106は半波長程度となるようにすればよい。
体101から突出させて構成する必要があったが、本実
施形態では、半分の長さでそれと同等の利得を得ること
ができる。
バーシチ・アンテナとして使用することも可能である。
この場合、線状素子106は半波長または四分の一波長
程度であればよい。
ンテナ11,13を互いに略90度異なる方向に配置し
た偏波ダイバーシチ・アンテナの例を示す斜視図であ
る。図12の線状素子106はその中央部で給電する構
成とし、ほぼ半波長程度の長さとする。これにより、線
状素子106からの電波の放射はダイポールアンテナと
同様になる。
各アンテナを任意に組合せて構成してもよい。例えば、
図6と図9とを組み合わせて、3つ以上のアンテナを設
けて、その一部のアンテナを平行に配置するとともに、
残りを略90度に配置してもよい。また、これらのアン
テナに、図11や図12で説明したアンテナ13を組み
合わせてもよい。このように、アンテナの本数や配置に
は特に制限はない。
01を用いる例を説明したが、筐体101の形状には特
に制限はない。
れば、第2および第3の線状素子の電気的長さの和が電
波の放射周波数の半波長の整数倍で、かつ、第1の線状
素子の電気的長さが第2および第3の線状素子の電気的
長さの差の絶対値の半分以下になるようにしたため、不
要な周波数成分を抑制して、所望の周波数の電波を放射
させることができる。また、給電線からの不要輻射を防
止できるとともに、アンテナ装置を小型化できる。さら
に、無指向性に近い放射パターンを得ることができる。
斜視図。
る図、(b)は各共振モードm1〜m3の振動の様子を
示す図。
示す図。
斜視図。
した例を示す斜視図。
した例を示す図。
斜視図。
た例を示す図。
のブロック図。
に配置した偏波ダイバーシチ・アンテナの例を示す斜視
図。
路の概略構成を示す斜視図。
Claims (8)
- 【請求項1】筐体と、 一端が前記筐体の端部に接続された第1の線状素子と、 前記第1の線状素子の他端にそれぞれ接続され、互いに
略180度異なる方向に配置される第2および第3の線
状素子と、を備え、 前記第2および第3の線状素子の電気的長さの和が送信
電波または受信電波の周波数の半波長の整数倍で、か
つ、前記第1の線状素子の電気的長さが前記第2および
第3の線状素子の電気的長さの差の絶対値の半分以下で
あることを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】前記第2および第3の線状素子を前記筐体
表面に近接して配置することを特徴とする請求項1に記
載のアンテナ装置。 - 【請求項3】前記第1、第2および第3の線状素子から
なるアンテナを複数組備え、 これらアンテナのうち少なくとも2組のアンテナについ
て、各アンテナの前記第2および第3の線状素子をそれ
ぞれ互いに平行に配置することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のアンテナ装置。 - 【請求項4】前記平行に配置された前記第2および第3
の線状素子を有する少なくとも2組のアンテナを、互い
に見通せないように配置することを特徴とする請求項3
に記載のアンテナ装置。 - 【請求項5】前記第1、第2および第3の線状素子から
なるアンテナを複数組備え、 これらアンテナのうち少なくとも2組のアンテナについ
て、各アンテナの前記第2および第3の線状素子を互い
に略90度異なる方向に配置することを特徴とする請求
項1または2に記載のアンテナ装置。 - 【請求項6】前記互いに略90度異なる方向に配置され
た前記第2および第3の線状素子を有する少なくとも2
組のアンテナを、互いに見通せないように配置すること
を特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。 - 【請求項7】前記第1、第2および第3の線状素子から
なる第1のアンテナとは別個に、前記筐体から突出する
第4の線状素子からなる第2のアンテナを備え、 前記第1および第2のアンテナを互いに平行に配置する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装
置。 - 【請求項8】前記第1、第2および第3の線状素子から
なる第1のアンテナとは別個に、前記筐体から突出する
第4の線状素子からなる第2のアンテナを備え、 前記第1および第2のアンテナを互いに略90度異なる
方向に配置することを特徴とする請求項1または2に記
載のアンテナ装置。
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JP33158499A JP3618267B2 (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | アンテナ装置 |
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JP33158499A JP3618267B2 (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | アンテナ装置 |
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ID=18245293
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JP33158499A Expired - Lifetime JP3618267B2 (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | アンテナ装置 |
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