JP2001155743A - 積層焼結体、電気化学セルおよびセラミックスフィルター - Google Patents
積層焼結体、電気化学セルおよびセラミックスフィルターInfo
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Abstract
な、機能性セラミックスの積層焼結体において、各セラ
ミックスの保持する機能を向上させると共に、積層焼結
体を軽量化し、積層焼結体の構造強度を向上させる。 【解決手段】積層焼結体1は、互いに異なる複数種の材
質からなる複数のセラミックス層2、3を備えている。
各セラミックス層2、3中に、それぞれ、積層焼結体1
を貫通する貫通孔4、5が設けられている。積層焼結体
は、好ましくは、電気化学セル用の積層焼結体であり、
板状をなしており、電極層とセパレータ層とを備えてい
る。また、積層焼結体1が濾過器のセラミックスフィル
ターである。
Description
電池、水蒸気電解セル、酸素ポンプ、ノックス分解セル
等の電気化学セル用の積層体や、フィルターとして有用
な、相異なる材料からなる複数のセラミックス層を備え
ている積層焼結体に関するものである。
クスフィルターが使用されている。こうしたフィルター
においては、例えば円筒状の多孔質セラミックスからな
る本体の表面に、目の細かいセラミックス層を形成した
ものなどが知られている。
平板型と円筒型とに大別される。平板型の固体電解質型
燃料電池においては、いわゆるセパレータと発電層とを
交互に積層することにより、発電用のスタックを構成す
る。特開平5─54897号公報においては、燃料極と
空気極とをそれぞれ形成して発電層を作成し、またイン
ターコネクターを作成し、この発電層とインターコネク
ターとの間に、セラミックス粉末と有機バインダーとを
含有する薄膜を挟んで積層体を作製し、この積層体を熱
処理することにより、発電層とインターコネクターとを
接合している。
ては、インターコネクターのグリーン成形体と空気極側
ディストリビューターのグリーン成形体とを積層し、こ
の積層体を一体焼結させることにより、インターコネク
ターとディストリビューターとを接合することが記載さ
れている。この方法においては、両者のグリーン成形体
の間に、両者と熱収縮挙動が極端に異なる材料を塗布す
ることにより、グリーン成形体間の応力を緩和する応力
緩和層を形成している。この応力緩和層は、焼成収縮時
に細かく破壊し、これによって応力が緩和される。
やセラミックスフィルターの主要部分は、いずれも、セ
ラミックスを積層し、焼結した部材からなる。しかし、
これらには、次のような共通した問題点があった。即
ち,セラミックスフィルターにおいては、濾過効率を一
層向上させるためには、フィルターの全体を大型化する
必要があるが、この場合にはコストの上昇や設置スペー
スの増大を招いた。更に、フィルターはバルク状のセラ
ミックスであるために、重量が大きいという問題があ
る。フィルターの濾過抵抗を小さくするためには、フィ
ルターの肉厚を薄くする必要があるが、この場合にはフ
ィルターの構造体としての強度が著しく低下するという
問題があった。
ガスの供給性が悪く、即ち電極内でのガスの拡散に対す
る抵抗が高いために、発電性能に一定の制限があった。
また、単電池が重く、かつ希土類元素を使用するために
材料費が高いという問題があった。
や固体電解質型燃料電池のような、機能性セラミックス
の積層焼結体において、各セラミックスの保持する機能
を向上させると共に、積層焼結体を軽量化し、かつ積層
焼結体の構造強度も向上させうるようにすることであ
る。
ックス層を備えており、各セラミックス層がそれぞれ互
いに相異なる材質からなっており、前記の各セラミック
ス層中に、それぞれ積層焼結体を貫通する貫通孔が設け
られており、各セラミックス層を貫通する各貫通孔が互
いに独立していることを特徴とする。
ミックス層の内部に、それぞれ独立して貫通孔を形成し
た新しい構造に想到した。この結果、各セラミックスの
保持する機能を向上させると共に、積層焼結体を軽量化
し、かつ積層焼結体の構造強度も向上させうるようにで
きた。
ックスフィルターである場合には、濾過抵抗が小さくな
り、濾過効率が向上し、短時間に大量の液体を処理でき
るようになった。また、貫通孔を設けることによってフ
ィルターの軽量化が可能であり、かつ各セラミックス層
内に独立した貫通孔を形成した構造なので、構造強度を
高く保持することができる。
層焼結体であり、板状をなしており、電極層とセパレー
タ層とを備えている場合には、電極層に貫通孔を設ける
ことによって、電極の内部におけるガスの拡散効率が向
上し、電極反応が活発になる。この結果、固体電解質型
燃料電池の場合には、発電出力密度が向上し、水蒸気電
解セルの場合には電解効率が向上する。しかも、セパレ
ータに貫通孔を設けることによって、セルの冷却効果を
高め、セルの温度を均一化することができる。また、こ
れらの各貫通孔によって、構造体としての強度を損なう
ことなく、セルを軽量化することが可能である。
て述べる。本発明に係る積層焼結体は、長尺のものとす
ることが好ましい。具体的には、積層焼結体の貫通孔の
方向の長さを、貫通孔に垂直な方向の長さの2倍以上と
することが好ましく、5倍以上とすることが一層好まし
い。
に限定されない。しかし、各セラミックス層にそれぞれ
対応する各坏土を、口金に対して同時に供給することに
よって、前記積層焼結体の成形体を製造し、この成形体
を一体焼成することができる。
変更することによって、種々の横断面形状を有する積層
体を製造することができる。また、特に押出成形方法を
利用することによって、長い製品(例えば長さ1000
mm以上)を製造できるようになった。更に、この方法
によれば、製造工程数が極めて少なくなる。
て、口金を製造するための加工が容易になる。また、口
金の入口の形状は、坏土が進入し易いように適宜に変更
する。口金中で各坏土を押し出すための押出機構として
は、プランジャー、真空土練機などを使用できる。
有機溶剤を使用した場合のように排気処理を行う必要が
ないので、その分設備を簡単にできるし、口金から押し
出された成形体が曲がりにくくなる。この場合には、水
分量を10〜20重量%とすることが一層好ましい。ま
た、水系バインダーとしては、ポリビニルアルコール、
メチルセルロース、エチルセルロース等を例示できる。
曲がりやすいという問題があることが判明してきた。即
ち、相対的に硬い方の坏土は、押出の際の流動速度が遅
く、相対的に軟らかい坏土の方は、押出の際の流動速度
が早くなる傾向がある。この流動速度の相違のために、
口金から成形体の先端の方へと向かって成形体が曲がり
変形し、あるいは反ってくるという現象が生じた。ま
た、こうした各坏土の流動速度の相違によって、各グリ
ーン成形体の界面の位置がずれるという現象も生じた。
ぐに押し出されるようにし、各グリーン成形体の界面の
位置がずれないようにするためには、各坏土の硬度の差
を2以下とすることが好ましい。ここで言う硬度とは、
NGK粘土硬度計の規格によって測定したものである。
は、実際の製造装置および坏土においては困難な場合も
多い。そこで、各坏土を、一つの口金中へと連続的に供
給するのに際して、第一の押出機構から、一方のグリー
ン成形体を構成する坏土を口金へと向かって押出し、第
二の押出機構から、他方のグリーン成形体を構成する坏
土を口金へと向かって押出すことができる。これによっ
て第一の押出機構と第二の押出機構との各押出速度や各
押出圧力を機械的に調整し、積層体の曲がり等を防止す
ることが可能になった。
濾過された液体が外側層から排出される場合には、フィ
ルターの外側層を構成する材質としては、シリカ、アル
ミナ、ムライト、ジルコニア、スピネル、炭化珪素、コ
ージェライトを例示でき、その気孔径は1〜10μmが
好ましく、気孔率は、10〜70%とすることが好まし
い。フィルターの内側層を構成する材質としては、シリ
カ、アルミナ、ムライト、ジルコニア、スピネル、炭化
珪素、コージェライトを例示でき、内側層の材質と外側
層の材質とは同じであって良く、異なっていても良い。
内側層の気孔径は5〜200μmとすることが好まし
く、この場合には外側層よりも内側層の方が気孔径が大
きい。内側層の気孔率は、20〜80%とすることが好
ましい。また、上記において、内側層と外側層との構成
を逆にし、液体を外側層へ供給し、濾過された液体を内
側層から排出することができる。
酸素ポンプがある。
用できる。このセルは、水素の製造装置に使用でき、ま
た水蒸気の除去装置に使用できる。この場合には、各電
極で次の反応を生じさせる。
できる。この分解セルは、自動車、発電装置からの排ガ
スの浄化装置として使用できる。現在、ガソリンエンジ
ンから発生するNOxには、三元機能触媒によって対応
している。しかし、リーンバーンエンジンやディーゼル
エンジンなど、低燃費型のエンジンが増加すると、これ
らのエンジンの排ガス中の酸素量が多いので、三元機能
触媒が機能しなくなる。
解セルとして使用すると、固体電解質膜を通して排ガス
中の酸素を除去するのと共に、NOxを電解してN2 と
O2 - とに分解し、この分解によって生成した酸素をも
除去できる。また、このプロセスと共に、排ガス中の水
蒸気が電解されて水素と酸素とを生じ、この水素がNO
xをN2 へと還元する。
タと一体化するべき電極は、空気極等の陽極及び燃料極
等の陰極の双方を含むが、陽極の方が一層好適である。
しかも、自立型(自己支持型)の陽極とセパレータとを
接合することが、特に好適である。なぜなら、陽極及び
セパレータの各グリーン成形体の積層体を成形するのに
際して、自立型の陽極及びセパレータの方が、厚さが大
きく、強度が大きいので、取扱い易いからである。
るペロブスカイト型複合酸化物であることが好ましく、
ランタンクロマイトであることが更に好ましい。耐熱
性、耐酸化性、耐還元性を有しているからである。ま
た、セパレータのグリーン成形体を構成する坏土は、前
記の主原料に対して有機バインダーと水とを混合するこ
とで製造できる。この有機バインダーとしては、ポリメ
チルアクリレート、ニトロセルロース、ポリビニルアル
コール、メチルセルロース、エチルセルロース、スター
チ、ワックス、アクリル酸ポリマー、メタクリル酸ポリ
マー等を例示することができる。主原料の重量を100
重量部としたとき、有機バインダーの添加量は0.5〜
5重量部とすることが好ましい。
ブスカイト型複合酸化物であることが好ましく、ランタ
ンマンガナイト又はランタンコバルタイトであることが
更に好ましく、ランタンマンガナイトが一層好ましい。
ランタンクロマイト及びランタンマンガナイトは、スト
ロンチウム、カルシウム、クロム(ランタンマンガナイ
トの場合)、コバルト、鉄、ニッケル、アルミニウム等
をドープしたものであってよい。また、パラジウム、白
金、ルテニウム、白金−ジルコニア混合粉末、パラジウ
ム−ジルコニア混合粉末、ルテニウム−ジルコニア混合
粉末、白金−酸化セリウム混合粉末、パラジウム−酸化
セリウム混合粉末、ルテニウム−酸化セリウム混合粉末
であってもよい。
ウム、白金、ニッケル── ジルコニア混合粉末、白金─ジルコニア混合粉末、パラ
ジウム−ジルコニア混合粉末、ニッケル−酸化セリウム
混合粉末、白金−酸化セリウム混合粉末、パラジウム−
酸化セリウム混合粉末、ルテニウム、ルテニウム−ジル
コニア混合粉末等が好ましい。
安定化ジルコニア又はイットリア部分安定化ジルコニア
が好ましいが、他の材料を使用することもできる。
酸化セリウム系セラミックスとすることが特に好まし
く、陰極材料をパラジウム、パラジウム−酸化セリウム
サーメットとすることが好ましい。
原料に対して、有機バインダーと造孔材と水とを混合す
ることで製造できる。この有機バインダーとしては、前
記のセパレータ用のものを例示できる。また、主原料の
重量を100重量部としたとき、有機バインダーの添加
量は0.5〜5重量部とすることが好ましい。
にすることもできるが、焼成時の温度上昇の過程で積層
成形体の脱脂を行うことが好ましい。固体電解質型燃料
電池用の積層成形体においては、焼成温度は、通常は1
300℃〜1700℃とする。
発明の一実施形態を更に詳細に説明する。図1は、セラ
ミックスフィルター1を示す断面図であり、図2は、図
1のフィルターを濾過装置の中に設置した状態を概略的
に示す概略部分断面図である。次の工程によって、図1
に示すフィルターを製造し、性能の評価を行った。
ロース、メチルセルロースを使用して、坏土を製造し
た。平均粒径10μmのアルミナ原料粉末100重量部
に、セルロース5重量部、メチルセルロース3重量部、
水20重量部を混合し、この混合物を混練機内に入れ、
混練物を調製した。この混練物を真空土練機に収容し、
直径50mm、長さ300mmの円筒状坏土甲を製造し
た。一方、平均粒径5μmのナルミナ原料粉末100重
量部に、メチルセルロース3重量部、水23重量部を混
合し、この混合物を混練機に入れ、混練物を調製した。
この混練物を真空土練機に収容し、直径50mm、長さ
300mmの円筒状坏土乙を製造した。
使用して、同時押出成形によってフィルターの成形体を
製造した。この際には、図3に示す形態の押出成形機を
使用した。即ち、各成形胴13A、13Bの各通路14
A、14Bの中に、坏土甲15A、坏土乙15Bを投入
した。プランジャー12Aの軸11Aを移動させ、坏土
甲15Aを口金18の方向へと押し出した。これと同時
に、プランジャー12Bの軸11Bを移動させ、坏土乙
15Bを口金18へと押し出した。口金18は、入口部
分18aと出口部分18bとからなる。入口部分18a
においては、2つの入口通路17A、17Bが形成され
ており、両者の間に隔壁16が設けられている。各入口
通路の横断面は、それぞれ円形である。出口部分18b
中の出口通路19の横断面は長方形である。口金18の
先端部分にダイス20が設置されている。
ジャー12Bとの各押出速度や圧力を、成形体の曲がり
が発生しないように調整する。こうして得られた成形体
には、図1の形状に対応する断面形状を有している。
槽に入れ、乾燥した。次いで、成形体を電気炉に設置
し、昇温速度200℃/時間で1500℃まで昇温し、
1500℃で3時間保持し、次いで放冷して室温まで冷
却し、図1に示す筒状の積層焼結体1を得た。積層焼結
体1の外側層2には所定個数の貫通孔4が形成されてお
り、内側層3にも所定個数の貫通孔5が形成されてい
る。内側層3の中央部分には、他の貫通孔4、5よりも
寸法の大きい貫通孔6が形成されている。内側層3は、
坏土甲15Aによって形成されており、外側層2は、坏
土乙15Bによって形成されている。
0mmであり、貫通孔6の寸法は3mm×3mmであ
り、貫通孔4、5の寸法は1mm×1mmであり、積層
焼結体の長さは300mmである。外側層2および内側
層3からそれぞれ10mm×10mm×1mmの試料を
切り出し、各試料の気孔率を測定した。内側層3から切
り出した試料の気孔率は45%であり、外側層2から切
り出した試料の気孔率は35%であった。外側層2の気
孔径は、内側層3の気孔径よりも小さく、一層細かい粒
子を除去できるようになっている。この積層焼結体か
ら、長さ50mmの試料を切り出し、フィルターを得
た。
フランジ7を取り付け、両者の間をシール部材51によ
って水密に封止し、これをケース8の中の所定位置に取
り付けた。この濾過装置を使用して、濾過性能の試験を
行った。具体的には、平均粒径1μmのアルミナ粉末を
水に溶かしてスラリーを得、スラリーを矢印Aに示すよ
うに入口通路9Aから貫通孔6、5内に流入させた。フ
ィルター1の外側から吸引した。液体の一部は出口9B
から矢印Bのように流出し、一部は矢印C、Dのように
フィルターを透過して濾過室10内へと流入する。表1
に示す各時間に濾過された水量を測定し、測定結果を表
1に示した。
には、ある程度濾過するとフィルターが目詰まりを起こ
すので、ときどき目詰まりを除去することができるが、
本実施例では、こうした目詰まりの除去を行わないで、
データを得た。なお、目詰まりを除去するためには、逆
洗浄を行うか、または、フィルター1の外側を吸引しな
いで、洗浄水のみを入口通路9Aから貫通孔6、5内へ
流入させ、目詰まりの原因となる粒子を、出口9Bから
排出することができる。
ー23を製造し、上記のようにして濾過水量を測定し
た。ただし、図4において、フィルター23は、外側層
24と内側層25とからなり、内側層25の中に貫通孔
53を設けた。ただし、内側層、外側層を構成する各坏
土は、前記した実施例と同じであり、各坏土甲、乙を、
図4に示すような形態となるように成形して成形体を
得、この成形体を電気炉内に設置し、昇温速度200℃
/時間で1500℃まで昇温し、1500℃で3時間保
持し、次いで放冷して室温まで冷却し、積層焼結体を得
た。
×15mm×300mmであり、外側層24の断面寸法
は30mm×30mmであり、貫通孔53の寸法は3m
m×3mmである。この積層焼結体の気孔率は35%で
あった。この積層焼結体から、長さ50mmのフィルタ
ーを切り出した。
フィルターとしての機能を損なうことなく、濾過水量を
著しく向上させることができた。
態様について述べる。図5(a)は、本発明に係る、電
気化学セル用の積層焼結体32を概略的に示す正面図で
あり、図5(b)は、セル31Aを示す正面図である。
積層焼結体32は、陽極層27とセパレータ28とから
なる。陽極層27中には所定個数の貫通孔29Aが形成
されており、セパレータ28中にも同様に貫通孔30A
が形成されている。74は、陽極層とセパレータとの境
界である。
孔質の陽極層27の表面27aを被覆するように、固体
電解質膜56を形成し、固体電解質膜56上に陰極膜3
3を形成する。本実施例においては、固体電解質膜56
の末端がセパレータ28の上側末端に対して接触するよ
うにし、これによって貫通孔29A、30A内の一方の
ガス(例えば酸化ガス)が、セル1Aの外部を流れる他
方のガス(例えば燃料ガス)に対して、直接には接触し
ないようにする。
も、図3に示すような押出成形装置を使用することがで
きる。
学セル31Bを概略的に示す正面図である。積層焼結体
60は、陽極層34とセパレータ35とからなる。陽極
層34中には所定個数の貫通孔29Bが形成されてお
り、ここで横断面の方向にみて、貫通孔29Bが4列×
2列配置されている。セパレータ35中にも同様に貫通
孔30Bが形成されており、横断面の方向にみて、貫通
孔30Bが4列×2列配置されている。
態に係る、電気化学セル58、62を概略的に示す正面
図である。図7に示すセル58においては、積層焼結体
71は、陽極層59とセパレータ70とからなる。陽極
層59中には所定個数の貫通孔29Dが形成されてい
る。セパレータ70中にも同様に貫通孔30Dが形成さ
れている。ここで、陽極層59とセパレータ70との境
界74に沿って貫通孔61が例えば3個設けられてお
り、各貫通孔61は陽極層59とセパレータ70との双
方に面している。
タと陽極層との間の境界に沿っても貫通孔を設けること
ができる。この貫通孔中にも空気等の酸化ガスを流すこ
とによって、陽極層の発電効率等を高めることができ
る。
の陽極層59の表面59aを被覆するように、固体電解
質膜56を形成し、固体電解質膜56上に陰極膜33を
形成する。
結体72は、陽極層62とセパレータ63とからなる。
陽極層62中には所定個数の貫通孔29Eが形成されて
いる。セパレータ63中にも同様に貫通孔30Eが形成
されている。積層焼結体72のうち、少なくとも多孔質
の陽極層62の表面62aを被覆するように、固体電解
質膜56を形成し、固体電解質膜56上に陰極膜33を
形成する。
いて、陽極層62の方をセパレータ63よりも厚くし、
陽極層62の中に多数の貫通孔29Eを設けた。一般
に、電気化学セルにおいては、セパレータの抵抗値の方
が、陽極の抵抗値よりも大きい。このため、陽極層の方
をセパレータよりも厚くし、抵抗値の高いセパレータを
薄くすることによって、積層焼結体72の全体の抵抗値
を最小限とすることができた。
層焼結体36を概略的に示す正面図であり、図9(b)
は、積層焼結体36を使用した電気化学セル31Cを示
す正面図であり、図9(c)は、セル31Cを、その長
さ方向に沿って切ってみたときの断面図である。
タ38とからなる。陽極層37中には所定個数の貫通孔
29Cが形成されており、セパレータ38中にも貫通孔
30Cが形成されている。陽極層37の側面37aを被
覆し、かつ積層焼結体38の側面38aの上部を被覆す
るように、固体電解質膜56を形成し、固体電解質膜5
6上に陰極膜33を形成し、セル31Cを作成する。こ
こで,図9(c)に示すように、セパレータ内の貫通孔
30Cの末端と、陽極層37内の貫通孔29Cの末端と
は連通しており、また陽極層37の長さは、セパレータ
38の長さよりも小さくなっている。陽極層37の端部
に一の側壁70が付加されており、セパレータ層38の
端部に他の側壁71が付加されている。固体電解質膜5
6は、側面70bの全体を被覆しており、かつ側面71
bの上端部を被覆している。
には、矢印Eのように、セパレータ38の貫通孔30C
内へと酸化ガスを供給する。この酸化ガスは、セパレー
タの末端の壁面に衝突して方向転換し、空気極層37内
の貫通孔29Cに入り、矢印Fのように排出される。
る。 〔実験例2〕図5(b)に示すような固体電解質型燃料
電池の単電池と、比較例の単電池とを製造し、各単電池
について、発電試験を実施した。
造)平均粒径4μmのランタンマンガナイト原料粉末1
00重量部、セルロース10重量部、メチルセルロース
3重量部、水18重量部を、混練機に入れ、坏土を調製
した。この坏土を使用し、真空土練機によって、直径5
0mm,長さ300mmの空気極層用の坏土を製造し
た。
ト原料粉末100重量部、メチルセルロース3重量部、
水12重量部を混練機に入れ、セパレータ用坏土を調製
した。真空土練機を用いて、直径50mm、長さ300
mmの坏土を製造した。
うな押出成形装置を使用し、図5(a)に示す形態の成
形体を作製した。各プランジャーの速度を調製しなが
ら、同時にピストンを前進させて押出成形した。こうし
て得られた成形体を、恒温恒湿槽中に収容し、乾燥させ
た。次いで、この成形体を電気炉内に設置し、昇温速度
200℃/時間で1550℃まで昇温させ、1550℃
で4時間保持し、次いで放冷して室温まで冷却した。こ
の焼成体の寸法は24mm×8mm×300mmであ
り、貫通孔の寸法は3mm×4mmの長方形であった。
ら、それぞれ10mm×10mm×1mmの試料を切り
出し、気孔率を測定した。この結果、空気極層の気孔率
は35%であり、セパレータの気孔率は0.3%であっ
た。
施例と同様にして製造した。ただし、セパレータ側には
貫通孔を設けなかった。
焼成体から、24mm×8mm×50mmの寸法の試料
を切り出し、プラズマ溶射機を用いて、ランタンマンガ
ナイト上に、8molイットリア安定化ジルコニア(固
体電解質)膜を形成した(厚さ100μmの膜)。この
上にニッケル−ジルコニアサーメットをスクリーン印刷
法によって形成した。こうして得られたアセンブリを、
電気炉内に設置し、1400℃で熱処理し、本発明の実
施例および比較例の各単電池を得た。
0および図11に模式的に示した発電試験装置を使用
し、発電試験を行った。実施例および比較例の各単電池
40を、集電体47と41との間に設置し、各集電体を
白金線42、43に接続した。これらを容器45内に収
容した。室温バブラーに水素を通して加湿し、矢印Gの
ように容器内に供給し、単電池の燃料極に対して接触さ
せ、矢印Hのように容器から排出した。
ルド44に対して気密に固定した。マニホールド44を
通して、矢印Iのように空気を供給し、空気を各貫通孔
29A、30A中へと流し、矢印Jのように排出した。
この際、本発明の実施例の単電池31Aにおいては、セ
パレータの貫通孔30A中に供給された空気は、発電に
よって生じた熱を奪いながら単電池の外部へと抜け、単
電池を冷却する作用がある。これによって、単電池の長
手方向の温度分布が均一化するという作用効果が得られ
た。
ロマイトは、水素などの還元雰囲気中では、空気中にお
けるよりも抵抗が高くなることが知られている。しか
し、セパレータにも貫通孔を設け、その貫通孔中に空気
を供給することによって、セパレータの抵抗を低くし、
セル自体の抵抗を低くできるという作用効果が得られ
た。
しているので、セパレータ内の貫通孔を通過した空気の
熱を利用していない。しかし、実用的な発電機において
は、多数の単電池を直列に接続している。そこで、空気
を余分の燃料ガスと混合して燃焼させ、この燃焼熱を、
改質器の加熱や給湯のために利用することができる。集
電体は、ニッケル製の板を使った。
を試験した。本発明の実施例および比較例の各単電池を
使用して、温度1000℃の発電条件下で単電池の最大
出力を測定し、単位重量当たりの出力密度を、表2に示
す。この結果から、単電池が占有する体積が同じ場合、
セパレータに貫通孔がある本発明の実施例の場合、単位
重量当たりの出力密度が高いことがわかる。
うな単電池を製造し、発電実験を行った。この単電池
は、上記した図5(b)の単電池31Aと同様にして製
造した。この単電池31Cを発電装置に設置して発電実
験を行った。
図である。発電装置の容器64の中に、正極集電板6
6、2つの単電池31Cおよび負極集電板67を順次に
設置した。正極集電板66と単電池31Cとの間、隣り
合う単電池の間、および単電池31Cと負極集電板67
との間には、それぞれニッケルフェルト68を充填する
ことによって、電気的な接続を行った。容器の一方の端
部に燃料ガス供給口64aを設け、これとは反対側の端
部に燃焼ガス排出口64bを設けた。排出口64b側に
酸化ガス供給管65を取り付け、供給管65の先端を単
電池31Cの端部に気密に取り付けた。
Kのように、容器64内に水素を供給し、矢印Lで示す
ように、隣り合う単電池31Cの間、単電池と各集電板
66、67との間を通過させた。一方、矢印Nのよう
に、空気を供給管65内へと供給し、矢印Eのようにセ
パレータ38側の貫通孔30Cへと流し、更に空気極層
37の貫通孔29Cへと流し、矢印Fのように単電池か
ら排出した。使用済の空気と水素とを、燃焼空間77内
で反応させ、燃焼排ガスを排出口64bから矢印Mのよ
うに排出させた。
2 ・g)の単位重量当たりの出力密度が得られた。ま
た、セパレータ中を空気が通過する間に単電池を冷却
し、空気が予熱される結果、単電池の全体の温度分布が
均一化した。
用した実験例について述べる。図5(b)に示す形態の
実施例の水蒸気電解セルと、比較例の水蒸気電解セルと
を製造し、各セルについて、セルの単位重量当たりの水
素発生量を測定した。
との積層成形体を作製した。この成形体を、実験例2と
同様にして乾燥、焼成した。得られた焼成体の陽極層お
よびセパレータから、それぞれ10mm×10mm×1
mmの試料を切り出し、気孔率を測定した。この結果、
陽極層の気孔率は35%であり、セパレータの気孔率は
0.3%であった。
施例と同様にして製造した。ただし、セパレータ側には
貫通孔を設けなかった。
焼成体から、24mm×8mm×50mmの寸法の試料
を切り出し、プラズマ溶射機を用いて、ランタンマンガ
ナイト上に、8molイットリア安定化ジルコニア(固
体電解質)膜を形成した(厚さ100μmの膜)。この
上に白金ペーストを印刷した。こうして得られたアセン
ブリを、電気炉内に設置し、1400℃で熱処理し、本
発明の実施例および比較例の各水蒸気電解セルを得た。
陰極の面積はそれぞれ8cm2 とした。
装置内に、実施例および比較例の各水蒸気電解セルを設
置し、電解試験を行った。10%の水蒸気を含有するヘ
リウムガスを500cc/分で陰極側に供給した。また
空気を200cc/分の速度で陽極側に供給した。
電流密度で水蒸気の電解を行った。水蒸気を含むヘリウ
ムガスの排気側で、ガスクロマトグラフィーによって、
発生する水素の量を測定し、セルの単位重量当たりの水
素発生量を算出した。この結果、本発明の実施例の水蒸
気電解セルにおいては、0.63cc・min- 1 g-
1 であり、比較例の水蒸気電解セルにおいては、0.3
9cc・min- 1 g- 1 であった。このように、本発
明を水蒸気電解セルに適用することによって、単位重量
当たりの水素発生量が多くなり、またセルの軽量化が可
能になることがわかった。
ラミックスフィルターや電気化学セルのような、機能性
セラミックスの積層焼結体において、各セラミックスの
保持する機能を向上させると共に、積層焼結体を軽量化
し、かつ積層焼結体の構造強度も向上させることができ
る。
る。
態を概略的に示す概略部分断面図である。
坏土15Bとを同時に供給することによって、積層成形
体を押出成形している状態を示す模式図である。
る。
化学セル用の積層焼結体32を概略的に示す正面図であ
り、(b)は、セル31Aを示す正面図である。
31Bを概略的に示す正面図である。
58を概略的に示す正面図である。
62を概略的に示す正面図である。
化学セル用の積層焼結体36を示す正面図であり、
(b)は、セル31Cを示す正面図であり、(c)は、
セル31Cの断面図である。
し電解試験装置を模式的に示す図である。
周辺を拡大して示す図である。
験するために使用した発電試験装置の概要を示す模式図
である。
内側層4、5 フィルターの貫通孔 8 ケース
11A,11B プランジャー13A、13B 成形胴
14A,14B 成形胴の通路 15A、15B
坏土 18 口金 20 ダイス 27、3
4、37、59、62陽極層(空気極層) 28、3
5、38、63、70 セパレータ 29A、29
B、29C、29D、29E 陽極層(空気極層)の貫
通孔 30A、30B、30C、30D、30E セ
パレータの貫通孔 31A、31B、31C、58、
62 電気化学セル(単電池) 32、36、60、
71、72 電気化学セル用の積層焼結体、33 陰極
膜(燃料電極膜) 51 シール部材 56 固体
電解質膜
Claims (14)
- 【請求項1】積層された複数のセラミックス層を備えて
おり、各セラミックス層がそれぞれ互いに相異なる材質
からなっており、前記の各セラミックス層中に、記積層
焼結体を貫通し、互いに独立して延びる貫通孔が設けら
れていることを特徴とする、積層焼結体。 - 【請求項2】長尺形状であることを特徴とする、請求項
1記載の積層焼結体。 - 【請求項3】前記積層焼結体の前記貫通孔の方向の長さ
が、前記貫通孔に垂直な方向の長さの2倍以上であるこ
とを特徴とする、請求項1記載の積層焼結体。 - 【請求項4】前記積層焼結体が、電気化学セル用の積層
焼結体であり、板状をなしており、電極層とセパレータ
層とを備えていることを特徴とする、請求項1−3のい
ずれか一つの請求項に記載の積層焼結体。 - 【請求項5】請求項4記載の積層焼結体と、前記電極層
上に、前記電極層の前記セパレータ層と接触していない
表面を覆うように形成されている固体電解質膜と、この
固体電解質膜上に設けられている他方の電極とを備えて
いることを特徴とする、電気化学セル。 - 【請求項6】前記固体電解質膜の末端が前記セパレータ
層に対して接触することを特徴とする、請求項5記載の
電気化学セル。 - 【請求項7】前記貫通孔と別に、前記セパレータ層と前
記電極層との間に、前記セパレータ層および前記電極層
の双方に面している他の貫通孔が形成されていることを
特徴とする、請求項5または6記載の電気化学セル。 - 【請求項8】前記電極層が陽極層であり、前記陽極層の
厚さが前記セパレータ層の厚さよりも大きく、前記陽極
層の中に多数の貫通孔が設けられていることを特徴とす
る、請求項5記載の電気化学セル。 - 【請求項9】前記電極層が陽極層であり、前記陽極層の
一方の末端側に一の側壁が付加されており、前記セパレ
ータ層の前記一方の末端側に他の側壁が付加されてお
り、前記陽極層内の前記貫通孔の前記一方の末端側が前
記一の側壁によって封止されており、前記セパレータ層
内の前記貫通孔の前記一方の末端側が前記他の側壁によ
って封止されており、前記陽極層内の前記貫通孔の前記
一方の末端側と前記セパレータ層内の前記貫通孔の前記
一方の末端側とが連通していることを特徴とする、請求
項5記載の電気化学セル。 - 【請求項10】前記電気化学セルが、酸素ポンプ、高温
水蒸気電解セル、NOxの分解セルおよび固体電解質型
燃料電池からなる群より選ばれていることを特徴とす
る、請求項5−9のいずれか一つの請求項に記載の電気
化学セル。 - 【請求項11】前記電極層が自己支持型の陽極であり、
前記セパレータ層が自己支持型のセパレータ層であるこ
とを特徴とする、請求項5−10のいずれか一つの請求
項に記載の電気化学セル。 - 【請求項12】請求項1記載の積層焼結体からなること
を特徴とする、濾過器のセラミックスフィルター。 - 【請求項13】前記セラミックスフィルターが内側層と
外側層とを備えており、液体を前記内側層へ供給し、濾
過された前記液体が前記外側層から排出されるように構
成されており、前記外側層の気孔径が1〜10μmであ
り、前記外側層の気孔率が10〜70%であり、前記内
側層の気孔径が5〜200μmであり、前記内側層の気
孔率が20〜80%であり、前記外側層の気孔径よりも
前記内側層の気孔径が大きいことを特徴とする、請求項
12記載のセラミックスフィルター。 - 【請求項14】前記セラミックスフィルターが内側層と
外側層とを備えており、液体を前記外側層へ供給し、濾
過された前記液体が前記内側層から排出されるように構
成されており、前記内側層の気孔径が1〜10μmであ
り、前記内側層の気孔率が10〜70%であり、前記外
側層の気孔径が5〜200μmであり、前記外側層の気
孔率が20〜80%であり、前記内側層の気孔径よりも
前記外側層の気孔径が大きいことを特徴とする、請求項
12記載のセラミックスフィルター。
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