JP2001154788A - 携帯型入力装置及び電子機器 - Google Patents

携帯型入力装置及び電子機器

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JP2001154788A
JP2001154788A JP33667699A JP33667699A JP2001154788A JP 2001154788 A JP2001154788 A JP 2001154788A JP 33667699 A JP33667699 A JP 33667699A JP 33667699 A JP33667699 A JP 33667699A JP 2001154788 A JP2001154788 A JP 2001154788A
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vowel
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Ikuro Takahashi
育郎 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字入力における操作性及び容易性を向上で
きるようにする。 【解決手段】 電子機器に文字情報を入力するために操
作される携帯型入力装置において、筐体10と、筐体上
の所定領域に配設されると共に、母音用ローマ字情報を
発生させるために操作される「A」〜「O」の入力キー
と、「A」〜「O」の入力キーに近接して配設されると
共に、子音用ローマ字情報を発生させるために操作され
る「K」〜「W」及び「S」〜「R」の入力キーと、
「A」〜「O」の入力キーと「K」〜「W」及び「S」
〜「R」の入力キーとの操作結果に基づいて前記文字情
報の出力を制御するために筐体10の内部に配設された
情報出力部50とを備え、母音用ローマ字情報に基づい
て母音に係る文字情報を、子音用ローマ字情報と母音用
ローマ字情報との組み合わせに基づいて母音以外の文字
情報を電子機器に出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字情報を入力
するために操作される携帯型入力装置及び電子機器に関
する。詳しくは、被保持筐体内に配設されると共に、母
音用の入力キーと子音用の入力キーとの操作結果に基づ
いて文字情報の入出力を制御する情報出力手段を設け、
少なくとも、母音用の入力キーの操作によって母音用ロ
ーマ字情報を発生させ、この母音用ローマ字情報に基づ
いて母音に係る文字情報を、また子音用の入力キーの操
作によって子音用ローマ字情報を発生させ、この子音用
ローマ字情報と母音用ローマ字情報との組合わせに基づ
いて母音以外の文字情報を、電子機器に出力するように
して、文字入力における操作性及び容易性を向上できる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、技術の進歩により様々な電子機
器、例えば携帯電話機、PDA(Personal Digital Ass
istants)及びインターネット機能付きの受像機等が普
及しつつある。特に、携帯電話機やPDA等はポケット
に納まるほどに小型化され、これに伴い、これらの電子
機器に文字情報等を入力する持ち運びに便利な携帯型入
力装置等の開発が進められている。
【0003】図20は従来方式に係る携帯型入力装置9
00を示す平面図である。なお、ここでは携帯電話機に
配設されたことを前提とする。図20に示す携帯型入力
装置900は筐体901を有している。この筐体901
の下方付近には入力キーアレイ910が配設されてお
り、この入力キーアレイ910は、確定メニューキー、
文字拡大キー、数字、記号及びカタカナ入力キーとして
「1ア」、「2カ」、「3サ」、「4タ」、「5ナ」、
「6ハ」、「7マ」、「8ヤ」、「9ラ」、「*<」、
「ワヨン」、「#>」、機能入力キーとして「文字」及
び「線」の押しボタンが設けらている。これらの入力キ
ーを操作することで、数字、記号及び文字等を入力する
ことができる。
【0004】つまり、携帯型入力装置中央付近にはマト
リクス状に3×4個の入力キーが配置されている。そし
てマトリクス状の入力キーの上面には左上から右方向に
向かって順番に「1」〜「9」等の数字が表示され、同
様に五十音図の1列目のカタカナ、つまり「ア」、
「カ」、〜「ヤ」、「ラ」等が表示されている。そし
て、4行目の左端の入力キー上面には「*」及び「<」
等が表示され、右端の入力キー上面には「#」及び
「>」等が表示されている。4行目中央の入力キー上面
には数字の「0」及びカタカナの「ワ」、「ヨ」、
「ン」等が表示されている。
【0005】また、「2」の入力キーから「9」の入力
キーまでの下側の筐体上には大文字のアルファベットが
3個づつ順次表示されている。これらの表示は入力キー
を操作したときに入力される情報を案内するものであ
る。また、携帯型入力装置上方付近の筐体上面には2個
の入力キーが配置されている。その左側の入力キー上方
付近の筐体上面には「確定」が表示されている。そし
て、携帯型入力装置下方付近には2個の入力キーが配置
され、左側の入力キー上面には「文字」が、右側の入力
キー上面には「線」が表示されている。
【0006】そして、「文字」の入力キーを押下して数
字入力モードを選択することで、「0」〜「9」の入力
キーで数字が入力され、「確定」の入力キーを押下して
確定する。また、「文字」の入力キーを押下して平仮名
入力モードを選択することで、「ア」〜「ン」の入力キ
ーで平仮名が入力される。このとき、例えば「さ」を入
力するときは五十音図で「さ」が位置する行である
「サ」の入力キーを1回押下することで選択され、「確
定」の入力キーを押下することで入力される。同様に
「ふ」は「ハ」の入力キーを3回、「も」は「マ」の入
力キーを5回押下する。
【0007】また、同様にカタカナ入力モードを選択す
ることで、「ア」〜「ン」の入力キーでカタカナが入力
される。また、「文字」の入力キーを押下して漢字入力
モードを選択することで、平仮名入力モードと同様の操
作で平仮名が入力されるのでその平仮名を「変換」の入
力キーを押下して漢字に変換して「確定」の入力キーを
押下する。
【0008】また、「文字」の入力キーを押下してを選
択することで、カタカナ入力モードと同様の操作で入力
することができる。例えば「A」を入力する場合は、
「カ」の入力キーを1回押下し、「F」は「サ」の入力
キーを3回、「Y」は「ラ」の入力キーを2回押下して
「確定」の入力キーを押下する。このようにすることで
例えば「きょうぎんざでまちあわせました。」を43回
の入力キー操作で入力することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式の携帯型入力装置900によれば、例えば平仮名入力
モード時において、平仮名の「か」を入力するときは
「か」の入力キーを1回押下し、「こ」を入力するとき
は「か」の入力キーを5回押下するようになされてい
る。
【0010】このため、五十音図で5列目の文字である
「お」、「こ」、〜、「よ」、「ろ」を入力するときに
は各々の5回もキー操作しなければならず、1文字の平
仮名若しくはカタカナの入力に1〜5回のキー操作を要
することから文字入力の操作性及び容易性の向上を妨げ
るといった問題がある。
【0011】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく
創作されたものであり、文字入力における操作性及び容
易性を向上できるようにした携帯型入力装置及び電子機
器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、電子機器
に文字情報を入力するために操作される携帯型入力装置
において、被保持筐体と、被保持筐体上の所定領域に配
設されると共に、母音用ローマ字情報を発生させるため
に操作される複数個の母音用の入力キーと、母音用の入
力キーに近接して配設されると共に、子音用ローマ字情
報を発生させるために操作される複数個の子音用の入力
キーと、母音用の入力キーと子音用の入力キーとの操作
結果に基づいて文字情報の出力を制御するために、被保
持筐体の内部に設けられた情報出力手段とを備え、少な
くとも情報出力手段は、母音用ローマ字情報に基づいて
母音に係る文字情報を電子機器に出力し、子音用ローマ
字情報と母音用ローマ字情報との組み合わせに基づいて
母音以外の文字情報を電子機器に出力することを特徴と
する携帯型入力装置によって解決される。
【0013】本発明に係る携帯型入力装置によれば、被
保持筐体上の所定領域に配設された複数個の母音用の入
力キーが操作されることによって母音用ローマ字情報が
発生し、母音用の入力キーに近接して配設された複数個
の子音用の入力キーが操作されることによって子音用ロ
ーマ字情報が発生される。そして、被保持筐体の内部に
設けられた情報出力手段によって文字情報の出力が母音
用の入力キーと子音用の入力キーとの操作結果に基づい
て制御され、このとき少なくとも情報出力手段によっ
て、母音に係る文字情報が母音用ローマ字情報に基づい
て電子機器に出力され、母音以外の文字情報が子音用ロ
ーマ字情報と母音用ローマ字情報との組合わせに基づい
て電子機器に出力されるので、いわゆる「ローマ字入
力」することができ、平仮名若しくはカタカナを1文字
入力するのに1回又は2回のキー操作で入力することが
できる。
【0014】また、本発明に係る電子機器は、文字情報
を入力するために操作される入力手段と、入力手段で入
力された文字情報を処理するデータ処理手段とを備え、
入力手段は、操作パネルと、操作パネル上の所定領域に
配設されると共に、母音用ローマ字情報を発生させるた
めに操作される複数個の母音用の入力キーと、母音用の
入力キーに近接して配設されると共に、子音用ローマ字
情報を発生させるために操作される複数個の子音用の入
力キーと、母音用の入力キーと子音用の入力キーとの操
作結果に基づいて文字情報の出力を制御するための情報
出力手段とを有し、少なくと情報出力手段は、母音用ロ
ーマ字情報に基づいて母音に係る文字情報をデータ処理
手段に出力し、子音用ローマ字情報と母音用ローマ字情
報との組み合わせに基づいて母音以外の文字情報をデー
タ処理手段に出力することを特徴とするものである。
【0015】本発明に係る電子機器によれば、操作パネ
ル上の所定領域に配設された複数個の母音用の入力キー
が操作されることによって母音用ローマ字情報が発生
し、母音用の入力キーに近接して配設された複数個の子
音用の入力キーが操作されることによって子音用ローマ
字情報が発生される。そして、情報出力手段によって文
字情報の出力が母音用の入力キーと子音用の入力キーと
の操作結果に基づいて制御され、このとき少なくとも情
報出力手段によって、母音に係る文字情報が母音用ロー
マ字情報に基づいてデータ処理手段に出力され、母音以
外の文字情報が子音用ローマ字情報と母音用ローマ字情
報との組合わせに基づいてデータ処理手段に出力され、
その情報がデータ処理手段によって処理される。
【0016】従って、本方式によれば平仮名若しくはカ
タカナの1文字を1回又は2回のキー操作により、いわ
ゆる「ローマ字入力」を行うことができるので、「0」
〜「9」の数字キーを1〜5回キー操作して文字を入力
する従来方式に比べて、文字入力におけるキー操作の回
数を減少させることができ、操作性及び容易性を向上さ
せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態における携帯型入力装置及び電子機器につい
て説明する。 (1)第1の実施形態 図1は本発明に係る第1実施形態としての携帯型入力装
置100の構成例を示す平面図である。この実施形態で
は、被保持筐体内に配設されると共に、母音用の入力キ
ーと子音用の入力キーとの操作結果に基づいて文字情報
の入出力を制御する情報出力手段を設け、少なくとも、
母音用の入力キーの操作によって母音用ローマ字情報を
発生させ、この母音用ローマ字情報に基づいて母音に係
る文字情報を、また子音用の入力キーの操作によって子
音用ローマ字情報を発生させ、この子音用ローマ字情報
と母音用ローマ字情報との組合わせに基づいて母音以外
の文字情報を、電子機器に出力するようにして、文字入
力における操作性及び容易性を向上できるようにしたも
のである。
【0018】図1に示す携帯入力装置100は、携帯電
話機、PDA(Personal Digital Assistants)及びイ
ンターネット機能付きの受像機(図示しない)等の電子
機器、特に携帯して使用される携帯電話機、PDA等へ
の情報入力に適用して極めて好適なものである。被保持
筐体としての例えば筐体10等は120mm×40mm×1
3mm程度の、手の平に納まるサイズであり、ABS樹脂
等の軽量且つ高強度の材質で形成されている。
【0019】この筐体上面における中央付近から下方付
近にかけて7×3個の入力キーをマトリクス状に配置し
た入力キーアレイ20が設けられている。この入力キー
アレイ20の最下端の行には左側から「文字」の入力キ
ー21、「、。ー」の入力キー22、「http//」の入力
キー23が配置されている。この「文字」の入力キー2
1は、押下される毎に入力モードを平仮名入力モード、
カタカナ入力モード、英大文字入力モード、英小文字入
力モード、数字入力モードに順次切り換えるものであ
る。
【0020】また、「、。ー」の入力キー22の下方の
筐体上面には「,.−」が表示されている。そして平仮
名及びカタカナ入力モードのときに、この入力キー22
が押下される毎に「、」、「。」、「ー」が順次入力さ
れる。英大文字又は英小文字入力モードのとき
に、「、。ー」の入力キー22が押下される毎
に「,」、「.」、「−」が順次入力される。また、主
にインターネット利用時等において使用される「http/
/」の入力キー23の下方の筐体上面には「@_〜/」が
表示されており、この入力キー23が押下される毎に
「http//」、「@」、「_」、「〜」、「/」が順次入力
される。なお、「_」は実務上、インターネット利用時
におけるアドレス入力等に使用されるため半角であり、
同様に「〜」は半角且つ上付きである。
【0021】これら「文字」の入力キー21、「、。
ー」の入力キー22及び「http//」の入力キー23の上
方付近の筐体上面に位置する5×3個の入力キーの集ま
りを文字入力キーアレイ90とする。この文字入力キー
アレイ90における右列の最下端には「゛゜」の入力キ
ー234が配置されている。この入力キー234は平仮
名又はカタカナ入力モード選択時に濁音や破裂音を入力
するための例えば濁音破裂音入力モード等を設定する設
定キーとなる。
【0022】また、この「゛゜」の入力キー234はそ
の下方の筐体上面に「英2」が表示され、英大文字又は
英小文字入力モード選択時に入力キー上面の表示からそ
の下方の筐体上面の表示に入力情報を切り替える例えば
筐体表示英文字入力モード等を設定する設定キーとな
る。これら設定された濁音破裂音変換モード及び筐体表
示英文字入力モードは次にいずれかの入力キーが押下さ
れることで設定が解除される。
【0023】ここで、文字入力キーアレイ90は例えば
その左列が所定領域とされ、この領域に母音用の入力キ
ーとしての「A」の入力キー25、「I」の入力キー2
6、「U」の入力キー27、「E」の入力キー28、
「O」の入力キー29等が縦一列に順次配置される。こ
の「A」の入力キー25は母音用ローマ字情報の「A」
を入力するために1回押下される。同様に「I」の入力
キー26は母音用ローマ字情報の「I」を入力するため
に、「U」の入力キー27は母音用入力情報の「U」を
入力するために、「E」の入力キー28は母音用ローマ
字情報の「E」を入力するために、「O」の入力キー2
9は母音用ローマ字情報の「O」を入力するために各々
1回づつ押下される。
【0024】また、「I」の入力キー26の下方の筐体
上面には「V」が表示されている。同様に「U」の入力
キー27の下方の筐体上面には「Q」が表示され、
「E」の入力キー28の下方の筐体上面には「X」が表
示されている。そして、筐体表面英文字入力モードの設
定時において、「I」の入力キー26は子音用のローマ
字情報の「V」を入力するために、「U」の入力キー2
7は子音用ローマ字情報の「Q」を入力するために、
「E」の入力キー28は子音用ローマ字情報の「X」を
入力するために1回づつ押下される。
【0025】ここで、文字入力キーアレイ90において
「A」〜「O」の入力キー25〜29の右方領域には子
音用の入力キーとしての「K」の入力キー221、
「T」の入力キー222、「H」の入力キー223、
「Y」の入力キー224、「W」の入力キー225等が
縦一列に順次配置される。この「K」の入力キー221
は子音用ローマ字情報の「K」を入力するために1回押
下される。同様にして、「T」の入力キー222は子音
用ローマ字情報の「T」を入力するために、「H」の入
力キー223は子音用ローマ字情報の「H」を入力する
ために、「Y」の入力キー224は子音用ローマ字情報
の「Y」を入力するために、「W」の入力キー225は
子音用ローマ字情報の「W」を入力するために1回づつ
押下される。
【0026】また、「K」の入力キー221の下方の筐
体上面には「G」等が表示されている。同様にして
「T」の入力キー222の下方の筐体上面には「D」等
が表示され、「H」の入力キー223の下方の筐体上面
には「P」等が表示され、「Y」の入力キー224の下
方の筐体上面には「F」等が表示され、「W」の入力キ
ー225の下方の筐体上面には「J」等が各々表示され
ている。
【0027】そして、筐体表示英文字入力モード設定時
において、「K」の入力キー221は子音用ローマ字情
報の「G」を入力するために1回押下される。同様に、
「T」の入力キー222は子音用ローマ字情報の「D」
を入力するために、「H」の入力キー223は子音用ロ
ーマ字情報の「P」を入力するために、「Y」の入力キ
ー224は子音用ローマ字情報の「F」を入力するため
に、「W」の入力キー225は子音用ローマ字情報の
「J」を入力するために1回づつ押下される。
【0028】ここで、「K」〜「W」の入力キー221
〜225の右方における「゛゜」の入力キー234の上
方領域には子音用の入力キーとしての例えば「S」の入
力キー226、「N」の入力キー227、「M」の入力
キー228、「R」の入力キー229等が縦一列に順次
配置される。この「S」の入力キー226は子音用ロー
マ字情報の「S」を入力するために1回押下される。同
様にして、「N」の入力キー227は子音用ローマ字情
報の「N」を入力するために、「M」の入力キー228
は子音用ローマ字情報の「M」を入力するために、
「R」の入力キー229は子音用ローマ字情報の「R」
を入力するために1回づつ押下される。
【0029】また、「S」の入力キー下方の筐体上面に
は「Z」等が表示されている。同様にして「N」の入力
キー下方の筐体上面には「B」等が、「M」の入力キー
下方の筐体上面には「C」等が、「R」の入力キー下方
の筐体上面には「L」等が各々表示されている。そし
て、筐体表示英文字入力モード設定時において、「S」
の入力キー226は子音用ローマ字情報の「Z」を入力
するために1回押下される。同様にして、「N」の入力
キー227は子音用ローマ字情報の「B」を入力するた
めに、「M」の入力キー228は子音用ローマ字情報の
「C」を入力するために、「R」の入力キー229は子
音用ローマ字情報の「L」を入力するために1回づつ押
下される。
【0030】なお、文字入力キーアレイ90において英
大文字入力モード又は英小文字入力モードが選択され且
つ筐体表示英文字入力モードが設定されているときは筐
体10上に表示された英文字は全て入力可能となされて
いる。また、文字入力キーアレイ90において、平仮名
入力モード又はカタカナ入力モードが選択され且つ破裂
音濁音入力モードが設定されているときは筐体上に太字
で表示された「G」、「D」、「P」、「Z」、「B」
のみ入力可能となされている。ここで、例えば「KA」
と入力したいときは「K」の入力キー221を1回押下
した後で「A」の入力キー25を1回押下し、「GO」
と入力したいときは「゛゜」の入力キー234及び
「K」の入力キー221を順次1回押下した後に、
「O」の入力キー29を1回押下する。
【0031】また、「A」の入力キー25の右下方の筐
体上面には「1」が表示されている。同様にして「K」
の入力キー221の右下方の筐体上面には「2」が、
「S」の入力キー226の右下方の筐体上面には「3」
が、「I」の入力キー26の右下方の筐体上面には
「4」が、「T」の入力キー222の右下方の筐体上面
には「5」が各々表示されている。更に「N」の入力キ
ー227の右下方の筐体上面には「6」が、「U」の入
力キー27の右下方の筐体上面には「7」が、「H」の
入力キー223の右下方の筐体上面には「8」が、
「M」の入力キー228の右下方の筐体上面には「9」
が、「E」の入力キー28の右下方の筐体上面には
「0」が各々表示されている。
【0032】そして、数字モード入力時に「1」表示の
左上に位置する「A」の入力キー25が押下されること
で「1」が入力される。同様にして、「K」の入力キー
221が押下されることで「2」が、「S」の入力キー
226が押下されることで「3」が、「I」の入力キー
26が押下されることで「4」が、「T」の入力キー2
22が押下されることで「5」が、「N」の入力キー2
27が押下されることで「6」が入力される。また同様
にして、「U」の入力キー27が押下されることで
「7」が、「H」の入力キー223が押下されることで
「8」が、「M」の入力キー228が押下されることで
「9」が、「E」の入力キー28が押下されることで
「0」が入力される。
【0033】そして、この文字入力キーアレイ90の上
方付近の筐体上面には左側から例えば「変換/SP」の
入力キー231、「確定」の入力キー232、「BS」
の入力キー233等が順次配置されている。この「変換
/SP」の入力キー231は入力された平仮名を漢字に
変換するために、又はスペースを入力するために押下さ
れる。また、「確定」の入力キー232は入力された文
字を確定するために押下される。また、「BS」が表示
された入力キー233はバックスペースで文字を消去す
るために押下される。
【0034】これら「変換/SP」の入力キー231、
「確定」の入力キー232及び「BS」の入力キー23
3の上方付近の筐体上面には例えば十字形状のカーソル
キー30等が配設されており、このカーソルキー30は
文字入力時や、インターネット使用時等におけるカーソ
ルの上下左右への移動に使用される。このカーソルキー
30の上方付近の筐体上面には表示手段としての例えば
LCD(Liquid Crystal Display)40等が配設されて
おり、文字情報や記号情報などが表示されるようになさ
れている。これにより、文字情報や記号情報などの表示
を確認しながら文字入力操作等を行うことができる。
【0035】また、筐体10の内部には情報出力手段と
しての例えば情報出力部50等が配設されており、この
情報出力部50は「A」〜「O」の入力キー25〜29
と、「K」〜「W」の入力キー221〜225及び
「S」〜「R」の入力キー226〜229との操作結果
に基づいて文字情報の出力を制御するようになされる。
そして、この情報出力部50によって制御された文字情
報が図示しない電子機器に出力される。
【0036】図2は携帯型入力装置100の内部構成例
を示すブロック図である。図2に示す情報出力部50
は、例えば基板51、情報発生部52、スイッチ53、
読出し専用メモリ(Read Only Memory;以下、ROMと
する。)54及び中央処理装置(Central Prosessing U
nite;以下、CPUとする。)55等を有している。
【0037】この基板51の上面には情報発生部52が
配設されている。この情報発生部52はPIO(Parall
el Input/Output;パラレルインタフェース)が採用さ
れたものである。
【0038】図2に示す情報発生部52は8個の入力用
のポートAi(i=0〜7)及び、8個の出力用のポー
トBj(j=0〜7)を有している。そして、ポートA
iとポートBjとは入力キーアレイ20の各々の入力キ
ーによってオンされる8×8のキー・マトリクスに接続
され、その入力キーの押下によってキー・マトリクスの
内の1つのスイッチを選択するようになされる。このと
きポートAiとポートBjとは非結線となされている。
【0039】このキー・マトリクスには、25個のスイ
ッチ53が配置されている。このスイッチ53はオフ接
点のものであり、オンされたスイッチ53がBポートと
Aポートとを短絡するようになされている。そして、こ
れら25個のスイッチ53は図1で示した21個の入力
キーアレイ20及び1個のカーソルキー30に対応した
位置に配設されるため、入力キーアレイ20、カーソル
キー30が押下されることでスイッチ53はオンとな
る。なお、カーソルキー30について、実際は図1に示
したように入力キーアレイ20の上方向の筐体上面に位
置するが、この図では説明の関係で便宜上入力キーアレ
イ20の横方向に位置させている。
【0040】ここで、情報発生部52は、例えば、Aポ
ートの全てのポートAiをハイレベルのデータに保持し
ている。そして、Bポートにはローレベルのデータをポ
ートB0からポートB7まで走査するように順次出力
し、この走査出力を繰り返す。このときBポートにおい
てローレベルのデータが出力されたポート以外は全てハ
イレベルのデータに保持されている。
【0041】そして、例えば「A」の入力キー25が押
下され、その下方に位置するスイッチ53がポートA2
とポートB1とを短絡したときに、Aポートでの入力デ
ータは短絡されたポートのみにローレベルのデータが入
力された値(例えば11011111等)となる。このとき、B
ポートでの出力データは短絡されたポートのみにローレ
ベルのデータが出力された値(例えば10111111等)であ
る。これにより、押下された入力キーの位置を示す位置
情報(以下、キー位置情報とする。)I0を検出するこ
とができる。ここで検出されたキー位置情報I0は情報
発生部52から基板51に配設されたCPU55に出力
される。
【0042】このCPU55にはROM54が接続され
ており、このROM54には例えば機能コマンドテーブ
ルT1、記号情報テーブルT2、ローマ字情報テーブルT
3、平仮名情報テーブルT4、カタカナ情報テーブルT5
及び漢字情報テーブルT6等が予め記憶されている。こ
の機能コマンドテーブルT1は、入力モード(平仮名入
力モード、カタカナ入力モード、英大文字入力モード、
英小文字入力モード及び数字入力モード)の選択、漢字
変換等の制御を行う例えば機能コマンドI11で構成され
ており、この機能コマンドI11は例えば「文字」の入力
キー21が押下されることにより発生するキー位置情報
I0が機能コマンドテーブルT1をアクセスすることによ
りCPU55によって読み出される。
【0043】また、記号情報テーブルT2は、記
号(「,」、「〜」、「−」等)や数字(「1」、
「2」・・・等)を示す例えば記号情報I21等で構成さ
れる。例えば「、。ー」の入力キー22が押下されるこ
とにより発生するキー位置情報I0によってCPU55
により、記号情報テーブルT2がアクセスされ、記号情
報I21が読み出される。
【0044】更に、数字入力モード選択時に「A」の入
力キー25が押下されることにより発生するキー位置情
報I0によってCPU55により、記号情報テーブルT2
がアクセスされ、記号情報I21が読み出される。また、
ローマ字情報テーブルT3は、母音用ローマ字情報(例
えば「A」、「I」、「U」、「E」及び「O」)I31
等と子音用ローマ字情報(例えば「K」、「S」、
「T」・・・)I32等とで構成されている。
【0045】そして、英大文字又は英小文字入力モード
選択時において、例えば母音用の入力キーである「A」
の入力キー25(図1参照)が押下されることにより発
生するキー位置情報I0によって、CPU55によりロ
ーマ字情報テーブルT3がアクセスされ、母音用ローマ
字情報I31が読み出される。
【0046】同様にして、子音用の入力キーである例え
ば「K」の入力キー221(図1参照)が押下されるこ
とで発生するキー位置情報I0によってCPU55によ
りローマ字情報テーブルT3がアクセスされ、子音用ロ
ーマ字情報I32が読み出される。
【0047】また、平仮名情報テーブルT4は、母音の
平仮名(「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」)を
示す母音に係る文字情報としての例えば母音の平仮名情
報I41及び母音以外の平仮名(「か」、「き」、〜
「を」、「ん」)を示す例えば母音以外の平仮名情報I
42等で構成されている。そして、平仮名入力モード選択
時において、例えば「A」の入力キー25が押下される
ことにより読み出された母音用ローマ字情報I31よって
CPU55により、平仮名情報テーブルT4がアクセス
され、母音の平仮名情報I41が読み出される。
【0048】同様にして、子音用の入力キーである例え
ば「K」の入力キー221と母音用の入力キーである例
えば「A」の入力キー25とが組み合わされて押下され
ることにより読み出された子音用ローマ字情報I32と母
音用ローマ字情報I31とに基づいてCPU55により、
平仮名情報テーブルT4がアクセスされ、母音以外の平
仮名情報I42が読み出される。
【0049】また、カタカナ情報テーブルT5は、母音
のカタカナ(「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」、
「オ」)を示す母音に係る文字情報としての例えば母音
のカタカナ情報I51及び母音以外のカタカナ(「カ」、
「キ」、〜「ヲ」、「ン」)を示す母音以外のカタカナ
情報I52等で構成されている。そして、カタカナ入力モ
ード選択時において、例えば「A」の入力キー25が押
下されることにより読み出された母音用ローマ字情報I
31によってCPU55によりカタカナ情報テーブルT4
がアクセスされることで、母音のカタカナ情報I51が読
み出される。
【0050】同様にして、例えば「K」の入力キー22
1と「A」の入力キー25とが組み合わされて押下され
ることにより読み出された子音用ローマ字情報I32と母
音用ローマ字情報I31とに基づいてCPU55により、
カタカナ情報テーブルT5がアクセスされ、母音以外の
カタカナ情報I52が読み出される。
【0051】また、漢字情報テーブルT6は、漢字
(「町」、「山」等)を示す例えば漢字情報I61等で構
成されている。そして、平仮名入力モード選択時におい
て、この漢字情報I61は読み出された母音の平仮名情報
I41(例えば「あ」、「い」等)や母音以外の平仮名情
報I42(例えば「や」、「ま」等)と、「変換/SP」
の入力キー231が押下されることで読み出されたコマ
ンド情報I11とに基づいてCPU55により、漢字情報
テーブルT6がアクセスされることで漢字情報I61が読
み出される。
【0052】これにより、押下された入力キーに基づい
た文字情報等を発生することができると共に、入力キー
をローマ字入力操作することで平仮名、カタカナを読み
出すことができる。また、このCPU55にはLCD4
0、ワイヤードI/F回路部70及び赤外線通信手段と
してのリモコンドライブ回路部80等が接続されてい
る。このCPU55は読み出した情報(上記の母音の平
仮名情報I41、母音以外の平仮名情報I42等)をこれら
LCD40、ワイヤードI/F回路70及びリモコンド
ライブ回路部80に出力するようになされる。
【0053】このLCD40はCPU55からの情報に
基づいて平仮名、カタカナ、ローマ字及び記号等を表示
する。これにより情報を確認しながら入力できる。ま
た、ワイヤードI/F回路部70は図示しない電子機器
にケーブル等を介して接続され、CPU55からの情報
を電子機器に出力する。また、リモコンドライブ回路部
80は、CPU55からの情報を赤外線に変調して図示
しない赤外線ポートを有する電子機器に無線出力する。
これにより携帯型入力装置100で入力した情報を有線
又は無線で電子機器に出力できる。
【0054】次に、第1の実施形態における携帯型入力
装置100の動作例について説明する。図3は携帯型入
力装置100の動作例(メインルーチン)を示すフロー
チャートであり、図4はその動作例(その1)を、図5
はその動作例(その2)を示すフローチャート(サブル
ーチン)である。ここでは、図1で示した「文字」の入
力キー21を押下して平仮名入力モードを選択した場合
を想定する。
【0055】これを前提として、まず、図3に示すフロ
ーチャートのステップA1でユーザによって押下された
入力キーが「゛゜」の入力キー234か否かがCPU5
5(図2参照)によって判別される。ここで入力キー2
34か押下されたか否は、入力キーアレイ20の中の任
意の入力キーが押下されることで、その入力キー固有の
キー位置情報I0が情報出力部50によって発生され、
このキー位置情報I0をCPU55によって検出させる
ことで容易に判別できる。「゛゜」の入力キー234が
押下されていなければステップA2へ進み、このステッ
プA2では図4に示すサブルーチン(その1)をコール
してそのフローチャートのステップB1に進む。
【0056】例えば図4に示すフローチャートのステッ
プB1では、ユーザによって押下された入力キーが文字
用の入力キー(例えば図1に示した「A」の入力キー2
5等)と記号用の入力キー(例えば図1に示した「、。
ー」の入力キー22等)とのいずれであるかがCPU5
5によって判別される。そして記号用の入力キーが押下
されていれば記号情報テーブルT2から記号情報I21が
CPU55によって読み出されてステップB2へ進む。
このステップB2では記号情報I21が示す例えば「、」
や「。」等がCPU55によってLCD40(図1参
照)に表示されてメインルーチンのステップA2(図3
参照)にリターンする。
【0057】また、サブルーチン(その1)のステップ
B1で押下された入力キーが文字用の入力キーであれば
ステップB3へ進む。このステップB3では押下された
文字用の入力キーが、母音用の入力キー(例えば図1に
示した「A」の入力キー25等)と子音用の入力キー
(図1に示した「K」の入力キー221等)とのどちら
であるかがCPU55によって判別される。
【0058】そして母音用の入力キーが押下されていれ
ばローマ字情報テーブルT3から母音用ローマ字情報I3
1がCPU55によって読み出されステップB4へ進
む。このステップB4では母音用ローマ字情報I31に基
づいて母音の平仮名情報I41が平仮名情報テーブルT4
からCPU55によって読み出される。その後、この母
音の平仮名情報I41が示す例えば「あ」や「お」等がC
PU55によってLCD40に表示されてメインルーチ
ンのステップA2(図3参照)にリターンする。
【0059】また、サブルーチン(その1)のステップ
B3で子音用の入力キーが押下されていればローマ字情
報テーブルT3から子音用ローマ字情報I32がCPU5
5によって読み出されステップB5へ進む。このステッ
プB5では次に押下された入力キーが、母音用の入力キ
ーと子音用の入力キーとのいづれであるかがCPU55
によって判別される。そして母音用の入力キーが押下さ
れていればローマ字情報テーブルT3から母音用ローマ
字情報I31がCPU55によって読み出されステップB
6へ進む。
【0060】このステップB6ではステップB3で読み
出された子音用ローマ字情報I32とステップB5で読み
出された母音用ローマ字情報I31との組み合わせに基づ
いて母音以外の平仮名情報I42が平仮名情報テーブルT
4からCPU55によって読み出される。その後、この
母音以外の平仮名情報I42が示す例えば「か」や「を」
等がCPU55によってLCD40に表示されてメイン
ルーチンのステップA2(図3参照)にリターンする。
【0061】また、サブルーチン(その1)のステップ
B5で子音用の入力キーが押下されていればローマ字情
報テーブルT3から子音用ローマ字情報I32がCPU5
5によって読み出されステップB7へ進む。このステッ
プB7ではステップB3とステップB5とで押下された
子音用の入力キーが2回連続して「N」の入力キー22
7(図1参照)であるか否かがCPU55によって判別
される。そして「N」の入力キー227が2回連続で押
下されていなければステップB8に進み、このステップ
B8では母音用の入力キーが押下されるまでCPU55
によって待機される。
【0062】そして、このステップB8で母音用の入力
キーが押下されると、ローマ字情報テーブルT3から母
音用ローマ字情報I31がCPU55によって読み出され
ステップB9へ進む。このステップB9ではステップB
5とステップB7とで読み出された2つの子音用ローマ
字情報I32とステップB8で読み出された1つの母音用
ローマ字情報I31との組み合わせに基づいて拗音を有す
る母音以外の平仮名情報I42が平仮名情報テーブルT4
からCPU55によって読み出される。その後、この拗
音を有する母音以外の平仮名情報I42が示す例えば「き
ゃ」や「っし」等がCPU55によってLCD40に表
示されてメインルーチンのステップA2(図3参照)に
リターンする。
【0063】また、サブルーチン(その1)のステップ
B7において、「N」の入力キー227が2回連続で押
下されていればステップB10へ進む。このステップB
10では2回連続して読み出された「N」を示す子音用
ローマ字情報I32に基づいて「ん」の平仮名情報I42が
平仮名情報テーブルT4からCPU55によって読み出
され、「ん」がCPU55によってLCD40に表示さ
れて図3に示したメインルーチンのステップA2にリタ
ーンする。
【0064】ここで、図3に示したフローチャートのス
テップA1で、「゛゜」の入力キー234(図1参照)
が押下されていればステップA8へ進む。このステップ
A8では図5に示すサブルーチン(その2)をコールし
てそのフローチャートのステップC1に進む。
【0065】例えば、図5に示すフローチャートのステ
ップC1では「゛゜」の入力キー234が押下されたこ
とで濁音破裂音入力モードがCPU55によって設定さ
れ、ステップC2に進む。このステップC2では押下さ
れた入力キーが、筐体上面の太字の英文字(例えば
「G」等)を示す子音用の入力キー(例えば図1に示し
た「K」の入力キー221等)か否かが判別される。太
字の英文字を示す子音用の入力キーが押下されていなけ
ればステップC3へ進み、このステップC3では濁音破
裂音入力モードがCPU55によって解除されてエンド
となる。
【0066】また、ステップC2で太字の英文字を示す
子音用の入力キーが押下されていればローマ字情報テー
ブルT3から子音用ローマ字情報I32がCPU55によ
って読み出されステップC4へ進む。このステップC4
では濁音破裂音入力モードがCPU55によって解除さ
れてステップC5に進む。このステップC5では次に押
下された入力キーが母音用の入力キーと子音用の入力キ
ーとのいづれであるかがCPU55によって判別され
る。そして、母音用の入力キーが押下されていればロー
マ字情報テーブルT3から母音用ローマ字情報I31がC
PU55によって読み出されステップC6に進む。
【0067】このステップC5ではステップC2で読み
出された子音用ローマ字情報I32とステップC5で読み
出された母音用ローマ字情報I31との組み合わせに基づ
いて濁音又は破裂音を有する母音以外の平仮名情報I42
が平仮名情報テーブルT4からCPU55によって読み
出される。その後、この濁音又は破裂音を有する母音以
外の平仮名情報I42が示す例えば「が」、「ぴ」等がC
PU55によってLCD40(図1参照)に表示されて
メインルーチンのステップA3(図3参照)にリターン
する。
【0068】また、サブルーチン(その2)のステップ
C5で、子音用の入力キーが押下されていればローマ字
情報テーブルT3から子音用ローマ字情報I32がCPU
55によって読み出されステップC7へ進む。このステ
ップC7では母音用の入力キーが押下されるまでCPU
55によって待機される。その後、母音用の入力キーが
押下されるとステップC8に進む。このステップC8で
はステップC2とステップC4とで読み出された2つの
子音用ローマ字情報I32とステップC7で読み出された
1つの母音用ローマ字情報I31との組み合わせに基づい
て濁音又は破裂音と拗音とを有する母音以外の平仮名情
報I42が平仮名情報テーブルT4からCPU55によっ
て読み出される。
【0069】そして、この濁音又は破裂音と拗音とを有
する母音以外の平仮名情報I42が示す例えば「ぎゃ」、
「ぴょ」等がCPU55によってLCD40に表示され
て図3に示したメインルーチンのステップA8にリター
ンする。
【0070】このようにして、図3に示すフローチャー
トのステップA2では濁音、破裂音を含まない平仮名や
記号が表示され、また、ステップA8では濁音、破裂音
を含む平仮名が表示され、その後、ステップA3に進
む。図3に示すステップA3では、その後押下された入
力キーが「変換/SP」の入力キー231であるか否か
がCPU55によって判別され、「変換/SP」の入力
キー231が押下されていればステップA4へ進む。
【0071】このステップA4ではLCD40(図1参
照)に表示された平仮名を示す母音の平仮名情報I41
(例えば「あ」、「い」等)や母音以外の平仮名情報I
42(例えば「や」、「ま」等)と、「変換/SP」の入
力キー231が押下されることで読み出されたコマンド
情報I11とに基づいて漢字情報I61が漢字情報テーブル
T6からCPU55によって読み出される。そして、こ
の漢字情報I61が示す漢字(例えば「山」等)に表示さ
れている平仮名が変換され、ステップA5へ進む。勿
論、このとき漢字に変換しないこともできる。
【0072】このステップA5では「変換/SP」の入
力キー231以外の入力キー(例えば図1に示した「確
定」の入力キー232、「あ」の入力キー25等)が押
下されるまでCPU55によって待機される。そして、
「変換/SP」の入力キー231以外の入力キーが押下
されればステップA6に進み、LCD40(図1参照)
に表示された平仮名や漢字や記号(例えば「あ」、
「か」、「山」、「。」等)がCPU55によって確定
されてエンドとなる。
【0073】また、ステップA3で押下された入力キー
が「変換/SP」の入力キー231でなければステップ
A7へ進み、このステップA7では押下された入力キー
が「確定」の入力キー232か否かがCPU55によっ
て判別される。そして押下された入力キーが「確定」の
入力キー232であればステップA6へ進み、LCD4
0に表示された平仮名がCPU55によって確定され
る。また、押下された入力キーが「確定」の入力キー2
32でなければステップA1に戻り、LCD40に表示
された平仮名に続けて、CPU55によってステップA
1からの処理が再び行われる。
【0074】続いて携帯型入力装置100の各入力モー
ドにおける操作例を説明する。図6は携帯型入力装置1
00の操作例(平仮名入力モード)を、図7はその操作
例(カタカナ入力モード)を、図8はその操作例(英大
文字入力モード及び英小文字入力モード)を、図9はそ
の操作例(数字入力モード)を示す概念図である。
【0075】この例では、図6に示す「下町」の文字情
報を入力するときは、まず「文字」の入力キー21で平
仮名入力モードを選択しておく。その後、「S」の入力
キー226及び「I」の入力キー26とを順次1回押下
し、そして、「T」の入力キー222及び「A」の入力
キー25とを順次1回押下して「し」及び「た」を入力
する。
【0076】その後、「変換/SP」の入力キー231
を押下して「した」を「下」に変換し、「確定」の入力
キー232を押下して「下」を確定する。つづけて
「M」の入力キー228、「A」の入力キー25、
「T」の入力キー222及び「I」の入力キー26を順
次1回押下して「ま」及び「ち」を入力し、「変換/S
P」の入力キー231を押下して「まち」を「町」に変
換し、「確定」の入力キー232で確定する。このよう
にして「下町」を入力することができる。このとき「し
たまち」と入力したのちに、「変換/SP」の入力キー
231を押下して「下町」に一括変換し、「確定」の入
力キー232で確定することもできる。
【0077】同様にして、「山の上」の文字情報を入力
する場合には、まず、「Y」の入力キー224、「A」
の入力キー25、「M」の入力キー228、「A」の入
力キー25、「変換/SP」の入力キー231及び「確
定」の入力キー232を順次1回押下して「山」を、
「N」の入力キー227、「O」の入力キー29及び
「確定」の入力キー232とを順次1回押下して「の」
を、「U」の入力キー27、「E」の入力キー28、
「変換/SP」の入力キー231及び「確定」の入力キ
ー232を順次1回押下して「上」を入力する。こうし
て「山の上」を入力することができる。このとき「やま
のうえ」を入力したのちに「山の上」に一括変換するこ
ともできる。このように平仮名及び漢字をローマ字入力
操作で入力することができる。
【0078】また、図7に示す「キャンセル」の文字情
報を入力するときは、まず「文字」の入力キー21でカ
タカナ入力モードを選択しておく。その後、「K」の入
力キー221、「Y」の入力キー224及び「A」の入
力キー25を順次1回押下して「キャ」を入力する。つ
づけて「N」の入力キー227を2回押下して「ン」
を、「S」の入力キー226及び「E」の入力キー28
とを順次1回押下して「セ」を、「R」の入力キー22
9及び「U」の入力キー27とを順次1回押下して
「ル」を入力する。このようにして「キャンセル」をロ
ーマ字入力操作で入力することができる。
【0079】同様にして、「ドーム」なる文字情報を入
力する場合には、まず、「゛゜」の入力キー234、
「T」の入力キー222及び「O」の入力キー29を順
次1回、「、。ー」の入力キー22を3回、「M」の入
力キー228及び「U」の入力キー27を順次1回押下
する。これにより、「ドーム」なる文字情報を入力する
ことができる。
【0080】更に、図8に示す「PRINTER」の文
字情報を入力するときは、まず「文字」の入力キー21
で英大文字入力モードを選択しておく。その後、「゛
゜」の入力キー234及び「H」の入力キー223とを
順次1回押下し、「R」の入力キー229、「I」の入
力キー26、「N」の入力キー227、「T」の入力キ
ー222、「E」の入力キー28及び「R」の入力キー
229を順次1回押下する。これにより、「PRINT
ER」の文字情報を入力することができる。
【0081】同様にして、「COLOR」なる文字情報
を入力するときは、まず、「゛゜」の入力キー234及
び「M」の入力キー228を順次1回押下し、「O」の
入力キー29、「゛゜」の入力キー234及び「R」の
入力キー229とを順次1回押下し、「O」の入力キー
29及び「R」の入力キー229とを順次1回押下す
る。これにより、「COLOR」なる文字情報を入力す
ることができる。
【0082】さらに、ホームページアドレス等の「http
//train.ne.jp/〜mx」を入力する場合には、まず、「文
字」の入力キー21で英小文字入力モードを選択し、
「http//」の入力キー23、「T」の入力キー222、
「R」の入力キー229、「A」の入力キー25、
「I」の入力キー26及び「N」の入力キー227を順
次1回押下し、「、。ー」の入力キー22を2回押下す
る。つづいて「N」の入力キー227及び「E」の入力
キー28を順次1回押下し、「、。ー」の入力キー22
を2回押下し、「゛゜」の入力キー234及び「W」の
入力キー225を順次1回押下する。
【0083】そして「゛゜」の入力キー234及び
「H」の入力キー223を順次1回押下し、「http//」
の入力キー23を5回押下し、「確定」の入力キー23
2を1回押下し、「http//」の入力キー23を4回押下
し、「確定」の入力キー232を1回押下し、「M」の
入力キー228を1回押下し、「゛゜」の入力キー23
4及び「E」の入力キー28を順次1回押下する。こう
してホームページアドレス等の「http//train.ne.jp/〜
mx」を入力することができる。
【0084】更に、図9に示す「5678」なる数字情
報を入力するときは、まず「文字」の入力キー21で数
字入力モードを選択しておく。そして「T」の入力キー
222、「N」の入力キー227、「U」の入力キー2
7及び「H」の入力キー223を順次1回押下すること
で入力することができる。同様にして、「0 325
9」なる数字情報を入力する場合には、まず、「E」の
入力キー28、「変換/SP」の入力キー231、
「S」の入力キー226、「K」の入力キー221、
「T」の入力キー222及び「M」の入力キー228を
順次1回押下することで「0 3259」を入力するこ
とができる。
【0085】このようにローマ字入力操作で平仮名又は
カタカナを入力することで、例えば「きょうぎんざでま
ちあわせました。」を29回の入力キー操作で入力でき
るので、43回の入力キー操作を必要とする従来方式に
比べて入力キーの押下回数の大幅な削減が図れ、入力キ
ーの操作性を一段と向上できる。しかも、「A」〜
「O」の入力キー25〜29が左列に配置され、かつそ
の右方に近接して「K」〜「W」の入力キー221〜2
25及び「S」〜「R」の入力キー226〜229が配
置されているので、特に、左手で筐体10を保持した状
態で左手の親指一本で容易に入力操作することができ
る。
【0086】続いて携帯型入力装置100の使用例につ
いて説明する。図10は携帯型入力装置100の使用例
(その1)を示す平面図である。図10に示すように携
帯型入力装置100は例えばTV(Television)700
等に接続されている。このTV700は例えばインター
ネット機能付のものであり、受信ポートとして赤外線通
信ポート710等を有している。この例では、このTV
700に携帯型入力装置100で入力した情報を赤外線
通信によって出力するようになされる。
【0087】これにより例えば電子メールの文章作成
や、ネットサーフィンを携帯型入力装置100の入力キ
ーアレイ20及びカーソルキー30の片手操作で簡単に
行うことができる。なお、ここではTV700を用いた
がこれに限定されるものではなく例えばPC(Personal
Computer)やPDA(Personal Digital Assistants)
等の入力装置に使用してもよい。
【0088】図11は携帯型入力装置100の使用例
(その2)を示す平面図である。図11に示すように携
帯型入力装置100は例えば携帯電話機750等にケー
ブル751等を介して接続されている。この例では、ア
ドレス帳の名前入力や、文章の入力を携帯型入力装置1
00の入力キーアレイ20及びカーソルキー30の片手
操作で簡単に行うことができる。
【0089】図12は携帯型入力装置100の使用例
(その3)を示す平面図である。図12に示すように携
帯型入力装置100は例えばTVゲーム機800等にケ
ーブル820等を介して接続されている。このTVゲー
ム機800はインターネット機能を有しており、TV8
10に接続されている。この例では、インターネットを
使用するときや、TVゲーム機800へ文章を入力する
ときに、携帯型入力装置100の入力キーアレイ20及
びカーソルキー30の片手操作で簡単に行うことができ
る。
【0090】このように、第1の実施形態に係る携帯型
入力装置100によれば、筐体10の上面の左方の領域
に縦一列に配設された「A」〜「O」の入力キー25〜
29を押下することによって母音用ローマ字情報I31が
発生され、これら「A」〜「O」の入力キー25〜29
に近接して縦一列に配設された「K」〜「W」の入力キ
ー221〜225と、これら「K」〜「W」の入力キー
221〜225に更に隣接して縦一列に配設された
「S」〜「R」の入力キー226〜229とを押下する
ことによって子音用ローマ字情報I32が発生される。
【0091】そして、筐体10の内部に設けられた情報
出力部50によって文字情報の出力が「A」〜「O」の
入力キー25〜29と「K」〜「W」の入力キー221
〜225及び「S」〜「R」の入力キー226〜229
との押下結果に基づいて制御され、このとき少なくとも
情報出力部50によって、母音の平仮名情報I41が母音
用ローマ字情報I31に基づいて出力され、母音以外の平
仮名情報I42が子音用ローマ字情報I32と母音用ローマ
字情報I31との組合わせに基づいて出力されるので、平
仮名若しくはカタカナ(濁音又は破裂音を除く)を1文
字入力するのに1回又は2回のキー操作で入力すること
ができる。
【0092】従って、平仮名若しくはカタカナが五十音
図の同一行毎に割り当てられた「0」〜「9」の数字キ
ーについて、1文字入力する為に1〜5回のキー操作を
要する従来方式に比べて、文字入力におけるキー操作の
回数を減少させることができ、操作性及び容易性を向上
させることができる。
【0093】(他の実施例)図13は携帯型入力装置2
00の他の構成例を示す平面図である。この実施例で
は、図1に示した携帯型入力装置100において母音用
の入力キーの配置領域を右列に移動させたものである。
なお、ここでは携帯型入力装置100と同じ名称及び符
号のものについては同じ機能を有するため説明は省略す
る。
【0094】図13に示すように携帯型入力装置200
の筐体210には7×3個の入力キーが配置された入力
キーアレイ220が配設されている。この筐体下方付近
には、左から「http//」の入力キー23、「、。ー」の
入力キー22、「文字」の入力キー21が配置される。
「http//」の入力キー下方の筐体上面には「@_〜/」が
表示され、「、。ー」の入力キー下方の筐体上面に
は「,.−」が表示されている。
【0095】また、これら「http//」の入力キー23、
「、。ー」の入力キー22及び「文字」の入力キー21
の上方付近の筐体上面に位置する5×3個の入力キーの
集まりを文字入力キーアレイ290とする。この文字入
力キーアレイ290の右列を所定領域として、その領域
には縦一列に「A」の入力キー25、「I」の入力キー
26、「U」の入力キー27、「E」の入力キー28、
「O」の入力キー29等が順次配置される。この「I」
の入力キー26の下方の筐体上面には「V」が表示さ
れ、「U」の入力キー27の下方の筐体上面には「Q」
が表示され、「E」の入力キー28の下方の筐体上面に
は「X」が表示されている。
【0096】これら「A」〜「O」の入力キー25〜2
9の左方領域には「K」の入力キー221、「T」の入
力キー222、「H」の入力キー223、「Y」の入力
キー224、「W」の入力キー225が縦一列に順次配
置される。また、これら「K」〜「W」の入力キー22
1〜225の左方領域には「S」の入力キー226、
「N」の入力キー227、「M」の入力キー228、
「R」の入力キー229、「゛゜」の入力キー234が
縦一列に順次配置される。
【0097】そして、「K」の入力キー下方の筐体上面
には「G」が表示されている。同様に「T」の入力キー
下方の筐体上面には「D」が、「H」の入力キー下方の
筐体上面には「P」が、「Y」の入力キー下方の筐体上
面には「F」が、「W」の入力キー下方の筐体上面には
「J」が表示されている。また、例えば「S」の入力キ
ー下方の筐体上面には「Z」が表示されている。同様に
「N」の入力キー下方の筐体上面には「B」が、「M」
の入力キー下方の筐体上面には「C」が、「R」の入力
キー下方の筐体上面には「L」が、「゛゜」の入力キー
下方の筐体には「英2」が表示されている。
【0098】また、「S」の入力キー226の右下方の
筐体上面には「1」が表示されている。同様に「K」の
入力キー221の右下方の筐体上面には「2」が、
「A」の入力キー25の右下方の筐体上面には「3」
が、「N」の入力キー227の右下方の筐体上面には
「4」が、「T」の入力キー222の右下方の筐体上面
には「5」が表示されている。更に「I」の入力キー2
6の右下方の筐体上面には「6」が、「M」の入力キー
228の右下方の筐体上面には「7」が、「H」の入力
キー223の右下方の筐体上面には「8」が、「U」の
入力キー27の右下方の筐体上面には「9」が、「R」
の入力キー229の右下方の筐体上面には「0」が表示
されている。
【0099】また、文字入力キーアレイ290の上方付
近の筐体上面には左から「BS」の入力キー233、
「確定」の入力キー232、「変換/SP」の入力キー
231が配置される。これら「BS」の入力キー23
3、「確定」の入力キー232及び「変換/SP」の入
力キー231の上方付近の筐体上面にはカーソルキー3
0等が配設されている。このカーソルキー30の上方付
近の筐体上面には例えばLCD40等が配設されてい
る。また、筐体210の内部には情報出力手段としての
例えば情報出力部50等が配設されている。
【0100】この携帯型入力装置200の内部構成、操
作方法及び使用方法は携帯型入力装置100と同様であ
り、入力キー25〜29,221〜229をローマ字入
力操作することで、平仮名又はカタカナを容易に入力す
ることができる。
【0101】特に、この携帯型入力装置200では
「A」〜「O」の入力キー25〜29が筐体210の右
列に配置され、かつその左方に「K」〜「W」の入力キ
ー221〜225及び「S」〜「R」の入力キー226
〜229が近接して配置されているので、右手で筐体2
10を保持した状態で右手の親指一本で容易に入力操作
することができる。
【0102】図14は携帯型入力装置300の更に他の
構成例を示す平面図である。この実施例では、図1に示
した携帯型入力装置100において母音用の入力キーの
配置領域を筐体310の中央に移動させたものである。
なお、ここでは携帯型入力装置100と同じ名称及び符
号のものについては同じ機能を有するため説明は省略す
る。
【0103】図14に示すように携帯型入力装置300
の筐体310には7×3個の入力キーが配置された入力
キーアレイ320が配設されている。この筐体下方付近
には左から「文字」の入力キー21、「、。ー」の入力
キー22、「http//」の入力キー23が配置される。
「http//」の入力キー下方の筐体上面には「@_〜/」が
表示され、「、。ー」の入力キー下方の筐体上面に
は「,.−」が表示されている。
【0104】また、これら「文字」の入力キー2
1、「、。ー」の入力キー22及び「http//」の入力キ
ー23の上方付近の筐体上面に位置する5×3個の入力
キーの集まりを文字入力キーアレイ390とする。この
文字入力キーアレイ390の中央列を所定領域として、
その領域には縦一列に「A」の入力キー25、「I」の
入力キー26、「U」の入力キー27、「E」の入力キ
ー28、「O」の入力キー29等が順次配置される。こ
の「I」の入力キー26の下方の筐体上面には「V」が
表示され、「U」の入力キー27の下方の筐体上面には
「Q」が表示され、「E」の入力キー28の下方の筐体
上面には「X」が表示されている。
【0105】これら「A」〜「O」の入力キー25〜2
9の左方領域には「K」の入力キー221、「T」の入
力キー222、「H」の入力キー223、「Y」の入力
キー224、「W」の入力キー225が縦一列に順次配
置される。また、これら「A」〜「O」の入力キー25
〜29の右方領域には「S」の入力キー226、「N」
の入力キー227、「M」の入力キー228、「R」の
入力キー229、「゛゜」の入力キー234が縦一列に
順次配置される。
【0106】そして、「K」の入力キー下方の筐体上面
には「G」が表示されている。同様に「T」の入力キー
下方の筐体上面には「D」が、「H」の入力キー下方の
筐体上面には「P」が、「Y」の入力キー下方の筐体上
面には「F」が、「W」の入力キー下方の筐体上面には
「J」が表示されている。また、例えば「S」の入力キ
ー下方の筐体上面には「Z」が表示されている。同様に
「N」の入力キー下方の筐体上面には「B」が、「M」
の入力キー下方の筐体上面には「C」が、「R」の入力
キー下方の筐体上面には「L」が、「゛゜」の入力キー
下方の筐体には「英2」が表示されている。
【0107】また、「K」の入力キー221の右下方の
筐体上面には「1」が表示されている。同様に「A」の
入力キー25の右下方の筐体上面には「2」が、「S」
の入力キー226の右下方の筐体上面には「3」が、
「T」の入力キー222の右下方の筐体上面には「4」
が、「I」の入力キー26の右下方の筐体上面には
「5」が表示されている。更に「N」の入力キー227
の右下方の筐体上面には「6」が、「H」の入力キー2
23の右下方の筐体上面には「7」が、「U」の入力キ
ー27の右下方の筐体上面には「8」が、「M」の入力
キー228の右下方の筐体上面には「9」が、「Y」の
入力キー224の右下方の筐体上面には「0」が表示さ
れている。
【0108】そして、文字入力キーアレイ290の上方
付近の筐体上面には左から「変換/SP」の入力キー2
31、「確定」の入力キー232、「BS」の入力キー
233が配置される。これら「BS」の入力キー23
3、「確定」の入力キー232及び「変換/SP」の入
力キー231の上方付近の筐体上面にはカーソルキー3
0等が配設されている。このカーソルキー30の上方付
近の筐体上面には例えばLCD40等が配設されてい
る。また、筐体210の内部には情報出力手段としての
例えば情報出力部50等が配設されている。
【0109】この携帯型入力装置300の内部構成、操
作方法及び使用方法は携帯型入力装置100と同様であ
り、入力キー25〜29,221〜229をローマ字入
力操作することで、平仮名又はカタカナを容易に入力す
ることができる。
【0110】特に、この携帯型入力装置300では
「A」〜「O」の入力キー25〜29が筐体310の中
央列に配置され、かつその左方に近接して「K」〜
「W」の入力キー221〜225が、その右方に近接し
て「S」〜「R」の入力キー226〜229が配置され
ているので、左手又は右手のどちらで筐体310を保持
した状態であっても容易に保持した手の親指一本で入力
操作することができる。
【0111】(2)第2の実施形態 図15は第2の実施形態としての携帯型入力装置400
の構成例を示す平面図である。この実施形態では、被保
持筐体の側面が湾曲形状を有し、この被保持筐体が片手
で保持されたときに、母音用及び子音用の入力キーが被
保持筐体を保持した手の親指の操作軌跡と略一致するよ
うに配置されたものである。なお、ここでは前述した第
1の実施形態と同じ名称及び符号のものについては同じ
機能を有するため説明は省略する。
【0112】図15に示す例えば筐体410等はその左
側面に内側湾曲部411等を有し、右側面にその内側湾
曲部411に対向するように外側湾曲部412等を有し
ている。この内側湾曲部411は窪み形状であり、外側
湾曲部412は出っ張り形状である。これにより、筐体
410を例えば左手で保持したときに、左手親指の付け
根付近の膨らみが内側湾曲部411に沿うように接し、
かつ左手の親指以外の4指の内側が外側湾曲部412に
沿うように接するようになる。従って、筐体410が保
持し易くなる。この筐体410の材質はABS樹脂等が
使用されている。
【0113】そして、この筐体上面には7×3個の入力
キーが配置された入力キーアレイ420が設けられてい
る。この例では、筐体410を左手で保持したときに、
左手の親指の操作軌跡と略一致するように入力キーを縦
方向に7個づつ、3つの列毎に円弧状に配置している。
この筐体下方付近のには左側から順次「文字」の入力キ
ー21、「、。−」の入力キー22、「http//」の入力
キー23が配置されている。そして、「、。ー」の入力
キー下方の筐体上面には「,.−」が表示されており、
「http//」の入力キー下方の筐体上面には「@_〜/」
が表示されている。
【0114】また、「文字」の入力キー21、「、。
−」の入力キー22及び「http//」の入力キー23の上
方付近の筐体上面に位置する5×3個の入力キーの集ま
りを文字入力キーアレイ490とする。この文字入力キ
ーアレイ490において左列を所定領域として、その領
域には縦一列に「A」の入力キー25、「I」の入力キ
ー26、「U」の入力キー27、「E」の入力キー2
8、「O」の入力キー29等が配置される。この「I」
の入力キー26の下方の筐体上面には「V」が表示され
ている。同様に「U」の入力キー27の下方の筐体上面
には「Q」が表示され、「E」の入力キー28の下方の
筐体上面には「X」が表示されている。
【0115】これら「A」〜「O」の入力キー25〜2
9の右方の領域には縦一列に順次「K」の入力キー22
1、「T」の入力キー222、「H」の入力キー22
3、「Y」の入力キー224、「W」の入力キー225
が近接して配置される。また、「K」〜「W」の入力キ
ー221〜225の右方の領域には縦一列に順次「S」
の入力キー226、「N」の入力キー227、「M」の
入力キー228、「R」の入力キー229、「゛゜」の
入力キー234が近接して配置される。
【0116】そして、「K」の入力キー下方の筐体上面
には「G」が表示されている。同様にして「T」の入力
キー下方の筐体上面には「D」が、「H」の入力キー下
方の筐体上面には「P」が、「Y」の入力キー下方の筐
体上面には「F」が、「W」の入力キー下方の筐体上面
には「J」が各々表示されている。また、「S」の入力
キー下方の筐体上面には「Z」が表示されている。同様
にして「N」の入力キー下方の筐体上面には「B」が、
「M」の入力キー下方の筐体上面には「C」が、「R」
の入力キー下方の筐体上面には「L」が表示されてい
る。
【0117】また、「A」の入力キー25の右下方の筐
体上面には「1」が表示されている。同様にして「K」
の入力キー221の右下方の筐体上面には「2」が、
「S」の入力キー226の右下方の筐体上面には「3」
が、「I」の入力キー26の右下方の筐体上面には
「4」が、「T」の入力キー222の右下方の筐体上面
には「5」が表示されている。更に「N」の入力キー2
27の右下方の筐体上面には「6」が、「U」の入力キ
ー27の右下方の筐体上面には「7」が、「H」の入力
キー223の右下方の筐体上面には「8」が、「M」の
入力キー228の右下方の筐体上面には「9」が、
「E」の入力キー28の右下方の筐体上面には「0」が
表示されている。
【0118】そして、この文字入力キーアレイ490の
上方付近の筐体上面には左から「変換/SP」の入力キ
ー231、「確定」の入力キー232、「BS」の入力
キー233が配置される。これら「変換/SP」の入力
キー231、「確定」の入力キー232及び「BS」の
入力キー233の上方付近の筐体上面にはカーソルキー
30が配設されている。このカーソルキー30の上方付
近の筐体上面にはLCD40が配設されている。また、
筐体410の内部には情報出力手段としての情報出力部
50が配設されている。
【0119】なお、第2の実施形態としての携帯型入力
装置400の内部構成、操作方法及び使用方法は第1の
実施形態としての携帯型入力装置100と同様であり、
入力キー25〜29及び入力キー221〜229をロー
マ字入力操作することで、平仮名又はカタカナを容易に
入力することができる。
【0120】特に、この携帯型入力装置400では筐体
410の左側面に内側湾曲部411を、右側面に外側湾
曲部412を有し、加えて入力キーが左手の親指の操作
軌跡に略一致するように近接して配置されているので、
筐体410を左手で保持し易くなるし、その保持した状
態で左手の親指一本による入力操作性をより向上させる
ことができる。
【0121】(他の実施例)図16は携帯型入力装置5
00の他の構成例を示す平面図である。この実施例では
図15に示した携帯型入力装置400において母音用の
入力キーの配置領域を左列から右列へ移動させたもので
ある。なお、ここでは第1の実施形態と同じ名称及び符
号のものについては同じ機能を有するため説明は省略す
る。
【0122】図16に示す例えば筐体510等はその右
側面に内側湾曲部511等を有し、左側面にその内側湾
曲部511に対向するように外側湾曲部512等を有し
ている。この内側湾曲部511は窪み形状であり、外側
湾曲部512は出っ張り形状である。これにより筐体5
10を例えば右手で保持したときに、右手親指の付け根
付近の膨らみが内側湾曲部511に沿うように接し、か
つ右手の親指以外の4指の内側が外側湾曲部512に沿
うように接するので、筐体510が保持し易くなる。こ
の筐体510の材質はABS樹脂等が使用されている。
【0123】そして、この筐体上面には7×3個の入力
キーが配置された入力キーアレイ520が設けられてい
る。そして筐体510を右手で保持したときに右手の親
指の操作軌跡と略一致するように入力キーを縦方向に7
個づつ、3つの列毎に円弧状に配置している。この筐体
下方付近のには左側から順次「http//」の入力キー2
3、「、。−」の入力キー22、「文字」の入力キー2
1が配置されている。そして、「、。ー」の入力キー下
方の筐体上面には「,.−」が表示されており、「http
//」の入力キー下方の筐体上面には「@_〜/」が表示
されている。
【0124】また、「http//」の入力キー23、「、。
−」の入力キー22及び「文字」の入力キー21の上方
付近の筐体上面に位置する5×3個の入力キーの集まり
を文字入力キーアレイ590とする。そしてこの文字入
力キーアレイ590において右列を所定領域として、そ
の領域には縦一列に「A」の入力キー25、「I」の入
力キー26、「U」の入力キー27、「E」の入力キー
28、「O」の入力キー29等が配置される。この
「I」の入力キー26の下方の筐体上面には「V」が表
示されている。同様に「U」の入力キー27の下方の筐
体上面には「Q」が表示され、「E」の入力キー28の
下方の筐体上面には「X」が表示されている。
【0125】これら「A」〜「O」の入力キー25〜2
9の左方の領域には縦一列に順次「K」の入力キー22
1、「T」の入力キー222、「H」の入力キー22
3、「Y」の入力キー224、「W」の入力キー225
が近接して配置される。また、「K」〜「W」の入力キ
ー221〜225の左方の領域には縦一列に順次「S」
の入力キー226、「N」の入力キー227、「M」の
入力キー228、「R」の入力キー229、「゛゜」の
入力キー234が近接して配置される。
【0126】そして、「K」の入力キー下方の筐体上面
には「G」等が表示されている。同様に「T」の入力キ
ー下方の筐体上面には「D」等が、「H」の入力キー下
方の筐体上面には「P」等が、「Y」の入力キー下方の
筐体上面には「F」等が、「W」の入力キー下方の筐体
上面には「J」等が表示されている。また、例えば
「S」の入力キー下方の筐体上面には「Z」等が表示さ
れている。同様に「N」の入力キー下方の筐体上面には
「B」等が、「M」の入力キー下方の筐体上面には
「C」等が、「R」の入力キー下方の筐体上面には
「L」等が表示されている。
【0127】また、「S」の入力キー226の右下方の
筐体上面には「1」が表示されている。同様に「K」の
入力キー221の右下方の筐体上面には「2」が、
「A」の入力キー25の右下方の筐体上面には「3」
が、「N」の入力キー227の右下方の筐体上面には
「4」が、「T」の入力キー222の右下方の筐体上面
には「5」が表示されている。更に「I」の入力キー2
6の右下方の筐体上面には「6」が、「M」の入力キー
228の右下方の筐体上面には「7」が、「H」の入力
キー223の右下方の筐体上面には「8」が、「U」の
入力キー27の右下方の筐体上面には「9」が、「R」
の入力キー229の右下方の筐体上面には「0」が表示
されている。
【0128】そして、この文字入力キーアレイ590の
上方付近の筐体上面には左から「変換/SP」の入力キ
ー231、「確定」の入力キー232、「BS」の入力
キー233が配置される。これら「変換/SP」の入力
キー231、「確定」の入力キー232及び「BS」の
入力キー233の上方付近の筐体上面にはカーソルキー
30が配設されている。このカーソルキー30の上方付
近の筐体上面にはLCD40が配設されている。また、
筐体510の内部には情報出力手段としての情報出力部
50が配設されている。
【0129】なお、第2の実施形態としての携帯型入力
装置500の内部構成、操作方法及び使用方法は第1の
実施形態としての携帯型入力装置100と同様であり、
入力キー25〜29及び入力キー221〜229をロー
マ字入力操作することで、平仮名又はカタカナを容易に
入力することができる。
【0130】特に、この携帯型入力装置500では筐体
510の右側面に内側湾曲部511を、左側面に外側湾
曲部512を有し、加えて入力キーが右手の親指の操作
軌跡に略一致するように近接して配置されているので、
筐体510を右手で保持し易くなるし、その保持した状
態で右手の親指一本による入力操作性をより向上させる
ことができる。
【0131】図17は携帯型入力装置600の更に他の
構成例を示す平面図である。この実施例では14個の文
字入力用の入力キーを略放物線状に連続して配置するこ
とで入力の操作性をより向上させたものである。なお、
第1の実施形態と同じ名称及び同じ符号のものは同じ機
能を有するため説明を省略する。
【0132】図17に示す被保持手段としての例えば筐
体610等は手のひらに収まるようなサイズで且つ略正
方形状をなしており、その1つの角(図において右上
角)はなだらかな円弧形状となされ、残りの3つの角は
R(丸み)形状となされている。この筐体上面には21
個の入力キーアレイ620が設けられている。筐体上面
の左方を所定領域として縦一列に、上方から順次「A」
の入力キー25、「I」の入力キー26、「U」の入力
キー27、「E」の入力キー28、「O」の入力キー2
9が配置される。そして、「A」の入力キー25の右下
方の筐体上面には「1」が表示されている。また、
「I」の入力キー26の下方の筐体上面には「V」が表
示されている。同様に「U」の入力キー27の下方の筐
体上面には「Q」が、「E」の入力キー28の下方の筐
体上面には「X」が表示されている。
【0133】また、「A」〜「O」の入力キー25〜2
9の右方の筐体上面には、「A」の入力キー25から略
放物線状に連続して「K」の入力キー221、「S」の
入力キー226、「T」の入力キー222、「N」の入
力キー227が順次配置される。続けて、同じく子音用
の入力キーである「H」の入力キー223、「M」の入
力キー228、「Y」の入力キー224、「R」の入力
キー229、「W」の入力キー225が順次配置され
る。
【0134】そして、「K」の入力キー221の下方の
筐体上面には「G」及び「2」が表示されている。同様
に、「S」の入力キー226の下方の筐体上面には
「Z」及び「3」が、「T」の入力キー222の下方の
筐体上面には「D」及び「4」が、「N」の入力キー2
27の下方の筐体上面には「B」及び「5」が表示され
ている。また、「H」の入力キー223の右下方の筐体
上面には「P」及び「6」が、「M」の入力キー228
の右下方の筐体上面には「C」及び「7」が、「Y」の
入力キー224の右下方の筐体上面には「F」及び
「8」が、「R」の入力キー229の右下方の筐体上面
には「L」及び「9」が、「W」の入力キー225の右
下方の筐体上面には「J」及び「0」が表示されてい
る。
【0135】また、筐体上面における「A」〜「C」の
入力キー25〜29及び「K」〜「R」の入力キー22
1〜229で囲まれた領域には縦1列に「変換/SP」
の入力キー231、「確定」の入力キー232、「文
字」の入力キー21が配置される。同様に、この領域内
において「変換/SP」の入力キー231、「確定」の
入力キー232及び「文字」の入力キー21の右方に、
縦1列に順次「BS」の入力キー233、「゛゜」の入
力キー234が配置される。この「゛゜」の入力キー2
34の右下方の筐体上面には「英2」が表示されてい
る。
【0136】また、「T」の入力キー222の右方の筐
体上面には「http//」の入力キー23が、「N」の入力
キー227の右方の筐体上面には「、。ー」の入力キー
22が配設される。そして、筐体610の上方及び下方
に二点鎖線で示す領域を例えば取付領域1とすると、こ
の取付領域1にはここでは図示しないがLCD40(図
1参照)等の表示手段が設けられる。勿論、筐体610
に対して上方向又は下方向のどどちらに設けても良い。
また、同様にして、ここでは図示しないカーソルキー3
0(図1参照)等を設けても良い。また、筐体610の
内部には情報出力部50が配設されている。
【0137】なお、第2の実施形態としての携帯型入力
装置600の内部構成、操作方法及び使用方法は第1の
実施形態としての携帯型入力装置100と同様であり、
入力キー25〜29及び入力キー221〜229をロー
マ字入力操作することで、平仮名又はカタカナを容易に
入力することができる。
【0138】特に、この携帯型入力装置600では筐体
610が手のひらに収まる程度のサイズであり右手で保
持しやすく、且つ「A」〜「O」の入力キー25〜29
及び「K」〜「R」の入力キー221〜229が右手の
親指の操作軌跡と一致するように略放物線状に連続して
配置されているので、右手で保持した状態で右手の親指
一本による入力操作性をより向上させることができる。
なお、ここでは右手による操作において好適なものにつ
いて説明したが、筐体610の形状及び入力キーの配置
を左右逆にすることで左手による操作においても同様の
効果を得ることができる。
【0139】(3)実施形態としての電子機器 次に、本発明の実施形態としての電子機器について説明
する。図18は本発明に係る実施形態としての電子機器
700の構成例を示す平面図である。ここでは、電子機
器700が例えばPDA等の携帯端末装置等を対象とす
るものである。なお、第1の実施形態としての携帯入力
装置100と同じ名称及び符号のものについては同じ機
能を有するため説明は省略する。
【0140】図18に示す筐体710等は例えば150
mm×100mm×20mm程度の大きさの小型のものであ
り、ABS樹脂等の材質で形成されている。この筐体7
10には開閉式の蓋体711等が配設されており、筐体
上面を保護するようになされている。この筐体710の
上面左方付近には入力手段を構成する操作パネルとして
の例えばパネル体721等が設けられている。このパネ
ル体上面には7×3個のマトリクス状に入力キーアレイ
720が設けられている。このパネル体下方付近には左
側から順次「文字」の入力キー21、「、。−」の入力
キー22、「http//」の入力キー23が配置される。
【0141】そして、「、。ー」の入力キー下方のパネ
ル体上面には「,.−」が表示されており、「http//」
の入力キー下方のパネル体上面には「@_〜/」が表示
されている。また、これら「文字」の入力キー2
1、「、。ー」の入力キー22及び「http//」の入力キ
ー23の上方付近のパネル体上面に位置する5×3個の
入力キーの集まりを文字入力キーアレイ790とする。
【0142】この文字入力キーアレイ790の左列を所
定領域として、その領域には縦一列に「A」の入力キー
25、「I」の入力キー26、「U」の入力キー27、
「E」の入力キー28、「O」の入力キー29が順次配
置される。この「I」の入力キー26の下方の筐体上面
には「V」が表示され、「U」の入力キー27の下方の
筐体上面には「Q」が表示され、「E」の入力キー28
の下方の筐体上面には「X」が表示されている。
【0143】これら「A」〜「O」の入力キー25〜2
9の右方領域には「K」の入力キー221、「T」の入
力キー222、「H」の入力キー223、「Y」の入力
キー224、「W」の入力キー225が縦一列に順次配
置される。また、これら「K」〜「W」の入力キー22
1〜225の右方領域には「S」の入力キー226、
「N」の入力キー227、「M」の入力キー228、
「R」の入力キー229、「゛゜」の入力キー234が
縦一列に順次配置される。
【0144】そして、「K」の入力キー下方の筐体上面
には「G」が表示されている。同様に「T」の入力キー
下方の筐体上面には「D」が、「H」の入力キー下方の
筐体上面には「P」が、「Y」の入力キー下方の筐体上
面には「F」が、「W」の入力キー下方の筐体上面には
「J」が表示されている。また、例えば「S」の入力キ
ー下方の筐体上面には「Z」が表示されている。同様に
「N」の入力キー下方の筐体上面には「B」が、「M」
の入力キー下方の筐体上面には「C」が、「R」の入力
キー下方の筐体上面には「L」が、「゛゜」の入力キー
下方の筐体には「英2」が表示されている。
【0145】また、「S」の入力キー226の右下方の
筐体上面には「1」が表示されている。同様に「K」の
入力キー221の右下方の筐体上面には「2」が、
「A」の入力キー25の右下方の筐体上面には「3」
が、「N」の入力キー227の右下方の筐体上面には
「4」が、「T」の入力キー222の右下方の筐体上面
には「5」が表示されている。更に「I」の入力キー2
6の右下方の筐体上面には「6」が、「M」の入力キー
228の右下方の筐体上面には「7」が、「H」の入力
キー223の右下方の筐体上面には「8」が、「U」の
入力キー27の右下方の筐体上面には「9」が、「R」
の入力キー229の右下方の筐体上面には「0」が表示
されている。
【0146】また、文字入力キーアレイ790の上方付
近の筐体上面には左から「変換/SP」の入力キー23
1、「確定」の入力キー232、「BS」の入力キー2
33が配置される。これら「変換/SP」の入力キー2
31、「確定」の入力キー232及び「BS」の入力キ
ー233の上方付近のパネル体上面には例えばカーソル
キー30等が配設されており、このカーソルキー30は
文字入力時や、インターネット使用時等におけるカーソ
ル移動に使用される。
【0147】ここでパネル体右方向にはタッチパネル機
能を有するLCD740等が配設されており、入力した
情報が表示されるようになされている。また、筐体71
0の内部には情報出力手段としての例えば情報出力部5
0等が配設されており、この情報出力部50は「A」〜
「O」の入力キー25〜29と「K」〜「W」の入力キ
ー221〜225及び「S」〜「R」の入力キー226
〜229との操作結果に基づいて文字情報の出力を制御
する。そして、この情報出力部50によって制御された
文字情報がデータ処理手段としてのデータ処理部760
に出力される。
【0148】なお、入力キーアレイ720に関しては、
第1の実施形態で説明した入力キーアレイ20に限定さ
れることはなく、この他に入力キーアレイ220、32
0、第2の実施形態で説明した入力キーアレイ420、
520、620を適用することができる。
【0149】図19は電子機器700の内部構成例を示
すブロック図である。図19に示す情報出力部50は、
例えば基板51、情報発生部52、スイッチ53、RO
M54及びCPU55等を有している。この基板51の
上面には情報発生部52が配設されている。この情報発
生部52はPIO(Parallel Input/Output;パラレル
インタフェース)が採用されたものである。
【0150】図19に示す情報発生部52は第1の実施
形態で説明したように、8個の入力用のポートAi(i
=0〜7)及び、8個の出力用のポートBj(j=0〜
7)を有している。そして、ポートAiとポートBjと
は入力キーアレイ720の各々の入力キーによってオン
される8×8のキー・マトリクスに接続され、その入力
キーの押下によってキー・マトリクスの内の1つのスイ
ッチを選択するようになされる。このときポートAiと
ポートBjとは非結線となされている。
【0151】このキー・マトリクスには、25個のスイ
ッチ53が配置されている。このスイッチ753はオフ
接点のものであり、オンされたスイッチ753がBポー
トとAポートとを短絡するようになされている。そし
て、これら25個のスイッチ753は図15で示した2
1個の入力キー720及び1個のカーソルキー30に対
応した位置に配設されるため、入力キー720、カーソ
ルキー30が押下されることでスイッチ53はオンとな
る。なお、カーソルキー30において実際は入力キー7
20の上方向のパネル体上面に位置しているが、ここで
は説明の関係で便宜上入力キーアレイ720の横方向に
位置させている。
【0152】ここで、情報発生部52は、入力キーが押
下されたときに確定される入力データ及び出力データに
基づいてその入力キーの位置を示すキー位置情報I0が
発生される。このキー位置情報I0は情報発生部52か
ら基板51に配設されたCPU55へ出力される。この
CPU55にはROM54が接続されており、このRO
M54には第1の実施形態で説明したような機能コマン
ドテーブルT1、記号情報テーブルT2、ローマ字情報テ
ーブルT3、平仮名情報テーブルT4、カタカナ情報テー
ブルT5及び漢字情報テーブルT6等が予め記憶されてい
る。
【0153】そして、CPU55はキー位置情報I0に
基づいて機能コマンドテーブルT1から機能コマンドI1
1を読み出す。同様に、CPU55はキー位置情報I0に
基づいて記号情報テーブルT2から記号情報I21を、ロ
ーマ字情報テーブルT3から母音用ローマ字情報31及び
子音用ローマ字情報I32を読み出す。また、CPU55
は平仮名入力モードのときに、母音用ローマ字情報I31
に基づいて母音の平仮名情報I41を読み出し、母音用ロ
ーマ字情報I31及び子音用ローマ字情報I32との組み合
わせに基づいて母音以外の平仮名情報I42を平仮名情報
テーブルT4から読み出すようになされる。
【0154】更に、CPU55はカタカナ入力モードの
ときに、母音用ローマ字情報I31に基づいて母音のカタ
カナ情報I51を、母音用ローマ字情報I31及び子音用ロ
ーマ字情報I32との組み合わせに基づいて母音以外のカ
タカナ情報I52をカタカナ情報テーブルT5から読み出
す。また、CPU55は母音の平仮名情報I41、母音以
外の平仮名情報I42及び変換の機能コマンドI11とに基
づいて漢字情報I61を漢字情報テーブルT6から読み出
すようになされる。これにより、押下された入力キーに
基づいた情報を発生することができると共に、入力キー
をローマ字入力操作することで平仮名、カタカナを読み
出すことができる。
【0155】このCPU55にはLCD740及びデー
タ処理部760が接続されている。このデータ処理部7
60はCPU55から出力された情報(上記の母音の平
仮名情報I41、母音以外の平仮名情報I42等)に基づい
て様々な処理を行う。またLCD740はCPU55か
ら出力された情報を表示するように動作する。なお、こ
の電子機器700の動作方法及び操作方法に関しては、
図3〜図9で説明した携帯型入力装置100と同様であ
る。従って、その説明を省略する。
【0156】このように本実施形態としての電子機器7
00によれば、入力キーアレイ720に関して、第1の
実施形態で説明した入力キーアレイ20や、入力キーア
レイ220、320、第2の実施形態で説明した入力キ
ーアレイ420、520、620が適用されるので、平
仮名若しくはカタカナが五十音図の同一行毎に割り当て
られた「0」〜「9」の数字キーについて1文字入力す
る為に1〜5回のキー操作を要する従来方式に比べて、
入力キーをローマ字入力操作することで文字入力におけ
るキー操作の回数を減少させることができる。
【0157】しかも、その平仮名又はカタカナを容易に
入力することができる。特にこの電子機器700では携
帯端末機器等を片手で保持した状態で、更に、筐体71
0を保持した手の親指一本で入力操作を行うことがで
き、入力キーの操作性をより向上させることができる。
なお、ここではPDAについて説明したが、勿論、携帯
電話機等に適用してもよい。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る携帯
型入力装置によれば、被保持筐体内に配設されると共
に、母音用の入力キーと子音用の入力キーとの操作結果
に基づいて文字情報の入出力を制御する情報出力手段を
設け、少なくとも、母音用の入力キーが発生する母音用
ローマ字情報に基づいて母音に係る文字情報を、子音用
の入力キーが発生する子音用ローマ字情報と母音用入力
キーが発生する母音用ローマ字情報との組合わせに基づ
いて母音以外の文字情報を、電子機器に出力するもので
ある。
【0159】この構成によって、ローマ字入力すること
ができ、平仮名若しくはカタカナを1文字入力するのに
1回又は2回のキー操作で入力することができる。
【0160】また、本発明に係る電子機器によれば、上
述した携帯型入力装置が応用されるので、平仮名若しく
はカタカナが五十音図の同一行毎に割り当てられた
「0」〜「9」の数字キーについて、1文字入力する為
に1〜5回のキー操作を要する従来方式に比べて、文字
入力におけるキー操作の回数を減少させることができ、
操作性及び容易性を向上させることができる。この発明
は、携帯電話機、携帯端末機器及びインターネット機能
付き受像機等に文字入力を行う携帯型入力装置等に適用
して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としての携帯型入
力装置100の構成例を示す平面図である。
【図2】その携帯型入力装置100の内部構成例を示す
ブロック図である。
【図3】その携帯型入力装置100の動作例(メインル
ーチン)を示すフローチャートである。
【図4】その携帯型入力装置100の動作例(その1)
を示すフローチャート(サブルーチン)である。
【図5】その携帯型入力装置100の動作例(その2)
を示すフローチャート(サブルーチン)である。
【図6】その携帯型入力装置100の操作例(平仮名入
力モード)を示す概念図である。
【図7】その携帯型入力装置100の操作例(カタカナ
入力モード)を示す概念図である。
【図8】その携帯型入力装置100の操作例(英大文字
入力モード及び英小文字入力モード)を示す概念図であ
る。
【図9】その携帯型入力装置100の操作例(数字入力
モード)を示す概念図である。
【図10】その携帯型入力装置100の使用例(その
1)を示す平面図である。
【図11】その携帯型入力装置100の使用例(その
2)を示す平面図である。
【図12】その携帯型入力装置100の使用例(その
3)を示す平面図である。
【図13】その携帯型入力装置200の他の構成例を示
す平面図である。
【図14】その携帯型入力装置300の更に他の構成例
を示す平面図である。
【図15】第2の実施形態としての携帯型入力装置40
0の構成例を示す平面図である。
【図16】その携帯型入力装置500の他の構成例を示
す平面図である。
【図17】その携帯型入力装置600の更に他の構成例
を示す平面図である。
【図18】本発明に係る実施形態としての電子機器70
0の構成例を示す平面図である。
【図19】その電子機器700の内部構成例を示すブロ
ック図である。
【図20】従来方式に係る携帯型入力装置900の構成
例を示す平面図である。
【符号の説明】
10,210,310,410,510,610,71
0 筐体(被保持筐体) 21〜29 入力キー(母音用の入力キー) 40 LCD(表示手段) 50 情報出力部(情報出力手段) 100,200,300,400,500,600 携
帯型入力装置 221〜229 入力キー(子音用の入力キー) 721 パネル体(操作パネル) 760 データ処理部(データ処理手段) 700 電子機器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に文字情報を入力するために操
    作される携帯型入力装置において、 被保持筐体と、 前記被保持筐体上の所定領域に配設されると共に、母音
    用ローマ字情報を発生させるために操作される複数個の
    母音用の入力キーと、 前記母音用の入力キーに近接して配設されると共に、子
    音用ローマ字情報を発生させるために操作される複数個
    の子音用の入力キーと、 前記母音用の入力キーと前記子音用の入力キーとの操作
    結果に基づいて前記文字情報の出力を制御するために、
    前記被保持筐体の内部に設けられた情報出力手段とを備
    え、 少なくとも前記情報出力手段は、 前記母音用ローマ字情報に基づいて母音に係る文字情報
    を前記電子機器に出力し、 前記子音用ローマ字情報と前記母音用ローマ字情報との
    組み合わせに基づいて母音以外の文字情報を前記電子機
    器に出力することを特徴とする携帯型入力装置。
  2. 【請求項2】 前記母音用及び子音用の入力キーが設け
    られる場合であって、 前記母音用及び子音用の入力キーをマトリクス状に配置
    したときに、 前記母音用の入力キーは、 前記マトリクス状配置において、列方向、行方向又は斜
    め方向に連続して配置されたことを特徴とする請求項1
    に記載の携帯型入力装置。
  3. 【請求項3】 前記被保持筐体が設けられる場合であっ
    て、 前記被保持筐体の側面は、湾曲形状を有していることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯型入力装置。
  4. 【請求項4】 前記被保持筐体、母音用の入力キー及び
    子音用の入力キーが設けられる場合であって、 前記被保持筐体が片手で保持されたときに、 前記母音用及び子音用の入力キーは、 前記被保持筐体を保持した手の親指の操作軌跡と略一致
    するように配置されたことを特徴とする請求項1に記載
    の携帯型入力装置。
  5. 【請求項5】 前記被保持筐体が設けられる場合であっ
    て、 前記被保持筐体には、 前記文字情報を表示する表示手段が配設されたことを特
    徴とする請求項1に記載の携帯型入力装置。
  6. 【請求項6】 前記文字情報を前記電子機器に転送する
    赤外線通信手段が設けられることを特徴とする請求項1
    に記載の携帯型入力装置。
  7. 【請求項7】 前記母音用及び子音用の入力キーが設け
    られる場合であって、 前記母音用及び子音用入力キーの上面には、 ローマ字が表示されていることを特徴とする請求項1に
    記載の携帯型入力装置。
  8. 【請求項8】 前記母音用及び子音用の入力キーが設け
    られる場合であって、 前記母音用及び子音用の入力キーを、 ローマ字入力することによって、平仮名若しくはカタカ
    ナ情報が入力されることを特徴とする請求項1に記載の
    携帯型入力装置。
  9. 【請求項9】 文字情報を入力するために操作される入
    力手段と、 前記入力手段で入力された前記文字情報を処理するデー
    タ処理手段とを備え、 前記入力手段は、 操作パネルと、 前記操作パネル上の所定領域に配設されると共に、母音
    用ローマ字情報を発生させるために操作される複数個の
    母音用の入力キーと、 前記母音用の入力キーに近接して配設されると共に、子
    音用ローマ字情報を発生させるために操作される複数個
    の子音用の入力キーと、 前記母音用の入力キーと前記子音用の入力キーとの操作
    結果に基づいて前記文字情報の出力を制御するための情
    報出力手段とを有し、 少なくとも前記情報出力手段は、 前記母音用ローマ字情報に基づいて母音に係る文字情報
    を前記データ処理手段に出力し、 前記子音用ローマ字情報と前記母音用ローマ字情報との
    組み合わせに基づいて母音以外の文字情報を前記データ
    処理手段に出力することを特徴とする電子機器。
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