JP2001153885A - プローブカード - Google Patents

プローブカード

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JP2001153885A
JP2001153885A JP33536399A JP33536399A JP2001153885A JP 2001153885 A JP2001153885 A JP 2001153885A JP 33536399 A JP33536399 A JP 33536399A JP 33536399 A JP33536399 A JP 33536399A JP 2001153885 A JP2001153885 A JP 2001153885A
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Japan
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probe needle
coaxial cable
conductor
pedestal
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JP33536399A
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Koichi Eguchi
光一 江口
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Micronics Japan Co Ltd
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Micronics Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同軸ケーブルの中心導体につながっている第
1種のプローブ針の近くに、これと所定の隙間を隔て
て、接地された導電性の台座を配置することで、高周波
を用いた測定の信頼性を高める。 【解決手段】 同軸ケーブル36の外側導体44の先端
は、基板26の下面の接地用導体48に半田50で固定
されている。基板26の中央の開口32のところでは、
接地用導体48に導電性の台座52が半田で固定されて
いる。第1種のプローブ針34の基端は同軸ケーブル3
6の中心導体42につながっている。第1種のプローブ
針34は台座52の下面56に対して平行に配置されて
いて、両者の間には隙間58がある。この隙間58は誘
電体40で埋められている。さらに、同軸ケーブル36
の先端(すなわち外側導体44の先端45)から台座5
2の先端53に達するまでの領域では、第1種のプロー
ブ針34の周囲は誘電体40で完全に覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波領域での測
定が可能なプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】ウェーハ上の半導体集積回路を高周波領
域で測定できるプローブカードとして実公平7−392
31号公報に記載のものが知られている。図11はこの
従来のプローブ針の付近を拡大して示した断面図であ
る。基板10の下面には接地用金属12がコーティング
されている。基板10の下方には可撓性同軸ケーブル1
4が配置されている。この可撓性同軸ケーブル14の外
側導体15の先端は、金属パイプ16を介して接地用金
属12に半田付けされている。可撓性同軸ケーブル14
の中心導体18の先端は接続部24のところでプローブ
針20に接続されている。プローブ針20は誘電体22
によって基板10に固定されている。このように同軸ケ
ーブル14を利用することで、高周波帯域での測定が可
能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来のプ
ローブカードは、可撓性同軸ケーブル14の外側導体1
5の先端からプローブ針20の先端21に至るまでの信
号線部分が、空気中に露出しているか、あるいは誘電体
22で囲まれている。したがって、この信号線部分は、
接地導体(接地用金属12や外側導体15)から比較的
離れていてインピーダンス整合しておらず、集中定数と
して作用する。この信号線が伝送できる周波数は、同軸
ケーブルから露出した信号線部分の長さ(露出した信号
線部分のインダクタンスに相当)に依存してしまう。こ
の露出した信号線部分が存在するために、測定可能な周
波数の上限値が制限される。
【0004】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、高周波を用いた測定
の信頼性をより高めることのできるプローブカードを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のプローブカー
ドは、同軸ケーブルの中心導体につながっている第1種
のプローブ針の近くに、これと所定の隙間を隔てて導電
性の台座を配置して、この台座を基板の接地用導体に接
続したものである。同軸ケーブルの外側導体の少なくと
も一部は基板の接地用導体に固定されている。台座と第
1種のプローブ針との隙間は誘電体で満たされている。
さらに、この誘電体は、同軸ケーブルの外側導体の先端
から台座の先端までの間の領域において信号線(同軸ケ
ーブルの中心導体と第1種のプローブ針とからなるも
の)の周囲を完全に覆っている。なお、この明細書にお
いて、同軸ケーブルや台座について「先端」とは、プロ
ーブ針の先端(被測定電極に接触する部分)の側に位置
する方の端部を意味する。
【0006】この発明は、第1種のプローブ針の近くに
接地電位の台座が配置されているので、台座に接近して
いる部分では第1種のプローブ針のインピーダンス整合
が図られている。すなわち、第1種のプローブ針と導電
性の台座との隙間に誘電体を挟んだ構造になっているの
で、この部分が一定の容量性素子として機能することに
なる。この容量性素子によって第1種のプローブ針のイ
ンピーダンス整合を図ることができる。これにより、従
来技術と比較して、第1種のプローブ針についてインピ
ーダンス整合されていない区間が短くなり、伝送可能な
周波数をより高い帯域まで広げることができる。また、
上述の誘電体は、第1種のプローブ針を台座に固定する
機能も果たしている。この第1種のプローブ針を用い
て、例えば、アナログ信号で2〜3GHz、デジタル信
号で5〜10GHzの周波数帯域の信号を伝送すること
ができる。
【0007】この発明のプローブカードは、上述の第1
種のプローブ針に加えて、同軸ケーブルにつながってい
ない第2種のプローブ針も設けることができる。すなわ
ち、第1種のプローブ針と第2種のプローブ針を混在さ
せることができる。第1種のプローブ針は高周波を用い
た測定に利用できる。もちろん、第1種のプローブ針を
低周波や直流での測定に利用することも可能である。第
2種のプローブ針は、高周波以外の信号(例えば、低周
波や直流の信号)を用いた測定に利用でき、また、電源
ラインや接地ラインとしても利用できる。第1種のプロ
ーブ針のうちの少なくともひとつについては、2本の同
軸ケーブルのそれぞれの中心導体に共通に接続してもよ
い。こうすると、入力信号の反射波形をモニターできた
り、四端子法による計測ができたりする。
【0008】第1種のプローブ針には集中定数回路部品
を接続することができる。この集中定数回路部品は、同
軸ケーブルの外側導体の先端から台座の先端までの間の
領域において誘電体で完全に覆われることになる。集中
定数回路部品としては、静電容量素子やインダクタンス
素子、抵抗素子がある。このような集中定数回路部品を
接続すると、第1種のプローブ針についてインピーダン
ス整合を図ることができる等の効果がある。そして、被
試験回路に最も近い位置での信号の補正や調整が可能と
なり、測定器との間で減衰や劣化の少ない信号の入出力
が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のプローブカードの第1
の実施形態を説明する。図1はこの第1の実施形態の上
面図である。円形の基板26の上面の外周付近にはパッ
ド状の多数の外部接続端子28と多数の同軸コネクタ3
0が配置されている。基板26の中央には開口32が形
成されていて、この開口32からプローブ針34の先端
が見えている。この基板26には、同軸ケーブルにつな
がっている多数の第1種のプローブ針と、同軸ケーブル
につながっていない多数の第2種のプローブ針が設けら
れている。第1種のプローブ針は主として高周波を使っ
た測定に使うものであり、第2種のプローブ針は低周波
による測定用や電源用などの高周波測定以外の用途に使
うものである。
【0010】次に、同軸ケーブルの配置状態を説明す
る。図2は図1の2−2線断面図である。この断面図は
同軸ケーブル36が存在する位置での断面を表示してい
る。同軸ケーブル36は基板26の一方の側(図面では
下側)に配置されている。同軸ケーブル36の基端は同
軸コネクタ30に接続されている。同軸コネクタ30は
基板26の上面側にあって、基板26の下面側からネジ
38で固定されている。同軸コネクタ30と同軸ケーブ
ル36との接続個所は基板26に形成された貫通孔の近
くにある。同軸ケーブル36は、その全長のほとんどが
誘電体40で覆われていて、この誘電体40によって基
板26の下面に固定されている。
【0011】次に、同軸ケーブルにつながっている第1
種のプローブ針の付近の構造を説明する。図3は図2の
円3で示した部分の拡大図である。同軸ケーブル36
は、中央に線状の中心導体42があり、外側に筒状の外
側導体44がある。両者の間には誘電体46がある。外
側導体44の外周面には保護用の誘電体(同軸ケーブル
36の構成要素としての誘電体)を備えていてもよい。
外側導体44の先端は基板26の下面に形成された接地
用導体48に半田50で固定されている。基板26の中
央の開口32のところでは、基板26の下面の接地用導
体48に導電性の台座52が半田で固定されている。台
座52の平面形状は、図1に示すように開口32を取り
囲むような環状である。台座52の断面形状は、上面
(接地用導体48に固定される面)が平坦であり、下面
56(第1種のプローブ針34に対向する面)は上面に
対して図面において左下がりに傾斜している。すなわ
ち、下面56は、第1種のプローブ針34の先端60に
近づくほど基板26の下面から離れるようになってい
る。
【0012】第1種のプローブ針34の基端は同軸ケー
ブル36の中心導体42につながっている。第1種のプ
ローブ針34と中心導体42は、中心導体42が同軸ケ
ーブルから露出した直後のところで互いに接続してもよ
いし、両者を一体に形成してもよい。第1種のプローブ
針34と中心導体42とがつながった状態のものを、以
下、全体として信号線と呼ぶことにする。第1種のプロ
ーブ針34は台座52の下面56に対して平行に配置さ
れていて、両者の間には隙間58がある。この隙間58
は誘電体40で埋められている。この誘電体40は第1
のプローブ針34を台座52に対して電気絶縁状態を保
った状態で固定する役割を果たしている。さらに、同軸
ケーブル36の先端(すなわち外側導体44の先端4
5)から台座52の先端53に達するまでの領域では、
信号線の周囲は誘電体40で完全に覆われている。誘電
体40としては例えば熱硬化性のエポキシ系樹脂を用い
る。第1種のプローブ針34の先端60は下向きに曲げ
られていて、この先端60がウェーハの被測定電極に接
触することになる。同軸ケーブル36の先端から第1種
のプローブ針34の先端60までの距離はこの実施形態
では6mm程度である。
【0013】上述の隙間58の距離dは、第1種のプロ
ーブ針34がインピーダンス整合するように定める。こ
の点を具体的に説明すると次のようになる。第1のプロ
ーブ針34から同軸ケーブル36と同軸コネクタ30と
その先の測定器とを見た場合に、そのインピーダンスは
50Ωに設定されている。このときに、同軸ケーブル3
6の先端から第1のプローブ針34を見たときの特性イ
ンピーダンスが50Ωになれば、インピーダンス整合が
図られたことになる。そこで、第1種のプローブ針34
の直径が0.3mm、誘電体40の比誘電率が4.2で
あると仮定すると、第1種のプローブ針34の外周面と
台座52の下面56とその間の誘電体40とで作られる
分布定数線路を考慮すれば、同軸ケーブル36の先端か
ら第1のプローブ針34を見たときの特性インピーダン
スが50Ωになるようにするには、隙間58の距離dは
0.278mmにすればよい。同様にして、第1種のプ
ローブ針34の直径が0.25mmのときは、隙間58
の距離dは0.23mmに、第1種のプローブ針34の
直径が0.2mmのときは、隙間58の距離dは0.1
85mmにすればよい。
【0014】ところで、同軸ケーブル36の先端を開口
32のところまで延ばして、そこから第1種のプローブ
針34を露出させれば、上述の台座52は不要になるは
ずである。しかしながら、次のような理由により、同軸
ケーブル36の先端を開口32のところまで延ばすこと
は適切ではない。開口32に近づくほど、隣り合うプロ
ーブ針の間隔は狭くなっていくので、ある程度の外形寸
法を有する同軸ケーブル36を開口32に近づけていく
と、同軸ケーブル同士、あるいは同軸ケーブルと隣の第
2種のプローブ針とがぶつかってしまう。同軸ケーブル
の外形寸法の可能な最小値は現状では0.86mm程度
である。また、同軸ケーブル36の先端を開口32のと
ころまで延ばすと、インピーダンス不整合を解消するた
めに集中定数回路部品を第1種のプローブ針に接続する
といった手段をとるためのスペースが得られないといっ
た不都合もある。
【0015】次に、同軸ケーブルにつながっていない第
2種のプローブ針を説明する。図4は第2種のプローブ
針62の付近を示す断面図である。第2種のプローブ針
62の基端は、基板26に形成された配線導体64のス
ルーホール66を貫通していて、このスルーホール66
に半田で固定されている。第2種のプローブ針62の途
中の部分は、上述の導電性の台座52の下面56に対し
て平行に延びていて、台座52の下面56から所定距離
dだけ離れている。第2種のプローブ針62の先端63
は下方に曲がっている。この第2種のプローブ針62
は、基板26に固定されたところから台座52の先端5
3の位置までの領域において誘電体40で覆われてい
る。
【0016】次に、2種類のプローブ針の混在状態を説
明する。図5は第1種のプローブ針34と第2種のプロ
ーブ針62とが混在している状況を模式的に示す斜視図
である。同軸ケーブル36の中心導体につながっている
第1種のプローブ針34と、同軸ケーブルにつながって
いない第2種のプローブ針62は、混在した状態で基板
に固定されている。これらのプローブ針をどのように配
置するかは被測定回路やその端子電極の配置等に依存し
ている。
【0017】図6は信号線を分岐した例を模式的に示す
斜視図である。第1種のプローブ針34のうちの少なく
ともひとつは、2本の同軸ケーブル36a、36bのそ
れぞれの中心導体に共通に接続することができる。第1
種のプローブ針34は二つに分岐していて、その一方が
同軸ケーブル36aに、他方が同軸ケーブル36bにつ
ながっている。このような分岐線路は次のような用途に
使うことができる。第1の用途は入力信号の反射波形の
モニターである。この場合には、一方の同軸ケーブル3
6aによって外部から第1種のプローブ針34に入力信
号を伝送する。そして、他方の同軸ケーブル36bで入
力信号の反射波形をモニターする。これにより、入力信
号の反射波形を被試験回路の直近でモニターすることが
可能になり、測定誤差を確認することができる。第2の
用途は微小電流や微小容量の測定である。2本の同軸ケ
ーブル36a、36bを使うことにより、四端子法によ
る計測が可能となり、測定誤差を除去することができ
る。
【0018】次に、この発明の第2の実施形態を説明す
る。図7は第2の実施形態における第1種のプローブ針
の付近の断面図である。図3の第1の実施形態とは、誘
電体40の形成場所だけが異なっている。誘電体40
は、同軸ケーブル36の先端から台座52の先端53に
達するまでの領域のすべてと、同軸ケーブル36の先端
付近とを覆っている。同軸ケーブル36の先端付近以外
の大部分は誘電体40に覆われていない。
【0019】次に、この発明の第3の実施形態を説明す
る。図8は第3の実施形態における第1種のプローブ針
の付近の断面図である。第1種のプローブ針34と、基
板26に形成された配線導体64との間には、集中定数
回路部品68が接続されている。集中定数回路部品68
は、同軸ケーブル36の外側導体44の先端45から台
座52までの間の領域に配置されていて、誘電体40で
完全に覆われている。集中定数回路部品68の例として
は、静電容量素子(すなわち、コンデンサ)や、インダ
クタンス素子(例えば、コイル)、抵抗素子(すなわ
ち、抵抗器)がある。インピーダンス不整合となってい
る第1種のプローブ針34に静電容量素子やインダクタ
ンス素子等の集中定数回路部品を取り付けることで、イ
ンピーダンス整合を図ることができる。また、インピー
ダンス不整合となっている第1種のプローブ針34に、
測定器のインピーダンスと等しい抵抗器(終端抵抗器)
を接続することで、信号の反射を取り除くことができ
る。なお、このような集中定数回路部品は、必要に応じ
て、第2種のプローブ針にも接続することができる。例
えば、高周波以外の信号を伝送するプローブ針や電源用
のプローブ針と、接地電位との間に、静電容量素子を接
続することで、ノイズフィルターの効果をもたせること
ができる。これにより、被試験半導体回路の動作不良を
誘発するような雑音信号を除去できる。
【0020】次に、この発明の第4の実施形態を説明す
る。図9は第4の実施形態における第1種のプローブ針
の付近の断面図である。この第4の実施形態では、図3
の第1の実施形態における誘電体40に相当するもの
が、第1の誘電体40aと第2の誘電体40bとに分か
れている。第1の誘電体40aは第1種のプローブ針3
4と台座52の下面56との間の隙間58を埋めるとと
もに、台座52の近傍で第1種のプローブ針34の周囲
を取り囲んでいる。この第1の誘電体40aによって第
1種のプローブ針34は台座52に対して電気絶縁状態
を保った状態で固定される。第2の誘電体40bは、同
軸ケーブル36の先端(すなわち外側導体44の先端4
5)から台座52までの領域において信号線(第1種の
プローブ針34と同軸ケーブル36の中心導体42)の
周囲を覆う役割を果たすと共に、同軸ケーブル36を基
板26の下面に固定する役割も果たしている。誘電体4
0a、40bとしては例えば熱硬化性のエポキシ系樹脂
を用いる。このように誘電体を分けると、プローブ針を
基板に接着固定する作業が容易になる。その作業の一例
を示すと次のようになる。最初に、第1の誘電体40a
を用いて第1種のプローブ針34を台座52に接着固定
する。この固定作業のときに第1種のプローブ針34の
先端60の配列が被測定電極の配列に合致するように第
1種のプローブ針34同士の相対的な位置関係を正確に
位置決めする。次に、第1種のプローブ針34を同軸ケ
ーブル36の中心導体42に半田付けで接続する。次
に、台座52を基板26の接地用導体48に半田付けで
接着固定すると共に、同軸ケーブル36の外側導体44
を半田50で接地用導体48に接着固定する。そのあと
で、第2の誘電体40bで同軸ケーブル36を覆うよう
にして基板26に同軸ケーブル36を接着固定する。な
お、第2種のプローブ針を台座へ接着固定する作業も、
第1種のプローブ針と一緒に実施する。
【0021】次に、この発明の第5の実施形態を説明す
る。図10は第5の実施形態におけるプローブカードの
断面図である。図2の第1の実施形態とは高周波コネク
タの部分だけが異なっている。この第5の実施形態で
は、同軸ケーブル34の基端に近い部分が、基板26の
貫通孔72を下方から上方へ通り抜けている。そして、
同軸ケーブル34の基端が基板26の上方の空間で高周
波コネクタ70に接続されている。同軸ケーブル34は
誘電体40によって基板26の下面に固定されているの
で、高周波コネクタ70自体が基板26に固定されてい
なくても、同軸ケーブル34を固定する上での問題はな
い。高周波コネクタ70はどこにも固定されていないフ
リーの状態にある。
【0022】
【発明の効果】この発明のプローブカードは、同軸ケー
ブルの中心導体につながっている第1種のプローブ針の
近くに、これと所定の隙間を隔てて、接地された導電性
の台座を配置しているので、高周波を用いた測定の信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の上面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図2の円3で示した部分の拡大図である。
【図4】第2種のプローブ針の付近を示す断面図であ
る。
【図5】第1種のプローブ針と第2種のプローブ針とが
混在している状況を模式的に示す斜視図である。
【図6】信号線を分岐した例を模式的に示す斜視図であ
る。
【図7】第2の実施形態における第1種のプローブ針の
付近の断面図である。
【図8】第3の実施形態における第1種のプローブ針の
付近の断面図である。
【図9】第4の実施形態における第1種のプローブ針の
付近の断面図である。
【図10】第5の実施形態におけるプローブカードの断
面図である。
【図11】従来のプローブカードのプローブ針の付近を
拡大して示した断面図である。
【符号の説明】
26 基板 30 同軸コネクタ 32 開口 34 第1種のプローブ針 36 同軸ケーブル 40 誘電体 42 中心導体 44 外側導体 48 接地用導体 52 台座 58 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の構成を備えるプローブカード。 (イ)接地用導体と配線導体が設けられた基板。 (ロ)中心導体と外側導体とを備える同軸ケーブルであ
    って、前記外側導体の少なくとも一部が前記接地用導体
    に固定された同軸ケーブル。 (ハ)前記中心導体につながっている第1種のプローブ
    針。 (ニ)前記接地用導体に接続された導電性の台座であっ
    て、前記第1種のプローブ針との間に所定の隙間を設け
    て配置された台座。 (ホ)前記隙間を満たすとともに、前記外側導体の先端
    から前記台座の先端までの間の領域において前記中心導
    体と前記第1種のプローブ針とからなる信号線の周囲を
    完全に覆う誘電体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプローブカードにおい
    て、前記同軸ケーブルにつながっている前記第1種のプ
    ローブ針と前記同軸ケーブルにつながっていない第2種
    のプローブ針とが混在していることを特徴とするプロー
    ブカード。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプローブカードにおい
    て、前記第1種のプローブ針のうちの少なくともひとつ
    は、1本の第1種のプローブ針に対して2本の同軸ケー
    ブルの各中心導体が共通につながっていることを特徴と
    するプローブカード。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプローブカードにおい
    て、前記外側導体の先端から前記台座の先端までの間の
    領域において前記信号線と前記配線導体との間に集中定
    数回路部品が接続されていて、前記集中定数回路部品の
    周囲が誘電体で完全に覆われていることを特徴とするプ
    ローブカード。
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