JP2001153781A - 液体の特性値を測定するための弾性表面波装置 - Google Patents

液体の特性値を測定するための弾性表面波装置

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恵弘 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の特性値を測定するための弾性表面波装
置において、入出力電極と導電部材を液密に覆ってこれ
らとの間に空間を形成するカバーを設けることにより、
確実かつ正確に液体の粘性率などを測定する。 【解決手段】 弾性表面波装置40は、ベース41上に
設けられ圧電基板43上に櫛歯状の入力電極44および
出力電極45を弾性表面波の伝搬方向に沿って並設した
弾性表面波デバイス42と、入力電極44および出力電
極45からそれぞれ導出した複数の金属製の線材49
a,49b,49c,49dからなる。ベース上面に
は、入力電極44と出力電極45との間のセンシング面
43aを残して入力電極44、出力電極45および線材
49a,49b,49c,49dを液密に覆ってこれら
との間に空間Sを形成するカバー50a,50bが設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性表面波を利用
して液体の粘性率、導電率、誘電率などの液体の特性値
を測定するための弾性表面波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば図4
(A),(B)に示すように、金属板製のベース1の上
面に固定された圧電基板2上に各一対の櫛歯状の入力電
極3a,3bおよび出力電極4a,4bを弾性表面波の
伝搬方向に沿って並設した弾性表面波デバイス5と、ベ
ース1を上下方向に貫通するように絶縁させてそれぞれ
固定した各一対の入力端子6a,6bおよび出力端子7
a,7bと、各入出力電極3a,3b,4a,4bから
導出し各入出力端子6a,6b,7a,7bにそれぞれ
接続する各導電部材(例えば、金属製の線材)8a,8
b,8c,8dと、各入出力電極3a,3b,4a,4
b、各入出力端子6a,6b,7a,7bおよび各導電
部材8a,8b,8c,8dを液体から保護するために
ベース1上に形成したシリコンゴムなどよりなる保護層
9を備えている。この保護層9には、入力電極3a,3
bと出力電極4a,4bの間の弾性表面波が伝搬する部
分であって液体と接触するセンシング面5aを露出させ
る貫通穴9aが設けられている。そして、この装置を用
いた液体の性質の測定に際しては、貫通穴9aに被測定
用の液体を満たし、入力電極3a,3bに発振器からの
高周波信号を印加するとともに出力電極4a,4bから
出力される信号を検出し、この検出した信号の電圧値に
基づいて液体の粘性率などを算出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、溶剤(例えば、シンナー)の特性値を測
定する際には、溶剤の浸潤によりシリコンゴム(保護層
9)が膨潤し変形するので、保護層9内に埋設している
導電部材8a,8b,8c,8d(図4(b)参照)に
無理な力が加わって断線したり、浸潤した液体が入力電
極3a,3bおよび出力電極4a,4bに到達し、これ
らの電極3a,3b,4a,4bを腐食してしまい液体
の粘性率などの測定ができなくなる場合があった。ま
た、シリコンゴムが硬くなるにしたがって弾性表面波の
減衰率は大きくなるので、液体の温度変化やシリコンゴ
ムの膨潤によりシリコンゴムの硬度が変化すると装置の
出力特性が変わってしまい正確な液体の粘性率などの測
定ができない場合があった。
【0004】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、入出力電極と導電部材を液密に
覆ってこれらとの間に空間を形成するカバーを設けるこ
とにより、確実かつ正確に液体の粘性率などを測定する
ようにした液体の特性値を測定するための弾性表面波装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、圧電基板上に各一対の櫛
歯状の入力電極および出力電極を弾性表面波の伝搬方向
に沿って並設した弾性表面波デバイスと、各入力電極お
よび各出力電極からそれぞれ導出した複数の導電部材か
らなる液体の特性値を測定するための弾性表面波装置に
おいて、入力電極と出力電極との間の所定領域を残して
入力電極、出力電極および導電部材を液密に覆ってこれ
らとの間に空間を形成するカバーを設けたことにある。
【0006】このように構成した液体の特性値を測定す
るための弾性表面波装置を用いた測定にあっては、入力
電極と出力電極との間の所定領域をセンシング面として
液体に接触させ、入力電極に発振器からの高周波信号を
印加するとともに出力電極から出力される信号を検出
し、この検出した信号の電圧値に基づいて液体の粘性率
を算出している。このとき、カバーは入力電極、出力電
極および導電部材を液密に覆っているので、液体がカバ
ー内に侵入して入力電極、出力電極および導電部材に到
達することはない。また、入力電極および出力電極とカ
バーの間には空間が形成され、すなわち入力電極および
出力電極上面には温度変化に応じて弾性表面波の減衰率
を変化させる物質が存在しないので、液体の温度が変化
しても装置の出力特性をほぼ一定に保つことができる。
【0007】また、本発明による液体の特性値を測定す
るための弾性表面波装置は、弾性表面波デバイスをベー
スの上面に固定するとともに、導電部材はベースに固定
した入力端子および出力端子に接続されることが好まし
い。これによっても、上記と同様な作用を得ることがで
きる。
【0008】また、カバーおよびベースを導電性材料で
形成することが好ましい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、液体の特性値を測定す
る際に、液体がカバー内に侵入して入力電極、出力電極
および導電部材に到達することはないので、入力電極、
出力電極および導電部材は液体から保護され、また入力
電極および出力電極が腐食したり導電部材に無理な力が
加わって断線したりするおそれはない。したがって、確
実に液体の粘性率などを測定することができる。また、
入力電極および出力電極上面に接して温度変化に応じて
弾性表面波の減衰率を変化させる物質が存在しないの
で、液体の温度が変化しても液体の特性値を測定するた
めの弾性表面波装置の出力特性をほぼ一定に保つことが
できる。したがって、液体の温度が変化しても正確に液
体の粘性率などを測定することができる。
【0010】また、カバーおよびベースを導電性材料で
形成した液体の特性値を測定するための弾性表面波装置
によれば、入出力電極が導電性材料により囲まれるの
で、入出力電極への外部からの電磁気的影響を遮断でき
る。したがって、正確に液体の粘性率などを測定するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は本発明を適用した粘性率測
定装置を示す外観図であり、図2は粘性率測定装置の構
成を示すブロック図である。
【0012】この粘性率測定装置10は、被測定用の液
体の粘性率を測定するためのものであり、液体の粘性率
を検知し電気信号に変換して出力するセンサ部20と、
この出力された電気信号を入力し液体の粘性率を演算し
て表示する測定部30から構成されている。センサ部2
0は本発明による弾性表面波装置40および検波回路2
1からなり、これらは先端が閉じられた金属製の円筒体
23内に収納されている。測定部30は、発振器31、
A/D変換器33、マイクロコンピュータ34、表示器
35および電源スイッチ36からなり、発振器31、A
/D変換器33およびマイクロコンピュータ34は箱体
37内に収納され、表示器35および電源スイッチ36
は箱体37の正面に設けられている。なお、センサ部2
0と測定部30はケーブル11により接続されている。
【0013】センサ部20に設けた弾性表面波装置40
は、図3に示すように、金属板製のベース41の上面に
銀ペーストを介して固定された弾性表面波デバイス42
を備えている。弾性表面波デバイス42は、圧電基板4
3上に櫛歯状の正規型電極でそれぞれ構成した入力電極
44および出力電極45を弾性表面波の伝搬方向に沿っ
て並設してなる。なお、圧電基板43はニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3)、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、水晶などの
圧電材料で薄い板状に形成されている。
【0014】入力電極44は、導電体帯により形成され
た第1及び第2連結部44a,44b、並びに複数の第
1及び第2電極指44c,44dを備えている。第1及
び第2連結部44a,44bは、所定距離だけ隔てて平
行かつ相対向して弾性表面波の伝搬方向(図示左右方
向)に沿って延設されている。複数の第1及び第2電極
指44c,44dは、第1及び第2連結部44a,44
bの右端部から直角方向にそれぞれ延設されて互いに交
差している。
【0015】出力電極45も、入力電極44と同様に、
導電体帯により形成された第1及び第2連結部45a,
45b、並びに複数の第1及び第2電極指45c,45
dを備えており、入力電極44と左右対称となるように
形成されている。なお、図3は入出力電極44,45を
簡略して示しており、実際には電極指の幅及び隣り合う
電極指間の距離は共に等しく設定されている(例えば、
λ/4に設定されている。λは弾性表面波の波長を表
す。)。なお、入力電極44と出力電極45の間の圧電
基板43上には、入力電極44と出力電極45との電磁
結合を防止するためのアース用の導電膜46が蒸着され
ている。この導電膜46は金属製の線材46aを介して
ベース41に接地されている。
【0016】また、入力電極44と出力電極45との間
であって弾性表面波が伝搬する部分のうちの所定領域
が、液体に接触するセンシング面43aとなる。液体が
センシング面43aに接触している場合、センシング面
43aに接触する液体の粘性および荷重により液体とセ
ンシング面43aとの間に摩擦が生じるので、センシン
グ面43aの表面部の変位が抑制され、弾性表面波は減
衰され伝搬する。したがって、センシング面43aによ
り液体の粘性率を検出できる。なお、本明細書におい
て、液体がセンシング面43aに接触するということ
は、液体が直接センシング面43aに接触することだけ
でなく、例えば、液体が導電膜46を介してセンシング
面43aに間接的に接触する場合などのことを含んでい
る。
【0017】ベース41の両端部には、このベース41
を上下方向に貫通するように絶縁させてそれぞれ固定し
た各一対の入力端子47a,47bおよび出力端子48
a,48bが設けられている。各入出力端子47a,4
7b,48a,48bは、金属製のピンで構成されてい
る。入力電極44の第1及び第2連結部44a,44b
の左端部から導出された金属製の各線材49a,49b
は、入力端子47a,47bにそれぞれ電気的に接続さ
れている。出力電極45の第1及び第2連結部45a,
45bの右端部から導出された金属製の各線材49c,
49dは、出力端子48a,48bにそれぞれ電気的に
接続されている。
【0018】そして、ベース41上面両端部には、圧電
基板43のセンシング面43aの左右両側に配置した金
属製の一対のカバー50a,50bが所定距離だけ隔て
て固定されている。カバー50a,50bは、入力電極
44と各線材49a,49b、出力電極45と各線材4
9c,49dをそれぞれ液密に覆ってこれらとの間に空
間S(図3(B)参照)をそれぞれ形成している。な
お、カバー50a,50bのベース41の外周に沿った
部分は溶接により固定されており、上記以外の部分であ
って弾性表面波デバイス42およびベース41との間に
隙間が生じる部分はシリコンゴムなどにより封止されて
いる(図3(C)参照)。
【0019】したがって、カバー50a,50bは入力
電極44、出力電極45および線材49a,49b,4
9c,49dを液密に覆っているので、液体がカバー5
0a,50b内に侵入して入力電極44、出力電極45
および線材49a,49b,49c,49dに到達する
ことはない。また、入力電極44および出力電極45と
カバー50a,50bの間には空間Sがそれぞれ形成さ
れ、すなわち入力電極44および出力電極45上面に接
して温度変化に応じて弾性表面波の減衰率を変化させる
物質は存在しないので、液体の温度が変化しても弾性表
面波装置40の出力特性をほぼ一定に保つことができ
る。また、入出力電極44,45が各カバー50a,5
0bとベース41によりそれぞれ囲まれるので、入出力
電極44,45への外部からの電磁気的影響を遮断でき
る。
【0020】なお、このように構成した弾性表面波装置
40は、センシング面43aを円筒体23の先端部に設
けた開口23a(図1参照)に合わせるようにして円筒
体23内に配置されている。このとき、円筒体23と弾
性表面波装置40との隙間はシリコンゴムなどで封止さ
れている。
【0021】また、測定部30に設けた発振器31から
の高周波信号はケーブル11を介して弾性表面波装置4
0の入力電極44に印加され、これにより圧電基板43
に生成された弾性表面波は圧電基板43の表面を伝搬し
て出力電極45により取り出され、検波回路21に出力
される。
【0022】弾性表面波装置40から出力された高周波
信号は、検波回路21により検波され直流電圧に変換さ
れてケーブル11を介して測定部30のA/D変換器3
3に入力されデジタル信号に変換されてマイクロコンピ
ュータ34に入力される。マイクロコンピュータ34
は、A/D変換器33からの前記直流電圧を表すデジタ
ル信号を電圧値に換算し、予め記憶された電圧値を粘性
率に変換するためのテーブルを用いて前記換算した電圧
値から粘性率を演算し、演算した粘性率を表示器32に
表示する。
【0023】次に、上述した粘性率測定装置を用いた被
測定用の液体の粘性率の測定について説明する。センシ
ング面43aが液体に接触するようにセンサ部20を被
測定用の液体の中に入れた後、電源スイッチ36をオン
にする。弾性表面波装置40は発振器31からの高周波
信号を入力して作動し、センシング面43aに接触する
液体の粘性率を測定してその測定結果を表す高周波信号
を出力する。この信号は検波回路21により検波され、
A/D変換器33によりデジタル信号に変換されてマイ
クロコンピュータ34に入力される。そして、マイクロ
コンピュータ34はこのデジタル信号の信号値に応じた
表示信号を表示器35に出力して、粘性率の測定結果を
表示器35に表示する。
【0024】上述した弾性表面波装置40によれば、液
体の特性値を測定する際に、液体がカバー50a,50
b内に侵入して入力電極44、出力電極45および線材
49a,49b,49c,49dに到達することはない
ので、入力電極44、出力電極45および線材49a,
49b,49c,49dは液体から保護され、また入力
電極44および出力電極45が腐食したり線材49a,
49b,49c,49dに無理な力が加わって断線した
りするおそれはない。したがって、確実に液体の粘性率
などを測定することができる。また、入力電極44およ
び出力電極45上面に接して温度変化に応じて弾性表面
波の減衰率を変化させる物質が存在しないので、液体の
温度が変化しても液体の特性値を測定するための弾性表
面波装置の出力特性をほぼ一定に保つことができる。し
たがって、液体の温度が変化しても正確に液体の粘性率
などを測定することができる。また、入出力電極44,
45が、金属製の各カバー50a,50bとベース41
によりそれぞれ囲まれるので、入出力電極44,45へ
の外部からの電磁気的影響を遮断できる。したがって、
正確に液体の粘性率などを測定することができる。
【0025】なお、上記実施形態においては、2つのカ
バー50a,50bをベース41の上面両端部に接して
設けることにより入力電極44、出力電極45および線
材49a,49b,49c,49dを空間をおいて覆う
ようにしたが、中央に設けた開口部の周縁に弾性表面波
装置のセンシング面を囲む内枠が固着されベース41よ
り若干小さいカバーをベース41の上面に接して設ける
ことにより入力電極44、出力電極45および線材49
a,49b,49c,49dを空間をおいて覆うように
してもよい。このとき、カバーのベース41の外周に沿
った部分は溶接により固定されており、内枠下端と弾性
表面波デバイス42およびベース41との間に隙間が生
じる部分はシリコンゴムなどにより封止されている。こ
れによっても、上記実施形態と同様な作用および効果を
期待できる。
【0026】また、上記実施形態においては、入出力電
極44,45と入出力端子47a,47b,48a,4
8bを金属製の各線材49a,49b,49c,49d
を介して電気的に接続するようにしたが、カバーの内側
面に沿って形成した導電体帯またはベースの表面に沿っ
て形成した導電体帯を介して電気的に接続するようにし
てもよい。このとき、導電体はカバーおよびベースから
絶縁されて固定されている。なお、導電体帯をカバーに
形成した場合、導電体帯は押圧されて各入出力電極およ
び各入出力端子に当接するように、カバーがベースに固
定される。また、導電体帯をベースに形成した場合、各
入出力電極は圧電基板の表面に沿って設けた導電体帯を
介してベースの導電体帯に接続される。この場合でも、
上記実施形態と同様な作用および効果を期待できる。
【0027】また、本発明による弾性表面波装置は、液
体の導電率および誘電率を測定するための測定装置にも
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した粘性率測定装置の外観図で
ある。
【図2】 図1の粘性率測定装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 (A)は図2の弾性表面波装置を示す平面図
であり、(B)は図3(A)の弾性表面波装置の3B−
3B線に沿った断面図であり、(C)は図3(A)の弾
性表面波装置の3C−3C線に沿った断面図である。
【図4】 (A)は従来技術に係る弾性表面波装置を示
す平面図であり、(B)は同装置の4B−4B線に沿っ
た断面図である。
【符号の説明】
10…粘性率測定装置、11…ケーブル、20…センサ
部、30…測定部、40…弾性表面波装置、21…検波
回路、23…円筒体、31…発振器、33…A/D変換
器、34…マイクロコンピュータ、35…表示器、36
…電源スイッチ、37…箱体、41…ベース、42…弾
性表面波デバイス、43…圧電基板、43a…センシン
グ面、44…入力電極、45…出力電極、44a,44
b、45a,45b…第1及び第2連結部、44c,4
4d、45c,45d…第1及び第2電極指、46…導
電膜、46a,49a,49b,49c,49d…線
材、47a,47b…入力端子、48a,48b…出力
端子、50a,50b…カバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電基板上に各一対の櫛歯状の入力電極お
    よび出力電極を弾性表面波の伝搬方向に沿って並設した
    弾性表面波デバイスと、前記各入力電極および前記各出
    力電極からそれぞれ導出した複数の導電部材からなる液
    体の特性値を測定するための弾性表面波装置において、 前記入力電極と前記出力電極との間の所定領域を残して
    同入力電極、同出力電極および前記導電部材を液密に覆
    ってこれらとの間に空間を形成するカバーを設けたこと
    を特徴とする液体の特性値を測定するための弾性表面波
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の液体の特性値を測定する
    ための弾性表面波装置において、 前記弾性表面波デバイスはベースの上面に固定されると
    ともに、前記導電部材は前記ベースに固定した入力端子
    および出力端子に接続されることを特徴とする液体の特
    性値を測定するための弾性表面波装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の液体の特性値を測定する
    ための弾性表面波装置において、 前記カバーおよび前記ベースを導電性材料で形成したこ
    とを特徴とする液体の特性値を測定するための弾性表面
    波装置。
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