JP3167053B2 - 液体の性質を測定するための弾性表面波装置 - Google Patents

液体の性質を測定するための弾性表面波装置

Info

Publication number
JP3167053B2
JP3167053B2 JP34580492A JP34580492A JP3167053B2 JP 3167053 B2 JP3167053 B2 JP 3167053B2 JP 34580492 A JP34580492 A JP 34580492A JP 34580492 A JP34580492 A JP 34580492A JP 3167053 B2 JP3167053 B2 JP 3167053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
acoustic wave
surface acoustic
wave device
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34580492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06194346A (ja
Inventor
初 佐藤
Original Assignee
マルヤス工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マルヤス工業株式会社 filed Critical マルヤス工業株式会社
Priority to JP34580492A priority Critical patent/JP3167053B2/ja
Publication of JPH06194346A publication Critical patent/JPH06194346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3167053B2 publication Critical patent/JP3167053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波を利用して
液体の粘性率、導電率、誘電率などの液体の性質を測定
するための弾性表面波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば図7(A)
に示すように、圧電基板10上に平行に設けられた第1
及び第2領域10a,10bの各両端部に櫛歯状の入力
電極11,12と出力電極13,14とを所定距離を隔
てて相対向してそれぞれ形成するとともに、第1及び第
2領域10a,10bの中央部に全体を短絡する方形の
導電膜15,16を形成するようにしている。そして、
この装置を用いた液体の性質の測定に際しては、合成樹
脂性で方形に形成した枠体17をシリコンゴムなどで一
方の導電膜15上に固着してその内部にプールを形成す
るとともに同プール内に被測定用の液体を満たし、入力
電極11,12に発振器18からの高周波信号を印加す
るとともに出力電極13,14から出力される信号をベ
クトルボルトメータ19に供給して、液体の有無に起因
した導電膜15,16部分における弾性表面波の伝搬速
度の差をベクトルボルトメータ19で検出して液体の粘
性率を測定するようにしている。
【0003】また、この種の他の従来装置は、例えば図
7(B)に示すように、前記一方の導電膜16を方形の周
囲のみを短絡する導電膜16aで置換するようにしてい
る。そして、この装置を用いた液体の性質の測定に際し
ては、合成樹脂性で方形に形成した枠体17aをシリコ
ンゴムなどで両導電膜15,16a上に固着してその内
部にプールを形成するとともに同プール内に被測定用の
液体を満たし、前記と同様に発振器18及びベクトルボ
ルトメータ19を用いて、導電膜15,16aの差に起
因した弾性表面波の伝搬速度及び伝搬損失の差をそれぞ
れ検出して、液体の導電率及び誘電率をそれぞれ測定す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液体の粘性
率、導電率及び誘電率を測定しようとする場合、液体の
粘性率に関しては前記従来の前者の弾性表面波装置を利
用する必要があり、液体の導電率及び誘電率に関しては
前記従来の後者の弾性表面波装置を利用する必要があっ
た。したがって、従来の装置にあっては、液体の粘性
率、導電率及び誘電率を同一条件下で測定することが難
しく、測定された粘性率と導電率及び誘電率との間に測
定条件の差異による誤差が含まれていた。また、この場
合、液体の粘性率の測定と液体の導電率及び誘電率の測
定とを分けて行わなければならず、測定に手間がかかっ
た。
【0005】そこで、本出願人は、先の特願平4−25
8271号「液体の特性を測定するための弾性表面波装
置」として、図8に示すように、圧電基板20上に平行
に設けられた第1〜第3領域20a〜20cの各両端部
に入力電極21〜23と出力電極24〜26とを所定距
離を隔てて相対向してそれぞれ形成し、第1及び第2領
域20a,20bの中央部に全体を短絡する方形の導電
膜27,28を形成し、第3領域20cの中央部に周囲
のみを短絡する方形の導電膜29を形成するようにした
装置を提案した。そして、この装置を用いた液体の性質
の測定に際しても、合成樹脂性で方形に形成した枠体3
1をシリコンゴムなどで第2及び第3領域20b,20
cの導電膜28,29上に固着してその内部にプールを
形成するとともに同プール内に被測定用の液体を満た
し、前記のように発振器及びベクトルボルトメータを用
いて、液体の粘性率、導電率及び誘電率を同時に測定で
きるようにした。
【0006】しかし、上記のような提案装置にあって
も、被測定用の液体をプール内に滴下する必要があり、
この滴下に手間がかかり不便であった。特に、メッキ
液、塗料などの液体を使用しながら(生産ラインにおい
て)、その液体の性質を測定することはできなかった。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、そ
の目的は、被測定用の液体を使用しながらその粘性率、
導電率及び誘電率などを簡単に測定できるようにした液
体の性質を測定するための弾性表面波装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、圧電基板上に平行に設け
られた第1〜第3領域の各両端部に入力電極と出力電極
とを所定距離を隔てて相対向してそれぞれ形成し、第1
及び第2領域の表面全体に絶縁膜を形成するとともに同
絶縁膜の表面全体に導電膜を形成し、第3領域の表面に
入力電極と出力電極との間の所定領域を残して絶縁膜を
形成するとともに同絶縁膜の表面に導電膜を形成し、第
1領域を液密性のキャップで覆うようにしたことにあ
る。
【0008】
【作用】上記のように構成した本発明においては、同発
明に係る弾性表面波装置を被測定用の液体の中に入れれ
ば、キャップのために第1領域の導電膜は液体に接する
ことなく、第2領域の導電膜は液体に接するので、第1
及び第2領域の入力電極と出力電極間の弾性表面波の伝
搬速度の差により液体の粘性率を測定できる。また、第
3領域の入力電極と出力電極との間の圧電基板部は液体
に接し、第2領域の入力電極と出力電極との間の圧電基
板部は液体に接触しないので、第2及び第3領域の入力
電極と出力電極間の弾性表面波の伝搬速度及び伝搬損失
の差により液体の導電率及び誘電率を測定できる。
【0009】
【発明の効果】このように、本発明によれば、被測定用
の液体中に本発明に係る弾性表面波装置を入れることに
よって同液体の性質を測定できるので、同液体を使用し
ながら同液体の性質を簡単に測定できるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係る弾性表面波装置を容器4
0内に満たした被測定用の液体A内に入れた状態を概略
的に示している。この弾性表面波装置は平板状の本体5
0とキャップ60とにより構成されている。
【0011】本体50は、図2に示すように、LiNbO3,L
iTaO3,水晶などの圧電材料で厚さ数100μm〜数mm 程
度に平板状に形成した圧電基板51を有する。圧電基板
51は平行に設けた第1〜第3領域51a〜51cに分
割され、各領域51a〜51cの各両端部には櫛幅を弾
性表面波(使用高周波)の1/2波長とする櫛歯状の入
力電極52〜54と出力電極55〜57が所定距離を隔
てて相対向してそれぞれ形成されている。これらの各電
極52〜57は金属膜を蒸着した後に、フォトリソグラ
フィ技術により構成される。圧電基板51上にはSiO2
の絶縁膜58が厚さ数100nm〜数μm 程度に塗布さ
れ、同絶縁膜58上には厚さ数100nm〜数μm程度に
金属材料で構成したアース用の導電膜59が蒸着されて
いる。
【0012】さらに、圧電基板51の第1〜第3領域5
1a〜51cと、同領域51a〜51cにそれぞれ対応
した絶縁膜58及び導電膜59の各第1〜第3領域58
a〜58c,59a〜59cとについて詳細に説明す
る。図3(A)(B)に示すように、圧電基板51の第1及
び第2領域51a,51b上には、それらの表面全体に
絶縁膜58の第1及び第2領域58a,58bが形成さ
れている。絶縁膜58の第1及び第2領域58a,58
b上には、それらの表面全体に導電膜59の第1及び第
2領域59a,59bが形成されている。図4(A)(B)
に示すように、圧電基板51の第3領域51c上には、
入力電極54と出力電極との間の中央部に正方形状の空
間58c1を残して絶縁膜58の第3領域58cが形成
されている。絶縁膜58の第3領域58c上には、導電
膜59の第3領域59cが形成されている。この場合、
空間58c1を形成する絶縁膜58の第3領域58cの
内側面も絶縁膜58の保護のために導電膜59で前記と
同じ数100nm〜数μm 程度の厚さに覆われており、導
電膜59の中央部に圧電基板51の第3領域51cを開
放した空間59c1が形成されている。なお、このよう
な空間58c1,59c1は入力電極54及び出力電極
57の形成後に、フォトリソグテフィ技術により形成さ
れる。
【0013】キャップ60は、図5,6に示すように、
内部に空洞を有しかつ底面のみを開放した方形状に合成
樹脂又は金属により形成したケース61を有する。ケー
ス61の内周面であって前記底面近傍には、本体50の
厚みより若干狭くかつ同本体50の幅より若干短いスリ
ットを有するゴム部材61が固着されている。このよう
に構成したキャップ60は、前記本体50を構成する圧
電基板51、絶縁膜58及び導電膜59の第1領域51
a,58a,59aを液密的に覆うように組み付けられ
る。なお、ゴム部材61と本体50(圧電基板51、絶
縁膜58及び導電膜59の第1領域51a,58a,5
9a)との間に液密性を保つために接着剤などを塗布す
るようにしてもよい。
【0014】次に、上記のように構成した弾性表面波装
置を用いた被測定用の液体Aの粘性率(厳密にいえば、
粘性率に密度を乗算した値)、導電率及び誘電率の測定
について説明する。図1,2に示すように、入力電極5
2〜54と導電膜59(アース)との間に高周波発振器
71を接続するとともに出力電極55〜57と導電膜5
9(アース)との間に計算機能及び表示機能付きのベク
トルボルトメータ72を接続した弾性表面波装置を被測
定用の液体Aの入った容器40内に入れて、入力電極5
2〜54に高周波信号を印加する。これにより、出力電
極55〜57にて受信した高周波信号がベクトルボルト
メータ72に導かれ、ベクトルボルトメータ72は出力
電極55,56からそれぞれ入力される各弾性表面波の
伝搬速度差により液体Aの粘性率を計算して表示する。
また、ベクトルボルトメータ72は出力電極56,57
からそれぞれ入力される各弾性表面波の伝搬速度差及び
伝搬損失差により液体Aの導電率及び誘電率を計算して
表示する。なお、これらの液体Aの粘性率、導電率及び
誘電率が測定される理由について下記に簡単に説明して
おく。
【0015】粘性率について 入力電極52,53から出力電極55,56にそれぞれ
伝搬される各弾性表面波の伝搬速度差は本来的には
「0」であるが、絶縁膜58は薄く導電膜59の第2領
域59bは液体Aに接触しているために、入力電極53
から出力電極56との間に位置する弾性表面波の伝搬路
は液体Aの機械的性質(粘性率及び密度)の影響を受け
る。一方、導電膜59の第1領域59aは液体Aに接触
していないために、入力電極52から出力電極55との
間に位置する弾性表面波の伝搬路は液体Aの機械的性質
(粘性率及び密度)の影響を受けない。なお、前記入力
電極53から出力電極56への弾性表面波の伝搬路及び
入力電極52から出力電極55への弾性表面波の伝搬路
は共に液体Aとは隔離されているために液体Aの電気的
性質(導電率及び誘電率)の影響を受けない。これによ
り、入力電極53と出力電極56との間に位置する伝搬
路上の弾性表面波の伝搬速度が液体の機械的性質(粘性
率及び密度)によって変化し、入力電極52と出力電極
55との間に位置する伝搬路上の弾性表面波の伝搬速度
との間に下記数1で示されるような変化が生じる。そし
て、前記測定結果及び数1に基づくマップにより液体の
粘性率(厳密には密度を乗算した値)が導出される。
【0016】
【数1】
【0017】ただし、ΔVは検出される弾性表面波の伝
搬速度差、Vは圧電基板51の材料により決定される弾
性表面波伝搬速度(定数)、ωは高周波発振器71から
発生される高周波信号の角周波数(定数)、Pは入力電
極52,53に入力される入力電力量、ρは測定される
液体の密度、ηは測定される液体の粘性、υは圧電基板
51の材料により決定される粒子変位速度である。
【0018】導電率及び誘電率について 導電膜59の第2及び第3領域59b,59cは共に液
体Aに接触しているために、入力電極53,54と出力
電極56,57との間にそれぞれ位置する弾性表面波の
伝搬路に対する液体Aの機械的性質(粘性率及び密度)
の影響は相殺される。一方、圧電基板51の第3領域5
1cの中央部はオープンしていて液体Aに接触している
ので、第3領域51cにおいては圧電基板51内の粒子
変位による電界が液体A中に漏れる。これに対して、圧
電基板51の第2領域51bは解放されていなくて液体
Aに接触していないので、第2領域51bにおいては圧
電基板51内の粒子変位による電界が液体A中に漏れな
い。したがって、入力電極54と出力電極57との間に
位置する弾性表面波の伝搬路のみが液体Aの電気的性質
(導電率及び誘電率)の影響を受け、同伝搬路の音響イ
ンピーダンスが液体の電気的性質(導電率及び誘電率)
によって変化する。これにより、入力電極54から出力
電極57への弾性表面波の伝搬速度及び伝搬損失が液体
の電気的性質(導電率及び誘電率)によって変化し、入
力電極53から出力電極56への弾性表面波の伝搬速度
及び伝搬損失との間に下記数2,3で示されるような変
化が生じる。そして、前記測定結果及びこれらの数2,
3に基づくマップを参照して液体の導電率及び誘電率が
導出される。
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】ただし、ΔVは検出される弾性表面波の伝
搬速度差、Δαは検出される弾性表面波の伝搬損失差、
Vは圧電基板51の材料により決定される弾性表面波伝
搬速度(定数)、(ΔV/V0LSCは液体として水を選
定した場合における弾性表面波伝搬速度Vに対する伝搬
速度差の比(事前に測定されている定数)、ωは高周波
発振器71から発生される高周波信号の角周波数(定
数)、εL は測定される液体の誘電率、εWは水の誘電
率(定数)、εPは圧電基板51の材料により決定され
る同基板51の誘電率(定数)、σは測定される液体の
導電率である。
【0022】上記測定方法の説明からも理解できるとお
り、上記実施例によれば、弾性表面波装置を容器40内
の被測定用の液体A中に入れるのみで、同液体Aの性質
を測定できるので、同液体Aを使用しながら同液体Aの
性質を簡単に測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る弾性表面波装置を被
測定用の液体内に入れた状態を示す概略図である。
【図2】 図1の弾性表面波装置本体と高周波発振器及
びベルトボルトメータとの接続状態を示す透視図であ
る。
【図3】 (A)は図2の弾性表面波装置本体の第1及び
第2領域を詳細に示す透視図であり、(B)はそれらの縦
断面図ある。
【図4】 (A)は図2の弾性表面波装置本体の第3領域
を詳細に示す透視図であり、(B)はその縦断面図ある。
ある。
【図5】 前記弾性表面波装置本体とキャップとの関係
を示す斜視図である。
【図6】 図5の縦断面図である。
【図7】 (A)(B)は従来の弾性表面波装置の概略平面
図である。
【図8】 提案装置に係る弾性表面波装置の概略平面図
である。
【符号の説明】
40…容器、50…弾性表面波装置本体、51…圧電基
板、51a〜51c…第1〜第3領域、52〜54…入
力電極、55〜57…出力電極、58…絶縁膜、58a
〜58c…第1〜第3領域、59…導電膜、59a〜5
9c…第1〜第3領域、60…キャップ、71…高周波
発振器、72…ベクトルボルトメータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 29/00 - 29/28 G01N 11/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電基板上に平行に設けられた第1〜第3
    領域の各両端部に入力電極と出力電極とを所定距離を隔
    てて相対向してそれぞれ形成し、 前記第1及び第2領域の表面全体に絶縁膜を形成すると
    ともに同絶縁膜の表面全体に導電膜を形成し、 前記第3領域の表面に入力電極と出力電極との間の所定
    領域を残して絶縁膜を形成するとともに同絶縁膜の表面
    に導電膜を形成し、 前記第1領域を液密性のキャップで覆うようにしたこと
    を特徴とする液体の性質を測定するための弾性表面波装
    置。
JP34580492A 1992-12-25 1992-12-25 液体の性質を測定するための弾性表面波装置 Expired - Fee Related JP3167053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34580492A JP3167053B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 液体の性質を測定するための弾性表面波装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34580492A JP3167053B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 液体の性質を測定するための弾性表面波装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06194346A JPH06194346A (ja) 1994-07-15
JP3167053B2 true JP3167053B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=18379100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34580492A Expired - Fee Related JP3167053B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 液体の性質を測定するための弾性表面波装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3167053B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153781A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Maruyasu Industries Co Ltd 液体の特性値を測定するための弾性表面波装置
JP3780197B2 (ja) * 2001-10-30 2006-05-31 マルヤス工業株式会社 弾性表面波デバイスを用いた液体の特性値測定装置
AU2003241851A1 (en) * 2002-06-08 2003-12-22 Lg Innotek Co., Ltd Saw sensor device using slit acoustic wave and method thereof
JPWO2006027893A1 (ja) 2004-09-10 2008-05-08 株式会社村田製作所 液中物質検出センサ及びそれを用いた液中物質検出装置
CN100595581C (zh) * 2004-09-10 2010-03-24 株式会社村田制作所 液体中物质检测传感器及使用它的液体中物质检测装置
WO2008102577A1 (ja) 2007-02-19 2008-08-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. 弾性表面波センサー装置
JP6154103B2 (ja) * 2011-12-27 2017-06-28 京セラ株式会社 弾性表面波センサおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06194346A (ja) 1994-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10551375B2 (en) Analyte sensor and analyte sensing method
US6543274B1 (en) Sensor array and method for determining the density and viscosity of a liquid
Stuchly et al. Equivalent circuit of an open-ended coaxial line in a lossy dielectric
US9097635B2 (en) Property measurement apparatus and property measurement method
Zaitsev et al. Liquid sensor based on a piezoelectric lateral electric field-excited resonator
EP1058109A1 (en) Qcm sensor
JP3167053B2 (ja) 液体の性質を測定するための弾性表面波装置
JP3250849B2 (ja) 液体の特性を測定するための弾性表面波装置
US11733240B2 (en) Sensor apparatus
JP2013148572A (ja) 被測定物特性測定装置
JPH0980035A (ja) 溶液センサシステム
US11029288B2 (en) Sensor apparatus
US3287637A (en) High frequency current means including capacitive probe members for determining the electrical resistance of a semiconductor layer
Fox Ultrasonic interferometry for liquid media
JPH05322736A (ja) 板波超音波デバイスおよび板波超音波粘性センサ
JPH07260746A (ja) 溶液センサ
US4462257A (en) Strain sensitive ultrasonic surface wave detector
US8636953B2 (en) Surface acoustic wave sensing device
US20230296565A1 (en) Method and device for characterising the response of resonant sensors
JP3499315B2 (ja) 電磁誘導式プローブの補正方法
EP0166065A1 (en) Voltage sensor utilizing a surface wave electroacoustic structure sensible to the electric field
JP5647852B2 (ja) 濃度センサ
JP3780197B2 (ja) 弾性表面波デバイスを用いた液体の特性値測定装置
Joshi Surface acoustic‐wave device for measuring high voltages
JP2008309779A (ja) 比誘電率・導電率測定装置及びその測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees