JP2001153439A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001153439A
JP2001153439A JP33859599A JP33859599A JP2001153439A JP 2001153439 A JP2001153439 A JP 2001153439A JP 33859599 A JP33859599 A JP 33859599A JP 33859599 A JP33859599 A JP 33859599A JP 2001153439 A JP2001153439 A JP 2001153439A
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temperature
compressor
room temperature
air conditioner
set temperature
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Takahisa Honda
孝久 本多
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定温度に応じて変更される圧縮機の動作状
態を表示し、利用者が常に最適の室温に設定できる空気
調和機を提供する。 【解決手段】 室温と設定温度とにより圧縮機16の運
転を制御する空気調和機を構成する場合において、前記
設定温度を表示する表示手段14と、前記圧縮機16の
運転状態の表示指令信号を受けて、現在の室温情報から
前記圧縮機16の運転が変更される設定温度を演算し、
その設定温度を前記表示手段14に表示させる制御手段
20と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ーラにより自動制御される空気調和機に係り、特に、設
定温度に応じて変更される圧縮機の動作状態を表示し得
る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭や事務所等に備えられる空気調
和機は、通常、リモートコントローラによって設定され
る設定温度と現在の室温とにより圧縮機の運転能力を制
御し、室温や送風量を調節するようになっている。この
空気調和機の一例として、圧縮機の運転能力の変化パタ
ーンを表示することにより、この変化を利用者が知り得
るようにした空気調和機のリモートコントローラが提案
されている(特開平3−99157号公報参照)。この
ものは、前記リモートコントローラに、設定温度を予め
定めたパターンで変化させるスイッチを設けるととも
に、この温度設定の変化パターンによる圧縮機の能力変
化予定のパターンを表示する表示部を備えている。これ
により、空気調和機の運転の変化パターンを表示部にて
視覚的に捕らえることができる。よって、利用者は、操
作後の空気調和機の運転の動きが分かり、外出時や寝る
とき等でも安心して運転を維持したままにしておけると
いうものである。
【0003】また、空気調和機が正常に動作しているか
否かの判別を容易に行うことを目的としたエアコンにお
けるコンプレッサ動作表示方法も知られている(特開昭
59−1938号公報参照)。このコンプレッサ動作表
示方法は、設定温度と室温とを格別の表示体によって表
示するようになっている。また、各室温表示体に対応し
てコロン表示体を配置している。そして、予め設定した
温度のある範囲内に室温が達したこと、この設定温度の
範囲内でコンプレッサが動作していること、の2条件に
より前記コロン表示体を選択点灯させる。これにより、
空気調和機が正常に動作しているか否かの判別を容易に
行えるとともに、空気調和機が設定温度の範囲内で動作
していることも判別できるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和機は、前者および後者の何れも運転の変化
を知るために圧縮機(コンプレッサー)の動作状態を表
示させるのであるが、これらは現在の動作表示に限られ
ており、設定温度の変更に伴って圧縮機がオンするか否
かを表示することはできなかった。よって、冷房シーズ
ンに室温を急速に下げるべくある温度に設定した場合、
この設定温度との差に応じて圧縮機がオン動作した後、
室温がある温度まで低下すると圧縮機がオフ動作する。
この種の空気調和機は、通常、圧縮機保護のためにタイ
マで3分〜5分間の停止期間をあけてから、再起動を可
能にしているので、一旦室温が下がっても、外気温度が
高い場合は直ぐに室温が上昇する。ところが、圧縮機
は、最低3分の停止期間があるために室温上昇に追従し
て動作しないうえ、この期間後にオン動作しても室温を
下げるまでには、外気温度に応じた相当の時間を要して
いた。よって、利用者は、高温となる室内で暫くの間、
我慢を強いられるという問題が残されていた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、設定温度に応じて変更される圧縮機の動作状態を
表示し、利用者が常に最適の室温に設定できる空気調和
機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、室温と設定
温度とにより圧縮機の運転を制御する空気調和機におい
て、前記設定温度を表示する表示手段と、前記圧縮機の
運転状態の表示指令信号を受けて、現在の室温情報から
前記圧縮機の運転が変更される設定温度を演算し、その
設定温度を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備
えたことを特徴としている。また、請求項2に記載の発
明は、前記表示指令信号が、リモコン送信機に設けた専
用キーの操作時に送出されることを特徴としている。ま
た、請求項3に記載の発明は、前記表示指令信号が、リ
モコン送信機に設けた温度設定キーの操作時に送出され
る温度設定情報であり、前記制御手段が、この温度設定
情報を現在の室温情報と比較して前記圧縮機の運転が変
更される設定温度であるか否かを前記表示手段に表示さ
せることを特徴としている。また、請求項4に記載の発
明は、前記制御手段が、前記温度設定情報を受けるとメ
モリに記憶し、所定時間待機した後、次に温度設定情報
が入力しなければ、前記メモリの温度設定情報を現在の
室温情報と比較することを特徴としている。また、請求
項5に記載の発明は、前記リモコン送信機に室温を検出
する温度センサが設けられ、前記制御手段が、この温度
センサからの室温情報を受けて前記圧縮機の運転が変更
される設定温度を演算し、かつ、その設定温度を前記表
示手段に表示させる制御を行うことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る空気調和機のリモコン送信機を示す電気的ブロック
線図である。この空気調和機は、一般家屋や事務所等に
設置される冷暖房用のエアコンであり、室外機と接続さ
れる室内機(空調機本体)11がリモコン1で制御され
る構成となっている。このリモコン1は、キー操作部
2、リモコン表示部3、送信部4、タイマ5、メモリ6
および制御部7等を備えている。キー操作部2は、図3
に示すように、電源入/切キー2a、運転切換キー2
b、温度設定用アップ・ダウンキー2c、タイマー設定
用キー2dおよび送信用キー2e等からなり、何れかの
キーを入力操作すると対応した指令信号が制御部10に
送出される。運転切換キー2bは、「自動」「除湿」
「冷房」「暖房」の運転切換、温度設定、「強」「中」
「弱」の風量設定、「入」「切」のタイマ設定といった
モードを選択するときに操作する。
【0008】アップ・ダウンキー2cは、温度設定時に
アップ側を操作したとき設定温度を1℃づつ上げ、ダウ
ン側を操作したとき設定温度を1℃づつ下げる信号を出
力する。また、送信用キー2eは、キー操作により他の
キーで入力した内容を決定するとともに、圧縮機16の
運転状態を本体表示部14に表示させる表示指令信号を
出力する。リモコン表示部3は、液晶表示装置であっ
て、図示省略したLCDコントローラの表示コントロー
ルにより時刻、運転モード、圧縮機16(コンプレッサ
ー:COMP)のON,OFF、風量の強弱(H,M,
L,LL)、設定温度T、室温およびタイマの「入」
「切」時間等を画面に表示する。ユーザーは、この表示
内容を見ながらタイマ動作および温度の基本設定を行え
るうえ、この温度設定時において、圧縮機16がオン・
オフ動作する変更時点を確認しつつ最適設定を行うこと
ができる。
【0009】送信部4は、制御部7からの出力信号を受
けて、発光器より赤外線信号を空調機本体11側に送信
する。なお、タイマ5は、エアコンの運転や停止に関す
る各種タイマ動作の設定に用いられる。また、メモリ6
は、制御部7を構成するRAMであり、温度設定時に入
力されるデータを記憶するために用いられる。制御部7
は、マイクロコンピュータであって、キー操作部2、リ
モコン表示部3および送信部4等と各機能に応じて一方
向あるいは双方向性に接続されている。この制御部7
は、キー操作部2の操作による温度設定信号や、送信用
キー2eの操作による表示指令信号を送信部4から空調
機本体11側に送出させる。
【0010】図2は、空気調和機の空調機本体を示す電
気的ブロック線図である。この空調機本体11は、受信
部12、室温センサ13、本体側表示部14、機器制御
部15、本体側タイマ18、本体側メモリ19および本
体側制御部20等を備えている。受信部12は、リモコ
ン1側からの赤外線信号を受信し、電気信号に変換して
本体制御部20側に送出する。室温センサ13は、空調
機本体11の設置された室内の温度を検出して、検出信
号を本体制御部20に送出する。本体側表示部14は、
図示省略したLCDコントローラの表示コントロールに
より、リモコン1からの送信信号や室温センサ13の検
出信号に基づいて、室温、設定温度および圧縮機16の
オン・オフ状態等を文字、数字、サイン等で画面に表示
させる。ユーザーは、この表示内容を見ながら温度設定
時において、圧縮機16がオン・オフ動作する変更時点
を確認しつつ最適設定を行うことができる。機器制御部
15は、リモコン1のキー操作に基づく本体制御部7の
制御に従って、圧縮機16や送風用のファンモータ17
等をオン・オフ動作させるとともに、設定内容に応じた
運転を維持する制御を行う。本体側タイマ18は、リモ
コン1から温度設定信号が送出されてきた後、次に、温
度設定信号が送出されてくるまでの所定の待機時間を計
測するために用いられる。また、本体側メモリ19は、
本体制御部20を構成するRAMであり、リモコン1か
ら送出されてくる温度設定データや演算結果のデータ等
を記憶する。
【0011】本体側制御部20も、マイコンであり、前
記受信部12、室温センサ13、本体側表示部14およ
び機器制御部15等と各機能に応じて一方向あるいは双
方向性に接続されている。この本体側制御部20は、リ
モコン1側から送出されてくる指令信号に応じて機器制
御部15を制御し、圧縮機16やファンモータ17をオ
ン・オフ動作させてエアコンを運転または停止させる。
また、設定内容に従って圧縮機16の圧縮能力調整やフ
ァンモータ17の「強」「中」「弱」切換運転等を実行
させる。さらに、表示指令信号を受けて、現在の室温デ
ータから圧縮機16の運転が変更される設定温度を演算
し、その設定温度を本体側表示部4に表示させる制御を
行う構成となっている。なお、この種のエアコンにおい
て、冷房時に圧縮機16をオン・オフ動作させる設定温
度は、室温よりも低く設定したときがオン、室温よりも
1℃高くした場合にオフさせるのが標準になっている。
また、暖房時に圧縮機16をオン・オフ動作させる設定
温度は、室温よりも高く設定したときがオン、室温より
も5℃低くしたときや19℃以下にした場合にオフさせ
るのが標準である。
【0012】次に、上記空気調和機における動作につい
て説明する。まず、冷房運転においては、ユーザーがリ
モコン1の運転切換キー2bを「冷房」にしてから電源
入/切キー2aを「入」操作し、温度設定用アップ・ダ
ウンキー2cの操作により、所望の温度を入力した後で
送信用キー2eを押圧操作する。これに伴って、リモコ
ン1からの送信信号が空調機本体11で受信されると、
本体側制御部20は本体側メモリ19に最初の設定温度
データを記憶するとともに、この設定温度に基づいて運
転を開始し室内を冷房する。この冷房中、ユーザーが現
在の室温を変えたい場合、送信用キー2eを操作する
と、制御部7から表示指令信号が出力され、空調機本体
11に送信される。本体側制御部20が、表示指令信号
を受けると、室温センサ13から出力される現在の室温
データと、本体側メモリ19に記憶されている設定温度
データとを比較演算し、圧縮機16の動作内容に応じて
オンまたはオフ状態を図4に示す本体側表示部14に表
示させる。
【0013】同図において、左側の数字は室温、右側の
Tは設定温度、COMPは圧縮機16を示している。ユ
ーザーは、この表示内容を見て圧縮機16の現在の動作
状態を知ることができ、室温を変更したいときは温度設
定用アップ・ダウンキー2cを操作して所望の温度を入
力する。例えば、室温が26.8℃で圧縮機16がオン
状態のときに、設定温度を25℃や24℃と低くすれ
ば、圧縮機16がオン動作を維持するので、本体側表示
部14には“COMP ON”が表示されている。ここ
で、ユーザーが室温をあまり下げたくない場合に、現在
の室温に近い温度を順次入力していったとき、本体側制
御部20は室温26.8℃よりも設定温度が1℃を超え
る28℃になった時点で、“COMP OFF”を表示
させる。ユーザーは、この表示内容を見て圧縮機16が
オフになる設定温度を知ることができ、この温度では冷
房運転が停止すると判断して再設定を行える。この際、
設定温度を27℃や26℃といった低い温度に設定する
と、本体側制御部20は圧縮機16を停止させることな
く連続運転を維持する。これにより、圧縮機16が一時
停止し3分後に再起動する断続運転が回避されるので、
室内の温度が急速に上がることなく適温に冷房される。
【0014】一方、暖房運転においては、例えば、室温
が24.2℃のときに、設定温度をそれ以上に高くして
いれば、圧縮機16がオン動作を維持し、本体側表示部
14には“COMP ON”が表示されている。ここ
で、ユーザーが室温をあまり上げたくない場合に、温度
設定用アップ・ダウンキー2cを操作して設定温度を順
次下げていったとき、本体側制御部20は室温24.2
℃よりも設定温度が5℃低い19℃になった時点で、図
5に示すように、“COMP OFF”を表示させる。
ユーザーは、この表示内容を見て圧縮機16がオフにな
る設定温度を知ることができ、この温度では暖房運転が
停止すると判断して再設定を行える。この際、設定温度
を21℃や22℃といった温度に設定すると、本体側制
御部20は圧縮機16を停止させることなく連続運転を
維持する。これにより、圧縮機16が一時停止し3分後
に再起動する断続運転が回避されるので、室内の温度が
急速に下がることなく適温に暖房される。
【0015】次に、上記リモコン1に送信用キー2eを
設けないタイプのエアコンについて説明する。この種の
リモコンでは、キー操作部2を含む各キーを入力操作す
ると、対応する信号が送信され、空調機本体11の本体
側制御部20に入力する構成となっている。本例におい
ては、この本体側制御部20が、冷暖房の運転中に温度
設定用アップ・ダウンキー2cの操作に伴う温度設定信
号を受けたとき、本体側メモリ19にその温度設定デー
タを記憶する。また、時間のカウントを開始し本体側タ
イマ18からの時間データを受けて所定時間待機した
後、次に温度設定信号が入力しなければ、本体側メモリ
19の設定温度データを現在の室温データと比較する演
算処理を行う。そして、前述のように、LCDコントロ
ーラに制御信号を送出し、室温と設定温度Tとの差で圧
縮機16がオンまたはオフになる各状態を本体側表示部
14に表示させる。これを見たユーザーが、温度設定用
アップ・ダウンキー2cの操作により、圧縮機16がオ
フ動作しない温度に再設定すると、圧縮機16が一時停
止し3分後に再起動する断続運転が回避されるので、室
内が適温に維持される。よって、ユーザーが、温度設定
を行うときにアップ・ダウンキー2cを不用意に操作し
て圧縮機16をオフ動作させる設定ミスの問題が防止さ
れる。
【0016】次に、上記リモコン1に室温センサを設け
るタイプのエアコンについて説明する。このリモコンで
は、室温センサ(図示省略)をリモコン1の本体に取り
付けて、その検出信号をリモコン1側の制御部7に送出
するようになっている。この制御部7は、室温センサか
らの室温検出信号を受けて前記圧縮機16の運転が変更
される設定温度を演算し、かつ、その設定温度を室温や
圧縮機16のオン・オフ状態とともに、リモコン1側の
表示部3に表示させる制御を行う構成となっている。こ
のエアコンは、冷房時においてユーザーがリモコン1の
運転切換キー2bを「冷房」にしてから電源入/切キー
2aを「入」操作し、温度設定用アップ・ダウンキー2
cの操作により所望の温度を入力して送信用キー2eを
操作すると、これらの指令信号が送信される。この送信
信号が空調機本体11で受信されると、本体側制御部2
0は設定温度に基づいて運転を開始し室内を冷房する。
【0017】この運転中、ユーザーが現在の室温を変え
たい場合、温度設定用アップ・ダウンキー2cを操作す
ると、リモコン1側の制御部7は温度設定信号をそのメ
モリ6に記憶する。また、メモリ6の設定温度データを
現在の室温データと比較する演算処理を行う。そして、
LCDコントローラに制御信号を送出し、室温と設定温
度Tとの差で圧縮機16がオンまたはオフになる状態を
リモコン1側の表示部3に表示させる。なお、この圧縮
機16がオン・オフ動作する変更条件は、冷暖房とも前
述と同様である。すなわち、冷房運転時においては、室
温よりも設定温度が1℃高くされたときに圧縮機16が
オフ動作する。例えば、室温が26.8℃で圧縮機16
がオン動作している場合、図6に示す表示部3には、現
在の室温、設定温度とともに“COMP ON”が表示
されている。この際、ユーザーが、温度設定用アップ・
ダウンキー2cを操作して設定温度を28℃にすると、
室温よりも1℃以上高くなるため、制御部7は圧縮機1
6のオフ変更を示す“COMP OFF”を表示部3に
表示させる。これを見たユーザーが、温度設定用アップ
・ダウンキー2cを操作し、圧縮機16がオフ動作しな
い温度に再設定してから送信用キー2eを操作すると、
本体側制御部20が設定温度に基づく運転を行う。よっ
て、圧縮機16が一時停止し3分後に再起動する断続運
転が回避されるので、室内が変更後の設定温度に冷房さ
れる。なお、上記の説明では、冷房時の温度設定につい
て説明したが、暖房時も圧縮機16がオン・オフ動作す
る変更条件に基づいて表示がなされる。よって、ユーザ
ーは、不測に圧縮機16をオフ動作させることなく温度
設定を行うことができ、室内を適温に維持し得るもので
ある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、圧縮機の運転状態の表示指令信号
を受けて、現在の室温情報から圧縮機の運転が変更され
る設定温度を演算し、その設定温度を表示手段に表示さ
せるから、温度設定の入力操作時に圧縮機がオフ動作す
る温度を知ることができ、圧縮機の保護のために予め定
められた室温と設定温度との差を超えた設定ミスとなっ
て、従来の如く不測に冷房中の室温が上昇したり、暖房
中の室温が低下してしまうといった不具合を回避できる
効果がある。また、請求項2に記載の発明は、表示指令
信号がリモコン送信機に設けた専用キーの操作時に送出
されることから、簡単なリモコン操作によって常時適温
の設定ができる利点がある。また、請求項3に記載の発
明は、リモコン送信機に設けた温度設定キーの操作時に
送出される温度設定情報を現在の室温情報と比較して圧
縮機の運転が変更される設定温度であるか否かを表示手
段に表示させるので、温度設定キーを操作しながら常時
適温の設定ができる利点がある。また、請求項4に記載
の発明は、温度設定情報を受けると所定時間待機した
後、次に温度設定情報が入力しなければ、メモリに記憶
した温度設定情報を現在の室温情報と比較するので、設
定温度の入力操作中に圧縮機のオフ動作を知った時点で
設定温度の変更を行うことにより、温度設定中に不測に
運転停止となる問題を防止することができる利点があ
る。また、請求項5に記載の発明は、リモコン送信機に
設けられた温度センサからの室温情報を受けて圧縮機の
運転が変更される設定温度を演算し、かつ、その設定温
度を表示手段に表示させるから、リモコン送信機による
温度設定の入力操作時に室温と設定温度との差を超えた
設定ミスとなって、不測に冷房中の室温が上昇したり、
暖房中の室温が低下してしまうといった不具合を回避で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機のリモコン送信機を示
す電気的ブロック線図である。
【図2】空気調和機の空調機本体を示す電気的ブロック
線図である。
【図3】リモコン送信機の表示部およびキー操作部を示
す外観図である。
【図4】冷房時における圧縮機の動作状態が表示された
空調機本体側の表示部を示す説明図である。
【図5】暖房時における圧縮機の動作状態が表示された
空調機本体側の表示部を示す説明図である。
【図6】冷房時における圧縮機の動作状態が表示された
リモコン側の表示部を示す説明図である。
【符号の説明】
14 表示手段 16 圧縮機 20 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温と設定温度とにより圧縮機の運転を
    制御する空気調和機において、 前記設定温度を表示する表示手段と、 前記圧縮機の運転状態の表示指令信号を受けて、現在の
    室温情報から前記圧縮機の運転が変更される設定温度を
    演算し、その設定温度を前記表示手段に表示させる制御
    手段と、を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記表示指令信号が、リモコン送信機に
    設けた専用キーの操作時に送出されることを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記表示指令信号が、リモコン送信機に
    設けた温度設定キーの操作時に送出される温度設定情報
    であり、前記制御手段が、この温度設定情報を現在の室
    温情報と比較して前記圧縮機の運転が変更される設定温
    度であるか否かを前記表示手段に表示させることを特徴
    とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記温度設定情報を受
    けるとメモリに記憶し、所定時間待機した後、次に温度
    設定情報が入力しなければ、前記メモリの温度設定情報
    を現在の室温情報と比較することを特徴とする請求項3
    に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記リモコン送信機に室温を検出する温
    度センサが設けられ、前記制御手段が、この温度センサ
    からの室温情報を受けて前記圧縮機の運転が変更される
    設定温度を演算し、かつ、その設定温度を前記表示手段
    に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1ない
    し3の何れかに記載の空気調和機。
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