JP2001153427A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2001153427A
JP2001153427A JP33691199A JP33691199A JP2001153427A JP 2001153427 A JP2001153427 A JP 2001153427A JP 33691199 A JP33691199 A JP 33691199A JP 33691199 A JP33691199 A JP 33691199A JP 2001153427 A JP2001153427 A JP 2001153427A
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JP
Japan
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louver
motor
blower
blade
air
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Pending
Application number
JP33691199A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Saito
芳美 斎藤
Yasuhiro Kayahara
也寿宏 茅原
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Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】羽根角度によって発生する送風ファンの騒音を
防止する。 【解決手段】空気調和機内に備えた送風ファンによって
吹出口から室内に送風し気流の方向を制御する羽根を前
記吹出口に設け、位相制御により多段階に回転を変更可
能な送風モータ18にて前記送風ファンを回転し、前記
羽根はルーバモータ17の駆動にて気流の方向を調節す
る空気調和機に於いて、操作部23等からの羽根位置設
定により前記ルーバモータ17の制御を行うルーバ制御
部31と、前記操作部23等からの風量設定により前記
送風モータ18への位相信号を発生し送風モータ18の
回転を制御する送風モータ制御部32を設け、前記ルー
バ制御部31からのルーバ位置信号により前記ルーバモ
ータ17を駆動して羽根を所定角度に位置させると共に
前記送風モータ18への位相信号を補正する回転補正手
段33を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はルーバモータによ
り吹出口の羽根を回動する空気調和機の制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の空気調和機では、吹出
口に設けた羽根の角度による送風抵抗の違いで羽根角度
変更時に室内送風ファンの回転数が変動して耳障りな騒
音が発生する事が有った。またこの騒音の発生を防止す
るために、送風モータにホール素子等の回転数を検知す
る手段を取り付けて送風ファンの回転数を検知して補正
する空気調和機が有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置を取り付ける事はホール素子等の部品価格だけ
でなくこれを機能させるための回路等にかなりのコスト
アップをまねく問題が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの点に着目
し上記欠点を解決する為、空気調和機内に備えた送風フ
ァンによって吹出口から室内に送風し気流の方向を制御
する羽根を前記吹出口に設け、位相制御により多段階に
回転を変更可能な送風モータにて前記送風ファンを回転
し、前記羽根はルーバモータの駆動にて気流の方向を調
節する空気調和機に於いて、操作部等からの羽根位置設
定により前記ルーバモータの制御を行うルーバ制御部
と、前記操作部等からの風量設定により前記送風モータ
への位相信号を発生し送風モータの回転を制御する送風
モータ制御部を設け、前記ルーバ制御部からのルーバ位
置信号により前記ルーバモータを駆動して羽根を所定角
度に位置させると共に前記送風モータへの位相信号を補
正する回転補正手段を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図2のブロック図の説明をすれ
ば、23はワイヤレスリモコン等の操作部で、空気調和
機の運転停止をする運転スイッチ24と暖房・冷房・送
風・自動運転等の運転モードの切換をするモードスイッ
チ25と前記送風ファン4の風量を設定する送風切換ス
イッチ26と前記羽根14の角度を変えるルーバスイッ
チ27と室温の設定を行う室温設定スイッチ28等を備
え、この操作部23の設定や運転信号をマイコン制御部
29に送信するものである。
【0006】30は前記熱交換器3の風上側に設けた室
温センサで、サーミスタセンサ等から成り現在室温を前
記マイコン制御部29に送信するものである。31は前
記マイコン制御部29内のルーバ制御部で、前記ルーバ
スイッチ27の操作を受けてルーバモータ17を回転し
羽根14の角度を変更するものである。32は同じくマ
イコン制御部29内の送風モータ制御部で、前記風量切
換スイッチ30の設定や自動運転時の温度設定と室温と
の温度差で送風モータ18の回転数を決定すると共にル
ーバ制御部31からの羽根14の現在角度の信号によっ
て回転数補正手段33にて送風モータ4を回転するため
の、ソリッドステートリレー34(以後SSRと記す)
への位相信号を補正する。
【0007】羽根14角度と送風モータ4回転数と回転
数補正手段33の動きを具体的に説明すれば、運転スイ
ッチ24を押圧し空気調和機の運転が始まる、室温設定
と現在室温との温度差によって強風・弱風・微風等の送
風量が決定される。また送風切換スイッチ26によって
送風量の切換がされれば特定の送風量で一定速運転をす
る。この時図4に示す基準回転数で運転するのだが、羽
根14の角度によって送風抵抗が変化し回転数も変化す
るので羽根14が吹出口13を開く方向の角度図3のa
・jでは送風抵抗が小さいために送風ファン4の回転数
がe・fに比べて小さくなる。
【0008】そこで、回転数補正手段33にてSSR3
4への位相信号を回転数の増える方向に、e・fの位置
を基準として図5で示すようにa・jまで約5%づつ増
加させ、e・f以外の羽根位置に於いても基準の回転数
を維持しながら運転することで、羽根14の角度の違い
による送風ファン4回転数の変動が原因で発生する耳障
りな騒音を防止する事ができるものである。
【0009】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、1はヒートポンプ式空気調和機の室内ユニット
で、室外ユニット(図示せず)と冷媒配管(図示せず)
及び連絡電線(図示せず)で接続され天井に近い壁面に
据え付けて使用される。2は本体ベースで、熱交換器3
や送風ファン4、前部ドレンパン5等の機能部品が取り
付けられるものである。
【0010】前記本体ベース2の上面には前面カバー6
の嵌合部7とこの前面カバー6から続く上吸込口8を備
え、この上吸込口8の後端部には本体ベース2より前方
に向かって突出したリブ9を設けている。前記リブ9は
本体ベース2の上部に適宜間隔をおいて複数、左右の側
部と中央の3カ所設けられ、エアーフィルタ10の先端
を案内する。
【0011】またリブ9は樹脂製の本体ベース2と一体
に形成され、前記フィルタ10着脱時にこの先端部が熱
交換器3や上吸込口8に引っかかり破損しないためのも
のである。前記フィルタ10は樹脂製の枠に同じく樹脂
製の網を溶着して形成され、吸込空気中のゴミを捕獲す
るものである。前記本体ベース2の中央やや上部には後
部ドレンパン11を、中央から下方にファンケース12
を一体に形成している。
【0012】前記熱交換器3は横長のフィンチューブ式
の熱交換器で、前面中央より上面にかけて効率を上げる
ために前記送風ファン4を囲むように4段階に屈曲し、
後ろ側は後部ドレンパン11から前方へ向かって斜め上
方向に逆V字形に位置し、これに続いて前方の中央やや
下部の前部ドレンパン5まで順次連なるものである。ま
た前記前部ドレンパン5は冷房運転時、前面側の前記熱
交換器3で発生した結露水を受けるもので左右に設けた
脚(図示せず)によって本体ベース2に取り付けられ
る。
【0013】また前部ドレンパン5の下方には吹出口1
3が設けられ、この吹出口13には上下方向の風向をコ
ントロールする羽根14と左右方向の風向をコントロー
ルする左右風向板15を設けている。前記羽根14は横
長扁平の樹脂板の左右と中央に回動軸16を設け、ルー
バーモータ17により羽根14の角度を変えることで吹
出風の上下方向を好みの方向に向けるもので、一般に冷
房運転時には水平方向に暖房運転時には下方に向けて運
転するものであるが、使用者の好みに応じて図3に示す
10通り、暖房時にはa〜eの角度で、冷房時にはf〜
jの角度で使用するものである。前記左右風向板15は
ファンケース12の下端に取り付けられ吹出風の左右方
向を手動により好みの方向に向けることができるもので
ある。
【0014】前記送風ファン4は本体ベース2のファン
ケース12の前方と前部ドレンパン5の背面との間に適
宜間隔を保って位置するもので、室内ユニット1の側部
に備えた送風モータ18によって駆動される。前記前面
カバー6は上面に本体ベース2の上吸込口8から続く格
子状の上吸込口19を備え、前面には吸込口パネル20
に設けた前吸込口21に対向して前記フィルタ10とこ
のフィルタ10がスライドするガイド22を設けてい
る。前記ガイド22は前吸込口21の内面の左右に沿っ
て設けられ前吸込口21の下端より上吸込口19底面の
熱交換器3上端近傍まで形成されている。
【0015】前記送風ファン4の運転により上吸込口8
・19、前吸込口21からフィルタ10、熱交換器3、
吹出口13の順に室内空気が通過し熱交換する事で室内
の空気の温度調節をするものである。
【0016】図2のブロック図の説明をすれば、23は
ワイヤレスリモコン等の操作部で、空気調和機の運転停
止をする運転スイッチ24と暖房・冷房・送風・自動運
転等の運転モードの切換をするモードスイッチ25と前
記送風ファン4の風量を設定する送風切換スイッチ26
と前記羽根14の角度を変えるルーバスイッチ27と室
温の設定を行う室温設定スイッチ28等を備え、この操
作部23の設定や運転信号をマイコン制御部29に送信
するものである。
【0017】30は前記熱交換器3の風上側に設けた室
温センサで、サーミスタセンサ等から成り現在室温を前
記マイコン制御部29に送信するものである。31は前
記マイコン制御部29内のルーバ制御部で、前記ルーバ
スイッチ27の操作を受けてルーバモータ17を回転し
羽根14の角度を変更するものである。
【0018】32は同じくマイコン制御部29内の送風
モータ制御部で、前記風量切換スイッチ30の設定や自
動運転時の温度設定と室温との温度差で送風モータ18
の回転数を決定すると共にルーバ制御部31からの羽根
14の現在角度の信号によって回転数補正手段33にて
送風モータ4を回転するための、ソリッドステートリレ
ー34(以後SSRと記す)への位相信号を補正する。
【0019】羽根14角度と送風モータ4回転数と回転
数補正手段33の動きを具体的に説明すれば、運転スイ
ッチ24を押圧し空気調和機の運転が始まる、室温設定
と現在室温との温度差によって強風・弱風・微風等の送
風量が決定される。また送風切換スイッチ26によって
送風量の切換がされれば特定の送風量で一定速運転をす
る。この時図4に示す回転数で運転するのだが、羽根1
4の角度によって送風抵抗が変化し回転数も変化するの
で羽根14が吹出口13を開く方向の角度図3のa・j
では送風抵抗が小さいために送風ファン4の回転数がe
・fに比べて小さくなる。
【0020】そこで、回転数補正手段33にてSSR3
4への位相信号を回転数の増える方向に、e・fの位置
を基準として図5で示すようにa・jまで約5%づつ増
加させ、e・f以外の羽根位置に於いても基準の回転数
を維持しながら運転することで、羽根14の角度の違い
による送風ファン4回転数の変動が原因で発生する耳障
りな騒音を防止する事ができるものである。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、吹出口
に設けた羽根の角度による送風抵抗の違いで室内送風フ
ァンの回転数が変動して耳障りな騒音が発生する事を、
ホール素子等の装置を特別設けなくとも解消することが
でき極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例側面の断面図。
【図2】同要部のブロック図。
【図3】同羽根角度の説明図。
【図4】同送風ファン基準回転数の説明図。
【図5】同回転数補正値の説明図。
【符号の説明】
4 送風ファン 17 ルーバモータ 18 送風モータ 31 ルーバ制御部 32 送風モータ制御部 33 回転数補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機内に備えた送風ファンによっ
    て吹出口から室内に送風し気流の方向を制御する羽根を
    前記吹出口に設け、位相制御により多段階に回転を変更
    可能な送風モータにて前記送風ファンを回転し、前記羽
    根はルーバモータの駆動にて気流の方向を調節する空気
    調和機に於いて、操作部等からの羽根位置設定により前
    記ルーバモータの制御を行うルーバ制御部と、前記操作
    部等からの風量設定により前記送風モータへの位相信号
    を発生し送風モータの回転を制御する送風モータ制御部
    を設け、前記ルーバ制御部からのルーバ位置信号により
    前記ルーバモータを駆動して羽根を所定角度に位置させ
    ると共に前記送風モータへの位相信号を補正する回転補
    正手段を設けた事特徴とする空気調和機の制御装置。
JP33691199A 1999-11-29 1999-11-29 空気調和機の制御装置 Pending JP2001153427A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379273B1 (ko) * 2000-10-13 2003-04-08 만도공조 주식회사 에어컨의 난방운전 중 과부하 제어방법
JP2008246286A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄機
US7674165B2 (en) 2006-02-10 2010-03-09 Qisda Corporation Electronic device and heat dissipation module thereof
CN105627501A (zh) * 2014-11-28 2016-06-01 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调导风装置的控制方法及系统
CN107388505A (zh) * 2017-08-07 2017-11-24 珠海格力电器股份有限公司 一种扫风角度控制方法及装置

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