JP2001152570A - 型枠材兼用断熱性パネル及び型枠材兼用断熱性パネルの製造方法並びに型枠材兼用断熱性パネルの施工方法 - Google Patents

型枠材兼用断熱性パネル及び型枠材兼用断熱性パネルの製造方法並びに型枠材兼用断熱性パネルの施工方法

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JP2001152570A
JP2001152570A JP33372099A JP33372099A JP2001152570A JP 2001152570 A JP2001152570 A JP 2001152570A JP 33372099 A JP33372099 A JP 33372099A JP 33372099 A JP33372099 A JP 33372099A JP 2001152570 A JP2001152570 A JP 2001152570A
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inorganic
panel
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combustible
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JP33372099A
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Shigeki Kanao
茂樹 金尾
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Kanaflex Corp Co Ltd
Original Assignee
Kanaflex Corp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着不良等がなく、しかも容易迅速に作製す
ることができる型枠材兼用断熱性壁パネルを提供する点
にある。 【解決手段】 少なくともコンクリート壁10の厚み方
向両端に位置する2枚の無機質板2,3を備え、それら
無機質板2,3の間に発泡性合成樹脂を充填して発泡硬
化させることにより、該2枚の無機質板2,3間に固着
一体化した断熱層4を形成し、この断熱層4の少なくと
も左右端部にパネルの無機質板表面が面一状になる状態
で複数のパネルを連結させるための段部15,16を備
えさせた型枠材兼用断熱性壁パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート壁構
造物を構築する際に、室内側に配設し、室外側に間隔を
隔てて配設した他の型枠との間にコンクリートを打設
し、養生硬化後のコンクリート壁の室内側に残して内装
材として利用できる型枠材兼用断熱性パネル及び型枠材
兼用断熱性パネルの製造方法並びに型枠材兼用断熱性パ
ネルの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記型枠材兼用断熱性パネルは、建築物
の省エネルギー化や工期の短縮等の目的のために近年多
数のものが提案されており、これら各パネルは、2枚の
板材の間に断熱材を接着剤にて貼り合わせて一体化した
ものが一般的であり、以下に述べる不都合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、2枚の板材を
断熱材の表裏両面に位置合わせしながら貼り合わせる作
業が手間のかかる煩わしい作業になるだけでなく、接着
剤が固まるまで断熱材と板材とが位置ずれすることがな
いようにそれらを所定姿勢の状態で保持しておかなけれ
ばならず、その保持のための特別な装置等が必要になっ
ていた。又、接着剤が接着面に満遍なく塗布されていな
い場合には、接着不良の原因になり、剥がれ等のトラブ
ル発生につながるものであった。
【0004】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようと
するところは、接着不良等がなく、しかも容易迅速に作
製することができる型枠材兼用断熱性パネルを提供する
点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、コンクリート壁構造物の室内側に配設し、
室外側に間隔を隔てて配設した他の型枠との間にコンク
リートを打設し、養生硬化後のコンクリート壁の室内側
に残す捨て型枠兼用パネルであって、少なくともコンク
リート壁の厚み方向両端に位置する2枚の無機質板を備
え、それら無機質板の間に発泡性合成樹脂を充填して発
泡硬化させることにより、該2枚の無機質板間に固着一
体化した断熱層を形成し、この断熱層の少なくとも左右
端部にパネルの無機質板表面が面一状になる状態で複数
のパネルを連結させるための段部を備えさせて、型枠材
兼用断熱性パネルを構成している。上記のように発泡性
合成樹脂を無機質板の間に充填して発泡させて断熱層を
形成する過程において、無機質板と断熱層とを発泡性合
成樹脂の接着力を利用して固着させ、それらを一体化さ
せるのである。又、この断熱層に複数のパネル同士を連
結させるための段部を備えさせることによって、例えば
板材に段部を備えさせる場合に、切断等の別の工程が必
要になることを不要にすることができるだけでなく、そ
の段部を容易に形成することができる利点がある。又、
例えば寸法誤差が発生した場合でも、段部を押さえ付け
て圧縮させるだけで前記寸法誤差を容易に吸収させるこ
とができる。本願発明の型枠材兼用断熱性パネルは、壁
用として用いる他、梁用やスラブ用あるいは柱用として
用いることができる。壁用として用いる場合に、パネル
の上端にも段部を備えさせておけば、梁用のパネルと容
易に連結することができる。前記梁用のパネル及びスラ
ブ用パネルに前記左右の段部の他、上下端部にも段部を
備えさせておくことになる。
【0006】前記2枚の無機質板のうちの室内側に位置
する無機質板を準不燃又は不燃ボードで構成することに
よって、コンクリートを2枚の無機質板間に打設する時
に発生する側圧によって準不燃又は不燃ボードが波を打
つ等の変形を起こすことがなく、コンクリート打設後に
準不燃又は不燃ボードの壁面を平らにする等の処理を行
うことを不要にし、壁紙やクロス等の化粧材を準不燃又
は不燃ボードの壁面に直接貼り付けることができる。前
記準不燃ボードとしては、木毛セメントボード、石膏ボ
ード等があり、又、不燃ボードとしては、コンクリー
ト、れんが、瓦、石綿スレート、鉄鋼、アルミニュー
ム、ガラス、モルタル、漆喰等があり、どのボードも、
2枚の無機質板間に打設する時に発生する側圧によって
準不燃又は不燃ボードが波を打つ等の変形を起こすこと
がないものである。
【0007】前記準不燃又は不燃ボードの外周縁部を前
記断熱層の一部にて被覆することによって、止水テープ
やパッキン等の特別なシール材を要することやこのシー
ル材を貼り付ける作業を不要にしながらも、準不燃又は
不燃ボードに水分が入り込むことを確実に阻止すること
ができる。
【0008】前記コンクリート壁側に位置する一方の無
機質板と前記断熱層との接合を高めるために該一方の無
機質板側から打ち込む釘の頭部を無機質板表面から突出
させた状態で備えさせ、コンクリートを打設したときに
突出した部分、つまり釘の頭部がコンクリートに埋まる
ことによって、アンカー効果を発生し、コンクリートと
の結合力が大きくなる。
【0009】前記コンクリート壁側に位置する一方の無
機質板の表面を凹凸状の表面部を有するエンボスフィル
ムにて覆い、他方の無機質板の表面をフラットフィルム
にて覆っている。上記のようにエンボスフィルムにて覆
うことによって、無機質板への水分の吸収を阻止するこ
とができながらも、エンボスフィルムの凹凸部がコンク
リートとの接触面積を増大させることができる。又、室
内側の無機質板の表面をフラットフィルムにて覆うこと
によって、無機質板への水分の吸収を阻止することがで
きながらも、シール壁紙やクロス等の化粧材を無機質板
の表面に貼り付けた後の化粧材の表面をフラットに維持
することができる。
【0010】前記無機質板間にそれらの間隔とほぼ同一
の外径を有する電線挿入用又は空調ダクト用の管を介在
させ、前記無機質板間に生じる隙間に発泡性合成樹脂を
充填して発泡硬化させることにより、該2枚の無機質板
間に断熱層を形成している。従って、電話線や電気線等
の電線挿入用の管又は空調ダクト用の管の配設を特別に
行うことなく、容易に行うことができ、又、別の電線挿
入用の管又は空調ダクト用の管を配設する場合に発生す
る配設スペースの確保を不要にすることができる。しか
も、これらの管を設けることによって、断熱性を更に高
めることができるだけでなく、パネルの厚み方向の強度
を更に高めることができる。
【0011】請求項1記載の型枠材兼用断熱性パネルの
製造方法であって、少なくともコンクリート壁の厚み方
向両端に位置する2枚の無機質板を金型内の上下に配置
し、それら上下に配置した無機質板の間に発泡性合成樹
脂を充填して発泡硬化させることにより、該2枚の無機
質板間に断熱層を固着一体化して、型枠材兼用断熱性パ
ネルを製造することができる。
【0012】前記下側に配置する他方の無機質板を準不
燃又は不燃ボードで構成することによって、重い重量で
保形性の高い準不燃又は不燃ボードによりパネル全体の
保形性を高めることができながらも、例えば充填前に上
側に配置した準不燃又は不燃ボードが自重で反るような
ことがない。
【0013】請求項1記載の型枠材兼用断熱性パネルを
コンクリート壁構造物の室内側に配設し、室外側にセパ
レータ等により間隔を隔てて他の型枠を配設し、これら
型枠材兼用断熱性パネル及び他の型枠を縦桟木や角鋼管
等からなる支保工により固定した後、前記型枠材兼用断
熱性パネルと他の型枠との間にコンクリートを打設し、
養生硬化後において前記支保工及び他の型枠を取り外し
て、前記型枠材兼用断熱性パネルを内装材として利用
し、型枠材兼用断熱性パネルの施工を行うのである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に、ほぼ長方形状の型枠材兼
用断熱性パネル1(以下パネルという)を示しており、
このパネル1は、2枚の無機質板2,3とこれら無機質
板2,3の間に位置する硬質ウレタン等でなる断熱層4
とを備えた3層構造になっているが、図8に示すように
4層構造にしてもよいし、又、5層以上に構成してもよ
い。図8では、前記一方の無機質板2それぞれで断熱層
4の表裏両面を覆い、この一方の無機質板2の表面に前
記他方の無機質板3を積層することによって、無機質板
3からの釘打ちを行うことができるのであるが、この構
成以外でもよい。又、図8に示す無機質板3の表面に
も、無機質板2を積層して5層構造としてもよい。
【0015】前記パネル1の大きさは、例えば長辺短辺
が1820mm×910mm(この910mmは無機質
板2,3の左右の幅寸法である)で、厚さが42.2m
mである。尚、前記一方の無機質板2の厚さが2.7m
m、他方の無機質板3の厚さが9.5mm、前記断熱層
4の厚さが30mmである。又、前記断熱層4の左右端
部それぞれに、上下方向全域に渡って(長辺に沿って)
後述の段部15,16が形成されており、一方の段部1
5は、前記無機質板2の左右方向一端部から他端側に2
0mmの左右幅寸法を有し、かつ、前記無機質板3の裏
面(断熱層4との接着面)から15mmの深さを有して
いる。又、前記他方の段部16は、前記無機質板3の左
右方向一端部から他端側に20mmの左右幅寸法を有
し、かつ、前記無機質板2の裏面(断熱層4との接着
面)から15mmの深さを有している。前記寸法に構成
することによって、後述のように無機質板2をベニア板
で無機質板3を石膏ボードにより構成したパネルの重量
が12.3kgになり、両無機質板2,3共にベニア板
により構成したパネルの重量が14.7kgになり、石
膏ボードにより構成したパネルが強度的にも優れている
ものでありながら、重量差を少なく抑えることができ、
取扱面において有利になるが、本発明は、前記寸法に限
定されるものではない。
【0016】図2に示すように、前記パネル1をコンク
リート壁構造物を形成する箇所の内側に配設し、外側に
セパレータ5を介して所定間隔を隔てて他の型枠6を配
設し、これらパネル1及び他の型枠6を複数の縦桟木
7、複数の角鋼管8、型枠締め付け金具であるフォーム
タイ21等からなる支保工により固定した後、パネル1
と他の型枠6との間にコンクリートを打設し、養生硬化
後において前記支保工及び他の型枠6を取り外して、図
3に示すようにパネル1をコンクリート壁10の内側に
残して内装材として利用することができるようにしてい
る。前記フォームタイ21を取り外すことによりパネル
1に形成される貫通孔は、図示していないゴム又はプラ
スチック等でなる詰め栓を差し込んで埋めることにな
る。
【0017】前記縦桟木7を、図20に示すように構成
してもよい。つまり、隣合うパネル1,1の連結部を支
持する縦桟木7を一側が開放された平面視ほぼコの字状
の桟木本体のパネル7併設方向両端にパネル7面を所定
間隔を置いて接当支持するためのフランジ部7A,7A
を備えた鋼管から構成して、コンクリートを打設時に連
結部に加わる流耐圧力を良好に受けることができるよう
にしている。尚、他の縦桟木7には、断面形状角形の鋼
管を用いることによって、コストアップを可及的に抑制
することができるようにしている。説明していない他の
構成は、前記部材と同一であるため、同一の符号を付す
と共に、説明を省略する。
【0018】又、前記縦桟木7の形状は、前記示した形
状に限定されるものではなく、例えば、図21(a),
(b),(c)に示すように構成してもよい。つまり、
図7(a)では、平面視角形の桟木本体7Bの両側に、
桟木本体7Bの4つの側面のうちの1側面と同一平面を
有し、かつ、背面に桟木本体7Bとの間の突っ張り材と
して機能する三角形状の突っ張り部を有する一対の平板
部7A,7Aを溶接固定している。又、図7(b)で
は、平面視角形の桟木本体7Bの両側に、桟木本体7B
の4つの側面のうちの1側面と同一平面を有する接当部
と、この接当部の一端から延出し、かつ、桟木本体7B
に固定するための取付板部とからなる平面視ほぼL字型
の部材をボルト等を用いて取り付けている。又、図7
(c)では、一側が開放された平面視ほぼコの字状の桟
木本体7Bに、それの開口部を閉塞する開口部よりも幅
広の板状の部材7Aを溶接固定している。
【0019】前記無機質板2,3としては、ベニア板、
MDF(中質繊維板)、硬質板紙、硬質性合成樹脂板、
石膏ボード、ロックウール板、石綿スレート板、石綿セ
メント珪酸カルシウム板等が使用可能であるが、例え
ば、コンクリート壁10側の無機質板2として、前記ベ
ニア板、MDF(中質繊維板)、硬質板紙、硬質性合成
樹脂板等の軽量な板を用いることによって、パネル1全
体の重量増大を抑制することができるようにしている。
そして、前記ベニア板、MDF(中質繊維板)、硬質板
紙のコンクリート側表面2Aを、凹凸状の表面部を有す
るエンボスフィルム(図示せず)にて覆っておくことに
よって、コンクリートが養生硬化するまでに出る水分が
無機質板2に染み込むことをエンボスフィルムによって
抑制することができながらも、フィルムの表面部の凹凸
によりコンクリートとの接触面積を増大させることがで
きるようにしている。尚、前記無機質板2の表面2Aに
フィルムを貼ることでコンクリートが養生硬化するまで
に出る水分が無機質板2に染み込むことを抑制できるの
であるが、無機質板2の外周面2B(図4参照)にもフ
ィルムを貼っておくことによって、コンクリートが養生
硬化するまでに出る水分が無機質板2に染み込むことを
より一層確実に回避することができるようにしてもよ
い。前記無機質板2に貼るフィルム面をコロナ放電処理
しておくことによって、接着力を高めることができる。
又、前記ベニア板、MDF(中質繊維板)、硬質板紙の
コンクリート側表面2Aに炭カル紙等を貼り付けておく
ことによって、コンクリートとの接着性能を向上させる
ようにしてもよい。前記炭カル紙は、炭酸カルシウム・
パルプ・ガラス混合抄紙(セルロース系パルプを主体と
した繊維状物と炭酸カルシウム等の無機粉体とを混合
し、抄紙にした無機質紙)である。
【0020】又、前記室内側に位置する無機質板3は、
準不燃材料や不燃材料である前記石膏ボード、ロックウ
ール板、石綿スレート板、石綿セメント、珪酸カルシウ
ム板等を用いることによって、前記コンクリート壁10
側の無機質板2よりも強度的に優れたものにすることが
でき、パネル1全体の強度を高めることができるだけで
なく、前記構成の無機質板3の平らな表面3Aに化粧仕
上げとして壁紙やクロスを貼ったり、表面3Aを直接塗
装仕上げすることができる。前記準不燃材料としては、
前記したものの他、例えば石膏ボード等の2枚の耐火材
間に芯材層としての発泡層や合成樹脂層等を介在させた
複合板であってもよい。又、前記無機質板3の表面3A
に、ストレートフィルム(図示せず)を貼り付けておく
ことによって、配設されたパネル1同士の隙間等から浸
入してくる水分等を表面のフィルムにて遮断することが
できるだけでなく、フィルム表面に出てくるのろを簡単
に拭き取ることができるようにしている。前記無機質板
3の表面3Aだけでなく、無機質板3の外周面3B(図
4参照)の他、断熱層4の外周面4A(図4参照)にま
で延出されたフィルムにより無機質板3への水分の浸入
を完全に阻止することができるようにしてもよい。前記
無機質板3に貼るフィルム面を前記同様にコロナ放電処
理しておくことによって、接着力を高めることができ
る。
【0021】図11に示すように、パネル1の左右端部
の段部15,16に止水用のパッキンF1,F2(厚み
の薄いフィルム状のものでもよい)を貼り付けて実施す
ることもできる。つまり、左端部のパッキンF1により
室内側の無機質板3の外周面3B及び断熱層4の無機質
板3側外周面4Aのシール処理を行うと共に、前記無機
質板3と断熱層4の接合部のシール処理を行うようにし
ている。又、右端部のパッキンF2によりコンクリート
壁10側の無機質板2の外周面2B及び断熱層4の無機
質板2側外周面4Aのシール処理を行うと共に、前記無
機質板2と断熱層4の接合部のシール処理を行うように
している。前記のようにパネル1の左右両端部にパッキ
ンF1,F2を備えさせることによって、パネル1の寸
法誤差等によりパネル1,1間の連結部に隙間が発生す
ることをパッキンF1,F2にて吸収することができ
る。
【0022】図9に示すように、前記無機質板3の外周
面を前記断熱層4の一部4aで覆うようにすれば、フィ
ルムを不要にすることができるだけでなく、フィルムを
貼る作業を不要にすることができる利点がある。
【0023】前記断熱層4は、図5に示すように、金型
11内の上下に配置された前記無機質板2,3の間に発
泡性合成樹脂を充填して発泡硬化させて形成するもので
あり、この発泡硬化させることにより、前記2枚の無機
質板2,3間に断熱層4を固着一体化してパネル1を構
成することができるようにしている。前記金型11は、
底板部12と、この底板部12の上方に載置固定される
長方形状の枠部13と、この枠部13の上方の開口を閉
じるための蓋部14とからなり、底板部12の上面に重
量の重い一方の無機質板3を載置させ、次に重量の軽い
他方の無機質板2を枠部13の上端に図示していない維
持手段により位置保持させた後、金型11の特定箇所に
備えさせている注入口(図示せず)を介して金型11内
に位置させた上下の無機質板2,3間に形成される空間
内に発泡性合成樹脂を充填するのである。
【0024】前記断熱層4を構成する発泡性合成樹脂と
しては、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォー
ム、硬質ポリウレタンフォーム、軟質ポリウレタンフォ
ーム、硬質塩化ビニルフォーム、ユリアフォーム、フェ
ノールフォーム、アクリルフォーム、酢酸セルロースフ
ォーム、その他のプラスチックフォーム等があるが、こ
れらに限定されるものではない。又、前記断熱層4の左
右端部には、その断熱層4を備えるパネル1の無機質板
3の表面3Aと左右方向で併設されるパネル1の無機質
板3の表面3Aとが面一状になる状態で重ね合わせるた
めの連結用段部15,16を備えさせてあり、例え寸法
誤差が発生した場合でも、断熱層4を構成する段部1
5,16を圧縮させることにより左右方向で隣接するパ
ネル1,1同士の表面3A,3Aを面一状にすることが
できるようにしている。前記段部15,16を左右端部
に備えさせたが、上下端部に備えさせてもよい。又、段
部15,16の形状を、図に示すように室内側に凹部が
形成された段部15とコンクリート側に凹部が形成され
た段部16とから構成することによって、1種類のパネ
ル1を設けるだけで済ませることができる利点がある
が、複数種類のパネルを設けて実施することもできる。
【0025】図6に示すように、無機質板2,3間にそ
れらの間隔とほぼ同一の外径を有する複数の電線挿入用
又は空調ダクト用の管17を介在させてパネル1の側圧
に対する強度アップを図って実施してもよい。このよう
なパネル1を製造する場合には、前記無機質板2,3間
に生じる隙間に発泡性合成樹脂を充填して発泡硬化させ
ることにより、該2枚の無機質板2,3間に断熱層4を
形成している。前記管17は、環状の凸部と凹部とを交
互に備えるものに構成しているが、螺旋状の凸部と凹部
とを交互に備えるものに構成したり、ストレートな管か
ら構成してもよく、管17としての具体的構成は、図に
示されるものに限定されるものではない。又、前記管1
7の本数は、1本又は2本あるいは4本以上でもよい。
又、前記管17をパネル1に縦(上下)姿勢で配設する
他、横(水平)姿勢で配設してもよく、管17の姿勢は
どのような姿勢でもよい。又、前記パネル1にコンセン
トボックスを備えさせて実施してもよい。
【0026】前記管17の上端に図7に示すように、管
継手18を備えさせておけば、他の管19との接続を容
易に行うことができる利点がある。図7の管継手18に
他の管19を挿入するだけで接続が完了するようになっ
ているが、ねじ込み式等の他の形式の継手であってもよ
い。尚、図7では、前記管17の外径寸法が無機質板
2,3間の間隔よりも小さいものに構成しているが、前
記無機質板2,3の内面に管17の外面が接当するよう
に(無機質板2,3間の間隔と同一の)管17の外径寸
法を構成した方が、パネルの強度を向上させることがで
きる。
【0027】図10に示すように、コンクリート壁側に
位置する一方の無機質板2と前記断熱層4との接合を高
めるために該一方の無機質板2側から釘20を打ち込ん
でおいてもよい。この場合、釘20の頭部20Aを無機
質板2表面2Aから突出させた状態で備えさせ、コンク
リートを打設したときに突出した部分、つまり釘の頭部
20Aがコンクリート壁10に埋まることによって、ア
ンカー効果を発生し、コンクリートとの結合力を大きく
することができる。前記釘20は、ねじ釘でもよい。
【0028】前記パネル1を、図12に示すように構成
してもよい。つまり、断熱層4の上端部にも段部22を
形成することによって、図15に示すように、その段部
22と梁用のパネル23の段部とを合わせることによっ
て両者を容易に連結することができるようにしている。
又、前記パネル1の左右両端部それぞれに、左右幅の異
なる2種類の止水用パッキン(厚みの薄いフィルム状の
ものでもよい)P1,P2を貼り付けると共に、前記パ
ネル1の上端部に前記パッキンP1,P2と左右幅がそ
れぞれ同一でかつ長さが短い2種類の止水用パッキン
(厚みの薄いフィルム状のものでもよい)P3,P4を
貼り付けて、パネル1の連結部におけるシール処理を行
うようにしている。前記左右幅の広いパッキンP2,P
4は、図12〜図14に示すように中間部を折り曲げる
ことによって、2つの面をシールすることになる。尚、
他の構成は、前述したものと同一であるため、同一の符
号を付すと共に、説明を省略する。
【0029】前記梁用のパネル23及びスラブ用のパネ
ル24を図16(a),(b)に示している。尚、両パ
ネル23,24は、寸法が異なるだけで形状がいずれも
同一である。前記壁用のパネル1と異なる点は、下端部
に段部25を形成している点以外は同一であるため、同
一の部分には同一符号を付すと共に説明を省略する。そ
して、異なる下端部の段部25には、図示していない
が、前記同様に上端部に貼り付けた2種類の止水用パッ
キン(厚みの薄いフィルム状のものでもよい)P3,P
4を貼り付けて、全部で8枚のパッキンにより各パネル
23又は24の4つの端面のシール処理を行うようにし
ている。尚、図15では、壁用のパネル1と梁用のパネ
ル23の連結部では、壁用のパネル1に備えさせたパッ
キンP3,P4によりシール処理を行い、下側に位置す
る水平姿勢の梁用のパネル23と上側に位置する垂直姿
勢の梁用のパネル23の連結部では、下側に位置する梁
用のパネル23に備えさせたパッキンP3,P4により
シール処理を行い、上側に位置する垂直姿勢の梁用のパ
ネル23とスラブ用のパネル24の連結部では、梁用の
パネル23に備えさせたパッキンP3,P4によりシー
ル処理を行うようにしている。
【0030】前記パネル1を、図17又は図18に示す
ように構成してもよい。つまり、断熱層4に形成する段
部を、図19にも示すようにほぼ台形状に突出する段部
15とこの段部15に係合する逆台形状に凹んだ段部1
6とから構成している。図17では、前記一方の段部1
6をパネル1の上端と横一側端とに形成し、他方の段部
15をパネル1の横一側端に形成している。又、図18
では、前記一方の段部16をパネル1の横一側端に形成
し、他方の段部15をパネル1の横一側端と下端とに形
成している。そして、図19に段部15,16同士を係
合させた状態を示している。他の構成は、前述したもの
と同一であるため、同一符号を付すと共に、説明を省略
する。
【0031】
【発明の効果】請求項1によれば、発泡性合成樹脂を無
機質板の間に充填して発泡させて断熱層を形成する過程
において、無機質板と断熱層とを発泡性合成樹脂の接着
力を利用して固着させ、それらを一体化することがで
き、従来のように接着剤を使用してそれらを一体化する
場合に発生する接着不良などがないだけでなく、接着作
業の不要化によりパネルを容易迅速に作製することがで
きる。又、前記断熱層に複数のパネルを連結させるため
の段部を備えさせることによって、例えば板材に段部を
備えさせるための切断等の別の工程を不要にしながら
も、段部を容易に形成することができる。又、例えば寸
法誤差が発生した場合でも、その寸法誤差を段部を押さ
え付けて圧縮させるだけで容易に吸収させることができ
るから、製造面及び施工面において有利なパネルとする
ことができる。
【0032】請求項2によれば、室内側に位置する無機
質板を準不燃又は不燃ボードで構成することによって、
コンクリートを2枚の無機質板間に打設する時に発生す
る側圧によって準不燃又は不燃ボードが波を打つ等の変
形を起こすことがなく、コンクリート打設後に準不燃又
は不燃ボードの壁面を平らにする等の処理を行うことな
く、壁紙やクロス等の化粧材を準不燃又は不燃ボードの
壁面に直接貼り付けることができ、施工作業工程の簡略
化を図ることによる工期の短縮化を図ることができる。
【0033】請求項3によれば、準不燃又は不燃ボード
の外周縁部を断熱層の一部にて被覆することによって、
止水テープやパッキン等の特別なシール材を要すること
やこのシール材を貼り付ける作業を不要にしながらも、
準不燃又は不燃ボードに水分が入り込むことを確実に阻
止することができ、作業面及び耐久面のいずれにおいて
も優れたパネルとすることができる。
【0034】請求項4によれば、コンクリート壁側に位
置する一方の無機質板と断熱層との接合を高めるために
一方の無機質板側から打ち込む釘の頭部を無機質板表面
から突出させた状態で備えさせ、コンクリートを打設し
たときに突出した部分、つまり釘の頭部がコンクリート
に埋まることによって、アンカー効果を発生し、コンク
リートとの結合力を大きくすることができ、剥がれ等の
トラブル発生の少ないものにすることができる。
【0035】請求項5によれば、コンクリート壁側に位
置する一方の無機質板の表面をエンボスフィルムにて覆
うことによって、無機質板への水分の吸収を阻止するこ
とができながらも、コンクリートとの接触面積を増大さ
せることができる。又、室内側の無機質板の表面をフラ
ットフィルムにて覆うことによって、無機質板への水分
の吸収を阻止することができながらも、シール壁紙やク
ロス等の化粧材を無機質板の表面に貼り付けた後の化粧
材の表面をフラットに維持することができる。
【0036】請求項6によれば、無機質板間にそれらの
間隔とほぼ同一の外径を有する電線挿入用又は空調ダク
ト用の管を介在させることによって、電話線や電気線等
の電線挿入用の管又は空調ダクト用の管の配設を特別に
行うことなく、容易に行うことができ、又、別の電線挿
入用の管又は空調ダクト用の管を配設する場合に発生す
る配設スペースの確保を不要にすることができる。しか
も、これらの管を設けることによって、断熱性を更に高
めることができるだけでなく、パネルの厚み方向の強度
を更に高めることができる。
【0037】請求項8によれば、下側に配置する他方の
無機質板を準不燃又は不燃ボードで構成することによっ
て、重い重量で保形性の高い準不燃又は不燃ボードによ
りパネル全体の保形性を高めることができながらも、例
えば充填前に上側に配置した準不燃又は不燃ボードが自
重で反るようなことがなく、表面処理を行うことなく、
壁紙やクロス等を貼ることができ、施工工程の削減化に
よる工期の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルの斜視図である。
【図2】支保工にて型枠を支持した後、コンクリートを
流し込み養生硬化させた状態を示す縦断面図である。
【図3】支保工及び一方の型枠を取り外した状態を示す
縦断面図である。
【図4】2つのパネルを左右方向で連結する直前の状態
を示す横断平面図である。
【図5】金型にてパネルを製造した状態を示す縦断面図
である。
【図6】別形態のパネルの斜視図である。
【図7】図6のパネルに備えた管の上端部に管継手を備
えさせた別の形態を示す縦断面図である。
【図8】別形態のパネルを示す横断平面図である。
【図9】別形態のパネルを示す横断平面図である。
【図10】アンカー用の釘を備えさせたパネルの横断平
面図である。
【図11】2つのパネルの左右端部にパッキンを取り付
けた別の構成を示す横断平面図であり、それら2つのパ
ネルを左右方向で連結する直前の状態を示している。
【図12】別形態のパネルを示す斜視図である。
【図13】図12に示すパネルの上端部の縦断面図であ
る。
【図14】図12に示すパネルの一部切欠き横断平面図
である。
【図15】壁用パネル、梁用パネル、スラブ用パネルを
連結した状態を示す縦断面図である。
【図16】梁用パネル及びスラブ用パネルを示し、
(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図17】別形態のパネルを示す斜視図である。
【図18】別形態のパネルを示す斜視図である。
【図19】図17又は図18で示したパネルを連結した
状態を示す断面図である。
【図20】別の形状の縦桟木を有する支保工にて型枠を
支持した後、コンクリートを流し込み養生硬化させた状
態を示す横断平面図である。
【図21】(a),(b),(c)は、別の縦桟木の形
状を示す平面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 無機質板 2A 表面 2B 外周面 3 無機質板 3A 表面 3B 外周面 4 断熱層 4A 外周面 4a 一部 5 セパレータ 6 型枠 7 縦桟木 7A フランジ部、平板部、部材 7B 桟木本体 8 角鋼管 10 コンクリート壁 11 金型 12 底板部 13 枠部 14 蓋部 15,16 段部 17 管 18 管継手 19 管 20 釘 20A 頭部 21フォームタイ 22,25 段部 23,24 パネル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート壁構造物の室内側に配設
    し、室外側に間隔を隔てて配設した他の型枠との間にコ
    ンクリートを打設し、養生硬化後のコンクリート壁の室
    内側に残す捨て型枠兼用パネルであって、少なくともコ
    ンクリート壁の厚み方向両端に位置する2枚の無機質板
    を備え、それら無機質板の間に発泡性合成樹脂を充填し
    て発泡硬化させることにより、該2枚の無機質板間に固
    着一体化した断熱層を形成し、この断熱層の少なくとも
    左右端部にパネルの無機質板表面が面一状になる状態で
    複数のパネルを連結させるための段部を備えさせたこと
    を特徴とする型枠材兼用断熱性パネル。
  2. 【請求項2】 前記2枚の無機質板のうちの室内側に位
    置する無機質板が準不燃又は不燃ボードである請求項1
    記載の型枠材兼用断熱性パネル。
  3. 【請求項3】 前記準不燃又は不燃ボードの外周縁部を
    前記断熱層の一部にて被覆してなる請求項2記載の型枠
    材兼用断熱性パネル。
  4. 【請求項4】 前記コンクリート壁側に位置する一方の
    無機質板と前記断熱層との接合を高めるために該一方の
    無機質板側から打ち込む釘の頭部を無機質板表面から突
    出させた状態で備えさせてなる請求項1記載の型枠材兼
    用断熱性パネル。
  5. 【請求項5】 前記コンクリート壁側に位置する一方の
    無機質板の表面を凹凸状の表面部を有するエンボスフィ
    ルムにて覆い、他方の無機質板の表面をフラットフィル
    ムにて覆ってなる請求項1記載の型枠材兼用断熱性パネ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記無機質板間にそれらの間隔とほぼ同
    一の外径を有する電線挿入用又は空調ダクト用の管を介
    在させ、前記無機質板間に生じる隙間に発泡性合成樹脂
    を充填して発泡硬化させることにより、該2枚の無機質
    板間に断熱層を形成してなる請求項1記載の型枠材兼用
    断熱性パネル。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の型枠材兼用断熱性パネル
    の製造方法であって、少なくともコンクリート壁の厚み
    方向両端に位置する2枚の無機質板を金型内の上下に配
    置し、それら上下に配置した無機質板の間に発泡性合成
    樹脂を充填して発泡硬化させることにより、該2枚の無
    機質板間に断熱層を固着一体化したことを特徴とする型
    枠材兼用断熱性パネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記下側に配置する他方の無機質板が準
    不燃又は不燃ボードである請求項7記載の型枠材兼用断
    熱性パネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の型枠材兼用断熱性パネル
    をコンクリート壁構造物の室内側に配設し、室外側にセ
    パレータ等により間隔を隔てて他の型枠を配設し、これ
    ら型枠材兼用断熱性パネル及び他の型枠を縦桟木や角鋼
    管等からなる支保工により固定した後、前記型枠材兼用
    断熱性パネルと他の型枠との間にコンクリートを打設
    し、養生硬化後において前記支保工及び他の型枠を取り
    外して、前記型枠材兼用断熱性パネルを内装材として利
    用することを特徴とする型枠材兼用断熱性パネルの施工
    方法。
JP33372099A 1999-11-25 1999-11-25 型枠材兼用断熱性パネル及び型枠材兼用断熱性パネルの製造方法並びに型枠材兼用断熱性パネルの施工方法 Pending JP2001152570A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100753108B1 (ko) * 2006-04-05 2007-08-29 김승화 거푸집 겸용 마감재
CN103711212A (zh) * 2013-12-09 2014-04-09 辽宁盖亚科技开发有限责任公司 保温板、应用及其制备方法

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